2013年01月19日

Ann Peebles『Straight From The Heart』

メンフィスらしいファンキー・チューンが魅力の3rdアルバム☆Ann Peebles『Straight From The Heart』
ストレート・フロム・ザ・ハート
発表年:1971年
ez的ジャンル:Hi Records系女性サザン・ソウル
気分は... :コクもあるけどキレもある!

今回はHi Recordsを代表する女性ソウル・シンガーAnn Peebles『Straight from the Heart』(1971年)です。

Ann Peeblesは1947年ミズーリ州セントルイス生まれの女性ソウル・シンガー。Hi Recordsとの契約に成功し、1969年にシングル「Walk Away」でデビューします。1970年にはシングル「Part Time Love」が全米R&Bチャート第7位のヒットとなりました。

そして、1973年に彼女の代表曲となるシングル「I Can't Stand The Rain」が全米R&Bチャート第6位のヒットとなりました。

アルバムとしては、『This is Ann Peebles』(1969年)、『Part Time Love』(1970年)、『Straight from the Heart』(1971年)、『I Can't Stand The Rain』(1974年)、『Tellin' It』(1975年)、『If This Is Heaven』(1977年)、『Handwriting Is on the Wall』(1979年)といったアルバムをリリースしています。

1974年にはHi Recordsのソングライターとして知られるDon Bryantと結婚しています。

今日紹介する『Straight from the Heart』は、代表曲「I Can't Stand The Rain」が収録された『I Can't Stand The Rain』(1974年)の1つ前の作品です。本作と『I Can't Stand The Rain』のどちらを紹介するか迷いましたが、個人的には『Straight from the Heart』のファンキーな味わいが今日の気分なのでこちらをセレクト!

Willie Mitchellがプロデュースし、レコーディングにはHoward Grimes(ds)、Leroy Hodges(b)、Teenie Hodges(g)、Charles Hodges(org、p)、Andrew Love(ts)、Ed Logan(ts)、Jack Hale(tb)、Wayne Jackson(tp)、Rhodes, Chalmers & Rhodes(back vo)が参加しています。

シングルにもなった「Slipped, Tripped and Fell in Love」「Somebody's on Your Case」 などのメンフィスらしいファンキー・チューンが魅力のアルバムだと思います。タイトなリズム隊とパワフルなAnnのヴォーカルがよくマッチしています。

『I Can't Stand The Rain』とセットで手元に置いておきたい女性ソウル・アルバムです。

全曲紹介しときやす。

「Slipped, Tripped and Fell in Love」
オススメその1。George Jackson作。アルバムからの2ndシングルとなったファンキー・チューン。僕の一番のお気に入り曲でもあります。ディープなAnnのヴォーカルとタイトなリズム・セクションがサイコーです。ホーン隊やファンキー・オルガン、コーラス隊の絡みにもグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=CzlzoeYA3Lg

「Trouble, Heartaches and Sadness」
Don Bryant/Ann Peebles作。ブルージーな哀愁バラード。Annの切なる歌声が胸の奥まで響いてきます。
http://www.youtube.com/watch?v=M_XFC9oLJ6c

本曲はGZA feat. Method Man「Shadowboxin'」、Prodigy「Veterans Memorial (Part 2)」、Su-Preme「Eggplant」、The Regiment「Heartache」、Joell Ortiz feat. Novel「Night Train」、Raekwon feat. Rick Ross & Ghostface Killah「Molasses」、Gramatik「Flip The Script」 、SuperVision「Lost in Bass」等のサンプリング・ソースとしても人気です。

GZA feat. Method Man「Shadowboxin'」
 http://www.youtube.com/watch?v=gl8oScuR_8g
Prodigy「Veterans Memorial (Part 2)」
 http://www.youtube.com/watch?v=sYU-fdhOGmE
Joell Ortiz feat. Novel「Night Train」
 http://www.youtube.com/watch?v=TUGNedjm5b0
Raekwon feat. Rick Ross & Ghostface Killah「Molasses」
 http://www.youtube.com/watch?v=422Bigq5Yvs
SuperVision「Lost in Bass」
 http://www.youtube.com/watch?v=cZeyKH6Vqd4

「What You Laid on Me」
オススメその2。Denise LaSalle/Ann Peebles作。リズム隊の格好良さとパワフルなAnnのヴォーカルの組み合わせがサイコーですね。
http://www.youtube.com/watch?v=QEYqsf7Cu_w

「How Strong Is a Woman?」
Bettye Crutcher作。力強いAnnのヴォーカルが牽引するファンキー・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=BvhftUjmEvU

「Somebody's on Your Case」
オススメその3。Earl Randle作。アーシーなファンキー・グルーヴにグッとくる1曲。Annのヴォーカルもディープです。
http://www.youtube.com/watch?v=7aK3lX72Pz8

The Beatnuts「Who You're Fuckin' Wit」のサンプリング・ソースにもなっています。
The Beatnuts「Who You're Fuckin' Wit」
 http://www.youtube.com/watch?v=u75mwtoJYPA

「I Feel Like Breaking up Somebody's Home」
George Jackson/Timothy Matthews作。ブルージーなバラード。ゴスペル仕込みのヴォーカルを堪能できます。
http://www.youtube.com/watch?v=uK3cAvnhLqs

「I've Been There Before」
Don Bryant/Ann Peebles作。感動的なソウル・バラード。少しイナたい感じにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=YUxIna_S_ZA

「I Pity the Fool」
Deadric Malone作。アルバムからの1stシングル。Bobby Blandのカヴァーです。Annのパワフル・ヴォーカルにマッチしたセレクトなのでは?Annの魅力を存分に満喫できます。
http://www.youtube.com/watch?v=npl3cQzWm_8

「99 Pounds」
Don Bryant作。ファンキー・ホーン隊の絡みがいい感じのファンキー・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=Sv8TcSOZ4f0

「I Take What I Want」
Isaac Hayes/Mabon "Teenie" Hodges/David Porter 作。1965年のSam & Daveのシングルをカヴァー。ラストもファンキーに締め括ってくれます。

Ann Peeblesの他作品もチェックを!

『This is Ann Peebles』(1969年)
ディス・イズ・アン・ピーブルズ

『Part Time Love』(1970年)
パート・タイム・ラヴ

『I Can't Stand The Rain』(1974年)
アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン

『Tellin' It』(1975年)
Tellin' It

『If This Is Heaven』(1977年)
イフ・ディス・イズ・ヘヴン

『Handwriting Is on the Wall』(1979年)
ハンドライテイング・イズ・オン・ザ・ウォール
posted by ez at 03:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする