2015年03月13日

II D Extreme『II D Extreme』

Johnny Gillの兄Randy Gill在籍の男性R&Bグループ☆II D Extreme『II D Extreme』
II D Extreme
発表年:1993年
ez的ジャンル:NJS系男性R&Bグループ
気分は... :真摯に取り組む!

今回はJohnny Gillの兄Randy Gillが在籍していた男性R&BグループII D Extremeのデビュー・アルバム『II D Extreme』(1993年)です。

II D ExtremeD'Extra WileyRandy GillJermaine Mickeyの3名がワシントンD.C.で結成した男性R&Bグループ。前述のようにRandy Gillは人気男性R&BシンガーJohnny Gillの実兄です。

グループは『II D Extreme』(1993年)、『From One Extreme to Another』(1996年)という2枚のアルバムをリリースし、『II D Extreme』からは全米R&Bチャート第6位のヒット「Cry No More」が生まれています。その後、Sage Leeが加わり、4人組となりましたが、作品はリリースされていません。

デビュー・アルバム『II D Extreme』(1993年)は、ざっくりいえば後期NJS作品ということになります。全体として小粒な感は否めませんが、素晴らしいコーラスワークを活かしたミディアム〜スロウ系が充実しており、90年代R&Bがお好きな人であれば十分楽しめる1枚だと思います。

本作リリース時には既にRandyの弟Johnny GillはR&B界のスターとなっており、"Johnny Gillの兄のグループ"という形容詞は、グループにとって迷惑だったと思いますが、気負わず身の丈に合った作品づくりに専念している感じが好感持てます。

D'Extra Wiley、Randy Gillといったメンバー以外に、Erik "Lil Rick" White、Kevin "K-Jack" Jackson、Jeff Carruthers、Paul Brown、Somethin' For The People等がプロデュースを手掛けています。

ハイライトは前述のヒット曲「Cry No More」The Gap Bandのカヴァー「Outstanding」、The Driftersのカヴァー「Up on the Roof」あたりですかね。

個人的には「To Love Someone」「I Need Your Lovin'」あたりも超オススメです。

Johnny Gill云々に関わらず、90年代男性R&Bグループ好きの人はぜひチェックして欲しい1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Prelude: Falling in Love」
アルバムのイントロ。いきなり美しいコーラスワークで魅了します。

「Let Me Love You」
D'Extra Wiley/Hamiプロデュース。まずはコーラスワークを活かしたミディアム・スロウから入ってくるあたりにグループの色が出ていると思います。過度に熱唱しすぎず、美しいメロディをコーラスも含めてしっかり聴かせてくれるところがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jdkFoqRaOSM

「Tell Me」
Erik "Lil Rick" White/Kevin "K-Jack" Jacksonプロデュース。オーセンティックなバラード。リードが目立つのではなく、あくまでコーラスワークで聴かせてくれるのが僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=HgiWmfaTSFc

「Outstanding」
定番サンプリング・ネタとしてもお馴染みのThe Gap Bandの人気曲をカヴァー。オリジナルは当ブログでも紹介した『Gap Band IV』(1982年)に収録されています。
Anthony DeTiege/ Billy Moss/D'Extra Wileyプロデュース。The Gap Band好きとしては、やはりこのカヴァーは嬉しいですね。NJSな「Outstanding」を楽しみましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=errJUfJ2X_Q

「Thinkin' Bout Cha'」
Erik "Lil Rick" White/Kevin "K-Jack" Jackson/D'Extra Wileyプロデュース。ジャジー・メロウなミディアム。ラップ・パートもあってアクセントをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=92DRWMmYELo

「Up on the Roof」
The Drifters、1962年のヒット曲をカヴァー(Gerry Goffin/Carole King作)。 グループの魅力であるコーラスワークを堪能するのは、いいカヴァー・セレクトかもしれませんね。正統派のカヴァーです。Jeff Carruthers/Paul Brownプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=s9obyTQevCE

「Interlude: Thinkin'」
インタールード。

「Cry No More」
Erik "Lil Rick" White/Kevin "K-Jack" Jackson/D'Extra Wileyプロデュース。前述のように全米R&Bチャート第6位のヒットとなったシングル曲。美しいメロディを、素晴らしいヴォーカル&コーラスで真摯に歌い上げる、このグループの魅力が凝縮された絶品スロウです。
https://www.youtube.com/watch?v=OL1sD7z7O8U

「To Love Someone」
Paul Brown/D'Extra Wiley/Randy Gillプロデュース。「Cry No More」、「Outstanding」と並ぶ僕のお気に入り。モロに僕好みの美メロ・ミディアム・スロウです。こういう胸キュンな曲を聴くと、あの時代に戻って、恋がしたくなりますね(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=J8b7Ya7U274

「No Way」
Boogaloo & Camille/D'Extra Wileyプロデュース。メロディアスなNJSチューン。NJSしていてもメロディ重視というのがこのグループらしいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=TyZt23vbzVg

「I Need Your Lovin'」
Somethin' For The People/Bobby Arringtonプロデュース。プロデュース・チームとしても人気だったR&BグループSomethin' For The Peopleが手掛けただけあって、完成度は高いです。素晴らしいコーラスワークが光るセクシーR&Bグルーヴって雰囲気が大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=yE_qj_mqFkw

「Yummy」
Gerald Thompson/Ray Wiley/D'Extra Wileyプロデュース。初めて聴いたときから懐かしい感じがするのは、思いきりGuyしているからかもしれません(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=TEgSrhs52K0

「Postlude: Finally」
D'Extra Wiley/Tim Carmonプロデュース。アルバムのアウトロで余韻に浸ります。

『From One Extreme to Another』(1996年)
From One Extreme to Another
posted by ez at 02:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月12日

Herbie Mann『Muscle Shoals Nitty Gritty』

マッスル・ショールズ録音。人気ジャズ・フルート奏者のレア・グルーヴ人気作☆Herbie Mann『Muscle Shoals Nitty Gritty』
Muscle Shoals Nitty Gritty
発表年:1970年
ez的ジャンル:マッスル・ショールズ系ジャズ・ファンク
気分は... :泥臭くてもいい・・・

今回はクロスオーヴァーな作品で人気のジャズ・フルート奏者Herbie Mannのレア・グルーヴ人気作『Muscle Shoals Nitty Gritty』(1970年)です。

N.Y.出身のジャズ・フルート奏者Herbie Mann(1930-2003年)の紹介は、『Memphis Underground』(1969年)に続き2回目となります。

今日紹介する『Muscle Shoals Nitty Gritty』(1971年)は、タイトルの通り、アラバマのサザンソウルの聖地Muscle Shoals Sound Studiosでレコーディングされた作品です。『Rare Groove A to Z』でもセレクトされました。

プロデュースはTom Dowd。レコーディングにはRoger Hawkins(ds)、David Hood(b)、Barry Beckett(p)、Eddie Hinton(g)、Jimmy Johnson(g)といったMuscle Shoals Rhythm Sectionメンバー、Andrew Love(ts)、Ed Logan(ts)、James Mitchell(bs)、Wayne Jackson(tp)といったThe Memphis Hornsメンバー、さらにはRoy Ayers(vibe)、Bruno Carr(ds)、Weather Report創設メンバーの一人Miroslav Vitous(b)が参加しています。

マッスル・ショールズ録音らしいアーシーなジャズ・ファンク作品です。フルートとマッスル・ショールズな南部サウンドが意外にマッチしていますまた、Roy Ayersのヴァイヴがいいアクセントとなっています。

レア・グルーヴ的には「Can You Dig It」「Muscle Shoals Nitty Gritty」といったジャズ・ファンク2曲がハイライトだと思います。

また、「Claudia Pie」「Come Together」の味わい深さも魅力です。さらにジューズハープ(口琴)が印象的な「Blind Willy」、ルーツ・ミュージック的な「Panama Red's Panama Hat」も含めて、全6曲充実の演奏を楽しめます。

人気のジャズ・フルート奏者とマッスル・ショールズの出会いを堪能しましょう!

全曲紹介しときやす。

「Muscle Shoals Nitty Gritty」
Herbie Mann作。タイトル曲はHerbie Mannのフルートが軽やかに舞うジャズ・ファンク。マッスル・ショールズ・サウンドとHerbie Mannのフルートが見事に融合しています。
https://www.youtube.com/watch?v=8JI_fLg0xgM

「Claudia Pie」
Herbie Mann作。アーシーで味わい深い1曲。噛みしめるかのようなHerbie Mannのフルートにグッときます。マッスル・ショールズ録音ならではの1曲って感じですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1QIeeGqqBfM

「Can You Dig It」
Edwin Birdsong作。オリジナルはRoy Ayers『Ubiquity』(1970年)に収録されており、そのRoy Ayersがヴァイヴで参加している本作のハイライト。ファンキーなThe Memphis Hornsと、クールなHerbie Mannのフルート、軽やかなAyersのヴァイヴの掛け合いが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=XlzqUPwH7P4

「Blind Willy」
Sonny Sharrock作。Roger Hawkinsによるジューズハープ(口琴)が印象的なファンキー・グルーヴ。要所でThe Memphis Hornsが演奏全体を引き締めてくれます。

「Come Together」
The Beatlesの名曲カヴァー(Lennon-McCartney作)。ブルージーな「Come Together」もなかなかシブくていい感じです。Ayersのヴァイヴもいいアクセントになっています。

「Panama Red's Panama Hat」
Herbie Mann作。ラストはルーツ・ミュージック的なアプローチで締め括ってくれます。Eddie HintonとJimmy Johnsonのギターをはじめとするメンバーの素晴らしいアンサンブルを楽しめます。

興味がある方は他のHerbie Mann作品もチェックを!

『Herbie Mann at The Village Gate』(1962年)
ヴィレッジ・ゲイトのハービー・マン

Herbie Mann and the Bill Evans Trio 『Nirvana』(1962年)
ニルヴァーナ

『Do the Bossa Nova With Herbie Mann 』(1963年)
ドゥ・ザ・ボサ・ノヴァ

『Memphis Underground』(1969年)
Memphis Underground

『Memphis Two-Step』(1971年)
Memphis Two-Step

『Push Push』(1971年)
Push Push

『Mississippi Gambler』(1972年)
Mississippi Gambler

『Hold On, I'm Comin'』(1973年)
ホールド・オン、アイム・カミン

『London Underground』(1974年)
London Underground

『Reggae』(1974年)
Reggae

『Turtle Bay/Discotheque』(1973年/1975年) ※2in1CD
Turtle Bay / Discotheque
posted by ez at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月11日

The Internet『Purple Naked Ladies』

Odd Future注目の男女R&Bデュオのデビュー作☆The Internet『Purple Naked Ladies』
Purple Naked Ladies
発表年:2011年
ez的ジャンル:Odd Future系男女R&Bデュオ
気分は... :ま、いいや・・・

今回はOdd Futureの注目男女R&BデュオThe Internetのデビュー・アルバム『Purple Naked Ladies』(2011年)です。

2011年にL.A.で結成されたSyd tha Kyd(vo)、Matt Martians (beats)というOFWGKTA (Odd Future Wolf Gang Kill Them All)のメンバー2人によるユニットThe Internetの紹介は、2ndアルバム『Feel Good』(2013年)に続き2回目となります。

2013年にデジタル配信され、2014年にCDリリースされた2nd『Feel Good』は、Theophilus LondonJesse Boykins IIIThundercat等のゲストも含めて、僕好みのオルタナティブなR&B作品であり、年末恒例の『ezが選ぶ2014年の10枚』にセレクトしたほどのお気に入りでした。

それに対して、デビュー・アルバムとなる本作『Purple Naked Ladies』は、Odd Futureらしい先鋭的なR&B作品に仕上がっています。ジャケのイメージそのままの妖しげなアンダーグラウンド感のあるエレクトリックなR&Bサウンドを楽しめます。同性愛者であることを公言するOFWGKTAの紅一点Syd tha Kydのヴォーカルはメランコリック・サウンドとよくマッチしています。

Syd tha KydMatt Martiansのメンバー2人に加え、OFWGKTAメンバーLeft Brainもプロデュースで関与しています。Left BrainはMellowHypeMellowHigh等の活動でも知られています。

またゲストとして、同じくOFWGKTAメンバーMike G、Matt MartiansとThe Jet Age Of Tomorrowというユニットを組んでいたPyramid Vritra、そのThe Jet Age Of Tomorrowのアルバム『Journey To The 5th Echelon』(2010年)にも参加していた女性ラッパーKilo Kish『Feel Good』にも参加していた男性シンガーTay Walker、 Tyler, The Creator「Trashwang」でErykah Baduと共にフィーチャーされていた女性シンガーCoco O.がフィーチャーされています。

このユニットのプリミティヴな魅力や、Odd Futureのポテンシャルを実感できる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Violet Nude Women」
オープニングはアブストラクトなインスト・チューン。ジャケ同様に非日常的で妖しげな雰囲気を醸し出します。
https://www.youtube.com/watch?v=q0sKiZHdu_w

「They Say」
Tay Walkerをフィーチャー。妖しげなメランコリック感のあるサウンドと妖しく儚いSyd tha KydとTay Walkerのヴォーカルがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=wvn51HzTXpI

「She Dgaf」
メロディアスな中にも尖ったエッセンスを織り交ぜてくるのがOdd Future作品らしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Lib0_chJgx0

「Cunt」
アンダーグラウンド感たっぷりの先鋭サウンドに刺激されます。
https://www.youtube.com/watch?v=lryCdCap_jU「Cocaine」
Left Brainをフィーチャー。オルタナティブかつキャッチーなエレクトロ・サウンドに魅了されます。
https://www.youtube.com/watch?v=d3RIcXc94AM

「Ode To A Dream」
Coco O.とKilo KishをフィーチャーしたHip-Hopチューン。哀愁トラックと儚い女性ヴォーカル&ラップはまるで白日夢のような雰囲気です。終盤はかなり実験的です。
https://www.youtube.com/watch?v=SPvHgb23W10

「Gurl」
Pyramid Vritraをフィーチャー。クールかつ妖しげな雰囲気のトラックがいい感じです。

「Love Song -1」
1分半に満たない小曲ですが、本作らしいメランコリックな雰囲気を堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=2BG42h5CrnE

「Lincoln」
Left BrainとMike Gをフィーチャー。Odd FutureらしいオルタナティブHip-Hopチューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=mbJBhDdHRLI

「Web Of Me」
フューチャリスティックなエレクトリック・ソウル。このあたりはモロに僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=CNqNhlqNc4E

「She Knows」
ローファイ感を逆手にとったかのようなトラックにハマってしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=35fSozXU5TM

「Fastlane」
アルバムの中で最もジャジー&メロウ感のあるトラック。刺激は少ないですが、メロウ好きの人は気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=Q4niqiMUHH4

「Visions」
Coco O.をフィーチャー。1分半に満たない小曲ですが、Syd tha KydとCoco O.のヴォーカルの絡みがいい感じの哀愁ソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=-hCRsw7P1TI

「The Garden」
ラストはアルバムの余韻を楽しむかのような仕上がり。白日夢の中を彷徨っているかのような雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=jaORGTkPnYw

未聴の方は2nd『Feel Good』(2013年)もチェックを!

『Feel Good』(2013年)
Feel Good
posted by ez at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月10日

Squarepusher『Hello Everything』

ドリルンベースのパイオニアのメロディアスな側面を楽しめる1枚☆Squarepusher『Hello Everything』(2006年)♪
Hello Everything (WARPCD148)
発表年:2006年
ez的ジャンル:超絶ベーシスト系ドリルンベース/エレクトロニカ
気分は... :マジすか!

今回はドリルンベースのパイオニアSquarepusher『Hello Everything』(2006年)です。

超絶ベーシストTom Jenkinsonのソロ・プロジェクトSquarepusherの紹介は、デビュー作『Feed Me Weird Things』(1996年)、『Ultravisitor』(2004年)に続き3回目となります。

来月には最新作『Damogen Furies』(2015年)がリリースされるSquarepusher

『Damogen Furies』(2015年)
Damogen Furies [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / 初回生産盤のみ豪華デジパック仕様 / 国内盤] (BRC461)

僕の場合、Squarepusherの熱心なリスナーという訳ではありませんが、昨年ブームとなったJazz The New Chapterの流れで"今ジャズ"作品を聴くようになってから、Squarepusherというアーティストの存在の重要性を改めて実感しています。当ブログで紹介した今ジャズ作品でいえば、Mark Guiliana『My Life Starts Now』(2014年)、GoGo Penguin『V2.0』(2014年)あたりにSquarepusherの影響を感じます。

そんなJazz The New Chapter視点で聴きたくなったSquarepusher作品が本作『Hello Everything』(2006年)です。Squarepusherの諸作の中でもメロディアスで聴きやすい作品ではないかと思います。一時期は打ち込み中心のサウンドを志向していましたが、ジャケからも分かるように生音も重視しているのが本作の特徴です。また、ジャズドラマーを父に持つTom JenkinsonのジャズDNAを実感できる演奏もあるのが興味深いです。

これまでのキャリアの集大成的な側面もあり、1枚の中でSquarepusherの持つさまざまな魅力がコンパクトに詰まった1枚になっています。

Squarepusher、その存在感はさらに高まっていくのかもしれませんね。

全曲紹介しときやす。

「Hello Meow」
本作らしいメロディアスで開放的なドリルンベースでアルバムで幕を開けます。
https://www.youtube.com/watch?v=QbV-nSAid0k

「Theme From Sprite」
モロにジャズしている演奏です。ジャズドラマーを父に持つ彼にはジャズのDNAが流れていることを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=APtRvbwc_Ts

「Bubble Life」
叙情的な中にもSquarepusherのベースプレイを楽しむことができる1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=bUpSAzUN5Vg

「Planetarium」
キャッチーな鉄板ドリルンベースという感じですね。コーラスも加わり、メロディアスなので普段この手の音を聴かない人でも聴きやすいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=pS_r1M3L878

「Vacuum Garden」
不穏なパルス音が終始続く実験的な1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=nbqnB1Ht-2I

「Circlewave 2」
タイトルからして前作『Ultravisitor』に収録されていた「Circlewave」のパート2という位置付けだと思います。嵐の前の静けさといった感じの不気味な静寂が支配します。
https://www.youtube.com/watch?v=2uQXkVP4c3s

「Cronecker King」
1分に満たない曲ですが、アブストラクトな雰囲気です。

「Rotate Electrolyte」
衝撃のデビュー作デビュー作『Feed Me Weird Things』を思い出させるSquarepusherらしいドリルンベースです。
https://www.youtube.com/watch?v=a-l_SPxPFXg

「Welcome To Europe」
近未来トラベル・ミュージックって雰囲気がいいですね。本作らしいメロディアスな演奏が功を奏しています。
https://www.youtube.com/watch?v=eAFWMIgLIgs

「Plotinus」
ジャズ・ミュージシャンTom Jenkinsonとドリルンベースの融合を楽しめる1曲。JTNC的な観点から聴くと、面白いと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=U6GYCrEoTPQ

「The Modern Bass Guitar」
ラップトップ・ミュージックながらも、この高速ドリルンベースをベスト・トラックに推す人も多いのでは?マッドなのにキャッチーなのが本作らしい点かもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=hnGYJVsZlJo

「Orient Orange」
ラストは10分超のダークかつ壮大な1曲で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=GQe14w-C1Vg

国内盤には以下の2曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

「Hanningfield Window」
僕の望む方向とは少しベクトルが異なりますが完成度は高いです
https://www.youtube.com/watch?v=ejOLKyJcytE

「Exciton」
本編では聴けなかったロッキンなエッセンスが盛り込まれている点で魅力的です。かなり好き!
https://www.youtube.com/watch?v=gvaDDgaY2so

Squarepusherの他作品もチェックを!

『Feed Me Weird Things』(1996年)
FEED ME WEIRD THINGS

『Hard Normal Daddy』(1997年)
Hard Normal Daddy (WARPCD50)

『Big Loada』(1997年)
Big Loada

『Burningn'n Tree』(1997年)
バーニングン’ン・トゥリー

『Music Is Rotted One Note』(1998年)
Music Is Rotted One Note

『Budakhan Mindphone』(1999年)
Budakhan Mindphone

『Selection Sixteen』(1999年)
Selection Sixteen

『Go Plastic』(2001年)
Go Plastic

『Do You Know Squarepusher』(2002年)
Do You Know Squarepusher (2CD)

『Ultravisitor』(2004年)
Ultravisitor

『Just a Souvenir』(2008年)
Just A Souvenir [セルフライナーノーツ日本語対訳・ボーナストラック付き国内盤 / 廉価盤] (BRC211SQ)

『Solo Electric Bass 1』(2009年)
Solo Electric Bass 1 (WARPCD174)

『Shobaleader One: d'Demonstrator』(2010年)
Shobaleader One : d’Demonstrator [解説・ボーナストラック付き国内盤] (BRC266)

『Ufabulum』(2012年)
Ufabulum [解説・ボーナストラック1曲収録・国内盤] (BRC334)
posted by ez at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月09日

Osmar Milito『Viagem』

名アレンジャーの手腕が冴えるブラジリアン・ラウンジ作品☆Osmar Milito『Viagem』
ヴィアージェン BOM1131
発表年:1974年
ez的ジャンル:ブラジリアン・ラウンジ
気分は... :落ち着ける大人の空間・・・

今回はブラジル人名アレンジャーOsmar Milito『Viagem』(1974年)です。

サンパウロ生まれのコンポーザー/アレンジャー/キーボード奏者Osmar Militoの紹介は、『... E Deixa O Relogio Andar!』(1971年)、『Nem Paleto, Nem Gravata』(1973年)に続き3回目です。

これまで紹介した『... E Deixa O Relogio Andar!』『Nem Paleto, Nem Gravata』の2枚はブラジリアン・ソフトロックの人気作でした。本作『Viagem』は、それら2作と比較すると、よりラウンジ感の高い落ち着きのある1枚に仕上がっています。

オープニングの「Up, Up And Away」を聴けば、本作のラウンジ感がよくわかるはずです。キャッチーなサンバ・チューン「Eu Bebo Sim」もわかりやすいですね。

メロウ・サウンドを求める方であれば、「Mulher Rendeira」「Sangue Latino」あたりがオススメです。また、「Oracao A Mae Menininha」「Planalto Geral」といったノルデスチのスパイスの効いたブラジリアン・ラウンジも本作ならではの魅力だと思います。

レコーディングにはLuizao Maia(b)、Pascoal Meirelles(ds)、Chico Batera(per)、Nene Baterista(per)、Luiz Claudio(g)等のミュージシャンが参加しています。

シブいジャケ同様に、落ち着い珠玉のブラジリアン・ラウンジを満喫しましょう!

全曲紹介しときやす。

「Up, Up And Away」
Jimmy Webb作。The 5th Dimensionの大ヒット曲をカヴァー。素敵なコーラスを伴い、本作らしいラウンジ感のあるアレンジで聴かせてくれます。Militoのエレガントで落ち着きのある鍵盤の響きがいい感じです。短いドラム・ブレイクもキマっています。

本曲について、当ブログではRoman AndrenBossa RioGary McFarland & Co.SunlightsquareSonido 5のカヴァーも紹介済みです。

「Bonita」
Antonio Carlos Jobim作。Militoの美しいピアノを楽しむ1曲に仕上がっています。

「Mulher Rendeira」
Ze Do Norte作。柔らかなメロウ・エレピやマリンバなど音色の心地好さが絶妙の演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=XVX0b3NkyOc

「Oracao A Mae Menininha」
Dorival Caymmi作。ブラジルならではのラウンジ感覚が楽しめます。10弦ギターの響きなどノルデスチな雰囲気で盛り上げてくれます。

「Sangue Latino」
Joao Ricardo/Paulinho Mendonca作。美しいコーラスとメロウ・サウンドが織り成す至極のブラジリアン・ラウンジを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=yTI0dT-GnY4

「Que Maravilha」
Jorge Ben/Toquinho作。当ブログではSom Okey 5Heraldo Do Monteのカヴァーも紹介済みです。ここではテンポを落とし、ストリングスを配したラウンジ感たっぷりのジャズ・ボッサ・サウンドで聴かせてくれます。

「Viagem」
Joao De Aquinho/Paulo Cesar Pinheiro作。Militoの美しいピアノを中心とした淡いメロウ・サウンドに癒されます。

「Nao Me Diga Adeus」
Joao Correo Da Silva/Luiz Soberano/Paquito作。当ブログではNara LeaoBossa Tresのカヴァーも紹介済みです。淡々としたラウンジ・ボッサと思いきや終盤にドラマティックな展開が待っています。このあたりはMilitoの心憎い演出ですね。

「Planalto Geral」
Osmar Milito作。本作唯一のオリジナル曲はノルデスチ感覚のミステリアスな雰囲気が漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=OBYrPMRA-vY

「Eu So Quero Um Xodo」
Anastacia/Dominguinhos作。Gilberto Gilのヒットで知られる曲ですね。軽快さとエレガントさの折り合いのつけ方がさすがMilitoですね。

「Eu Bebo Sim」
Joao Do Violao/Luiz Antonio作。ラストはポップかつメロウなサンバ・サウンドで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=0-jzY8DVtAU

CDにはボーナス・トラックとして「Maracatu Atomico」が追加収録されています。

Osmar Militoの他作品もチェックを!

『... E Deixa O Relogio Andar!』(1971年)
E Deixa O Relogio Andar

『Nem Paleto, Nem Gravata』(1973年)
ネン・パレトー、ネン・グラヴァッタ(紙ジャケット仕様)(BOM24124)

『Ligia』(1978年)
LIGIA (1978)
posted by ez at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする