2006年07月06日

Spyro Gyra『Morning Dance』

僕にとってのフュージョンと言えばこの作品☆Spyro Gyra『Morning Dance』
モーニング・ダンス
発表年:1978年
ez的ジャンル:トロピカル系フュージョン
気分は... :ジダンのラスト・ダンス?

昨日のW杯準決勝「ドイツ対イタリア」戦は、イタリアの勝利で予想的中☆
でも、“北朝鮮ミサイル発射!”なんて状況でも、呑気にサッカー観戦なんぞしている自分や日本という国家の危機意識の無さを痛感してしまった。やっぱりマズイよね。

今日の準決勝のもう1試合「フランス対ポルトガル」戦は、ポルトガル勝利でスバリ賞を狙いマス。TVや新聞あたりではフランス優位の予想が多いみたいだけどね。

ジダンを決勝で観たい!との思いもあるけど、個人的に今大会ベストチームだと思うポルトガルが、決勝でイタリアのカテナチオをこじ開けられるのかが観たいなぁ!

決定力のある1トップのFWパウレタに、フィーゴ、クリスチャーノ・ロナウドという突破力のある両ウィング、司令塔であるにも関わらず驚異の運動量を誇るデコ、ミドルシュートの威力抜群のマニシェ、守備はお任せコスティーニャといったMF陣は、実に適材適所な気がする。

多分、フランスも、ポルトガルも勝負に徹した泥臭いサッカーで臨むと思うけど、本当は両国本来の持ち味である華麗で美しいサッカーが観たいよね。僕の予想が当たれば、ジダンのラスト・ダンスとなるわけだし...

今回は僕にとってのフュージョンと言えばこの作品☆Spyro Gyra『Morning Dance』(1978年)っす。

このアルバムは僕が初めて触れたフュージョン・サウンドかもしれない。フュージョン・ファンの方からは、あまりに初心者向けと笑われそうだけど、僕にとって、このアルバム以上のフュージョン作品はない。

トロピカルで爽やかなフレッシュ感は、初めて聴いてから約28年が過ぎた今でも全く変わることはない。

本作でトロピカル系フュージョンの心地良さに魅了された僕は、その後フュージョン系ミュージシャンがバックを固めるAOR系アルバムにメロメロ状態になっていく。数日前に紹介したハワイアンAORと並び、このトロピカル系フュージョンは僕の夏の定番デス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Morning Dance」
誰に何と言われようとマイ・フェイバリット・フュージョン・ナンバー。スティール・ドラムのトロピカルなイントロを聴いただけで、気分は南の島のバカンス気分☆リーダーのJay Beckensteinの何とも気持ちを穏やかにしてくれるアルトサックス、気持ちをウキウキと高揚させるマリンバの響き...まさに至極のトロピカル・フュージョン。

「Jubilee」
Michael Brecker(ts) 、Randy Brecker(tp)というフュージョン・ファンにはお馴染みのBrecker Brothersがゲスト参加して、ゴキゲンなホーン・アンサンブルを聴かせてくれるファンキー・フュージョン。

個人的にもこの曲は大変思い出深いっす。本ブログで何度か紹介してきた、僕を洋楽好きの道へと誘ったTVK(テレビ神奈川)の電リク番組『ファンキートマト(ファントマ)』のオープニング曲として、この「Jubilee」を毎週聴いていまシタ。

「Rasul」
ロマンティックなソプラノサックスにウットリのナンバー。この曲はトロピカルというよりもアーバンなテイストだけど、それでも大都会のオアシスって趣きがサイコー!

「Song for Lorraine」
サンバのリズムが気持ちいいブラジリアン・フレイヴァーのナンバー。この爽やかさはホントたまらないね。

「Starburst」
ダンサンブルなカッコ良さで言えば、この曲が一番かも?ゲストのMichael Breckerのサックスがいい感じですな。

「It Doesn't Matter」
「Little Linda」
フュージョンという音楽の魅力であるスタイリッシュな心地良さのエッセンスを濃縮したオシャレ・ナンバー2曲。晴れた休日の朝に、朝寝坊しながら布団の中でこんな曲を聴いていたら極楽ですな☆

本作とRalph MacDonald『Universal Rhythm』(未CD化)の2枚が僕のお気に入りフュージョンの2トップってカンジかな?
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2006年07月05日

TLC『CrazySexyCool』

おてんば3人組による90年代を象徴する女性R&Bグループ作品☆TLC『CrazySexyCool』
CrazySexyCool
発表年:1994年
ez的ジャンル:おてんば系女性R&Bグループ
気分は... :狂犬ガットゥーゾ !

あと約4時間後にはW杯準決勝「ドイツ対イタリア」戦☆
個人的にはイタリアの勝利を予想しマス。

イタリアのダイヤモンド型の中盤において、激しい運動量を相手の攻撃の芽をことどく潰すのが“狂犬”と呼ばれるガットゥーゾ(ACミラン)だ。その闘争心ムキ出しのプレースタイルは、一見すると完全な悪役タイプなのだが、どこか憎めない愛嬌を持った個性的な選手だ。

イタリアの中盤は当初、トッティ、デロッシ、ペロッタというローマ・トリオとピルロ(ACミラン)の4人だったが、1次リーグでのデロッシの退場および出場停止からガットゥーゾに出番が回ってきた。個人的には、デロッシは大好きな選手の一人なのでかなりガッカリしたが、相手のボールの出所を潰しまくるガットゥーゾと、オフ・ザ・ボール時の献身的な動きでチームに貢献するペロッタのコンビがかなり機能している気がする。

今日の準決勝でも、ガットゥーゾはドイツの皇帝バラックあたりに吠えまくるんだろうね!楽しみ☆楽しみ☆

さて、今回は噛み付かれそうなおてんばレディ3人組TLCの2nd『CrazySexyCool』(1994年)っす。

T-Boz、Lisa "Left Eye" Lopes、Chilli というメンバー3人の頭文字をグループ名にしたTLCは1992年にデビューアルバム『Ooooooohhh...On The TLC Tip』を発表。2002年にLeft Eyeが交通事故死するまでの長きに渡り、女性R&Bグループの頂点に君臨し続けた。

以前にSWV『New Beginning』の記事投稿の時に書いたように、90年代に人気を二分した女性R&BグループのTLCとSWVについて、僕は完全なSWVびいきだったし、僕が最も好きな90年代女性R&BグループはBrownstoneだ。

でも、90年代女性R&Bグループを象徴する1枚となれば、TLCの2nd『CrazySexyCool』を挙げるかもね。

例えば、今の日本で僕の大好きなBrownstoneSWVを聴く人って、やっぱりR&B好きの人のような気がする。それに対して、TLCって倖田來未なんかを聴くティーンの子たちがフツーに聴いてそうだもんね。

きっとMary J. BligeやTLCのブレイクあたりが契機になって、洋楽=ロックの時代から洋楽=R&B/Hip-Hopの時代へ大きくシフトしていったような気がする。

TLCの作品の中でもダントツの完成度を誇る『CrazySexyCool』。1996年のグラミー賞において、本作はベストR&Bアルバムを、シングル「Creep」はベストR&Bパフォーマンスをそれぞれ受賞しています。今後も語り継がれるべき傑作R&Bアルバムだと思いマス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Creep」
アルバムからの1stシングル(Dallas Austin作品)。全米ポップチャートおよびR&BチャートNo1に輝くと同時に、前述のグラミー賞も受賞した名曲。Dallas Austinの作品っす。Hip-Hopのビート感とR&Bのキャッチーなメロディが違和感なく融合したTLCというグループのキャラを見事に反映したナンバーだと思いマス。あのホーンのループが何とも忘れられないよね。Slick RicK「Hey Young World」、Isaac Hayes「Hung Up On My Baby」ネタ。

「Red Light Special」
アルバムからの2ndシングルであり、ポップチャート、R&Bともにトップ3に入る大ヒット曲(Babyface作品)。Babyfaceらしい甘〜いメロウ・バラード。おてんば3人娘が大人のレディへ変貌してくれマス。

「Waterfalls」
アルバムからの3rdシングル。全米ポップチャートNo1どころか年間チャートNo1にも輝いたこれも説明不要の名曲。ワウワウギターあたりにニューソウルのテイストが漂う、この大ヒット・ミディアム・ファンクはPVも含めてインパクトあったよね。T-BozのガラッぱちなボーカルやLeft Eyeのファニーなラップがとっても楽曲にフィットしてるよね!

「Diggin' on You」
アルバムからの4thシングルであり、ポップチャート、R&Bともにトップ10入りした(Babyface作品)。個人的にはTLCの楽曲で一番好きかなぁ。浮遊感漂うメロウなトラックとキュートなボーカルは胸キュンですな。この曲を聴いていると、気の合う仲間とバカ話しながら飲んでいる時のリラックス感のような、くつろいだ気分になるなぁ。

「If I Was Your Girlfriend」
Prince殿下のカヴァー(殿下のオリジナルはアルバム『Sign O' The Times』収録)。うまく説明できないけど、TLCが殿下のカヴァーってピッタリな感じだよね!

「Kick Your Game」
「Case of the Fake People」
TLCらしくR&BとHip-Hopをキャッチーにブレンドさせたナンバー2曲。「Kick Your Game」はJermaine Dupri作品であり、ジャズ・ファンク風のトラックが印象的。「Case of the Fake People」はDallas Austinの作品であり、彼らしいビート感覚が実にカッチョ良いですな。

「Let's Do It Again」
大人のレディな雰囲気のセクシーなミディアム・ナンバー。個人的にはかなり好き!

「Switch」
ファンキーなトラックがイイ感じのナンバー。Jean Knight「Mr.Big Stuff」ネタ。

「Sumthin' Wicked This Way Comes」
OutKastのAndre 3000(Dre)やCee-Loがゲスト参加したナンバー。なかなか聴き応えのある力作。

その他曲間のインタールードには、A Tribe Called Quest(ATCQ)のPhife、Sean "Puffy" Combs、Busta Rhymeなどのクレジットを発見することができマス。
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2006年07月04日

The Byrds『Mr. Tambourine Man』

「Bob Dylan+Beatles=Byrds」☆The Byrds『Mr. Tambourine Man』
Mr. Tambourine Man
発表年:1965年
ez的ジャンル:「Dylan+Beatles」系フォーク・ロック
気分は... :ヒデお疲れ様!ありがとう!

中田英の突然の引退表明!

ブラジル戦後の彼の涙のワケはコレだったんだね。
彼のプロフェッショナリズムは今後の日本代表にも必要だと思うけど、こんな幕引きもヒデらしいのかもね。本当にお疲れ様!そして、夢をありがとう☆

W杯の方はベスト4が出揃いましたね。
「イタリア対ポルトガル」の決勝が僕の予想デス。

ポルトガルは今大会のベストチームだと思う。
代表チームよりもクラブチームの方がレベルが高い現代サッカーにおいて、バルセロナやチェルシーといったトップ・クラブチームに近い、最も理に適ったサッカーを展開している代表チームがポルトガルだと思いマス。

一人ひとりは地味だが機能的でバランス良く、規律あるチームづくりは、さすがフェリペ監督!異なる代表チームでの2大会連続優勝という偉業を成し遂げてしまうかもね?

さて、今回はThe Byrdsの1stアルバム『Mr. Tambourine Man』(1965年)デス。

個人的に一番好きなByrds作品は、以前に紹介した4thアルバム『Younger Than Yesterday』ですが、ロックシーンに与えた影響で言えば、「DylanBeatles」というフォーク・ロックのアイデアを見事に具現化した1st『Mr. Tambourine Man』が最重要作かもしれないね。

Byrdsの代名詞とも呼べるNo1ヒット「Mr. Tambourine Man」は、あのイントロと、あのハーモニーを聴いただけで、タイムマシーンに乗って60年代の世界へ誘ってくれる。ご存知のとおり、この曲はフォークの神様Bob Dylanの作品を、Beatles風のサウンド、3声ハーモニー、サーフィン・バンドのアンサンブルでまとめ上げた永遠のエバーグリーン・ミュージックですね。

本作ではオリジナル・メンバーのRoger McGuinn(g、vo)、Gene Clark(g、vo)、David Crosby(g、vo)、Chris Hillman(b)、Michael Clarke(ds)の5人が揃ってマス。

きっと“Bob Dylanのアルバムがどうも苦手”という人も、ByrdsのBeatles風Dylanカヴァーを聴けば、Dylanのソングライティングの才能を十分認識できますよ〜!特に本作では4曲のDylanカヴァーが聴けマス。

また、Dylanのカヴァーばかりが注目されがちな初期のByrdsですが、メンバーのオリジナル作品もなかなかのものっす。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Mr. Tambourine Man」
説明不要の名曲ですね。「Dylan+Beatles」のオイシイとこどりのおトク感は、ラーメン+ギョーザのような満足感(説得力ねぇ〜)☆有名な話ですが、レコーディングはMcGuinnの12弦ギター以外の演奏は、Leon Russellをはじめとするスタジオ・ミュージシャンが担当していマス。Dylan自身のオリジナルは『Bringing It All Back Home』(1964年)に収録されていマス。

「I'll Feel a Whole Lot Better」
Gene ClarkによるBeatles風のオリジナル作品。Beatlesで言えば、George Harrisonがリードボーカルのナンバーっぽいよね。Tom Pettyがソロアルバム『Full Moon Fever』(1989年)の中でカヴァーしています。

「Spanish Harlem Incident」
Dylan作品2曲目デス。ある意味とってもDylan風のボーカルだね。Dylan自身のオリジナルは『Another Side Of Bob Dylan』(1964年)に収録されていマス。

「You Won't Have to Cry」
フォークの味わいとBeatles風メロディ&コーラスがうまく融合したオリジナル・ナンバー。

「Here Without You」
どことなくラーガロックの名曲「Eight Miles High」を彷彿させるオリジナル・ナンバー。オリジナルの中では、この曲が一番スキかも?

「Bells of Rhymney」
「Mr. Tambourine Man」と並ぶByrdsの代表曲「Turn ! Turn ! Turn !」と同じPete Seegerの作品。そう言われれば、「Turn ! Turn ! Turn !」と同じ香りが漂ってくるね!

「All I Really Want to Do」
3曲目のDylan作品であり、「Mr. Tambourine Man」に続くシングルとして発表されたナンバー。「Mr. Tambourine Man」同様のキャッチーかつポップな仕上がりがグッド!Dylanのオリジナルは『Another Side Of Bob Dylan』に収録されていマス。Byrdsに先んじてSonny & Cherがヒットさせまシタ。

「It's No Use」
アルバム中最もロックしているナンバー。完全にビート・ロック・グループとしてのByrdsがいる!

「Chimes of Freedom」
Dylan作品4曲目デス(これもDylanのオリジナルは『Another Side Of Bob Dylan』収録)。これもDylanを真似た歌い回しが印象的だね。

Byrdsはまだまだ紹介したいですね。次は『Fifth Dimension』(1966年)、『The Notorious Byrd Brothers』(1968年)、『(Untitled)』(1970年)あたりからのセレクトかなぁ。
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2006年07月03日

Tender Leaf『Tender Leaf』

夏だ!ハワイだ!ハワイアンAORだ!☆Tender Leaf『Tender Leaf』
Tender Leaf
発表年:1982年
ez的ジャンル:ネオアコ系ハワイアンAOR
気分は... :夏だ!ハワイだ!

久々にAORを!ということでハワイアンAORの幻の1枚Tender Leaf『Tender Leaf』(1982年)っす。

フリーソウル・ファンの間では、本CDが出るまでは、中古市場で天井知らず高値がつき話題になった幻の1枚ですね。僕も本作はフリーソウル・ブームの中で知り、本CDが発売されると真っ先に購入したパターンっす。

ただ、フリーソウル云々は関係なく、僕は昔からハワイアンAOR/フュージョン系作品が結構好きだった。Tender Leafはフリーソウルならではのマニアックな作品だが、それ以外にもKalapana、Cecilo & Kapono、Mackey Feary、Lemuria、Tender Leaf、Seawindなどコレクション枚数は決して多くはないがハワイ系アルバムへの愛着は強いね。

Tender Leafと並んで人気のあるMackey Fearyあたりも、定番のMackey Feary Bandではなく、その後結成したMackey Feary & Nite Lifeの唯一のアルバム『Mackey Feary & Nite Life』(1983年)をレコードでリアルタイムで購入し、学生時代はかなりガンガン聴いていたなぁ。ただし、当時は“Mackey Fearyっていいよ!”と言っても誰もピンと来なかったけどね。

とにかくハワイアンAOR/フュージョンは、メロメロ好きにはたまらない、ライトタッチなメロウネスが魅力ですな。夏のまぶしい日差しやロマンティックな夕陽の情景と共に、アノ思い出の夏が甦ってくる!ってカンジでしょうか。

そんな中でTender Leafは、ネオアコ系ハワイアンAORとも呼べるアコースティック・ギターによるキレがあるけど心地良いリズム・カッティングが特徴のグループ。前述の他のハワイ系作品とは少し異なった印象を受けるかもね。

Tender Leafがどんなグループなのか全然知らないが、CDのライナーノーツによると、元々はオアフ島のバス運転手さんたちのアマチュア・バンドらしいデス。そんなアマチュア・バンドが盛り上がって、記念に自主制作した作品が本作『Tender Leaf』なんだとか。
そんな自主制作盤が約20年以上経っても、遠い日本で幻のアルバムとして珍重されているわけだから、不思議なもんですな。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Beautiful Hawaii Kai」
The Fifth Avenue Bandあたりが好きな人にはピンと来るグルーヴ感がカッチョ良いフォーキー・サウンド。

「Countrieside Beauty」
本アルバム中最も人気が高いと思われるフリーソウルの定番ナンバー。Mackey Feary Bandと共通する爽快なメロウ・グルーヴ。都会の喧騒を忘れるハワイの波のような大らかなグルーヴ感がイイですな。

「You Are My Love」
ハワイの真っ赤な夕陽の情景が思い浮かぶロマンティックなバラード。ハワイアンAORならではの浜辺のメロウネスたっぷりデス。

「Youre My Fantasy」
これも人気のナンバー。このライトタッチな疾走感はハワイアンAORというよりも、ネオアコって表現の方が合っているかもね。

「Shores Of Makapuu」
個人的にはアルバムで一番お気に入りのメロウ・グルーヴ。胸キュンボーカル&コーラス、涼しげなアコギ、パカポコ気持ちパーカッション...全てが僕好み☆Alzo & Udineが好きな人は多分気に入る曲じゃないかな?

「Future Family」
「Going To The Country」
70年代ウエストコースト・ロックにも通ずる爽やかなナンバー2曲。「Future Family」はパーカッションが抜群にカッチョ良いね!「Going To The Country」はグルーヴ感のあるEaglesってカンジかも?

7、8月はできればハワイ系アルバムを数多く紹介できればと思いマス。とりあえずはMackey Feary、Seawindあたりかな?
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2006年07月02日

Herbie Hancock『Sunlight』

名曲「I Thought It Was You」をはじめボコーダーの魅力を堪能☆Herbie Hancock『Sunlight』
Sunlight
発表年:1978年
ez的ジャンル:ボコーダー系メロウ・グルーヴ・フュージョン
気分は... :このジャケのHerbieはイケてないよね(笑)

今回は、Herbie Hancockがボコーダーを導入したポップでメロウなアルバム『Sunlight』(1978年)っす。

Herbieを紹介するのは60年代のメインストリーム・ジャズ作品『Speak Like A Child』(1968年)に続く2回目の紹介となりヤス。

1960年代から今日までJazz界の第一線で活躍し続けるピアニスト/サウンドクリエイターであるHerbie Hancock。ピアノ/キーボード奏者として、彼ほどの影響力を持ったJazzミュージシャンはいないかもしれませんね。

60年代におけるソロおよびMiles Davisクインテットにおけるメインストリーム・ジャズ作品、70年代におけるクロスオーバー/フュージョン作品、80年代前半のHip-Hop的アプローチといったように、メインストリーム・ジャズの伝統を受け継ぎつつ、時代を先取りするアプローチにも抜かりがない、実にバランス感覚に溢れたミュージシャンというのが僕のHerbie Hancockに対するイメージっす。

僕は特にHerbie Hancockファンというわけではないが、知らぬ間にコレクション枚数が増え、気付けばJazzピアノ/キーボード部門でコレクション枚数が最も多くなっていた。それだけHancock作品は外せないアルバムだらけということかもね?

さて、今回は70年代のクロスオーバー/フュージョン作品の中から最もお気に入りの1枚『Sunlight』(1978年)をセレクト。

名作『Headhunters』(1973年)からファンク寄りのクロスオーバー/フュージョン作品を発表してきたHerbieだったが、この『Sunlight』ではボコーダーを導入し、ボーカル・ナンバーを収録したことで、それまでの作品よりポップでメロウなグルーヴ感が気持ちいいフュージョン作品に仕上がっていマス。

Herbie以外のメンバーは、Wah Wah Watson(g)、Ray Parker, Jr(g)、Jaco Pastrius(b)、Paul Jackson(b)、Tony Williams(ds)、Leon Chancler(ds)、Bill Summers(per)、Raul Rekow(cong)、Benny Maupin(ss)等。特に「Good Question」におけるJaco Pastrius、Tony Williamsの参加は注目ですね!

ボコーダー好きの僕にとってはヨダレ出まくりの1枚っす。

全曲紹介しときやす。

「I Thought It Was You」
何と言っても本作といえばこの曲だよね。Herbie自身がボコーダーでボーカルを披露しているこのメロウ&グルーヴは、おそらく僕が最も頻繁に聴くHancock作品っす。イントロのメロメロなエレピの音色と気持ちイイ浮遊感が漂うボコーダー・ボーカルを聴くと、自然と胸がトキメいてきます。9分弱の長尺ナンバーだけど、もっとロングプレイで聴きたい曲デス。ちなみに作詞のJeffrey CohenはAretha Franklin「Freeway Of Love」なども手掛けた人っす。

あとは本曲がお好きな人は、本作の姉妹盤とも言えるアルバム笠井紀美子 with Herbie Hancock『Butterfly』(1979年)のカヴァーもオススメです。メンバーも本作と重なりますし、Herbieのボコーダーがこのカヴァーでも聴けます。

「Come Running to Me」
夏の夕暮れあたりに聴くとピッタリなカンジのフュージョンらしいナンバー。あまり出しゃばりすぎないボコーダーもイイ感じですな!作詞のAllee WillisはEarth,Wind & Fireの「September」、「Boogie Wonderland」 などの作品でもお馴染みの人ですね。本曲はSlum Village「Get Dis Money」のサンプリングネタにも使われていマス。

「Sunlight」
ボコーダー・ナンバー3曲中で、最もファンク色が強いタイトル・チューン。ファンキーながらもボコーダーで全体としては、かなりマイルドな印象に仕上がっていマス。

「No Means Yes」
南国気分のエキゾチック・サウンドと熱いファンク・サウンドが融合した不思議なジャズ・ファンク・チューン。

「Good Question」
前述のJaco Pastrius(b)、Tony Williams(ds)参加の注目曲。熱くフリーキーなラテン・グルーヴが展開されマス。張り詰めた緊張感一杯のスリリングな演奏は、アルバムの中では異質ですがインパクトありますね!

それにしてもこのジャケ写真のHerbieは怪しげで、全然イケてないよね(笑)
posted by ez at 01:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする