2009年11月19日

The Isley Brothers『Go For Your Guns』

名曲「Footsteps in the Dark」にグッときます☆The Isley Brothers『Go For Your Guns』
Go for Your Guns
発表年:1977年
ez的ジャンル:ロックン・ソウル系ファンク
気分は... :聴けば聴くほど楽しめる!

久々にThe Isley Brothersの登場です。

これまで当ブログで紹介したIsleys作品は以下の7枚(発表年順)。

 『Givin' It Back』(1971年)
 『The Isleys Live』(1973年)
 『3+3』(1973年)
 『The Heat Is On』(1975年)
 『Winner Takes All』(1979年)
 『Between The Sheets』(1983年)
 『Baby Makin' Music』(2006年)

8枚目に紹介するのは1977年リリースの『Go For Your Guns』です。

先週紹介したJibri Wise One『Jibri Wise One』に収録されていた「Livin' in the Life」を聴いていたら、オリジナルが収録されている本作『Go For Your Guns』が聴きたくなりました。そんな流れでCD棚から引っ張り出し、この1週間ほどコンスタントに聴いています。

邦題『明日への銃撃』は、物騒であまり褒められたタイトルではありませんね(笑)
ジャケだけ観るとライブ盤のように思われそうですが、スタジオ録音作品です。

Ronald IsleyO'Kelly IsleyRudolph IsleyErnie IsleyMarvin IsleyChris Jasperの6人によるIsleys節は本作でも健在です。

3+3体制になって以降の『3+3』『Live It Up』『The Heat Is On』『Harvest for the World』といった作品と比較して、パワーダウンしたとの評価も受けることがある作品ですが、僕にはノリの良いファンク・チューン有り、メロウなスロウ・ジャムありの名曲揃い、捨て曲ナシの充実作にしか聴こえません。

「The Pride」「Livin' in the Life」というシングル・ヒット曲もいいですが、「Footsteps in the Dark」「Voyage to Atlantis」という2曲のスロウ・チューンにグッときます。この2曲はサンプリング・ネタの定番曲であり、その方面からの再評価も高い作品です。

Isleysファンであれば、間違いなく楽しめる作品です。
特にErnieファンは相当グッとくるはずですよ!

全曲紹介しときやす。

「The Pride, Parts 1 & 2」
アルバムからの1stシングルとして全米R&Bチャート第1位となっています。Chris Jasperのクラヴィネットが小刻みに鳴り響くロック色の強いファンク・チューン。Marvinのチョッパーベースも格好良いっす!
http://www.youtube.com/watch?v=EznZI4mkI4o

「Footsteps in the Dark, Parts 1 & 2」
シングルではありませんが、本作のハイライトと言えばこのメランコリック・スロウで決まりですね。僕もアルバムで一番のお気に入りです。Ronaldの哀愁ヴォーカル、ギター&キーボードによるメロウ・リフレイン、人気のドラムブレイクなど聴き所満載ですな。
http://www.youtube.com/watch?v=3rNx9_yBDVQ

R&BファンにはKipper JonesやBodyによるカヴァーもお馴染みですね。僕も本曲を好きになったきっかけは Kipper Jones ヴァージョンのおかげでした。今年初めに当ブログで紹介したFingazzによるトークボックス・カヴァーもオススメです(アルバム『Classics For The Og's Vol.2』収録)。Fingazzヴァージョンを聴いて初めて気付いたのですが、本曲とZapp「Computer Love」は相性バッチリです。セットで聴くと楽しさ倍増しますよー!

Kipper Jones「Footsteps In The Dark」
 http://www.youtube.com/watch?v=tImODdIuBDQ
Body「Footsteps In The Dark」
 http://www.youtube.com/watch?v=7k5U3XFWgn0
Fingazz「Footsteps In The Dark」
 http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=cuz9rjd3A5k

本曲はサンプリング・ネタとしても定番ですね。Ice Cube「It was a Good Day」、Usher「One Day You'll Be Mine」、Chantay Savage feat. Common「I Will Survive(Remix)」、 Frankie「My Heart」、Ruff Dogg, E-Mac & Rump 「God Save Me」、Rodney O & Joe Cooley「California Cruiser」、Compton's Most Wanted「Can I Kill It」、Redman「What U Lookin' 4」、Keith Murray「Bad Day」、J Dilla「Won't Do」、Rhymefest feat. Mario「All Girls Cheat」、Detroits Most Wanted「I Ain't Never Had a Good Day」、Full Force「I Appreciate You」等多くの楽曲でサンプリングされています。

Ice Cube「It was a Good Day」
 http://www.youtube.com/watch?v=WNSdN2nNM5M
Usher「One Day You'll Be Mine」
 http://www.youtube.com/watch?v=X_9LVErEr_Q
Chantay Savage feat. Common「I Will Survive(Remix)」
 http://www.youtube.com/watch?v=F52sVCmuBis
Frankie「My Heart」
 http://www.youtube.com/watch?v=mZMmrBdLSYg
Ruff Dogg, E-Mac & Rump「God Save Me」
 http://www.youtube.com/watch?v=ZGieHfB92FY
Rodney O & Joe Cooley「California Cruiser」
 http://www.youtube.com/watch?v=y7oReVgJPKc
Compton's Most Wanted「Can I Kill It」
 http://www.youtube.com/watch?v=5rNvFBH_6Vs
Redman「What U Lookin' 4」
 http://www.youtube.com/watch?v=HpWovxmizqo
Keith Murray「Bad Day」
 http://www.youtube.com/watch?v=5ns5dEGfcdU
J Dilla「Won't Do」
 http://www.youtube.com/watch?v=vVYza0NiWuU
Rhymefest feat. Mario「All Girls Cheat」
 http://www.youtube.com/watch?v=l7kMYG2yIZw

「Tell Me When You Need It Again, Parts 1 & 2」
骨太グルーヴが魅力のミッド・ファンク。Ronaldの力んだヴォーカルがらしいですね。Ernieのギターも好調です。The Avalanches「Close To You」でサンプリングされています。
http://www.youtube.com/watch?v=I96Xa6XOpvs

The Avalanches「Close To You」
 http://www.youtube.com/watch?v=eQN5j0bt678

「Climbin' Up the Ladder, Parts 1 & 2」
Funkadelicを思わせるようなファンク・ロック。勿論、本曲の主役はErnieのギター!Eddie Hazelにも負けない素晴らしいプレイを披露してくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=oeuSeOQUMKA

「Voyage to Atlantis」
アルバムの2ndシングルとなったスロウ・ジャム。雄大なスケールのバラードですが、この曲も主役はErnieです。泣きのギターがグッときますな。
http://www.youtube.com/watch?v=Fh6lGI1bOkw

当ブログで紹介したRiffのカヴァー(アルバム『To Whom It May Concern』収録)もオススメです。

また、本曲はIce T「Inside Of A Gangsta」、Watts Gangstas「Fuct In The Game」、20-2-Life「Inside Looking Out」、Mc Ren「Voyage To Compton」、A+「Move on」等サンプリングの定番ネタでもあります。

Ice T「Inside Of A Gangsta」
 http://www.youtube.com/watch?v=7sH-M-WGj_s
Watts Gangstas「Fuct In The Game」
 http://www.youtube.com/watch?v=M-Tkp5n-o9s
20-2-Life「Inside Looking Out」
 http://www.youtube.com/watch?v=ivemPu466RA
Mc Ren「Voyage To Compton」
 http://www.youtube.com/watch?v=V6fG7ZBcWzA
A+「Move on」
 http://www.youtube.com/watch?v=M3K6GszDIgo

「Livin' in the Life」
アルバムからの3rdシングルとして全米R&Bチャート第4位となっています。ゴリゴリと押しまくるIsleysらしいファンキー・チューン。前述のJibri Wise One「Livin' in the Life」と一緒に聴くと楽しいと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=fQ5KQnqPYx0

「Go for Your Guns」
「Livin' in the Life」のインスト・ヴァージョン。この2曲こそ「Livin' in the Life, Parts 1 & 2」にすればいいのに(笑)。Ernieのギターが炸裂します。
http://www.youtube.com/watch?v=BlJAv9HAWQ4

今日は各地でW杯最終予選のプレーオフの第2レグが行われます。
特に欧州の4試合の行方に注目ですね。波乱は起こるのか?
posted by ez at 00:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ロシアとウクライナの敗退は残念ですが、波乱はありませんでしたね。
私は『Here I Am: Ron Isley Sings Burt Bacharach』がスキです。とくに“House Is Not a Home”。
Posted by ドコドン at 2009年11月19日 11:23
☆ドコドンさん

ありがとうございます。

> 『Here I Am: Ron Isley Sings Burt Bacharach』がスキです。

Isleys作品とは別の企画アルバムとして楽しめますね。
と言いつつ、長い間聴かずにCD棚で埃をかぶっている状態ですが...
僕はオープニングの「Alfie」を当時よく聴いていた記憶があります。
Posted by ez at 2009年11月20日 00:28
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