2011年04月18日

Larry Young『Heaven On Earth』

ファンキー路線のグルーヴィー・オルガン・ジャズ☆Larry Young『Heaven On Earth』
ヘヴン・オン・アース
録音年:1968年
ez的ジャンル:ファンキー路線オルガン・ジャズ
気分は... :グルーヴィーに盛り上げマス!

ジャズ・オルガン奏者Larry Young『Heaven On Earth』(1968年)です。

オルガンのColtrane”と呼ばれたオルガン奏者Larry Youngの紹介は、『Into Somethin'』(1964年)、『Unity』(1965年)に続き3回目となります。

今回紹介する『Heaven on Earth』(1968年)は、『Into Somethin'』(1964年)、『Unity』(1965年)、『Of Love and Peace』(1966年)、『Contrasts』(1967年)に続くBlue Note第5弾アルバムです。

ファンキー路線のアルバムということで、正統派ジャズ・ファンからはあまり評判が良くない作品のようですが、グルーヴィーなオルガン・ジャズ満載であり、クラブ・ジャズ好きの人であれば気に入る1枚ではないかと思います。

レコーディング・メンバーは、Larry Young(org)、Byard Lancaster(as)、Herbert Morgan(ts)、George Benson(g)、Eddie Gladden(ds)、Althea Young(vo)といった編成です。やはりGeorge Bensonの参加が目立ちます。

本作以降のLarry Youngは、Blue Noteでの最終作『Mother Ship』(1969年)をレコーディング後、Tony Williams(ds)、Mahavishnu Orchestraを率いることになるギタリストJohn McLaughlinと共にLifetimeを結成し、当ブログでも紹介した『Emergency!』(1969年)をリリースします。

さらに『Emergency!』に感銘したMiles Davisから請われ、音楽シーンを震撼させた衝撃作『Bitches Brew』(1969年)へ参加することになります。

こうした流れを踏まえると、Larry Youngのキャリアの中で試行錯誤の時期の作品かもしれません。まぁ、小難しいことを考えずに"グルーヴィー・オルガン・ジャズを満喫する"というスタンスで聴けば、かなり楽しめる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「The Infant」
オススメその1。オープニングはブーガルー・テイストのファンキー・チューン。YoungのオルガンとBensonのギターがファンキーに絡んでくるのがいいですね!Larry Young作。

「The Cradle」
オススメその2。YoungとドラムのEddie Gladdenのみの演奏によるオルガン・ボッサ・チューン。二人のみの演奏ですが、Eddie Gladdenも含めてなかなか迫力があります。Larry Young作。
http://www.youtube.com/watch?v=p9sFuwE5Iuw

「The Hereafter」
Larry Young作。Miles Davisにインスパイアされて書いた楽曲なのだとか。疾走する3拍子のリズムが心地好いです。

「Heaven On Earth」
オススメその3。Larry Young作。タイトル曲はヒップなオルガン・グルーヴ。クラブ・ジャズ好きにはかなりグッとくる仕上がりです。グルーヴィーなYoungのオルガンは勿論のこと、Bensonのグッド・フィーリングなギターにも惹かれます。

「Call Me」
オススメその4。UKの女性シンガー/女優Petula Clark、1965年のシングル曲のカヴァー(Tony Hatch作)。当ブログではAstrud Gilberto/Walter Wanderley Trioのカヴァーを紹介済みです。実にスタイリッシュなセンス抜群のカヴァーに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=MWGEPEGW21k

「My Funny Valentine」
ラストはLorenz Hart作詞、Richard Rodgers作曲による超有名スタンダード。当ブログではMiles DavisBill Evans & Jim Hallのカヴァーを紹介済みです。ここではYoungの奥方Althea Youngがヴォーカルを務めています。実にミステリアスでスピリチュアルな「My Funny Valentine」を聴かせてくれます。

Larry Young関連の過去記事もご参照下さい。

『Into Somethin'』(1964年)
イントゥ・サムシン

『Unity』(1965年)
ユニティ

Tony Williams Lifetime『Emergency!』(1969年)
Emergency!
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2011年04月17日

Lando『In This Space』

ジワジワと心に沁みてくるインディ・ソウル☆Lando『In This Space』
lando.jpg
発表年:2010年
ez的ジャンル:インディ・ネオソウル
気分は... :クラシコ4連戦の幕開け!

サッカー好きにとっては、いよいよ「バルセロナ対レアル・マドリー」のクラシコ4連戦(リーガ、国王杯、CL2戦)が今日からスタートしますね。

バルサ・ファンの僕は勿論バルサ4連勝を願うばかりですが、それはモウリーニョのプライドが許さないでしょう。とりあえず今日のリーガ勝利とCL勝ち抜きが達成されれば満足です。両チームでどのようなメンバー構成で4試合を乗り切るのか楽しみです。多分、バルサはメンバーをあまりいじらず、マドリーはあれこれ策をめぐらしてくる予感がします。

CLは「バルセロナ対マンチェスターU」の決勝を観たいですね。
ウッチー所属のシャルケもダークホースとして頑張っていますが、実力でいけばマンUが一枚上手ですからね。バルサとマンUの決勝は現在の人気・実力からして最もサッカー・ファンが観たい決勝カードなのでは?

クラシコ直前でウキウキ気分のはずなのに・・・忙しいやら、イラっとする出来事があったりやらで不機嫌モード。「何とかしろよ!」というのが心の叫びです。

今回はインディ・ソウル作品Lando『In This Space』(2010年)です。

昨年末にリリースされている作品ですが、最近某CDショップで激プッシュされています。

先々週のAnthony David『As Above So Below』、先週のJohn Stoddart『Faith Hope Love』と3週連続で日曜日は男性インディ・ソウルの新作となりました。

本作の主役Landoについては、本名Orlando R. Joiner、デトロイト出身ということくらいしか情報がありません。

温もり感のあるネオソウル作品といった感じですかね。

ソングライティングも全曲本人のペンによるものであり、プロデュース&アレンジも殆どの曲で自らが手掛けています。

先々週のAnthony David、先週のJohn Stoddarと比較すると、最も地味なアルバムかもしれません。それでも派手さはなくとも歌心があれば素晴らしい作品を生み出せるということを実感できる1枚です。

独特の雰囲気のあるLandoのヴォーカルに女性バック・コーラスが絡む曲が多く、そのあたりのコンビネーションも僕が本作を気に入っている理由かもしれません。

聴き返すほどにジワジワと心に沁みてくるソウル・アルバムです。

全曲紹介しときやす。

「The Light」
オススメその1。インディ・ソウルらしい温もり感のあるネオソウルなミディアム・スロウでスタートします。

「Anyuthatime」
オススメその2。ジワジワと心にしみてくるアコースティック・ソウル・チューン。コーラス・ワークも含めて素晴らしい出来栄えです。

「Be Near Me」
悪くはないですが、少しサウンドが貧弱なのが残念ですね・・・

「Leavin'」
オススメその3。ジェントル&ハートウォームなソウル・チューン。試聴したときに惹かれた曲でもあります。

「Touch U (Acoustic) 」
哀愁モードのアコースティック・ソウル。

「Space」
オススメその4。コンテンポラリーなソウルがお好きな人であれば気に入るであろうアーバン・メロウな仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=xvKyjI4hDTA

「I Luv Er'ythang About U」
オススメその5。個人的には一番のお気に入り。アーバン・メロウな躍動感に溢れたミッド・チューン。インディ・ソウルの底力を実感できる仕上がりです。

「Just Keep Turnin' Me On」
オススメその6。美しいメロディとソウルフルなコーラスワークにグッとくるミディアム・スロウ。
http://www.youtube.com/watch?v=ts7k7mbfe78

「Nothing Compares」
哀愁モードのミディアム・スロウ。彼の声質が独特の哀愁感を醸し出します。

「Say The Word」
オススメその7。ジェントルなヴォーカルが包み込んでくれる感動的なスロウ・チューン。

「Let It Go」
ジワジワと込み上げてくるスロウ・チューン。派手さはありませんがじっくり聴かせてくれます。

「It Takes Some Getting Used To」
切々と歌い上げる哀愁スロウ。

さらにアルバムには「Gone」が隠しトラックとして収録されています。

Anthony David『As Above So Below』
Above So Below

John Stoddart『Faith Hope Love』
Faith Hope Love
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2011年04月16日

Banda Black Rio『Saci Perere』

ブラジルのEW&Fによるメロウ・ファンキー・ブラジリアン☆Banda Black Rio『Saci Perere』
Saci Perere
発表年:1980年
ez的ジャンル:メロウ・ファンキー・ブラジリアン
気分は... :週末はメロウな気分で・・・

今回はBanda Black Rio『Saci Perere』(1980年)です。

Banda Black Rioはブラジル、リオデジャネイロで1976年に結成されたグループ。

ファンクをベースにサンバ、ジャズ、ロックを取り入れたブラジル産ファンク・サウンドを展開していました。

『Maria Fumaca』(1977年)、『Gafieira Universal』(1978年)、『Saci Perere』(1980年)という3枚のアルバムをリリースしますが、リーダーのOberdan Magalhaesが1984年に交通事故で他界したため、グループは活動を休止します。その後、Oberdan Magalhaesの息子William Magalhaesが父の遺志を受け継ぎ、1999年に新生Banda Black Rioとして活動を開始し、2001年にはアルバム『Movimento』をリリースしています。

ここ数年、ブラジル音楽を聴く割合が一気に高くなった僕ですが、本作『Saci Perere』は、1990年代初めのワールド・ミュージック・ブームの時に購入したものです。

上記に示しているのがオリジナル・ジャケのようですが、僕が保有するCD(1993年発売の国内盤)のジャケはコチラです。

Saci Perere

よりワールド・ミュージック的な作品を好んで聴いていた購入当時よりも、メロウ・ブラジリアンを好む現在の僕の音楽嗜好にフィットする作品ですね。

"ブラジルのEarth,Wind & Fire"と説明されることが多いグループですが、3rdアルバムとなる本作『Saci Perere』(1980年)のサウンドやコーラスを聴けば、そのような印象を受けるはずだと思います。

その意味ではブラジル音楽好きではなくても、EW&F好き、AOR/フュージョン好きの人が聴いても十分に楽しめる1枚だと思います。

正直、CD棚の奥の方に放置されたまましばらく聴いていませんでしらが、久々に聴き直して改めて内容の充実ぶりを実感した次第です。

週末に聴くにはピッタリのメロウ・ファンキー・ブラジリアンです。
EW&Fのコーラス、スキャットがお好きな人であればぜひ一聴を!

全曲紹介しときやす。

「Miss Cheryl」
"ブラジルのEarth,Wind & Fire"らしいファンキー・チューン。コーラスがモロにEW&F風です。英語で歌われているので余計にEW&Fっぽく聴こえます。Jorjao Barreto作。
http://www.youtube.com/watch?v=mRMBXpp2lfY

「Melissa」
ブラジル産らしいファンク・チューン。メロウ・ファンキー・ブラジリアンがお好きな人ならば心地好く聴くことができると思います。Oberdan Magalhaes作。

「De Onde Vem」
当時も今も一番のお気に入りはこの絶品メロウ・チューンです。個人的にはかなりのクラシックです。ブラジル音楽云々に関係なくメロウ好きのハートをがっちりつかむ名曲だと思います。Lincoln Olivetti/Ronaldo Barcellos作。
http://www.youtube.com/watch?v=ImlABAkYZG0

「Subindo O Morro」
ブラジリアン・フュージョンしているインスト・チューン。個人的にはEW&F風のヴォーカル&コーラス入りの曲が好きですが、インスト曲も楽しめます。Claudio Stevenson作。
http://www.youtube.com/watch?v=Fz3Hog3YK3I

「Amor Natural」
ロマンティックなメロウ・バラード。彼ららしいスウィートなヴォーカル&コーラスを満喫できます。Jorjao Barreto/Ze Rodrix作。
http://www.youtube.com/watch?v=deyVGaamztE

「Profissionalismo E Isso Ai」
ブラジル音楽ということで聴けば、本曲あたりが一番面白いかもしれませんね。サンバとフュージョンを融合したブラジル産ならではのサンバ・フュージョンに仕上がっています。Aldir Blanc/Joao Bosco作。
http://www.youtube.com/watch?v=OnMLz5mBwjs

「Broto Sexy」
躍動するメロウ・ファンキー・ブラジリアン。素晴らしいホーン・アンサンブルおよびヴォーカル&コーラスにグッときます。
Oberdan Magalhaes/Paulo Zdanowski作。

「Tem Que Ser Agora」
「De Onde Vem」と並ぶ僕のお気に入り。EW&F風のヴォーカル&コーラスとメロウ・サウンドが絶品のスウィートなスロウ・チューンです。購入した当時は「De Onde Vem」と本曲ばかり繰り返し聴いていた記憶があります。Gastao Lamounier/Luiz Mendes JR.作。
http://www.youtube.com/watch?v=K0k4HK9Fhr4

「Zumbi」
メロウなスキットが好きな人にはたまらいメロウ・ブラジリアン・グルーヴ。Barrosinho作。
http://www.youtube.com/watch?v=yw2PEyxFjKM

「Saci Perere」
ラストはGilberto Gil作品。リラックスした雰囲気でアルバムは幕を閉じます。

ご興味のある方は他のアルバムもチェックを!

『Maria Fumaca』(1977年)
Maria Fumaca

『Gafieira Universal』(1978年)
100 Anos: Gafieira Universal

『Movimento』(2001年)
Movimiento
posted by ez at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月15日

Kero One『Windmills of the Soul』

アングラ・ジャジーHip-Hop好き必聴のデビュー作☆Kero One『Windmills of the Soul』
Wildmills of the Soul
発表年:2005年
ez的ジャンル:西海岸系アングラ・ジャジーHip-Hop
気分は... :正直しんどい・・・

昨日から体調不良・・・しかしながら仕事の納期は待ったなし!
かなりしんどいですが、何とか乗り切らねば・・・

今回はカリフォルニア生まれの韓国系アメリカ人MC/プロデューサーKero Oneのデビュー・アルバム『Windmills of the Soul』(2005年)です。

当ブログでこれまで紹介したKero One作品は以下の3枚。

 『Kero One Presents:Plug Label』(2007年) ※主宰するPlug Labelのコンピ
 『Early Believers』(2009年)
 『Kinetic World』(2010年)

アングラ・ジャジーHip-Hop好きに絶大な人気を誇るKero Oneですが、そんな彼の才能を広く知らしめた作品がデビュー・アルバムとなる本作『Windmills of the Soul』です。

1stシングル「Check The Blueprints」(2003年)、2ndシングル「Keep It Alive!」(2004年)で注目され、真価を問われたデビュー・アルバム『Windmills of the Soul』でしたが、その才能が本物であることをを見事に証明してくれました。

『Early Believers』(2009年)、『Kinetic World』(2010年)あたりの進化したKero Oneも悪くありませんが、やはりメロウなアングラ・ジャジーHip-Hop好きとしては、本作『Windmills of the Soul』『Kero One Presents:Plug Label』のKero Oneワールドに惹かれてしまいますね。

シングルにもなった「Check The Blueprints」「Keep It Alive!」「In All The Wrong Places」をはじめ、センス抜群のジャジー・トラックに魅了されます。

プロデューサー/MC/プレイヤーとKero Oneの持つトータルな才能が遺憾なく発揮されたデビュー・アルバムを堪能しましょう!

全曲紹介しときやす。

「Windmills Intro」
メロウなギターとパーカッションが心地好いオープニング。
http://www.youtube.com/watch?v=RFSEQRzN6wM

「Give Thanks」
Niamajをフィーチャー。フェンダーローズにジャジーなサックス、女性の声ネタが絡むトラックが印象的です。僕の場合、『Kero One Presents:Plug Label』に収録されたSound Providersによるリミックスの印象が強いのですが・・・
http://www.youtube.com/watch?v=1R6Oa8zhD3M

「Give Thanks(Sound Providers Remix)」
http://www.youtube.com/watch?v=cgsoxIsRBTU

「Musical Journey」
アングラ・ジャジーHip-Hopらしいメロウなジャジー感を満喫できます。Raemonによる心地好いサックスがグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=ijFY-WLznzA

「My Story」
キーボードの音色が気持ちいいメロウ・トラック。今の季節に聴くとピッタリな気がします。
http://www.youtube.com/watch?v=kNkF0TUzOfc

「In A Dream」
Kanye Westテイストの早回し声ネタが印象的です。DJ King Mostがプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=vfgNh1LrPgc

「Ain't That Somethin?」
あまり話題になりませんが密かにお気に入り。春の木漏れ日のようなメロウなトラックがたまりません。

「Tempted」
Milt Jackson Quintet Featuring Ray Brown「Listen, Hear」ネタのジャジー・トラックが実に小粋です。思わず身体を揺らしてしまいます。格好良い!
http://www.youtube.com/watch?v=O57xNsoSc-s

「In All The Wrong Places」
シングルにもなった人気曲。本作のハイライトかもしれませんね。僕自身もKero Oneの代表曲と言えば、真っ先に本曲を思い出します。Ahmad Jamal「Dolphin Dance」ネタのピアノ・ループはジャジーHip-Hopファンにとってど真ん中です。
http://www.youtube.com/watch?v=O9UDTOveUyk

「Keep It Alive!」
前述のようにアルバムに先駆け2ndシングルとして前年にリリースされていた楽曲。DJ King MostとKero Oneが共同プロデュースしています。この曲は格好良すぎですね(笑)。Kero One自身による擦りもキマっています!Kero Oneワールドへどっぷり浸れる名曲だと思います。Hugo Montenegro「Dizzy」をサンプリング。
http://www.youtube.com/watch?v=RyeABJ5ECxE

「The Cycle Repeats」
フルートとサックスに誘われるジャジー・トラックが印象的です。Seoul Controlによるスクラッチもいい感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=o1T-2KB-wpc

Hubert Laws「Family」ネタによるリミックスもいいですね。
「The Cycle Repeats (Remix)」
http://www.youtube.com/watch?v=nlplBaXS9SU

「Fly Fly Away」
Jamain K. DrakeのヴォーカルとKero Oneのラップが絡む1曲。Kero One自身が弾くベース・ラインが印象的です。

「Its A New Day」
Kero Oneのフェンダーローズ、Vinceのギター、Golda Supanovaの女声ヴォーカルが絡むメロウ・トラック。こういうトラックを聴けば、不機嫌モードの人も優しい気分になれるのでは(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=pG3Y3GVXIE4

「Check The Blueprints」
1stシングルにもなったPlug Label第一弾作品。Gene Ammons「Cariba」ネタのサックス・ループのジャジー感がいい雰囲気です。
http://www.youtube.com/watch?v=vQPZ-x9m6i8

個人的には『Kero One Presents:Plug Label』に収録されたJapan Only 12" Remixもお気に入りです。
「Check The Blueprints(Japan Only 12" Remix)」
http://www.youtube.com/watch?v=N-PRKryCfzg

国内盤には「My Story - DJ Mitsu Remix」がボーナス・トラックとして収録されています。

Kero One関連の過去記事もご参照下さい。

Various Artists『Kero One Presents:Plug Label』(2007年)
プリゼンツ・プラグ・レーベル

『Early Believers』(2009年)
アーリー・ビリーヴァーズ

『Kinetic World』(2010年)
キネティック・ワールド

サッカーUEFAチャンピオンズ・リーグの話題にでも触れたいのですが、今はそれどころではないのでまた明日にでも・・・
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2011年04月13日

Ex-Girlfriend『It's A Woman Thang』

90年代女性R&Bグループの魅力が上手くパッケージされた1枚☆Ex-Girlfriend『It's A Woman Thang』
It's a Woman Thang
発表年:1994年
ez的ジャンル:Full Force系女性R&Bグループ
気分は... :逆風にも負けず!

今回は90年代に活動していた女性R&BグループEx-Girlfriendの2ndアルバムにしてラスト・アルバム『It's A Woman Thang』(1994年)です。

Tisha Hunter、Stacy Francis、Monica Boyd、Julia Robersonの4人組女性R&BグループEx-Girlfriendの紹介はデビュー・アルバム『X Marks the Spot』(1991年)に続き2回目となります。

以前にも書きましたが、Full Force好きだった僕としては、Cheryl "Pepsii" Riley『Chapters』Ex-GirlfriendといったFull Forceファミリーのアーティストもお気に入りでした。

En VogueTLCSWVといった90年代初めに活躍していた女性R&Bグループと同じ流れの位置づけられるEx-Girlfriendですが、結局商業的な成功には恵まれませんでした。

彼女達の場合、デビューした時期にFull Force自体がパワーダウンしていたのが不運でしたね。おそらくFull Forceに勢いがあったのはアルバム『Smoove』(1989年)迄であり、その後リリースされた『Don't Sleep!』(1992年)、『Sugar On Top』(1995年)はかなりマイナーな印象が強かったですね。Full Force好きであった僕も『Don't Sleep!』以降は作品を聴くたびに少しずつ不安になっていった記憶があります。

そんな逆風下で作品をリリースしていたEx-Girlfriendですが、彼女達が残した2枚のアルバムは今も僕のお気に入りです。

デビュー・アルバム『X Marks the Spot』(1991年)ではFull Forceがプロデュースしていましたが、今日紹介する2nd『It's A Woman Thang』(1994年)ではFull Forceはエグゼクティヴ・プロデューサーとしてのクレジットに止まっています。各曲のプロデュースには、8組のプロデューサーが起用されています。そのプロデューサー陣の中にはR. Kellyも含まれています。

90年代女性R&Bグループの魅力が上手くパッケージされたアルバムだと思います。

とりあえず「Nobody Like You」「X In Your Sex (X Between The Sheets - F.F. Remix)」というハイライト2曲を聴けば、本作の素晴らしさを実感できるのでぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「X In Your Sex」
ラストに収録されたリミックスが圧倒的に有名ですが、オリジナル・ヴァージョンもなかなかキャッチーな90年代前半らしいミッド・グルーヴに仕上がっています。

「Can I Get A Nasty」
ミステリアス&ナスティなミッド・グルーヴ。ダミ声の男性ラップが盛り上げてくれます。

「You For Me」
オススメその1。R. Kellyプロデュースのスロウ。切ない思いが伝わってくる絶品スロウです。さすがはR. Kelly!といった仕事ぶり。
http://www.youtube.com/watch?v=5IcZio1-LR0

「Sexual Chocolate」
軽くNJS調のセクシー・ミッド・グルーヴ。やはりハネハネしている方がEx-Girlfriendらしい気がします。

「I Want You」
90年代女性R&Bグループらしいミディアム・スロウ。切なく胸に迫ってくるヴォーカル&コーラスがたまらなく好きです。90年代女性R&Bグループってコレがあるからいいんですよね!

「It's A Woman Thang (U Wouldn't Understand)」
グループの持つコーラスワークとゴージャス感のあるサウンドが印象的な1曲。

「Yes I'm Ready」
オススメその2。グループの持つ魅力を存分に堪能できるキャッチーな1曲。90年代女性R&Bグループらしいグルーヴ感を満喫できます。

「Falling 4-U」
オススメその3。この曲もキャッチーなミッド・グルーヴです。何処となくMJB『What's The 411?』の影響も感じます。

「Nobody Like You」
オススメその4。「X In Your Sex (X Between The Sheets - F.F. Remix)」と並ぶ本作のハイライト。90年代女性R&Bグループの魅力がぎっしり詰まった名曲だと思います。今聴いても相当グッときます!
http://www.youtube.com/watch?v=REAjbJeOgrs

「Back Together」
Hidden Agendaのラップをフィーチャーしたセクシー・モードのミッド・グルーヴ。

「Takes Me Away」
オススメその5。コーラス・グループとしての実力を堪能できるミッド・チューン。

「Cost Of Love」
80年代に活躍したブラコンの男女デュオJuicyの二人Jerry Barnes/Katreese Barnesがプロデュースしています。小粋なアレンジがアルバムの中でいいアクセントになっています。

「X In Your Sex (X Between The Sheets - F.F. Remix)」
オススメその6。「Nobody Like You」と並ぶ本作のハイライト。「X In Your Sex」のIsley Brothers「Between The Sheets」ネタのリミックスです。「Between The Sheets」ネタ好きの人であれば要チェックな1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=jFeUG0SfH48

『X Marks the Spot』(1991年)
X Marks the Spot
posted by ez at 01:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする