2012年09月21日

Mckoy『Full Circle (Within A Spiritual Social Soul) 』

アシッド・ジャズ期のUKソウルを代表する男性シンガーNoel McKoyのグループ☆Mckoy『Full Circle (Within A Spiritual Social Soul) 』
Full Circle
発表年:1993年
ez的ジャンル:アシッド・ジャズ系UKソウル
気分は... :やはりNoel McKoyはいいですな!

今回はアシッド・ジャズ期のUKソウルを代表する男性シンガーNoel McKoyが率いた兄弟グループMckoy唯一のアルバム『Full Circle (Within A Spiritual Social Soul) 』(1993年)です。

MckoyNoel McKoy、Junette McKoy、Cornelle McKoy、Robin McKoyの4人から成るUKの兄弟グループ。

何といってもNoel McKoyThe James Taylor Quartet(JTQ)Snowboy作品などでお馴染みのUKアシッド・ジャズ期を代表する男性ソウル・シンガーですね。当時アシッド・ジャズ好きの人であれば、Noel McKoyの名にかなりグッとくるのではないかと思います。

そのNoel McKoyが自身のグループを率いての初アルバムということで、当時はそれなりに注目されたアルバムだったと記憶しています。今となっては完全に忘れ去られている感のある1枚ですが・・・

アルバム自体はアシッド・ジャズ経由のノーザン・ソウル風味UKソウルといった趣ですかね。

アルバムにはSteve Williamson(sax)、James Taylor(key)、Snowboy(per)、Dennis Rollins(tb)、Ray Hayden (b、key、per)、Mykaell Riley(Reggae Philharmonic Orchestra)(prog)、Rob Fisher(prog)、Crispin Taylor(ds)、Vanessa Simon(back vo)等アシッド・ジャズ・シーンの重要ミュージシャンが数多く参加しています。

その意味ではNoel McKoyの魅惑のソウル・ヴォーカルとアシッド・ジャズの重要アーティスト&プロデューサーの顔合わせを楽しむアルバムと呼べるかもしれません。

特に「Fight」「Family」「On The Streets」「Five Good Reasons」「Lucky Fellow」の5曲は要チェックだと思います。

Leroy Hutsonの人気メロウ・グルーヴ「Lucky Fellow」以外はオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Right Track Jack (2)」
オープニングはジャジー&ファンキーなソウル・チューン。ソウル・ジャズなファンキー・オルガン・サウンドをバックにNoel McKoyのソウルフル・ヴォーカルを満喫できます。

「On The Streets」
アシッド・ジャズ期らしい疾走感にグッとくるジャズ・ファンク・グルーヴ。アシッド・ジャズ好きならば、間違いなく気に入る1曲。Noel McKoyと共にReggae Philharmonic OrchestraのMykaell Rileyがプロデュースしています。

「Fight」
アルバムに先駆けてシングル・リリースされていた人気曲。当時の人気コンピ『The Rebirth Of Cool Too』にも収録されていたクラブ・クラシックです。Noel McKoyのヴォーカル全開のソウル・グルーヴはサイコー!
http://www.youtube.com/watch?v=73hOUvb93Bs

「Friends」
この曲はNJSの影響も窺えますね。Noel McKoyらしくはありませんが、90年代前半のR&Bらしい曲として悪くはありません。

「Young Blood」
スパニッシュ・ギターが印象的な哀愁ソウル・チューン。Noel McKoyの哀愁ヴォーカルが程良くダンサブルなバックとよくマッチしています。

「Family」
「Fight」同様、アルバムに先駆けてシングル・リリースされていた人気曲。UKアシッド・ジャズ・シーンの重要人物の一人Ray HaydenがNoel McKoyと共同プロデュースしています。Ray Haydenらしい洗練されたサウンドを満喫できる哀愁ソウル・グルーヴ。
http://www.youtube.com/watch?v=kjvAlyy7EGA

「Man Cry」
ダンサブルな哀愁チューン。90年代前半らしい打ち込みサウンドですが、僕には程良い心地好さです。

「Colours Of Love」
レゲエ調のキャッチーな仕上がり。アシッド・ジャズ+UKソウル+UKレゲエといった組み合わせが90年代前半らしくていい感じです。

「Five Good Reasons」
アルバムの中でも屈指のソウル・チューン。アシッド・ジャズ云々に関係なく本格ソウルを満喫しましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=lNIz8Ombv14

「Lucky Fellow」
Leroy Hutsonの人気メロウ・グルーヴのカヴァー。僕の一番のお気に入り曲です。Snowboyがプロデュースし、彼の名義でシングルにもなっています。オリジナルがお好きな人であれば、納得の好カヴァーだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=FQqrr5ZOEos

「What Are We Gonna Do ?」
80年代シンセ・ポップ好きならば記憶しているであろう元Naked EyesのRob Fisherが共同プロデュースしている哀愁チューン。なかなかキャッチーな哀愁ポップ・ソウルに仕上がっています。

「Lonely Ones」
情感たっぷりにNoel McKoyが歌い上げる哀愁バラード。

「Right Track Jack (1)」
オープニング曲のジャジーなリプライス。

僕の所有する国内盤には「Fight (Orginal Mix)」「Family (Full DJ Reggae Mix)」の2曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

再評価されてしかるべき1枚だと思います。
posted by ez at 04:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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