2010年06月11日

Average White Band『Shine』

David Fosterプロデュースの人気作☆Average White Band『Shine』
シャイン(K2HD/紙ジャケット仕様)
発表年:1980年
ez的ジャンル:UK白人ファンク/AOR
気分は... :W杯開幕前ですが・・・

いよいよW杯開幕ですね。
でもイマイチ気分が盛り上がってきません。
開幕日の2試合を観れば、自然とW杯モードになると思いますが・・・

今日はAOR気分・・・そこでAverage White Band『Shine』(1980年)とDiane Tell『Chimeres』(1982年)の2枚のどちらにするか迷いましたが、Average White Band『Shine』にしました。

UKを代表する白人ファンク・グループAverage White Band(AWB)の紹介は以下の3作品に続き4回目となります。

 『Cut The Cake』(1975年)
 『Soul Searching』(1976年)
 『Feel No Fret』(1979年)

本作『Shine』はプロデューサーにDavid Fosterを迎えたAOR度の高い作品として人気の1枚ですね。

発売は逆になりましたが、時系列としてじゃベスト盤『Volume VIII』(1980年)に収録された新録4曲(CD『Feel No Fret...And More』にボーナス・トラックとして追加収録された4曲)を先にDavid Fosterが手掛け、その流れで『Shine』のプロデュースを依頼した模様です。

『Shine』はAtlanticからAristaへの移籍第一弾アルバムであり、グループとしても売れっ子プロデューサーを迎えて弾みをつけたかったのかもしれませんね。

本作におけるメンバーは、Hamish Stuart(g、vo、b)、Alan Gorrie(b、vo、g)、Roger Ball(key、as)、Malcolm Duncan(ts)、Steve Ferrone(ds、per)、Onnie McIntyre(g、vo)の6名。

Jerry Hey(tp)、Larry Williams(sax)、 Kim Hutchcroft(sax)といったSeawindホーンズやBrenda Russell(vo)、Ernie Watts(sax)、Paulinho Da Costa(per)、Lenny Castro(per)等がゲストとして参加しています。

通常のDavid Foster作品と比較すると、Seawindホーンズ等のホーン隊を除けばFoster人脈のスタジオ・ミュージシャンを投入が少ないですよね。メンバーがそれを嫌がったのか、予算がなかったのかは知りませんが・・・

僕の場合、過度にDavid Foster色が出すぎている作品は正直苦手なのですが、本作はそういったことは無く程良いAOR作品に仕上がっていると思います。

「Let's Go Round Again」「For You, for Love」「What'cha Gonna Do for Me」「Shine」といったシングル曲・人気曲を中心に内容充実の1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Our Time Has Come」
Alan Gorrie/Hamish Stuart作。楽曲の良さとヴォーカル・パートの素晴らしさを感じる1曲。アレンジにはDavid Foster色が顕著に出ていますね。軽快なホーン隊が盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=ms91lFk9JF4

「For You, for Love」
Roger Ball/Bill Champlin作。2ndシングルにもなったAORバラード。美しいメロディとファルセット・コーラスが心地好いです。
http://www.youtube.com/watch?v=U1AF7d9bVkg

「Let's Go Round Again」
Alan Gorrie作。1stシングルにもなったハッピー・モードのディスコ調ダンス・チューン。フリーソウル・ファンにもお馴染みですね。David Foster起用の効果がよく出ている1曲だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=LKrwbs5xqqc

「What'cha Gonna Do for Me」
Ned Doheny/Hamish Stuart作。全米R&BチャートNo.1となったChaka Khanのカヴァーでもお馴染みですね。個人的にはダンス・クラシックとなったChaka Khanヴァージョンの方が好みですが、AORテイストのAWBヴァージョンも素晴らしいと思います。作者の一人Ned Dohenyのアコースティック・ヴァージョンも含めて聴き比べるのも楽しいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=FHf-fQUF9yk

Chaka Khan「What'cha Gonna Do for Me」
 http://www.youtube.com/watch?v=Y84DX2SEFfs&feature=fvw
Ned Doheny「What'cha Gonna Do for Me」
 http://www.youtube.com/watch?v=RD3BaIiFd48

「Into the Night」
Roger Ball/Alan Gorrie/Hamish Stuart作。従来からのファンも満足するであろうAWBらしい心地好いファンク・チューン。Seawindホーンズも加わった素晴らしいホーン・アンサンブルを楽しめます。
http://www.youtube.com/watch?v=Z1YBTDt9VVQ

「Catch Me (Before I Have to Testify)」
Roger Ball/David Foster/Steve Ferrone/Alan Gorrie/Hamish Stuart作。アップものではこのキャッチーなディスコ・チューンが一番好きですね。
http://www.youtube.com/watch?v=6qKDxtIc51I

「Help Is on the Way」
David Foster/Alan Gorrie/Hamish Stuart作。華麗なストリングスが盛り上げてくれるダンス・チューン。AWBとDavid Fosterの良さが上手く融合しているのがいいですね。

「If Love Only Lasts for One Night」
Alan Gorrie作の美しいバラード。どっぷりAOR気分に浸れる1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=juciNG1oqBM

「Shine」
Ned Doheny/Alan Gorrie/Hamish Stuart作。ラストのタイトル曲も人気曲ですね。フリーソウル好きの人あたりが一番フィットするのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=c5y4TRtpEtI

僕の所有CDには未収録ですが、最近のCDにはBoz Scaggs「Miss Sun」David Paich作)のカヴァーが収録されています。

この後のAWBは前述のベスト盤『Volume VIII』(1980年)を経て、Dan Hartmanプロデュースの『Cupid's In Fashion』(1982年)をリリースしますが商業的には不発に終わり、同作を最後にHamish StuartSteve Ferroneの二人がグループを脱退してしまいます。

AWB作品の過去記事もご参照下さい。

『Cut The Cake』(1975年)
Cut the Cake

『Soul Searching』(1976年)
Soul Searching

『Feel No Fret』(1979年)
Feel No Fret
posted by ez at 03:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このアルバム大好きですわ。
Dianne Tellも良いですね。
次は、Gonzalezあたりの紹介を是非。

そう言えばDavid Foster、Keyboard Magazineに出てましたわ。渋いオッサンになってました。
Posted by @SatoMachiya at 2010年06月11日 07:49
最高ではないけど、何かと気になるバンドですね。本作は、Soul Searchingと同じぐらい好きなアルバムです。
いよいよ今晩です。さっそくメキシコとフランスの試合ですね。
Posted by ドコドン at 2010年06月11日 12:30
☆@SatoMachiyaさん

ありがとうございます。

Gonzalez持っていますよ。
イメージ的に梅雨明けの頃に紹介するのが良いかもしれませんね。

僕はどうもDavid Fosterの名を聞いてもグッと来ないんですよね(笑)
Posted by ez at 2010年06月12日 03:35
☆ドコドンさん

ありがとうございます。

> 最高ではないけど、何かと気になるバンドですね。

アヴェレージより上のバンドという意味ですね(笑)

メキシコは何とか引き分けを拾いましたね。
南アは悔やまれるでしょうね。
Posted by ez at 2010年06月12日 03:35
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