2019年03月31日

Bain『Around The Sun』

2ndもセンス抜群!ミネアポリス産オルタナティヴ・ソウル☆Bain『Around The Sun』
bain around the sun.jpg
発表年:2019年
ez的ジャンル:ミネアポリス産オルタナティヴ・ソウル
気分は... :夜明け前・・・

今回は新作アルバムからミネアポリスを拠点とするオルタナティヴ・ソウル・ユニットBainの2ndアルバム『Around The Sun』です。

Davis BainErick "Afrokeys" AndersonによるR&BユニットBainの紹介は、デビュー・アルバム『Love In Blue』(2014年)に続き2回目となります。

デビュー・アルバム『Love In Blue』(2014年)は、チルアウトな雰囲気がありながらも、サウンド偏重にならずメロディを大切にしている点が魅力のオルタナティヴ・ソウル作品でした。

そんな密かなお気に入りユニットの最新作が本作『Around The Sun』です。

前作では、Sadeあたりの音世界観を意識し、女性ヴォーカリストJayanthi Kyleがメンバーとして加わっていましたが、本作ではDavis BainErick "Afrokeys" Andersonの2人体制になっています。

アルバムにはLady MidnightKendra Glennといった女性ヴォーカリスト、スクラッチ集団「X-ecutioners」の創設メンバーとしてお馴染みの人気ターンテーブリストDJ Rob Swift、サックス奏者Walter Chancellor Jr.がフィーチャリングされています。

前作以上に、洗練され、エレガントになったチルアウト&メロウなオルタナティヴ・ソウルを満喫できます。

先行シングル「Love Safe」DJ Rob Swiftらをフィーチャーした「Summer」、メランコリック・ソウルなタイトル曲「Around the Sun」あたりが目を引きます。

個人的には爽快アコースティック・メロウ「Just Begun」、アーバン・メロウな「Running Away」「Groove With You」「Understanding」といったメロウ・ダンサーがおススメです。

ジャケ・イメージそのままの夜明け前のメロウ・ワールドをお楽しみください。

全曲紹介しときやす。

「Just Begun」
アコースティックな質感が心地好い爽快メロウがオープニング。ジャケ・イメージそのままの夜明け前のメロウ・ワールドといった雰囲気がサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=55fyAJ2bATk

「Groove With You」
Lady Midnightをフィーチャーしたクールなメロウ・ダンサー。決して、ど派手にならずに何処までもクールなのがBainらしくていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=skMpy9ZyvwU

「Love Safe」
アルバムからの先行シングル。美しいストリングスを配したビューティフルなダウンテンポ。美しさの中にも憂いを帯びた音世界がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vDXGulEJEjA

アルバム未収録ですが、The Foreign ExchangeNicolayによるリミックスもありますので、ぜひチェックを!
「Love Safe (Nicolay Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=TtvAGciIq0A

「Running Away」
このユニットのセンスが冴える素敵なアーバン・メロウ。ここでもクールな美学が貫かれています。
https://www.youtube.com/watch?v=dKlG9WJjZwk

「Summer」
DJ Rob Swift & Walter Chancellor Jr.をフィーチャー。クールなジャジー&メロウ・チューン。DJ Rob Swiftのスクラッチも目立ちすぎず音世界に融和しているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=C2HfbEPTYDA

「Around the Sun」
タイトル曲はLady Midnightをフィーチャー。Bainらしいチルアウトなメランコリック・ソウル。霞の中の哀愁メロウ・ワールドといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=s75sbK9LkFA

「Understanding」
Kendra Glennをフィーチャー。「Groove With You」と並ぶクールなメロウ・ダンサー。昨今のディスコ/ブギー・ブームを意識しつつ、それらとは一線を画すサムシングがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=cvfAEC_2ERI

「The Air」
この曲のみDavis Bainのみのヴォーカル&演奏です。シンプルさの中に Bainのプリミティブな魅力を見出すことができるかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=wilE1LWp2Ns

「Around The Sun (Reprise)」
「Around The Sun」のリプライズ。アルバムの余韻に浸りながらエンディングを迎えます。
https://www.youtube.com/watch?v=k48aTIIJklA

未聴の方は、デビュー・アルバム『Love In Blue』(2014年)もチェックを!
『Love In Blue』(2014年)
bain love in blue.jpg
posted by ez at 01:46| Comment(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月30日

RC『RubeNaughty』

元Po' Broke & Lonelyのリード・ヴォーカルのソロ☆RC『RubeNaughty』
Rube Naughty
発表年:2002年
ez的ジャンル:セクシー男性R&B
気分は... :雨上がりの夜空に・・・

今回はDr. Dreに見出され、デビューした男性R&BグループPo' Broke & Lonelyの元メンバーRuben Cruz(RC)のソロ・アルバム『RubeNaughty』(2002年)です。

Po' Broke & Lonelyについては、当ブログで2ndアルバム『Forbidden Vibe』(1995年)を紹介しています。

『Forbidden Vibe』(1995年)は、某R&B系ディスク・ガイドにも掲載された評価の高いウエッサイ系男性R&B作品でした。

そのPo' Broke & Lonelyのリード・ヴォーカルであったRuben Cruz(RC)によるソロ・アルバムが本作『RubeNaughty』(2002年)です。

Dr. Dreやジャケのイメージでウエッサイ色の強い男性R&B作品をイメージされるかもしれませんね。確かに、そういう楽曲も含まれますが、全体としてはミディアム〜スロウ中心のメロウな男性R&B作品という印象です。

RC本人に加え、Robin LyleStu B Doo Bullard、元PortraitMichel Angelo SaulsberryFocusがプロデュースを務めています。

とりあえず、ビューティフル・ラブ・バラード「So Blue」、シングルにもなったアーバン・ダンサー「Turntables (Who's Spinning?)」の2曲を聴けば、本作の魅力を実感できるはずです。

それ以外に、「Flava」「Talk To Me」「Party Fava」といったメロウ・バラードや、Stevie Wonder「Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing」のエッセンスを大胆に取り入れた「Le Dolce Vita (Good Life)」、Hip-HopクラシックJeru The Damaja「Come Clean」をサンプリングした「Let's Get Naughty」あたりがおススメです。

ジャケ・イメージに惑わされないで聴いて欲しい1枚です。

全曲紹介しときやす。

「R.C. Intro」
Robin Lyleプロデュース。アルバムのイントロ。セクシーなミディアムです。

「Turntables (Who's Spinning?)」
Michel Angelo Saulsberryプロデュース。シングルにもなったアーバン・ダンサー。G-Funkテイストをうまく散りばめたキャッチーな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=_3qhGuFcBmQ

「Sloburn」
Robin Lyleプロデュース。何処となく切ないスロウ。ウエッサイな雰囲気の中で、RCのハイトーン・ヴォーカルが響きます。

「Ruby Naughty Convessions」
Stu B Doo Bullard/RCプロデュース。当時らしいR&Bサウンドが印象的なエロ・モードのミディアム・グルーヴ。

「Party Fava」
Robin Lyleプロデュース。RCのセクシーな魅力が伝わってくる哀愁メロウ。甘く切なく美しく・・・といった雰囲気です。

「Most Beautiful?」
Focusプロデュース。メロウなミディアム・グルーヴ。ジワジワくる感じがいいですね。

「Le Dolce Vita (Good Life)」
Stu B Doo Bullardプロデュース。Stevie Wonder『Songs In The Key Of Life』(1976年)収録の「Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing」のエッセンスを大胆に取り入れた1曲。ほぼリメイクに近い感じです。「Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing」大好きな僕としては嬉しい1曲です。

「Flava」
Michel Angelo Saulsberryプロデュース。美メロのアコースティック・バラード。ロマンティック・ムードを演出してくれます。

「Talk To Me」
Robin Lyleプロデュース。コレも僕好みのメロディアスなミディアム。RCのセクシーな声質と楽曲・サウンドが見事に噛み合っています。

「So Blue」
Robin Lyleプロデュース。メロディアスという点ではアルバム随一のビューティフル・ラブ・バラード。この1曲だけでも本作をゲットする価値があるのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=RNk03X7ngKQ

「Make The Most」
Robin Lyleプロデュース。「Flava」から続くメロウな流れがいい感じです。

「Physical」
Stu B Doo Bullardプロデュース。スパニッシュ・テイストのメロウ・チューン。

「Washin Machine」
Robin Lyleプロデュース。The Isley Brothers調のバラード。どうせIsleys調にするならば、もっと濃厚に歌って良かった気も・・・

「Let's Get Naughty」
RC/Stu B Doo Bullardプロデュース。Hip-HopクラシックJeru The Damaja「Come Clean」をサンプリングしたトラックが印象的なウエッサイ・テイストのミディアム・グルーヴ。

「Affirmation」
Stu B Doo Bullardプロデュース。良くも悪くも2000年代前半のR&Bサウンドですね。アルバムのアクセントとしてはいいのかもしれませんが・・・

「Do Or Die」
Robin Lyleプロデュース。ラストは哀愁バラードを切々と歌い上げて締め括ってくれます。

ご興味がある方はPo' Broke & Lonelyの作品もチェックを!

Po' Broke & Lonely『No Money No Honey』(1992年)
No Money No Honey

Po' Broke & Lonely『Forbidden Vibe』(1995年)
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posted by ez at 05:44| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月29日

Alessi『All For A Reason』

爽快ハーモニーと甘酸っぱい魅力☆Alessi『All For A Reason』
ただ愛のために(紙ジャケット仕様)
発表年:1977年
ez的ジャンル:双子デュオ系メロウ・ポップ
気分は... :陽はまた昇る・・・

3月も最終金曜日、年度末もいよいよ大詰めですね。
今年は周囲で異動・退職となる方がが多く、いろいろと思うところのある年度末となっています。

双子の兄弟デュオAlessiの2ndアルバム『All For A Reason』(1977年)です。

BillyBobbyという双子のAlessi兄弟によるデュオAlessiの紹介は、5thアルバム『Long Time Friends(1982年)、『Alessi』(1976年)に続き3回目になります。

本作『All For A Reason』(1977年)は、名曲「All For A Reason(ただ愛のために)」をはじめ、プレAOR的作品として人気の高いアルバムです。

プロデュースはDavid Lucas

レコーディングにはBobby Alessi(vo、g)、Bobby Alessi(vo、key)以下、David Spinozza(g)、John Tropea(g)、Bob Riley(g)、Richard Te(key)、Raphael Goldfield(b)、Will Lee(b)、Andy Newmark(ds)、Steve Gadd(ds)、Charlie Brown(sax)、David Sanborn(sax)、Michael Brecker(sax)、Randy Brecker(tp)、Wayne Andre(tb)といったミュージシャンが参加しています。

名曲の誉れ高いタイトル曲「All For A Reason」、僕の一番のお気に入り「Love To Have Your Love」、感動バラード「Avalon」、ブルー・アイド・ソウル的な「Air Cushion」、ドリーミーな「London」、甘く切ないメロウ・バラード「Make It Last」などAlessiらしい魅力に溢れた楽曲が並びます。

爽快ハーモニーと甘酸っぱさ・・・Alessiの魅力を存分に楽しめる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「All For A Reason」
タイトル曲は爽快メロウな中に切ない思いが伝わってくる甘酸っぱい名曲。シングルにもなりました。このグループの魅力が凝縮されています。
https://www.youtube.com/watch?v=pyJ1T__NcR0

「Love To Have Your Love」
僕の一番のお気に入りはコレ。大好きな『Alessi』収録の「You Can Have It Back」と同タイプのメロディアスなメロウ・グルーヴ。このデュオらしい爽快ハーモニーが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=BjU3aAocIqc

「Farewell」
ジャズ・フィーリングのメロウ&スウィンギーな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=4iNAGmb2kmM

「Avalon」
AOR好きの人は気に入るであろう感動バラード。美しいストリングスをバックに、伸びやかなハイトーン・ヴォーカルが
https://www.youtube.com/watch?v=yiZnFEGZtR8

「Air Cushion」
抑えたトーンの都会的ファンキー・メロウはかなり僕好み。ブルー・アイド・ソウル的な魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=uzYOcm4CH4U

「London」
爽快ハーモニーを存分に楽しめるドリーミーなメロウ・チューン。ロンドン賛歌を書き上げたのは、UKシングル・チャート第7位となったヒット曲「Oh, Lori」を踏まえて、UKのリスナーを意識したのかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=CdpSX8YJxD0

「Hate To Be In Love」
哀愁モードのポップ・ロック。アルバムで最もハードなサウンドですが、爽快コーラスのおかげで幾分マイルドになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=0R6IHyQP990

「You Can Crowd Me」
ホーン隊が盛り上げてくれるミディアム・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=ZZAVvvXgRPw

「Make It Last」
Alessiらしい魅力に溢れた甘く切ないメロウ・バラード。Alessiにはたまらない1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RfnyXBG2luU

「Here Again」
邦題「陽はまた昇る」。ラストは再び立ち上がる勇気をくれるポップ・ロックで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=6ltv64TIPGo

Alessiの他作品もチェックを!

『Alessi』(1976年)
アレッシー(紙ジャケット仕様)

『Driftin'』(1978年)
ドリフティン

『Words & Music』(1979年)
ワーズ&ミュージック

『Long Time Friends(1982年)
そよ風にくちづけ
posted by ez at 01:37| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月27日

Kenny Dorham『Matador』

Jackie McLeanとの双頭コンボによる名盤☆Kenny Dorham『Matador』
マタドール
録音年:1962年
ez的ジャンル:双頭コンボ系ハードバップ
気分は... :闘牛士の如く・・・

今回は60年代ジャズからKenny Dorham『Matador』(1962年)です。

ジャズ・トランペッターKenny Dorham(1924-1972年)に関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚

 『Afro-Cuban』(1955年)
 『Quiet Kenny』(1959年)
 『Una Mas (One More Time) 』(1963年)

United Artistsからリリースされた本作『Matador』(1962年)は、Kenny DorhamJackie McLeanの共演が印象的な作品です。

Dorhamのリーダー作ですが、Dorham不参加でMcLeanが代わりに主役を務める演奏もあり、実質的にはDorhamとMcLeanの双頭コンボ作品と呼んでいいと思います。

レコーディング・メンバーはKenny Dorham(tp)、Jackie McLean(as)、Bobby Timmons(p)、Teddy Smith(b)、J.C. Moses(ds)、

プロデュースはAlan Douglas

スパニッシュ・ムードが印象的なタイトル曲「El Matador」、スリリングに疾走するMcLean作の組曲「Melanie Pt.1-3」、Chaplin名曲の好カヴァー「Smile」、Dorham不参加でMcLeanが牽引する「Beautiful Love」DorhamとBobby Timmonsのデュオ演奏「Prelude」、寛いだ雰囲気のスタンダード・カヴァー「There Goes My Heart」と全6曲充実しています。

DorhamとMcLeanの双頭コンボが生み出した素敵なギフトを楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「El Matador」
Kenny Dorham作。タイトル曲は曲名の通り、スパニッシュ・ムードが漂います。まさに生死を掛けて戦う闘牛士の美学を感じるファンキー・チューンです。Dorhamのダンディズム溢れるトランペット・ソロ、それに続くMcLeanの奔放なアルト・ソロのコントラストが闘牛士の二面性を示しているようですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Abqx5H5rEeM

「Melanie Pt.1-3」
Jackie McLean作。Jackie McLeanのリーダー作『Let Freedom Ring』(1962年)収録曲「Melody for Melonae」の再演です。スケールの大きな組曲ですが、ミステリアスな序盤から一変し、スリリングに疾走していく格好良さがたまりません。ここではDorhamよりも作者McLeanの方が主役といった感じですね。クラブジャズ好きの人もグッとくるスピード感だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=j8McpLZ3GFA

「Smile」
Charles Chaplinの名作映画『モダン・タイムズ』で使われた名曲をカヴァー(Charlie Chaplin作)。当ブログではStacey KentThe Peddlersのカヴァーを紹介済みです。お馴染みの名曲を軽やかなハードバップで聴かせてくれます。Dorham、McLean共に快調なソロを披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=2Bcjeb1K7fE

「Beautiful Love」
Haven Gillespie/Wayne King/Egbert Van Alstyne/Victor Young作のポピュラー/ジャズ・スタンダードをカヴァー。リーダー作でありながらDorhamは演奏に参加せず、McLeanのみの1管です。ですのでMcLeanのソロを存分に楽しみましょう。リラックスした中にも味がある演奏でスタンダードを聴かせてきれます。
https://www.youtube.com/watch?v=aRd0uLVtvYs

「Prelude」
偉大なるブラジル人コンポーザーHeitor Villa-Lobosの作品をカヴァー。DorhamのトランペットとBobby Timmonsのピアノのみのデュオ演奏です。美しくも寂しげなムードがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=hPW-eHQOue8

「There Goes My Heart」
Benny Davis/Abner Silver作のスタンダードをカヴァー。オリジナルは1934年レコーディングのIsham Jones & His Orchestraヴァージョンです。ラストはスタンダードを寛いだ雰囲気の演奏を聴かせてくれます。小粋なムードがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=sbMW3iBLQlA

Kenny Dorhamの他作品もチェックを!

『Kenny Dorham Quintet』(1953年)
Quintet

『Afro-Cuban』(1955年)
アフロ・キューバン

『'Round About Midnight at the Cafe Bohemia』(1956年)
カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム+4

『And The Jazz Prophets Vol. 1』(1956年)
ケニー・ドーハム&ザ・ジャズ・プロフェッツ

『Jazz Contrasts』(1957年)
Jazz Contrasts

『2 Horns/2 Rhythm』(1957年)
2 Horns/2 Rhythm

『This Is the Moment!』(1958年)
Kenny Dorham Sings and Plays: This Is the Moment!

『Blue Spring』(1959年)
Blue Spring

『Quiet Kenny』(1959年)
Quiet Kenny

『The Arrival of Kenny Dorham』(1960年)
ジ・アライヴァル・オブ・ケニー・ドーハム(紙ジャケット仕様)

『Jazz Contemporary』(1960年)
JAZZ CONTEMPORARY

『Showboat』(1960年)
ショウボート

『Whistle Stop』(1961年)
Whistle Stop

『Inta Somethin/Matador』(1961、1962年)※2in1CD
Matador + Inta Somethin

『Una Mas (One More Time) 』(1963年)
ウナ・マス+1

『Trompeta Toccata』(1964年)
Trompeta Toccata
posted by ez at 00:54| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月26日

Glenn Jones『Here I Go Again』

タイトル曲はR&BチャートNo.1ヒット☆Glenn Jones『Here I Go Again』
Here I Go Again
発表年:1992年
ez的ジャンル:実力派男性R&Bシンガー
気分は... :Here I Go Again !

今回は90年代男性R&B作品からGlenn Jones『Here I Go Again』(1992年)です。

Glenn Jonesは1962年、フロリダ州ジャクソンビル生まれ。

フロリダを拠点とするゴスペル・グループThe Modulationsとして、『With a Made Up Mind』(1978年)、『Feel the Fire』(1980年)という2枚のアルバムをリリース。

Norman Connors『Take It To The Limit』(1980年)からのシングル「Melancholy Fire」でフィーチャリングされ、同シングルはUS R&Bチャート第20位のヒットとなりました。

その後、Norman Connorsのツアーに同行し、1983年にはRCAとのソロ契約に成功します。

1983年にミニ・アルバム『Everybody Loves a Winner』(1983年)をリリース。Leon Sylvers IIIがメイン・プロデュースを務めた1984年の初フル・アルバム『Finesse』(1984年)からはUS R&Bチャート第3位のヒット・シングル「Show Me」が生まれています。

その後、RCAJiveAtlantic等からコンスタントにアルバムをリリースし、『Glenn Jones』(1987年)からは「We've Only Just Begun (The Romance Is Not Over)」(US R&Bチャート第2位)、本作『Here I Go Again』(1992年)からは「Here I Go Again」(US R&Bチャート第1位)といったヒットが生まれています。

また、『All for You』(1990年)収録の「Stay」をUKの女性R&BグループEternalがカヴァーし、UKチャート第4位、USチャート第19位のヒットとなりました。

てっきりGlenn Jones作品は紹介済みだと思い込んでいましたが、今回は初めてとなります。

僕が初めてGlenn Jones作品を購入したのは『Glenn Jones』(1987年)でした。そこから『Here I Am』(1994年)あたりまではリアルタイムで愛聴していました。

Glenn Jonesを紹介するならば、本当は一番よく聴いた『Glenn Jones』(1987年)を最初に紹介したかったのですが、冒頭に書いたような成り行きで『Here I Go Again』(1992年)が一番手となりました。

本作『Here I Go Again』(1992年)はJiveからAtlanticへの移籍第1弾アルバムであり、前述のように初のUS R&BチャートNo.1ヒット「Here I Go Again」が収録されています。

プロデュースはGlenn Jones/Raymond WatkinsBernard BelleArt Powell/Scott Powellという3組。人気プロデューサーBernard Belleの起用が目を引きます。

US R&BチャートNo.1ヒット「Here I Go Again」、同R&Bチャート第8位のヒットとなった「I've Been Searchin' (Nobody Like You)」、美メロ・ミディアム・グルーヴ「Good Thang」という3曲がシングル。

それ以外であれば、再評価の高いNJS「Open Up Your Heart」、Glenn JonesとDave Hollisterの共作曲「Say Yeah」、アーバンな「The Way You Do」といったダンサブル・チューンや、奥方Genobia Jeterとのデュエット「Love Is Forever」、Bernard Belleのセンスが冴える「Call Me」あたりがおススメです。

バラードのイメージが強いGlenn Jonesですが、ダンサブル・チューンも充実しているのが本作の魅力かもしれません。

その意味では、バランス良くGlenn Jonesの魅力に触れることができる1枚かもしれません。

全曲紹介しときやす。

「Here I Go Again」
Glenn Jones/Raymond Watkinsプロデュース。前述のようにUS R&BチャートNo.1となったヒット・シングル。実力派シンガーらしいコンテンポラリー&オーセンティックなな美メロ・バラードです。久々に聴き直しましたが、いつ聴いても安定感のあるバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=057ainWcWk0

「I've Been Searchin' (Nobody Like You)」
Bernard Belleプロデュース。この曲もシングル・カットされ、US R&Bチャート第8位となりました。奥方Genobia Jeterのバック・コーラスも素敵なメロウ・バラード。さすがはBernard Belle、手堅い仕事ぶりです。
https://www.youtube.com/watch?v=pAOeBJeU0Dg

「Call Me」
Bernard Belleプロデュース。Glenn Jonesらしくないかもしれませんが、アーバンな魅力があるメロウ・バラードは僕好み。Bernard Belleのセンスが冴えます。
https://www.youtube.com/watch?v=Jz7jvUvKtxU

「Good Thang」
Art Powell/Scott Powellプロデュース。この曲もシングル・カットされました。この時代らしい美メロ・ミディアム・グルーヴ。ここでも奥方Genobia Jeterのバック・コーラスが実に効果的です。打ち込みサウンドの好き/嫌いが分かれるかもしれませんが、コレが90年代コンテンポラリーR&Bだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=Dy6G3pEigfw

「Open Up Your Heart」
Art Powell/Scott Powellプロデュース。ソングライティングにはKenny Lattimoreの名もクレジットされています。Lattimoreはヴォーカル・アレンジも手掛けています。NJS好きには再評価の高い今日的な人気曲です。コレ目当てで本作を購入する方もいるのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=IKOQNuY9Mb0

「The Way You Do」
Art Powell/Scott Powellプロデュース。メロディアスなアップ・チューン。アーバンな雰囲気もあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=tHyXpF1t9uQ

「Baby Come To Me」
Glenn Jones/Raymond Watkinsプロデュース。オーセンティックなバラードを実力派シンガーらしく歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=kdCDP0y3y0E

「In You」
Bernard Belleプロデュース。スケールの大きな王道バラードを堂々と歌い上げます。次作『Here I Am』(1994年)にもCDボーナス・トラックとして再収録されています。
https://www.youtube.com/watch?v=Hp57Rj061O8

「Love Is Forever」
Glenn Jones/Raymond Watkinsプロデュース。奥方Genobia Jeterとのデュエット。2人で永遠の愛をロマンティックに歌う素敵なラブ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=KiV0ydkrf2I

「Get It Right」
Glenn Jones/Raymond Watkinsプロデュース。Glenn Jonesらしいとは思いませんが、純粋にNJSとして聴けば、悪くない出来です。
https://www.youtube.com/watch?v=ZuRXcKFSGQg

「Say Yeah」
Art Powell/Scott Powellプロデュース。Glenn JonesとDave Hollisterの共作。ダンサブル・サウンドに乗ってGlennが伸びやかに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=4Y4nT5my8tQ

Glenn Jonesの他作品もチェックを!

『Everybody Loves a Winner』(1983年)
EVERYBODY LOVES A WINNER - 1983

『Finesse』(1984年)
Finesse

『Take It From Me』(1986年)
テイク・イット・フロム・ミー + 7

『Glenn Jones』(1987年)
GLENN JONES

『All for You』(1990年)
All For You

『Here I Am』(1994年)
Here I Am

『It's Time』(1998年)
glenn jones it's time.jpg

『Feels Good』(2002年)
Feels Good

『Forever: Timeless R&B Classics』(2006年)
Forever: Timeless R&B Classics
posted by ez at 03:39| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする