2010年01月11日

Earth, Wind & Fire『Head To The Sky』

黄金期EW&Fにグッと近づいた4thアルバム☆Earth, Wind & Fire『Head To The Sky』
ヘッド・トゥ・ザ・スカイ
発表年:1973年
ez的ジャンル:ポップ&メロウ・ファンク
気分は... :黄金期EW&F前夜!

今回はEarth, Wind & Fire(EW&F)の5回目の登場です。

当ブログでこれまで紹介してきたEW&F作品は以下の4枚(発表順)。

 『Open Our Eyes』(1974年)
 『That's the Way of the World』(1975年)
 『Gratitude』(1975年)
 『Spirit』(1976年)

5枚目に紹介するのは1973年リリースの4thアルバム『Head To The Sky』です。

Columbia移籍第一弾となった前作『The Last Days and Time』(1972年)でPhillip BaileyLarry Dunn等が新たに加入するなど大幅なメンバー・チェンジを行い、Warner Bros.時代のジャズ/ブラス・ロック的なアプローチから、よりソウル的なヴォーカル&インスト・グループへの脱皮を図りました。それでも曲間のインタールード等ではモロにジャズしていましたが...

Columbia第二弾となる本作『Head To The Sky』では、前作からのヴォーカル&インスト路線が更に強化されています。後に快進撃を続ける黄金期EW&Fの助走的なアルバムだと思っています。

メンバーの面では、前作『The Last Days and Time』を最後にギターのRoland Bautista、サックスのRonald Laws(Hubert Laws、Eloise Lawsの弟)が去り、代わりにAl McKayAndrew Woolfolksが加入します。

整理すると、本作のメンバーはMaurice White(vo、ds、kalimba)、Verdine White(vo、b、per)、Phillip Bailey(vo、conga、per)、Larry Dunn(key)、Ralph Johnson(ds、per)、Jessica Cleaves(vo)、Al McKay(g、sitar、per)、Andrew Woolfolks(sax、fl)、Johnny Graham(g、per)となり、ファンがよく知っているEW&Fのラインナップがほぼ揃いました。

サウンド面では、前作まで残っていたジャズ色が殆どなくなり、より親しみやすい楽曲&アレンジへと洗練されてきています。Phillip Baileyのファルセットもかなり目立ってきていますね。さらに黄金期EW&Fの大きな特徴であるブラジル/ラテン・フレイヴァーが導入されたのも本作からです。

全体の印象としては『Open Our Eyes』(1974年)とセットで聴きたくなる作品です。黄金期EW&Fでは聴けない面白さもあると思います。

ジャケについても随分EW&Fらしくなってきましたよね。
このジャケはErykah Badu「Honey」のPVでもお馴染みですね。詳しくは過去記事『Erykah Badu「Honey」のPVに観る名盤ジャケ』をご参照下さい。

ちなみにオリジナルLP発売時の邦題は『ブラック・ロック革命』だったそうです。
ちょっとイメージ違いますよね(笑)
後述しますが、各曲の邦題もかなりスゴイです。

プロデュースはデビュー以来の付き合いとなるJoe Wissertです。

全曲紹介しときやす。

「Evil」
邦題「悪魔の血」。アルバムからの1stシングル(全米R&Bチャート第25位)。本作の中では一番お馴染みの曲かもしれませんね。EW&Fらしいカリンバの音色から始まるラテン・フレイヴァーのライト・グルーヴ。カリンバとラテン・リズムが絡み、さらにコーラスが加われば、そこはEW&Fワールド全開です。
http://www.youtube.com/watch?v=U6Dxl_mxwEM

Deee-Lite「Say Ahhh」、Amerie Feat. Carl Thomas「Can We Go」等でサンプリングされています。
Amerie Feat. Carl Thomas「Can We Go」
 http://www.youtube.com/watch?v=kf1ddmfytH8

「Keep Your Head To The Sky」
邦題「宇宙を見よ!」。アルバムからの2ndシングル(全米R&Bチャート第25位)。エレクトリック・シタールが響くフィリー・ソウル風のサウンドをバックに、Phillip Baileyのソフトなファルセット・ヴォーカルを堪能できるミディアム・スロウです。
http://www.youtube.com/watch?v=Lxn7UT8jCKE

Guru Feat. Amel Larrieux「Guidance」でサンプリングされています。
Guru Feat. Amel Larrieux「Guidance」
 http://www.youtube.com/watch?v=xe8ogACrvuI

「Build Your Nest」
邦題「巣を作れ」。Meters風のファンク・チューン。Al McKayが加入したからこそ、こういう曲ができたのかもしれませんね。

「The World's A Masquerade」
邦題「この世は仮装舞踏会」。Skip Scarborough作品。大袈裟なタイトルですが、味わい深いソウル・バラードに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=4cEC94ZzQjs

「Clover」
個人的には「Evil」と並ぶお気に入り曲。フルートの音色が爽やかなブラジリアン・フレイヴァーのメロウ・グルーヴです。
http://www.youtube.com/watch?v=uesMMBssDbk

「Zanzibar」
ブラジル音楽ファンにはお馴染みEdu Loboのカヴァー。13分を超える大作です。黄金期では味わえないEW&Fを堪能できます。前半はブラジリアン・フュージョン、後半はラテン・ロックな仕上がりです。
「Zanzibar(Part 1)」
http://www.youtube.com/watch?v=FF83DGEdRZY
「Zanzibar(Part 2)」
http://www.youtube.com/watch?v=lDww6QVTwRs

Lobo自身のヴァージョンは『Cantiga de Longe』やSergio Mendesがプロデュースした『Sergio Mendes Presents Lobo』に収録されています。また、Sergio MendesSergio Mendes & Brasil '77時代にカヴァーしています(アルバム『Pais Tropical』収録)。

NFLはポストシーズンにいよいよ突入しましたね。

昨日の2試合は共に一方的な展開になりましたね。

「ベンガルズ対ジェッツ」は、ジェッツが攻守において予想以上の強さを見せてくれました。特に新人QBサンチェスの落ち着きぶりには驚きましたね。ジェッツはダークホース的存在で面白いかも?

「カウボーイズ対イーグルス」は、序盤はシーソーゲームの予感もありましたが、終わってみればカウボーイズ圧勝でしたね。ディフェンス・ラインがイーグルスのオフェンス・ラインを圧倒していましたね。あれではイーグルスQBマグナブが可哀想でしたね。

今日の「ペイトリオッツ対レイブンズ」、「カーディナルス対パッカーズ」は昨日以上に楽しみな2試合ですね。僕の予想はレイブンズ、カーディナルスの勝ち上がりです。どうなることやら?
posted by ez at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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