2019年06月14日

George Duke『Don't Let Go』

R&Bヒット「Dukey Stick」収録☆George Duke『Don't Let Go』
ドント・レット・ゴー(期間生産限定盤)
発表年:1978年
ez的ジャンル:アーバン・ジャズ・ファンク/フュージョン
気分は... :オートポイエーシス !

今回は人気キーボード奏者であったGeorge Duke『Don't Let Go』(1978年)です。

2013年に惜しくも逝去したGeorge Duke(1946-2013年)に関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の4枚。

 『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)
 『A Brazilian Love Affair』(1979年)
 『Follow The Rainbow』(1979年)
 『Dream On』(1982年)

本作『Don't Let Go』(1978年)はゴールド・ディスクに輝き、US R&Bアルバム・チャート第4位となった前作『Reach for It』(1977年)に続くアルバムであり、US R&Bアルバム・チャート第5位となりました。

プロデュースはGeorge Duke本人。

George Duke(key、vo)、Charles Johnson(g)、Byron Miller(b)、Leon "Ndugu" Chancler(ds、timbales)、Sheila Escovedo(Sheila E.)(congas、per)、Wah Wah Watson(g)、Roland Bautista(g)、Josie James(vo)、Napoleon Murphy Brock(vo)、Petsye Powell(back vo)、Pattie Brooks(back vo)、
等がレコーディングに参加しています。

US R&Bチャート第4位となったシングル「Dukey Stick」のP-Funk的アプローチの印象も強いですが、アルバム全体はこの時期のEarth,Wind & FireQuincy Jones作品あたりを意識したヴォーカル重視のアーバンなジャズ・ファンク/フュージョンに仕上がっています。

個人的にはSheila E.のラテン・パーカッションを効かせた「We Give Our Love」、アーバン・ミディアム・グルーヴ「Morning Sun」、ブラジリアン・フレイヴァーの効いた「Yeah, We Going」「The Way I Feel」、シングルにもなったAOR調「Movin' On」あたりもおススメです。

絶頂期George Dukeの好調ぶりが窺える1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「We Give Our Love」
George Duke/Charles Johnson/Byron Miller/Leon "Ndugu" Chancler作。Wah Wah Watsonがギターで参加。Sheila E.のラテン・パーカッションを効かせながら疾走する躍動的なダンサブル・チューンがオープニング。EW&Fi好きの人なんかも気に入るのでは?George Dukeのシンセ・ソロもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=Qogu0E2bflU

「Morning Sun」
George Duke作。キャッチーなヴォーカル・ワークがいい感じのアーバン・ミディアム・グルーヴ。George Dukeらしいセンスに溢れた仕上がりだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=iQDj95PtDbg

「Percussion Interlude」
Sheila Escovedo/Leon "Ndugu" Chancler作。作者2名のパーカッション・プレイを楽しめるインタールード。

「Dukey Stick」
George Duke作。US R&Bチャート第4位となったアルバムからの1stシングル。P-Funk的アプローチが印象的なファンク・グルーヴです。George Dukeらしい音だとは思いませんが、このあたりの柔軟さがGeorge Dukeらしさなのかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=3YG9QccHnX4

415「Niggas Just Jock Me」、Kid Rock「Wax the Booty」、Scarface「Let Me Roll」、Spice 1「Clip and the Trigga」、Paris「Guerrilla Funk」、Pooh-Man「Street Games」、Freaky Fred「Peep a Playa」、Da Funk $Hun「If I Live...」、L.A. Mack「You Don't Want No Funk」、Richie Rich「Ain't Gon' Do」、Lil Jon & The East Side Boyz feat. Fat Joe, Trick Daddy & Oobie「Play No Games」等のサンプリング・ソースとなっています。
Spice 1「Clip and the Trigga」
 https://www.youtube.com/watch?v=FWjcUZiidEI
Pooh-Man「Street Games」
 https://www.youtube.com/watch?v=xHK1hFnIL9g
Da Funk $Hun「If I Live...」
 https://www.youtube.com/watch?v=9JHpruid1iQ
Richie Rich「Ain't Gon' Do」
 https://www.youtube.com/watch?v=1xBze4vB_54
Lil Jon & The East Side Boyz feat. Fat Joe, Trick Daddy & Oobie「Play No Games」
 https://www.youtube.com/watch?v=jokVxoc_JPk

「Starting Again」
George Duke作。George Duke自身のファルセット・ヴォーカルが映えるアーバン・メロウ・ミディアム。なかなかいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=i7UXIUtiaKA

「Yeah, We Going」
Leon "Ndugu" Chancler作。EW&Fiライクなスキャット・コーラスの映えるブラジリアン・フレイヴァーのフュージョン・ファンク。Azymuth好きの人にもフィットするのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=uAsu1CBvhEU

「The Way I Feel」
George Duke作。Josie Jamesの女性ヴォーカルをフィーチャー。序盤のメロウ・バラードから中盤はブラジリアン・グルーヴへと展開し、この緩急のメリハリで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=kqUu5C01WHc

「Movin' On」
George Duke作。「Dukey Stick」に続くアルバムからの2ndシングル。The Doobie Brothers「What A Fool Believes」を想起させるピアノ・フレーズが印象的なAOR調ミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=DvDEk_YxWqg

Mickey Factz「Letter to Sonic」のサンプリング・ソースとなっています。
Mickey Factz「Letter to Sonic」
 https://www.youtube.com/watch?v=RnnOJtCGp0M

「Don't Let Go」
George Duke作。Napoleon Murphy Brockの男性ヴォーカルをフィーチャー。タイトル曲は早口言葉のようなヴォーカルが印象的なフュージョン・チューン。George Dukeらしい鍵盤を存分に楽しめます。Roland Bautistaがギターで参加。
https://www.youtube.com/watch?v=svVuPouaGFc

「Preface」
George Duke作。美しいインストでアルバムはエンディングへ向かいます。

「The Future」
George Duke作。「Preface」からメドレーのように続く幻想的なインストでアルバムは幕を閉じます。。
「Preface/The Future」
https://www.youtube.com/watch?v=WyN6QdWLEvs

最近のCDには「Dukey Stick, Part 1」「Dukey Stick, Part 2」「Dukey Stick (12" Single Version)」がボーナス・トラックとして追加収録されています。

George Dukeの他作品もチェックを!

『Feel』(1974年)
Feel (Dig)

『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)
I Love the Blues She Heard Me Cry (Dig)

『The Aura Will Prevail』(1975年)
オーラ・ウィル・プリヴェイ (Aura Will Prevail)

『Liberaed Fantasies』(1976年)
Liberated Fantasies by Duke, George (2007-07-10) 【並行輸入品】

『From Me to You』(1977年)
フロム・ミー・トゥ・ユー(紙ジャケット仕様)

『Reach for It』(1977年)
リーチ・フォー・イット(紙ジャケット仕様)

『Follow The Rainbow』(1979年)
フォロー・ザ・レインボー(紙ジャケット仕様)

『Master of the Game』(1979年)
マスター・オブ・ザ・ゲーム(紙ジャケット仕様)

『A Brazilian Love Affair』(1980年)
ブラジリアン・ラヴ・アフェア +2(期間生産限定盤)

『Clarke/Duke Project』(1981年)
クラーク/デューク・プロジェクト(期間生産限定盤)

『Dream On』(1982年)
ドリーム・オン +2(期間生産限定盤)

『Guardian of the Light』(1983年)
ライト・メッセージ(紙ジャケット仕様)
posted by ez at 02:44| Comment(2) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このアルバム、妙に音質がいいんですよ。
Posted by 千葉ジャズマッシブ at 2019年06月16日 00:54
☆千葉ジャズマッシブさん

ありがとうございます。

そうなんですね。
あまり意識していませんでした。
George Dukeらしいセンスに溢れた1枚ですよね。
Posted by ez at 2019年06月17日 02:22
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