2015年02月03日

Black Ivory『Feel It』

Patrick Adamsが見出した男性ソウル・グループのメロウな1枚☆Black Ivory『Feel It』
Feel It
発表年:1975年
ez的ジャンル:Patrick Adams系男性メロウ・ソウル・グループ
気分は... :シーホークス悔やまれる選択・・・

「シーホークス対ペイトリオッツ」のNFLスーパーボウルは、終了間際、Sバトラーの劇的なインターセプトでペイトリオッツが10年ぶりに王者を奪還しました。

シーホークスはエンドゾーン前1ヤードまで迫りながら、痛恨のインターセプトで連覇を逃しました。シーホークスを応援していた僕としてはスッキリしない結末でした。

結果論になりますが、あそこはRBリンチもしくはQBウィルソンのランを選択して欲しかったですね。残り約30秒、タイムアウトも1つ残っていたし、最初がダメでも、もう1回チャンスがあるという気持ちでラン攻撃を続けて欲しかったですね。それで敗れたならば、同じ負けでももう少しスッキリしたような・・・

それにしても、やはりペイトリオッツは強かったですね。鉄壁のシーホークス守備陣を相手に、第4Qで2TDを奪ったブレイディを中心とした攻撃陣は(シーホークスを応援している僕にとって)「敵ながらあっぱれ!」と言いたくなるほど素晴らしかったですね。第4Qの0対14という得点状況が両チームの地力の差だったのかもしれません。

また、対シーホークス守備陣という尺度で、昨年のマニング、今年のブレイディを比較すると、2人の偉大なQBの格付けが自ずと見えてきてしまいますね。

頂上決戦に相応しい、見応えのあるスーパーボウルでした。Katy Perryのハーフタイムショーは正直つまらなかったですが・・・

今回は男性ソウル・グループBlack Ivoryの3rdアルバム『Feel It』(1975年)です。

Black IvoryはN.Y.で結成された男性ソウル・グループ。メンバーは、Russell PattersonStuart BascombeLeroy Burgessの3名。

グループは後にN.Y.ディスコを代表するプロデューサーとなるPatrick Adamsに見出され、10代の若さでデビューを飾ります。アルバムとしては、『Don't Turn Around』(1971年)、『Baby Won't You Change Your Mind』(1972年)、『Feel It』(1975年)、『Black Ivory』(1976年)、『Hangin' Heavy』(1979年)、『Then and Nowt』(1984年)という作品を残しています。

3rdアルバムとなる本作『Feel It』(1975年)は、自らのプロダクションBlack Ivory Productions設立後の第一弾アルバムであり、グループおよびRobert JohnMike Gatelyがプロデュースしています。Patrick Adamsがアレンジを担当し、数曲共同プロデュースもしています。

一般的にはファルセット・ヴォーカルを駆使した甘茶ソウル作品という位置づけだと思います。僕の場合、甘さは濃すぎるヤツは苦手なのですが、本作におけるBlack Ivoryは程良い甘さの爽快メロウなのがいいですね。また、甘茶だけではなく、ファンキー路線の楽曲やヤングソウル調の楽曲もあり、アルバムにメリハリがある点が魅力です。僕の場合、後者のファンキー路線、ヤングソウル調の方がお目当てなのですが・・・

程良い甘さの僕好みのメロウ・ソウル作品です。

全曲紹介しときやす。

「Will We Ever Come Together」
甘茶好きにはたまらないスウィートなスロウでアルバムは幕を開けます。くどすぎない程良い甘さが僕にはフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=lAYNof-NqwM

「Your Eyes Say Goodbye」
ヤングソウル調のイントロにグッとくる爽快グルーヴィーなメロウ・ソウル。フリーソウル好きの人も気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=5IZtXjrTtBM

「You're Whats Been Missing From My Life」
正統派バラードをスウィートに歌い上げます。グループの素晴らしいヴォーカル・ワークを堪能できます。

「Daily News (Vocal)」
アレンジ・センスの妙が光る魅惑のファンキー・グルーヴ。甘茶だけではないグループの魅力を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=-7QUNg7g4Ho

「All In A Day's Love」
優しげなメロディをファルセット・ヴォーカルでしっとりと歌い上げるオーセンティックなスロウ。

「Feel It」
タイトル曲はファンキーな味わいのモダン・ソウル。個人的には一番のお気に入り。格好良いサウンド・プロダクションにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=f7-xBoPI4mw

「Warm Inside」
スロウ系では「Will We Ever Come Together」と並ぶお気に入り。切なる雰囲気にグッとくる素敵なメロウ・ソウルです。Mac Miller「Outside」、Ta-Ku「Day 48」のサンプリング・ソースにもなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=AQEuBoPXUps

「Love, Won't You Stay」
ファルセット・ヴォーカルでスウィートに迫ります。Kaze & 9th Wonder「For the Record」のサンプリング・ソースにもなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=_jxKdZ3sBkc

「Daily News (Instrumental)」
「Daily News」のインスト・ヴァージョンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=oJWyiYPRLXk

Black Ivoryの他作品もチェックを!

『Don't Turn Around』(1971年)
Don't Turn Around: Golden Classics Edition

『Black Ivory/Hangin' Heavy』(1976/1979年)
ブラック・アイボリー/ハンギン・ヘヴィー

『Then and Nowt』(1984年)
Then & Now
posted by ez at 03:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私みたいなフィリーソウル好きには、堪らないグループでした。

リードボーカルのファルセットの甘さで一発でやられました(笑)

個人的にはシングルのYou and Iが最高でした。

いつも最高の音楽を紹介して頂いてありがとうございます。

ezさんは、あまりフィリーソウルは趣味ではないですか?
Posted by n.j at 2016年11月18日 02:22
☆n.jさん

ありがとうございます。

本作は爽快な甘さがいいですね。

私の場合、当ブログのように年代、ジャンルにこだわらず作品を聴くタイプであり、特定ジャンルが好き/嫌いという感覚はあまりありません。特定ジャンルを深堀りするよりも、広く浅く色々なジャンルの音を聴いているのが性に合っているようです。

ソウル作品に関してはレア・グルーヴ/フリーソウル的な感覚で聴くことが多いので、そういった感覚にフィットする作品、楽曲を好む傾向にあります。

今後も当ブログを楽しんでいただければ幸いです。
Posted by ez at 2016年11月19日 12:54
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