2013年06月10日

Reuben Wilson『Set Us Free』

ファンキー・フィーリングとメロウ・フィーリングを上手く融合させたオルガン・ソウル・ジャズ☆Reuben Wilson『Set Us Free』
Set Us Free
録音年:1971年
ez的ジャンル:ソウルフル・オルガン・ジャズ
気分は... :オルガンの音色を欲して・・・

今日はオルガン・サウンドが聴きたい気分です。

そこでセレクトしたのは、ソウルフル/ファンキーなジャズ・オルガン奏者Reuben Wilsonが1971年にリリースした『Set Us Free』です。

Reuben Wilsonのリーダー作の紹介は、『Got To Get Your Own』(1975年)、『Love Bug』(1969年)に続き3回目です。

『Set Us Free』は、『Got To Get Your Own』と並んで人気の高いReuben Wilson作品ですね。全体としてはファンキー・フィーリングとメロウ・フィーリングを上手く融合させた品に仕上がっています。

レコーディングにはReuben Wilson(org)以下、
Jerome Richardson(ts、ss)、David Spinozza(g、el-g)、Richard Davis(b)、Jimmy Johnson(ds)、Ray Armando(conga)、Gordon "Specs" Powell(per)、Gene Bianco(harp)、Wade Marcus(arr)、Mildred Brown(vo)、Naomi Thomas(vo)、Rosalyn Brown(vo)が参加しています。

Mildred Brown、Naomi Thomas、Rosalyn BrownというEssenceの3名のヴォーカルをフィーチャーしたMarvin Gayeの名曲カヴァー「Mercy Mercy Me (The Ecology)」や、Hip-HopクラシックNas「Memory Lane (Sittin' in da Park) 」のサンプリングソースとして有名な「We're in Love」の2曲がハイライトですかね。

個人的にはその2曲以外に「Sho-Nuff Mellow」「Mr. Big Stuff」あたりもお気に入りです。

オルガン・ジャズ好きは勿論のこと、ソウル好きも楽しめる作品だと思います。

ハイボールでも飲みながら、気軽に聴きたくなるイージーリスニング的な要素もあります。リラックス・モードで聴きましょ。

全曲紹介しときやす。

「Set Us Free」
Eddie Harris作。オリジナルはLes McCann & Eddie Harris『Second Movement』(1971年)に収録されています。メロウなオルガン・グルーヴにJerome Richardsonのサックスが絡むジャズ・ファンク・チューン。Ray Armandoのコンガをはじめに適度にパーカッシヴなのがいいですね。

「We're in Love」
Reuben Wilson作。本作のハイライト。Essenceの3名のソウルフル・スキャットが入ったイージーリスニング的なメロウ・ソウル・ジャズ。この曲を有名にしたのはDJ PremierがプロデュースしたHip-HopクラシックNas「Memory Lane (Sittin' in da Park) 」でのサンプリング・ループかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=HVl5QFZWxU4

Nas「Memory Lane (Sittin' in da Park) 」
 http://www.youtube.com/watch?v=TfoOGYra47A

Nas「Memory Lane (Sittin' in da Park) 」以外にもScientifik「I Ain't the Damn One」、Ace Hood「Forgiv'n」等でサンプリングされています。

「Sho-Nuff Mellow」
Reuben Wilson作。格好良すぎるRichard Davisのベースラインにグッとくるソウル・ジャズ。David SpinozzaのソウルフルなギターとReubenのオルガンの絡みがいい感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=06ZnNTAULdI

「Mr. Big Stuff」
Joseph Broussard/Carol Washington/Ralph Williams作。女性R&BシンガーJean Knightのデビュー・ヒットをカヴァー。ソウルフルなコーラス隊を活かしたソウル・ジャズ・チューン。プレイヤー&コーラス隊が一体となったソウルフルな演奏を満喫できます。特に終盤のReubenのオルガン・プレイがいいですね。

「Right On With This Mess」
本作でアレンジャーを務めているWade Marcusの作品。ここでもRichard Davisのベースをはじめとするリズム隊が生み出すグルーヴをバックに、Reubenのオルガンが駆け巡ります。
http://www.youtube.com/watch?v=r_llBFYBCyA

「Mercy Mercy Me (The Ecology)」
「We're in Love」と並ぶ本作のハイライト。Marvin Gayeの名曲カヴァー。Essenceのビューティフル・コーラスとReubenのオルガンにハープやマリンバも加わって、壮大なニューソウル的ソウル・ジャズが展開されます。
http://www.youtube.com/watch?v=1nWF9rxbPCs

「Tom's Thumb」
Reuben Wilson作。ラストはイージーリスニング調のソウル・ジャズ・サウンドで締め括ってくれます。適度にブルージーな感じがいいですね。

他のReuben Wilson作品もチェックしてみては!

『Love Bug』(1969年)
ラヴ・バッグ

『Blue Mode』(1969年)
Blue Mode

『A Groovy Situation』(1971年)
A GROOVY SITUATION

『The Sweet Life』(1972年)
Sweet Life

『The Cisco Kid』(1974年)
Cisco Kid

『Got To Get Your Own』(1975年)
Got to Get Your Own
posted by ez at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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