2014年04月16日

Ledisi『Soulsinger』

これぞ実力派女性ネオソウル・シンガーLedisiの原点☆Ledisi『Soulsinger』
Soulsinger
発表年:2000年
ez的ジャンル:実力派女性ネオソウル
気分は... :僕の好きなLedisiはこの路線...

今回は女性R&B作品からLedisiのデビュー・アルバム『Soulsinger』(2000年)です。

ニューオリンズ出身の女性ネオソウル・シンガーLedisiの紹介は、『Lost & Found』(2007年)、『Pieces Of Me』(2011年)に続き、3回目となります。

Ledisiといえば、最新作『Truth』をリリースばかりであり、本来ならばそちらを紹介すべきタイミングなのかもしれません。ただし、現時点で僕は『Truth』を未購入です。発売直後にCDショップで一通り試聴したものの、購入は見送ってしまいました。僕好みの楽曲もありましたが、ジャケも含めてメジャー仕様の作りが購入を踏み止まらせたのかもしれません。

『Truth』(2014年)
Truth

個人的には応援したいアーティストなので、新作の代わりという意味でデビュー・アルバム『Soulsinger』(2000年)を取り上げたいと思います。

『Soulsinger』は自ら立ち上げたレーベルLeSunからリリースされた彼女のデビュー・アルバムです。また、2003年にオリジナル全17曲に2曲を加え、曲順変更し、ジャケも一新した『Soulsinger: The Revival』がリリースされています。

『Soulsinger: The Revival』(2003年)
Soul Singer

今日入手しやすいのは『Soulsinger: The Revival』の方ですが、僕が所有するのは2000年リリースのオリジナルなので、オリジナルをベースに紹介したいと思います。ジャケ的にもオリジナルの方が名盤の趣がありますよね。

本作を聴いて改めて思うのは、Ledisiというシンガーがソウルとジャズを自由に行き来できる実力の持ち主であるという点です。実際、次作『Feeling Orange but Sometimes Blue』(2002年)では思いきりジャズ寄りのアプローチを見せています。

この時期、Erykah BaduAngie StoneJill Scott等の女性ネオソウル・シンガー台頭してきましたが、サウンドのみならずヴォーカル・スタイルでLedisiほどジャズのエッセンスを取り入れていたシンガーは、あまり見当たらないのではと思います。本作の巧みなスキャットを聴けば、それを実感できます。

一方で、本作のタイトルの通り、ソウルな味わいも忘れず、ソウルとジャズのヴォーカル・スタイルを変幻自在に操っています。

プロデュースおよびソングライティングは全てLedisi自身とSundra "Sun" Manningの2人が務めています(一部、他者との共作有)。

個人的には「You Are My Friend」がイチオシです。

全曲紹介しときやす。 ※オリジナル仕様の曲順

「Get Outta My Kitchen」
強き女性を印象づけるソウルフルなオープニング。ファンキー・サウンドをバックにパワフルなLedisiのヴォーカルを堪能できます。男を見下すようなビッチ感のあるコーラス・パートも大好き!
http://www.youtube.com/watch?v=Q79Ddf0lL2E

「Soulsinger」
タイトル曲はこの時期のネオソウルらしいジャジー&ソウル感に溢れています。本作らしい巧みなスキャットも楽しめます。
http://www.youtube.com/watch?v=9H1DB-v6gtU

「Take Time」
ミディアムなジャジー・ソウル。Sunのメロウ・エレピをバックに、しっかりと聴かせます。
http://www.youtube.com/watch?v=Ycu_SZF00Kg

「Stop Livin' In Ya Head」
ネオソウルらしいメロウなジャジー・グルーヴを堪能できる1曲。パーカッション強めな感じが僕好みです。
http://www.youtube.com/watch?v=yWcR0i1AuSo

「Coffee」
ハモンド、ベース、サックスのジャジー感がたまらないネオソウル。Ledisiのヴォーカルも歌うというより、演じている感じなのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=eSR2_DGCpC8

「You Are My Friend」
個人的には本作のハイライト。今聴いても心トキメク、ネオソウル名曲だと思います。メロウ・サウンドとLedisiの素晴らしいヴォーカルが見事に調和しています。後半のスキャット・パートも聴き逃せません。この1曲に出会えるだけでも本作を購入する価値があると思います。その位大好き!
http://www.youtube.com/watch?v=YnbCif0LIUw

「Hotel」
ミッドナイト・ムードに包まれた真夜中の大人のラブソングといった感じです。

「Dreaming Interlude」
その名の通り、ドリーミーなインタールード。

「Free Again」
美しも切ないバラード。悲しみを乗り越えて再出発を期す切ない女心をLedisiが切々と歌い上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=IQs32QoDOQo

「Groove On」
幻想的なサウンドをバックに、切ない女心を素晴らしい表現力で歌い上げます。美しくも切ない雰囲気がたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=rcPJAtFR-e8

「I Want'cha Babe」
この時期のネオソウルらしい浮遊感のあるメロウ・チューンです。同時期の女性ネオソウル・シンガー作品と比べると、よりジャズの比率の高いかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=hy1OpCCPdVo

「I Want'cha Babe Interlude」
ジャズ・フレイヴァーなインタールード。

「Papa Loved To Love Me」
この曲はソウルよりもジャズ・ヴォーカル好きの人が聴くと、グッとくるかもしれません。彼女の素晴らしいヴォーカルには確かな技術の裏付けがあることを実感できます。

「In My Life」
ソウルとジャズを自由に行き来できるLedisiだからこそのジャジー・ソウル。グッド・ヴァイヴがあるのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=VdlEWWgy1Zc

「My Prayers」
ア・カペラで始まるパワフルなソウル・チューン。生音バックによるソウル・サウンドがいいですね。Sunのハモンドがいい味出しています。

「Good Lovin'」
それまでから一転して、ソウルフル・ハウス調のダンス・チューンです。本作らしくはありませんが、かなり僕好み。
http://www.youtube.com/watch?v=-rFAowhqSSc

「Snoring」
ラストはタイトル通りのいびきの音です(笑)

『Soulsinger: The Revival』には、上記17曲に「Soulsinger Live @ Yoshi's」「Hold On To Love」の2曲が加わり、曲順も変更になっています。

『Feeling Orange but Sometimes Blue』(2002年)
FEELING ORANGE BUT SOMETIMES BLUE

『Lost & Found』(2007年)
Lost & Found

『It's Christmas』(2008年) ※クリスマス・アルバム
It's Christmas

『Turn Me Loose』(2009年)
Turn Me Loose

『Pieces Of Me』(2011年)
Pieces of Me
posted by ez at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする