2007年10月19日

Crusaders『Street Life』

ボーカル作品に取り組みCrusadersの転機となった作品☆Crusaders『Street Life』
Street Life
発表年:1979年
ez的ジャンル:コンテンポラリー系クロスオーヴァー/フュージョン
気分は... :ロデオ・ドライブで夜遊びしたい...

70年代のクロスオーヴァー/フュージョンを代表するグループCrusadersの紹介です。

Crusadersはテキサスの高校で同級生だったJoe Sample(key)、Wayne Henderson(tb)、Wilton Felder(sax)、Stix Hooper(ds)の4人が結成したグループ。1961年にJazz Crusadersとしてデビューします。

1971年にCrusadersを名乗るようになり、ジャズ・グループからファンキーなクロスオーヴァー/フュージョン・グループへと華麗なる変身を遂げたグループは、一躍人気グループとなりました。1974年にはLarry Carlton(g)も正式メンバーとして加入しました。

その後1976年にWayne HendersonLarry Carltonが脱退し、グループはよりアーバン・コンテンポラリーな路線へと向かいます。1983年にはStix Hooperも脱退し、それ以降はJoe SampleWilton Felderのユニットとなりました。

70年代のクロスオーヴァーと聞いて、僕が真っ先に思い浮かべるグループはCrusadersです。

ロック中心の洋楽ライフだった中学生の頃から、Crusadersがクロスオーヴァーの大物グループであるという認識はあり、Joe SampleWilton Felderの名や当時スーパーギタリストと持てはやされたLarry Carltonが在籍していたグループということも知っていました。その意味では、昔からそれなりに気になるグループだったのだと思います。特に、『Those Southern Knights』(1976年)あたりはとても気になるアルバムでしたね。

しかしながら、実際に彼らの作品を自分のコレクションに加えることなく、約20年もの年月が過ぎてしまいました。別に毛嫌いする理由は無かったのですが、たまたま出会う機会を逃していたのかもしれません。

そんな僕が今から7、8年前にようやく購入したCrusaders作品が本作『Street Life』(1979年)です。今のところマイ・コレクションにある唯一のCrusaders作品です。

本作はCrusadersが初めてボーカル作品に取り組んだアルバムとして有名ですね。ボーカルにRandy Crawfordをフィーチャーしたタイトル曲「Street Life」は、シングルとしてグループ最大のヒット曲となりました。

全体的には僕のようなメロウ好きが気に入るアーバン・コンテンポラリーな仕上がりとなっています。ボーカルものへの取り組みやメロウ路線は、従来からのコアなCrusadersファンの方にとっては複雑な思いもあるのかもしれませんが、確実にファン層を広げたことは事実なのでは?

3人のメンバー以外にはRandy Crawford(vo)をはじめ、Barry Finnerty(g)、Paul Jackson Jr.(g)、Ronald Bautista(g)、Alphonso Johnson(b)、Paulinho Da Costa(per)等がサポートしています。

よくこのアルバムを夏の夜にぴったりと感じる人がいるようですが、僕は何故かCrusadersに夏のイメージがありません。ということで今の時期に紹介しています。

まぁ、秋の夜長にLAでエレガントに夜遊びなんぞしてみたいものですな。

全曲紹介しときやす。

「Street Life」
本アルバムの目玉は何といってもこの曲ですね(Will Jennings,/Joe Sample作品)。アーバン・ナイトにぴったりなコンテンポラリーな仕上がりが何とも大人モードです。、Randy Crawfordの小気味良いボーカル、メロウなJoe Sampleのエレピ、Wilton Felderの吹っ切れたサックス、Stix Hooperのファンキーながらも軽やかなドラムなどを堪能しているうちに、11分を超える長尺の曲があっと間に終わってしまう感じです。

シングルとして全米R&Bチャート第17位、ポップチャート第36位となりました。ボーカルのRandy Crawfordにとっても転機となった1曲ですね。2Pac & Snoop Dogg「Street Life」などのHip-Hopネタにも使われていますね。

「My Lady」
フュージョンらしい優雅なマッタリ感が気持ちいい1曲(Wilton Felder作品)。Wilton Felderのサックスを中心に堪能しましょう。Yaggfu Front「Slappin' Suckas Silly」などのサンプリング・ネタにもなっています。

「Rodeo Drive (High Steppin') 」
「Street Life」と並ぶハイライト曲(Joe Sample作品)。ジャケのイメージそのままの曲ですね。超一流ブティックが並ぶロデオ・ドライブ通りのようなエレガントな仕上がりが何ともたまらないミッド・グルーヴ。ご機嫌モードの時に聴きたい曲ですね。

「Carnival of the Night」
個人的にはラテン・テイストのこのメロウ・グルーヴが一番好きだったりします。Joe Sampleのエレピにもうっとりですね。Wilton Felderの作品です。

「The Hustler」
Stix Hooper作品。全体的に落ち着いた仕上がりですがファンキーでソウルフルな味わいがします。

「Night Faces」
実は結構人気がある曲ですね(Joe Sample作品)。ロデオ・ドライブでのアーバン・ナイトを堪能した余韻に浸るような1曲ですね。

正直、Crusadersについては殆ど未開拓なので、機会があれば他の作品もボチボチ聴いてみたいですね。
posted by ez at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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