2019年06月19日

Paolo Fedreghini & Marco Bianchi『Several Additional Waves』

『Several People』のリミックス作品☆Paolo Fedreghini & Marco Bianchi『Several Additional Waves』
Several Additional Waves by P. Fedreghini & M. Bianchi (2006-05-03)
発表年:2006年
ez的ジャンル:ル:Schema系クラブジャズ/クロスオーヴァー
気分は... :身体化された心...

To Doリストの消し込みが進まず、頭の中が少し混乱気味・・・
こんな時には深く考えず聴き流すことができる音を欲します。

セレクトしたのは、イタリアのクラブジャズ人気レーベルSchemaの作品から、プロデューサーPaolo FedreghiniとピアニストMarco BianchiのユニットPaolo Fedreghini And Marco Bianchi『Several Additional Waves』(2006年)です。

本作は以前に紹介した『Several People』(2004年)のリミックス・アルバムです。

Paolo Fedreghini And Marco Bianchi『Several People』(2004年)
Several People

当ブログでは『Several People』(2004年)以外に、2人が参加するユニットThe Invisible Session『The Invisible Session』(2006年)も紹介しています。

生音クラブジャズのみならず、生音と電子音が融合したクロスオーヴァー色の強い楽曲も楽しむことができた『Several People』(2004年)でしたが、それらの楽曲を自らが手掛けたリミックスで再構築しています。

『Several People』のオリジナル・ヴァージョンと聴き比べるのが楽しいと思いますが、本作単独で聴いてもSchemaらしいフロア仕様のジャズ・ワールドを楽しめます。

まぁ、リミックス・アルバムはあまり細かなことは考えず、ダンサブルな刺激を身体全体で感じ、楽しめばいいと思います。

全曲紹介しときやす。

「Nothing Has To Change (A Jungle Jazz Portrait)」
オリジナルはAngela Baggiのヴォーカルをフィーチャーした大人のワルツ・チューンでしたが、ここではジャズにジャングルのエッセンスを加味したリミックスを施しています。ジャングルを前面に打ち出すのではなく、スパイスとして効かせているのがこの人たちのセンスの良さかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=Ly-vvAgaOWA

「Stay (In Mood)」
オリジナルはDaniel Richardsのヴォーカルをフィーチャーしたエレガントなピアノ・ジャズでしたが、ここではエレガントな雰囲気は残しつつ、Schemaらしい軽快なボッサ・リズムを強調したダンサブル・チューンに仕上げています。
https://www.youtube.com/watch?v=AsJqYjiLuJ4

「Oriental Smile (A Way Of Life Mix)」
オリジナルはErmanno Principeのヴォーカルをフィーチャーしたラテン・テイストの仕上がりでしたが、ここではフロア仕様のダンス・チューンへ変貌させています。
https://www.youtube.com/watch?v=q0u-XRzoiu0

「Another Face (Reworked Wave)」
オリジナルはErmanno Principeのヴォーカルをフィーチャーしたモーダルなクラブジャズでしたが、ここではより電子音を強調したアッパーなダンス・チューンとして聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=aERIYPYunwk

「Spread Your Love (Take This Way)」
Claudia Bernhardのヴォーカルをフィーチャーしたオリジナル自体がフロア仕様の仕上がりでしたが、ここではよりクラブジャズらしいダンサブル・チューンに再構築しています。
https://www.youtube.com/watch?v=QjKFXhHjIbE

「You Are A Star (Shining Star)」
オリジナルはErmanno Principeのヴォーカルをフィーチャーしたボッサ・チューンでしたが、ここではより電脳的でクールなダンス・チューンとして聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=75kqCIRWEyk

「Blue Night In Africa (Crossing The Land)」
オリジナルはClaudia Bernhardのヴォーカルをフィーチャーした妖艶な仕上がりでしたが、ここでは電子パルスのような高速リズムで疾走するフロア仕様のダンス・チューンへ変貌させています。
https://www.youtube.com/watch?v=1ivqJdexF28

「Theme Of Solitary Notes (Hopping Notes)」
オリジナルはブラジリアン・フレイヴァーのインストでしたが、ここではハイパーな電脳ダンス・チューンとして楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=fFC4Ld8wC3M

「Please Don't Leave (Funk Wave)」
ジャズ・サックス奏者Sahib Shihabのカヴァー。クールなジャズ・ハウスだったオリジナルは各種コンピにも収録されていた『Several People』のハイライトでした。本リミックスはより直線的な疾走感のあるダンス・チューンに仕上がっています。

「Onda Espumante (Ironic Wave)」
オリジナルはMarco Bianchiのピアノを楽しむラテン・テイストのインストでしたが、ここではブラジリアン・フレイヴァーで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=sUmjPROS9mg

The Invisible Session『The Invisible Session』
インヴィシブル・セッション
posted by ez at 00:10| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月18日

Nanette Natal『My Song of Something』

クラブ・クラシック「It's Over」収録☆Nanette Natal『My Song of Something』
My Song of Something
発表年:1980年
ez的ジャンル:変幻自在N.Y.女性ジャズ・シンガー
気分は... :早合点にご用心・・・

昨日は早合点な行いを三連発・・・
結果オーライなものもあり、大事に至ることはなかったのですが、勝手な思い込みの怖さを

今回はフリーソウル方面でも再評価の高い女性ジャズ・シンガー作品、Nanette Natal『My Song of Something』(1980年)です。

Nanette Natalは1945年、N.Y.ブルックリン生まれの女性ジャズ・シンガー。

60年代後半から70年初めにかけて、『Yesterday Today Tomorrow』(1969年)、『...The Beginning』(1971年)という2枚のSSW的アルバムをリリースしています。

70年代後半からはジャズ・クラブを中心に活動し、自身のレーベルBenyo Musicを設立します。その第一弾アルバムとなったのが本作『My Song of Something』(1980年)です。

レコーディング・メンバーはNanette Natal(vo、kazoo)、Kuni Mikami(三上クニ)(p、el-p)、Ernesto Provencher(b)、 Bob O'Connell(b)、Pat Wehl(ds、per)、Ed Palermo(ts、fl)、

プロデュース、アレンジ、ソングライティングはNanette Natal自身。

軽快でアップテンポな演奏をバックに、スキャットを含むNanetteの変幻自在のヴォーカルが魅力のアルバムです。シンガー・ソングライター的センスが楽曲があるのも僕好み。

本作のハイライトは、本作が再評価を高めるきっかけをつくったクラブ・クラシックなブラジリアン・ジャズ「It's Over」。フリーソウルのコンピにも収録された人気曲です。

アップ系であれば、オープニングを飾る軽快な高速スウィング「Love Signs」、クールなファンク・グルーヴ「Talkie」もおススメです。

それ以外であれば、ボッサ調のメロウ・ミディアム「My Song Of Something」、SSW的な「I Can Remember」あたりもおススメ。

Judy RobertsSheila Landisあたりがお好きな方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Love Signs」
軽快な高速スウィングがオープニング。Nanetteの変幻自在のスキャットが冴え渡ります。三上クニのピアノもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=uAnqPPS3wBg

「My Song Of Something」
タイトル曲はメロウ・エレピの音色が心地好いボッサ調のミディアム。さり気ないメロウ・ワールドがいいですね。Ed Palermoのサックス・ソロがムードを盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=dYNvsnrhZvg

「Let's Just Fall In Love Again」
ジャズ・シンガーらしい雰囲気のあるスウィング・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=xZEDgJjbb7g

「You'd Think I Would Have Learned By Now」
しっとりとしたバラードですが、ジャズ・シンガーらしい技で聴く者を惹きつけます。
https://www.youtube.com/watch?v=7TdM31aLqf4

「Talkie」
Ernesto Provencherの格好良いエレクトリック・ベースが牽引するファンクネスの効いた1曲。ファンク・グルーヴと変幻自在のNanetteのスキャットの組み合わせがいい感じです。特に後半は盛り上がります。
https://www.youtube.com/watch?v=LNoF2xqrGCs

「I Can Remember」
シンガー・ソングライター的作風の1曲。涼しげなフルートに先導されてNanetteの歌がそよ風のように舞います。
https://www.youtube.com/watch?v=kqT4rnM81NU

「It's Over」
本作のハイライト。フリーソウルのコンピにも収録されていたクラブ・クラシック。静かな序盤からいきなりテンポ・アップしてブラジリアン・ジャズへ変貌します。後半のNanetteのスキャットやドラム・ブレイクも盛り上がります。
https://www.youtube.com/watch?v=y6JqfkIDfbs

ご興味がある方はNanette Natalの他作品もチェックを!

『Stairway To The Stars』(1992年)
Stairway to the Stars

『Lose Control』(1999年)
Lose Control

『Is Love Enough?』(2001年)
Is Love Enough?

『It's Only a Tune』(2004年)
It's Only a Tune
posted by ez at 00:53| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月17日

Chapter 8『Chapter 8』

Anita Baker、Michael J. Powellを擁したデビュー作☆Chapter 8『Chapter 8』
チャプター・8(期間生産限定盤)
発表年:1979年
ez的ジャンル:デトロイト・モダン・ソウル/ファンク/ディスコ
気分は... :三昧/覚・・・

今回はAnita BakerMichael J. Powellを擁したファンク・グループChapter 8のデビュー・アルバム『Chapter 8』(1979年)です。

デトロイトで結成されたファンク・グループChapter 8の紹介は、2ndアルバム『This Love's For Real』(1985年)に続き2回目となります。

本作『Chapter 8』(1979年)におけるメンバーは、Derek Dirckson(ds、per)、Michael J. Powell(g)、Allen E. Nance, Jr.(tb)、Courtlen Hale(as、ts、bs、fl)、Anita Baker(vo)、Gerald Lyles(vo)、Scott L. Guthre(tp、flh)、David Washington(b、back vo)、Van Cephus(p、syn)という9名。

商業的には不発に終わった本作『Chapter 8』(1979年)ですが、後に人気シンガーとなるAnita Bakerや、売れっ子プロデューサーなるMichael J. Powellが在籍していたグループの作品として再評価が高まった1枚です。

プロデュースはDerek DircksonMichael J. Powell

メンバー以外にLaMont Johnson(b、back vo)、David (Chung) Spradley(syn)、John Brooks(back vo)、Larry Cunningham(handclap)、Lorenzo (Bag Of Tricks) Brown(bongos、congas、timbales)、Mike Papa(syn)、Mark Johnson(syn)、Mark Johnson(vibe)、Mike Flemming(fl)、Norma Jean Bell (as、back vo)等のミュージシャンがレコーディングに参加しています。

ディスコ/ファンク、爽快モダン・ソウル、メロウ・バラードがバランス良く配された充実作です。Michael J. Powellのソングライティングの素晴らしさも再認識できます。

Anitaの魅力に満ちた絶品スロウ「I Just Wanna Be Your Girl」、GeraldとAnitaのデュエットによるメロウ・バラード「Ready For Your Love」、スウェイビートな名曲「Don't You Like It」の3曲がシングルになりました。

その3曲に加え、個人的に一番のお気に入りの爽快モダン・ソウル「Let's Get Together」、パーティー・モード全開の開放的なディスコ・ブギー「Come And Boogie」、Geraldがリードをとるバラード「We Need Love」あたりもおススメです。

都会的なモダンな1枚は、これからの季節にフィットするのでは?

全曲紹介しときやす。

「Don't You Like It」
Michael J. Powell作。スウェイビートな爽快ディスコがオープニング。Anitaのヴォーカルが躍動します。シングルにもなりました。スウェイビート好きの人はぜひチェックを!
https://www.youtube.com/watch?v=dt1ySbBplpo

「Ready For Your Love」
Derek Dirckson作。GeraldとAnitaのデュエットによるロマンティックなメロウ・バラード。シングルにもなりました。オーセンティックな魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=9anKepXVEYQ

当ブログで紹介したJ.R. & PH7 & Chuuwee「Florin Light Rail」をはじめ、Trek Life「Enjoy Yourself」等のサンプリング・ソースとなっています。
J.R. & PH7 & Chuuwee「Florin Light Rail」
 https://www.youtube.com/watch?v=fImXgLDwkic
Trek Life「Enjoy Yourself」
 https://www.youtube.com/watch?v=hDyqdS900u0

「Come On Dance With Me」
Derek Dirckson作。煌びやかにシンセが響く軽快なディスコ・ファンク。下品にならない派手さがいいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=HBaohCpTdek

「We Need Love」
Michael J. Powell作。Geraldがしっとりと歌い上げるバラード。どうしてもAnitaに注目してしまいますが、Geraldも素晴らしいシンガーであることを実感できる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=e6LT5NFFX6I

「I Go Disco」
Derek Dirckson作。タイトルの通り、ファンキーなディスコ・チューン。軽快なホーン・サウンドが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=F6DDV4LTos8

「I Just Wanna Be Your Girl」
Michael J. Powell作。Anitaの魅力を存分に満喫できる絶品スロウ。切ない思いをAnitaが丁寧に歌い上げます。シングルにもなりました。
https://www.youtube.com/watch?v=8MW40mbx3Vg

Bone Thugs-N-Harmony「1st of Tha Month」、Messy Marv「Wanna Be Yours」、DJ Empire and Lil Wayne feat. The Game「Red Magic」、Edo G feat. Camp Lo「Love」等のサンプリング・ソースとなっています。
Bone Thugs-N-Harmony「1st of Tha Month」
 https://www.youtube.com/watch?v=4j_cOsgRY7w
Messy Marv「Wanna Be Yours」
 https://www.youtube.com/watch?v=e4VXUAl3lOA
DJ Empire & Lil Wayne feat. The Game「Red Magic」
 https://www.youtube.com/watch?v=v1POvlTaQuw
Edo G feat. Camp Lo「Love」
https://www.youtube.com/watch?v=vw_wiis1Cfw

「Come And Boogie」
Derek Dirckson/Michael J. Powell作。パーティー・モード全開の開放的なディスコ・ブギー。聴いているだけで気分が上がります。
https://www.youtube.com/watch?v=F5N-Wq8OpTU

「Let's Get Together」
Michael J. Powell作。ラストは爽快メロウなモダン・ソウルで締め括ってくれます。個人的にはアルバムで一番のお気に入り。ポジティブなヴァイヴに溢れているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3TQ20WgPMW4

Chapter 8の他作品もチェックを!

『This Love's For Real』(1985年)
ディス・ラヴズ・フォー・リアル

『Forever』(1988年)
FOREVER
posted by ez at 02:18| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月16日

Shafiq Husayn『The Loop』

超豪華メンバー参加。遂にリリースされた新作☆Shafiq Husayn『The Loop』
shafiq husayn the loop.jpg
発表年:2019年
ez的ジャンル:L.A.クロスオーヴァー・ソウル
気分は... :豪華すぎるメンツ!

新作アルバムからSa-Ra Creative PartnersのメンバーShafiq Husaynの2ndソロ・アルバム『The Loop』です。

2012年にリリースが予告されてから7年越しで遂にリリースが実現しました。

おそらくレコーディング時期はバラバラだと思いますが、参加ミュージシャンの豪華さが目を引きます。

当ブログで作品を紹介したアーティストだけ挙げても、Anderson .PaakFatimaHiatus KaiyoteBilalErykah BaduN'dambiNanna.BFlying LotusThundercatKamasi WashingtonChris DaveRobert GlasperJosef LeimbergAustin PeraltaSeven Davis Jr.という超豪華なメンツです。

これだけ当ブログで紹介したアーティストが揃えば、僕が購入しないわけにはいきませんよね(笑)

それ以外にもSa-Ra Creative Partnersの同僚Om'Mas Keith、L.A.ジャズのキーマンMiguel Atwood-FergusonRobert Glasper ExperimentCasey BenjaminPharoahe MonchAnderson .Paak作品でお馴染みのJose Rios(g)、Vicky Nguyen(key)、Kelsey Gonzalez(b)なども参加しています。

その一方で、あまり聞きなれない新進アーティストがフィーチャリングされている楽曲もあり、新旧多様なメンバーが参加しています。

エグゼクティブ・プロデューサーとして、Shafiq Husayn本人に加え、Anderson .PaakI CedJimetta Roseの名がクレジットされています。

L.A.音楽シーンの活況を凝縮させたようなクロスオーヴァー・ソウル作品に仕上がっています。ネオソウル、ジャズ、Hip-Hopが自然なかたちで融合しているのがいいですね。全体的にメロウな楽曲が多いのも僕好みです。

青山トキオ氏によるジャケ・デザインも秀逸ですね。

L.A.音楽シーンでいえば、先週紹介したFlying Lotus『Flamagra』も話題作でしたが、個人的にはそれ以上の重要作に思えます。

7年待たされましたが、その甲斐あったと納得の充実作です。

全曲紹介しときやす。

「Intro/The Flood」
Computer Jay/Shafiq Husaynプロデュース。Silkaをフィーチャー。イントロに続き、トライバルなリズムをバックに、レイヤーのようなヴォーカルワークが展開されます。Pharoahe Monchも参加。
https://www.youtube.com/watch?v=xgC52wbbECQ

「May I Assume」
スウェーデン生まれ、ロンドンを拠点に活動する注目の女性ソウル・シンガーFatimaとL.A.の女性ネオソウル・シンガーJimetta Roseをフィーチャー。ThundercatChris Dave、さらには2012年に22歳の若さで急逝した天才ジャズ・ピアニストAustin Peraltaの名もクレジットされています。本作らしいジャジー・フィーリングのクロスオーヴァー・ソウルを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=jIeiV3Oy_QM

「My-Story Of Love/Starring You」
Jimetta RoseとSilkaがリード・ヴォーカル。Shafiq Husaynらしいビート・センスを楽しめるクロスオーヴァー・ソウル。グッド・ヴァイヴがあって個人的にはかなり好みの1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=Mn1TTNpwx-0

「DMT (The Whill)」
J Dilla的ビートをバックに、BilalFatima、Jimetta Rose、Nia Andrews、Shafiq Husaynがヴォーカルをとります。

「Between Us 2」
L.A.を拠点とするトランぺッター/ビートメイカーJosef Leimbergによるプロデュース。Bilalをフィーチャーし、Kamasi Washington、Miguel Atwood-Fergusonも参加しています。
当ブログでも紹介したJosef Leimberg『Astral Progressions』(2016年)にも同じヴァージョンが収録されています。実にキャッチーなネオソウルで『Astral Progressions』で聴いたときから好きな曲でした。
https://www.youtube.com/watch?v=UvIbwwvcQE8

「Mrs. Crabtree」
Erykah BaduN'dambi、Aset SoSavvyをフィーチャー。Anderson .Paakがドラムを叩き、Thundercatが彼らしい格好良いベースを披露してくれます。キュートな女性ヴォーカル陣が映える素敵なクロスオーヴァー・ソウルです。

「On Our Way Home」
FatimaとJimetta Roseをフィーチャー。エクスペリメンタルな雰囲気でスタートしますが、Shafiqのプログラミングによるビートが加わると、アッパーなダンサブル・チューンへ様変わりします。
https://www.youtube.com/watch?v=BJhbeYRbwN0

「Walking Round Town」
Flying Lotus/Shafiq Husaynプロデュース。Silkaをフィーチャー。L.A.ビートらしいミニマルな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=x294qUtRPVQ

「Cycles」
注目のオーストラリアのフューチャリスティック・ハイブリッド・バンドHiatus Kaiyoteをフィーチャー。Hiatus Kaiyoteの個性を引き立てつつ、Shafiq Husaynの音世界とうまく融合させています。
https://www.youtube.com/watch?v=23wrnZZ5q_c

「Message In A Bottle」
Hawthorne Headhunters、Bottle Tree、Noble Metal名義でも作品をリリースしているセントルイス出身の異才男性ソウル・シンガーCoultrainをフィーチャー。Coultrainの放つ存在感を生かした雰囲気のあるネオソウル・チューンに仕上がっています。Ced Norah/Shafiq Husaynプロデュース。

「It's Better For You」
Anderson .Paakをフィーチャー。『Malibu』(2016年)でPaakがブレイクする以前の2014年にリリースされていた楽曲ですが、Shafiqの先見の明に感心します。今聴くと、Paakの最新作『Ventura』とリンクするメロウ・チューンに仕上がっているのが興味深いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=w1bpYrY7P_g

「Show Me How You Feel」
Karen Beをフィーチャー。ドリーミーなメロウ・ソウル。パーカッションによるトライバル・リズムとメロウ・サウンドとキュートなKaren Beのヴォーカルの組み合わせが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=VRT_Mxn-wzg

「Hours Away」
Sa-Ra Creative Partnersの同僚Om'Mas KeithとCoultrainをフィーチャー。軽快なビートのダンサブル・チューン。フィーチャリングされた2人以上に女性バック・コーラスが目立っていますが(笑)。Ron Avant/Shafiq Husaynプロデュース。

「Twelve」
Anderson .Paak/Shafiq Husaynプロデュース。The Dove Societyをフィーチャー。「It's Better For You」と同じく2014年にリリースされた楽曲です。「It's Better For You」同様のメロウな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=nmHvxY5gGO8

「Picking Flowers」
El Sadiqをフィーチャー。Hip-Hop色の強い楽曲が少ない本作で一番Hip-Hopしている楽曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=blD8oofhTy4

「Optimystical」
Robert Glasperのエレピをフィーチャー。今ジャズ的な演奏ですが、ヴォーカル入りのメロウ・チューンに仕上がっています。。Robert Glasper ExperimentのCasey Benjaminもフルートで参加し、Miguel Atwood-Fergusonがストリングスを手掛けています。また、実力派ジャズ・ドラマーのMarcus Gilmoreの名がベースとしてクレジットされています。
https://www.youtube.com/watch?v=7qreAcij3WI

「Jungle Madness」
CDボーナス・トラック。King Karnov/Shafiq Husaynプロデュース。The Dove Societyをフィーチャー。当ブログでも紹介したデンマーク出身の女性ネオソウル・シンガー Nanna.Bもヴォーカルで参加しています。King Karnov/Shafiq Husaynのコラボ的な1曲であり、Shafiqらしいビートに乗ったメロウ・チューンに仕上がっています。

Shafiq Husaynの他作品やSa-Ra Creative Partnersの過去記事もチェックを!

『Shafiq En' A-Free-Ka』(2009年)
Shafiq En' A-Free-Ka

Blu + Shafiq Husayn『The Blueprint』(年)
THE BLUEPRINT (ザ・ブループリント) (直輸入盤帯付国内仕様)

Sa-Ra『Second Time Around』(2005年)
Second Time Around

Sa-Ra Creative Partners『The Hollywood Recordings』(2007年)
Hollywood Recordings

Sa-Ra Creative Partners『Nuclear Evolution: The Age Of Love』(2009年)
Nuclear Evolution: The Age of Love
posted by ez at 02:36| Comment(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

1 Of The Girls『1 Of The Girls』

Gerald Levertプロデュースの女性R&Bグループ☆1 Of The Girls『1 Of The Girls』
1 of the girls 1 of the girls.jpg
発表年:1993年
ez的ジャンル:女性R&Bグループ
気分は... :なでしこ、何とか勝ち点3 !

今回は90年代女性R&Bグループ作品から1 Of The Girls『1 Of The Girls』(1993年)です。

1 of the Girlsはオハイオ州クリーブランドで結成された女性R&Bグループ。

メンバーはNina CrequeLaShawn SykesMarvelous MilesRae-Deon Kirklandという4名。

そのグループ唯一のアルバムが本作『1 Of The Girls』(1993年)です。

メイン・プロデュースはGerald LevertEdwin "Tony" Nicholas

それ以外にもLevertMarc GordonRude BoysJoe Little IIIRobert CunninghamといったLevertファミリーの面々がプロデュースを手掛けています。

同じくLevertファミリーの男性R&BデュオMen At LargeのメンバーDave Tolliverも参加しています。

ヴォーカルの素晴らしさで勝負するタイプではないので、若々しい躍動感のあるダンサブル・チューンにグループの魅力が凝縮されています。

シングルにもなった「Do Da What」をはじめ、「Ain't Giving Up Nothing」「No Can Do」「I Don't Want Your Man」といったダンサブル・チューン、メロウなミディアム・グルーヴ「When We Kiss」、メロウ・バラードの「Handle With Care」「Giving The Best Of My Love」が僕のおススメです。

Gerald Levert/Edwin "Tony" Nicholasの手腕が冴える女性R&Bグループ作品です。

全曲紹介しときやす。

「Ain't Giving Up Nothing」
The Honey Drippers「Impeach the President」のドラム・ネタを使ったファンキーなヒップ・ホップ・ソウル。このグループの魅力が伝わってくるキュート&キャッチーなオープニングです。
https://www.youtube.com/watch?v=rLI2sLhn9xg

「Do Da What」
シングルにもなったグループの代表曲。TLC好きの人は気に入るであろうファンクネスの効いたダンサブル・チューン。若々しく弾けだ感じがサイコーです。The JB.'S「You Can Have Watergate, Just Gimme Some Bucks & I'll Be Straigh」、Freedom「Get Up And Dance」 A Tribe Called Quest「What?」、Tom Tom Club「Genius of Love」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=oI-fDmLE7Zs

「Talkin' Loud」
若々しさの中に妖艶さも織り交ぜたダンサブル・チューン。如何にもなラップ・パートもこの時代らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=dk7ywnEN1zk

「No Can Do」
シングル向きのキャッチーさがあるヒップ・ホップ・ソウルは僕好み。Treacherous Three「Yes We Can-Can」、Emotions「Best of My Love」ネタも使われています。
https://www.youtube.com/watch?v=-ByuzQXRfNE

「Handle With Care」
この曲もシングルになりました。しっかりと聴かせるバラード。ジワジワとくる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=OnLHewPEoro

「Sorry Didn't Do It」
曲自体は悪くない哀愁バラードですが、ヴォーカルの弱さを露呈気味かも?
https://www.youtube.com/watch?v=Aq1OTQC6ies

「Gotta Go」
キュートな魅力のミディアム・バラード。ヴォーカルの弱さをサウンド・プロダクションで上手く補っています。
https://www.youtube.com/watch?v=qz19G0nwr24

「When We Kiss」
90年代女性R&Bグループらしい魅力に溢れた妖艶なメロウなミディアム・グルーヴ。Edwin Nicholasのサウンド作りの巧さが冴えます。
https://www.youtube.com/watch?v=32hHQInlIDI

「Giving The Best Of My Love」
オーセンティックな中にキュートな魅力を詰め込んだメロウ・バラード。なかなかいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=3ppslGdzvM4

「Will You Be Mine」
素敵なメロウ・バラードですが、何かが少し足りないのが惜しい!
https://www.youtube.com/watch?v=2CRZM93rjPI

「I Don't Want Your Man」
ラストは若々しく躍動するダンサブル・チューンで締め括ってくれます。Men At LargeのDave Tolliverがラップで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Uo2ii5F-l3o

サッカー女子W杯は、なでしこがスコットランド相手に何とか勝利しましたね。
ミスからの失点で最後までもつれる展開にしてしまったのが、このチームの現状を示している気がしますが・・・

次のイングランド戦で今大会におけるなでしこの実力が試されますね
2011年になでしこが優勝したときも、唯一黒星を喫したのがイングランドだったし、2015年の準決勝ではオウンゴールで何とか勝ったものの、相性はあまり良くない印象です。若いチームなので勝つことで成長を遂げて欲しいですね。
posted by ez at 02:03| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする