2006年11月03日

Sonny Clark『Cool Struttin'』

美脚レディが気になる1枚☆Sonny Clark『Cool Struttin'』
Cool Struttin'
録音年:1958年
ez的ジャンル:若さハツラツ系ファンキー・ジャズ
気分は... :この美脚レディはどんな女性なんだろう...

1950年代カテゴリーが1ヶ月以上エントリーなし状態だったので、久々に50年代ジャズを♪

ということで、Sonny Clark『Cool Struttin'』(1958年)をセレクト☆

Sonny Clark『Cool Struttin'』は、Cannonball Adderley『Somethin' Else』(1958年)と並んで、当時日本で最も人気の高いBlue Note作品だったのだとか。特に、『Cool Struttin'』は本国アメリカ以上に日本で人気があったらしい。アメリカではあまり名の知られていなかったSonny Clarkが日本のジャズ喫茶で絶大な支持を獲ていたのは興味深い話ですね。

また、このアルバムは中身もさることながら、タイトル通りの女性のCool Struttin'(気取って歩く)なジャケが有名ですよね。僕は詳しくないけど、このジャケはその発売時期によって、ビミョーに異なる数種類のジャケがあるらしいっす。

僕がJazzを聴きはじめて間もない頃、何枚かBlue NoteのCDを購入したら、オマケで『The Amazing Shoichi Yui Vol.2』という非売品のCDが付いてきた。

これは日本におけるジャズ評論の草分け的存在だった故油井正一さんがBlue Note作品のダイジェストをバックに、簡単な解説をしてくれているCDだったんだけど、実はこのCDのジャケが本作のジャケをパロったもので、女性の美脚の後方に油井さんが立っているというものだった。しかも、そのCDの1曲目がタイトル曲「Cool Struttin'」の解説だった。

この非売品CDがJazz初心者の僕にとっては、なかなか重宝する解説CDで、これを参考に再びBlue NoteのCDを購入すると、その時またオマケで非売品CDが付き、その後さらにBlue NoteのCDを購入すると...なんて繰り返していたら、この『The Amazing Shoichi Yui Vol.2』が3枚もウチのCD棚に並ぶ始末に(笑)

そのうち、Cool Struttin'なジャケに自然と愛着が湧き、オリジナルの『Cool Struttin'』が欲しくなって購入したというのが、僕の『Cool Struttin'』購入物語でした...

Sonny Clarkというジャズ・ピアニストは、先に書いた通り、必ずしも本国アメリカで絶大な評価を受けていたわけではなく、その意味では多少ビミョーな存在なのかもしれませんね。

でも、永遠のJazz初心者の僕にとっては、実に親しみやすく、でもちょっと気取った、いつ聴いても楽しめるJazzアルバムっす。

メンバーも、Sonny Clark(p)、Art Farmer(tp)、Jackie McLean(as)、Paul Chambers(b)、Philly Joe Jones(ds)となかなか充実してマス。

全曲紹介しときヤス。

「Cool Struttin'」
まさに気取った女性が、周囲の男たちの視線を意識しながら、思わせぶりに歩いている姿が思い浮かぶテーマのメロディが印象的なナンバー。ソロではJackie McLeanがカッチョ良いですな。この曲を聴きながら、一体あの美脚女性はどんな人なんだろうなんて想像しながら聴くと、楽しさ倍増っす。

「Blue Minor」
「Cool Struttin'」と共にClarkのオリジナル・ナンバー。ブルージーだけど親しみやすいカンジが魅力の曲。McLeanとFarmerの伸びやかなソロに加え、Clarkの気取ったピアノがたまらんですな。

「Sippin' At Bells」
帝王Miles Davisの初期の作品。イントロのPhilly Joeのドラムがなんかカッチョ良いので〜す♪全体的に小気味良い演奏がいいカンジっす。

「Deep Night」
「My Funny Valentine」等の作者として有名なLorenz Hart/Richard Rodgersコンビの作品。Clarkのピアノがキマリすぎデス。カッチョいいぞ〜♪今聴くならば、この曲が一番好きかも?

またCD化に伴い、「Royal Flush」「Lover」の2曲がボーナス・トラックとして追加されていマス。この2曲もなかなかイイっす。

本作録音時Clarkは26歳、メンバーの平均年齢も27歳前後だったという。まさに若いパワーが炸裂した1枚というカンジですな。

なお、Clark自身は麻薬の過剰摂取が原因で1963年に31歳の若さで死去した。
posted by ez at 00:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 1950年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやー、誰が何と言おうと名盤ですね。いまだにアメリカでうけなかった理由がわかりません。日本人は亜米利加人よりクールな証拠でしょう。
Posted by hyuma at 2006年11月04日 11:47
☆hyumaさん

ありがとうございます。

こうしてコメントさせて頂くのは初めてですが、
hyumaさんのブログは、よく拝見させて頂いておりますm(_ _)m
Modsな生き方を貫くhyumaさんが羨ましい限りです!

このアルバムのタイトル、ジャケ、サウンドは、
クールなhyumaさんのブログのテイストにピッタリな感じですね。

これからもよろしくお願い致します。
Posted by ez at 2006年11月04日 22:14
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