2010年03月01日

Steve Miller Band『Sailor』

Boz Scaggs在籍中のラスト作☆Steve Miller Band『Sailor』
セイラー(紙ジャケット仕様)
発表年:1968年
ez的ジャンル:シスコ系ブルージー・ロック
気分は... :五輪もフィナーレ!

今回はSteve Miller Bandの2ndアルバム『Sailor』(1968年)です。

Steve Miller Bandは、リーダーのSteve Millerを中心にサンフランシスコで結成されたロック・グループ。

1967年6月のモントレー・ポップ・フェスティバルへの出演で注目を浴び、レコード契約に成功します。その直後にMillerのハイスクール時代からの仲間Boz Scaggsがグループに加入します。

こうしてSteve Miller(g、hca、vo)、Boz Scaggs(g、vo)、Lonnie Turner (b、vo)、Jim Peterman(key、vo)、Tim Davis(ds、vo)というラインナップが揃い、デビュー作『Children of the Future』(1968年)をリリースしました。

今日紹介する2nd『Sailor』(1968年)リリース後にBozらが脱退し、新たにMiller、Bozの大学時代の友人であったBen Sidranらがグループに加入します。

その後メンバー交代を繰り返しながら、70年代から80年代にかけてコンスタントに作品をリリースしていました。ヒット作として『The Joker』(1973年)、『Fly Like An Eagle』(1976年)、『Book Of Dreams』(1977年)、『Abracadabra』(1982年)があります。

僕が持っているSteve Miller Band作品は片手で数えるほどしかありません。Steve Miller個人にはさほど関心がないというのが正直なところでしょうか。きっと最初に出会ったアルバムが『Abracadabra』だったのが良くなかったのかもしれませんね。

本作『Sailor』Boz Scaggs在籍中のラスト作という点に興味を持ったアルバムです。

シスコのロック・バンドと言っても、Grateful DeadJefferson AirplaneQuicksilver Messenger Serviceという御三家と比較すると、毛色の異なるバンドですよね。

全体的にはブルージーな雰囲気がありますね。あとはUKロックっぽい演奏が多いのも印象的です。Glyn Johnsプロデュースというのが大きいのかもしれませんが。

つかみ所のないアルバムですが、何故か愛着がある僕にとって不思議な1枚です。。

全曲紹介しときやす。

「Song for Our Ancestors」
オープニングはアルバム・ジャケのイメージそのままのどんよりとした空気が流れるインスト。何も情報がなければ、Pink Floydと錯覚しそうですね。Steve Miller作。

「Dear Mary」
美しくも儚い雰囲気びバラード。消え入りそうなSteve Millerの寂しげなヴォーカルが実に印象的です。全体的な印象としてはProcol Harum「A Whiter Shade Of Pale」を弱々しくした感じですよね。Steve Miller作。
http://www.youtube.com/watch?v=MjlFkqMNxcY

「My Friend」
Boz Scaggsがリード・ヴォーカルを務めています(BozとTim Davisの共作)。この段階ではその後のAOR路線は全く想像できないヴォーカルですが(笑)。でもこの青臭いヴォーカルはこの時期しか聴けないないので、これはこれで面白いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=aAcZC6zs-y0

「Living in the U.S.A.」
アルバムのハイライト曲。シングルにもなりましたし、ライブ・レパートリーとしてのお馴染みの曲でした。キャッチーさで言えば、アルバム随一ですね。Steve Miller作。
http://www.youtube.com/watch?v=t7OYJ9Y17Qk

この曲に関して、僕の脳内には変なインプットがなされています。本曲とJohn Mellencamp「Rock in the U.S.A.」の記憶がリンクしてしまい、両者の判別がつかなくなっていることがあるんですよね。「Rock in the U.S.A.」を口ずさんでいるつもりが、いつの間にか「Living in the U.S.A.」になっているみたいな...天然マッシュアップって感じでしょうか(笑)2つの曲を聴き比べれば全然違う曲なのですが...でも最初にそういうインプットがなされたせいで、なかなかその記憶が修正できずにいます。人間の脳の不完全さを身を持って実感しています。
John Mellencamp「Rock in the U.S.A.」
 http://www.youtube.com/watch?v=SgtmStUrXMQ

「Quicksilver Girl」
タイトルからすると、Quicksilver Messenger Serviceが関係している曲なのでしょうか?曲調もそんな雰囲気ですね。Steve Miller作。
http://www.youtube.com/watch?v=c6kzW2cpfgg

「Lucky Man」
ここからブルース作品が3曲続きます。本曲はJim Peterman作のオリジナルです。

「Gangster of Love」
Johnny "Guitar" Watsonのカヴァー。1分半にも満たない短い曲ですが、呟きヴォーカルですが終盤の笑いを堪えきれない感じが楽しいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=0uxzZhVbMjo

「You're So Fine」
続いてはJimmy Reedのカヴァー。 なんか全体的にユルいのがいいですね。Steve Millerのハープがえらくチープに聴こえるのは僕だけしょうか。

「Overdrive」
Boz Scaggs作。当時のStonesっぽい雰囲気が好きです。

「Dime-A-Dance Romance」
Boz Scaggs作。「Living in the U.S.A.」と並ぶハイライト曲なのでは?ハード・ドライビングな感じがいいですね。 この曲も少しStones「Jumpin' Jack Flash」っぽいところがありますね(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=9R31UE19URQ

五輪最後のメダル争い、男子アイスホッケー決勝「カナダ対アメリカ」は興奮しますね。
カナダが先制しましたが結末はいかに...
posted by ez at 05:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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