2018年05月25日

A Taste Of Honey『A Taste Of Honey』

大ヒット曲「Boogie Oogie Oogie」収録のデビュー作☆A Taste Of Honey『A Taste Of Honey』
今夜はブギ・ウギ・ウギ
発表年:1978年
ez的ジャンル:女性フロント系ディスコ/ソウル
気分は... :今夜はブギ・ウギ・ウギ!

今回はA Taste of Honeyの大ヒット曲「Boogie Oogie Oogie」収録のデビュー・アルバム『A Taste Of Honey』(1978年)です。

少し前に紹介したイタリア人キーボード奏者/コンポーザー/アレンジャーPapikによるアーバン・ディスコ・プロジェクトThe Soultrend Orchestra『84 King Street』「Boogie Oogie Oogie」をカヴァーしており、それを聴いているうちに本家も取り上げたくなりました。

A Taste of Honeyの紹介は、2ndアルバム『Another Taste』(1979年)、3rdアルバム『Twice As Sweet』(1980年)に続き3回目となります。

本作のハイライト「Boogie Oogie Oogie」は、全米チャート第1位、同R&Bチャート第1位となったグループの代表曲であり、ダンス・クラシックとしても大人気の1曲です。当時、洋楽を聴き始めたばかりであった中学生の僕に、ディスコ・サウンドを印象付けたのがChic「Le Freak」「Boogie Oogie Oogie」でした。

その代表曲「Boogie Oogie Oogie」を収録したデビュー。アルバムが本作『A Taste Of Honey』です。

プロデュースはLarry Mizell & Fonce MizellMizell BrothersSky High Production

メンバーはJanice Marie Johnson(vo、b)とHazel Payne(g、vo)という女性フロント2人、Perry Kibble(key)、Donald Johnson(ds)という男性メンバー2人の4名。

"女性版Brothers Johnson"とでも呼びたくなる女性フロント2人、人気プロデュース・チームMizell Brothersに注目の作品です。

ハイライトは、ダンス・クラシック「Boogie Oogie Oogie」ですが、それ以外であれば、アーバン・ダンサー「World Spin」、都会的ヘヴィ・ファンクの「Disco Dancin'」「You」、爽快メロウ・グルーヴ「Sky High」、メロウ・バラード「If We Loved」、Sky Highらしいアレンジの「This Love of Ours」あたりがおススメです。

「Boogie Oogie Oogie」のみではない、このユニットの魅力を楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Boogie Oogie Oogie」
Janice Johnson/Perry Kibble作。全米チャート第1位、同R&Bチャート第1位となった大ヒット・デビュー・シングル。いつ聴いてもキャッチーなディスコ・ファンク!当時ロック少年であった僕に洗練されたアーバンなディスコ・チューンの格好良さ、面白さを教えてくれた1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=JYWkG_DI5OE

先に述べたThe Soultrend Orchestraをはじめ、
G.Q.、Caroline Henderson、Boogie Knights feat. Jeff Scott Soto等がカヴァーしています。
MC Lyte「Oogie Boogie」 、Jamiroquai「Little L (Wounded Buffalo Remix)」等のサンプリング・ソースとなっています。
The Soultrend Orchestra「Boogie Oogie Oogie」
 https://www.youtube.com/watch?v=P2NG8pzyZVw
G.Q.「Boogie Oogie Oogie」
 https://www.youtube.com/watch?v=DbWP7xZkHz4
Boogie Knights feat. Jeff Scott Soto「Boogie Oogie Oogie」
 https://www.youtube.com/watch?v=QyH0XiRGPy4

「This Love of Ours」
Hazel Payne/Janice Johnson作。改めて聴き直すと、Sky High Productionらしいアレンジにニンマリしてしまうメロウ・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=tT9ZAhAf0uw

「Distant」
Janice Johnson/Perry Kibble作。派手さはありませんが、都会的センスが冴えるミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=HFFqStYE48k

Ice Cube「Gangsta's Fairytale 2」のサンプリング・ソースとなっています。
Ice Cube「Gangsta's Fairytale 2」
 https://www.youtube.com/watch?v=_yEc4UWPDTY

「World Spin」
Perry Kibble/Thurman Aldridge作。アーバン・ディスコ×Sky High Productionな雰囲気がグッドなアーバン・ダンサー。効果的なストリングスはさすがMizell兄弟ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=UaTFQ6FPOuI

「Disco Dancin'」
Allan Barnes/John Malone作。邦題「悪魔のディスコ・ダンス」。シングル・カットもされた楽曲です。ど派手なディスコ・チューンではありませんが、このグループの持つ都会的センスを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=rKZf2UE-uiM

「You」
Donald Johnson/Hazel Payne作。「Disco Dancin'」の続編的な雰囲気も持つ都会的ファンキー・チューン。ヘヴィ・グルーヴにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=itsm9f8RTfA

Souls of Mischief「Airborne Rangers」、Money Boss Players feat. Big Ah「Bronx Nigga」等のサンプリング・ソースとなっています。
Souls of Mischief「Airborne Rangers」
 https://www.youtube.com/watch?v=Dq5HaHly8UU
Money Boss Players feat. Big Ah「Bronx Nigga」
 https://www.youtube.com/watch?v=BQiyEpTdrB8

「If We Loved」
Perry Kibble/Thurman Aldridge作。このグループのメロウ・サイドの魅力を満喫できるバラード。Sky Highらしいサウンド・プロダクションも楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=U0Pdu6_7cKk

9th Wonder「Wow」のサンプリング・ソースとなっています。
9th Wonder「Wow」
 https://www.youtube.com/watch?v=c0w9xcTHHlo

「Sky High」
Hazel Payne/Janice Johnson作。フリーソウル好きの人も気に入りそうな爽快メロウ・グルーヴ。女性フロント2人のキュートな魅力が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=_PQE5gTYAnM

9th Wonder「Jammin」のサンプリング・ソースとなっています。
9th Wonder「Jammin」
 https://www.youtube.com/watch?v=jNxD3RyW1as

「You're in Good Hands」
Fonce Mizell作。ラストはオーセンティックなバラードでしっとりと締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=o_RFvf6SbL8

A Taste of Honeyの他作品もチェックを!

『Another Taste』(1979年)
Another Taste

『Twice As Sweet』(1980年)
シーズ・ア・ダンサー

『Ladies of the Eighties』(1982年)
Ladies Of The Eighties
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2018年05月24日

Simone Moreno『Desde Que O Samba E Samba』

バイーア出身の女性シンガーによるサンバ作品☆Simone Moreno『Desde Que O Samba E Samba』
Simone Moreno
発表年:2003年
ez的ジャンル:バイーア系女性サンバ・シンガー
気分は... :正義が勝つ!

日大アメフト部の悪質タックル問題、前監督・コーチの会見には腹が立ってきましたね。多くの方が感じたように、一昨日の学生の真摯な会見とは真逆の印象を受けました。真相を徹底究明し、巨悪を罰して欲しいですね。

今回はブラジル、サンバ作品からSimone Moreno『Desde Que O Samba E Samba』(2003年)です。

Simone Morenoはバイーア州サルヴァドール出身の女性シンガー。

『Simone Moreno』(1994年)、『Morena』(1995年)、『Manda Me Chamar』(1997年)といった作品でその美貌と共に人気を博します。

全編サンバの本作『Desde Que O Samba E Samba』(2003年)をリリース後は、北欧に拠点を移し、『Samba Makossa』(2005年)をリリースしています。

本作『Desde Que O Samba E Samba』(2003年)は、前述のように全編サンバ作品で絞められたアルバムです。

プロデュースはRoberto Menescal

サンバ作品といっても全編サンバ・リズムで溢れかえっている作品ではありません。緩急織り交ぜながら、素晴らしい表現力でサンバの魅力を伝えてくれます。このあたりはプロデューサーRoberto Menescalの貢献が大きいかもしれませんね。

Ary Barroso作品のメドレー「E Luxo So/Faceira」Carlos LyraDjavanのメドレー「Ciume/Fato Consumado」、Ara Ketuの感動的なカヴァー「Sempre Sera」、名曲メドレー「Desde Que O Samba E Samba/Tristeza」、メロウ・サンバ・メドレー「O Samba Da Minha Terra/A Voz Do Morro」が僕のおススメです。

国内盤リリースにも関わらず、殆ど話題にならなかった1枚ですが、ブラジル音楽好きの人であれば楽しめる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Segredo」
Jorge Aragao/Jorge Portugal作。Menescalのギターをバックにしっとり歌い上げるイントロが印象的です。本編は、コンテンポラリーなメロウ・チューンに仕上がっています。

「E Luxo So/Faceira」
Ary Barroso作品2曲のメドレー(「E Luxo So」はLuiz Peixoto作詞)。2曲共にGal Costaのカヴァーを紹介済みです。これらの名曲を軽快なメロウ・サンバで聴かせてくれます。Simoneの艶やかなヴォーカルとサンバのリズムがよくマッチしています。聴いているだけでポジティヴな気分になれるのがいいですね。

「Provas De Amor」
Sereno作。ロマンティックなビューティフル・ボッサ。サンセット・モードにフィットする素敵な1曲に仕上がっています。

「Filho Da Bahia/Coisa Divina」
Walter Queiroz作「Filho Da Bahia」とToninho Nascimento/Flavio Oliveira/Noca da Portela作「Coisa Divina」のメドレー。バイーアの風を感じるメドレーでSimoneの伸びやかなヴォーカルが躍動します。

「Ciume/Fato Consumado」
Carlos Lyra作「Ciume」とDjavan作「Fato Consumado」のメドレー。「Fato Consumado」大好きの僕としては嬉しいカヴァーです。しかも「Ciume」とのメドレー(というかマッシュアップ)がこんなにフィットするとは意外です。

「Samba E Amor」
Chico Buarque作品をカヴァー。少し憂いを帯びたヴォーカルで聴く者を悩殺します。

「Sempre Sera」
Chico Roque/Paulo Sergio Valle/Miguel Plopschi作。サンバ/レゲエ・バンドAra Ketuのヒット曲をカヴァー。楽曲自体が良いのかもしれませんが、情感込めて歌い上げるSimoneの声を聴いていると胸に込み上げてくるものがあります。素晴らしい!

「Opiniao/O Morro Nao Tem Vez」
Ze Keti作「Opiniao」とAntonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作「O Morro Nao Tem Vez」をカヴァー。Nara Leaoに捧げられたメドレーです(共にNaraのレパートリー)。
哀愁ボッサ「Opiniao」、クールに疾走する「O Morro Nao Tem Vez」を力強く歌い上げます。

「Ultimo Desejo」
Noel Rosa作。シンプルなバッキングで心の機微が伝わってくる豊かな表現力を強調しています。

「Desde Que O Samba E Samba/Tristeza」
Caetano Veloso作「Desde Que O Samba E Samba」とHaroldo Lobo/Niltinho作「Tristeza」のメドレー。強力2曲のメドレーは僕好みのエレピの映えるメロウ・チューンに仕上がっています。

「O Samba Da Minha Terra/A Voz Do Morro」
Dorival Caymmi作「O Samba Da Minha Terra」とZe Keti作「A Voz Do Morro」のメドレー。ラストは素敵なメロウ・サンバ・メドレーで締め括ってくれます。♪サンバが好きではない人は好い奴じゃない♪

Simone Morenoの他作品もチェックを!

『Simone Moreno』(1994年)
シモーネ・モレーノ

『Morena』(1995年)
Morena

『Manda Me Chamar』(1997年)
simone moreno manda me chamar.jpg

『Samba Makossa』(2005年)
simone moreno samba makossa.jpg
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2018年05月22日

Bloodstone『We Go A Long Way Back』

T-Neck移籍第1弾!Isleysプロデュース☆Bloodstone『We Go A Long Way Back』
We Go a Long Way Back
発表年:1982年
ez的ジャンル:T-Neck系アーバン・ソウル/ファンク
気分は... :覚悟を決めて!

今回は70〜80年代に活躍したソウル・グループBloodstone『We Go A Long Way Back』(1982年)です。

1962年カンザスシティで結成されたThe Sinceresを前身とするソウル・グループBloodstoneについて、これまで当ブログで紹介したのか以下の3枚。

 『Bloodstone』(1972年)
 『Do You Wanna Do A Thing』(1976年)
 『Party』(1984年)

本作『We Go A Long Way Back』(1982年)は、The Isley BrothersT-Neckへの移籍第1弾アルバムとなります。

プロデュースはThe Isley BrothersMcKinley Jackson

本作におけるメンバーはCharles LoveHenry WilliamsWillis DraffenRonald BellRonald Wilsonの5名。オリジナル・メンバーであったCharles McCormickが抜け、新たにRonald Bell、Ronald Wilsonが加入しました。

本作ではグループはヴォーカルに徹し、演奏は外部ミュージシャンに委ねています。Charles Fearing(g)、David T. Walker(g)、Freddie Washington(b)、Eddie Watkins(b)、James Jamerson(b)、Leon Ndugu Chancler(ds)、Clydene Jackson(el-p、p)、Reggie Andrews(syn)、Paul Fox(syn)、Don Myrick(ts、as)、Fernando Harkless(as)、Kitty Sears(vo)、David Stout(horns)、L.A. Horn Section(horns)等のミュージシャンがレコーディングに参加しています。

オリジナルLPのA面3曲がバラード、B面4曲がファンクという構成です。Isleysプロデュースですが、モロにIsleys風というものはなく、80年代前半ブラコンらしいソウル/ファンクを楽しめるセンスの良い1枚に仕上がっています。

前半のバラード3曲はオーセンティックかつ濃厚ながらも、80年代ブラコンらしいセンスでまとめ上げられているのがいいですね。後半4曲もディスコ・ファンクな「Funkin' Around」、メロウ・ヴァイヴが魅力の「My Kind Of Woman」、アーバン・ファンク「My Love Grows Stronger」、アーバンなメロウ・ダンサー「Nite Time Fun」と粒揃い。

Bloodstoneのヴォーカルワークと80年代らしいサウンド・プロダクションが見事に噛み合った好盤だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Go On And Cry」
Charles Love/Kitty Sears作。優しく歌い上げるオトナのメロウ・バラード。オーセンティックな魅力があります。特に終盤のヴォーカル・ワークにはグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=eD2H_uz7k8g

「How Does It Feel」
Charles Love/Curtis Love/Kitty Sears/Oscar Love作。A面のバラード・サイドではタイトル曲と共に人気の1曲なのでは?10分超の大作ですが、ファルセットのリード・ヴォーカルでジワジワと盛り上げてくれる素敵なバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=-ApTKOSR0tQ

「We Go A Long Way Back」
Charles Love作。タイトル曲はシングルとして全米R&Bチャート第5位のヒットとなっています。濃厚ながらも後味スッキリといった雰囲気が絶妙のメロウ・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=vd6m5g6pFGs

「Funkin' Around」
McKinley Jackson/Ronald Wilson作。開放的なホーン・サウンドと共にスタートする快調なディスコ・ファンク。ラップ調のヴォーカルも聴けます。
https://www.youtube.com/watch?v=xMm6riDyAbA

「My Kind Of Woman」
Ronald Wilson作。フリーソウル好きの人も気に入りそうなファンキーなメロウ・ミディアム。開放的で軽やかな雰囲気がグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=nR6GSXNp2hU

「My Love Grows Stronger」
McKinley Jackson/Shirley Jones/Valorie Jones 作。ファルセット&バリトンのツイン・ヴォーカルを生かした80年代らしいアーバン・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=bVbntPVosPI

「Nite Time Fun」
Charles Love作。ラストはアーバンなメロウ・ダンサーで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=aNcbjOFQNbM

Bloodstoneの他作品もチェックを!

『Bloodstone』(1972年)
Bloodstone

『Natural High』(1973年)
Natural High

『Unreal』(1974年)
Unreal

『I Need Time』(1974年)
I Need Time

『Riddle of the Sphinx』(1975年)
Riddle Of The Sphinx

『Train Ride to Hollywood』(1975年)
Train Ride To Hollywood

『Do You Wanna Do A Thing』(1976年)
Do You Wanna Do a Thing by Bloodstone (2009-09-22) 【並行輸入品】

『Don't Stop』(1979年)
ドント・ストップ

『Party』(1984年)
PARTY
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2018年05月21日

Alessi『Alessi』

双子デュオによる爽快メロウなデビュー作☆Alessi『Alessi』
アレッシー(紙ジャケット仕様)
発表年:1976年
ez的ジャンル:双子デュオ系メロウ・ポップ
気分は... :月曜朝は爽快に…

双子の兄弟デュオAlessiのデビュー・アルバム『Alessi』(1976年)です。

BillyBobbyという双子のAlessi兄弟によるデュオAlessiの紹介は、5thアルバム『Long Time Friends(1982年)に続き2回目になります。

前回紹介したのが2006年なので、12年ぶりにAlessiを取り上げました。もう1枚くらいは紹介していたつもだったのですが・・・

今回、1stアルバム『Alessi』(1976年)と2ndアルバム『All For A Reason』(1977年)のどちらを取り上げるか迷いました。

インパクトという点では名曲「All For A Reason(ただ愛のために)」収録の『All For A Reason』の方が分があるかもしれません。しかしながら、個人的に愛着のある『Alessi』(1976年)をセレクト。

アルバム全体を包み込む柔らかい雰囲気が好きなんですよね。このデュオらしい爽快ハーモニーを満喫できる点でも満足度の高い1枚です。また、このデュオのソングライティング・センスも堪能できます。

プロデュースはBones Howe

Billy Alessi(vo、syn、el-p、p)、Bobby Alessi(vo、g、b)以下、Dennis Budimir(g)、Ray Parker, Jr.(g)、 Jim Hughart(b)、Scotty Edwards(b)、Hal Blaine(ds、congas、per)、Jeff Porcaro(ds)、Frank Ravioli(ds)、John Guerin(ds)、Bones Howe(congas、per)、Tom Scott(ts、fl)、Victor Feldman(vibe)、Emil Richards(vibe)といったミュージシャンが参加しています。

ハイライトは1977年に入ってUKシングル・チャート第7位となったヒット曲「Oh, Lori」(邦題「愛しのローリー」)。それ以外に「Joanna」「You Can Have It Back」といったメロディアスな爽快グルーヴも人気が高いのでは?

さらにメロディアスなセンスが冴える「Don't Hold Back」「Too Long To Forget」あたりも個人的におススメです。

この双子デュオらしい爽快ハーモニーによる爽快メロウ・ポップを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Do You Feel It?」
邦題「あふれる想い」。1stシングルにもなりましたが、シンセを駆使したイントロの仰々しさで損しているかも?本編はハードなポップ・ロック調の仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=sIcgn8DVK_4

「You Can Have It Back」
邦題「恋の痛手」。僕の一番のお気に入り。このデュオらしい爽快ハーモニーが映えるメロディアスなメロウ・グルーヴ。甘く切ない感じがたまりません!
https://www.youtuccbe.com/watch?v=1D2TwsDxPF8

「I Was So Sure」
邦題「傷ついた翼」。切ない失恋ソングを優しく歌い上げます。悲しみの中でも前を向こうとしている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VSmlxA4LuHI

「Big Deal (Live Without You)」
邦題「失恋」。ソウル・バラード調ですが、このデュオらしくどこまでも爽やかハーモニーで魅せてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Mnp7RtvpHg0

「Don't Hold Back」
素敵なハーモニーが映えるメロディアスなメロウ・ポップ。彼らのソングライティングのセンスの良さも感じます。Tom Scottがサックス・ソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Fr7HIjCU_uo

「Too Long To Forget」
邦題「忘れ得ぬ思い出」。この曲も彼らのメロディアスなセンスが冴えます。聴き重ねるほどに味わいが増してきます。
https://www.youtube.com/watch?v=yNgJwqjcmek

「Sad Songs」
哀愁メロディを切々と歌い上げるバラード。ストリングスも盛り上げてくれます。Olivia Newton-Johnがカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=art9fOA_jyE

「Oh, Lori」
邦題「愛しのローリー」。1977年にUKシングル・チャート第7位となったヒット曲。ジャジー・テイストのメロウ・サウンドをバックに、このデュオらしい素敵なハーモニーを満喫できる名曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=Q9dpvIXp2_8

当ブログで紹介したMeta Roos & Nippe Sylwens Bandのカヴァーでご存知の方も多いのでは?また、Cities Aviv「Meet Me on Montrose (For Ex-Lovers Only)」、Tomppabeats「Being in Love With U」のサンプリング・ソースとなっています。
Meta Roos & Nippe Sylwens Band「Oh Lori」
 https://www.youtube.com/watch?v=dkDc0MfbBiU
Cities Aviv「Meet Me on Montrose (For Ex-Lovers Only)」
 https://www.youtube.com/watch?v=lj1tMclOvy8
Tomppabeats「Being in Love With U」
 https://www.youtube.com/watch?v=FM_BM5qVwiU

「Joanna」
この曲も人気ですね。KalapanaCecilio & KaponoといったハワイアンAORと一緒に聴きたい爽快グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=1OBYeR9AAJg

「Seabird」
ラストはデモのようなチープな仕上がりですが、彼ららしいメロディを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=LvEd_ZQ0WPc

Alessiの他作品もチェックを!

『All For A Reason』(1977年)
ただ愛のために

『Driftin'』(1978年)
ドリフティン

『Words & Music』(1979年)
ワーズ&ミュージック

『Long Time Friends(1982年)
そよ風にくちづけ
posted by ez at 00:39| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月20日

Joe Armon-Jones『Starting Today』

Ezra Collectiveのキーボード奏者の初アルバム☆Joe Armon-Jones『Starting Today』
Starting Today [帯解説 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC572)
発表年:2018年
ez的ジャンル:南ロンドン新世代ジャズ
気分は... :やはり南ロンドンはヤバすぎ!

ロイヤルウェディングで盛り上がるロンドン!
音楽面では南ロンドンの新世代ジャズがヤバすぎます!

新作から南ロンドンのアフロ・ジャズ・ファンク・バンドEzra Collectiveのキーボード奏者Joe Armon-Jonesのソロ・アルバム『Starting Today』です。

Joe Armon-Jonesは、1993年オックスフォード生まれ。James Mollison(ts)、Dylan Jones(tp)、TJ Koleoso(b)、Femi Koleoso(ds)と共に南ロンドン・ジャズの活況を象徴するアフロ・ジャズ・ファンク・バンドEzra Collectiveのメンバーとして活動する白人キーボード奏者。

ソロ・アーティストとしてもJoe Armon-Jones & Maxwell Owin名義でリリースしたEP「Idiom」(2017年)は高評価を得ています。

Ezra Collectiveへの注目が高まる中でリリースされた初ソロ・アルバム『Starting Today』は、Gilles PetersonBrownswood Recordingsからのリリースとなります。

レコーディングにはJoe Armon-Jones(el-p、vo)以下、Ezra Collectiveの同僚James Mollison(ts)、Dylan Jones(tp)、Moses Boyd Exodusを率いるロンドンの気鋭ジャズ・ドラマーMoses Boyd(ds)、期待の女性ジャズ・サックス奏者(ts)、ロンドンのアフロビート・バンドKokorokoのメンバーMutale Chashi(b)とOscar Jerome(g、vo)、それ以外にKwake Bass(ds)、David Mrakpor(b)、Maxwell Owin(effects)、Ras Asheber(vo)、Ego Ella May(vo)、Big Sharer(vo)といったミュージシャンが参加しています。

また、国内盤ボーナス・トラック「Go See」にはFabrice BourgelleRuby SavageShabaka HutchingsDaniel Casimirといった南ロンドン・ジャズ・シーンの重要ミュージシャン達がバック・コーラスで参加しています。

南ロンドン新世代ジャズ、今ジャズがお好きな人であれば、間違いなく大満足できる1枚だと思います。今ジャズ的な面白さとUKクラブジャズ的な格好良さを兼ね備えて調和させているのが南ロンドンらしいのでは?

南ロンドン新世代ジャズの魅力を余すことなく伝えてくれる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Starting Today」
Ras Asheberをフィーチャー。本作を象徴するオープニング。UKクラブジャズ経由の今ジャズといった格好良さとポジティブなヴァイヴが魅力です。Joe Armon-Jonesのウーリッツァー、Moses BoydとKwake Bassのツイン・ドラム、Mutale Chashiのベース、Dylan JonesとNubya Garciaによるホーン・アンサンブル、Ras Asheberのフリー・スタイル・ヴォーカルが織り成す南ロンドンらしいジャズ・グルーヴを存分に楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=mdz9jHg-mWM

「Almost Went Too Far」
Thundercat『Drunk』あたりに通じるメロウ・アプローチ。Joe Armon-Jones自身とEgo Ella Maがヴォーカルをとります。Joe Armon-JonesのウーリッツァーとOscar Jeromeのギターが生み出すメロウ・ワールドがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=7YPWM6ckOT4

「Mollison Dub」
タイトルの通り、David MrakporとMoses Boydのリズム・セクションを中心にダビーなジャズ・ワールドを楽しめます。このあたりはUKジャズならではですね。

「London's Face」
Oscar Jeromeのヴォーカル&ギターをフィーチャー。モロッコ音楽のエッセンスを取り入れたエスニック感覚の今ジャズ・グルーヴを楽しめます。ミステリアスなJoe Armon-Jonesの鍵盤プレイに加え、Moses BoydとKwake Bassのパワフルなツイン・ドラム、同僚Dylan Jonesのトランペット・ソロが印象的です。

「Ragify」
Big Sharerのラップをフィーチャー。Joe Armon-Jonesのウーリッツァーが冴えわたる南ロンドンらしい今ジャズ。Moses Boydの格好良いドラミングにはChris Daveに通じる魅力があります。

「Outro (Fornow)」
「Idiom」でタッグを組んだMaxwell Owinがエフェクトを手掛けたアウトロで本編は幕を閉じます。

「Go See」
国内盤ボーナス・トラック。南ロンドンの小宇宙を感じるコズミックな仕上がり。Joe Armon-Jonesに加え、Fabrice Bourgelle、Ruby Savage、Shabaka Hutchings、Nubya Garcia、Daniel Casimirといった南ロンドン・ジャズ・シーンの重要ミュージシャン達がバック・コーラスで参加しています。

ご興味がある方はEzra Collectiveの作品もチェックを!

Ezra Collective『Chapter 7 + Juan Pablo: The Philosopher』(2017年)
Chapter 7 + Juan Pablo: The Philosopher [日本限定独自企画盤]
posted by ez at 01:20| Comment(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする