2008年09月26日

Duke Pearson『Sweet Honey Bee』

こっちを向いてよハニー!だって!だって!だって!☆ Duke Pearson『Sweet Honey Bee』
Sweet Honey Bee
録音年:1966年
ez的ジャンル:小粋な新主流派ジャズ
気分は... :甘い蜜の味には罠がある?

昨晩TVを観ていたら、わずか数時間のうち、2人の知人(芸能人ではありません)がTV画面に映っていました。全く予想外だったのでサプライズ!最初の1人は僕が主賓のスピーチをした後輩の結婚披露宴の映像(もしかしたら僕自身の映像も映っていたかも?)が某バラエティ番組のイメージ映像に使われていました。もう1人は以前に面談した人がニュース番組である分野の専門家として出演していました。

世間は案外狭いなぁ!と思ったと同時に、自分自身もっと飛躍せねば!と刺激を受けた次第です。

さて今日は再評価の高まるピアニスト/作曲家/アレンジャーDuke Pearsonの3回目の登場です。

『The Right Touch』(1967年)、『The Phantom』(1968年)に続いて紹介するには『Sweet Honey Bee』(1966年)です。

名曲「Sweet Honey Bee」収録という観点から興味をお持ちの方も多いと思いますが、タイトル曲以外にもPearsonの才能を堪能できる楽曲、演奏が揃っています。そもそもジャズ・アルバムで全7曲というのが嬉しいじゃありませんか!

メンバーは、Duke Pearson(p)、Freddie Hubbard(tp)、Joe Henderson(ts)、James Spaulding(as、fl)、Ron Carter(b)、Mickey Roker(ds)という布陣です。

三菅のうち、Freddie HubbardJoe Hendersonに比べてネームバリューは低いですが、James Spauldingの頑張りが目立つアルバムです。

甘いに蜜には罠がある...
人間それでも甘い蜜に群がってしまうんですよね(笑)

ハニー〜フラッシュ!

全曲紹介しときヤス。

「Sweet Honey Bee」
タイトル曲は以前に紹介したLee Morgan『Charisma』の演奏でも有名なジャズ・ロック・チューン。ファンキーなMorganヴァージョンに対して、差作者Pearson自身のヴァージョンはダサい一歩手前のカッチョ良さって感じです(ビミョーな表現ですが、要は好きなんですっ!)。Pearsonのヒップな作曲センスが光ります。

Pearsonのピアノと共に演奏の肝となるのがJames Spauldingのフルートですね。甘い蜜を狙っている怪しげなハニー・ビーって感じですね。このモヤモヤ感がクセになります。HubbardのトランペットとHendersonのテナーはソロなしで脇役に徹しているのも贅沢ですね。中盤以降はPearsonの小粋なピアノにウットリです。新橋のやきとん屋の隣で発見したお洒落なシェリー・バーって感じでしょうか(よくわかりませんな〜)。

「Sudel」
軽妙なノリがいいですね。とにかくPearsonはテーマが憶えやすくキャッチーなのがいいですね。1曲目で抑えていた分、HubbardとHendersonのソロがエラくフレッシュに聴こえます。それでも熱くなりすぎずクールにキメてくれるあたりがサイコーですね。

「After the Rain」
個人的にはアルバムのハイライトだと思います。このタイトルと言えば、以前に紹介したJohn Coltraneの同名曲も有名ですが、本曲は同名異曲のPearsonのオリジナルです。これら2曲以外にMichel Legrand作品にもこのタイトルがありますね。

この曲はPearsonのピアノとSpauldingのフルートの絡みがサイコーです。哀愁モードのエレガントさが秋にピッタリです。日本人にとっては和の香りが漂ってきます。アロマよりもお香って雰囲気ですね。作曲家&アレンジャーとしてスポットライトを浴びることが多いPearsonですが、ピアニストとしての彼の魅力に触れることができる名演だと思います。

「Gaslight」
ロアンティックでムーディーな演奏がサイコーな1曲。このベタな感じがいいですね。前曲のコメントと相反しますが、確かにこの曲を聴くと作曲家&アレンジャーとしてのPearsonの才能にフォーカスしたくなりますね。

「Big Bertha」
スウィンギーでビッグ・バンド風な演奏が印象的ですね。トランペット、テナー、アルトの三菅の魅力を堪能するにはこの曲が良いのでは?

「Empathy」
新主流派らしいモーダルな雰囲気を堪能できる1曲。HubbardのミュートとHendersonのスタイリッシュなテナーがサイコーです!

「Ready Rudy?」
準備OKかい!ルビー?...エンジニアのRudy Van Gelderへ捧げた1曲。この軽妙さがいいですね。最近の僕はこのタイプに弱いですね。ファンキーだけだけと実にリラックスしているというパターンです。

麻生首相誕生、小泉元首相引退、リーマン消滅、池袋三越閉店...激動の世の中を真剣に考えないとね!でも、そんな忙しない世の中だからこそ音楽でも聴きながら、ゼロベースで物事を考えるのも良いのでは?ハニー〜フラッシュ!(しつこい?)
posted by ez at 02:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Duke Pearsonという方は、知らないのですが、他にもお好きなピアニストを教えてもらえますか。
私はGlenn Gouldを崇拝しています。
Posted by てのひら at 2008年09月27日 10:24
☆てのひらさん

過去記事に数多くジャズ・ピアニストの記事がありますので、そちらをご参照願います。
Posted by ez at 2008年09月28日 06:04
ほい!すんません。
Posted by てのひら at 2008年09月28日 08:03
なんだか、Jesus and mary chainのJust like honeyみたいな題名だな。
Posted by てのひら at 2008年09月30日 10:52
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