2016年11月12日

Ciyo『So Inviting』

ジャジー&メロウなラヴァーズ作品☆Ciyo『So Inviting』
ciyo so inviting.jpg
発表年:1991年
ez的ジャンル:ジャジー&メロウ系ラヴァーズ
気分は... :アーバン・メロウな魅力があります・・・

今回は再評価を高める90年代作品、Ciyo『So Inviting』(1991年)です。

発売当時はさほど注目されなかったアルバムですが、その後再評価が高まり、2014年に再発CDがリリースされた1枚です。

Ciyo(Ciyo Brown)はジャマイカ生まれ、イギリスを拠点に活動するシンガー/ギタリスト。

そんな彼のデビュー・アルバムが『So Inviting』(1991年)です。基本はGeorge Bensonタイプのジャズ/フュージョン系の歌うギタリストであるCiyo Brownですが、本作『So Inviting』は、全編レゲエ調で貫かれています。ジャマイカンである彼がレゲエにアプローチすることは自然な流れなのかもしれませんが・・・

ジャジー&メロウなフィーリングを持つCiyo Brownにレゲエのエッセンスが加わることで、結果的に極上のラヴァーズ作品に仕上がっています。80年代後半から90年代初めのAriwaラヴァーズがお好きな人であれば気に入るはずです。個人的には当時よく聴いていたBullwackie & The Chosen Brothers「I'll Be Good」(1989年)あたりと一緒に聴きたい気分になりました。

また、George Bensonばりの甘いヴォーカル&ギターは、アーバン・メロウな魅力に溢れており、レゲエ・ファン以外の人が聴いても楽しめるアルバムです。

本作以降も『Urban Atmosphere』(1993年)、『Somewhere Out There』(2001年)、『Borderline』(2003年)、『Put A Little Jazz In Their Lives』(2013年)といったアルバムをリリースしていますが、全編がレゲエのエッセンスで貫かれているのは本作のみのようです。

Youtubeにあまり音源がないのが残念ですが、音源がある「Let's Fall In Love」を聴いてもらえれば、本作の唯一無二の魅力がわかるはずです。

あるようでない素敵なジャジー&メロウなラヴァーズ作品です。

全曲紹介しときやす。

「So InViting」
Ciyoの甘いヴォーカルがロマンティックなラヴァーズ・ワールドへ誘ってくれる、まさに"レゲエ版George Benson"といった雰囲気のタイトル曲です。

「Hello Happiness」
Ciyoのギターやサックスがアーバン・メロウな雰囲気を醸し出す1曲。90年代のアーバンR&Bと一緒に聴いても違和感ありません。

「Love Won't Leave Us Alone」
レゲエ・リズムが優しく包み込んでくれるジェントルなラヴァーズ。

「Feel The Vibe」
Ciyoのギタリストとしての魅力を実感できるジャジー&メロウなフュージョン調の仕上がり。

「Jazzy Mood For Love」
ヴォーカル・グループのようなコーラスが加わった、ジャジーなムードのリラックスしたレゲエ・チューン。

「Come Out To Play」
スウィートなムードに包まれたラヴァーズ好きにはたまらない1曲。サンセット・モードにぴったりな仕上がりです。

「The Feeling's Right」
ギター&スキャットで始まる"レゲエ版George Benson"的な魅力を楽しめる1曲。オトナのアーバン・レゲエって雰囲気がいいですね。

「San Francisco」
軽やかなメロウ・フィーリングが実に心地よいラヴァーズ。

「Let's Fall In Love」
軽やかなリズムと共に始まる至極のラヴァーズ。Ciyoの低音ヴォーカルは栄えますね。この曲を聴けば、Ariwaラヴァーズと相性がいいのがわかるはず!
https://www.youtube.com/watch?v=0CXscSdb3nU

「Kingston Nights」
80年代ブラコン+カリプソといった雰囲気のフュージョン調のインストで締め括ってくれます。

ここまでがオリジナル。ここから2曲は再発CDのボーナス・トラックです。

「We've Got love To Share」
アーバン・メロウな雰囲気ですが、少し時代を感じる音かも?

「Breezin'」
George Bensonの代表曲(Bobby Womack作)カヴァー。"レゲエ版George Benson"が本家に挑戦です(笑)

本作のようなレゲエ調ではありませんが、Ciyo Brownの他作品もどうぞ!

『Urban Atmosphere』(1993年)
Urban Atmosphere

『Somewhere Out There』(2001年)
Somewhere Out There

『Borderline』(2003年)
Borderline

『Put A Little Jazz In Their Lives』(2013年)
Put A Little Jazz In Their Lives
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2016年11月11日

Bloodstone『Do You Wanna Do A Thing』

ディスコ/ファンク、スウィート・ソウルどちらもイケます!☆Bloodstone『Do You Wanna Do A Thing』
Do You Wanna Do a Thing by Bloodstone (2009-09-22) 【並行輸入品】
発表年:1976年
ez的ジャンル:ディスコ/スウィート・ソウル
気分は... :程よい甘さ・・・

今回は70〜80年代に活躍したソウル・グループBloodstone『Do You Wanna Do A Thing』(1976年)です。

1962年カンザスシティで結成されたThe Sinceresを前身とするソウル・グループBloodstoneの紹介は、『Party』(1984年)、『Bloodstone』(1972年)に続き3回目となります。

本作は『Do You Wanna Do A Thing』(1976年)が特にヴォーカル・グループとしてのスウィートな魅力にグッとくる1枚に仕上がっています。
前回紹介したファンク・ロック色の強い『Bloodstone』(1972年)とは、かなり印象が異なります。

本作におけるメンバーはCharles McCormick(b、vo)、Willis Draffen(vo、g)、Charles Love(vo、g)、Harry Williams(per、vo)の4名。

プロデュースはBert deCoteauxTony SilvesterThe Main Ingredient)。1曲のみMike VernonOlympic Runners)がプロデュースしています。

レコーディングにはJay Graydon(g)、Gregg Poiree(g)、Bill Upchurch(b)、James Gadson(ds)、Darryl Budgetts(congas)、Bob Zimmitti(per)、Gene Estes(per)等も参加しています。

久々に通しで聴いてみて構成のバランスの良さに感心してしまいました。

ディスコ/ファンキーな「Stand Up, Let's Party」「Do You Wanna Do A Thing」「Shake The Building」、爽快メロウ・ダンサーな「If You Wanna Be My Baby」「When We're Doin' It」、スウィート・ソウルな「Just Like In The Movies」「This Is It」「Give Me Your Heart」と、どこから聴いても楽しめる1枚に仕上がっていると思います。

程よい甘さのスウィート・ソウルって感じが僕好みです。

全曲紹介しときやす。

「Stand Up, Let's Party」
Willis Draffen作。ディスコ・ファンクなオープニング。タイトル通り、Stand UpでLet's Partyなパーティー・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=onNWrdp2uVA

「If You Wanna Be My Baby」
Charles McCormick作。スウィート・コーラスと共に疾走する爽快メロウ・ダンサー。僕の一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=tTBSuhMzyJE

「Just Like In The Movies」
Brenda Carhee/Patrick Adams作。ソウル・ヴォーカル・グループらしい素敵なスウィート・ソウルに仕上がっています。本作と同じ1976年にAce Spectrumも取り上げています。翌年にはPatrick Adamsがプロデュースを手掛けたCaressも取り上げています。
https://www.youtube.com/watch?v=y0PnZqnRdy4

「Do You Wanna Do A Thing」
シングルにもなったタイトル曲はBottom & Co.のカヴァー(Jesse Boyce/Richard Griffith/Sanchez Harley作)。オリジナルは『Rock Bottom』(1976年)に収録されています。ゴリゴリとしたファンキー・グルーヴが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=5jB0dQ1JL-M

「Shake The Building」
Charles Love作。軽快なホーン・サウンドが入ったファンキー・ディスコ。なかなか侮れない1曲だと思います。

「This Is It」
Charles Love作。ほんのり哀愁モードのスウィート・ソウル。ヴォーカル・グループとしての魅力を存分に満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=2PfCMbvVcEo

「When We're Doin' It」
Charles McCormick/Willis Draffen作。フィリー調のメロウ・ダンサーで楽しませてくれます。

「Give Me Your Heart」
Charles McCormick作。ラストはファルセット・ヴォーカルのスウィート・ソウルで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=r4EZfPqRrxE

Bloodstoneの他作品もチェックを!

『Bloodstone』(1972年)
Bloodstone

『Natural High』(1973年)
Natural High

『Unreal』(1974年)
Unreal

『I Need Time』(1974年)
I Need Time

『Riddle of the Sphinx』(1975年)
Riddle Of The Sphinx

『Train Ride to Hollywood』(1975年)
Train Ride To Hollywood

『Don't Stop』(1979年)
ドント・ストップ

『We Go A Long Way Back』(1982年)
We Go a Long Way Back

『Party』(1984年)
PARTY
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2016年11月10日

Corey King『Lashes』

期待のジャズ・トロンボーン奏者のSSWサイドな作品☆Corey King『Lashes』
Lashes [日本語解説付]
発表年:2016年
ez的ジャンル:新世代ジャズ・トロンボーン奏者/シンガー・ソングライター
気分は... :ジャズよりロック強めで・・・

今回は新作から新世代ジャズ・トロンボーン奏者/シンガー・ソングライターCorey Kingの初ソロ作品『Lashes』です。

Corey Kingはテキサス州ヒューストン出身。

2004年にN.Y.のニュースクール大学に入学し、気鋭の日本人トランペッター黒田卓也らと交流を持つようになります。

これまで今ジャズからR&B、Hip-Hopまで幅広いジャンルのアーティストと共演したり、レコーディングに参加しています。

例えば、当ブログで紹介した以下の作品にCorey Kingの名がクレジットされています。

 Erimaj『Conflict Of A Man』(2012年)
 Jose James『No Beginning No End』(2013年)
 Derrick Hodge『Live Today』(2013年)
 Christian Scott『Stretch Music』(2015年)
 Esperanza Spalding『Emily's D+Evolution』(2016年)

この5枚のリストを見ただけで、Corey Kingに興味を持つ人も多いのでは?

そんなCorey Kingの初ソロ作品が『Lashes』です。全8曲35。フル・アルバムと呼ぶには少し尺が短い感じもしますが・・・

本作ではジャズ・トロンボーン奏者としての顔ではなく、シンガー・ソングライターCorey Kingとしての顔を前面に打ち出した作品になっています。

レコーディング・メンバーが強力です。Corey King(vp、el-p、programming、syn、tb)、Matthew Stevens(g)、Alan Hampton(b)、Vicente Archer (b)、Jamire Williams(ds)、Justin Tyson(ds)という今ジャズ好きならば、グッとくるミュージシャンの名が連なります。

Alan HamptonJamire Williams(Erimaj)は作品を当ブログでも紹介済みのアーティストです。

Matthew StevensJamire WilliamsKris BowersBen Williamsらも参加する若手ジャズメンのオールスター・ユニットNEXT Collectiveのメンバーとしてお馴染みですね。最近ではEsperanza Spalding『Emily's D+Evolution』でのプレイが印象的でした。

Vicente Archer Robert Glasper『Canvas』(2005年)、『In My Element』『Double Booked』(2009年)、『Covered』(2015年)への参加で知られるベーシストですね。

期待の新進ジャズ・ドラマーJustin TysonはCorey King、Matthew Stevensと共にEsperanza Spalding『Emily's D+Evolution』に参加していました。

そんな強力メンバーたちが生み出した音は、ジャズというよりインディー・ロック的な印象の作品に仕上がっています。哀愁ヴォーカル&サウンドが印象的ですね。

このあたりはCorey KingがNirvanaRadioheadといったロック・アーティストを聴いて育ってきたようですし、そうしたエッセンスを取り入れるのは自然の流れなのでしょうね。特にRadioheadThom Yorkeからの影響は大きい感じです。

ミニ・アルバム的な感覚で聴くと楽しめるオルタナティブ作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Ibaraki」
哀愁メロディと歯切れのいいビートのロック・チューンがオープニング。タイトルは日本の茨城からとったものです。Jamire WilliamsのドラミングやMatthew Stevensのギターをはじめ、今ジャズ・ミュージシャンによるロック・チューンという感じがします。
https://www.youtube.com/watch?v=_naMeGqX2lU

「IF」
哀愁モードの中にミステリアスな雰囲気を醸し出す1曲。Corey Kingの憂いをヴォーカルが印象的です。

「Midnight Chris」
アンビエントな小曲。

「Botched Farewell」
プログラミングを駆使したエレクトロニカな哀愁のオルタナティブ・ソウルといった雰囲気です。

「Parisian Leaves」
この曲もプログラミングを駆使したエレクトロニカ・サウンドと幻想なヴォーカルで哀愁ワールドへ誘ってくれます。

「Uncle Richie」
Corey Kingの哀愁ヴォーカルとJustin Tysonのドラミングが織り成す音世界が面白いです。

「Climb」
Justin Tysonのドラミングが牽引する本作で最もビート感のある演奏です。ついついTysonのドラミングを追ってしまいます。

「Lucky Grey」
トイ・ピアノ的なイントロが印象的な哀愁ミディアムで締め括ってくれます。Radiohead好きの人は気に入りそうな曲です。

次はトロンボーン演奏も存分に聴けるジャズ・サイドな作品も出してほしいです。
posted by ez at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月09日

Joao Donato E Seu Trio『Sambou, Sambou(Muito a Vontade)』

強力メンバーによる小気味よいジャズ・サンバ☆Joao Donato E Seu Trio『Sambou, Sambou(Muito a Vontade)』
Sambou Sambou
録音年:1962年
ez的ジャンル:先駆的天才系ジャズ・サンバ
気分は... :世界はどうなる!

今回はブラジル音楽界を代表するキーボード奏者/コンポーザー/アレンジャーJoao Donato『Sambou, Sambou(Muito a Vontade)』です。

ブラジル音楽の先駆的天才Joao Donatoの紹介は、『A Bad Donato』(1970年)、『Quem e Quem』(1973年)に続き3回目となります。

本作『Sambou, Sambou』は本国ブラジルで1962年にレコーディングされ、リリースされたアルバム『Muito a Vontade』を1965年にアメリカのPacific Jazz Recordsからタイトルを変えてリリースされたものです。

レコーディング・メンバーはJoao Donato(p)、Sebastiao Neto(b)、Milton Banana(ds)という強力トリオにAmaury Rodrigues(per)を加えた4名。

アルバム全体は強力トリオによる小気味よいジャズ・サンバを楽しめるインスト作品です。さらにAmaury Rodriguesのパーカッションが加わり、アフロ・サンバな演奏も楽しめます。

Joao Donatoの先駆的なセンスを感じる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Muito A Vontade」
Joao Donato作。当ブログではWanda de Sah featuring The Sergio Mendes TrioDoris Monteiroのカヴァーも紹介済みです。エレガントなジャズ・サンバといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=OcBDUM1aBV8

「Tim-Dom-Dom」
Clodoaldo Brito/Joao Mello作。Amaury Rodriguesのパーカッションがアフロ・サンバな雰囲気を醸し出す演奏が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=tvfvC5hkuUI

「Pra Que Chorar」
Baden Powell/Vinicius De Moraes作。当ブログでは先日Agustin Pereyra Lucenaのカヴァーを紹介したばかりです。味わい深いのにパーカッシヴって感じが好きです。

「Sambou ... Sambou」
Joao Donato/Joao Mello作。タイトル曲は小気味よく疾走するジャズ・サンバです。
https://www.youtube.com/watch?v=vPhoMVZWP8U

「Jodel」
Joao Donato/Patricia Del Sasser作。ボッサなのにジャズ・サンバといったさじ加減が絶妙です。

「Vamos Nessa」
Joao Donato作。Donatoのジャズ・ピアニストな面を楽しめるジャズ・サンバ
https://www.youtube.com/watch?v=_qQdN3Ia8ZM

「Minha Saudade」
Joao Donato/Joao Gilberto作。当ブログではWalter WanderleyCannonball AdderleyTamba Trioのカヴァーも紹介済みです。エレガントなキャッチーさのあるこの演奏が僕の一番のお気に入り。

「Naquela Base」
Joao Donato作。「Minha Saudade」と並ぶお気に入り。スピーディーな疾走感にグッとくる演奏です。

「Olhou Pra Mim」
Ed Lincoln/Sylvio Cesar作。軽快なサンバのリズムが心地好い演奏です。

「Tema Teimoso」
Joao Donato作。Donato、Neto、Bananaが強力ジャズ・サンバ・トリオらしい演奏で楽しませてくれます。

「So Se For Agora」
Joao Donato作。Amaury Rodriguesによるアフロ・サンバなアクセントが印象的です。、

「Caminho de Casa」
Joao Donato作。ラストは小気味よいジャズ・サンバで締め括ってくれます。ラテン・ジャズ的なエッセンスも感じられていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=4j-9UqcoaqY

Joao Donatoの他作品もチェックを!

『A Bossa Muito Moderna De Donato E Seu Trio』(1963年)
A Bossa Muito Moderna de Donato

『The New Sound of Brazil』(1965年)
ニュー・サウンド・オブ・ブラジル

『Donato Deodato』(1969年)
ドナート/デオダート

『A Bad Donato』(1970年)
Bad Donato

『Quem e Quem』(1973年)
ケン・エ・ケン

『Lugar Comum』(1975年)
ルガール・コムン

Wanda Sa/Joao Donato『Wanda Sa com Joao Donato』(2003年)
Wanda Sa com Joao Donato

Joyce Moreno Feat. Joan Donato『Aquarius』(2009年)
アクエリアス

『Sambolero』(2010年)
Sambolero
posted by ez at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月08日

Touch Of Class『Love Means Everything』


人気曲「Love Means Everything」収録のフィリー作品☆Touch Of Class『Love Means Everything』
ラヴ・ミーンズ・エヴリシング
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発表年:1981年
ez的ジャンル:フィリー・ダンサー系ヴォーカル・グループ
気分は... :変なテンション...

今回は70年代フィリー・ダンサー作品からTouch Of Class『Love Means Everything』(1981年)です。
※便宜上70年代カテゴリーに区分します。

Touch Of Classはフィラデルフィアで結成されたソウル・ヴォーカル・グループ。メンバーはGerald JacksonHerb BrevardMichael HailstockPete Jacksonの4名。

グループはMidland International Recordsから『I'm in Heaven』(1976年)、Roadshowから『A Touch of Class』(1979年)という2枚のオリジナル・アルバムをリリースしています。

本作『Love Means Everything』(1981年)は、Stack-O-Hitsからリリースされた1stアルバム『I'm in Heaven』(1976年)の再編集盤です。

具体的には、『I'm in Heaven』に1977年のシングル・リリース曲「Love Means Everything」「I Said It Before」の2曲を加え、その代わりに「I Love You Pretty Baby」をオミットしたものです。さらに「I'm In Heaven」がエクステンデッド・ヴァージョンが収録されています。
「I Love You Pretty Baby」
 https://www.youtube.com/watch?v=b8kmdeHl-_Y

スタジオはSigma Sound Studios、プロデュース&アレンジはJohn Davis

レコーディングにはJohn Davis(key、sax、fl)、Craig Snyder(g)、"Sugar Bear" Foreman(b)、Charles Collins(ds)、Larry Washington(congas)といったJohn Davis a& the Monster Orchestraの面々やDennis Harris (g)、Ronald Hood(b)、Del Floyd(ds)、Vincent Montana, Jr.(vibe)、Ed Cascerella(tb)、Fred Joiner(tb)、Bob Moore(tb)、Rocco Bene(tp)、Evan Solot(tp)等のミュージシャンが参加しています。

アルバム全体としてはJohn Davisの手腕が冴えるフィリー・ダンサー作品に仕上がっています。

追加収録された人気曲「Love Means Everything」がハイライトですが、それ以外にも素敵なフィリー・ダンサーが多数収録されています。個人的には「You Got To Know Better」「One Half As Much」「I Just Can't Say Goodbye」「Anything」あたりがオススメ。特に「You Got To Know Better」「Anything」はかなり好きです。

ダンサブルなフィリー・サウンド&ヴォーカルを聴いていると、素敵な高揚感に包まれるはずです!

全曲紹介しときやす。

「Love Means Everything」
オススメその1。John Davis作。本作のハイライトとなるファンキー&メロウなダンス・クラシック!小気味良い高揚感に包まれます。この曲目当てに本作を購入するのも納得ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=SsLeF_2h6K0

「I Said It Before」
Gerald Jackson/Pete Jackson作。哀愁モードのダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=xcJTiBLj3mk

「I'm In Heaven」
Melvin Steals作。オリジナルとは異なり、エクステンデッド・ヴァージョンが収録されています。ハイトーン・ヴォーカルが栄える素敵なフィリー・ソウルを堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=g58KMdaeCro

「You Got To Know Better」
オススメその2。Gerald Jackson/Pete Jackson作。僕の一番のお気に入りがこのメロウ・ダンサー。フリーソウル好きの人はグッとくる1曲のはず!
https://www.youtube.com/watch?v=FIACKAOtRWA

「Love Me Tonight」
Melvin Steals作。しっとりと聴かせる素敵なフィリー・バラード。

「You Got Nowhere To Come」
Gerald Jackson/Michael Hailstock/Pete Jackson作。哀愁モードのディスコ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=zOW9FgUTtFA

「One Half As Much」
オススメその3。Melvin Steals作。テンポの良いフィリー・ダンサー!フィリー好きの人には間違いない1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=L4L6QxvFdBs

「I Just Can't Say Goodbye」
オススメその4。John Davis作。Philly Devotions、1974年のシングル曲をカヴァー。ディスコ調のアッパーなフィリー・ダンサー!
https://www.youtube.com/watch?v=L_9Slek2SJQ

「Anything」
オススメその5。Melvin Steals作。フィリー・サウンドを存分に堪能できるダンサブル・チューンで締め括ってくれます。後半のVincent Montana, Jr.のヴァイヴの音色も嬉しいですね。

『I'm in Heaven』(1976年)
I'm in Heaven

『A Touch of Class』(1979年)
TOUCH OF CLASS +2(日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)
posted by ez at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする