2016年04月18日

Black Heat『No Time To Burn』

ワシントンDCファンクの熱さを感じる2nd☆Black Heat『No Time To Burn』
ノー・タイム・トゥ・バーン
発表年:1974年
ez的ジャンル:ワシントンDCファンク/ソウル
気分は... :レスター今日も勝てるか?

今回はUSファンク・グループBlack Heatの2ndアルバム『No Time To Burn』(1974年)です。

ワシントンDCで結成されたファンク・バンドBlack Heatの紹介は、1stアルバム『Black Heat』(1972年)、『Keep On Runnin'』(1975年)に続き3回目です。

2ndアルバムとなる本作にはグループ唯一のヒット(R&Bチャート第46位どまりですが)である「No Time To Burn」が収録されています。

本作におけるグループのメンバーは、Esco Cromer(ds、per、vo)、Bradley Owens(g、vo)、Rodney Edwards(tp、flh)、Raymond Green (congas)、Johnell Grey(key、vo)、Naamon "Chip" Jones(b、vo)、Ray Thompson(sax、fl)という7名。

プロデュースはJimmy DouglassJoel Dorn

アルバム全体を通じて、彼らのファンク魂を感じる1枚に仕上がっています。また、ワシントンDCのバンドということでGo-Goが生まれる素地のようなものを意識して聴くのも楽しいかもしれません。

シングルにもなったタイトル曲「No Time To Burn」Kool & The Gangのカヴァー「Love The Life You Live」、J Hip-Hopのサンプリング・ソースとしても知られる「Rapid Fire」あたりが人気かもしれませんね。

個人的には「You Should've Listened」「M & M's」あたりもグルーヴィー&パーカッシヴな格好良さがあってお気に入りです。

レア・グルーヴ好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「No Time To Burn」
Bradley Owens/Johnell Grey/Naamon Jones作。サイケデリック・ソウル調のクラヴィネットの音色が印象的なファンク・チューン。サウンドが実に強靭です。前述のように、シングルとして全米R&Bチャート第46位になっています。
https://www.youtube.com/watch?v=OlbAdjz0RPE

「You Should've Listened」
Bradley Owens作。僕の一番のお気に入り。グルーヴィーなクラヴィネット、パーカッシヴなリズム隊印象的なファンク・チューン。中盤のブレイクや涼しげなフルートの音色とハードなギター・サウンドとのコントラストもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=jXDKLzhHjWU

Raw Fusion「Throw Your Hands in the Air」のサンプリング・ソースとなっています。
Raw Fusion「Throw Your Hands in the Air」
 https://www.youtube.com/watch?v=wKUWV8afMrc

「Check It All Out」
Bill Patterson/Leroy Butler作。情感たっぷりのソウルフル・ヴォーカルによるスロウ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=G0waDDIryzQ

The Coup「Not Yet Free」、Plomien 81「Lawstory」のサンプリング・ソースとなっています。
The Coup「Not Yet Free」
 https://www.youtube.com/watch?v=-liNf9GEt8A

「Love The Life You Live」
Kool & The Gangのカヴァー。オリジナルは『Music Is the Message』(1972年)に収録されています。オリジナルの持つ格好良い疾走感を受け継ぎつつ、さらにファンク度を増している好カヴァーです。
https://www.youtube.com/watch?v=oX__3kA6rxU

Silver Bullet「Undercover Anarchist」のサンプリング・ソースとなっています。
Silver Bullet「Undercover Anarchist」
 https://www.youtube.com/watch?v=RBZA0NrdYU0

「Super Cool」
Bradley Owens/Naamon Jones作。ニューオリンズ・ファンク調の演奏でアルバムの構成にアクセントを加えています。
https://www.youtube.com/watch?v=1_cJ0ocNzOM

「M & M's」
Black Heat作。グルーヴィー&パーカッシヴなファンク・サウンドは僕好み。Bradley Owensのワウワウ・ギターやRay Thompsonのサックスも快調です。
https://www.youtube.com/watch?v=2Mvq6oyrC-I

「Things Change」
Al Johnson/Johnell Grey/Naamon Jones作。じっくり聴かせるソウル・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=STlsPdExzVc

「Rapid Fire」
Al Johnson作。1分半強の短いインスト・チューンながらも印象に残ります。Al Johnson作品だからですかね。
https://www.youtube.com/watch?v=KVVCKGoKmw0

J Hip-Hop好きにはスチャダラパー「5th Wheel 2 the Coach」、Tokyo No.1 Soul Set「Jive My Revolver」のサンプリング・ソースとしてもお馴染みかもしれません。僕の場合、Tokyo No.1 Soul Set「Jive My Revolver」は当時愛聴していました。

スチャダラパー 「5th Wheel 2 the Coach」
 https://www.youtube.com/watch?v=EDNLyxfUVb8
Tokyo No.1 Soul Set「Jive My Revolver」
 https://www.youtube.com/watch?v=U64zZDwoUgk

「Times Have Changed」
Al Johnson作。ラストは哀愁モードの変拍子ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=hRrBwpQt4LA

Black Heatの過去記事もご参照下さい。

『Black Heat』(1972年)
ブラック・ヒート

『Keep On Runnin'』(1975年)
キープ・オン・ランニン
posted by ez at 01:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする