2008年07月22日

Roy Ayers Ubiquity『Vibrations』

メロウ・クラシック「Searching」収録☆Roy Ayers Ubiquity『Vibrations』
Ubiquity Vibrationsr
発表年:1976年
ez的ジャンル:メロウ・ヴァイヴ&ディスコ・ファンク
気分は... :ベスト盤ではなくオリジナルで...

今日はみんな大好きなヴァイヴ奏者Roy Ayersの紹介です。
今回は1976年のアルバム『Vibrations』をセレクト。

Roy Ayersは1940年L.A.生まれ。70年代に自己のグループUbiquityを率いて、ジャズ、ソウル、ファンクを融合した作品を数多くリリース。それらの作品が90年代以降Hip-Hop、レア・グルーヴ、アシッド・ジャズの盛り上がりと共に再評価されました。

「Everybody Love the Sunshine」「Searching」、「Running Away」等々のクラシック・チューンで若い音楽ファンからも絶大な人気を誇るRoy Ayers。

僕の場合、Hip-Hopアーティストによるサンプリング、GuruのプロジェクトJazzmatazzNuyorican Soulへの参加を通じて、Roy Ayersに興味を持つようになりました。

ただし、1993年に出た『Shining Symbol:The Ultimate Collection』『Get on Up, Get on Down:The Best of Ray Ayers』という2枚のベスト盤CDを購入してしまったため、なかなかオリジナル盤に手が伸びなくなってしまいました。この人のようにオリジナル作品数が多く、入手困難な作品も多いアーティストの場合、どうしてもベスト盤を購入してしまうんですよね。

でも、ポツポツとオリジナルの再発が進んでくると、70年代全盛期の作品はオリジナルで欲しいですよね。

Roy Ayersのオリジナル・アルバムの場合、『Everybody Loves the Sunshine』(1976年)あたりが紹介されることが多いので、あえてそれは外し、『Vibrations』をセレクトしました。

この時期のアルバムは、かなりファンク/ディスコ色の強い作品になっていますね。Roy Ayers自身もヴァイヴ奏者というよりも、Ubiquityのリーダー、プロデューサーの比重が高い感じです。

本作におけるメンバーはRoy Ayers(vib、vo、key、per)、Chano O'Ferral(per)、Chicas(vo)、William Allen(b)、Steve Cobb(ds)、Philip Woo(key)、Calvin Banks(g)、Justo Almario(ts)、John Mosley(tp)といった布陣。

それ以外にEdwin Birdsong(strings、vo)、Greg Phillnganes(key)、Chuck Anthony(g)、Ronald Drayton(g)、Byron Miller(b)、Bernard Purdie(ds)、Dennis Davis(ds)、Marvin Sparks(ds)、Ricky Lawson(ds)、Lou Soloff(tp)、Janice Fletcher(vo)といったゲスト陣が参加しています。

なんと言ってもメロウ・クラシック「Searching」が目玉ですが、それ以外の楽曲もなかなか充実しています。

全曲紹介しときヤス。

「Domelo (Give It to Me)」
オープニングはキャッチーなディスコ・ファンク。全体的にはEarth,Wind & Fireっぽいですね。

「Baby I Need Your Love」
アーバン・ナイトな大人のメロウ・チューン。アダルト・ムード満点のRoy AyersとChicasのヴォーカルの絡みは色気がありますな。かなりフェロモン出まくりの仕上がりです。かなり僕好みの仕上がりです。

「Higher」
♪ハイヤ〜♪ハイヤ〜♪ハイヤ〜♪こういうタイトル連呼の勢いで聴かせる曲に惹かれてしまう僕です(笑)Bernard Purdieのドラムがいいですね。

「The Memory」
ソウルフルなミディアム・スロウ。シブい感じですがなかなか好きです。Edwin Birdsongがストリングス&ヴォーカルで大活躍です。

Down South「Southern Comfort」等のサンプリング・ネタにもなっていますね。脱線しますが、Down South「Southern Comfort」は当時かなり好きなHip-Hopチューンでした。そのうち紹介したいと思いマス。

「Come out and Play」
妖しげなEarth,Wind & Fireといった感じのディスコ・ファンク。このディスコ路線は賛否あるかもしれませんが、僕は結構好きです。

「Better Days」
感動的な仕上がり。でも僕には少し退屈かも?

「Searching」
本アルバムのハイライト。皆さんご存知のメロウ・チューン。「Everybody Love the Sunshine」、「Running Away」等と並ぶRoy Ayersの代表曲ですね。サビの♪サ〜チン♪サ〜チン♪のフレーズを聴いただけで嬉しくなってしまいます。

Pete Rock & C.L. Smooth「Searching」、Ed O.G & Da Bulldogs「Be A Father To Your Child」、Mary J. Blige「Searching」等のサンプリング・ネタとしてもお馴染みですね。Erykah Buduによるカヴァーもありますね。Erykah Buduに関しては、Roy Ayers自身が彼女を迎えてリメイクもしていましたね。

「One Sweet Love to Remember」
カッチョ良いファンク・チューン。今聴いても全然古さを感じさせない疾走感溢れるグルーヴがたまりません。

「Vibrations」
まさにグッド・ヴァイヴなタイトル曲。メロウネスたっぷりのヴァイヴの響きがサイコーです。

「Moving Grooving」
アルバム中一番アッパーなディスコ・ファンク。ガラージ系の音が好きな人は気に入ると思いマス。突っ走るリズム隊、盛り上がるホーン隊、Chicasのエキサイティングなヴォーカル...かなりテンション高くなる1曲。

「Baby You Gave Me a Feeling」
少し妖しげで、少しエロい感じがRoy Ayersらしいミッド・グルーヴ。

3連休はマッタリ過ごしすぎてしまった...
posted by ez at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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