2015年08月31日

XL『What We're All About』

なかなか内容充実の女性R&Bグループ作品☆XL『What We're All About』
What We Are All About
発表年:1994年
ez的ジャンル:90年代女性R&Bグループ
気分は... :服のサイズではありません!

今回は90年代女性R&Bグループ作品からXL『What We're All About』(1994年)です。

XLAngela HillJanel JonesJohari Funches-PennyJulie Fewという4名による女性R&Bグループ。

彼女たちの詳しいプロフィールは不明ですが、本作『What We're All About』(1994年)が唯一のアルバムだと思います。

垢抜けないジャケからしてB級感丸出しですが、中身はなかなか充実しています。当時の女性R&Bグループのトレンドには少し乗り遅れている感もありますが、90年代女性R&Bグループという大きな括りで聴けば、曲良し、ヴォーカル&コーラスワーク良しでかなり楽しめます。

David McMurrayHerschel BooneLovell Moorer III Merv De Peyerがプロデュースを手掛けています。

ジャケで敬遠せずに聴いて欲しい1枚です。
90年代女性R&Bグループ好きの方はぜひチェックしてみてください!

全曲紹介しときやす。

「What We're All About」
美しいア・カペラと共にスタートするNJS。NJS好きの人であれば、確実に楽しめる疾走感のあるR&Bグルーヴだと思います。Lafayette Afro Rock Band「Darkest Light」をサンプリング。

「This Love」
キュートなリードな素敵なコーラスワークに惹かれるスロウ。90年代女性R&Bらしい甘く切ない感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=97yWaVtdxzg

「Tell Me Somethin' Good」
Stevie Wonder作のRufus & Chaka Khanのヒット曲をカヴァー。オリジナルは『Rags to Rufus』(1974年)に収録されています。本ヴァージョンはパンチが効いたファンキー・ミディアムで。

「Strength Of My Love」
僕の一番のお気に入り。美メロのミディアム・グルーヴ。90年代女性R&Bグループらしいキュートなヴォーカルワークが栄えます。

「Can't Nobody」
オーセンティックなバラードですが、彼女達の声質の良さをストレートに実感できていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=owx7N27-pf8

「Satisfied」
甘く危険な香りのするミディアム・グルーヴ。なかなか堂々とした歌いっぷりがいいですね。

「For Your Love」
この曲も大好き!重量感のあるグルーヴと彼女たちのヴォーカルワークがよく調和しているキャッチーな仕上り。

「You Came My Way」
しっとりとしたスロウ。このタイプの曲って単調になるおそれもありますが、そうならないのは彼女たちのヴォーカルの魅力だと思います。

「Ya Turn Me On」
1994年の音としては古いかもしれませんが、少し猥雑なキャッチーさが好きです。

「Not Gonna Take」
少しクセのあるリード・ヴォーカルを他のメンバーがコーラスワークで盛り立てている感じがいいですね。

「On My Mind」
男性シンガー(多分)Keith Moultrieとのデュエットによる大人のスロウで締め括ってくれます。

こういった作品を中古屋の廉価コーナーで見つけると嬉しくなってしまいます。
だから中古屋巡りは楽しいですよね!
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2015年08月30日

SiR『Seven Sundays』

大注目の西海岸R&Bアーティストのオフィシャル・デビュー作☆SiR『Seven Sundays』
Seven Sundays
発表年:2015年
ez的ジャンル:L.A.インディR&B
気分は... :揺らぎの音世界・・・

今回は新作R&B作品からSiR『Seven Sundays』です。

SiRことDarryl Farrisはカリフォルニア州イングルウッド出身のR&Bシンガー/ソングライター。

Darrylは、ソウル/ゴスペル・シンガーJackie Goucheを母に持ち、二人の兄もプロデューサー/ソングライター/アーティストとして活躍しています。Daniel "D-Smoke" FarrisはJaheimやTyreseのソングライティングを手掛け、もう一人の兄Davion FarrisはTrey SongzやPleasure Pのソングライティングを手掛けたほか、2013年にはソロ・アルバム『Davion Farris』をリリースしています。

さらに大物ベーシストAndrew Goucheを叔父に、プロデューサー/ソングライターとして活躍するTiffany Goucheを従姉妹に持つというミュージシャン家系です。

Farri3兄弟とTiffany Goucheは早くからWoodworksというファミリー・グループを組んでいたようです。

そんな環境でDarrylも自然と音楽業界に身を置くようになり、兄らと共にGinuwineのソングライティングなどを手掛けました。

最近は人気プロデュース・チームDre & Vidalの一人Andre Harrisのプロダクションとソングライター契約を結び、LeToya Luckett feat. T.I.「Don't Make Me Wait」Jill Scottの最新作『Woman』でリード・シングル「Fool's Gold」を含む3曲のソングライティングを手掛けています。

また、Kendrick LamarらのクルーBlack Hippyの一員であるラッパーJay Rockの最新作『90059』に、Kendrick Lamarらと共にゲスト参加しています。

このように"SiR" Darryl Farrisの存在が注目されつつあるタイミングでリリースされたのがデビュー・アルバム『Seven Sundays』です。

2012年に『Wooden Voodoo』、2014年に『Long Live Dilla』というミックステープをリリースしているので、本作『Seven Sundays』はオフィシャル・デビュー・アルバムと説明した方が適切かもしれません。ちなみに、『Long Live Dilla』はタイトルからも察しがつくように、J Dillaへのオマージュです。

本作ではSiR自身は敢えてシンガーに徹し、プロデュースは他者に委ねており、セルフ・プロデュースは1曲のみです。

起用されたプロデューサー陣は、Kendrick Lamar『To Pimp A Butterfly』にもプロデューサーで参加した注目の才能Knxwledge、前述のJill Scott「Fool's Gold」のプロデュースも手掛けたDK The Punisher、元Robert Glasper Experiment、最近はD'Angelo & The Vanguardのバンドにも参加している旬のドラマーChris DaveKendrick LamarR. Kelly『Write Me Back』もプロデュースしたJ.LBS、従姉妹のTiffany Gouche、自身のアルバム『(VIBE)rations』(2013年)にKnxwledge、J.LBS、Tiffany Goucheが関与していたR&Bシンガー/ソングライター/プロデューサー/ミュージシャンのIman Omari、イングルウッドを拠点に活動するプロデューサーAlvin Isaacsといった多彩な顔ぶれです。

多彩なプロデューサー陣が手掛けるトラックは、全体的にアトモスフィック、アンビエント、コズミックといった形容したくなるものが多いですね。それらの秀逸トラックと、メロウ&セクシーなSiRのヴォーカルの組み合わせがたまりません。

特に「Love You」「The Real」「N.B.N.」「Falling」「He Deserves Your Love」といった揺らぎのある音世界が僕にはツボです。

SiR自身の才能と多彩な多彩なプロデューサー陣の才能がケミストリーを起こした素晴らしい内容の1枚だと思います。

繰り返す聴き込むほどに、この音世界に惹き込まれる中毒性のある1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Love You」
Knxwledgeプロデュース。浮遊感のあるトラックと憂いを帯びたSiRのヴォーカルが独特の世界を醸し出します。揺らぎのあるセクシー感がたまりません。このオープニングを聴いて、購入を即決しました。
https://www.youtube.com/watch?v=GH_zrkcmNmg

「In The Sky」
Knxwledgeプロデュース。Fat Ronをフィーチャー。アングラHip-Hop調です。Knxwledgeらしい手腕が発揮されたトラックなのでは?

「You Ain't Ready」
Tiffany Goucheプロデュース。兄D-Smokeをフィーチャー。兄弟、従姉妹がタッグを組んだ1曲。派手さはありませんが、ハンドクラップを巧みに使うなどシンプルな中にもTiffanyセンスが窺えます。

「The Real」
DK The Punisherプロデュース。コズミックな音世界が拡がる僕好みのトラック。西海岸らしいアンダーグランド感があっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vQ4ogiMoya0

「Right By You」
J.LBSプロデュース。哀愁モードの疾走感にグッとくるキャッチーな仕上り。J.LBSの手腕が光ります。
https://www.youtube.com/watch?v=S3ha7g_KEM4

「JAY Z」
J.LBSプロデュース。シンプルながらもメロウなトラックがいいですね。まどろみ感があります。
https://www.youtube.com/watch?v=F3geeMSG3jw

「N.B.N.」
J.LBSプロデュース。軽くL.A.ビートミュージックの影響も感じるトラックと儚い雰囲気が漂うSiRのヴォーカルが生み出す音世界はモロに僕好み。

「Liberation」
Chris Daveプロデュース。Anderson .Paakをフィーチャー。前述のようにJ Dillaから大きな影響を受けたSiRにとって、人力でJ Dillaビートを叩き出すChris Daveとの共演は待望していたものかもしれませんね。実に興味深く聴きました。

「Falling」
Alvin Isaacsプロデュース。憂いを帯びたダウナー感が印象的です。ダウナーなのにセクシーに聴かせてしまうのがSiRのヴォーカルの魅力かもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=srHobAovRXU

「Can We Still」
Iman Omariプロデュース。少しアンビエントなトラックとSiRの儚いヴォーカルがよくマッチしています。

「The Perfect Remedy」「Crashing Down」
J.LBSプロデュース。さり気ないですが、アトモスフィックな美しいトラックとSiRのメロウ・ヴォーカルがいい感じです。

「The Bullet And The Gun」
Knxwledgeプロデュース。

「He Deserves Your Love」
DK The Punisherプロデュース。アンビエントな美しさを持つトラックとSiRの憂いのメロウ・ヴォーカルが際立つ感動的なエンディング!

サッカーはマインツの武藤がブンデス初ゴール&2点目を決めましたね。
早い時期に結果を残せて良かった!
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2015年08月29日

Marion Brown『Vista』

Stanley Cowellらも参加したスピリチュアル・ジャズ作品☆Marion Brown『Vista』
ヴィスタ
発表年:1975年
ez的ジャンル:スピリチュアル・ジャズ
気分は... :アンビエント・・・

今回はスピリチュアル・ジャズ作品からMarion Brown『Vista』(1975年)です。

Marion Brown(1931-2010年)はジョージア州アトランタ出身のサックス奏者。

John ColtraneArchie Sheppらと交流を深め、1965年にはColtrane『Ascension』(1965年)のレコーディングに参加し、1966年にはSheppに敬意を示したリーダー作『Three for Shepp』をImpulse!から発表しています。

60年代後半には拠点をヨーロッパに移していましたが、1973年には古巣Impulse!に戻り、『Geechee Recollections』(1973年)、『Sweet Earth Flying』(1974年)、そして本作『Vista』(1975年)といったアルバムをリリースしています。

その後も80年代半ばまでコンスタントにアルバムをリリースしています。2010年逝去。

当ブログで紹介した作品でいえば、Archie Shepp『Attica Blues』(1972年)、Stanley Cowell『Regeneration』(1975年)といった名盤にBrownは参加しています。

そんなMarion Brown作品の中で、スピリチュアル・ジャズ作品として再評価が高い1枚が本作『Vista』(1975年)です。

レコーディングにはMarion Brown(as、wind chimes)以下、Stanley Cowell(p、el-p)、
Anthony Davis(p、el-p)、Bill Braynon(p、el-p、celesta)、Harold Budd(celesta、gong)、Reggie Workman(b)、Ed Blackwell(ds)、Jimmy Hopps(ds)、Jose Goico(tb、congas)、Allen Murphy(vo、bells)といったミュージシャンが参加しています。

特にStanley CowellAnthony DavisBill BraynonHarold Buddという4人の鍵盤奏者が本作を大きく印象づけています。

仕事パツパツでお疲れモードの今の僕にぴったりな癒し系スピリチュアル・ジャズ作品です。アンビエントの先駆者Harold Buddの参加に関連づければ、アンビエントなスピリチュアル・ジャズという感じですかね。

個人的にはオリジナルLPのA面にあたる前半3曲のスピリチュアルかつメロウな美しさに惹かれます。後半3曲もそれぞれ魅力的な演奏です。

幻想的なジャケにも惹かれますね!
このジャケだけでも名盤だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Maimoun」
Stanley Cowell作。Cowellのオリジナルは『Illusion Suite』(1972年)に収録されています。当ブログで紹介した『Musa・Ancestral Streams』(1973年)にも収録されています。作者Cowellの美しいピアノと共にスタートし、その後Reggie Workmanのベースに先導され、Marion Brownがジェントルな音色のサックスを聴かせてくれます。コンガやエレピも加わるパーカッシヴ&メロウな展開は僕好みです。

「Visions」
Stevie Wonder作品をカヴァー。オリジナルは『Fulfillingness' First Finale』(1974年)に収録されています。Allen Murphyのヴォーカルをフィーチャーした美しいスピリチュアル・バラードに仕上がっています。Anthony Davisのピアノ、Stanley Cowellのエレピもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=Obbtqz8rm-E
 
「Vista」
Marion Brown作。ピアノとエレピによる静寂のイントロに続き、コンガが先導するゆったりとしたリズムをバックに、Brownが美しいフレーズをサックスで歌い上げます。Anthony Davisのピアノ、Stanley Cowellのエレピも心を癒してくれます。至極のスピリチュアル・ジャズですね。
https://www.youtube.com/watch?v=huurRUUBl7M

「Moment Of Truth」
Bill Braynon作。それまでの演奏とは少し異なり、ラテン・スパイスの効いたモーダルな雰囲気の演奏ですが、エレガントな格好良さがあってグッド!

「Bismillahi 'Rrahmani 'Rrahim」
アヴァンギャルド/アンビエントなコンポーザー/ピアニストであるHarold Buddの作品をカヴァー。Budd自身も演奏に参加しています。アンビエントなスピリチュアル・ジャズといったとことでしょうか。BrownのサックスとStanley Cowellのピアノが醸し出す深遠な雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=yjNqksj0mkk

「Djinji」
Bill Braynon作。ラストはモーダル&スピリチュアルな雰囲気です。ヒップな感じもあって面白い演奏です。アフロビートを思わせる覚醒的な鍵盤の音色が印象的です。

Marion Brownの他作品もチェックを!

『Marion Brown Quartet』(1966年)
Marion Brown Quartet

『Juba-Lee』(1966年)
Juba-Lee by BROWN,MARION SEPTET (2015-03-17) 【並行輸入品】

『Three for Shepp』(1967年)
Three for Shepp by BROWN,MARION (2015-05-26) 【並行輸入品】

『Why Not』(1967年)
Why Not (Dig)

『Porto Novo』(1969年)
Porto Novo

『Afternoon of a Georgia Faun』(1970年)
Afternoon of a Georgia Faun

『Geechee Recollections/Sweet Earth Flying』(1973年/1974年) ※2in1CD
Geechee Recollections / Sweet Earth Flying (Impulse 2-on-1)

Marion Brown/Leo Smith『Creative Improvisation Ensemble』(1975年)
リズムス

Zenzile Featuring Marion Brown『Zenzile Featuring Marion Brown』(1977年)
Zenzile Featuring Marion Brown by Zenzile, Marion Brown 【並行輸入品】

Marion Brown & Gunter Hampel『Reeds 'N Vibes』(1978年)
Reed 'n Vibes

『November Cotton Flower』(1980年)
ノヴェンバー・コットン・フラワー(紙ジャケット仕様)

『Gemini』(1983年)
Marion Brown & Gunter Hampel - Gemini
Gemini

『Offering』(1993年)
Offering by Brown, Marion 【並行輸入品】
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2015年08月27日

Syleena Johnson『Chapter 2: The Voice』

シカゴのR&Bクイーン第2章☆Syleena Johnson『Chapter 2: The Voice』
Chapter 2: The Voice by JOHNSON,SYLEENA (2002-11-26) 【並行輸入品】
発表年:2001年
ez的ジャンル:シカゴ系女性R&B/ネオ・ソウル
気分は... :限界への挑戦・・・

ここ1〜2週間はかなり仕事がタイト!自分の限界への挑戦となりそうな予感・・・
こんなときの僕のマイセオリーは、
・常に全体像を俯瞰・把握する
・できるところから手をつける(手を止めない)
・小さくPDCAサイクルを回す(手直ししながら完成形へ)
・仕事の神様が降りてこないときは気分転換!
・追い込まれても余裕を持つ(真剣だけど深刻にならない)
といったところでしょうか。

今回は本格派R&BシンガーSyleena JohnsonのChapterシリーズ第2弾『Chapter 2: The Voice』(2002年)です。

シカゴ・ソウルの重鎮Syl Johnsonを父に持つ女性R&BシンガーSyleena Johnsonに関して、当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『Chapter One: Love, Pain & Forgiveness』(2001年)
 『Chapter 3: The Flesh』(2005年)
 『Chapter 4: Labor Pains』(2009年)

ここ数年Musiq Soulchildと共演したレゲエ・アルバム『9ine』(2013年)、Chapterシリーズ第6弾『Chapter 6: Couples Therapy』(2014年)とアルバムをリリースしたSyleenaでしたが、僕はどちらも未購入のままです。2枚とも試聴しましたが、新品で購入しようとする気にならなかったというのが正直な感想です。

やはり、僕は『Chapter 3: The Flesh』(2005年)あたりまでのSyleenaが一番好きだったなぁ・・・

ということで、Chapterシリーズ第2弾アルバム『Chapter 2: The Voice』(2002年)をセレクトしました。

本作はCarvin & Ivan(Carvin "Ransum" Haggins/Ivan "Orthodox" Barias)R. KellyHi-TekDwayne BastianyMike DunnScorpioJKC. Majorといった多彩なプロデューサーが起用されています。

そのせいか曲ごとに様々な表情を見せるSyleenaですが、それがアルバム構成にメリハリをつけており、結果オーライという感じでしょうか。

一般にはシングルにもなったR. Kelly絡みの「Guess What」「Tonight I'm Gonna Let Go - The Remix」あたりが注目でしょうが、個人的には、「Faithful To You」「Now That I Got You」「I'm Gon' Cry」「If You Play Your Cards Right」「So Willingly」がオススメです。

Syleena Johnsonというアーティストの魅力を正しく認識するためには、やはりChapterシリーズの1〜3を聴いて欲しいですね。

全曲紹介しときやす。

「The Voice/Intro」
Hi-Tekプロデュース。アルバムのイントロですがSyleenaのソウル魂を存分に味わえます。さり気なくMarvin Gaye「What's Going On」ネタを使っているのもいいですね。

「Faithful To You」
Dwayne Bastianyプロデュース。Syleenaの魅力が素直に伝ってくるメロウ・チューン。けれんみのないSyleenaの真っ直ぐな歌いっぷりにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=TmT2V8YdK0c

「Now That I Got You」
Dwayne Bastianyプロデュース。いきなりDeniece Williams「Free」の引用から始まるミディアム。ここでは艶やかなヴォーカルで聴く者を魅了します。
https://www.youtube.com/watch?v=BRHYps0dfhE

「Dear You」
Carvin & Ivanプロデュース。哀愁のメロディをSyleenaが切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=TXqgJ6313rA

「Guess What」
R. Kellyプロデュース。シングルにもなりました。派手さはありませんが、ジワジワと効いてくる感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=7CjFuyA4-aM

「I'm Gon' Cry」
Carvin & Ivanプロデュース。Booker T. & the M.G.'s「Sunny Monday」のギター・ネタと共に始まる哀愁R&Bグルーヴ。Carvin & Ivanによるキャッチーなサウンド・プロダクションの勝利!
https://www.youtube.com/watch?v=3nbUJU5zn9M

「Is That You」
Mike Dunnプロデュース。この当時流行った哀愁モードのサウンドですが、少し僕の好みとは異なるかな・・・
https://www.youtube.com/watch?v=-eHzPxC_ksA

「Tonight I'm Gonna Let Go」
Mike Dunnプロデュース。R. Kellyが手掛けたリミックスの方が有名かもしれませんが、オリジナル・ヴァージョンもお聴き逃しなく!Seals & Crofts「Sweet Green Fields」ネタ。
https://www.youtube.com/watch?v=9qBgPDk_CXo

「If You Play Your Cards Right」
サンプリング・ソースとしても有名なAlicia Myersの楽曲をカヴァー。これはセレクションの勝利!曲自体が素晴らしいし、Syleenaにフィットしていますよね。Syleenaヴァージョンもオリジナルの雰囲気を受け継いだメロウ・チューンで聴かせてくれます。Scorpioプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=wCsbk9qNflM

「No Words」
Carvin & Ivanプロデュース。切々としたヴォーカルで迫ってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=j79oy71iaK4

「So Willingly」
Carvin & Ivanプロデュース。僕好みのビューティフル・バラード。Syleenaのヴォーカルの魅力がよくわかります。
https://www.youtube.com/watch?v=ymU9qWMvh_4

「Guitars Of The Heart (Happy)」
JKプロデュース。タイトルの通り、ギターの音色が印象的なアコースティック・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=zJT2NPEjpuw

「I Believe In Love」
C. Major/Scorpioプロデュース。エモーショナルに歌い上げるラブ・バラード。元Change/Atlantic StarrのTimmy Allenがバック・ヴォーカルで参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=14NKl4yGp2g

「Outro」
Hi-Tekプロデュースのアウトロ。

「Tonight I'm Gonna Let Go - The Remix」
Busta Rhymes「Put Your Hands Where My Eyes Can See」をサンプリングし、Busta Rhymes、Sham、Rampage、Spliff StarというFlipmode Squadのメンバーをフィーチャーした「Tonight I'm Gonna Let Go」のリミックス。
シングルにもなりました。R. Kellyがプロデュースしています。必ずしもSyleenaの似合っているとは思いませんがキャッチーな仕上りであることには間違いありません。
https://www.youtube.com/watch?v=IJ2gM3CHznE

Syleena Johnsonの他作品もチェックを!

『Chapter One: Love, Pain & Forgiveness』(2001年)
Chapter One-Love Pain & Forgiv

『Chapter 3: The Flesh』(2005年)
チャプター3:ザ・フレッシュ

『Chapter 4: Labor Pains』(2009年)
Chapter 4: Labor Pains

『Chapter V: Underrated 』(2011年)
Chapter V: Underrated

Musiq Soulchild & Syleena Johnson『9ine』(2013年)
9ine by Musiq Soulchild & Syleena Johnson (2013-09-24) 【並行輸入品】

『Chapter 6: Couples Therapy』(2014年)
Chapter 6: Couples Therapy
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2015年08月26日

Ruth Koleva『Rhythm Slave(Remix Album)』

注目のブルガリア人女性シンガー、豪華メンバーによるリミックス・アルバム☆Ruth Koleva『Rhythm Slave(Remix Album)』
Ruth Rhythm Slave.jpg
発表年:2015年
ez的ジャンル:クロスオーヴァー・ソウル/Nu Jazz系ブルガリア人女性シンガー
気分は... :遅い時間の更新ですが・・・

今回は昨年リリースした『Ruth』が話題となったブルガリア人女性シンガーRuth Kolevaのリミックス・アルバム『Rhythm Slave(Remix Album)』です。

1990年ブルガリア、ソフィア生まれの女性シンガーRuth Kolevaの紹介は、『Ruth』に続き2回目となります。

『Ruth』は、年末恒例の『ezが選ぶ2014年の10枚』でセレクトしたお気に入り盤でした。売れっ子のイギリス人ドラマーRichard Spavenが全面参加したクロスオーヴァー・ジャズ/ソウル作品としても興味深かったです。また、『Jazz The New Chapter 2』掲載盤でもあり、進化形ジャズの方面からも注目された1枚でした。

そんな『Ruth』のリミックス・アルバムが『Rhythm Slave(Remix Album)』です。

最近の僕はリミックス・アルバムを新品購入することは滅多にないのですが、『Ruth』が大好きなアルバムであると同時に、リミックスを手掛けたメンバーが僕の嗜好にドンピシャだったので購入しました。

Kaidi TathamBugz In The Attic2000Black等)、Mark De Clive-LoweOpolopoEric LauPositive Flow(Jesse Reuben Wilson)・・・この顔ぶれだけで購入したくなりませんか?

UKや北欧のクラブミュージック好きの人であれば、気に入るであろうリミックス作品だと思います。

『Ruth』を気に入った方は、ぜひチェックしてみてください。

全曲紹介しときやす。

「Turn This Around (Eric Lau Remix)」
U中国系イギリス人プロデューサーEric Lauによるリミックス。オリジナルは北欧ジャジー・ソウル調でしたが、ここでアングラHip-Hop調のトラックでRuthのキュートな歌声を引き立てています。。
https://www.youtube.com/watch?v=xJMtH0q760c

「Freak and Fly (Mark De Clive-Lowe Remix)」
クロスオーヴァー好きにはお馴染みの人気キーボード奏者Mark De Clive-Loweによるリミックス。オリジナルは『Ruth』の中で僕の一番のお気に入りでした。オリジナルは爽快に疾走するクロスオーヴァー・ソウルでしたが、その路線を受け継ぎつつヴァージョン・アップさせたかのような内容です。。

「What am I Supposed To? (Kaidi Tatham Remix)」
最近ではDego『The More Things Stay The Same』での活躍が目立った西ロンドンの需要人物Kaidi Tathamによるリミックス。オリジナルはRichard Spavenのドラミングが印象的なフューチャリスティック・エレクトリック・ソウルでしたが、ここではKaidiらしい西ロンドン・モード全開のダンサブルなリミックスに仕上がっています。それこそDego『The More Things Stay The Same』あたりと一緒に聴いても違和感ありません。

「Dissonant (Positive Flow Remix)」
Positive FlowことUKのマルチ・ミュージシャン/プロデューサー/デザイナーJesse Reuben Wilsonによるリミックス。オリジナルはレイジーなメロウ・チューンでしたが、ここではコズミックなグルーヴ感が印象的なリミックスで、この曲に新たな表情を与えてくれています。

「Clarity (Opolopo Remix)」
少し前に最新作『Superconductor』を紹介したスウェーデンの人気クリエイターOpolopoによるリミックス。オリジナルはドリーミーに疾走するクロスオーヴァー・チューンでしたが、ここではOpolopoらしい爽快なハウシー感が心地好いリミックスで聴かせてくれます。

「Here With You(Original Mix)」
『Ruth』未収録曲ということで期待しましたが、少しインパクトが弱いかも?

「What am I Supposed To? (Soulization Remix)」
Kaidi Tatham Remixに続く「What am I Supposed To?」のリミックス。ここではアムステルダムを拠点に活動するブルガリア人プロデューサーSoulizationことVassil Voutevがリミックスを手掛けています。オリジナルよりも少しテンポを落としたエレクトリック・ソウルに仕上がっています。

「Breathtakign Momnet (Diamondz Mix)」
この曲も『Ruth』未収録曲。EDM調の序盤に少し不安が過りましたが、中盤以降のドラムンベース調の展開で持ち直してくれます。

『Ruth』(2014年)
ルス
posted by ez at 19:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする