2008年03月27日

Bjork『Debut』

アーティスト自身もサウンドも不思議モードの実質ソロ・デビュー作☆Bjork『Debut』
DEBUT
発表年:1993年
ez的ジャンル:不思議系
気分は... :テレパシーでわかるよねっ!

個人事業主の僕自身は年度末なんて関係ないのですが、
それでも3月末はバタバタしますね。

話は変わって、僕のことをご存知の方は周知の通り、僕はかなりの不思議チャン好きっす!

僕もどちらかと言えば、不思議クンかもしれないので、他人にはわからない不思議テレパシーでお互い交信できちゃうのかも?

ということで、今日紹介するアーティストも不思議ビームを出しまくっているBjorkです。

Bjorkは1965年アイスランドのレイキャビック生まれ。子供の頃から音楽教室に通っていた彼女は、なんと11歳の時にレコード契約を結び、アルバム『Bjork』でデビューを飾っています。

パンク・ムーヴメントの影響を受け、1984年にはパンクバンドKuklを結成します。1986年にはギターポップ・バンドSugarcubesを結成し、アイスランドのみならずイギリスでも人気のインディー・ロック・バンドとなりました。私生活では1986年に男児を出産しています。

Sugarcubes解散後の1993年には今回紹介するソロ・アルバム『Debut』をリリース。このアルバムは音楽シーンに大きなインパクトを与え、アーティストBjorkの存在を全世界に知らしめました。

その後は『Post』(1995年)、『Homogenic』(1997年)、『Vespertine』(2001年)、『Medulla』(2004年)、『Volta』(2007年)とコンスタントにアルバムをリリースする一方、Lars von Trier監督の映画『Dancer in the Dark』に主演し、カンヌ映画祭のパルム・ドール(最優秀作品賞)と最優秀女優賞を受賞するなど女優としても活躍しています。

僕のBjorkとの出会いは、Sugarcubesのリミックス・アルバム『It's-It』(1992年)でした。ただし、このアルバムを購入したのは、SugarcubesやBjorkに興味があった訳ではなく、当時ハウス・ファンにはお馴染みだったTony Humphries、Todd Terryらのリミックスが聴きたかった&ジャケも可愛いかったという理由でした。

It's-It
It's-It

特に、Tony Humphriesがリミックスした「Leash Called Love(Tony Humphries Mix)」は大好きで、今でもたまに聴きたくなります。この曲のキュートなヴォーカルでBjorkのことを認知することができました。

そして、この『It's-It』がリリースされた翌年に今回紹介するソロ・アルバム『Debut』がリリースされます。正確には2枚目のソロ・アルバムですが、タイトルの通り実質的なソロ・デビュー作と言えますよね。

プロデュースはSoul II Soulでお馴染みのNellee Hooperが担当。本作のプロデュースでNellee Hooperはさらに名声を高めましたよね。また、Talvin Singh、Jhelisa Anderson等のメンバーが参加しています。こうしたメンツが集まれば、当然ながら中身はロックというよりもハウス/ダンス系になりますよね。

前述のように、Sugarcubesのアルバムをロックとしてではなく、ハウスのアルバムとして聴いてしまった僕にとってはどんピシャな内容でした。

ジャケだけ見ると、『Post』『Homogenic』の方がインパクトがありますが、内容的にはこのデビュー作が一番衝撃的だったのでは?

妖精のようにキュートでピュアなんだけど、狂暴で過激でダークな側面も持つ、とらえどころのない究極の不思議系Bjorkの魅力がぎっしり詰まったアルバムだと思います。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Human Behaviour」
アルバムからの1stシングル。キュートとダークが入り混じった感じがいいですねぇ。トリップホップと一緒に聴きたい曲ですね。

「Crying」
アルバムで一番のお気に入り曲はコレ。無機質なダンス・サウンドの中を不思議なオーラが漂うBjorkのヴォーカルが自由に駆け巡るといった感じでしょうか。

「Venus as a Boy」
アルバムからの2ndシングルシングル。この曲も大好き。ここでのBjorkは妖精のようなヴォーカルを聴かせてくれます。

「There's More to Life Than This」
『It's-It』と一緒に聴きたくなるなダンス・チューン。

「Like Someone in Love」
ハープの音色が印象的ですね。このピュアな感じは、子供向けミュージカルなんかに使うとピッタリなのでは?

「Big Time Sensuality」
アルバムからの3rdシングルシングル。Nellee Hooper好きの人には当たり!の1曲なのでは?本作を気に入ったMadonnaがNellee Hooperへプロデュースを依頼したのも、分かる気がしますね。

「One Day」
アンビエントなサウンドがいい感じですね。

「Aeroplane」
少しエキゾチックな不思議オーラが出ています。ジャズ・フレイヴァーが効いているのもいいですね。Bjorkは以前にアイスランドのジャズ・スタンダードを歌った『Gling-Glo』というアルバムもレコーディングしていますが、意外にジャズは彼女にとって身近な音楽なのかもしれませんね。

「Violently Happy」
ハウス好きの人は気に入るであろうダンス・チューン。無機質なサウンドとBjorkのヴォーカルって実にマッチしますよね。不思議だなぁ!

「Anchor Song」
この曲もミュージカルの1シーンのようです。 この曲に限らず、アルバム全体を通じて聴いていると映像が浮かんでくるのは何故なんでしょうね。

今年に入ってからも、暴行事件に、コソボやチベットに関する発言など、いろいろ騒動を巻き起こしているようですね。らしいと言えばらしいですが...
posted by ez at 00:11| Comment(2) | TrackBack(1) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
勉強になりました^^
Posted by 大阪 京橋 ハウスダンス at 2008年03月31日 19:07
☆大阪京橋ハウスダンスさん

ありがとうございます。
今後もお気軽にお立ち寄り下さい。
Posted by ez at 2008年04月01日 03:53
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