2012年12月19日

Patti Austin『Havana Candy』

Dave Grusin/Larry Rosenプロデュースによる2ndアルバム☆Patti Austin『Havana Candy』
Havana Candy

発表年:1977年
ez的ジャンル:CTI系コンテンポラリー女性ヴォーカル
気分は... :ソングライターとしての彼女にも注目

今回は女性ジャズ/R&BシンガーPatti Austinの2ndアルバム『Havana Candy』(1977年)です。

Patti Austinの紹介はデビュー・アルバム『End of a Rainbow』(1976年)に続き2回目となります。

『End of a Rainbow』のエントリーが2006年ですから、6年ぶりのエントリーです。かなり間隔が空いてしまいました。

さて、本作『Havana Candy』(1977年)は1st『End of a Rainbow』と同じくCTIからリリースされたメロウネス溢れる好盤です。『End of a Rainbow』とセットで持っておきたい1枚ですね。

1st『End of a Rainbow』はCreed Taylorがプロデュースしていましたが、本作『Havana Candy』はDave Grusin/Larry Rosenの名コンビがプロデュースしています。

参加ミュージシャンも豪華です。Dave Grusin(el-p)、Eric Gale(g)、Hugh McCracken(g)、Steve Khan(g)、Richard Tee(p)、Anthony Jackson(b)、Will Lee(b)、Steve Jordan(ds)、Ralph MacDonald(per)、Michael Brecker(ts)等が参加しています。このメンバーを見ただけでもメロウ好盤という気になりますね。

改めて聴いて気づくのは、全8曲中6曲がPatti Austin本人のオリジナルであり、いいソングライターなんだなぁという点です。

多分、5年ぶりに聴きましたが、改めていいアルバムだと実感しました。

全曲紹介しときやす。

「That's Enough For Me」
Dave Grusin/Larry Rosen作。1stの名曲「Say You Love Me」がお好きな人であれば気に入るであろうメロウ・クラシック。名うてミュージシャンが生み出す極上メロウ・サウンドをバックに、Pattiがソウルフルなヴォーカルで魅了してくれます。Lee Ritenourもカヴァーしていますね。
http://www.youtube.com/watch?v=ODeqIOd33v4

Lee Ritenour「That's Enough For Me」
http://www.youtube.com/watch?v=DzFinrDqwD8

また、DJ Quik feat. AMG, Hi-C & 2nd II None「Skanless」のサンプリング・ソースにもなっています。
DJ Quik feat. AMG, Hi-C & 2nd II None「Skanless」
 http://www.youtube.com/watch?v=eKCrX0_KHxo

「Little Baby」
曲調がBilly Joel「Stranger」っぽいですね。そういえば『The Stranger』も本作と同じ1977年ですね。Richard Teeの小粋なピアノが印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=NDIDUzNku8g

「I Just Want To Know」
Michael Breckerのテナー・サックスと共に始まるビューティフル・バラード。胸の奥に響いてくる感動的な仕上がり。
http://www.youtube.com/watch?v=zJG1F33DUu0

「Havana Candy」
タイトル曲はカリプソ/ラテン・フレイヴァーの涼しげなトロピカル・メロウ・チューン。Dave Valentinがティンバレス&フルートで盛り上げてくれます。ハイ・ファイ・セットもカヴァーしていました。
http://www.youtube.com/watch?v=7lLZOBf_Peg

Rascalz「Movie Star」、Keith Murray「Candi Bar」等のサンプリング・ソースにもなっています。
Rascalz「Movie Star」
 http://www.youtube.com/watch?v=UOVGZ3SKJWs
Keith Murray「Candi Bar」
 http://www.youtube.com/watch?v=YJr2PhGgbKo

「Golden Oldies」
疑似ライヴ風のロックン・ロール。この曲だけアルバムで浮いている印象を受けます。悪くはないけど、個人的にはこのアルバムにこの音は求めていません。
http://www.youtube.com/watch?v=bnE6v9XirQw

「I Need Somebody」
ゴスペル・タッチの感動バラード。イントロのEric Galeのギターにもグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=tTYiTdH-XCk

「We're In Love」
僕の一番のお気に入り。CTI作品らしいメロウ・チューンに仕上がっています。サンセット・モードにぴったりですね。Dave Grusingがそのアレンジャー能力を如何なく発揮しています。
http://www.youtube.com/watch?v=31a7hbM7hU4

「Lost In The Stars」
ラストはMaxwell Anderson/Kurt Weill作のスタンダードのカヴァー。スタンダード然としたバラードを堂々と歌い上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=MQuIq2HAMDU

『End of a Rainbow』(1976年)もセットでどうぞ!

『End of a Rainbow』(1976年)
エンド・オブ・ア・レインボー
posted by ez at 10:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする