2009年07月29日

EPMD『Business As Usual』

絶頂期を迎えた3rdアルバム☆EPMD『Business As Usual』
Business as Usual
発表年:1990年
ez的ジャンル:ハードコア系Hip-Hop
気分は... :男気があっていいよね!

今日は80年代後半から90年代前半のHip-Hop黄金期を支えたHip-HopユニットEPMDの3rdアルバム『Business As Usual』(1990年)です。

Erick SermonParish Smith(PMD)によるユニットEPMDの紹介は、『Business Never Personal』(1992年)、『We Mean Business』(2008年)に続き3回目となります。

EPMDのアルバムと言えば、タイトルに必ずBusinessが入る、"Business"シリーズでお馴染みですが、本作の"Business As Usual"というタイトルを聞いて、僕のようなオッサン世代は1982-1983年に全米チャートを席巻したオーストラリアのロック・グループMen At Workのデビュー・アルバム『Business As Usual』(1981年)を思い浮かべてしまいます(笑)

さて、昨年9年ぶりの新作『We Mean Business』をリリースし、健在ぶりを示したEPMDですが、個人的には3rdとなる本作『Business As Usual』(1990年)と以前に紹介した4th『Business Never Personal』(1992年)あたりが彼らの絶頂期だったという気がします。

やはり、この2枚はファンクネス溢れるトラックと、男気溢れるラップというEPMDの魅力を存分に堪能できるのがいいですね。また、この2枚はDJ Scratch を有名にした作品という点でも印象深いかもしれませんね。

本作『Business As Usual』にはゲストとして、 LL Cool J Redman が参加しています。特に後に売れっ子ラッパーとなるDef SquadのメンバーRedmanは本作を機にビッグになっていきましたね。

「Gold Digger」「Rampage」「Give the People」といったクラシックをはじめ、「Funky Piano」なども今日人気の高い曲ですね。

90年代クラシックの風格漂うHip-Hopアルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「I'm Mad」
オープニングから緊張感が高まります。この張り詰めた感じこそがEPMDですね。

「Hardcore」
Redmanのお披露目曲。タイトル通り、ハードコアな仕上がりです。Ohio Players「Pride & Vanity」ネタ。

「Rampage」
オススメその1。LL Cool Jをフィーチャーしたクラシック。Mandrill「Lord of the Golden Baboon」ネタで幕を開け、 Lowell Fulson「Tramp」ネタのトラックにのって、男気あるフロウを堪能できます。スクラッチもサイコー!
http://www.youtube.com/watch?v=Zkn4yLs700E

「Manslaughter」
オススメその2。Love Unlimited Orchestra「Strange Games and Things」ネタのトラックをバックに、へヴィなリリックを叩きつけます。

「Jane 3」
EPMD作品ではお馴染みの「Jane」シリーズ。今回はそのPart3になります。

「For My People」
Lyn Collins「You Can't Love Me If You Don't Respect Me」ネタのトラックが 印象的ですね。

「Mr. Bozack」
ダークにうねるトラックと、それに絡みつくようなラップが渾然一体となった感じがいいですね。James Brown「The Payback」ネタ。

「Gold Digger」
オススメその3。文句ナシのクラシック。EPMDらしいファンクネスに溢れたトラックと硬派なラップの絡みがたまりません。DJ Scratchの擦りもキマってまっせ!Funkadelic「Knee Deep」、Lyn Collins「Think」ネタ。
http://www.youtube.com/watch?v=PwMQW3S2DYs

「Give the People」
オススメその4。この曲もクラシックですね。The O'Jays「Give The People What They Want」ネタのトラックがサイコーに格好良いですね。こういう腰に来るトラックって大好きです!

「Rap Is Outta Control」
緊迫感のあるトラック&フロウがいいですね。Funkadelic「I Bet You」ネタ。

「Brothers on My Jock」
オススメその5。この曲にもRedmanがフィーチャーされています。Bob James「Nautilus」をネタにした不穏な空気感がたまりません。EPMDにはこのヤバそうな感じがよくマッチしますよね。James Brown「Say It Loud (I'm Black and I'm Proud)」ネタ。

「Underground」
オススメその6。トラックのカッチョ良さにグッときます。Eddie Kendricks「Keep on Truckin」ネタでスタートし、Grover Washington Jr.「Hydra」ネタのリズムにKool & The Gang「Funky Man」ネタのホーンが絡んできます。
http://www.youtube.com/watch?v=S0w3xbGoqKI

「Hit Squad Heist」
タイトルの通り、ここでの主役はHit SquadのボスParrish Smithです。ノリの良さがいいですね。James Brown「Hot Pants」、Steve Miller Band「Fly Like An Eagle」ネタ。

「Funky Piano」
オススメその7。シングルにはなっていないものの人気の高い1曲。DJ Scratchプロデュースということで擦りまくってます!そのあたりも人気の要因かもしれませんね。

Men At Work『Business As Usual』(1981年)も懐かしいですね。
思わずYouTubeで「Who Can It Be Now?」、「Down Under」という2曲の全米No.1シングルを観てしまいました。今聴くと、全くグッとこないのですが...それでも愛着が沸いてくる2曲です。

Men At Work「Who Can It Be Now?」
 http://www.youtube.com/watch?v=swQi4CAzmrA
Men At Work「Down Under」
 http://www.youtube.com/watch?v=DNT7uZf7lew
posted by ez at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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