2006年06月27日

Zapp『Zapp II』

ファンク・クラシック「Dance Floor」を含むZappワールド炸裂☆『Zapp II』
Zapp II
発表年:1982年
ez的ジャンル:トーク・ボックス系重量級ファンク
気分は... :人情味溢れるファンクだぜ〜ぃ!

僕の最も好きなファンク・グループZappの2回目の登場っす!
(最近2回目シリーズが続きますが...)

前回は僕がZappにハマるキッカケとなった4thアルバム『The New Zapp IV U』(1985年)を紹介しましたが、今回はおそらくZappの全作品の中で最も人気が高いと思われる2ndアルバム『Zapp II』(1982年)っす。

僕がZappおよびRogerの名前を明確に意識するようになったのは、Rogerの1stソロ『The Many Facets of Roger』(1981年)だったかなぁ。『P-ファンク...って何だ!?』という邦題がかなりインパクトあった。

George Clinton『Computer Games』の記事でも書いたが、この頃は今と違ってR&B/Funk系アーティストの音楽を聴く機会や情報に乏しい時代だったので、P-Funkという音楽は謎の存在だった。そこへ『P-ファンク...って何だ!?』ってタイトルの作品だからね!“何だ!?じゃなくて、教えろよ!”ってツッコミ入れたくなった。でも、その時は結局聴かずじまいだった。

その後、P-Funkやファンクのレコードや知識も多少増え、ついに出会った初Zappレコードが名曲「Computer Love」を含む『The New Zapp IV U』だった。その後、新旧作含めてZapp/Rogerにズボズボハマっていったのだった。

僕自身の思い入れは、Zapp『The New Zapp IV U』(1984年)、Roger『Unlimited!』(1987年)、『Bridging The Gap』(1991年)あたりが強いんだけど、若いリスナーの方にZapp/Roger流ファンクの入門編でオススメということであれば、Roger『The Many Facets of Roger』(1981年)またはZapp『Zapp II』(1982年)のどちらかだろうね。

『Zapp II』は、タイトルの通りデビュー作『Zapp』に続く2ndアルバム。100%Zapp流重量級ファンク全開のアルバムっす。勿論Rogerのトーク・ボックスが♪ミャア〜♪ミャア〜♪唸りまくってマス。

デビュー作『Zapp』はBootsy Collinsがプロデュースを努めたが、本作からは自分達でセルフ・プロデュースしていヤス。

全曲紹介しときやす。

「Dance Floor」
Zappの代表作でもある大ヒット・ファンク・ナンバー。下っ腹に響く重量級ファンクっす。いつも思うんだけど、Zapp/Rogerのミディアム・ファンクって、ファンクのリズムで演歌を歌っているような気がする。Rogerのトークボックスの♪ミャア〜♪ってカンジが演歌の小節の節回しに似ている気がするんだよね。この曲なんかまさにその典型だね。

Beastie Boys「Hey Ladies」、EPMD「Chill」、Erick Sermon「Stay Real」、「Safe Sex」、2pac & Snoop Dogg「Wanted Dead or Alive」、1st Born「So Many Options」等のサンプリング・ネタとしても定番ですね。

「Playin' Kinda Ruff」
トークボックス小休止でソウルフルなボーカルが印象的なミディアム・ファンク。トークボックスがないことで、Zapp/Rogerサウンドのベースには昔ながらのソウル、リズム&ブルースのマナーも脈々と受け継いでいることを再認識できます。

「Doo Wa Ditty (Blow That Thing) 」
ドゥーワップなZapp流ファンクを楽しめるナンバー。案外、Zapp/Rogerってドゥーワップの影響が強いよね。Paperboy「Ditty」などのサンプリングネタにもなっていマス。

「Do You Really Want an Answer?」
個人的には一番お気に入りのポップなソウル・ナンバー。スウィートなんだけど、切ない哀愁感が漂うところが何とも好きっす!

「Come On」
ファンキーなホーンセクションがご機嫌なファンク・ナンバー。延々とロングバージョンで聴きたい気分!

「A Touch of Jazz (Playin' Kinda Ruff Part II) 」
タイトルの通りRogerのジャス・テイストなギタープレイを堪能できるファンク・チューン。

こうやって聴いてくると、Zapp/Rogerってソウル、ドゥーワップ、リズム&ブルース、ジャズといった伝統的なブラック・ミュージックを、ダンサブルなファンク・サウンドにさりげなく取り入れる術に長けていたよね。

あと、ファンクに似合わない形容詞かもしれないけど、Zapp/Rogerの温かみのあるサウンドって人情味溢れる下町ファンクって気がする。

僕は一度だけZappのライブを観に行ったことがあるけど、レコードを遥かに超えたそのライブ・パフォーマンスにブッ飛んだ記憶がある。ライブの熱い雰囲気に最も近いアルバムが本作ではないかと思う。
posted by ez at 00:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ソウルフル最高!
Excerpt: ついつい唄ちゃうのう、ソウル・ナンバー、家(いぇ)ー! わしゃあ、歌で何が好き
Weblog: おかやまじゃけん
Tracked: 2006-07-20 23:25