2007年08月30日

The Rolling Stones『Emotional Rescue』

80年代以降のStonesで一番好きなアルバム☆The Rolling Stones『Emotional Rescue』
Emotional Rescue
発表年:1980年
ez的ジャンル:Stones流ニューウェイヴ
気分は... :オレをレスキューしてぇ〜!

The Rolling Stonesの6回目の登場です。

『Black And Blue』(1976年)
『Beggars Banquet』(1968年)
『Sticky Fingers』(1971年)
『December's Children (And Everybody's)』(1965年)
『Between the Buttons』(1967年)
に続く6枚目は『Emotional Rescue』(1980年)です。

本ブログで初めて80年代以降のStonesの紹介になります。

僕の中でStonesは、60年代、70年代、80年代以降(現在まで)という3つの括りで区切られています。90年代、2000年代という括りがないのは、ロック界全体のトレンドセッターであったStonesは80年代でその役割を終えたという個人的な解釈のためです。

僕の場合、かつての大物バンドの再結成ツアーや●十年ぶりの新作のような“昔の名前で出ています”的なものに嫌悪感を抱いても、歓喜することは絶対ありません。その点、バリバリの現役として新作を出し続けるStonesは現在でも偉大だと思います。

さて、80年代以降のStonesの全作品の中で個人的に一番好きな作品が本作『Emotional Rescue』です。

一般にはあまり評価が高くないアルバムですね。
多分、80年代以降の作品の中では『Tattoo You』(1981年)あたりが人気・評価ともに高いのでは?僕も昔はそうでした。ただし、ここ7、8年位は『Emotional Rescue』が一番好きですね。

本作はStonesがニューウェイヴやレゲエ/ダブにぐっと近寄ったアルバムと言われていますね。そのニューウェイヴ感覚こそが僕がこの作品を気に入っている理由です。
ジャケの雰囲気が同じ年に発表されたTalking Heads『Remain in Light』に似ているのも面白いですよね。

実は僕が初めてリアルタイムで聴いたStonesの新作が本作『Emotional Rescue』でした。最初に聴いたのがMickが薄気味悪い(?)ファルセットを披露したタイトル曲「Emotional Rescue」。当時中学生だった僕にはこの曲の良さは理解できませんでしたね。当時の僕の良い音楽の条件は、カッチョ良いリズムではなく綺麗なメロディだったので(笑)

Ian Stewart、Nicky Hopkins、Billy Preston、Bobby Keysといったお馴染みのサポート陣に加え、前作『Some Girls』に続きシブ位ハープを聴かせるSugar Blue、レゲエ・シンガーMax Romeo等のメンツが参加しています。

全曲紹介しときやす。

「Dance, Pt.1」
今聴くと、このオープニング・ナンバーが一番カッチョ良いですね。「Hot Staff」進化形といったカンジのファンク+ディスコ+ラテン/カリブ+アフロがカオス状態のダンス・チューン。
「Summer Romance」
往年のロック歌手Eddie Cochranへのオマージュなのだとか。シンプルなロックン・ロールをニューウェイヴ・モードで演奏しましたって感じですね。

「Send It to Me」
この曲はレゲエしてます。ほのぼの感の中にStonesらしいアーシーな味わいがほんのりわかるのもいいですね。

「Let Me Go」
Ric Ocasekの代わりにMickがボーカルをとるCarsってカンジの曲(笑)Cars大好きの僕はこの曲もお気に入りデス。

「Indian Girl」
70年代前半のStonesにマリアッチ風の味付けを加えたカントリー・チューン。なかなか深い味わい。

「Where the Boys Go」
「Summer Romance」タイプのイケイケ・モードのナンバー。この単調なカンジは好き嫌いが分かれるかもしれませんね。僕も昔はイマイチな気がしましたが、最近は逆にその単調なところが好きですね。

「Down in the Hole」
ゲスト参加のSugar Blueのハープが激シブでカッチョ良いブルース・チューン。昔は印象に残らなかったが、最近はかなりお気に入りの曲デス。

「Emotional Rescue」
タイトル曲はアルバムから1stシングルとして全米チャート第3位となりました。Mickのファルセット・ヴォイスもさることながら、リズム隊が実に面白いですね。今聴くとサウンド的にはMarvin Gayeがニューウェイヴにアプローチして、ダブ的手法にも手を出しましたといった印象を受けます(意味不明かな?)。

「She's So Cold」
アルバムからの2ndシングル。当時はそのシンプルさが印象に残りましたが、改めて聴くと実にニューウェイヴしていますね。

「All About You」
Keithファンにはたまらない得意の泣きのバラッドです。このビミョーに鼻に抜けるようなKeithのボーカルがいいですね。不思議なブルージーさが何か好きです。

名盤とは言えないかもしれませんが、通好みの佳作だと思います。
個人的にはかなりいいと思います。再評価されてしかるべき1枚。
posted by ez at 00:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これって一般にはあまり評価が高くないんですか!?
僕はSome Girlsに引き続いてカッコいいな!
ストーンズって今のほうがいいな!って思ってました。
こういうの大好きですからw

さーー9月がやって来てしまいました!
HDD容量をなんとかせねばと焦る毎日ですw
Posted by けん at 2007年09月03日 00:02
☆けんさん

お久しぶりです。

>これって一般にはあまり評価が高くないんですか!?

取り上げられる機会が少ない作品という言い方の方が適切かもしれませんね。
個人的にはリアルタイムで聴いた時以上に、今気に入っているアルバムです。

いよいよNFLがスタートですね!
正直、今シーズンの各チームの戦力状況を把握できていないのですが、
イルカ軍団の今年はどうなんですかね。
今年こそはプレーオフへ進んで欲しいですね。
Posted by ez at 2007年09月03日 06:03
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