2007年01月29日

Dred Scott『Breakin' Combs』

早過ぎたジャジーHip-Hop☆Dred Scott『Breakin' Combs』
BREAKIN COMBS
発表年:1994年
ez的ジャンル:早過ぎたジャジーHip-Hop
気分は... :センス良過ぎ〜ぃ☆

今回は、Dred Scottが1994年に発表した早過ぎたジャジーHip-Hop作品『Breakin' Combs』(1994年)っす。

一昨年にリイシューされていたんだけど、何故かAmazonでは扱っていなかったので、なかなか紹介できずにいた作品っす。たまたまAmazonでも扱いがあったので、ようやく登場っす。

正直、Dred Scottのプロフィールについては全く知りません。唯一知っているのは女性R&BシンガーAdriana Evansの旦那さんだということのみっす。

Dred Scottを知らない人でも、Adriana Evansならば知っているという人も多いのでは?これまで旦那Dred Scottのサポートのもと、『Adriana Evans』(1997年)、『Nomadic』(2004年)と2枚のアルバムを発表していマス。

僕はこの2枚も大好きで愛試しています。1st『Adriana Evans』は清らかなネオ・ソウルに仕上がっていますし、2nd『Nomadic』はボッサ・テイストなんかもあって、爽快かつ大人のR&Bアルバムになってマス。

そう言えば、来月にはAdrianaの新作『El Camino』が発売されるみたいですね。勿論、プロデュースは旦那のDredです。

そんな夫婦二人三脚で活動するDred Scottの(多分)唯一のソロが本作『Breakin' Combs』(1994年)デス。

一言で言えば、心地良くジャジーなアルバムってカンジでしょうか。

『ezが選ぶ2006年の10枚』でもLushlife『Order Of Operations』Othello『Alive At The Assembly Line』The Good People『The Good People』とジャジー・テイストのアングラHip-Hopを3枚セレクトしたけど、そんなアプローチを10年以上前に具現化していたのが本作『Breakin' Combs』っす。

他のレビュー・サイトで発売当時日本でも大ブレイクみたいな記事を見かけたことがあったけど、1994年の発売当時の記憶として、一部のHip-Hopファンの間では高評価だったけど、大ブレイクした印象はないっす。僕自身もCDショップでたまたま試聴して購入し、周囲に薦めたものの、あまり相手にされなかったなぁ(笑)

当時の僕は全然そんな事知らなかったけど、Intelligent Hoodlum(=Tragedy Khadafi)の2ndアルバムをリリースしたことで有名になったレーベルTuff Breakからのデビューということで注目されたみたいですね。

とにかく、こんなに洗練されたHip-Hopが1994年に存在したということに驚かされます。その意味では、早過ぎたジャジーHip-Hop作品と言えるのでは?

オススメ曲を紹介しときやす。

「Back In The Day」
アルバム全体の完成度の高さを予感させるジャジー・テイストを満喫できるオープニング。ファンに人気の1曲ですね。この時期にもジャズ・テイストのHip-Hopは数多く存在したけど、こんなに“ジャジー”って表現が似合う作品は、そうはなかった気がしマス。The Headhunters「God Made Me Funky」ネタ。

「Duck Ya Head」
涼しげなフルートの音色が印象的な1曲。この曲なんて最新のアングラHip-Hopと言っても通用しようだよね。

「Can't Hold It Back」
個人的にはアルバムで一番のお気に入り曲っす。案外、男気のあるカッチョ良い1曲に仕上がっていマス。

「Check The Vibe」
奥方Adriana Evansをフィーチャーした1曲。「Back In The Day」と並ぶ本作のハイライトです。 これはとにかく気持ちいいトラック&気持ちいいAdrianaのボーカルに尽きます。

「The Story」
ハードボイルドなカンジのトラックがイカした1曲。クールなカッチョ良さが光りマス。

「Funky Rhythms」
レーベル・メイトTragedyをフィーチャーしたタイトル通りファンキーな1曲。

「Swingin' Fotr The Tree」
奥方Adriana Evansをフィーチャー。 スウィンギーなノリがいいよね。僕の主観だけど、このアルバムを聴いているとPharcydeを思い出すのは何故だろう。テイストは全然違うのにねぇ?

「Nutin' Ta Lose」
この曲も人気の1曲だよね。とても洗練されたカッチョ良さを実感できる1曲。

「Liar」
♪らいあ〜♪らいあ〜♪というフレーズが頭の中を何度もループするクセになる1曲。

「Rough E Nuff」
「My Mind Is Driftin'」
クールネス溢れるジャジー・トラックが印象的な2曲。

「They Don't Know」
この曲も「Can't Hold It Back」と並ぶ僕のお気に入り曲。P-Funkのグルーヴ感を思い切りジャジーにするとこんなカンジになるのでは?

「Frankie's Groove」
エンディングはジャジーな生音インスト曲。このオシャレ感覚は粋だねぇ〜!

なお、リイシュー盤には、Adrianaの2nd『Nomadic』収録の「Remember The Love」のラップ・バージョンなどおトクなボーナス・トラックが追加されていマス。

奥方Adriana Evansの作品も、そのうち紹介しますね。
posted by ez at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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