2007年02月28日

Rick James『Come Get It』

Motownらしからぬ異端児のデビュー作☆Rick James『Come Get It』
Come Get It!
発表年:1978年
ez的ジャンル:過激&奇行系ファンク
気分は... :久々にキレた...

昨晩、久々にキレた...

僕は基本的にキレることが少ないタイプの人間だと思っているのだが、久々にきたね。

睡眠不足、栄養不足、人格不足(?)等々いくつかの条件が重なり、頭の中でスイッチがオンになってしまった。

朝目覚めて反省m(_ _)m

そんな影響で、昨晩やっつけようと思っていた他の案件も、すべて今日に持ち越し。
きっと今夜は徹夜パターン...と思うとまたまたブルー(´_`)

こんな時はお行儀の悪いファンクでも聴いて、ハイテンションになってみようっと!
ということでRick Jamesのデビュー作『Come Get It』です。

Rick Jamesと聞いて、最近もCMで流れているM.C. Hammer「U Can't Touch This」の元ネタである「Super Freak」を思い出す方も多いかもしれませんね。

僕は「Super Freak」をリアルタイムで聴いていた世代だけど、この頃のRick Jamesは飛ぶ鳥を落とす勢いでしたな。自身のヒットに加えて、Teena MarieMary Jane GirlsEddie Murphyなどのプロデュースも目立ったし、何より彼の派手なコスチュームとお騒がせ行動でも目立っていたしね。

Motownらしからぬ異端児!っていうのがRick Jamesの印象だったよねぇ。

当時の僕の感覚で言えば、表の天下を取っていたMichael Jacksonに対して、裏天下を取っていたのがRick Jamesって感じがしたなぁ。Prince殿下が『Purple Rain』(1984年)で裏天下を奪取するまではね!

そんなRick Jamesの裏天下街道の第一歩となったのが本作『Come Get It』(1978年)です。

個人的にはRick Jamesのアルバムの中ではダントツで本作が好きですね。
Rick流ファンクの魅力がこの1枚に凝縮されている気がします。

Rick Jamesが死去して約2年半が経過しますが、本国アメリカでのリスペクトぶりに比べて、日本ではいまいち評価が低いような気がします。

その意味では「Super Freak」を含む大ヒット作『Street Songs』(1981年)よりも、本作『Come Get It』から入った方が、Rick Jamesというアーティストの本質に迫れる気がします。

全曲紹介しときヤス。

「Stone City Band, Hi!」
本作はStone City Bandを従えたかたちで制作されており、このオープニングはRick JamesとStone City Bandのショウの幕開けを告げる体裁になっていマス。以前紹介したThe Beatles『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』のオープニングあたりをモチーフにしているのでは?

「You and I」
全米R&BチャートNo.1に輝いた大ヒット・デビュー・シングル。カッチョ良いコンテンポラリーなファンク・ナンバーに仕上がっていマス。キャッチーだけどグイグイと押しまくるファンクネスもばっちりの文句ナシの1曲。「Mary Jane」と並ぶ永遠のクラシック。

「Sexy Lady」
セクシーな腰つきのレディがわんさか登場しそうなエロ・ファンクに仕上がっていると思いマス。

「Dream Maker」
アゲアゲのファンク・チューンだけではなく、スロウもなかなかデス。意外とソウル・マナーに則った正統派のスウィート・ソウルに仕上がっておりマス。

「Be My Lady」
♪フッウォ☆フッウォ〜♪のコーラスが印象的な軽快なダンス・チューン。明るく、楽しく盛り上がろうぜ!ってカンジが大好き。中盤以降のラテンな展開も楽しい。

「Mary Jane」
説明不要のクラシック。シングルカットされ、全米R&Bチャート第3位に輝いた大麻賛歌のミドル・チューン。Mary J. Bligeの代表曲「Mary Jane (All Night Long)」の元ネタ曲Mary Jane Girls「All Night Long」のプロトタイプとなった曲としても有名ですね。

また、Kris Kross「I'm Real」、EPMD「Jane」、Jennifer Lopez「I'm Real (Murder Remix)」、Da Brat「Sittin' On Top Of The World」、Redman「Smoke Buddah」、213「Mary Jane」、AZ「Sit 'Em Back Slow」など多くの曲でサンプリングされていマス。

この独特の浮遊感は何とも気持ちイイ。Hip-Hop世代にジャスト・フィットするこのグルーヴ感を1978年に生み出していたことに驚きですね。

「Hollywood」
哀愁ムード漂う泣きのバラッド。最近で言えば、Bow Wow feat.T-Pain & Johnta Austin「Outta My System」でサンプリングされていますね。

「Stone City Band, Bye!」
ショウの終わりを告げるオープニングのReprise。

Rickは、2004年にハリウッドの自宅で自然死の状態で発見された。享年56歳。
奇行によるお騒がせ男だった彼らしい最期だったかもしれないですね。
posted by ez at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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