2015年10月11日

Resurface『Where Have You Been』

元Surfaceメンバーによるメロウ&スムース男性R&Bデュオ☆Resurface『Where Have You Been』
resurface where have you been.jpg
発表年:2015年
ez的ジャンル:メロウ&スムース男性R&Bデュオ
気分は... :再びSurface・・・

今回は新作R&B作品からResurface『Where Have You Been』です。

Resurfaceは、元SurfaceのメンバーDavid Conleyが男性R&BシンガーJohn Fevaと組んだ男性R&Bデュオ。

グループ名からはSurfaceの火を灯し続けたいというDavid Conleyの強い意志が感じられますね。

今回、David Conleyがパートナーに選んだJohn Fevaは、当ブログでも紹介した90年代に活躍したNJS系男性R&BグループThe Black Flamesの元メンバーJohn Sykesです。

80年代後半から90年代初めにかけて大きな成功を収めたBernard JacksonDavid TownsendDave Conleyの3人組Surface。クワイエットストームを代表するR&Bグループでしたね。

僕の場合、かつて活躍したグループのリユニオン作品に対して、基本的にネガティブな印象から入ってしまいます。音楽的な創造性よりも商業目的を優先した"昔の栄光を再び"みたなのが嫌いなんですね。

今回、Surfaceの流れを汲むResurfaceについても同様にネガティブな印象を持っていました。しかも、リード・シンガーであったBernard JacksonによるSurface再興ならばまだしも、R&Bグループに珍しいフルート奏者という脇役で異彩を放っていたDave Conleyの再始動だったもので、余計に関心が低かったです。

そのため、CDショップの試聴コーナーでも新譜がリリースされているのを知っていながら、何度かスルーしていました。しかし、先日CDショップで気に入った新譜がなかなか見つからず、仕方なく殆ど期待しないまま本作を試聴してみたら、これがなかなか良い!自分の偏見を反省しつつ、本作を購入した次第です。

アルバム全体はSurfaceをイメージさせるメロウ&スムースなR&Bに、昨今のディスコ/ブギー・ブームの流れにのったダンス・チューンを織り交ぜた構成になっています。

リード・ヴォーカルを務めるJohn Fevaのハイ・トーン・ヴォーカルは、確かにBernard Jackson的であり、Dave ConleyがSurface的なものを求めて彼をパートナーに選んだことに納得してしまいます。また、John FevaのヴォーカルはMichael Jacksonの影響も受けており、MJ的な雰囲気の曲があるのも印象的です。

Gene LakeGene LennonMartin Blocksonがアルバムのプロデュースを手掛けています。

Surface云々といった予備知識がなくとも、純粋に2015年のメロウ&スムースR&B作品として楽しめるはずです。

全曲紹介しときやす。

「Baby Making Music」
Marvin Gaye「Sexual Healing」をイメージさせるアーバン・メロウなオープニング。John Fevaのハイトーン・ヴォーカルとバック・コーラスの落ち着いたトーンのコントラストがいいですね。Dave Conleyのフルートもいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=P8HA84cpRv4

「We Can Fly」
Raphael Saadiqあたりをイメージさせるヴィンテージ感のある軽快なニュークラシックソウルといった趣です。実にキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=8v8pxlAjGKE

「Miss What's Her Name?」
昨今のディスコ/ブギー・ブームの流れを汲むダンス・チューン。軽快なカッティング・ギターをバックにJohn Fevaのハイトーン・ヴォーカルが駆け抜けます。
https://www.youtube.com/watch?v=dviBy49d4ws

「Dream Chaser」
女性R&BシンガーDiamond MartinezとJohn Fevaのデュエット。哀愁メロディを切なく歌い上げます。

「Say I Do」
Surfaceの名曲「Happy」あたりを彷彿させるメロウ・ミディアム。Dave ConleyがこのグループにResurfaceの名を冠した意図が最も感じられる1曲です。ここでもDave Conleyのフルートもいいアクセントになっています。

「Dance Your Heartbreak Away」
ドリーミーなメロウ・グルーヴ。ここでのJohn Fevaのヴォーカルは完全にMJモードになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=f5jJzCpDVVU

「Where Have You Been」
美しも切ないメロディをJohn Fevaが切々と歌い上げます。Fevaの声質の良さがよくわかるミディアム・スロウ。

「Diamonds And Pearls」
しっとりと歌い上げるJohn Fevaのヴォーカルが実にセクシーなメロウ・チューン。メロウ&スムースR&B好きの人であればグッとくるはず!

「You Got What I Want」
僕の一番のお気に入り。ひたすら心地好い至極のメロウ・グルーヴ。Conleyのフルートに導かれるFevaのセクシー・ヴォーカルが天まで届きそうです!
https://www.youtube.com/watch?v=pgkSRTe0mt0

「Superstar」
素直なMJといった感じのFevaの伸びやかなヴォーカルが栄えるダンサブル・チューン。

「Finish What You Started」
再びDiamond MartinezとJohn Fevaのデュエット。現行R&B的なアプローチの仕上がり。少し変化球でメリハリをつけています。

「Get Up」
MJモードのFevaを楽しめるダンス・チューン。FevaのMichael Jacksonフォロワーぶりがよくわかります。

「Finish What You Started (Martin Remix)」
「Finish What You Started」のリミックス。

「We Can Fly (Grown And Sexy Remix)」
「We Can Fly」のリミックス。The Isley Brothersネタです。

SurfaceThe Black Flamesの作品もチェックを!

Surface『Surface』(1986年)
Surface

Surface『2nd Wave』(1989年)
2nd Wave

The Black Flames『The Black Flames』(1990年)
the black flames.jpg
posted by ez at 01:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする