2012年05月13日

Georgia Anne Muldrow『Seeds』

フューチャー・レディ・ソウルとMadlibの共演作☆Georgia Anne Muldrow『Seeds』
Seeds
発表年:2012年
ez的ジャンル:アンダーグラウンド女性R&B
気分は... :魅惑のタッグ実現!

今回はアンダーグラウンドR&B好きにはお馴染みの女性R&BシンガーGeorgia Anne Muldrowの最新作『Seeds』です。

アンダーグラウンドHip-Hopシーンの鬼才プロデューサーMadlibが全面プロデュースした本作は、アングラR&B/Hip-Hop好きの間で話題の1枚ですね。

L.A.出身の女性R&Bシンガー/ソングライター/プロデューサーGeorgia Anne Muldrowの紹介は、『Kings Ballad』(2010年)に続き2回目です。

先週紹介したSy Smith『Fast And Curious』もアンダーグラウンド・レディ・ソウルとクラブミュージック/クロスオーヴァーの人気プロデューサーMark De Clive-Loweとのコラボという点で魅力的な1枚でしたが、本作『Seeds』もそれに劣らぬアンダーグラウンド・レディ・ソウルと人気プロデューサーのコラボですね。

近年のアーティストとしては珍しくハイペースで作品をリリースするGeorgia Anne Muldrowですが、前回紹介した『Kings Ballad』(2010年)以降だけでも、Jyoti名義でのアルバム『Ocotea』(2010年)、公私のパートナーであるDudley Perkins(Declaime)との共演アルバム『Someothaship』(2010年)、インスト作品『Vweto』(2011年)、母に捧げたアルバム『Owed to Mama Rickie』(2011年)という5枚のアルバムをリリースしています。これだけ多作だとフォローしきれませんね(泣)

さて、フューチャー&ハイパー・ソウルのイメージが強いGeorgia Anne Muldrowですが、Madlibと組んだ本作は、ヴィンテージ感の漂うソウルフルな1枚に仕上がっています。ただし、この2人のタッグですからドープで神秘的な1枚に仕上がっています。

鬼才Madlibの絶品トラックとGeorgia Anne Muldrowのミステリアスな歌世界が合体したアンダーグラウンドR&Bワールドを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Seeds」
タイトル曲はアルバムからの先行シングルにもなりました。Harold Melvin & the Blue Notes「Where's the Concern for the People」を大胆にサンプリングしたソウルフルな仕上がりです。濃厚な中にもエレガントな雰囲気が漂うのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=1QDAawetMtw

「Wind」
アンダーグラウンド・ネオソウルといった雰囲気にグッとくるGeorgia Anne Muldrowらしい1曲に仕上がっています。もっと長尺で聴きたいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=j87pdiNDCkg

「Calabash」
Madlibのセンスが光る1曲。印象的なベースラインのループに先導され、Georgia Anne Muldrowが音空間を駆け巡ります。

「Kali Yuga」
アンダーグラウンド感のあるミステリアスなソウル・チューン。タイトルはインドのヴェーダで示された世界の週末であるKali Yuga季のことでしょうね。

「The Birth Of Petey Wheatstraw」
MadlibとGeorgia Anne Muldrowの共演らしいドープで少し退廃的なネオソウル・チューン。タイトルはホラー・コメディとして知られるブラック・シネマ『Petey Wheatstraw』(1977年)のことですかね?

「Best Love」
キャッチーな仕上がりはシングル向きなのでは?レトロ・ソウル調な味わいながらもMadlib流のスパイスが程良く効いています。Pleasure「Living Without You」をサンプリング。
http://www.youtube.com/watch?v=vXNiy4in46s

「Husfriend Intro」
次曲のイントロ。

「Husfriend」
ミステリアスに浮遊するネオソウル。ヴィンテージ感も漂う不思議な音空間に惹き込まれます。
http://www.youtube.com/watch?v=LW7_-DZttKc

「Kneecap Jelly」
本作らしいソウルフル感を満喫できる1曲。吐き出すように感情を叩きつけるGeorgia Anne Muldrowのヴォーカルが印象的です。

「The Few」
公私のパートナーDeclaime(Dudley Perkins)のラップをフィーチャー。Madlibとの共演と聞いて、もっとこういう曲が多いイメージがあったのですが・・・。

「Remember (Outro)」
アルバムのアウトロもソウルフルです。

Georgia Anne Muldrowの過去作品もチェックを!

『The Worthnothings EP』(2004年)
Worthnothings

『Olesi: Fragments of an Earth』(2006年)
Olesi: Fragments of an Earth

G&D『The Message Uni Versa』(2007年)
The Message Uni Versa

Pattie Blingh and the Akebulan 5『Sagal』(2007年)
Sagala

『Early』(2009年)
Early

『Umsindo』(2009年)
Umsindo

『Georgia Anne Muldrow Presents Ms One & The Gang』(2009年)
Ms. One

『Kings Ballad』(2010年)
Kings Ballad

Georgia Anne Muldrow & Declaime『Someothaship』(2010年)
Someothaship

Jyoti『Ocotea』(2010年)、
Jyoti-Ocotea Album

『Vweto』(2011年)
Vweto

『Owed to Mama Rickie』(2011年)
Owed to Mama Rickie
posted by ez at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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