「Na Batucada Da Vida」 邦題「人生のバトゥカーダ」。「Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)」の作者としてお馴染みのAry Barroso作品。このサンバ・カンサォンをElisは愁いを帯びつつも力強く歌い上げます。この1曲だけでElisの"歌力"に引き込まれます。 http://www.youtube.com/watch?v=I52y6UmZYW0
「O Mestre Sala Dos Mares」 Joao Bosco作品の1曲目。軽快な序盤から徐々にエモーションが高まるミディアム・サンバに仕上がっています。オリジナルはJoaoの2ndアルバム『Caca A Raposa』(1975年)に収録されています。 http://www.youtube.com/watch?v=n6-i_XQsxCE
「Amor Ate O Fim」 Gilberto Gil作品の1曲目。軽快なジャジー・サンバに仕上がっています。Cesar Camargo Marianoによる小粋なアレンジもグッド!
「Dois Pra La, Dois Pra Ca」 Joao Bosco作品の2曲目。哀愁モードのムーディなボレロが表現豊かなElisの歌と良く似合います。オリジナルはJoaoの2ndアルバム『Caca A Raposa』(1975年)に収録されています。 http://www.youtube.com/watch?v=-JV1u0txHz0
「Music Is A Princess」 オススメその2。僕にとってのベスト・トラックはコレ。これぞPrefab Sprout、これぞPaddy McAloonという青春モードのメロディ・ライン&ヴォーカルを最初に聴いた時は胸が高鳴りましたね!ここからエンジン全開です。 http://www.youtube.com/watch?v=KYN1E8MAkWw
一応、Hip-Hopアルバムですが歌心のある"歌モノHip-Hop"といった内容になっています。その意味でNJS(New Jack Swing)あたりがお好きなR&Bリスナーも楽しめる作品です。
本作からは「I'll Be There for You」、「House the Dog Built」 の2曲がシングルになっていますが、特にNJSチューン「I'll Be There for You」がサイコーです。また、「House the Dog Built」では、かのNile Rodgersがプロダクションに加わっています。
「I'll Be There for You」 本作のハイライト。1991年の僕のウォークマン・ヘビロテBest10に入っていたと思います。NJS好きには相当グッとくる歌モノHip-Hopです。本作の良さを知ってもらうために、まずはYouTubeで本曲をぜひ聴いてみてください! http://www.youtube.com/watch?v=ma9R-YyT3Us
「Livin' in the Life」 タイトルの通り、Isley Brothers「Livin' in the Life」(アルバム『Go For Your Guns』収録)ネタです。サンプリングというよりも本物カラオケ状態ですが(笑)。その意味では「Livin' in the Life」のリミックスという感じですね。Isleys好きの僕は当然お気に入りです。
アルバムの内容は大きく2つに分かれます。 オリジナルLPのA面はコーラス隊(Jack Mannoが率いるNew York Group Singers' Big Band)をフィーチャーし、ジャズ、ゴスペル、ソウルが入り交じったヴォーカル作品が並びます。それに対してB面はブラジル音楽/ボサノヴァで占められます。
「Stella By Starlight」 オープニングは有名なスタンダード「星影のステラ」です(Ned Washington/Victor Young作品)。エレガントかつ軽やかな男女コーラスがいいですね。Pearsonも小粋なピアノを聴かせてくれます。A面ではコレが一番好きです。
「Clara」 有名なGershwin作品であるオペラ『Porgy and Bess』の「Clara, Clara, Don't You Be Downhearte」です。ここではAndy Beyが味わい深いヴォーカルを聴かせてくれます。荘厳の雰囲気がいいですね。ここではPearsonのフリューゲルホーンを聴くことができます。
「Give Me Your Love」 Duke Pearsonのオリジナルです。Andy BeyとNew York Group Singers' Big Bandの素晴らしいヴォーカルを堪能できるゴスペル・モードの仕上がりです。
「Cristo Redentor」 Duke Pearsonのオリジナルです。New York Group Singers' Big Bandのコーラスワークを堪能しましょう。思わずお祈りしたくなるような荘厳さがあります。Pearsonがピアノではなくエレピを弾いているのが面白いですね。
「Little Song」 Jack Manno作品。少し重たい感じが3曲続いたので、軽快なコーラスの本曲が際立ちますね。
ここまでがオリジナルLPのA面です。
「How Insensitive」 後半は「Insensatez」のタイトルでも知られているVinicius DeMoraes/Antonio Carlos Jobim作品で幕を開けます。当ブログでは以前にTriste Janeroのカヴァーを紹介しました。ここでは繊細なPearsonのピアノ・ソロで聴かせてくれます。
「Sandalia Dela」 本作のキラー・チューンと言えば、ブラジリアン・フレイヴァー全開の本曲で決まりです。Flora Purimの涼しげなヴォーカルが実にいいですね。ブラジル音楽好きは間違いなく気に入る定番曲です。Fantastic Plastic Machine「Bossa For Duke」で大々的に使われていますね(笑)
僕の所有するCD(国内盤)に本曲の作者がJack Manno/Duke Pearsonと記載されていますが、これって間違いですよね!本曲はLuiz Claudio作「Deixa a Nega Gingar」の別タイトルだと思います。「Deixa a Nega Gingar」は以前にClara Morenoのカヴァーを紹介していますし、Elza Soares、Orlandivo、Regininha、Wanda Sa等もカヴァーしています。
「My Love Waits (O Meu Amor Espera) 」 この曲は正真正銘Jack Manno/Duke Pearson作品です。本曲のみA面と同じメンバーがバックを務めています。以前に紹介した『The Right Touch』の中でも演奏していたので、聴き比べてみるのも楽しいのでは?本作ではNew York Group Singers' Big Bandによるサウダージ・モードの男女コーラスがグッときます。
「Tears(Razao De Viva)」 Eumir Deodato作。ロマンティックという点ではアルバム随一なのでは?Flora Purimが大人のヴォーカルを聴かせてくれます。吐息まで聞こえてきそうです(笑)
「Lamento」 ラストはVinicius DeMoraes/Antonio Carlos Jobim作品。「Sandalia Dela」と並ぶハイライト。個人的には一番好きですね。大人のボッサ・チューンって雰囲気がFlora Purimのヴォーカルとマッチしていると思います。
「A Smile in a Whisper」 このオープニングを聴けば、彼らの音楽のピュアな魅力が伝わってきますね。歌・メロディ・サウンド全てに魅了され、少しだけセンチメンタルな気分になってしまいます。特にグロッケンシュピール(鉄琴の一種)の音色にグッときてしまいます。 http://www.youtube.com/watch?v=Ye4Kp7xDc3M
前回紹介した『Uncle Jam Wants You』(1979年)の頃は、FunkadelicとParliamentの違いが殆ど無くなっていますが、本作『Maggot Brain』はギター中心のブラック・ロック的アプローチが特徴的であり、Funkadelicらしさを堪能できる1枚になっています。その意味では、ソウル/ファンク好き以上にロック・ファンの支持が高いのかもしれませんね。
「You and Your Folks, Me and My Folks」 「Super Stupid」、「Wars of Armageddon」と並ぶ僕のお気に入り。ダーク&へヴィなグルーヴがグッとくるファンク・チューン。Billy Bass Nelsonのヴォーカルと女性コーラスとの絡みもグッド! http://www.youtube.com/watch?v=vl1-yfL_SKg
Insane Poetry「Manic Depressive」、Chris Rock「Your Mother Got A Big Head」、Havoc & Prodeje「Poot Butt Gangsta」等で使われている人気サンプリング・ソースでもあります。
「Wars of Armageddon」 僕の中ではコレが本作のハイライト。まさにハルマゲドン状態の混沌としたファンク・チューンにアドレナリンが出まくります。軽くスカっぽいテイストが入っているのも面白いですね。本曲を聴いて真っ先に連想したのは、当ブログでも紹介した『Agharta』、『Pangaea』といったエレクトリック・マイルス作品ですね。呪術的で危険な香りのするダーク&へヴィな雰囲気は両者に共通すると思います。 http://www.youtube.com/watch?v=ddgAnzKdB4Y
最近のCDにはボーナス・トラックとして「Whole Lot of BS」、「I Miss My Baby」、「Maggot Brain(Alternative Mix)」が追加収録されているようです。
「Hope She'll Be Happier」 Bill Withersのカヴァー(アルバム『Just as I Am』収録)。Leroy Osbourneをフィーチャー。長年のSadeへの貢献のお返しとして彼にスポットライトを当てたのかもしれませんね。それに応えてLeroyも素晴らしいヴォーカルを聴かせてくれます。どこか寂しげな雰囲気が実にいいですね。 http://www.youtube.com/watch?v=3houeC5WBFI
「Armenia City in the Sky」 ♪Monday...Tuesday...Wednesday...♪とのジングルでRadio Londonがスタートします。そして、オープニングは本作唯一のメンバー以外の作品「Armenia City in the Sky」です。作者はPeteの友人であり、Thunderclap Newmanを率いたJohn "Speedy" Keen。ファズ・ギターとホーンが入ったサイケな雰囲気はBeatles『Revolver』あたりと一緒に聴きたくなりますね。「I Can See for Miles」と並んで印象深い曲ですね。曲終了と同時に再びRadio Londonのジングルが聴こえてきます。 http://www.youtube.com/watch?v=wiUUoEzHRqg
John "Speedy" KeenのThunderclap Newmanと言えば、Peteがプロデュース、Keen作の「Something in the Air」が1969年にUKシングル・チャートNo.1になっています。Labelle、Eurythmics、The Lightning Seeds、Tom Petty等もカヴァーしている名曲ですね。
「Mary Anne with the Shaky Hand」 Peteらしい美しいメロディとWhoならではのコーラスワークが光るアコースティック・チューン。ボーナス・トラックの別テイクと聴き比べるのも楽しいです。曲の終わりにKeith Moon愛用Premier DrumsのCM曲が流れ、さらにRadio Londonのジングルが続きます。 http://www.youtube.com/watch?v=MMGq_HRH7A8
「Our Love Was」 個人的には大好きな1曲。Peteがリード・ヴォーカルをとっています。青春ギター・ポップのキャッチーさとTommyを予感させるエレガントさがうまく融合しているのがいいですね。そんな曲でもKeithらしいドラムを聴けるのが嬉しいです。Radio Londonのジングルに続き、クラブSpeakeasyおよびギター弦メーカーRotosound StringsのCMが入ります。 http://www.youtube.com/watch?v=ALMR2ksinPw
「I Can See for Miles」 邦題「恋のマジック・アイ」。本作のハイライトと言えば、シングル・ヒットしたこの曲ですね。全米チャート第9位(The Who唯一の全米Top10ヒット)、全英チャート第10位のヒットとなりました。邦題とサウンドのギャップが大きいですが、ポップながらもサイケな雰囲気を持ち、かつスケールの大きな演奏を聴かせてくれる完成度の高い1曲だと思います。Keithのドラムがサイコー!最後に裏ジャケでJohnが宣伝しているスポーツジムCharles AtlasのCM曲が入っています。 http://www.youtube.com/watch?v=7As8L-0bwsM
個人的には昔ながらのWhoらしい「Glittering Girl」、John作の「Someone's Coming」、Roger作の「Early Morning Cold Taxi」、Al Kooperのオルガンが入った「Mary Anne with the Shaky Hand」の別テイクあたりにグッときます。