2014年02月17日

Labi Siffre『Crying Laughing Loving Lying』

美しいフォーキー・グルーヴを堪能できる黒人SSW作品☆Labi Siffre『Crying Laughing Loving Lying』
Crying Laughing Loving Lying
発表年:1972年
ez的ジャンル:UK黒人シンガー・ソングライター/ギタリスト
気分は... :レジェンド!

レジェンド葛西!興奮しましたね。
すべてを乗り越えて掴んだ銀メダルはまさにレジェンド!
これで有終の美とするのではなく、さらになる高みに向かって進もうとしている姿勢にも感服です。

今日はUKの黒人シンガー・ソングライターLabi Siffreの3rdアルバム『Crying Laughing Loving Lying』(1972年)です。

1945年ロンドン生まれの黒人シンガー・ソングライター/ギタリスト/詩人であるLabi Siffreの紹介は、フリーソウルの人気作品『Remember My Song』(1975年)に続き2回目となります。

「I Got The...」「The Vulture」といったソウル/ファンク色の強い人気曲を収録した『Remember My Song』と比較すると、本作『Crying Laughing Loving Lying』はフォーキー色の強い黒人シンガー・ソングライターらしい1枚に仕上がっています。楽曲はすべてLabi Siffreのオリジナルです。

美しいギターの響きとメロディ、そして味わい深いLabiの歌を満喫できます。Labiのソングライター、シンガー、ギタリストとしての魅力をダイレクトに楽しめる1枚です。フォーキーといってもポップな味わいやアレンジの妙もあり、アルバム全体としてのメリハリが効いている点も好きです。

Madnessがカヴァー・ヒットでもお馴染みのシングル曲「It Must Be Love」「Cannock Chase」「My Song」あたりを聴くと本作の素晴らしさを実感できると思います。

ギターケースにスヌーピーのぬいぐるみが収まっている裏ジャケも大好きです!

全曲紹介しときやす。

「Saved」
オープニングは無伴奏によるソウルフルな独唱です。神が降臨してきそうな素晴らしい歌声です。

「Cannock Chase」
アコギの美しい響きに引き込まれるビューティフル・フォーキー・グルーヴ。聴き重ねるほどに感動が増してきます。「It Must Be Love」、「My Song」と並ぶ本作のハイライトかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=bw93SM7LFJo

「Fool Me A Goodnight」
ギターと歌のみの弾き語りながら、実にメリハリが効いています。
http://www.youtube.com/watch?v=nZdV4ad1YmY

「It Must Be Love」
本作のハイライト。シングルとしてUKチャート第14位のヒットとなっています。ポップな味わいのフォーキー・チューンにはエヴァーグリーンな魅力があります。
http://www.youtube.com/watch?v=4DuWOMqc9-M

前述のようにMadnessがカヴァー・ヒット(UKチャート第4位)させています。それ以外にもMarian Montgomery、Paolo Nutiniがカヴァーしています。また、Sage Francis「Bridle」のサンプリングソースにもなっています。

Madness「It Must Be Love」
 http://www.youtube.com/watch?v=vmezIIrFQmY
Marian Montgomery「It Must Be Love」
 http://www.youtube.com/watch?v=2j_BaZ6p5vQ
Paolo Nutini「It Must Be Love」
 http://www.youtube.com/watch?v=RhplPhRlsRk

「Gimme Some More」
小気味良いフォーキー・グルーヴ。グルーヴィーなキーボードの音色がいいアクセントになっています。

「Blue Lady」
美しいアルペジオの響きが誘うミステリアスな音世界に魅了されます。じわじわ盛り上がっていく感じも好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=Vu00NxwJt8A

「Love Oh Love Oh Love」
カントリー・タッチの軽快な仕上がり。ソウルフルなイントロも印象的です。

「Crying Laughing Loving Lying」
タイトル曲はシンガー・ソングライターらしいフォーキー・チューン。ジワっと沁みてきます。
http://www.youtube.com/watch?v=bO9WYOAJhkY

「Hotel Room Song」
Labiのギターを堪能できる1曲。チェレスタの響きがいいアクセントになっています。

「My Song」
感動しまくりのビューティフル・バラード。一度聴いたら忘れられない名曲だと思います。聴いているだけで涙が溢れてきそうです。Kanye West「I Wonder」のサンプリング・ソースにもなっています。
http://www.youtube.com/watch?v=6gTUBK7H3rw

「Till Forever」
1分強の小曲ですが味わい深いです。
http://www.youtube.com/watch?v=mMXmKGxlSoM

「Come On Michael」
ラストは素晴らしいヴォーカル・アレンジに魅了されます。

僕の保有する2006年の再発CDには「You Make It Easy」「Good Old Days」「Pristine Verses」「You'll Let Me Know」「Oh Me Oh My Mr City Goodbye」「For The Lovin'」の6曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

Labi Siffreの他作品もチェックを!

『Labi Siffre』(1970年)
Labi Siffre

『The Singer and the Song』(1971年)
Singer & Song

『For the Children 』(1973年)
For the Children

『Remember My Song』(1975年)
REMEMBER MY SONG

『So Strong』(1988年)
So Strong

『Man of Reason』(1991年)
Man of Reason

『The Last Songs』(1998年)
Last Songs
posted by ez at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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