2006年04月04日

Kool & the Gang『Something Special』

誰もがハッピーになれるコンテンポラリー・ファンク☆Kool & the Gang『Something Special』
Something Special
発表年:1981年
ez的ジャンル:ハッピー系コンテンポラリー・ファンク
気分は... :みんな楽しく!

さて、今日はいつ聴いても、楽しい気分になるKool & the Gang『Something Special』(1981年)っす。

Kool & the Gangというグループ自体は、1969年にレコード・デビューした歴史あるグループだ。1970年代前半は、ディープなファンク・グループとして「Funky Stuff」、「Jungle Boogie」、「Hollywood Swinging」などのヒットを飛ばしたが、70年代後半のディスコ・ブームの中で徐々に失速していった。

そうした中で、巻き返しの大きな転機となったのが、リード・ボーカルJames "J.T." Taylorの加入っす(念のためあのシンガーソングライターとは別人デス)。

JT加入後最初のアルバム『Ladies Night』(1979年)以降のKool & the Gangは、とってもコンテンポラリーなファンク・グループへと変貌し、当時の僕のようなコアなR&B/ソウル系リスナーではない人にとっても、聴きやすいキャッチーなナンバーをデリバリーしてくれまシタ。

このKool & the Gang再生の表の立役者がJTだとすれば、裏の立役者は『Ladies Night』以降の4作品をプロデュースしたEumir Deodatoですね。Eumir Deodatoは、フュージョンやフリーソウルのリスナーにはお馴染みのミュージシャン/プロデューサー/アレンジャーですよね。

僕的には、Eumir Deodatoプロデュースの『Ladies Night』(1979年)、『Celebrate!』(1980年)、『Something Special』(1981年)、『As One』(1982年)という4枚のアルバムの頃が一番スキだなぁ。

ただし、僕がEumir Deodatoの存在を知ったのは、フリーソウルにハマった90年代に入ってからであり、Kool & the Gangのこれら4作品のプロデューサーであると知ったのは、もっと後のことっす。でも、昔からのお気に入り4枚とフリー・ソウルで知ったEumir Deodatoの名前が結び付いた時には大感激だったなぁ。Deodato作品を自然と嗅ぎ分けた鼻に自画自賛してしまいまシタ

本作『Something Special』は、グループ最大のヒットであるNo1シングル「Celebration」が収録されていた『Celebrate!』(1980年)の次に発表されたアルバムっす。

本作からは、「Take My Heart (You Can Have It if You Want It)」、「Get Down on It」といったTop10ヒットが生まれまシタ。当時、ラジオの全米Top40を聴きながら、知らぬ間にKool & the Gangの曲を応援している自分が居た記憶がありマス。

今思い出したけど、次のアルバム『As One』(1982年)からの1stシングル「Big Fun」という曲を、僕的には「Celebration」並みの大ヒット間違いなしの名曲だと思い、大プッシュしていたんだけど、結果としてTop20にも入らない惨敗に終わり、悔しい思いをした記憶が甦ってきまシタ。

全曲紹介しときやす。

「Steppin' Out」
シングルカットもされたオープニング・ナンバー。ちょっとイナたいEarth,Wind & Fireって感じのディスコ調のナンバー。この“ちょっとイナたい”テイストが実は彼らの音楽の親しみやすさっだたりするのでは?

「God Time Tonight」
陽気なパーティー・ナイトの雰囲気が伝わってくるメロウネスも兼ね備えたダンス・ナンバー。

「Take My Heart (You Can Have It If You Want It)」
アルバムからの1stシングルであり、全米チャートの第2位まで上昇した大ヒットナンバー。この4ビートのタメの効いたグルーヴ感が何とも大人のダンス・ナンバーってカンジでメチャカッチョ良いですね。昔、タモリ倶楽部の空耳アワーで、この曲の♪Come and get it baby〜♪部分を題材にした♪カミキリ、ベイビー〜♪という作品があり、大ウケした記憶がありマス。

「Be My Lady」
アルバム中のお気に入り曲の1曲であるセクシーなダンス・ナンバー。僕のマイ・フェイバリットKool & the Gangを編集する時には、外せない1曲っす。JTのボーカルって、この曲位のメロウネスとグルーヴ感がバランスしているナンバーが一番魅力的だと思いマス。

「Get Down on It」
CM曲やサンプリング・ネタ、カヴァーなどでもお馴染みのこのアルバムで一番有名な曲。アルバムからの2ndシングルとしてTop10ヒットを記録しまシタ。リアルタイムで聴いていた時、正直カッチョ良い曲だとは思わないけど、この曲にも“ちょっとイナたい”親近感をとても感じました。今では、彼らのシングル曲の中でダントツで好きだね。ネタ系で言えば、ダンス☆マン「寝たのね」、サントラ『Men In Black』収録のSnoop Dogg & Jermaine Dupri「We Just Wanna Party With You」などが有名ですね。

「Pass It On」
「No Show」
ロマンティックなスロー2曲。「Cherish」などの大ヒットバラードもある彼らだけど、この2曲はそれらに劣らない秀逸の出来だと思いマス。このあたりはEumir Deodatoの力量でしょう。さすがの仕事ぶりデス。

「Stand Up and Sing」
実はアルバムで一番のお気に入り曲。イナたい魅力全開のこのダンス・ナンバーを聴いていると、嫌なことを全て忘れて、とってもハッピーな気分になれマス。iPodで聴いていると間違いなく、身体を揺らし、スキップしたくなりマス。ウ〜ン、今も記事を書きながら、この曲をリピートしまくり中っす。

こうやって紹介すると、捨て曲ナシのアルバムですな。

今回はDeodatoプロデュースの4作品を大プッシュしましたが、JT加入前のアルバムも別の味わいで好きですよ!『Kool and the Gang』(1969年)、『Wild and Peaceful』(1973年)、『Light of Worlds』(1974年)、『Spirit of the Boogie』(1975年)、『Love and Understanding』(1975年)あたりが個人的にはオススメっす。

あと、2004年にグループ結成40周年のトリビュート・アルバム『The Music Oddyssey』も出ましたね。彼らの代表曲を有名ゲスト・アーティストと彼ら自身が共演する楽しい企画盤っす。
posted by ez at 01:20| Comment(0) | TrackBack(1) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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尾崎亜美
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Tracked: 2006-04-07 14:13