2020年04月02日

Moraes Moreira『Moraes Moreira』

Novos Baianosの主要メンバーの初ソロ☆Moraes Moreira『Moraes Moreira』
Moraes Moreira by Moraes Moreira
発表年:1975年
ez的ジャンル:ブラジリアン・ロック/SSW
気分は... :耐えて力を蓄える!

今回はブラジルの伝説的グループNovos Baianosの主要メンバーであったMoraes Moreiraの1stソロ・アルバム『Moraes Moreira』(1975年)です。

音楽とサッカーをこよなく愛し、共同生活をしていたトロピカリア・ヒッピー・ロック・バンドのNovos Baianosについては、これまで当ブログで『Acabou Chorare』(1972年)、『Vamos Pro Mundo』(1974年)の2枚を紹介しています。

Moraes Moreiraは1947年バイーア州イツアチュ生まれ。

1968年バイーアで結成された伝説的グループNovos Baianosの主要メンバーとして活動した後、本作『Moraes Moreira』(1975年)でソロ・デビュー。それ以降コンスタントに作品をリリースし続けています。

Novos Baianos脱退後の初ソロ・アルバムとなる本作『Moraes Moreira』(1975年)は、Moraesの多彩な音楽性を存分に満喫できる1枚に仕上がっています。

レコーディング・メンバーはMoraes Moreira(vo、g、pandeiro)以下、Armandinho(bandolim、g)、Dadi Carvalho(b)、Gustavo(ds)、Mu(p)。

SSW調からブラジリアン・ロックへスパークする「Desabafo E Desafio」、ボッサなメロウ・チューン「Sempre Cantando」Marisa Monte『Barulhinho Bom(A Great Noise)』でもカヴァーされていた「Chuva No Brejo」、サウダージ・モードの弾き語り「Nesse Mar, Nessa Ilha」Elis Reginaヴァージョンでもお馴染みの名曲カヴァー「Se Voce Pensa」あたりがおススメです。

Novos Baianosには収まりきれなかったMoraes Moreiraの才が詰まった充実作です。

全曲を紹介しときやす。

「Desabafo E Desafio」
Moraes Moreira作。シンガー・ソングライター風にスタートしますが、途中で鮮やかにスパークしてブラジリアン・ロックしてくれます。ブラジル北東部のリズムとヴィヴィッドなロック・サウンドの組み合わせがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=kYhiDwJoLFU

「Guitarra Baiana」
Moraes Moreira作。ア・カペラでロック・ギターしている前半から、Armandinhoのギターが炸裂する後半へという展開です。
https://www.youtube.com/watch?v=X8ZRthQz2ZE

「Sempre Cantando」
Moraes Moreira作。ソングライターとしてのセンスを感じるボッサな雰囲気のメロウ・チューン。Armandinhoのバンドリンの響きがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=LGZCDb0PO0c

「Chinelo Do Meu Avo」
Luis Galvao/Moraes Moreira作。Novos Baianosの流れを汲むブラジリアン・ロックを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=W4eVi6nAQSo

「Chuva No Brejo」
Luis Galvao/Moraes Moreira作。Marisa Monte『Barulhinho Bom(A Great Noise)』でもカヴァーされていた楽曲。そのアルバム・タイトルe『Barulhinho Bom』も本作の歌詞の一節から取ったものなのだとか。ブラジリアンSSWな前半から、一気にロック・モードへ・・・Moraes、Armandinhoのギターがスパークします。
https://www.youtube.com/watch?v=OjWi7dCwizM

「Nesse Mar, Nessa Ilha」
Moraes Moreira作。サウダージ・モードの弾き語り。憂いを帯びたMoraesの歌声と哀愁メロウなギターがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=eEMHxxvG81Q

「Do Som」
Moraes Moreira作。バンドリン、パンデイロなどの楽器の匠たちを讃えている歌なのだとか。そのバンドリン、パンデイロの音色が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=r5jV-L-rGkM

「PS」
Luiz Gonzaga/Luis Galvao/Moraes Moreira作。Luiz Gonzaga作品の引用から始まる1曲。ブラジリアン・ロックならではの(いい意味での)ドタバタ感が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=v2B871Achmo

「Loucura Pouca E Bobagem」
Moraes Moreira作。ロック・モード全開の1曲。英米ロックとも少し異なるロック感覚がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=92DkUHxX6YI

「Anda Nega」
Luis Galvao/Moraes Moreira作。やさしく語りかける弾き語り。Moraesのジェントルな魅力が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=EYWXuySYGC0

「Se Voce Pensa」
Erasmo Carlos/Roberto Carlos作。Elis Reginaヴァージョンでもお馴染みの名曲をカヴァー。女性ヴォーカルによるカヴァーの印象が強い曲ですが、ここではファンク・ロック調の斬新なカヴァーで楽しませてくれます。ヴィヴィッドなロック・サウンドは文句なく格好良い!
https://www.youtube.com/watch?v=azS4wvrf46g

本曲について、当ブログではElis Reginaヴァージョン以外にも、Gal CostaGaetano PartipiloAquarius Y Luiz Antonio‎Aldemaro Romero Y Su Onda NuevaLuiz Eca Y La Sagrada Familiaのヴァージョンを紹介済みです。

「Violao Vagabundo」
Moraes Moreira作。ラストはボッサな弾き語りで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=KVvah1gkiy4

Moraes Moreiraの他作品もチェックを!

『La Vem o Brasil Descendo a Ladeira』(1979年)
La Vem O Brasil Descendo a Ladeira

『Tem um Pe no Pelo』(1993年)
Tem Um Pe No Pelo

Moraes & Pepeu『Moraes & Pepeu no Japao』(1990年)
Moraes & Pepeu No Japao

『O Brasil tem Conserto』(1994年)
O Brasil Tem Conserto

『Acustico』(1995年)
Acustico

『Estados』(1996年)
Estados

『500 Sambas』(1999年)
500 Sambas

『Meu Nome e Brasil』(2003年)
Meu Nome E Brasil

『De Repente』(2005年)
De Repente-2005

『A Historia Dos Novos Baianos E Outros Versos』(2008年)
Historia Dos Novos Baianos E Outros Versos

『A Revolta Dos Ritmos』(2012年)
A Revolta Dos Ritmos

Moraes Moreira, Pepeu Gomes『Moraes & Pepeu Ensaio』(2012年)
Ensaio

Moraes Moreira, Davi Moraes『Nossa Parceria』(2015年)
Nossa Parceria
posted by ez at 01:43| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月01日

Smokey Robinson『Love, Smoke』

アダルト・コンテンポラリーな魅力に溢れた1枚☆Smokey Robinson『Love, Smoke』
Love Smokey
発表年:1990年
ez的ジャンル:ソウル・レジェンド90年代R&B
気分は... :新年度ですが・・・

新年度ですが、在宅ワーク・モードで全く実感が湧きません。

ソウル・レジェンドSmokey Robinson『Love, Smoke』(1990年)です。

Smokey Robinson & the Miracles、ソロ・アーティストと長年活躍し、プロデューサー/ソングライター、Motown副社長として手腕を発揮してきたソウル・レジェンドSmokey Robinsonの紹介は、『One Heartbeat』(1987年)、『A Quiet Storm』(1975年)に続き3回目となります。

本作『Love, Smoke』(1990年)は、大ヒットした『One Heartbeat』(1987年)に続くアルバムです。

前作『One Heartbeat』(1987年)からは、「Just to See Her」「One Heartbeat」といったUSチャートTop10ヒットが生まれ、アルバム自体もゴールド・ディスクを獲得するヒット・アルバムとなりました。

結果的に本作は前作のような成功を収めることはできませんでしたが、アダルト・コンテンポラリーな魅力に溢れたR&Bアルバムに仕上がっています。

Paul LaurenceMichael StokesDennis LambertGeorge DukeLeon Sylvers IIIなど多様なプロデューサーが起用されており、ソングライター陣も多彩です。時代を反映したNJSなども含まれますが、今聴いても楽しめるアルバムだと思います。

アダルト・コンテンポラリーな「Love Is The Light」、アーバン・メロウな「Take Me Through the Night」、ボッサなメロウ・ソウル「Jasmin」、ブラコンな魅力がある「Unless You Do It Again」、US R&Bチャート第4位となったシングル曲「Everything You Touch」、同じくシングル・カットされた「(It's The) Same Old Love」、素敵なバラード「Come to Me Soon」あたりが僕のおススメです。

ソウル・レジェンドのキャリアの中で埋もれがちなアルバムですが、決して侮れない1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Love Is The Light」
Paul Laurenceプロデュース。David Ritz/Fred White/Kelly McNulty/Smokey Robinson作。このオープニングを聴けば、本作のアダルト・コンテンポラリーな魅力が伝わってくるのでは?元祖クワイエット・ストームからしい落ち着いた雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VZ1oUWdpQs4

「(It's The) Same Old Love」
Keith Andes/Larry Hatcherプロデュース。Brenda Madison/Ken Gold作。2ndシングル。この時代らしいプロダクションのミディアム・バラードですが、Smokeyのヴォーカルとの相性は悪くないし、アーバンな魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=6u6dz_x963Y

「Love 'N Life」
Keith Andes/Larry Hatcherプロデュース。Jeff Pescetto/Reed Vertelney作。NJSなダンサブル・チューン。NJSするSmokeyをイメージしづらいかもしれませんが、案外悪くない仕上がりです。抑えたトーンのSmokeyのヴォーカルが成功していると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=OAV_kccS6dk

「I Can't Find」
Berry Gordy/Michael Stokesプロデュース。Smokey Robinson作。オーセンティックなバラードをSmokeyらしい語り口で歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=DZnhUdNIPIg

「Take Me Through the Night」
Dennis Lambertプロデュース。Pam Reswick/Steve Werfel作。3rdシングル。これ大好き!アーバン・メロウなミディアムですが、実にSmokeyに似合う曲調・サウンドだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=ldD42UuBSCM

「Everything You Touch」
Dennis Lambertプロデュース。Pam Reswick/Steve Werfel作。アルバムからの1stシングルとして、US R&Bチャート第4位となりました(USシングル・チャートへのチャート・インはなし)。オトナなラブ・バラードをSmokey節でしっとり歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=pUtHYOo99IE

「Don't Wanna Be Just Physical」
Fritz Cadet/Howard Kingプロデュース。Fritz Cadet/Howard King/Smokey Robinson作。再びNJSなダンサブル・チューン。これも意外に成功しています。当時The Family StandのメンバーであったSandra St. Victorがバック・コーラスで参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=ZdiXkP072HU

「Come to Me Soon」
Robbie Buchanan/Iris Gordy/Smokey Robinsonプロデュース。Smokey Robinson作。Smokeyのヴォーカルの魅力を再確認できる素敵なバラード。やはりSmokeyにはバラードが似合う!
https://www.youtube.com/watch?v=NCSwI4Q0dxE

「You Made Me Feel Love」
George Dukeプロデュース。Dave Loggins, Jon Goin作。ここからはGeorge Dukeプロデュース曲が3曲続きます。本曲は爽快なミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=3ypksIJI6us

「Jasmin」
George Dukeプロデュース。Smokey Robinson作。George Dukeプロデュースの3曲の中ではコレが一番好き!George Dukeらしいサウンド・センスとSmokeyらしさが調和した素敵なボッサ調メロウ・ソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=bj_QoDhVoGE

「Easy」
George Dukeプロデュース。Marv Tarplin/Smokey Robinson作。しっとりとしたバラードをSmokeyならではの味わいで歌い上げます。Stevie Wonderがハーモニカでゲスト参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=VDNDs28_MNc

「Just Another Kiss」
CDボーナス・トラック。Robbie Buchanan/Iris Gordy/Smokey Robinsonプロデュース。Scott Cutler, Roy Freeland作。ゲスト参加のKenny Gのサックスが印象的なミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=t0IinFC0z6o

「Unless You Do It Again」
CDボーナス・トラック。Leon Sylvers IIIプロデュース。Smokey Robinson作。Leon Sylvers IIIらしいブラコン・センスに溢れた僕好みのミディアム・グルーヴです。80年代ブラコンの雰囲気を90年代仕様でやっている感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=n6FiENaMym0

『A Quiet Storm』(1975年)
A Quiet Storm

『One Heartbeat』(1987年)
One heartbeat
posted by ez at 14:02| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月31日

The Sweet Inspirations『What the World Needs Now is Love』

Bacharach作品カヴァーが印象的な3rdThe Sweet Inspirations『What the World Needs Now is Love』(1968年)
世界は愛を求めてる
発表年:1968年
ez的ジャンル:黒人女性ヴォーカル・グループ。
気分は... :世界は愛を求めてる・・・

今週から完全に在宅ワーク体制。
新型コロナ以前から週の半分は在宅ワークだったので、自宅で仕事すること自体はいつも通りですが、オフィス勤めだった周囲の人たちが在宅ワークとなることで、Zoomでのミーティングが増えるなど仕事のやり方に変化が生じつつあります。

そんな中で、やはり昨日の志村けんさんの逝去は衝撃的でした。知人からのLineで知らされ、慌ててTVをつける各局が一斉に速報で伝えており、一気に眠気が吹き飛びました。

危機意識が希薄な人も多い日本において大きなインパクトを与えましたね。この訃報で多くの日本人が目覚めて、不要不急の外出自粛を徹底することが、志村さんへの供養となるのではないしょうか。

外出せずに家で音楽を楽しもう!

さて、今回は60年代後半から70年代にかけて活躍した黒人女性ヴォーカル・グループThe Sweet Inspirationsの3rdアルバム『What the World Needs Now is Love』(1968年)です。

バック・コーラス・グループからソロ・グループとなったThe Sweet Inspirationsの紹介は、『Estelle, Myrna And Sylvia』(1973年)に続き2回目となります。

3rdアルバムとなる本作『What the World Needs Now is Love』(1968年)は、前2作と同じくAtlanticからのリリースです。

2ndアルバムとなる前作『Songs of Faith & Inspiration』(1968年)はゴスペル・アルバムだったので、ソウル・アルバムとしては1stアルバム『The Sweet Inspirations』(1967年)からの流れで聴いたほうがいいかもしれません。

本作におけるメンバーは、Cissy Houston(Whitney Houstonの母)、Sylvia ShemwellMyrna SmithEstelle Brownという4名。

プロデュースは前2作も手掛けたTom Dowd
Arif Mardinがアレンジャーを務めます。

全12曲。カヴァー9曲、Cissy Houstonによるオリジナル3曲という構成です。

カヴァーはソウル・カヴァーのみならず、Burt Bacharach/Hal David作品、Bee Gees、、
The Righteous Brothersなども取り上げているのが本作らしい点だと思います。

「Alfie」「What the World Needs Now Is Love」というBurt Bacharach/Hal David作品カヴァー2曲、Bee Geesのカヴァー「To Love Somebody」という冒頭3曲が印象的です。

個人的にはDon Covay作の「Watch the One Who Brings You the News」Gladys Knight & The Pipsのカヴァー「Walk in My Shoes」といったグルーヴィーな楽曲がお気に入り。

オリジナルの「You Really Didn't Mean It」「I Could Leave You Alone」もおススメです。

ゴスペル・ソウルなリード・ヴォーカル、コーラスワークを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Alfie」
Burt Bacharach/Hal David作品カヴァー1曲目。Dionne Warwickが歌った映画『Alfie』の主題歌となった名曲のカヴァーです(オリジナル・レコーディングはCilla Black)。Vanessa Williamsなどのカヴァーでもお馴染みですね。当ブログではDelfonicsChristopher ScottThe Buddy Rich Big Bandのカヴァーも紹介済みです。エレガントなアレンジをバックに、黒人コーラス・グループらしいコーラスワークで魅せてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=-b_xwXDGHL0

「What the World Needs Now Is Love」
Burt Bacharach/Hal David作品カヴァー2曲目。Jackie DeShannonのヒット曲をカヴァー。当ブログではCal TjaderEnoch LightDwight Trible With Matthew HalsallSamuel Jonathan Johnsonヴァージョンも紹介済みです。「Alfie」以上にゴスペル・ソウルな味わいが強く、このグループらしい圧倒的なヴォーカルワークを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=X2g3R1WeW1s

DJ Babu「Love」、DJ Babu feat. Termanology「Guns Gon' Blow」等のサンプリング・ソースとなっています。
DJ Babu「Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=0Mq6d324Ik8
DJ Babu feat. Termanology「Guns Gon' Blow」
 https://www.youtube.com/watch?v=83Vj2u7Fk1U

「To Love Somebody」
Bee Geesのヒット曲カヴァー(Barry Gibb/Robin Gibb作)。当ブログでは『Bee Gees 1st』(1967年)に収録されたオリジナルやP. P. ArnoldRobin McKelle & The Flytonesのカヴァーを紹介済みです。味わい深いソウル・チューンで、この曲の魅力を再認識させてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=7IaS6TlupI4

「Watch the One Who Brings You the News」
Don Covay作品をカヴァー。Millie Jacksonヴァージョンでも知られる楽曲です。僕の一番のお気に入りはコレ。実力派黒人ヴォーカル・グループならでは味わいとノリのいい軽快なソウル・グルーヴがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=6Y0nUVQE_wE

Millie Jackson「Watch the One Who Brings You the News」
 https://www.youtube.com/watch?v=YW1t91s673w

「Am I Ever Gonna See My Baby Again」
Aldora Britton、1967年のシングル曲をカヴァー(Ralph Bartey/Johnny Northern/Rudy Clark作)。情感たっぷりに歌い上げるソウル・バラード。ゴスペル仕込みのヴォーカルには迫力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=f1c5gqwxY1E

「Unchained Melody」
The Righteous Brothers、1965年の大ヒット曲をカヴァー(Alex North/Hy Zaret作)。オリジナルの雰囲気とは異なるThe Sweet Inspirationsならではの「Unchained Melody」を聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=uGWzeL-mV0k

「You Really Didn't Mean It」
Cissy Houston作。Cissyのオリジナル1曲目。美しいストリングスをバックに、Cissyが圧倒的なヴォーカルを聴かせてくる感動バラード。このCissyのヴォーカルを聴いていると、娘の今は亡きWhitneyを思い出してしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=EGc69ibQg_I

「Walk in My Shoes」
Gladys Knight & The Pips、1966年のシングル曲をカヴァー(Kay Lewis/Helen Lewis作)。これも大好き!ゴスペル・ソウルな魅力全開のグルーヴィー・チューン
https://www.youtube.com/watch?v=bxqaKNeeaWg

「Where Did It Go」
Cissy Houston作。Cissyのオリジナル2曲目。ゴスペル・モードのバラード。オルガンの音色がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=2KfjNkYgwKA

「I Could Leave You Alone」
Cissy Houston作。Cissyのオリジナル3曲目。ゴスペル・ソウルな躍動感がいい感じのグルーヴィー・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=Yg0kaoPwMas

「That's How Strong My Love Is」
Roosevelt Jamison作。O. V. Wrightのデビュー・シングルであり、Otis ReddingやRolling Stones
も歌った名曲をカヴァー。当ブログではLaura LeeTommie Youngのカヴァーも紹介済みです。ここではコーラスワークの素晴らしさを前面に打ち出しています、
https://www.youtube.com/watch?v=kjA5ZPsfH04

「I Don't Want to Go on Without You」
The Drifters、1964年のシングル曲をカヴァー(Jerry Wexler/Bert Russell作)。ラストは美しいストリングスをバックに、しみじみと歌い上げるソウル・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=R_DOCrh-Dy8

The Sweet Inspirationsの他作品もチェックを!

『The Sweet Inspirations』(1967年)
スウィート・インスピレイションズ

『Songs of Faith & Inspiration』(1968年)
ソングス・オブ・フェイス&インスピレイション

『Sweets for My Sweet』(1969年)
Sweets for My Sweet

『Sweet Sweet Soul』(1970年)
スウィート、スウィート・ソウル

『Estelle, Myrna And Sylvia』(1973年)
Estelle, Myrna and Sylvia by Sweet Inspirations (1991-05-03)
posted by ez at 02:31| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月29日

Shabaka And The Ancestors『We Are Sent Here By History』

次世代UKジャズの旗手が放つ現代のグリオ☆Shabaka And The Ancestors『We Are Sent Here By History』
ウィー・アー・セント・ヒア・バイ・ヒストリー
発表年:2020年
ez的ジャンル:次世代UKジャズ/アフロ・ジャズ
気分は... :外出自粛の夜には・・・

新作から次世代UKジャズの旗手の一人Shabaka Hutchings率いるShabaka And The Ancestorsの最新作『We Are Sent Here By History』です。

1984年ロンドン生まれのサックス/クラリネット奏者Shabaka Hutchingsについては、Sons Of Kemet『Your Queen Is A Reptile』(2018年)を紹介しています。

Sons Of KemetThe Comet Is ComingMelt Yourself Downといったユニットでも作品をリリースしているShabaka Hutchings

今回紹介するShabaka And The Ancestorsは、Shabaka Hutchingsが南アフリカの精鋭ジャズ・ミュージシャンと組んだユニット。

本作『We Are Sent Here By History』は、『Wisdom Of Elders』(2016年)に続く2ndアルバムとなります。名門Impulse!からのリリースです。

本作におけるShabaka And The Ancestorsメンバーは、Shabaka Hutchings(ts、clarinet)、Mthunzi Mvubu(as)、Siyabonga Mthembu(voice)、Gontse Makhene (per)、Ariel Zamonsky(b)、Tumi Mogorosi(ds)という6名。

それ以外にNduduzo Makhathini(el-p)、Mandla Mlangeni(tp)という前作メンバーやThandi Ntuli(p)が参加しています。

楽曲はすべてShabakaのオリジナルです。

本作はShabakaが現代におけるグリオとして作ったのだとか。
グリオとは文字を持たなかった人々が神話や歴史を歌にして吟じた西アフリカの伝承音楽のことです。

アフロ・ジャズ、アフリカの伝統音楽、カリブのエッセンスが加わった次世代UKブラックジャズは、今の僕の嗜好にフィットした1枚に仕上がっています。

普段ジャズを聴かない人も直感的に格好良いと感じる演奏なのでは?
クラブジャズ好きの人も意外にスンナリと聴けると思います。

主役は勿論、Shabaka Hutchingsのサックス、クラリネットですが、格好良さの肝はAriel Zamonskyのダブルベースにあると思います。

Shabaka Hutchingsが伝承したいジャズ・ワールドを確かめましょう。

全曲紹介しときやす。

「They Who Must Die」
トライバルなパーカッションにダブルベースが絡むイントロが格好良いアフロ・ジャズがオープニング。ダークでコズミックなグルーヴが僕好み。現在の世界の危機的状況とリンクさせると不吉なタイトルも気になります。
https://www.youtube.com/watch?v=rpyoP3x9-hk

「You've Been Called」
まさにストーリーテラーといった雰囲気で始まりますが、本編はしっかりブラック・ジャズしています。スピリチュアル・ジャズ好きの人にフィットするのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=4bG5dL3RUZs

「Go My Heart, Go To Heaven」
伝承音楽×ジャズな雰囲気が伝わってくる演奏です。Ariel Zamonskyの格好良いベースがShabakaのサックスを引き立てます。
https://www.youtube.com/watch?v=eg-0rBD38Lc

「Behold, The Deceiver」
コズミックな疾走感が格好良い僕好みの1曲。ShabakaとMthunzi Mvubuのホーン・アンサンブルもグッド!クラブジャズ好きの人にもフィットするのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=Y8XCaxVsslg

「Run, The Darkness Will Pass」
ここではShabakaのクラリネットを満喫できます。アフリカ×カリブ×ジャズな雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=0E-WEVbTBMQ

「The Coming Of The Strange Ones」
イントロのAriel Zamonskyのベースの格好良さで一発KOされてしまうアフロ・ジャズ。Shabakaらしいブラック・ジャズ・ワールドにテンション上がります。
https://www.youtube.com/watch?v=Crhs76o9mvw

「Beast Too Spoke Of Suffering」
フリー・ジャズでスタートし、そこにアフリカの伝統音楽のエッセンスが加わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=0E-WEVbTBMQ

「We Will Work (On Redefining Manhood)」
序盤はグリオ的な展開ですが、それに続く本編はまたまたAriel Zamonskyのベースの格好良いベースが先導するエキサイティングな演奏です。ここでのShabakaはクラリネットを演奏していますが、彼がクラリネットをプレイすると一気にカリビアン・テイストが増すのが面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vq5A4WtsrgQ

「'Til The Freedom Comes Home」
ベース、パーカッション、サックスの絡みがエキサイティングです。中盤でさらにハイテンションになっていくのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=DimK2Wjdq38

「Finally, The Man Cried」
Tumi Mogorosiのドラミングにグッとくるスケールの大きな演奏です。アフリカ×UKブラックジャズな雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jPGDdjxfAKw

「Teach Me How To Be Vulnerable」
ラストはピアノをバックにShabakaのサックスが寂しげに響きます。この音色が示すメッセージは・・・
https://www.youtube.com/watch?v=zBMUnmZRa1A

他のShabaka Hutchings関連作品もチェックを!

Shabaka And The Ancestors『Wisdom Of Elders』(2016年)
Wisdom of Elders [帯解説 / 国内盤] (BRC529)

Sons Of Kemet『Burn』(2013年)
BURN

Sons Of Kemet『Lest We Forget What We Came Here to Do』(2015年)
LEST WE FORGET

Sons Of Kemet『Your Queen Is A Reptile』(2018年)
Your Queen Is A Reptile

Melt Yourself Down『Melt Yourself Down』(2013年)
Melt Yourself Down

Melt Yourself Down『Last Evenings On Earth』(2016年)
Last Evening On Earth

The Comet Is Coming『Channel The Spirits』(2016年)
Channel The Spirits

The Comet Is Coming『Trust In The Lifeforce Of The Deep Mystery』(2019年)
Trust in the Lifeforce..

The Comet Is Coming『Afterlife』(2019年)
Afterlife
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2020年03月28日

『今の気分は...2020年3月28日編』

外出自粛モードの週末・・・
こんな日は記事を書く気力も湧かず(泣)

なので、過去記事から10曲セレクトすることにしました。
こんなときはウイルスに打ち克つ愛に溢れた曲が聴きたい!
2010年代カテゴリーから愛のあるR&Bを中心に10曲セレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Anthony David feat. Algebra Blessett & Phonte「For Evermore」
http://www.youtube.com/watch?v=zQDcJBrLcNQ
From 『As Above So Below』(2011年)
Above So Below

Jarrard Anthony feat. Amma Whatt「Something Like Love
https://www.youtube.com/watch?v=IC1s4OjuT9w
From 『Ready To Live』(2012年)
Ready to Live

Kindred The Family Soul「Everybody's Hustling」
http://www.youtube.com/watch?v=UpdKrknL1i8
From 『A Couple Friends』(2014年)
Couple Friends

Al Castellana & The Soul Combo「20 Days 20 Nights」
https://www.youtube.com/watch?v=GjraZ9TuPXM
From 『Al Castellana & The Soul Combo』(2013年)
al castellana & the soul combo.jpg

Charlie Wilson「I Still Have You」
https://www.youtube.com/watch?v=f1qC2_f-4ww
From 『Love, Charlie』(2013年)
Love Charlie

Resurface「You Got What I Want」
https://www.youtube.com/watch?v=pgkSRTe0mt0
From 『Where Have You Been』(2015年)
resurface where have you been.jpg

Chris Turner「Kiss Of Life」
https://www.youtube.com/watch?v=QVjb_2sSsSw
From Chris Turner『LOVElife Is A Challenge』(2014年)
LOVELIFE IS A CHALLENGE

Jay.Keyz「I Just Want to Hang Around You」
https://www.youtube.com/watch?v=xNtupM1Dq_M
From 『Lover's Race』(2011年)
Lover's Race

Lyle Divinsky「Fallin'」
https://www.youtube.com/watch?v=rjk8XR1TNl8
From 『Uneven Floors』(2016年)
アンイーヴン・フロアーズ(UNEVEN FLOORS) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)

Stokley feat. Estelle「U & I」
https://www.youtube.com/watch?v=8K4rB5gOjdo
From 『Introducing Stokley』(2017年)
Introducing Stokley
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