2007年01月26日

Cameo『Word Up!』

Larry Blackmon率いるCameoの出世作☆Cameo『Word Up!』
Word Up!
発表年:1986年
ez的ジャンル:バブリー&ソリッド系エレクトリック・ファンク
気分は... :アウ!アウ!アウ!

本ブログ初登場のCameoっす。
80年代R&B/Funk好きならば、外せないファンク・グループがCameoですね。

Larry Blackmonを中心としたファンク・グループCameoの歴史は、大きく2つに分けられマス。

ますは、1stアルバム『Cardiac Arrest』から『Knights of the Sound Table』(1981年)までの大所帯ファンク・グループ時代である。

1976年にシングル「Find My Way」のディスコ・ヒットを皮切りに、『Secret Omen』(1979年)、『Cameosis』(1980年)などの名作ファンク・アルバムを発表しましたが、他のグループ同様に大所帯ファンク受難の時代に対応するために、リーダーLarry Blackmonは、メンバーのリストラを断行しやシタ。

そして、『Alligator Woman』(1982年)以降は少数体制でのエレクトリック・ファンク時代となりマス。

『Style Black』(1983年)、『She's Strange』(1984年)『Single Life』(1985年)とR&Bチャートで着実にヒットを飛ばしてきた新生Cameoでしたが、本作『Word Up!』(1986年)でポップ・チャートにも食い込み、一気にメジャーな存在となりまシタ。

個人的には、『Word Up!』に続く、『Machismo』(1988年)、『Real Men... Wear Black』(1990年)という2枚がメチャ好きなのですが、Cameoといえば、まずは『Word Up!』を押さえておくべきでしょう。また、70年代ファンク好きの方は、大所帯ファンク時代の作品も見逃せませんよ!

さて、『Word Up!』ですが、まずはJean-Paul GAULTIERのファッションに身を包み、ボックスヘア−で身構えるLarry Blackmonをはじめとするメンバーの姿が印象的ですね。このとってもバブリーな雰囲気こそが、本作『Word Up!』の魅力だと思いマス。

本作でのCameoのメンバーは、Larry BlackmonTomi JenkinsNathan Leftenantの3名。他にギターで前メンバーのCharlie Singleton、ホーン隊としてRandy Breckerと先日死去したMichael BreckerのBrecker兄弟、さらには本ブログでも紹介したAmbitious LoversPeter Schererもプログラミングで参加していマス。

少し話しを脱線すると、Charlie Singletonのソロ・アルバム『Nothing Ventured, Nothing Gained』(1987年)、『Man On A Mission』(1989年)の2枚も昔よく聴きまシタ。機会があればコチラも紹介したいですね。

内容の方は、やはり「Word Up!」「Candy」「Back and Forth」という3曲のシングル・ヒットが強力ですね。全体的にはソリッドなエレクトリック・ファンクですが、その中にメロウな味わいも散りばめられているのが個人的には好きです。

全曲紹介しときヤス。

「Word Up!」
Cameoの名を一気にメジャーにした大ヒット・シングル。全米ポップチャート第6位、全米R&Bチャート第1位となりまシタ。Cameoらしいソリッドなエレクトリック・ファンクに仕上がっていマス。

何といっても、Larry Blackmonのあのアウアウ(?)ボーカルが妙にセクシーに聴こえマス。あとは、Clint Eastwood主演、Ennio Morricone音楽の映画『夕陽のガンマン』のあの口笛が聴こえるのがウレシイですね。この曲は12インチ・シングルのロング・バージョンでも聴きたいですね。

Korn、Melanie G(『Austin Powers: The Spy Who Shagged Me』のサントラ)などがカヴァーしたり、Chunky A「Your Love Makes Me Say Oww!」などのサンプリング・ネタにもなっていマス。

「Candy」
「Word Up!」と並ぶ本作のハイライト。全米ポップチャート第21位、全米R&Bチャート第1位となりまシタ。こちらはメロウなミッド・チューン。まさにキャンディーのような甘さを持ったプリティな1曲。

この曲はサンプリング・ネタとしても有名ですね。主なところでは、2pac「All About U」、Christian Blaizer「All I want (Candy Mix)」、Will Smith「Candy」、Mariah Carey「Loverboy」、Eightball & MJG「Just Like Candy」、Wicked Minds「Slippin」、Good Bad Ugly「Whipped」といったあたりでしょうか。

本曲がお好きな方には『Machismo』収録の「Honey」も同タイプの曲ですので、セットでどうぞ!

「Back and Forth」
この曲もシングル・カットされ、全米R&Bチャート第3位となりまシタ。「Word Up!」、「Candy」ほど目立たないけど、若いリスナーの方なんかは、メロウ&スムーズなこの曲の方がピンとくるんじゃないかなぁと思いマス。

「Don't Be Lonely」
なかなか胸キュンのスロウ。リアルタイムで聴いていた頃は、かなりCameoのメロウが好きだった。ファルセット・ボイスがかなりグッときたもんデス。ただし、スロウを堪能したいのであれば、『Real Men... Wear Black』(1990年)あたりをオススメします。

「She's Mine」
Hio-Hop調のソリッドなミディアム・ファンク。イギリスでは前述の3枚のシングルに続く第4弾シングルとなったようです。

「Fast, Fierce & Funny」
リアルタイムで聴いていた頃は殆どスルーしていた曲だけど、改めて聴いてみると悪くないミディアム・ファンクだね。実に80年代らしい雰囲気がなかなかグッド!

「You Can Have the World」
ラテン・タッチのパーカッションが印象的な軽快なファンク・ナンバー。今日的視点から聴くと、なかなかイケてる曲なのでは?

Cameoを聴くと一緒に聴きたくなるのが、Larry Blackmonが後押ししていたファンク・グループCashflowだ♪

ファンク・フリークならばご存知のファンク・ナンバー「Mine All Mine」収録の1stアルバム『Cashflow』(1986年)、2ndアルバム『Big Money』(1988年)は2枚とも僕にとって思い出深い作品だ。

特に、1st『Cashflow』に収録されている「Reach Out」というスロウは、僕の心の中ではS.O.S Bandの名スロウ群やDeBarge「I Like It」と同じくらいの名曲である。

ところが僕はこの曲をカセットで持っていただけだった。その後CD化を長年待ったが、未だにそれは実現されず、長年聴けずじまいにいた。どうしても聴きたくなって、わざわざ某ソウル・バーまで出向き、リクエストして聴いたこともあった。

そんな中で、数年前に仲の良い後輩が、イギリスはリーズの中古レコード店から『Cashflow』を取り寄せて、プレゼントしてくれた。涙が出るくらい大感激だったね!

当事者以外には退屈な思い出話でスンマセンm(_ _)m
posted by ez at 00:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
cameoは前期も後期も大好き!
ライブにも行きました。楽しかったです。
Cashflow、よさそうですねー。聞いてみたいもんだ♪

ところで僕もベアーズを応援します。笑
Posted by けん at 2007年01月27日 18:44
けんさん

ありがとうございます。

Cameoは80年代ファンク好きにはたまりませんよね。
でも、当時の盛り上がりに比べて、今日の評価は低い気がします。
もっと再評価されていいグループだと思うのですが...

Cashflowは、80年代ファンク/ブラコン好きならば、
気に入ると思います。ぜひ、CDで再発して欲しいですね。

スーパーボウルはゲーム自体も楽しみですが、
Princeのハーフタイム・ショウも楽しみですね。
Posted by ez at 2007年01月28日 00:02
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