2011年04月11日

Eumir Deodato『Os Catedraticos 73』

Deodatoの最高傑作の呼び声も高い1枚☆Eumir Deodato『Os Catedraticos 73』
オス・カテドラーチコス 73(紙ジャケット仕様)
発表年:1973年
ez的ジャンル:ブラジリアン・オルガン・グルーヴ
気分は... :やっぱりSkyscrapersでしょ!

今回はEumir Deodatoが1973年にリリースした『Os Catedraticos 73』です。

ブラジルが誇る天才アレンジャー/プロデューサー/コンポーザー/キーボード奏者Eumir Deodatoの紹介は『Love Island』(1978年)に続き2回目となります。

この時期のEumir Deodatoと言えば、CTIでの『Prelude』(1972年)、『Deodato 2』(1973年)が有名ですが、Deodato好き、ブラジリアン・グルーヴ好きの人であれば、前述の2作品以上に『Os Catedraticos 73』をイチオシする人が多いのではないかと思います。僕もそんな一人です。

当事のDeodatoはN.Y.を拠点に活動していましたが、本作『Os Catedraticos 73』はブラジル録音です(ホーン・セクションはN.Y.録音)。

レコーディングにはDurval Ferreira(g)、Ze Menezes(g)、Sergio Barrozo(b)、Orlandivo(per)、Tamba TrioHelcio Milito(per)、Bebeto Castilho(congas)、AzymuthのIvan "Mamao" Conti(ds)といったブラジル人ミュージシャンが参加しています。

今日、本作の人気が高いのはこうしたブラジル人ミュージシャンの参加により、CTI作品以上にブラジル色が強く出ているためだと思います。

アルバム・タイトルにはある"Os Catedraticos"は、『Impuls O!(邦題:衝撃)』(1964年)で初めて使われた彼のグループ名("大学教授"という意味)です。『Impuls O!』はオルガンにトゥンバドール(コンが)を組み合わせ、オルガン・グルーヴの新たな可能性を示した作品でした。その後Os Catedraticos名義で『Tremendao』(1964年)、『Ataque』(1965年)といった作品をレコーディングしています。

『Impuls O!』から9年、発展したブラジリアン・オルガン・グルーヴの姿を提示してくれたのが本作『Os Catedraticos 73』だと思います。

何と言っても、本作のハイライトは人気曲「Skyscrapers」のオリジナル・ヴァージョンですね。この1曲のために本作を入手しても損しないと思います。ただし、それ以外にも素晴らしいオルガン・グルーヴが多数収録されており、アルバム通して楽しめる1枚になっています。

本作は『Skyscrapers』のタイトルでもリリースされています(収録内容は『Os Catedraticos 73』と同じ)。

『Skyscrapers』
Skyscrapers

ヒットしたCTI作品や、フュージョン色を強めていくその後の作品も良いですが、Deodato本来のブラジル人ミュージシャンのDNAを感じたいのであれば、最適な1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Arranha Ceu (Skyscrapers) 」
邦題「摩天楼」。Eumir Deodato作。『Deodato 2』にも収録されている人気曲「Skyscrapers」のオリジナル・ヴァージョンです。Deodato好き、ブラジリアン・グルーヴ好きの人であれば、圧倒的に本作ヴァージョンの方が好き!という方が多いのでは?20年先のクラブ・ミュージックを予見していたかのようなグルーヴィー・サウンドの疾走感がたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=Hzm8ua_ts08

「Flap」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。ラテン・フレイヴァーの小粋なオルガン・グルーヴです。

「Rodando Por Ai (Rudy's) 」
邦題「巡り歩いて」。Eumir Deodato作。 Jimmy Smithあたりに通じるファンキーな味わいのオルガン・ジャズです。

「O Jogo (Soccer Game) 」
邦題「サッカーゲーム」。Pacífico Mascarenhas作。出だしのブレイクにグッとくる1曲。楽しく華やかな雰囲気もグッド!

「Atire A 1a Pedra」
邦題「最初の石を投げろ」。Ataulfo Alves / Mario Lago作。「Arranha Ceu (Skyscrapers) 」 に次ぐ僕のお気に入り。楽園モードのメロウなオルガン・グルーヴに仕上がっています。

「Puma Branco (The White Puma) 」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。 ゆっくり寛いだムードがいい感じ。

「Passarinho Diferente (The Bird) 」
邦題「変わった小鳥」。Eumir Deodato作。ライトタッチの爽快メロウ・チューン。短い曲ですがDeodatoのオルガン・プレイも冴えています。

「Extremo Norte (The Gap) 」
邦題「極北」。Eumir Deodato作。荘厳な序盤から一気に加速し、疾走するパーカッシヴなブラジリアン・グルーヴへと展開します。壮大なスケール感がいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=4DPL_uy1NAQ

「To Fazendo Nada (Down The Hill) 」
邦題「なにもしてないんだ」。Eumir Deodato作。メロウな雰囲気の中でファンキー&ソウルフルなオルガンのフレーズが引き立っています。
http://www.youtube.com/watch?v=0f2Wlfw6dvc

「Menina (Boy Meets Girl) 」
邦題「少女」。Eumir Deodato作。哀愁モードとアップテンポのコントラストで盛り上がります。ホーン・セクションの巧みは配し方に グッときます。

「Carlota & Carolina (Carly & Carole) 」
Eumir Deodato作。『Prelude』にも収録されています。ラストは少し謎めいた雰囲気を持ったエレガント・チューンで締め括られます。
http://www.youtube.com/watch?v=chgZG-xB9GQ

『Love Island』(1978年)
Love Island

Os Catedraticos名義の60年代作品もチェックを!

Os Catedraticos『Impuls O!』(1964年)
IMPULSO!-DIGIPACK

Os Catedraticos『Tremendao』(1964年)
Tremendao

Os Catedraticos『Ataque』(1965年)
OS CATEDRATICOS/ATAQUE-DIGIPACK
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2011年04月10日

John Stoddart『Faith Hope Love』

オーセンティックな魅力に溢れた大人のソウル作品☆John Stoddart『Faith Hope Love』
Faith Hope Love
発表年:2010年
ez的ジャンル:オーセンティック&コンテンポラリー・ソウル
気分は... :インディ・ソウルの底力

今回は昨年11月に発売されたインディ・ソウル作品John Stoddart『Faith Hope Love』です。

ジャケの面構えに惹かれる作品ですよね(笑)

John Stoddartはフィラデルフィア出身のシンガー/キーボード奏者/ソングライター/プロデューサー。

1992年に自らのプロダクションUrban Junction East Musicを設立し、Celine Dion、Al Jarrea、Dave Koz、Will Downing、Take 6、Kirk Whalumなどの作品に関与してきた経歴を持っています。

自身の作品としては、これまで『Love So Real』(1998年)、『Wings to Walk This Road』(2003年)、『Sweet』(2006年)、『Faces』(2008年)といったアルバムをリリースしています。この中では『Wings to Walk This Road』が一番有名な作品みたいですね。

今回紹介する『Faith Hope Love』は5thアルバムとなります。

John Stoddart自身がプロデュース/アレンジを手掛け、ソングライティングもBill Withersの名曲カヴァー「Lovely Day」以外は自身のオリジナルです。

とにかくオーセンティック&コンテンポラリーな魅力に溢れた大人のソウル作品に仕上がっています。特別なことはしていませんが、包容力のあるジェントルなヴォーカルと落ち着きのあるサウンドで魅惑のアーバン・ソウル・ワールドへと誘ってくれます。

Frank McCombあたりがお好きな人であれば、絶対に気に入る1枚だと思います。

インディ・ソウルの底力を再認識させられた1枚です。

全曲紹介しときやす。

「More Than You and Me」
オススメその1。このオープニングを聴けば、本作が良質のR&B/Soul作品であることを実感できるはず!オーセンティックな魅力に溢れた大人のアーバン・メロウ・グルーヴに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=RDAFpNiK7PU

「Put Love, Love, Love In It」
オススメその2。愛に溢れたハートウォーミングなソウル・チューン。ジェントルなヴォーカルと聴いていると自然と心が温かくなります。流麗なストリングスも盛り上げてくれます。

「Lovely Day」
オススメその3。ご存知、Bill Withersの名曲カヴァー(Bill Withers/Skip Scarborough作)。オリジナルの魅力を受け継ぎつつも、John Stoddartならではのテイストも加えたグッド・カヴァーに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=xbpvLQrsOuA

「A Promise is a Promise」
オススメその4。アコギの響きが心地好いアコースティック・ソウル。シンセの音色でアクセントをつけているのが良いですね。

「I Still Believe」
オススメその5。僕の一番のお気に入り。愛に溢れた歌声で聴く者を優しく包み込んでくれます。コンテンポラリーなR&B/Soulがお好きな人ならばグッとくるスムース・ソウル・チューンです。

「In My Corner」
しっとりとしたサウンドと大人のジェントル・ヴォーカルが印象的なバラード。

「Longer Than Forever」
オススメその6。アーバン・サウンドと憂いを帯びた哀愁ヴォーカルにグッとくる絶品スロウ。女性コーラスも加わり、魅力がグッと増しています。
http://www.youtube.com/watch?v=UnMnyWZA-I0

「Tenderhearted Lover」
優しいエレピの音色と温もりのヴォーカルでジワジワと迫ってきます。

「You Are」
スロウ4連発です。ストリングスをバックに感動ヴォーカルを聴かせてくれます。

「When We Dance」
アコギとピアノによる小粋なアレンジにグッとくるオーガニックなソウル・チューンでアルバムは幕を閉じます。

『Love So Real』(1998年)
Love So Real

『Wings to Walk This Road』(2003年)
Wings to Walk This Road

『Sweet』(2006年)
Sweet

『Faces』(2008年)
Faces
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2011年04月09日

Diane Tell『Chimeres』

フレンチ・カナディアン女性シンガーによるAOR作品☆Diane Tell『Chimeres』
Chimeres
発表年:1982年
ez的ジャンル:フレンチ・カナディアンAOR
気分は... :気だるい土曜の午後は...

ここ数日の疲れが一気に出て、気づけば12時過ぎまで寝ていました。

今回はDiane Tellによるフレンチ・カナディアンAORの人気作『Chimeres』(1982年)です。

本当は別の80年代作品を紹介する予定だったのですが、急に本作を聴きたい気分になりました。気だるい土曜の午後はメロウなAORサウンドで気分爽快にしたいのかも?

Diane Tell(本名:Diane Fortin)は1957年カナダ、ケベック出身の女性シンガー。

1970年代後半から80年代にかけて活躍し、『Diane Tell』(1977年)、『Entre Nous』(1979年)、『En Fleche』(1980年)、『Chimeres』(1982年)、『On a Besoin D'amour』(1984年)、『Faire a Nouveau Connaissance』(1986年)、『Degriffe-Moi』(1988年)といったアルバムをリリースしています。

1983年には日本武道館で行われた第14回世界歌謡祭予選に参加しています。残念ながら本選には進めませんでしたが。ちなみにこの時の世界歌謡祭にはBobby Caldwellも参加し、こちらは本選出場を果たしています。

フリーソウル/サバービア方面で人気があるのは、『Diane Tell』(1977年)、『Entre Nous』(1979年)、『Chimeres』(1982年)あたりですね。

今日紹介する『Chimeres』では、「Souvent, Longtemps, Enormement」「Mori Ami-E」「Les Trittoirs Du Boulevard St-Laurent」といった人気曲を中心に全曲フランス語のアーバン・メロウなAORを満喫できます。

なお、上記Amazonのジャケは裏ジャケ(インナー)のものであり、オリジナルのジャケとは異なります。

フレンチ・ヴォーカルが何ともグッとくるアーバン・メロウAORを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Souvent, Longtemps, Enormement」
オススメその1。シングルにもなったオープニング。大人の哀愁モードにグッとくるアーバン・メロウ。フランス語ならではの語感の響きと哀愁のメロディが実にマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=Dre6oDphWfg

「Tes Yeux」
オススメその2。この曲もシングルになりました。ライト・メロウなサウンドとキャッチーなメロディはAOR好きの人であれば間違いない1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=MqIW3Bwf3YM

「La Falaise」
哀愁のメロディが印象的です。こういう曲は世界歌謡祭っぽいですね(笑)。ドラマチックなストリングスが盛り上げてくれます。

「Mon Ami-E」
オススメその3。アーバン気分を盛り上げてくれるメロウ・グルーヴ。メロウ・フュージョン風のサウンドにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=cD-zi7gi9bQ

「Les Trittoirs Du Boulevard St-Laurent」
オススメその4。それまでと違った雰囲気の小粋なジャジー・サウンドを聴かせてくれます。ヴォーカルもジャズ・ヴォーカル風でアルバムの中でいいアクセントになっています。

「On A Beau...」
しっとりとしたバラード。ここではしみじみとしたヴォーカルでじっくり聴かせてくれます。

「Les Differents」
オススメその5。この曲のみStephan Montarnoが作曲です(作詞はDiane Tell)。軽快なメロウ・フュージョン・サウンドが心地好いです。

「Le Bonhomme Digital」
哀愁モードのサウンドロッキンなギターが印象的です。

「L'Addition S.V.P.」
ラストはポップロック調。悪くはありませんが、僕の好みではありません。

他のDiane Tell作品もチェックを!
入手しづらい状況だとは思いますが・・・

『Entre Nous』(1979年)
Entre Nous

『En Fleche』(1980年) ※オリジナルのジャケとは異なります。
En Fleche
posted by ez at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

Buddy Miles『All The Faces Of Buddy Miles』

Johnny Bristolプロデュースのソウル・アルバム☆Buddy Miles『All The Faces Of Buddy Miles』
All The Faces Of Buddy Miles
発表年:1974年
ez的ジャンル:Johnny Bristol系ソウル
気分は... :多面的に捉えないとね!

昨晩の地震は3/11以降、最も嫌な感覚でしたね。
幸い今まで大きな被害は出ていない模様なので何よりです。
特に原発の被害が懸念されたので少し安堵です。

せっかく復興ムードが高まりつつあるので、これ以上大きな余震が起きないこと願うばかりです。

さて、今回はJimi HendrixBand Of Gypsysで知られる黒人ミュージシャンBuddy Milesが1974年にリリースしたソウル・アルバム『All The Faces Of Buddy Miles』です。

Buddy Miles(本名:George Allen Miles, Jr.)(1947-2008年)は、ネブラスカ州オマハ出身のドラマー/シンガー。

幼少期から音楽に慣れ親しんでいたMilesはWilson Pickettのバックバンドのドラマーなどを経て、1967年にMike Bloomfieldが結成したブルース・ロック・グループThe Electric Flagに参加します。

その後、自らのグループBuddy Miles Expressを率いて『Expressway To Your Skull』(1968年)
『Electric Church』(1969年)という2枚のアルバムをレコーディングしています。特に『Electric Church』では約半数の曲をJimi Hendrixがプロデュースしており、これが縁でMilesはJimi、Billy Coxと共に新バンドBand Of Gypsysを結成することになります。

Band Of GypsysはJimiの契約問題を解決するための急場凌ぎのライブ盤『Band Of Gypsys』(1970年)をリリースしますが、内部分裂によりスタジオ録音作をリリースすることなくグループは短命に終わってしまいます。

70年代ソロ作をコンスタントにリリースしています。また、Carlos Santanaとの共演ライブ・アルバム『Live!』(1972年)もリリースしています。80年代後半にはソウル色の強いグループThe California Raisinsを率いてアルバムをリリースしています。

2008年2月に死去。享年60歳。

どうしてもJimi Hendrix絡みのBand Of GypsysCarlos Santanaとの共演から、"ロック系"黒人ミュージシャンという固定観念で捉えられやすい人ですね。僕も長い間、そんな印象が強かったです。

僕のBuddy Milesに対する印象が大きく変わったのは、フリーソウルのコンピで今日紹介する『All The Faces Of Buddy Miles』からの2曲「I'm Just A Kiss Away」「Got To Find Ms. Right」を聴いてからです。"この人、こんなにグルーヴィーな楽曲もやるんんだ!"

その意味では、今日紹介する『All The Faces Of Buddy Miles』(1974年)は、ロックなイメージのBuddy Milesとは対極にあるソウル・アルバムに仕上がっています。アルバム・タイトルに"一面的に自分の音楽を捉えないで欲しい"というMilesの思いが込められているのでは?

プロデュースはJohnny Bristol。半分以上の楽曲も提供しています。

レコーディングにはEd Greene(ds)、James Jamerson(b)、Melvin Ragin("Wah Wah" Watson)(g)、Ray Parker Jr.(g)、Clarence McDonald(key)、Jerry Peters(key)、Joe Clayton(per)、Ernie Watts(s)等腕利きミュージシャンが多数参加しています。

Johnny Bristolのプロデュース手腕が一番目立つアルバムですが、主役のBuddy Milesも魅惑のソウルフル・ヴォーカルで頑張っています。

アルバム1枚を通じて、楽しめる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Pull Yourself Together」
S. Anderson作。シングルにもなったソウルフル・チューン。Milesが優れたソウル・シンガーであることを実感できる1曲。
http://www.youtube.com/watch?v=-1_jkVz4_r8

「We Got Love」
Johnny Bristol作。エモーショナルな高揚感がたまらない濃い口のソウルフル・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=C-4A1nCJgc4

「All The Faces」
アルバム・タイトル曲は以前に当ブログで紹介したプエルトリコ出身のセッション・ミュージシャン/ソングライターJorge Calderonが女性シンガーソングライターJudi Pulverとの共作で書いた作品。Calderon自身のヴァージョンはアルバム『City Music』(1975年)に収録されています。メロウな味わいのCalderonヴァージョンが大好きで聴き慣れているせいか、よりスウィート・ソウルな本ヴァージョンを最初に聴いた時は新鮮でした。
http://www.youtube.com/watch?v=91hwbFo2LYQ

「I'm Just A Kiss Away」
本作のハイライトその1。Johnny Bristol作。前述のようにフリーソウル・クラシックとして大人気のソフト・シャッフル・チューン。Johnny Bristolの本領発揮な1曲なのでは?聴いていると心はウキウキ&ハッピー・モードです。ソウル・ファンのみならずStyle Council好きの人ならばグッとくるはずですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=0dGoPig_6kM

「It's Only The Good Times」
Lee Pockriss/Peter Udell作。ブルージーな味わいにグッとくるソウル・チューン。

「Got To Find Ms. Right」
本作のハイライトその2。Johnny Bristol作。本曲もフリーソウル・クラシックです。この曲もJohnny Bristolマジックが炸裂するグルーヴィー・チューンです。この胸にグッとくる高揚感がたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=6IJW3_bcoN4

「Pain」
本作のハイライトその3。Johnny Bristol作。ソウル好きの人であれば、フリーソウル・クラシック2曲以上にこの絶品バラードにグッとくるのでは?実に味わい深いですね。
Johnny Bristol作。
http://www.youtube.com/watch?v=7F7z5ap1_5o

Murs「The Pain」でサンプリングされています。

Murs「The Pain」
 http://www.youtube.com/watch?v=9k0RIaJrdS8

「Kiss And Run」
本曲も『City Music』に収録されているJorge Calderon作品。ファンキー&ソウルフルなCalderonヴァージョン自体が大好きなので、よりファンキーなパンチに効いた本ヴァージョンも大好きです。

「Wants And Needs (The Earth Song) 」
Johnny Bristol作。派手さはありませんが、さり気にアルバムで一番格好良い演奏という気がします。
http://www.youtube.com/watch?v=9SwXTfjGxmY

「Baby Don't Stop (Sit On The Rock) 」
ラストはMilesとBristolの共作。ファンキー&グルーヴィーなインスト。なかなかエキサイティングな演奏でいですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=LtgJ9wM-Kng

他のBuddy Miles関連作品もチェックを!

Buddy Miles Express『Expressway to Your Soul』(1968年)
Expressway to Your Soul

Buddy Miles Express『Electric Church』(1968年)
Electric Church

Jimi Hendrix『Band Of Gypsys』(1970年)
バンド・オブ・ジプシーズ

『Them Changes』(1970年)
Them Changes

『Live』(1971年)
Live

Carlos Santana & Buddy Miles『Live!』(1972年)
Live

『Chapter VII』(1973年)
チャプターVII

The California Raisins『The California Raisins Sing the Hit Songs』(1987年)
Sing the Hit Songs

The California Raisins『Meet the Raisins!』(1988年)
Meet The Raisins!

Buddy Miles Express『Hell & Back』(1994年)
Hell & Back
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2011年04月07日

S-Tone Inc.『Sobrenatural』

Schemaらしいスタイリッシュなブラジリアン・グルーヴ☆S-Tone Inc.『Sobrenatural』
Sobrenatural
発表年:2002年
ez的ジャンル:Schema系クラブジャズ/ブラジリアン・グルーヴ
気分は... :シャルケやるねっ!

こんな時期にサッカーTV観戦などしているとお叱りを受けるかもしれませんが、昨日のUEFAチャンピオンズリーグ「インテル対シャルケ」の日本人対決には興奮しました。

長友や香川の印象があまりに鮮烈で、これまで活躍ぶりがそれ程伝わってこなかった内田ですが、その成長ぶりを十分に覗える一戦でした。それなりに課題も見えましたが・・・。でも日本人サイドバックがラウールにクロスを上げてるって、よく考えると凄いことですよねぇ。

今シーズンの長友、香川、内田の成長ぶりを見ていると、強豪リーグや一流選手たちの中で経験を積むことが、いかに大事かを思い知らされますね。それを思うと、日本代表のコパ・アメリカ2011(南米選手権)への出場辞退は、代表全体の経験値を積み上げる絶好機であっただけに残念です。まぁ、Jリーグあっての代表ということで苦渋の選択であったと思いますが。

「インテル対シャルケ」に話を戻すと、インテルはホームでまさかの5失点惨敗となりました。個人的には「インテル対チェルシー」の準決勝を期待していたのですが、それは難しい状況ですね。シャルケは大会を通じてダークホース的な存在になってきました。

もう一試合の「レアル・マドリー対トッテナム」はマドリーが快勝し、こちらは勝ち抜けへ大きく前進しました。これで準決勝でのバルサとのクラシコ対決がかなり現実味を帯びてきましたね。

インテル、マドリーともにリーグ戦でショックな敗戦を喫した直後での試合でしたが、明暗を分けてしまいましたね。このあたりが指揮官としての経験値におけるモウリーニョとレオ様の差かもしれませんね。

今日は惨敗のインテルにエールを送る意味でイタリア人アーティストです。
セレクトしたのはS-Tone Inc.Schemaレーベル第一弾アルバム『Sobrenatural』(2002年)です。

S-Tone Inc.はイタリア人プロデューサーStefano Tironeのソロ・ユニット。

これまでMilano 2000から『Love Unlimited』(1996年)、『Free Spirit』(1999年)、Schemaから『Sobrenatural』(2002年)、『Luz y Sombra』(2005年)、『Moon in Libra』(2009年)といったアルバムをリリースしています。

大きく取り上げられることは少ないですが、安定してスタイリッシュな作品を提供してくれるのがS-Tone Inc.ですね。Schema第一弾となる本作でも生音とプログラミングを程良くバランスさせ、効果的にセクシーな女声ヴォーカルを配した至極のクラブジャズ/ブラジリアン・グルーヴを聴かせてくれます。

Schema好きの人あれば間違いない1枚だと思います。

上記のAmazonで掲載しているジャケはインナー部分であり、本当のジャケは下記のとおりです。

Sobrenatural [12 inch Analog]
※こちらはアナログ盤へのリンクです。

いろいろと自粛ムードの世の中ですが、音楽くらいはバカンス・モードのサウンドを聴いてリラックスするのも良いのでは?

全曲紹介しときやす。

「In The Mood For Love」
Laura Fedeleのヴォーカル&アコーディオンをフィーチャーした哀愁ブラジリアン・グルーヴ。切ないヴォーカルにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=ZJKDqIeEotc

「Take 4」
ギターやフルートが心地好く響くメロウ・フュージョンなNu Jazzチューン。セクシーな女声スキャットはAdi Souza。Schemaらしくスタイリッシュに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=vJQu73EoFmg

「Rendez-Vous A Minuit」
ミラノの街で流れると似合いそうな小粋なジャジー・ボッサ・グルーヴ。女声スキャットはManuela Ravaglioli。こんなお洒落な曲で春気分を満喫するの良いのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=kIzSoLHOPrw

「Vai Ser Bom」
気だるいAdi Souzaの女声ヴォーカルをフィーチャーした哀愁モードのラテン・グルーヴ。この曲を聴いていたら、大好きな女優ペネロペ・クルスの顔が思い浮かんできました。
http://www.youtube.com/watch?v=Wx7oOHmoGFQ

「La Boce Del Rio」
シングルにもなった1曲。ボッサ・ビート、エレガントなオーケストレーション、メロウなエレピが絡むSchemaらしいスタイリッシュなダンス・チューン。ヨーロピアンな哀愁モードにグッときます。個人的にはアルバムで一番の完成度だと思います。

「Limbe」
アルバムの中でも異色のシタール・ブレイクビーツ。シタール系サウンドをミラノ風に仕上げました!って感じが心憎いですな。艶かしいLaura Fedeleの女声ヴォーカルもグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=NNL9SCEb_Gw

「Bahia Mon Amour」
Milton Martinsの男性ヴォーカルをフィーチャー。ブラジル音楽も楽しめるボッサ・グルーヴに仕上がっています。渋い仕上がりですがセンス抜群です!
http://www.youtube.com/watch?v=w97eo4OZe-g

「Memphis Freeway」
反復するビートが脳内を覚醒させるブラジリアン・ハウス。妖しげなフルートと流麗なピアノの音色が自由な世界へと誘います。
http://www.youtube.com/watch?v=LO8VuC4xF-Q

「Entre O Ceus E A Terra」
僕の一番のお気に入り。Manuela Ravaglioliのミステリアスなヴォーカルをフィーチャーした、セクシーなブラジリアン・ミッドナイト・グルーヴ。今宵は何処へ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=VW0n_8tFz3s

「Effetto Notte」
ラストはチルアウトな気分で余韻に浸りながらアルバムの幕が閉じます。

CDにはこの後に隠れトラックで 「In The Mood For Love」 が収録されています。

S-Tone Inc.の他作品もチェックを!

『Love Unlimited』(1996年)
Love Unlimited

『Free Spirit』(1999年)
Free Spirit

『Luz y Sombra』(2005年)
Luz y Sombra

『Moon in Libra』(2009年)
moon in libra
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