2007年06月19日

Average White Band『Cut The Cake』

美味しいケーキはいかが?☆Average White Band『Cut The Cake』
Cut the Cake
発表年:1975年
ez的ジャンル:メロウ&グルーヴ系白人ファンク
気分は... :どんなケーキを食べようかな?

ありふれた白人バンド(?)Average White Band(AWB)の2回目の登場です。

スコットランド出身の“平均的な白人バンド”を名乗るAWBは、筋金入りのファンク・チューンと極上のメロウ・チューンの絶妙なバランスで、ファンク/ソウル・ファンからAORファンまで幅広い人気を獲得しているグループですね。

前回は人気曲「Queen of My Soul」等収録の『Soul Searching』(1976年)を紹介しましたが、今回は個人的に一番好きなAWBのアルバム『Cut The Cake』(1975年)です。

プロデュースはArif Mardinっす。前回も書きましたが、AOR好きの方の中には『Shine』(1980年)等David Fosterプロデュース作を好んで聴く傾向もあるようですが、まずはArif Mardinプロデュースの初期の作品を聴くのがAWBの正しい聴き方のような気がします。

AOR好きの方のニーズを満たすソフト&メロウな作品を数多く発見できるはずですよ!

3rdアルバムとなる本作『Cut The Cake』ではツアー中に死去したドラマーのRobbie McIntoshに代わり、黒人ドラマーのSteve Ferroneが新メンバーとして加入していマス。

本ブログでも紹介したラテン・グルーヴの帝王と呼ばれたコンガ奏者Ray Barrettoが数曲で参加していマス。

全米R&Bアルバムチャート第1位、全米ポップアルバムチャート第4位に輝いた大ヒット・アルバムです。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Cut the Cake」
シングル・カットもされ、全米R&Bチャート第7位となったたタイトル曲。スマートなJames Brownといった趣の仕上がりがいいファンク・ナンバー。サンプリング・ネタでも使われていますね。

「School Boy Crush」
サンプリング・ネタといえばこのミッド・グルーヴですね。AWBの曲の中で一番サンプリングされている曲だと思いマス。シングルにもなりまシタ。

主なところを挙げると、Eric B. & Rakim「Microphone Fiend」、Beatnuts「Ya Don't Stop」De La Soul「D.A.I.S.Y. Age」、Pete Rock & C.L. Smooth「In The Flesh」、Nas「Halftime」、TLC「Ain't 2 Proud 2 Beg」、Janet Jackson「New Agenda」、Diana King「Shy Guy」、Father MC「One Night Stand」、Immature「Watch Me Do My Thing 」、Floetry feat. Mos Def「Wanna B Where U R(Thisizzaluvsong)」、Dragon Ash「Deep Impact」、AZ「Your World Don't Stop」など

「It's a Mystery」
なかなかイケてるメロウ・グルーヴ。肩の力の抜け具合が実にカッチョ良いですなぁ。晴れた日の朝に聴くと実に清々しいカンジでハマります。Ray Barretto参加曲。

「If I Ever Lose This Heaven」
Leon Wareの名曲カヴァー。シングル・カットもされまシタ。オリジナルはQuincy Jones『Body Heat』収録のMinnie Riperton、Al Jarreauをフィーチャーしたバージョンですね。アダルティなオリジナルもいいですが、個人的にはよりグルーヴ感のある本作の方が好きですかなぇ。De La Soul「Foolin'」、Jerome「Too Old For Me」などのサンプリング・ネタにもなっていマス。

「Why」
メロウ・グルーヴ好きは外せない1曲。「When They Bring Down the Curtain」と並ぶお気に入り曲です!エンドレスで聴いていたい気持ち良さだけど、しっかりグルーヴ感も残っているところがいいですな。

「High Flyin' Woman」
スタイリッシュなファンキー・グルーヴ。個人的にはもっと弾けてしまって欲しいですが(笑)

「Cloudy」
ロマンティックなスロウ。胸キュン・スロウ好きの方はぜひ!

「How Sweet Can You Get」
さりげないけど、なかなかソウルフルはミッド・グルーヴ。

「When They Bring Down the Curtain」
アルバムで一番のお気に入り曲。聴いていると、自然とラブリー&ハッピーな気分になってくるメロウ・グルーヴですねぇ。僕にとってはかなり完璧な1曲デス。Ray Barretto参加曲。

こんな美味しいケーキならば1ピースじゃ全然足りない。
1ホール全部食べられちゃいそうですな。
posted by ez at 10:59| Comment(2) | TrackBack(1) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ザ・セクションの1st … チェリー・パイも美味しかったけど、このチョコ・ケーキも最高に美味しい! ちょっと苦めのブラック・コーヒーと一緒に合わせたいですね♪
Posted by ocean at 2007年06月22日 00:26
☆oceanさん

ありがとうございます。
コメントが遅くなり申し訳ありません。

確かに甘さ控えめの大人のチョコ・ケーキってカンジですね。
と言いつつ、大人のくせに子供のようにケーキをパクパク食べ、
コーヒーをガブガブ飲み、全然大人のシブさのない私なのですが(笑)
Posted by ez at 2007年06月25日 07:16
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/45271292

この記事へのトラックバック

Pick Up the Pieces!
Excerpt: 克也さんに洋楽パラノイアの称号(?)を賜ったハリー教授(日本名が、あなみはるや、
Weblog: 「小林克也のRadioBaka」  期限切れ遺失物移管所
Tracked: 2007-07-20 03:04