2006年08月08日

Grateful Dead『Workingman's Dead』

ヒッピー・ロック・バンドによるタル〜いカントリー・ロック☆Grateful Dead『Workingman's Dead』
Workingman's Dead
発表年:1970年
ez的ジャンル:ヒッピー系カントリー・ロック
気分は... :タルいよねぇ〜( ̄ェ ̄;)

いやぁ〜夏らしくなってきたのはウレシイですが、暑すぎるよねぇ(T〜T)

今回は、そんなクソ暑い日の昼間に聴きたくなるアルバムGrateful Dead『Workingman's Dead』(1970年)っす。

Jerry Garciaを中心にサンフランシスコで1965年に結成されたGrateful Deadは、Jefferson Airplane、Quicksilver Messenger Serviceと並ぶシスコを代表するサイケデリック・ロック・グループであり、60年代後半のヒッピー・ムーヴメントの中で、Grateful Deadのアシッドでドラッギーなトリップ・ミュージックは若者に熱狂的に受け入れられた。

1995年のJerry Garciaの死をもって、30年のバンドの歴史に終止符を打つ。その間デッド・ヘッズと呼ばれる熱狂的なファンを虜にし続けた、ヒッピーなライフスタイルと、フリーフォームな音楽スタイルは、我々日本人が考える以上にアメリカ人にとって、ミステリアスでユニークで偉大な存在だったのかもしれない。

僕が持っているGrateful Dead作品は、3rdアルバム『Aoxomoxoa』(1969年)、4thアルバム『Live/Dead』(1969年)、5thアルバム『Workingman's Dead』、6thアルバム『American Beauty』(1970年)の4枚。

サイケで、アシッドなトリップ・ミュージックを期待してGrateful Dead作品を購入したはずの僕だったが、意外にも今でもよく聴くのは、『Workingman's Dead』、『American Beauty』といったDead風カントリー・ロックを堪能できる2枚デス。

特に、今回紹介する『Workingman's Dead』のタル〜いカンジが僕は好きだね。クソ暑いの昼間に、ダラダラしながら聴くにはサイコーのアルバムっす。

Jerry GarciaがCSN&Y(Crosby,Stills,Nash & Young)をヒントに制作されたと言われる本作。僕は正直言ってCSN&Yって、聴いていてすぐに飽きちゃうんだけど、Dead風カントリー・ロックはユルユル、ダラダラな分、全然飽きがきません。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Uncle John's Band」
シングルにもんったアルバム中最も有名な曲。モロにCSN&Y風なハーモニーを聴ける曲だけど、テックス・メックス風のギターに、パーカッションという味付けが、とてもいいアクセントになっている。CSN&Yに興味がない僕でも楽しく聴けマス。

「High Time」
僕の大のお気に入り1曲目。ユルユル、ダラダラなカンジがサイコーっす。今で言うデザート(砂漠)・ロックってカンジの乾いた雰囲気がたまらんね。その意味ではCalexicoなんかと一緒に聴きたくなるねぇ。こんな音楽を聴きながら、ゆったり、のんびりハイ・タイムな生活を送っていたいよねぇ〜☆

「Dire Wolf」
ペダル・スティールによるルーツ・ミュージック的なアプローチのナンバー。ノンキな雰囲気な曲だけど、♪俺を殺さないでくれ、お願いだから殺さないでくれ♪という歌詞には強い反戦メッセージがこめられている。

「New Speedway Boogie」
ブルージーで不穏な空気が漂うナンバー。それもそのはず、この曲は1969年のRolling Stonesのフリーコンサートで起きた有名な“オルタモントの悲劇”にまつわるものである。

警備のヘルス・エンジェルスに黒人青年が殺されてしまったこのフリーコンサートをStones側に持ち込んだのはJerry Garciaだった。詳しくは知らないが、StonesのみならずDeadとしてもあの悲劇にケジメをつけたかったのかね?

「Black Peter」
僕の大のお気に入り2曲目。「High Time」同様、ユルユルに乾ききったデザート・ロック。この曲を聴きながら、昼間からビールを飲んでいると、実に気持ちがイイ。こんなにタル〜いカンジのサウンドって案外あるようでない気がする。まぁ、ゆっくり行こうや。

「Easy Wind」
ブルージーかつアーシーなムードが漂う1曲。Leon Russellあたりと一緒に聴きたいカンジ。

「Casey Jones」
ライブ・レパートリーとして有名な曲。ルーズな浮遊感がイイカンジ。実在した有名な蒸気機関士ケイシー・ジョーンズについて歌ったものらしい。

本作のカントリー・ロック路線をさらに推し進めた『American Beauty』もどうぞ!
posted by ez at 02:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
デッドはあまり持ってないけどコレは持ってる。デッドがコーラスをバッチリ決めるとらしくないけどなかなかいいアルバムです。『デッドライブ』もあります。『アメリカンビューティ』は未聴。
ギターのボブウイア作のワンモアサタデイナイトという曲がイヨーに好きでよく聴きました(ドイツのTVムジクラデンに出演した時のこの曲は必見)。デッドはガルシアのマイルドなトーンのリードギターもちょっとジャズっぽくて好きですよ。
『ヨーロッパ72』というライブ盤をよく聴きます。これは気持ち良い盤でユルユルドライビンサウンドを堪能可能っす。
ジャケの足と壷のイラストもまたイイし。
Posted by マルチP at 2006年08月10日 18:53
すいません追記

デッドのマスコットのテディベアはかわいいしいいですね。ミニカー集めも好きなんですが(ホットホイールやジョニーライトニング、マジョレット)このマスコットベアのプリント入りのスペシャルカーも2台持ってます。(^_^)
Posted by マルチP at 2006年08月10日 19:01
☆マルチPさん

ありがとうございます。

僕もDeadはファンというほどではないので、アルバム単位でってカンジですね。

『Europe '72』はDeadの負債返済に大きく貢献したアルバムですよね。僕は3枚組というボリュームに抵抗感があって、手を出さずじまいでしたが、彼ら本来の魅力であるインプロヴィゼーションを堪能するには、こういったアルバムを聴くべきかもしれませんね。
Posted by ez at 2006年08月11日 01:41
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