2012年02月27日

Yello『Flag』

エキセントリックなダンス・ミュージック!人気曲「The Race」、「Tied Up」収録☆Yello『Flag』
Flag
発表年:1988年
ez的ジャンル:大富豪系エレクトロ・ディスコ・ユニット
気分は... :あの頃は若かった・・・

今回は80年代に人気を博したスイスの奇才ユニットYelloが1988年にリリースしたアルバム『Flag』です。

Yelloはスイス、チューリッヒで結成されたエレクトロ・ディスコ・ユニット。

結成時のメンバーは、実業家で大富豪のチョイ悪オヤジDieter Meier(vo)を中心に、Boris Blank(electronics、vo)、Carlos Peron(effects、tapes)という3名。

3rdアルバム『You Gotta Say Yes to Another Excess』(1983年)を最後にCarlos Peronが脱退し、それ以降はDieter MeierとBoris Blankの2人で活動しています。

これまで『Solid Pleasure』(1980年)、『Claro Que Si』(1981年)、『You Gotta Say Yes to Another Excess』(1983年)、『Stella』(1985年)、『One Second』(1987年)、『Flag』(1988年)、『Baby』(1991年)、『Zebra』(1994年)、『Pocket Universe』(1997年)、『Motion Picture』(1999年)、『The Eye』(2003年)、『Touch Yello』(2009年)といったアルバムをリリースしています。

僕の中でYelloというグループは、故今野雄二氏がお気に入りのエレクトロ・ディスコ・ユニットという印象が強いですね。今野氏のイメージとYelloの奇才&変態チックなダンス・ミュージックが僕の中でピタッと符合していた記憶があります。

今日紹介する『Flag』(1988年)は、彼ら最大のヒット・チューン「The Race」や、同じく彼らを代表する人気曲「Tied Up」が収録されたアルバムです。

時代はバブル期、そんなバブリー・モードがよく似合う大富豪オヤジによるエキセントリックなダンス・ミュージック!

アルバム全体の印象はそんなところでしょうか。

先週、大学時代の仲間3人で飲んでいたら、忘れていた当時のことがいろいろと思い出されました。バブル時代がそうさせたのか、当時はずいぶん無茶なこと、おバカなことをしていたと懐かしむ一方で、25年近く経った今でも自分の行動の本質自体は変わっていないことに気付き、複雑な思いも・・・

まぁ、おバカなオヤジでもいいか!そんな気分にさせてくれるアルバムが本作です(笑)

全曲彼らのオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Tied Up」
「The Race」と並ぶ人気曲。シングルにもなりました(シングルはエディット・ヴァージョン)。アフロ・ビートとニューウェイヴ感のあるエレクトロ・サウンドを合体させたエレクトロ・ディスコ。インチキ臭い低音ヴォーカルにもグッときます(笑)。B級感たっぷりですが侮れない魅力があるのも確かです。

「Tied Up」 ※シングル・ヴァージョン
http://www.youtube.com/watch?v=mnJIL-lvXnI

「Of Course I'm Lying」
ヨーロピアンな哀愁サウンドが印象的です。ピコピコなB級エレクトロ・サウンドは今聴いてもそれ程陳腐に聴こえません。
http://www.youtube.com/watch?v=ZIAq1aCl57o

「3rd Of June」
Dieter Meierの¥によるラップ調の低音ヴォーカルが本領発揮!バレアリック調サウンドともマッチしています。
http://www.youtube.com/watch?v=2CDKmlP4zEo

「Blazing Saddles」
中近東をイメージさせるエキゾチック・ダンス・チューン。この時期のワールド・ミュージック・ブームの動きとも連動していたのかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=WQ98F1dwvZY

「The Race」
Yelloを代表するシングル。UKシングル・チャート第7位になりました。アルバムには8分超のロング・ヴァージョンが収録されています。アフロ・ビートとヨーロピアンなエレクトロ・サウンドを融合させたダンス・ミュージックにはエキセントリックなダンディズムが感じられます。
http://www.youtube.com/watch?v=LqoQHCNIKTg

アシッド・エレクトロニューウェイヴナンバー「The Race」
イントロのエキゾースト音とラテン系のアッパーなリズム、そしてファンキーなブラス・セクションがレースの緊張感を演出している・・・らしい。ラップ調の歌詞はあるが控えめ、重心はむしろブラスとリズムにある。約8分(ボーナストラックの12inch Mixにいたっては13分)をリズムでひっぱるダンスミュージック的な展開がナイス

「Alhambra」
タイトルはスペイン、グラナダにあるアルハンブラ宮殿のことでしょう。イベリア半島最後のイスラム王国期に建設された宮殿を象徴するように、エキゾチックなアップ・チューンに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=tGeF0To1prM

「Otto Di Catania」
スペイン、グラナダに続き、今度はシチリア島のカターニャへ・・・シシリーな哀愁感を感じるシブ〜い1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=ixhisJAajVM

「Tied Up In Red」
「Tied Up」のリミックスその1。8分超の長尺リミックス。より洗練されたクールなリミックスです。
http://www.youtube.com/watch?v=8JruGsQKTTU

「Tied Up In Gear」
「Tied Up」のリミックスその2。ロッキン・ギターの効いたエッジのあるリミックスです。
http://www.youtube.com/watch?v=nR2H0flGasA

興味がある方はYelloの他作品もチェックを!特に80年代のアルバムが要チェックです!

『Solid Pleasure』(1980年)
Solid Pleasure (Dig)

『Claro Que Si』(1981年)
Claro Que Si (Dig)

『You Gotta Say Yes to Another Excess』(1983年)
You Gotta Say Yes to Another Excess

『Stella』(1985年)
Stella

『One Second』(1987年)
One Second

『Baby』(1991年)
Baby

『Zebra』(1994年)
Zebra

『Pocket Universe』(1997年)
Pocket Universe

『Motion Picture』(1999年)
Motion Picture

『The Eye』(2003年)
Eye

『Touch Yello』(2009年)
Touch Yello
posted by ez at 06:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする