2019年07月11日

Eric Lau『New Territories』

UKプロデューサー/ビートメイカーの1st☆Eric Lau『New Territories』
New Territories
発表年:2008年
ez的ジャンル:UKビートメイカー系Hip-Hop/ネオソウル
気分は... :ジャケはB級以下ですが・・

Eric Lau『New Territories』(2008年)です。

Eric LauはUK出身(香港系イギリス人)のプロデューサー/ビートメイカー。

これまで1stアルバムとなる本作『New Territories』(2008年)を皮切りに、『Makin' Sound』(2010年)、『One of Many』(2013年)、『Quadrivium』(2011年)、『Examples』(2017年)、『Examples Volume Two』(2018年)といったアルバムをリリースしています。

また、当ブログで紹介した以下の作品にプロデューサーあるいはリミックス/ミックスで関与しています。

 Hil St. Soul『SOULidified』(2006年)
 Freddie Joachim『Fiberglass Kisses』(2012年)
 Ruth Koleva『Rhythm Slave(Remix Album)』(2015年)
 Kaidi Tatham『It's A World Before You』(2018年)

また、DegoFatimaLupe FiascoGeorgia Anne Muldrow等のアーティストとの仕事でも知られています。

さて、1stアルバムとなる本作『New Territories』(2008年)ですが、アルバムのイントロ、アウトロ以外はヴォーカルをフィーチャーしたメロウ・トラックがズラリと並ぶアルバムです。

J Dillaの影響を受けたビートメイカーですが、どのトラックもメロウなエッセンスが絶妙なので、Hip-Hop好きのみならず、ネオソウル好きや次世代ネオソウル好きの人もフィットするのでは?

プロデュースはEric Lau自身。曲によって、Jodi MillinerLayla Rutherfordが共同プロデューサーとしてクレジットされています。

Hejiraのメンバーとしても活動する女性シンガーRahel Dessalegneをはじめ、Sarina LeahTawiahMeshach BrownAnnabelTosinといったシンガーがフィーチャリングされています。

それ以外にHejiraのメンバーAlex Reeve(g)、Jodi Milliner(b、el-p)、Finn Peters(fl)、Layla Rutherford(per)、Julian Ferraretto(strings)等がレコーディングに参加しています。

どのトラックも甲乙つけがたいですが、あえておススメをピックアップするならば、Tawiahをフィーチャーした「I Don't Do It To」、エレクリック・ソウル「Confession Lounge」、ミステリアスな「Time Will Tell」、コズミック・メロウな「Show Me」、3人の歌姫をフィーチャリングした「Begin」、Meshach Brownをフィーチャーしたビューティフル・トラック「Hope」あたりでしょうか。

J Dilla経由のメロウ・トラック群は、今聴いても魅力的だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Welcome」
メロウ&ドリーミーなアルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=QDo1xQeEvXw

「I Don't Do It To」
Tawiahをフィーチャー。Jodi Millinerとの共同プロデュース。メロウ&コズミックなHip-Hopトラックと、少しレイジーなTawiahのヴォーカルの組み合わせ。Georgia Anne Muldrowあたりが好きな人は気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=v82606NWENs

「Right Side」
Sarina Leahをフィーチャー。J Dilla的ビートに乗って、Sarina Leahのキュート・ヴォーカルが舞います。
https://www.youtube.com/watch?v=QMjRF0PR2wE

「Confession Lounge」
Rahel Dessalegneをフィーチャー。僕好みのキャッチーなエレクリック・ソウル。Rahel Dessalegneの透明感のあるヴォーカルもフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=fAthmfvgl6A

「Final Chance」
Meshach Brown/Rahel Dessalegneをフィーチャー。 Layla Rutherfordとの共同プロデュース。レトロ・ソウル×Hip-Hopにフューチャリスティックなエッセンスも加わったミクスチャー感覚が楽しいトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=yiq4WI7Ev7M

「Time Will Tell」
Sarina Leahをフィーチャー。少しミステリアスな雰囲気のメロウ・ミディアム。Sarina Leahの少し儚いヴォーカルがサウンドにマッチしています。Lenny White「Sweet Dreamer」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=LqSnrXPtqAQ

「Don't Let Them」
Tosinをフィーチャー。クール&メロウなトラックと切々としたヴォーカルの組み合わせがジワジワきます。さり気なさが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=NwuM-IDh3pE

「Free It Out」
Sarina Leahをフィーチャー。 J Dilla的ビートのメロウ・トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=ms41RD6z2kM

「Show Me」
Rahel Dessalegneをフィーチャー。Layla Rutherfordとの共同プロデュース。僕好みのコズミック・メロウ・トラック。Rahelのコケティッシュ・ヴォーカルもサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=YJgG1NEARds

「Let It Out」
Rahel Dessalegneをフィーチャー。前曲「Show Me」からの流れがサイコー。最近の次世代ネオソウル好きの人も気に入る流れなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=-HMQ_hTBGgk

「Begin」
Annabel/Rahel Dessalegne/Sarina Leahをフィーチャー。3人の歌姫をフィーチャリングしたキュート&メロウ・トラック。キュート・ヴォーカル大好きな僕好みの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=L2jXaV3eKjw

「How Far」
Rahel Dessalegneをフィーチャー。浮遊するメロウ・トラックに乗ったRahelのヴォーカルがコケティッシュ・ヴォーカルに魅せられます。
https://www.youtube.com/watch?v=13O8_dmrCis

「Hope」
Meshach Brownをフィーチャー。美しいストリングスを配したビューティフル・トラック。祈るようなMeshach Brownのヴォーカルもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=64klVwVMTvU

「Outro」
アルバムのアウトロ。穏やかな中にもコズミック・フィーリングが漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=MKXCX6nTYJg

『Makin' Sound』(2010年)
MAKIN' SOUND

『One of Many』(2013年)
One of Many
posted by ez at 02:24| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする