2010年11月21日

Electro Deluxe『Play』

Hip-Hop/ソウル感覚に溢れたフランス産ジャズ・ファンク☆Electro Deluxe『Play』
プレイ
発表年:2010年
ez的ジャンル:フランス産ジャズ・ファンク
気分は... :戯れましょ!

今回はフランスのジャズ・ファンク・グループElectro Deluxeの新作『Play』です。

Electro Deluxeは2001年にフランス、パリで結成されたジャズ・ファンク・グループ。グループ名は、ジャズ・ファンクにエレクトロなエッセンスを取り入れたサウンドを志向して付けられたようです。

メンバーはArnaud Renaville(ds)、Jeremie Coke(b)、Thomas Faure(s、prog)、Gael Cadoux(key)、Guillaume Poncelet(tp)の5名。

グループはこれまで2005年に1st『Stardown』(2005年)、2007年に2nd『Hopeful』という2枚のアルバムをリリースしています。

新作『Play』は彼らにとっての3rdアルバムとなります。

内容としては、それほどエレクトロ・サウンドが前面に出てきているわけではありません。むしろ、Hip-Hopの影響を強く感じます。Hip-Hopを通過してきたジャズ・ファンクにエレクトロな隠し味が効いているといった印象ですかね。また、モダン・ソウルな楽曲も収録されています。

ゲストとして、フランス注目のソウル・シンガーBen l'Oncle Soul、フランス最強のHip-HopバンドHocus Pocusの天才MC 20Syl、ジャマイカからUKに移住したスポークン・ワード・アーティストHKB FiNN、イスラエル生まれフランス育ちのR&BシンガーNyr (Nyr Raymond)等が参加しています。特にBen l'Oncle Soul20Sylが話題ですね。20Sylは本作のアートワークも手掛けています。

ジャジーHip-Hopとジャズ・ファンクとモダン・ソウルがいい感じでミックスされている1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Play」
タイトル曲はグルーヴィーなジャズ・ファンク・チューン。軽快なホーンとフェンダー・ローズの音色がいいですな。軽くスクラッチやエレクトロなスパイスが効いているあたりが心憎い!
http://www.youtube.com/watch?v=M7Z_6MwgpB4

「Please Don't Give Up」
オススメその1。Ben l'Oncle SoulとHKB FiNNをフィーチャー。HKB FiNNによるラップと注目のソウル・シンガーBen l'Oncle Soulのヴォーカルを堪能できるソウルフルな仕上がり。ジャジーHip-Hop好きの人あたりもグッとくる1曲なのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=c8qx5dbVDSQ

「Black And Bitter」
James Copleyをフィーチャー。ビターな味わいのファンキー・グルーヴに仕上がっています。聴き込むほどに味わい深くなる1曲。
http://www.youtube.com/watch?v=CPGWVAkRffM

「California」
ホーン隊とリズム隊の絡みが絶妙なファンキー・インスト・チューン。 サンプリングのセンスが90年代アシッド・ジャズっぽくて好きです。

「Between The Lines」
オススメその2。Ben l'Oncle Soulと20Sylをフィーチャー。この曲を本作のハイライトに挙げる人も多いのでは?天才MCの20SylのフロウとBen l'Oncle Soulのソウル・ヴォーカルが絡むジャジーHip-Hop/ソウル・チューンです。このメンバーにグッとくる人はかなりの通ですね!
http://www.youtube.com/watch?v=paM8GOIroQQ

「Let's Go To Work」
オススメその3。James CopleyとGael Fayeをフィーチャー。Gael Fayeの畳み掛けるフレンチ・ラップがなかなか強烈です。それを盛り上げるリズム隊の生み出すグルーヴが実に格好良いですね。ホーン隊の切れ味も抜群!
http://www.youtube.com/watch?v=R3XpBW9mzdM

「Mousse」
クラブジャズとHip-Hopの感覚を上手くブレンドさせたインスト・チューン。

「Where Is The Love」
オススメその4。Ben l'Oncle Soulをフィーチャーしたソウル・チューン。彼が参加した3曲の中では最も彼のシンガーとしての魅力を堪能できると思います。モダン・ソウル好きの人に聴いて欲しい1曲。
http://www.youtube.com/watch?v=Fm-IN301fmw ※メイキング映像

「Old Stuff」
オススメその5。インスト曲の中では一番好きです。グループ名に反して、生音クラブジャズの魅力を堪能できるグルーヴィーな仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=sUxfIAa5Ve4

「Fine」
オススメその6。Nyrをフィーチャー。Nyrの魅惑のファルセット・ヴォーカルをフィーチャーしたジャジー・ソウル・チューンです。ネオ・フィリーがお好きな人ならば気に入る仕上がりだと思います。

「Talking About Good Love...」
オススメその7。前曲に続きNyrをフィーチャー。アルバムで最もキャッチーな1曲だと思います。スリリングな疾走感がたまりません。この曲もネオ・ソウル好きの人であればグッとくるのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=2hzZIX-c7us

「...Talking After Good Love」
前曲と似たようなタイトルですが、微妙に異なります(笑)。Nyrをフィーチャーしており、前曲の続編といった雰囲気です。
http://www.youtube.com/watch?v=5A2dCFecRFQ

「Chasseur De Tetes」
Hip-Hopを通過してきたクラブジャズといった趣のインスト・チューン。

「Sorry」
オススメその8。Nyrをフィーチャー。Ben l'Oncle Soulへ注目が集まる本作ですが、Nyrもそれに負けない魅力的なR&Bシンガーだと思います。そんな彼の魅力を堪能できるソウル・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=ga4xJa6zNoc

「Nucks」
国内盤CDのボーナス・トラック。HKB FiNNをフィーチャーした切れ味鋭い生音Hip-Hopチューンに仕上がっています。スクラッチもいい感じ!
http://www.youtube.com/watch?v=mv9ZOzzxz8U

ご興味のある方は1st『Stardown』(2005年)、2nd『Hopeful』(2007年)もチェックを!

『Stardown』(2005年)
Stardown

『Hopeful』(2007年)
Hopeful

20Syl率いるHocus Pocusも要チェックですよ!

『73 Touches』(2005年)
73タッチズ

『Place 54』(2007年)
プレイス54

『16 Pieces』(2010年)
シックスティーン・ピーシーズ
posted by ez at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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