2012年10月07日

Angie Stone『Rich Girl』

Angie姐さん健在!新作も極上ネオソウル作品☆Angie Stone『Rich Girl』
Rich Girl
発表年:2012年
ez的ジャンル:姐御系ダイアモンド・ソウル
気分は... :チャート・アクションなんぞ関係ねぇ!

大好きな女性R&BシンガーAngie Stone姐さんの最新作『Rich Girl』です。

当ブログでこれまで紹介したAngie Stone作品は以下の5枚(発売順)。

 『Black Diamond』(1999年)
 『Mahogany Soul』(2001年)
 『Stone Love』(2004年)
 『The Art Of Love & War』(2007年)
 『Unexpected』(2009年)

Staxに移籍し、リリースした前作『Unexpected』は商業的にはズッコケてしまいましたが、個人的には『ezが選ぶ2009年の10枚』に選ぶほどのお気に入り作でした。

まぁ、Angie姐さん本人はStaxのプロモ体制に不満だったのか、心機一転出直したかったのか、新作『Rich Girl』はSRR Records(Saguaro Road Rhythm)からのリリースとなりました。

プロデュース陣も一新され、Warren K. JonesLevi B. StephensIsaac L. LewisMike CityJ & J2 Productions"DMICKS's" Demond MickensKorey BowieAaron "Freedom" LylesBobby BrassSammy BluesCorey "Co-T" Tatumといったプロデューサーが起用されています。

おそらく本作もチャート・アクションでは苦戦すると思いますが、中身はAngie Stoneらしい極上ネオソウル作品に仕上がっています。

気負わず、迷わず我が道を進むブラック・ビューティー!
Angie姐さん!僕はあなたについていきます!

全曲紹介しときやす。

「Intro: Real Music」
小粋なアルバムのイントロ。

「Do What U Gotta Do」
アルバムからのリード・シングル。Warren K. Jones/Levi B. Stephens/Isaac L. Lewisプロデュース。小粋なグルーヴ感が心地好い、Angie姐さんらしいソウルフルなネオソウル・チューンに仕上がっています。Y'anna Crawleyの女性バック・コーラスもグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=L2DP15D04HU

「Backup Plan」
Mike Cityプロデュース。個人的にはアルバムで一番のお気に入り。キャッチー&アゲアゲな感じがAngie姐さんにピッタリだと思います。さすがはMike Cityと思わせてくる素晴らしい仕事ぶり!
http://www.youtube.com/watch?v=L4Xqs95wlSs

「Proud Of Me」
J & J2 Productionsプロデュース。失恋ソングだと思いますが、傷ついた恋心を姐さんの力強い歌声が勇気づけてくれます。

「First Time」
"DMICKS's" Demond Mickens/Korey Bowieプロデュース。ネオソウルらしいミッド・グルーヴ。爽やかな高揚感に包まれるます。(多分)オートチューンも使ったヴォーカル・プロダクションで盛り上げてくれます。

「Guilty」
Aaron "Freedom" Lyles/Bobby Brass/Sammy Bluesプロデュース。Aaron "Freedom" Lylesは『Black Diamond』『Mahogany Soul』にもプロデューサーで参加していましたね。込み上げ系の味わい深いソウル・チューンで聴かせてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=Y5_Cq6Y4OZ8

「Interlude」
俳優Malcolm-Jamal Warnerをフィーチャーしたインタールード。

「Alright」
J & J2 Productionsプロデュース。ネオソウルらしい浮遊するグルーヴに包まれたジャジー・ソウルなミッド・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=KXzGFtHIluw

「Livin' It Up」
"DMICKS's" Demond Mickens/Korey Bowieプロデュース。「Backup Plan」と並ぶキャッチーな仕上がり。"DMICKS's" Demond Mickens/Korey Bowieのコンビは本作でAngie姐さんの魅力を上手く引き出しており、とてもいい仕事をしていると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=RxY3zuy3Lq8

「Rich Girl」
Warren K. Jones/Levi B. Stephens/Isaac L. Lewisプロデュース。タイトル曲はしみじみと伝わってくるソウル・チューン。ここでもY'anna Crawleyのバック・コーラスがいい感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=2PsFG2GJYAs

「Right In Front Of Me」
Mike Cityプロデュース。エレクトロ風味のトラックが印象的です。アルバムの中でいいアクセントになっているのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=Tp8t_AZqTqc

「I Can't Take it」
Corey "Co-T" Tatumプロデュース。哀愁モードのエレクトロ・トラックが印象的です。聴き込むほどこの妖しげなムードに惹かれていきそうです。

「Push N' Pull」
J & J2 Productionsプロデュース。James Owens Sr.のギターが印象的な哀愁R&Bチューン。

「U Lit My Fire」
Corey "Co-T" Tatumプロデュース。

「Sisters」
Warren K. Jones/Levi B. Stephens/Isaac L. Lewisプロデュース。ラストは感動的なバラードで締め括ってくれます。特に女性はグッとくるのでは?
Y'anna Crawley、Charlene "Tweet" Keys、Danetra Mooreといったソングライティングにも参加した女性ヴォーカリスト陣が盛り上げてくれます。さらに姐さんの近作では恒例となっている娘Diamond Stoneも参加しています。

Angie Stoneの過去記事もご参照下さい。

『Black Diamond』(1999年)
Black Diamond

『Mahogany Soul』(2001年)
Mahogany Soul

『Stone Love』(2004年)
ストーン・ラヴ

『The Art Of Love & War』(2007年)
The Art of Love and War

『Unexpected』(2009年)
Unexpected
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2012年10月06日

Pharoah Sanders『Journey To The One』

クラブジャズ人気曲「You've Got To Have Freedom」参加☆Pharoah Sanders『Journey To The One』
ジャーニー・トゥ・ザ・ワン
発表年:1980年
ez的ジャンル:成熟系スピリチュアル・ジャズ
気分は... :呪縛からの解放・・・

昨晩、Martin Scorsese監督によるGeorge Harrisonのドキュメンタリー映画『Living in the Material World』を観ました。Beatles絡みのドキュメンタリーの中には(何度も観たせいか)退屈なものも少なくありませんが、『Living in the Material World』は人間George Harrisonの姿に迫っており、なかなか興味深く観ることができました。

その影響からか、今日はスピリチュアルな音が聴きたい気分です。
そこでセレクトしたのがPharoah Sanders『Journey To The One』(1980年)です。

これまで紹介してきたPharoah Sanders作品は以下の7枚です。

 『Izipho Zam』(1969年)
 『Karma』(1969年)
 『Deaf Dumb Blind (Summun Bukmun Umyun)』(1970年)
 『Thembi』(1970年)
 『Elevation』(1973年)
 『Love In Us All』(1975年)
 『Rejoice』(1981年)

『Journey To The One』は、アメリカ西海岸に移転し、インディ・レーベルTheresa Recordsと契約を交わしたSandersのTheresa第1弾アルバムとなっています。

70年代は師匠John Coltraneの意志を継ぐべく、フリー/スピリチュアルなジャズを探求し続けたPharoah Sandersですが、80年代の幕開けを飾った本作『Journey To The One』は呪縛から解放されたかのような聴きやすさが印象的なアルバムです。

メンバーはPharoah Sanders(ts)、John Hicks(p)、Ray Drummond(b)、Idris Muhammad(ds)、Eddie Henderson(flh)を基本メンバーに、曲ごとに多様なメンバーが参加しています。

本作といえば、クラブジャズ人気曲「You've Got To Have Freedom」がハイライトですが、それ以外の曲もPharoah Sanders好きならば納得のスピリチュアル・ジャズを満喫できます。琴をフィーチャーした演奏、シタール&タブラをフィーチャーした演奏などのアクセントを効かせた演奏もあり、飽きずにアルバム1枚を聴くことができます。

また、「After The Rain」「Easy To Remember」といったJohn Coltraneを意識した演奏も感動的です。

Pharoah Sandersのアルバムに難解なイメージをお持ちの方は本作や『Rejoice』(1981年)あたりから聴くといいかもしれませんね。

全曲紹介しときやす。

「Greetings To Idris」
穏やかな中にもスピリチュアルでエネルギッシュな高揚感に包まれるオープニング。Sandersらしさ失わず、実に聴きやすい演奏になっているのがいいですね。ここではCarl Lockettがギターで参加しています。
http://www.youtube.com/watch?v=cO3BSEZ3KQE

「Doktor Pitt」
小気味良く疾走するMuhammad〜Drummond〜Hicksのリズム隊に支えられ、Sandersの絶好調のテナー・ソロを満喫できます。それ続くHendersonのフリューゲルホーン、Hicksのピアノのソロもグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=JxbMddC_N_A

「Kazuko (Peace Child)」
Yoko Ito Gatesの琴、Paul Arslanianのハーモニウム、ウインドチャイム、Sandersのテナーによるオリエンタルな演奏。
http://www.youtube.com/watch?v=VOpmtFoZWjA

「After The Rain」
師匠John Coltraneの名バラードをカヴァー。当ブログでも『Impressions』の演奏を紹介済みです。ここではJoe Bonnerのピアノをバックに、美しく感動的なテナーを聴かせてくれます。天国で師匠Coltraneも喜んでいるでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=rPkpubkbppE

「Soledad」
James Pomerantzのシタール、Phil Fordのタブラをフィーチャーしたインド音楽+スピリチュアル・ジャズな演奏を楽しめます。シタール大好きな僕としては結構お気に入りの演奏です。。
http://www.youtube.com/watch?v=4Kkoxi-VcjA

「You've Got To Have Freedom」
本作のハイライト。クラブジャズ人気曲ですね。Bobby McFerrin、Donna (Dee Dee) Dickerson、Ngoh Spencer, Vicki Randleのヴォーカルをフィーチャーしたダンス・ジャズ・クラシックです。Sandersらしいフリー&スピリチュアルな演奏とキャッチー感をうまくバランスさせています。
http://www.youtube.com/watch?v=Ek7h2p6qj5c

DJ Smash「Blown Away」、You The Rock & DJ Ben「Over The Border」、The Next Diffusion「Ritorno Al Buon Gusto」、Channel Two「Jazz Move」、John Forty「Spring Breeze」等のサンプリング・ソースとしても定番です。また、Boogalooによるカヴァーもあります。

Boogaloo「You Gotta Have Freedom」
 http://www.youtube.com/watch?v=fAHQre831z4
DJ Smash「Blown Away」
 http://www.youtube.com/watch?v=pDvW0h7wAQI
You The Rock & DJ Ben「Over The Border」
 http://www.youtube.com/watch?v=Z_N-xM_c-_Q
The Next Diffusion「Ritorno Al Buon Gusto」
 http://www.youtube.com/watch?v=iUDrHebXrl4
Channel Two「Jazz Move」
 http://www.youtube.com/watch?v=l1vIqiyglbE

「Yemenja」
John Hicks作。洗練された演奏の中にもSandersのエモーションを感じます。作者John Hicksの小粋なピアノがグッド!Carl Lockettがギターで参加。
http://www.youtube.com/watch?v=X9fho0M4oms

「Easy To Remember」

Lorenz Hart作詞/Richard Rodgers作曲のスタンダード。師匠John Coltrane『Ballads』の演奏でお馴染みの曲でもあります。Coltraneへの想いが伝わってくる美しいバラードです。

「Think About The One」
本曲はJoy Julks(b)、Randy Merrit(ds)、Carl Lockett(g)、Joe Bonner(p)、Mark Isham(syn)、Babatunde(per)、Claudette Allen(lead vo)、Bobby McFerrin(back vo)、Donna (Dee Dee) Dickerson(back vo)、Ngoh Spencer(back vo)、Vicki Randle(back vo)というメンバー編成の異なる演奏になっています。シンセ・サウンドとClaudette Allenのソウルフル・ヴォーカルが印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=AwIihCnk4oM

「Bedria」
ラストは雄大で幻想的なスピリチュアル・ジャズによる感動的なフィナーレで締め括ってくれます。Chris Hayesがギターで参加。やはりPharoah Sandersのアルバムではこういった演奏を聴きたいですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=eWpZcEtZ_sM

Pharoah Sandersの過去記事もご参照下さい。

『Izipho Zam』(1969年)
Izipho Zam

『Karma』(1969年)
カーマ

『Deaf Dumb Blind (Summun Bukmun Umyun)』(1970年)
SUMMUM BUKMUM UMYUM(紙ジャケット仕様)

『Thembi』(1970年)
Thembi

『Elevation』(1973年)
Elevation (Reis)

『Love In Us All』(1975年)
ラヴ・イン・アス・オール(紙ジャケット仕様)

『Rejoice』(1981年)
リジョイス
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2012年10月05日

Marcos Valle『Garra』

70年代前半のMarcosの絶好調ぶりが窺える1枚☆Marcos Valle『Garra』
Garra
発表年:1971年
ez的ジャンル:ブラジル最高のメロディ・メーカー
気分は... :がむしゃら!

今回はブラジルを代表するシンガー・ソングライターMarcos Valle『Garra』(1971年)です。

当ブログでこれまで紹介したMarcos Valle作品は以下の7枚。

 『Samba '68』(1968年)
 『Marcos Valle(1970)』(1970年)
 『Vento Sul』(1972年)
 『Previsao Do Tempo』(1973年)
 『Vontade De Rever Voce』(1981年)
 『Pagina Central』(2009年) ※Celso Fonsecaとの共演作
 『Esphera』(2010年)

『Viola Enluarada』(1968年)、『Mustang Cor de Sangue』(1969年)、『Marcos Valle(1970)』(1970年)、『Garra』(1971年)、『Vento Sul』(1972年)、『Previsao Do Tempo』(1973年)、『Marcos Valle』(1974年)といった60年代後半から70年代前半のMarcos Valleはキャリアの中でも最も創造力に充ち溢れていた感じですね。

本作『Garra』(1971年)もそんなMarcosの絶好調ぶりが窺える1枚に仕上がっています。

Marcosの再評価のきっかけを作った「Wanda Vidal」をはじめ、「Com Mais De 30」「Garra」「Black Is Beautiful」「Ao Amigo Tom」「Paz E Futebol」「Que Bandeira」といったMarcosらしいポップ・ワールドを満喫できる名曲がズラリと並びます。

Osmar Militoが共作で加わった「Ao Amigo Tom」、Mariozinho Rochaが共作で加わった「Que Bandeira」以外はすべてPaulo Sergio Valle/Marcos Valle作です。

Marcos Valleの魅力が凝縮されたファン必聴の1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Jesus Meu Rei」
チェンバロによるバロック調のイントロが印象的なオープニング。「我が王ジーザス」という邦題が表すように、教会音楽の影響が反映されています。
http://www.youtube.com/watch?v=ygCeekpVZeE

「Com Mais De 30」
"30"をテーマにした言葉遊びのような軽快な1曲。『Jesus Cristo』(1971年)に収録されたClaudiaのヴァージョンも人気なのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=GImaUqwdyqQ

Claudia「Com Mais De 30」
 http://www.youtube.com/watch?v=GlfPEaCmuyA

「Garra」
"Samba, Pop, Bossa, Jazz"なタイトル曲はMarcosの本領発揮。Marcosらしいミステリアスなポップ・ワールドが展開されます。この曲もClaudiaが『Voce, Claudia, Voce』(1971年)でカヴァーしています。
http://www.youtube.com/watch?v=L1iQEZsDOwU

「Black Is Beautiful」
ソウルフルな黒人賛歌です。オリジナルは男女デュエットのかたちで聴かせてくれます。この曲といえば、Elis Reginaヴァージョンでもお馴染みですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Dhhr9fUtnfk

Marcosもお気に入りのElis Reginaヴァージョンは当ブログでも紹介した『Ela』(1971年)に収録されています。
Elis Regina「Black Is Beautiful」
 http://www.youtube.com/watch?v=BzrGDTUQ_KE

「Ao Amigo Tom」
タイトルから想像できるように、。Tom Jobim(Antonio Carlos Jobim)のことを歌ったものです。サウダージ・モードのボッサ・チューンに仕上がっています。Claudette Soaresもカヴァーしていましたね。個人的にはRosalia De Souzaのカヴァーをよく聴きました。
http://www.youtube.com/watch?v=s6XmGoSjk14

Claudette Soares「Ao Amigo Tom」
http://www.youtube.com/watch?v=ei7MO09LSw0

「Paz E Futebol」
今日でも人気の高い1曲なのでは?軽快なリズムとホーン&ストリングスのアレンジで盛り上がる躍動感に溢れた仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=w66Y7IW2o-s

「Que Bandeira」
ブラジル最高のメロディ・メーカーMarcosらしいポップ・チューン。ブラジルならではのポップ感がたまりません。当ブログではOsmar Militoのカヴァーも紹介済みです。個人的にはMarcos本人も参加したRosalia De Souzaヴァージョンも大好きです。

Rosalia de Souza & Marcos Valle「Que Bandeira」
 http://www.youtube.com/watch?v=D3s8EfBCq4Y

「Wanda Vidal」
今日的にはこの曲がアルバムのハイライトでしょうね。90年代のクラブ・シーンで再評価が高まった1曲です。イントロのギター・カッティングを聴くだけでワクワクします。
http://www.youtube.com/watch?v=-bN3vp8H6yI

O Som Livreのヴァージョンもグッド!
O Som Livre「Wanda Vidal」
 http://www.youtube.com/watch?v=Vm9113gkmtg

「Minha Voz Vira Do Sol Da America」
哀愁モードのエレガント感が漂うインスト曲。
http://www.youtube.com/watch?v=ZaTdBDZoaYY

「Vinte E Seis Anos De Vida Normal」
ドラマチックな展開が印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=Ksb5PINJ5bU

「O Cafona」
元々はTVドラマのテーマ曲としてAngela Valle & Paulo Sergio Valleが歌ったもの。両者を聴き比べるのも楽しいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=x0NFAQeoesQ

Angela Valle & Paulo Sergio Valle「O Cafona」
 http://www.youtube.com/watch?v=_Qz8uRlOXBE

僕の保有するCDにはボーナス・トラックとして「Berenice」が収録されています。

最近は『Marcos Valle(1970)』との2in1CDもリリースされています。

『Marcos Valle(1970)/Garra』(1970年、1971年)
SERIE 2 POR 1 : MARCOS VALLE + GARRA (2CD)

Marcos Valleの過去記事もご参照下さい。

『Samba '68』(1968年)
サンバ’68

『Marcos Valle(1970)』(1970年)
marcos valle 1970.jpg

『Vento Sul』(1972年)
ヴェント・スル

『Previsao Do Tempo』(1973年)
Previsao Do Tempo

『Vontade De Rever Voce』(1981年)
ヴォンタージ・ジ・レヴェール・ヴォセ

『Pagina Central』(2009年)
パジナ・セントラウ [ボーナス・トラック付]

『Esphera』(2010年)
ESPHERA
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2012年10月03日

Giovanca『Subway Silence』

Benny Singsプロデュース、オランダ人黒人女性シンガーのキュートなデビュー作☆Giovanca『Subway Silence』
サブウェイ・サイレンス
発表年:2008年
ez的ジャンル:Benny Sings系エンジェル・ヴォイス
気分は... :先入観で聴くのはよくありませんな・・・

今回はオランダ人女性シンガーGiovancaのデビュー作『Subway Silence』(2008年)です。

ファッション・モデルとして活躍していたアムステルダム生まれの黒人女性シンガーGiovancaの紹介は2ndアルバム『While I'm Awake』(2010年)に続き2回目となります。

Benny Singsプロデュースによる黒人女性シンガーとして、日本でも高い支持を得ているGiovanca

僕はこのデビュー作『Subway Silence』をはじめて聴いた時は、「悪くはないけど数年後も聴きたいと思うかはクエスチョナブル?」という印象だったのですが、それは僕の誤った認識でしたね。今聴いても十分楽しめます。僕の場合、R&Bアルバムといった先入観で聴いてしまい、想像以上に中身がポップだったので、そんなイメージを持ってしまったのかもしれません・・・

Minnie Riperton的なエンジェル・ヴォイスを持つキュートなGiovancaの歌声とBenny Singsのサウンド・センスを楽しみましょう。

個人的には、「Hypnotize You」「Free」といった西ロンドン調のクロスオーヴァーな楽曲がお気に入りです。

今聴けば、2nd『While I'm Awake』以上に、僕の嗜好にフィットしているデビュー作です。

全曲紹介しときやす。

「On My Way」
オススメその1。日本でも人気となったシングル曲。Minnie Riperton的なチャーミングな歌声が魅力のサニー・モードのポップ・ソウル・チューン。聴いているだけで晴れやかな気分になります。
http://www.youtube.com/watch?v=WdK5-eyX5s4

「Joyride」
ネオソウル的な仕上がり。ややメリハリに欠けますが、それなりに楽しめます。
http://www.youtube.com/watch?v=RLa6ceOZ6iY

「Hypnotize You」
オススメその2。僕好みのリズミックなクロスオーヴァー・ソウル。ハンドクラップが印象的です。西ロンドン系の曲とセットで聴くとマッチするのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=WsFWhL4Y84Y

「A Matter Of Facts」
オススメその3。この曲も僕好み。R&Bモードと本作らしいポップ・ソウルな味わいが上手くブレンドしたキャッチーな仕上がりにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=qawp6JZVm60

「Melancholic You」
アコースティックなバラード。キュート&オーガニックな雰囲気はお昼寝モードにぴったりです(笑)

「Pure Bliss」
オススメその4。この曲もMinnie Riperton的な魅力に溢れています。エンジェル・ヴォイスを聴いているだけで癒されます。
http://www.youtube.com/watch?v=XftECAJCw9g

「Moving Me」
クラシカルな雰囲気も漂うポップ・チューン。こういうのは僕の嗜好にはマッチしませんが・・・

「You Can Do It」
オススメその5。疾走するリズムとキュートな歌声に惹かれます。甘く妖しげな雰囲気がいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=L-xZZ02PhRU

「Free」
オススメその6。西ロンドン系のクロスオーヴァー・チューンをポップにした感じの仕上がり。このあたりはBenny Singsのサウンド・センスでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=soo5u3SPNT4

「To The Moon」
ネオ・ソウル的な仕上がりのキュート&メロウな仕上がり。Giovancaのキュートな歌声を満喫できます。

「Stay Together」
オススメその7。ホーン隊をフィーチャーしたジャズ・ファンク調の仕上がり。爽快な疾走感が魅力です。
http://www.youtube.com/watch?v=eSheaHR9mT4

「You Again」
ラストは美しいバラード。小鳥のさえずりが聴こえてくるあたりがMinnie Riperton的ですね(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=tvXhp3826iA

国内盤には「Here To Stay」「Beautiful」「I Remember」の3曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

『While I'm Awake』(2010年)
ホワイル・アイム・アウェイク
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2012年10月02日

D*Note『Criminal Justice』

ジャングル/ドラムンベースへ接近した2nd☆D*Note『Criminal Justice』
Criminal Justice
発表年:1995年
ez的ジャンル:エクスペリメンタル系UKクラブ・ミュージック
気分は... :美しくも儚い音世界....

今回はUKのエクスペリメンタル・ダンス・ユニットD*Noteの2ndアルバム『Criminal Justice』(1995年)です。

最近の90年代エントリーはUKものが多いですね。
僕の場合、ジャンルの枠を飛び越えた音が大好きですが、そうした嗜好はこの頃のUK作品を聴いた影響かもしれません。

D*Noteもそんなジャンルレスな音楽で楽しませてくれるユニットですね。

UKのインディ・レーベルDoradoの設立者Matt Winn (Matt Wienevski)が率いるユニットD*Noteの紹介は、デビュー・アルバム『Babel』(1993年)、3rdアルバム『Coming Up』(1996年)に続き3回目となります。

D*Noteといえば、クラブ・ジャズをベースにしつつも、Hip-Hop、ハウス/テクノ、レゲエ、トリップ・ホップ、ファンク、現代音楽などUKクラブ・ミュージックを独自の視点で消化してしまうのが魅力だと思います。

2ndとなる本作『Criminal Justice』(1995年)ではジャングル/ドラムンベースへのアプローチが目立ちます。ただし、きちんとD*Noteというフィルターを通したクール&アンビエントなジャングル/ドラムンベースになっているのがいいですね。

90年代ジャングル/ドラムンベース作品の中には、今聴くと厳しいものも少なくありませんが、本作収録のジャングル/ドラムンベースはそんなことはありません。

また、ジャングル/ドラムンベース一辺倒ではなく、次作『Coming Up』へ繋がるアンビエント/ミニマルな楽曲なども収録されており、飽きずにアルバム1枚を楽しめます。

たまに聴くと、D*Noteの美しくも儚いクラブ・ミュージックにグッときます。

全曲紹介しときやす。

「Criminal Justice」
タイトル曲はDee MajorとNavigatorをフィーチャーしたジャングル/ドラムンベース・チューン。本作を象徴するオープニングです。Dee Majorの儚いヴォーカルとNavigatorのラガMCの組み合わせが印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=IRue278fl60

「Place In The City」
Dee Major & Pamela Andersonの女性ヴォーカルをフィーチャーしたアンビエント・チューン。幻想的な音世界に惹かれます。
http://www.youtube.com/watch?v=F5VudEvk2fQ

「Deep Water」
次作『Coming Up』へ繋がるアンビエント/ミニマルな音世界が展開される美しいインスト。
http://www.youtube.com/watch?v=E4OjbP_rcQI

「Iniquity Worker」
Joy MalcolmとNavigatorをフィーチャー。NavigatorのラガMCが炸裂するジャングル・チューン。クールに煽動する感じがいいですね、D*Noteらしいジャズ/現代音楽風で音でアクセントをつけているのもグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=lOVk3E-TCPc

「Perspex」
インタールード的なインスト。

「Solomon's Blade」
Pamela Andersonの女性ヴォーカルをフィーチャーした美しいバラード。Outsideの活動で知られるMatt Cooperがピアノで参加しています。
http://www.youtube.com/watch?v=P_KVhfSnOyY

「Flesh And Blood」
D*Noteらしいアンビエント感を上手く取り入れたドラムンベース・チューン。この美しくも儚い感じがたまらなく好きです。Pamela Andersonをフィーチャー。
http://www.youtube.com/watch?v=jVuqHXxGnMw

「V」
Ceri EvansのピアノとMatt Winnのフルートのみの現代音楽風の仕上がり。

「The Garden Of Earthly Delights」
今聴いて一番のお気に入りはコレ。Pamela Andersonをフィーチャーした美しいクロスオーヴァー・チューンです。Matt Winnのサウンド・クリエイターとしての才能を実感できる1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=L-1EhSjfonE

D*Noteの過去記事もご参照下さい。

『Babel』(1993年)
Babel

『Coming Up』(1996年)
Coming Up
posted by ez at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする