2015年12月31日

ezが選ぶ2015年の10枚

年末最後のエントリーは、毎年恒例の年末特別編『ezが選ぶ2015年の10枚』です。今年購入した新譜CDからお気に入りの10枚を紹介します(順不同)。
※全て当ブログで紹介した作品です。作品の詳細は各エントリーをご参照下さい。

Joao Sabia『Nossa Copacabana』
ノッサ・コパカバーナ
「Meu IeIeIe」
https://www.youtube.com/watch?v=iRhDKFYgx3s

Topher Mohr『Phlowers』
フラワーズ
「Moving Right Along」
https://www.youtube.com/watch?v=G8WKUpIG3MU

Tropics『Rapture』
Rapture
「Hunger」
https://www.youtube.com/watch?v=3lLckEf7QmM

Beat Spacek『Modern Streets』
Modern Streets [帯解説 / 国内仕様輸入盤CD] (BRZN206)
「Inflight Wave」
https://www.youtube.com/watch?v=g4qOtrAZzN0

Selah Sue『Reason』
Reason
「The Light」
https://www.youtube.com/watch?v=okxpl_x0pv0

The Foreign Exchange『Tales From The Land Of Milk And Honey』
Tales From the Land of Milk & Honey
「Milk And Honey」
https://www.youtube.com/watch?v=msOp86sWDpM

JD73『Make Your Move』
メイク・ユア・ムーヴ
「Make Your Move」
https://www.youtube.com/watch?v=y5J1sYtl3es

The Mighty Mocambos『Showdown』
ショウダウン
「It's The Music」
https://www.youtube.com/watch?v=f9-2i8ibxEI

Kamasi Washington『The Epic』
The Epic
「The Rhythm Changes」
https://www.youtube.com/watch?v=OkLz4MyDmuE

Christian Scott『Stretch Music』
Stretch Music [日本語解説付き]
「Sunrise In Bejing」
https://www.youtube.com/watch?v=L1JnHCqqu64

例年通り単純に良く聴いた新作アルバム、好きだった新作アルバムを上から10枚セレクトしました。

ブラジルものからはJoao Sabiaをセレクト。アーバンかつレイドバックしたブラジリアン・メロウに魅了されました。

Mayer HawthorneMichelle Shaprowとも関連の深い男性SSW/ギタリストTopher Mohrの洒脱なポップ・センスにもグッときました。

UK新鋭クリエイターTropicsはチルウェイヴの魅力を分かりやすく伝えてくれたアンビエント感覚の逸品であり、実に新鮮でした。

今年はMachinedrumSeven Davis Jr.などNinja Tuneからリリースされた作品に当たりが多かったですね。その代表格がUKベース・ミュージックによるミニマル・サウンドをポップに昇華させたBeat Spacekの最新作でした。

1stに続き、その才能を如何なく発揮してくれたベルギー人女性SSW、Selah Sue。そのコケティッシュなオルタナティヴ・ソウルは僕をメロメロにしました(笑)

ハイブリッドなエレクトリック・ソウルをさらに進化させたThe Foreign Exchangeの新作には脱帽でしたね。

今年はTuxedoCool Millionなどモダン・ディスコ/ブギー・ブームに呼応した作品を多数聴きましたが、その決定盤がJD73でした。

大御所Afrika Bambaataaも参加したドイツの現行ファンク・バンドThe Mighty Mocambosのパワフルかつエネルギッシュなファンク・サウンドは実に痛快でした。

今ジャズからはKamasi WashingtonChristian Scottをセレクト。
Flying LotusBrainfeederの最終兵器とも称されたKamasi Washingtonの3枚組大作は今ジャズの枠組みで捉えきれない壮大なブラック・ミュージック絵巻でした。

一方、Christian Scottは今ジャズの魅力を余すことなく伝えてくれた赤い衝撃作でした。今ジャズでいえば、昨日も触れたアルメニアン新世代を代表するピアニストTigran Hamasyanも最後まで候補に残っていたのですが、泣く泣く選外に・・・

今年は上記10枚以外に特別賞として4枚をセレクトしてみました。

話題賞
Kendrick Lamar『To Pimp A Butterfly』
To Pimp a Butterfly
「i」
https://www.youtube.com/watch?v=8aShfolR6w8

当ブログで取り上げるまでもなく、各方面で今年を代表する1枚として絶賛されているKendrick Lamarの大ヒット作。Hip-Hopに止まらないブラック・ミュージック名盤ですね。

グッド・カヴァー賞
個人的には今年はカヴァー・アルバム(カヴァーの比重が高いアルバムも含む)を良く聴いた1年でした。そんな中から特にお気に入りの3枚をセレクトしました。

Jose James『Yesterday I Had The Blues』
イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース
「Good Morning Heartache」
https://www.youtube.com/watch?v=6m8d2vsuDpU

Ely Bruna『Synesthesia』
Synesthesia
「More Than A Woman」
https://www.youtube.com/watch?v=NeQ8cLTK38k

The Gramophone Allstars Big Band『Jazzmaica』
ジャズマイカ
「Miracles」
https://www.youtube.com/watch?v=ZBNi4DKU_UM

素晴らしい音楽の数々に感謝!
当ブログを閲覧下さる皆様に感謝!
それでは良いお年を!
posted by ez at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月30日

Artyom Manukyan『Citizen』

アルメニアン新世代による未来派ジャズ☆Artyom Manukyan『Citizen』
Citizen
発表年:2015年
ez的ジャンル:アルメニアン新世代系未来派ジャズ
気分は... :今年最後の1枚は・・・

明日の大晦日は年末恒例『ezが選ぶ2015年の10枚』をエントリーする予定ですので、通常の作品紹介は今日がラストです。

2015年最後の1枚に選んだのは、新作アルバムからアルメニアン新世代による未来派ジャズ作品Artyom Manukyan『Citizen』です。

Artyom Manukyanは1983年アルメニア、エバレンの生まれのチェロ奏者。幼少期からクラシックを学び、その後ジャズに傾倒するようになります。

2011年に同世代のアルメニアン・ジャズ・ミュージシャンTigran Hamasyanと共演したのを契機にL.A.に移住し、活動を活発化させます。

例えば、アルメニアン新世代を代表するギタリストVahagni『Solitude』(2012年)、『Imagined Frequencies』(2015年)、Kamasi Washington『The Epic』(2015年)といった作品に参加しています。

そんなArtyom Manukyanが満を持して放つデビュー・アルバムが本作『Citizen』です。

ジャケの印象からはクラシック的なジャズをイメージするかもしれませんが、実際に聴いてみるとなかなか刺激的です。

アルバムにはアルメニアを代表するベテラン・パーカッション奏者Arto Tuncboyaciyan(per、vo)、アルメニアン新世代を代表するツー・トップVahagni(g)とTigran Hamasyan(p、key)、Tatiana Parraとの共演アルバム『Lighthouse』(2014年)も記憶に新しいアルメニア出身のピアニストVardan Ovsepian(p、key)というアルメニア系の重要ミュージシャンが参加しています。

また、Erimajでお馴染みの新進ドラマーJamire Williams(ds)、
Mark Guiliana『Beat Music: The Los Angeles Improvisations』(2014年)の参加メンバーであるTim Lefebvres(b)、Troy Zeigler(electronics)、L.A.音楽シーンの重要人物Miguel Atwood-Ferguson(violin、viola)、かつての西ロンドンの旗手の一人で現在はL.A.を拠点にするキーボード奏者Mark De Clive-Lowe(key)というJazz The New Chaptar好きの人を惹きつけるミュージシャン達も参加しています。

それ以外にもGavin Salmon(ds)、Ross Garren(harmonica、key)、A.Chilla(rap)、Jessica Vautor(vo)、Shahan Nercessian(el-p)といったミュージシャンが参加しています。

アルバム全体としては、ジャズをベースにクラシック、アルメニア音楽、Hip-Hop等を取り込んだ未来派LAジャズ作品に仕上がっています。

チェロの美しいアコースティックな響きを活かしつつ、今ジャズ的なドラミングやダビーやエレクトロニクスなエッセンスを織り交ぜ、アルメニアン新世代らしい未来派ジャズを聴かせてくれます。

「Dark Matters」以外はArtyom Manukyanのオリジナルです(共作含む)。

全曲紹介しときやす。

「Sailors Song」
へヴィ・ファンク的なアプローチのオープニング。未来派ジャズの形容に相応しい演奏であり、Manukyanもチェロもファンキーです。弦楽の響きがLAジャズ的な感じでいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=zg0S3BJMYVg

「CityZen」
タイトル曲はManukyanの美しいチェロの響きに女性コーラスが絡むビューティフルな仕上り。薄っすらとエレクトロニクスが隠し味になっています。

「Waltz For Maya」
子供の声と共に始まるピュアな演奏はManukyanの愛娘Mayaに捧げられたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=fn-tUxeMfrM

「Dark Matters」
Ruben Hakhverdyan/Vardan Ovsepian作。チェロ奏者による今ジャズを実感できるエレガントかつスリリングな演奏です。ドラムはJamire Williamsと思いきやGavin Salmonでした。

「3 Mas Dub」
クラシカルな序盤からタイトル通りのダビーなエッセンスが加わります。後半にはパーカッションも加わり、未来派LAジャズ的な音を楽しめます。

「Old new Home」
クラシカルな美しい演奏で聴く者を魅了します。美しい演奏のなかでもJamire Williamsのドラムは今ジャズしています。

「Turgut To be True」
Vahagniのフラメンコ・ギターが印象的です。アヴァンギャルドな雰囲気もたっぷりで未来派ジャズとしての魅力を存分に楽しめます。個人的にはアルバムで一番のお気に入りです。

「Duet #1」
Tigran Hamasyanとの共作。タイトルの通り、ManukyanのチェロとTigranのピアノによるデュエットです。二人の素晴らしい演奏に聴き惚れます。

「All Yours」
ManukyanのHip-Hopからの影響が色濃く出た1曲。アルメニアン・ラッパーA.Chillaをフィーチャーしています。アングラ・ジャジーHip-Hop好きの人であれば、気に入る演奏ではないかと思います。

「Words」
ラストは美しいアコースティック・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=lNdCW1Y8ce4 ※ライヴ音源

ご興味がある方はArtyom Manukyanが参加した注目のアルメニアン・ギタリストVahagniの作品もチェックしてみては?

Vahagni『Solitude』(2012年)
ソリテュード

Vahagni『Imagined Frequencies』(2015年)
イマジンド・フリークエンシーズ
posted by ez at 03:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月29日

Baden E Vinicius『Os Afro Sambas』

Baden PowellとVinicius de Moraesによるアフロ・サンバ名作☆Baden E Vinicius『Os Afro Sambas』
アフロ・サンバ
発表年:1966年
ez的ジャンル:神秘系アフロ・サンバ
気分は... :神の宿る地・・・

今回はギタリストBaden Powellと詩人Vinicius de Moraesというブラジル音楽の巨匠二人がタッグを組んだ名作Baden E Vinicius『Os Afro Sambas』(1966年)です。

偉大な詩人Vinicius de Moraesについては、Vinicius/Marila Medalha/Toquinho『Como Dizia O Poeta...』(1971年)を紹介済みです。意外にもブラジル音楽を代表するギタリスト/コンポーザーBaden Powell(1937-2000年)のアルバムを紹介するのは今回が初めてになります。

Badenは8歳からギターを弾き始め、10台半ばにはプロ・ギタリストしての道を歩み始め、19歳のときに作曲した「Samba Triste」がヒットし、一躍注目されるようになります。

60年代初めにVinicius de Moraesと出会い、共同創作活動を行うようになります。Viniciusは一時期外交官としてフランスに赴任していましたが、そのもBadenは欧州を活動拠点にしていました。

そして、帰国した二人がブラジル北東部バイーアを訪れ、当地のアフロ・ブラジリアン文化を吸収し、制作されたアルバムが本作『Os Afro Sambas』です。

土着的リズムや独特の愁いを帯びた神秘的ムードが包み込むアフロ・サンバ作品です。
楽曲はすべてVinicius de Moraes/Baden Powell作です。

Viniciusのヴォーカル、Badenのギターに加え、ブラジルを代表する女性コーラス・グループQuarteto Em Cyが全面参加し、アルバムの魅力向上に大きく貢献しています。

Baden Powellのアルバムでありながら、必ずしも彼のギターを前面に押し出すわけではなく、Viniciusの詩が紡ぎ出すアフロ・ブラジリアン文化の神秘的な側面にスポットを当てた歌重視のアルバムに仕上がっています。

神秘的なアフロ・サンバの不思議な魅力の虜となる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Canto De Ossanha」
本作で最も有名なのがこのオープニングかもしれませんね。Badenのギターとフルートの音色が神秘的な音世界を醸し出し、Quarteto Em Cyらのコーラスが一気に開放的な気分にさせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Agk17u13U-o

本曲に関して、当ブログではTamba 4Quarteto Em CyLill LindforsElis ReginaToots Thielemans & Elis ReginaAgustin Pereyra LucenaRosalia De SouzaChristiane LegrandThe Girls from BahiaWalter WanderleyDorothy Ashbyのカヴァーを紹介済みです。ご興味がある方はご参照下さい。

「Canto De Xango」
土着的リズムにBadenのギターが絡むシャンゴー神への賛歌。フォーキーな雰囲気と天からの声のようなQuarteto Em Cyのコーラスがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Od2kpFZjhAI

「Bocoche」
Quarteto Em Cyのミステリアスかつビューティフルなコーラスを楽しめる1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=rm6bGwX56Rk

「Canto De Iemanja」
未開の秘境に足を踏み入れたような気分になる神秘的空気に包まれた1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=3xPXrsOYpng

「Tempo De Amor」
演奏の格好良さでいえばコレが一番。軽快なリズムにのってBadenのギターが疾走します。
https://www.youtube.com/watch?v=NkCjGjt4e_4

「Canto Do Caboclo Pedra Preta」
この演奏も軽快です。神様のサンバといった趣のサンバ・グルーヴです。Badenのギターの響きも実に軽やか。
https://www.youtube.com/watch?v=s1O4J_3DRq0

「Tristeza E Solidao」
Badenの哀愁ギターが心に沁み渡ります。Quarteto Em Cyのコーラスが哀愁モードをさらに高めます。
https://www.youtube.com/watch?v=npBAS4realQ

「Lamento De Exu」
ラストはBadenのギターを存分に堪能できるインストで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=_X2o3BMBhJQ

ご興味がある方はBaden Powellの他作品もチェックを!

『Baden Powell Swings with Jimmy Pratt』(1963年)
ワン・ノート・サンバ(紙ジャケット仕様)

『A Vontade』(1964年)
Baden Powell a Vontade (1964)

『Le Monde Musical de Baden Powell, Vol. 1』(1964年)
モンド・ミュージカル VOL.1

『Tristeza on Guitar』(1966年)
Tristeza on Guitar

『Le Monde Musical de Baden Powell, Vol. 2』(1969年)
モンド・ミュージカル VOL.2

『Solitude on Guitar』(1971年)
孤独

『Estudos』(1971年)
Estudos

『Images On Guitar』(1971年)
イメージズ・オン・ギター

『The Frankfurt Opera Concert 1975』(1975年)
Frankfurt Opera Concert 1975

『Serenata Brasileria』(1988年)
Serenata Brasileria
posted by ez at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月28日

L.T.D.『Something To Love』

グループ最大のヒット「(Every Time I Turn Around) Back in Love Again」収録☆L.T.D.『Something To Love』
サムシング・トゥ・ラヴ
発表年:1977年
ez的ジャンル:大所帯ファンク/ソウル・グループ
気分は... :B級SF映画?

Jeffrey Osborne擁するL.T.D.の4thアルバム『Something To Love』(1977年)です。

大所帯ファンク/ソウル・グループL.T.D.(Love Togetherness Devotion)の紹介は、『Devotion』(1979年)に続き2回目となります。

本作『Something To Love』(1977年)には、グループ最大のヒット曲「(Every Time I Turn Around) Back in Love Again」(全米シングル・チャート第4位、同R&Bシングル・チャート第1位)が収録されています。

B級SF映画のようなスペイシーな衣装に身を包んだメンバー達が写るジャケは少しビミョーですが(笑)

本作におけるメンバーは、Lorenzo Carnegie(ts、as)、John McGhee(g)、Abraham "Onion" Miller(ts、back vo)、Jeffrey Osborne(vo、per、ds)、Billy Osborne(org、vo、per)、Jake Riley(tb)、Carle Vickers(tp、flh、fl、ss)、Jimmy "J.D." Davis(p、el-p、key、back vo)、Henry Davis(b、back vo)、Melvin Webb(ds)。

プロデュースはフィリー・ソウルの重鎮Bobby Martin

前述の大ヒット「(Every Time I Turn Around) Back in Love Again」がハイライトですが、それ以外のオススメは意見が分かれるところかもしれませんね。ネット・ショップではファンキー・ディスコ「We Party Hearty」あたりを推すところが多いようですが、僕自身は2ndシングル「Never Got Enough Of Your Love」「If You're In Need」「You Come First At Last」「Material Things」あたりがオススメです。

上昇気流に乗ったグループの勢いを感じる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Age Of The Showdown」
Rudy Clark作。♪ハレルヤ♪と叫ぶ哀愁ディスコ・ファンク。さすがにこの曲は今聴くと少し古臭い感じですね。まぁ、それ以外にいい曲あるので気を取り直して・・・
https://www.youtube.com/watch?v=Gp4tJjIJavk

「(Won't Cha) Stay With Me」
Henry E. Davis作。Jeffrey Osborneの素敵な歌声を堪能できるメロウ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=8wmrc1z02As

Cyne「Boombox Pimp」のサンプリング・ソースとなっています。
Cyne「Boombox Pimp」
 https://www.youtube.com/watch?v=UDoYxqHZZfI

「(Every Time I Turn Around) Back In Love Again」
オススメその1。前述のようにグループを代表する大ヒット。人気ソングライターチームGrey & Hanksの作品です。ファンキー・リズムが心地好い軽快なディスコ・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=uqacuYcKV-c

本作のファンキー・リズムは定番サンプリング・ソースでもあります。Gang Starr「Here's the Proof」、Foster McElroy「Gotta Be a Better Way」、Roxanne Shante「Knockin' Hiney」、Marvelous JC & The Unique Force「Get Real」、Rob Base & DJ E-Z Roc「Bike Tights」、Trin-i-tee 5:7「Put Your Hands」、Def Jef「Fa Sho Shot」、Will Smith feat. Lil' Kim「Da Butta」、Grandmaster Caz「Party Time」等のサンプリング・ソースとなっています。
Gang Starr「Here's the Proof」
 https://www.youtube.com/watch?v=cQf5PAmUKvA
Foster McElroy「Gotta Be a Better Way」
 https://www.youtube.com/watch?v=fTBvQMrz2bk
Roxanne Shante「Knockin' Hiney」
 https://www.youtube.com/watch?v=egKeqZiZNtM
Marvelous JC & The Unique Force「Get Real」
 https://www.youtube.com/watch?v=1pDU1QS2ILA
Rob Base & DJ E-Z Roc「Bike Tights」
 https://www.youtube.com/watch?v=9VjnYEpZc_Y
Trin-i-tee 5:7「Put Your Hands」
 https://www.youtube.com/watch?v=l8DUW7lxB4I
Def Jef「Fa Sho Shot」
 https://www.youtube.com/watch?v=g71iZmZtVV0
Will Smith feat. Lil' Kim「Da Butta」
 https://www.youtube.com/watch?v=1T41KuUBQeU
Grandmaster Caz「Party Time」
 https://www.youtube.com/watch?v=IoLK3hq8jJo

「You Come First At Last」
オススメその2。Jim O'Loughlin/Tom Shapiro作。あまり注目されていないようですが、僕好みの爽快ダンサブル・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=b3jWIy3z1c4

「We Party Hearty」
Henry E. Davis/Jeffrey Osborne作。タイトルの通り、パーティー・モードのファンキー・ディスコです。Kid Capri feat. Luke「When We Party」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=nntL4wRBoQA

「If You're In Need」
オススメその3。Grey & Hanks作。僕の一番のお気に入り曲。Jeffrey Osborneの魅力を存分に引き出したメロウ・ダンサーです。
https://www.youtube.com/watch?v=3ohZc3lf7LQ

「Never Got Enough Of Your Love」
オススメその4。Ray Dahrouge作。アルバムからの2ndシングル。全米R&Bシングル・チャート第8位、同シングル・チャート第56位となりました。フィリー色の強いダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=sq36rsNxXwA

「Make Someone Smile, Today!」
Billy Osborne 作。Jeffrey Osborneが堂々と歌い上げるソウル・バラード。

「Material Things」
オススメその5。Jeffrey Osborne/Jimmie Davis作。ラストは適度にメロウなファンキー・グルーヴで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=_rmoeNC3rLU

L.T.D.の他作品もチェックを!

『Love To The World』(1976年)
Love to the World

『Togetherness』(1978年)
Togetherness

『Devotion』(1979年)
Devotion

『Shine On』(1980年)
Shine on

『Love Magic』(1981年)
ラヴ・マジック

『For You』(1983年)
For You
posted by ez at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月27日

Teedra Moses『Cognac & Conversation』

魅惑の女性R&Bシンガー、11年ぶりの新作☆Teedra Moses『Cognac & Conversation』
Cognac & Conversation
発表年:2015年
ez的ジャンル:復活女性R&B
気分は... :11年経っても魅惑のヴォーカルは衰えず・・・

今回は新作R&B作品から11年ぶりの新作リリースとなったTeedra Moses『Cognac & Conversation』です。

1976年ニューオリンズ生まれの女性R&BシンガーTeedra Mosesの紹介は、デビュー・アルバム『Complex Simplicity』(2004年)以来となります。

2004年にリリースされた『Complex Simplicity』は2005年9月に当ブログを開設したその月に紹介したアルバムであり、10年を経た今でも思い入れのある1枚です。

特に「Be Your Girl」は今でも聴くマイ・クラシックです。
「Be Your Girl」
 https://www.youtube.com/watch?v=1DlXyONrkjc

この11年間はミックステープ等では作品リリースがあるものの、正規アルバムをリリースできなかったということは、それになりに苦労があったのでしょうね。本作『Cognac & Conversation』も当初はRick RossのMaybach Music Groupとサインし、そのRick Rossをフィーチャーしたリード・シングル「All I Ever Wanted」をリリースしたもののアルバムのリリースまでは至らず、結局Shanachie Recordsからのリリースとなりました。

Charles "Uncle Chucc" Hamilton(1500 or Nothin)Thaddeus DixonTrackademicksNate "Locksmiff" StallworthDonald " Donnie Cash" WhittemoreRoosevelt "Bink" Harrell IIIDwayne "DW" Wrightといったプロデューサーが制作を手掛けています。

必ずしも彼女らしいとは思えないサウンドの曲もありますが、Teedraの魅惑のヴォーカルを11年ぶりに聴けただけで僕は大満足です。

全曲紹介しときやす。

「R U Scared」
Charles "Uncle Chucc" Hamiltonプロデュース。彼はL.A.のプロデューサー/ミュージシャン集団1500 or Nothinのメンバーです。Teedraの復活を印象付ける華やかに躍動するダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=FYUVJ4L7gRQ

「All I Ever Wanted」
Thaddeus Dixonプロデュース。Maybach Music Groupからアルバムの先行シングルとしてRick Rossを客演に迎えてリリースされた曲です。大ネタDynasty「Adventures in the Land of Music」をモロ使いのミディアム・グルーヴ。「Adventures in the Land of Music」好きの僕には嬉しい1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=VO_wad28pI0

「International Playboi」
Trackademicksプロデュース。シンセ・サウンドを前面に打ち出したダンサブル・チューン。この路線はあまり好きではありませんが、Teedraのヴォーカルがのっかるとそれなりによく聴こえてしまうから不思議です。
https://www.youtube.com/watch?v=FSsV3hYfv-E

「Biscayne Blvd (Interlude)」
インタールード。

「Get It Right」
Nate "Locksmiff" Stallworthプロデュース。『Complex Simplicity』を思い出させてくれる1曲ですね。Teedraの雰囲気にぴったりな大人のネオソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=BeO1Rv2XQXs

「Cognac & Conversation」
Thaddeus Dixonプロデュース。タイトル曲は再びRick Rossをフィーチャー。Teedraのヴォーカルが栄えるメロウ・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=C4o64Ek4ivI

「Only U」
Donald " Donnie Cash" Whittemoreプロデュース。3D Na'Teeの女性ラップをフィーチャー。切々と歌い上げるTeedraのヴォーカルが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=9jTt3Hh4mQo

「Sketches of Heartbreak (Interlude)」
インタールード。

「Beautiful Chaos」
Donald " Donnie Cash" Whittemoreプロデュース。曲やサウンドは今いちですが、Teedraのヴォーカルの魅力は伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=YOvuCmgr_gI

「Skin Diver」
Boddhi Satvaプロデュース。素敵なダンサブル・チューンですが、主役はBoddhi SatvaでTeedraはフィーチャリング・シンガーといった雰囲気ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=SEwqDV6m3Fc

「That One」
Roosevelt "Bink" Harrell IIIプロデュース。Anthony Hamiltonとのデュエット、しかもBinkプロデュースという点でファンの期待も大きい1曲なのでは?その期待を裏切らない濃厚なメロウ・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=mM7ZiWlPcdo

「Sound Off (Interlude)」
インタールード。

「Yesterday Ain't Tomorrow」
Roosevelt "Bink" Harrell IIIプロデュース。Binkプロデュース曲が続きます。多少の仰々しさはありますが、Teedraのヴォーカルの魅力をうまく引き出していると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=0eP1refkm2w

「Wish U Were Here (Interlude)」
Teedraがア・カペラ・コーラスを聴かせてくれる小曲。

「No Regrets」
Dwayne "DW" Wrightプロデュース。ラストは感動的なソウル・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=y1Rfvi3cAFk

『Complex Simplicity』(2004年)
Complex Simplicity
posted by ez at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする