2017年03月22日

Lonnie Liston Smith & The Cosmic Echoes『Cosmic Funk』

コズミックな瞑想ワールドへようこそ!☆Lonnie Liston Smith & The Cosmic Echoes『Cosmic Funk』
Cosmic Funk
発表年:1974年
ez的ジャンル:コズミック系スピリチュアル・ジャズ/ジャズ・ファンク
気分は... :マインドフルネス!

今回はジャズ・キーボード奏者Lonnie Liston SmithによるThe Cosmic Echoes名義の第2弾アルバム『Cosmic Funk』(1974年)です。

これまで当ブログで紹介したLonnie Liston Smith作品は以下の5枚です。

 『Astral Traveling』(1973年)
 『Expansions』(1975年)
 『Visions of a New World』(1975年)
 『Reflections Of A Golden Dream』(1976年)
 『Loveland』(1978年)

The Cosmic Echoesらしいコズミックなスピリチュアル・ジャズ/ジャズ・ファンクを存分に楽しめる1枚です。

レコーディング・メンバーはLonnie Liston Smith(p、el-p、per)以下、Donald Smith(vo、p、fl)、George Barron(sax、fl、per)、Al Anderson(el-b)、Lawrence Killian(congas、per)、Art Gore(ds)、Doug Hammond(per)、Andrew Cyrille(per)、Ron Bridgewater(per)。

正にLonnie Liston Smithサウンドを象徴するタイトル曲「Cosmic Funk」をはじめ、

「Footprints」Wayne Shorter作)、「Naima」John Coltrane作)といったジャズ名曲のカヴァー、躍動するスピリチュアル・ジャズ「Beautiful Woman」、メロウに瞑想する「Peaceful Ones」James Mtume作の「Sais (Egypt)」など何処を切ってもLonnie Liston Smithワールドで溢れています。

いつ聴いても目を閉じて瞑想したくジャズ作品です。

全曲紹介しときやす。

「Cosmic Funk」
Lonnie Liston Smith作。タイトルの通り、コズミックなジャズ・ファンク。Lonnieの弟Donaldがヴォーカルをとります。僕好みのパーカッシヴ感にグッときます。スピリチュアル・ジャズ好きの人も楽しめるはず!
https://www.youtube.com/watch?v=Vt1oQ_6vtZk

「Footprints」
Wayne Shorterの名曲カヴァー。オリジナルは当ブログで紹介した『Adam's Apple』(1966年)に収録されています。当ブログではMiles DavisCarl & Joanne BarryGretchen Parlatoのカヴァーも紹介済みです。Lonnie Liston Smithらしいコズミック&スピリチュアルな好きカヴァーで楽しませてくれます。George Barronのサックス、Al Andersonのベースが格好良いです。
https://www.youtube.com/watch?v=O7I9FF1uELc

「Beautiful Woman」
Lonnie Liston Smith作。スピリチュアルな躍動感があるヴォーカル曲。Lonnieの美しいピアノにもスピリチュアル感があります。
https://www.youtube.com/watch?v=G2beX7GlWtc

「Sais (Egypt)」
James Mtume作。コズミック&ミステリアスな仕上がり。古代エジプトへタイムスリップした雰囲気のコズミック・スピリチュアル・ジャズ。
https://www.youtube.com/watch?v=WF4gKyZW0k8

「Peaceful Ones」
Lonnie Liston Smith作。メロウ・エレピが神秘的に響く、Cosmic Echoesらしい瞑想系サウンドです。
https://www.youtube.com/watch?v=LnRKvqWEkyY

AZ「Born Alone Die Alone」、Maury B feat. Kiave「Non Puoi Fermare Il Flow」のサンプリング・ソースとなっています。
AZ「Born Alone Die Alone」
 https://www.youtube.com/watch?v=5xwjVFA0TOw
Maury B feat. Kiave「Non Puoi Fermare Il Flow」
 https://www.youtube.com/watch?v=lvL7W_uWNKo

「Naima」
John Coltrane作の名曲をカヴァー。当ブログでは『Live At The Village Vanguard Again!』のColtraneヴァージョンや、Gene HarrisPucho & His Latin Soul BrothersDoug CarnTom ScottJon Hendricksのカヴァーを紹介済みです。この幻想的なバラード名曲を瞑想にピッタリなコズミック・スピリチュアル・ジャズで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=nR7i_MDeq4o

Lonnie Liston Smithの過去記事もご参照下さい。

『Astral Traveling』(1973年)
アストラル・トラヴェリング(紙ジャケット仕様)

『Expansions』(1975年)
Expansions

『Visions of a New World』(1975年)
ヴィジョンズ・オブ・ア・ニュー・ワールド(紙ジャケット仕様)

『Reflections Of A Golden Dream』(1976年)
Reflections of a Golden Dream

『Loveland』(1978年)
ラヴランド
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2017年03月17日

Brian Auger & Julie Tippetts『Encore』

Julie Tippetts(Julie Driscoll)との再会作品☆Brian Auger & Julie Tippetts『Encore』
思い出にアンコール
発表年:1978年
ez的ジャンル:UK鍵盤ロック/フリーソウル
気分は... :素敵な再会!

今回はUKキーボード奏者Brian AugerJulie Tippetts(旧姓:Julie Driscoll)と共同名義でリリースした『Encore』(1978年)です。

これまで当ブログで紹介したBrian Auger関連作品は以下の8枚です。

Julie Driscoll, Brian Auger & The Trinity
 『Open』(1967年)
 『Streetnoise』(1969年)
Brian Auger & The Trinity
 『Definitely What!』(1968年)
Brian Auger's Oblivion Express
 『A Better Land』(1971年)
 『Second Wind』(1972年)
 『Closer to It!』(1973年)
 『Straight Ahead』(1975年)
 『Reinforcements』(1975年)

『Happiness Heartaches』 (1977年)でOblivion Expressの活動に一区切りをつけ、ソロ活動をスタートさせたBrian Augerですが、その最初の作品はKeith Tippettと結婚してTippetts姓となったJulie Tippetts(旧姓:Julie Driscoll)との共同名義での作品となりました。

Brian Auger & The Trinity時代に『Open』(1967年)、『Streetnoise』(1969年)といった作品でタッグを組んだ二人の再会作品とも呼べる1枚です。

Brian Auger自身がプロデュース&アレンジを手掛け、Brian Auger(org、p、el-p、syn、per、vo)、Julie Tippetts(vo)以下David McDaniels(b)、Dave Crigger(ds)、George Doering(g)といったメンバーがレコーディングに参加しています。

また、Jessica SmithThe WatersJulia Tillman WatersMaxine Willard Waters等がバック・コーラスを務めています。

カヴァー中心ですが、The Trinity時代やOblivion Express時代のレパートリーの再演などもあります。Brian Augerにジャズ・ロック的なものを求めている人には物足りないのかもしれませんが、フリーソウル/ブルーアイド・ソウル的なものを求めている僕にとっては楽しめる1枚になっています。

個人的にはFree Soulのコンピにも収録されたJack Bruceのカヴァー「Rope Ladder To The Moon」をはじめ、オリジナルの「Git Up」Al Jarreauのカヴァー「Spirit」Milton Nascimentoのカヴァー「Nothing Will Be As It Was」あたりがオススメです。

Brian Augerの鍵盤とJulie Tippettsのソウルフル・ヴォーカルの相性の良さを再確認できる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Spirit」
先月惜しくも逝去したAl Jarreauのカヴァー。オリジナルは『We Got By』(1975年)に収録されています。Augerの格好良い鍵盤サウンドとJulieのパワフル・ヴォーカルが調和したオトナのロック・チューンに仕上がっています。

「Don't Let Me Be Misunderstood」
「悲しき願い」の邦題でお馴染みの名曲をカヴァー(Bennie Benjamin/Gloria Caldwell/Sol Marcus作)。The AnimalsやSanta Esmeraldaのヴァージョンが有名ですがオリジナルはNina Simoneです。テンポを落としたミディアム・バラードで哀愁のメロディを歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=DanA_cxlz-4

「Git Up」
Brian Augerのオリジナル。Julieと女性バック・コーラス陣のソウルフル・ヴォーカルにAugerのハモンドが絡むパワフルなジャズ・ロック的ソウル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=Ii-nOBfXYI4

「Freedom Highway」
The Staple Singersのカヴァー(Pops Staples作)。Julieと女性バック・コーラス陣のソウルフル・ヴォーカルにファンキー・グルーヴが絡むスワンピーな仕上がりです。

「Future Pilot」
Brian Auger's Oblivion Express時代の『Reinforcements』(1975年)で演奏していた楽曲のセルフ・カヴァー。『Reinforcements』ヴァージョンの雰囲気を受け継ぎつつ、Julieのヴォーカルの引き立てるナチュラル・フィーリングな仕上がりです。

「Rope Ladder To The Moon」
Jack Bruce/Pete Brown作。Jack Bruceのオリジナルは 『Songs For A Tailor』(1969年)に収録されています。Colosseumもカヴァーしています。前述のようにFree Soulのコンピにも収録された再評価の高い人気曲であり、本作のハイライトと呼べるフリーソウルなジャジー&フォーキー・メロウです。少し幻想的な雰囲気もあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=iAycBh4-8hM

「No Time To Live」
Trafficのカヴァー(Jim Capaldi/Steve Winwood作)。オリジナルは『Traffic』(1968年)に収録されています。Brian Auger & The Trinity時代のアルバム『Befour』(1970年)でも取り上げていた楽曲の再演です。本ヴァージョンはJulieのヴォーカルやサウンドも抑えめで味わい深い仕上がりです。

「Nothing Will Be As It Was」
Milton Nascimentoのカヴァー(Ronaldo Bastos/Milton Nascimento/Rene Vincent作)。オリジナルは『Clube Da Esquina』に収録されています。当ブログでは『Milton』(1976年)収録ヴァージョンも紹介済みです。さらに当ブログではElis ReginaFlora PurimSarah Vaughanによるカヴァーも紹介済みです。少し意外な選曲ですが、Auger本人がリード・ヴォーカルを務めるミステリアスなポップ・ロックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=kosVsMGJS5A

「Lock All The Gates」
Al Jarreau作品のカヴァー2曲目。「Spirit」と同じくオリジナルは『We Got By』(1975年)に収録されています。ラストはAugerの美しいピアノをバックに、Julieが歌い上げ、The Waters姉妹がゴスペル調コーラスで盛り上げるソウル・バラードで締め括ってくれます。

Brian Auger関連作品の過去記事もご参照下さい。

Julie Driscoll,Brian Auger & The Trinity『Open』(1967年)
Open

Brian Auger & The Trinity『Definitely What!』(1968年)
デフィニットリー・ホワット(紙ジャケット仕様)

Julie Driscoll,Brian Auger & The Trinity『Streetnoise』(1969年)
Streetnoise by Julie Driscoll & Brian Auger (2011-07-12) 【並行輸入品】

Brian Auger's Oblivion Express『A Better Land』(1971年)
ア・ベター・ランド(紙ジャケット仕様)

Brian Auger's Oblivion Express『Second Wind』(1972年)
Second Wind

Brian Auger's Oblivion Express『Closer to It!』(1973年)
Closer to It (Dlx)

Brian Auger's Oblivion Express『Straight Ahead』(1975年)
ストレイト・アヘッド(紙ジャケット仕様)

Brian Auger's Oblivion Express『Reinforcements』(1975年)
Reinforcements
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2017年03月13日

Harlem Underground『Harlem Underground』

George Benson参加?レア・グルーヴで人気の怪盤!☆Harlem Underground『Harlem Underground』
Harlem Underground Band
発表年:1976年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系ジャズ・ファンク/ソウル・ジャズ
気分は... :手に汗握る試合!

WBC「日本対オランダ」は手に汗握る好試合でした。
相変わらず継投策には疑問が残りましたが、それでも何とか踏ん張った投手陣に日本の底力を感じました。

今回はレア・グルーヴ方面で人気のジャズ・ファンク/ソウル・ジャズ作品Harlem Underground『Harlem Underground』(1976年)です。

Harlem UndergroundはプロデューサーPaul Winleyが中心となって結成されたユニット。

Harlem Underground名義で本作『Harlem Underground』(1976年)、Harlem Underground Band名義で『Erotic Moods』(1978年)という2枚のアルバムをリリースしています。

第1弾となる本作『Harlem Underground』におけるメンバーはGeorge Benson(g)、Willis Jackson(sax)、Sterling McGee(b)、Earl Williams(ds)、Dave "Baby" Cortez(org)、Buddy Lucas(harmonica)、さらにPaul Winleyの奥方Ann Winley(vo)も参加しています。

ちなみに第2弾の『Erotic Moods』では、Ann Winleyを除く上記メンバー以外にReuben Wilson(key)も参加しています。

George Benson参加作品として推しているにも関わらず、George Bensonらしいギターは聴かれないということで、クレジットのみの不参加説まである賛否が分かれる怪盤です。

まぁ、本作がレア・グルーヴで人気なのは、どこまでも黒いグルーヴに魅力があるためであり、George Bensonらしいギター云々は脇に置いて楽しめばいいのでは?

ハイライトとなるのは定番ブレイクとしても人気の2曲「Smokin Cheeba Cheeba」
「Ain't No Sunshine」Bill Withersのカヴァー)。

全5曲と曲数は少ないですが、上記2曲を中心にレア・グルーヴらしい演奏を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Smokin Cheeba Cheeba」
Paul Winley/Ann Winley作。格好良いブレイクに続き、Buddy Lucasのハーモニカに先導され、どす黒いグルーヴが展開されます。エフェクトを駆使した後半のアシッドな雰囲気も嫌いじゃありません。♪Cheeba Cheeba♪のフレーズは日本人には♪千葉 千葉♪にしか聴こえてこないかもしれませんが(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=bRyyoQo0qj4

前述のように格好良いドラム・ブレイクはサンプリング・ソースとしても大人気です。Boogie Down Productions「South Bronx」、Jungle Brothers feat. Q-Tip「The Promo」、Tone Loc「Cheeba Cheeba」、Cypress Hill「Something for the Blunted」、The Beatnuts「Psycho Dwarf」、Eric B. & Rakim「What's Going On?」、EPMD feat. Das EFX「Cummin' at Cha」、Smif-N-Wessun「P.N.C.」、The Genius feat. RZA「Pass the Bone」1994
Fugees「Nappy Heads (Remix)」、Sista feat. Craig Mack「It's Alright」、Jurassic 5「Unified Rebelution」、Method Man「Sub Crazy」、Company Flow 「8 Steps to Perfection」、DMX feat. The Lox and Mase「Niggaz Done Started Something」、J Dilla「Rat on Bill」、Amy Winehouse「Stronger Than Me」、Strong Arm Steady「Cheeba Cheeba」等でサンプリングされています。

Boogie Down Productions「South Bronx」
 https://www.youtube.com/watch?v=vsrOy32nJdI
Jungle Brothers feat. Q-Tip「The Promo」
 https://www.youtube.com/watch?v=TM4Tyad-ctg
Cypress Hill「Something for the Blunted」
 https://www.youtube.com/watch?v=yW9ZGrQrXx0
EPMD feat. Das EFX「Cummin' at Cha」
 https://www.youtube.com/watch?v=lr6VsylWQ2A
The Genius feat. RZA「Pass the Bone」
 https://www.youtube.com/watch?v=tkGQPioV1Hw
Sista feat. Craig Mack「It's Alright」
 https://www.youtube.com/watch?v=FEgG2emuVH8
DMX feat. The Lox and Mase「Niggaz Done Started Something」
 https://www.youtube.com/watch?v=AS26TFyGu9Q
J Dilla「Rat on Bill」
 https://www.youtube.com/watch?v=PpprHhbU6ZI
Eric B. & Rakim「What's Going On?」
 https://www.youtube.com/watch?v=geMGNG1Ax7I
Fugees「Nappy Heads (Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=LgLT7aXXw9M

「Fed Up (Vocal)」
Paul Winley/Ann Winley作。Willis JacksonのサックスとAnn Winleyのヴォーカルが寄り添うブルージーな仕上がり。レイジーな黒さがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=TIS4uU4BQoM

「Finger In It」
Paul Winley/Ann Winley作。爽快ファンキー・グルーヴとAnn Winleyがナスティなヴォーカルのコントラストが魅力の1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=UVTdgwEwucE

「Ain't No Sunshine」
Bill Withersのカヴァー。オリジナルは『Just As I Am』(1971年)に収録されています。Willis Jacksonの雰囲気のあるサックスと共に始まる濃厚な黒さが魅力の好カヴァー。途中のドラム・ブレイクもキマっています。
https://www.youtube.com/watch?v=JLv7NaaCOg8

この曲も定番サンプリング・ソースとして人気です。Pizzicato Five「Tokyo, Mon Amour」、The Beatnuts「No Equal」、Da Phlayva「World Premier」、Mad Kap「Cheeba」、Ideal J「O'Riginal MC's」、Jurassic 5「(Who's Gonna Be The) Next Victim」、Ghostface Killah feat. Solomon Childs and RZA「Stroke of Death」、Dela feat. Talib Kweli「Long Life」、Freddie Gibbs「Freddie Soprano」、ScHoolboy Q「Hoover Street」、The Game「Young Niggas」等でサンプリングされています。

Pizzicato Five「Tokyo, Mon Amour」
 https://www.youtube.com/watch?v=9xBJ80kU8SM
The Beatnuts「No Equal」
 https://www.youtube.com/watch?v=EXkFE_srlcM
Jurassic 5「(Who's Gonna Be The) Next Victim」
 https://www.youtube.com/watch?v=JYtbR2GMfkA
Ghostface Killah feat. Solomon Childs and RZA「Stroke of Death」
 https://www.youtube.com/watch?v=PVFJLCxxh5s
Ideal J「O'Riginal MC's」
 https://www.youtube.com/watch?v=gdKOxu4SIM0
Dela feat. Talib Kweli「Long Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=FhawKoMKGK4
Freddie Gibbs「Freddie Soprano」
 https://www.youtube.com/watch?v=IVMcNhbOZJU
The Game「Young Niggas」
 https://www.youtube.com/watch?v=o3mFKUMYews

「Fed Up」
Paul Winley/Ann Winley作。「Fed Up」のインスト・ヴァージョン。

ご興味がある方は『Erotic Moods』(1978年)もチェックを!ただし、「Smokin Cheeba Cheeba」「Fed Up」の2曲は重複しているのでご注意を!

Harlem Underground Band『Erotic Moods』(1978年)
Erotic Moods
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2017年03月09日

Marlena Shaw『Live At The Montreux』

キャリアの全盛期のライブ!☆Marlena Shaw『Live At The Montreux』
LIVE AT MONTREUX
発表年:1974年
ez的ジャンル:歌姫ジャズ/ニュー・ソウル
気分は... :しなやかに揺れる・・・

今回は人気女性ジャズ・シンガーMarlena Shawのライブ・アルバム『Live At The Montreux』(1974年)です。

これまで当ブログで紹介したMarlena Shaw作品は以下の4枚。

 『The Spice Of Life』(1969年)
 『Who Is This Bitch, Anyway?』(1974年)
 『Just A Matter Of Time』(1976年)
 『Sweet Beginnings』(1977年)

タイトルの通り、1973年にスイス、モントルーで開催されたモントルー・ジャズ・フェスティバルのライブ・レコーディングです。

メンバーはMarlena Shaw(vo)、George Gaffney(p、el-p)、Ed Boyer (b)、Harold Jones(ds)という編成です。

代表曲「Woman of the Ghetto」以外はカヴァー曲です。「Save the Children」Marvin Gayeのカヴァー)、「You Are the Sunshine of My Life」Stevie Wonderのカヴァー)といったニュー・ソウル作品や「The Song Is You」「Twisted」といったスタンダード・カヴァー。さらにはHorace Silver作の「Show Has Begun」Bob Dorough作の「But for Now」といった楽曲を取り上げています。

僕の場合、どうしてもソウル寄りのアプローチのMarlena Shawを期待しまう面が大きいのですが、本作ではジャズ・シンガーMarlena Shawとニュー・ソウルなMarlena Shawの両面を1枚の中で楽しめます。

本作のハイライトはニュー・ソウルな「Woman of the Ghetto」の圧倒的なライブ・ヴァージョンです。オリジナル・ヴァージョン同様に、定番サンプリング・ソースとしても人気です。

それ以外のお目当ては「Save the Children」「You Are the Sunshine of My Life」という方が多いと思いますが、ジャズ・シンガーとしての彼女の実力を存分に味わえる「Twisted」「But for Now」あたりも十分に楽しめます。

キャリアの全盛期の勢いが伝わってくるライブ音源を堪能しましょう!

全曲紹介しときやす。

「Show Has Begun」
Horace Silver作。Silverのオリジナルは『That Healin' Feelin' (The United States Of Mind / Phase 1) 』(1970年)に収録されています。メンバー紹介に続き、小粋なスウィンギー・ジャズでオーディエンスを惹きつけます。Marlenaのジャズ・シンガーとしての魅力を再確認できます。
https://www.youtube.com/watch?v=zVoEYUNyf5g

「The Song Is You」
Oscar Hammerstein II/Jerome Kern作。ミュージカル『Music in the Air』(1932年)のために書かれたポピュラー・スタンダードをカヴァー。スウィンギーな疾走感が楽しげでいいですね。

「You Are the Sunshine of My Life」
Stevie Wonder永遠の名曲をカヴァー。オリジナルは名盤『Talking Book』に収録されています。メロウ・エレピをバックに、ジャズ・フィーリングたっぷりの「You Are the Sunshine of My Life」を聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=xZK7n0IPMgc

「Twisted」
Annie Ross/Wardell Gray作。当ブログではLambert, Hendricks & Rossヴァージョンを紹介済みです。スキャットを交えながら堂々と歌い上げるMarlenaの存在感をグッときます。

「But for Now」
『From the Depths of My Soul』でもカヴァーしていたBob Dorough作品のライブ・ヴァージョン。感動的なジャズ・バラードにオーディエンスが聴き惚れている様子が伝わってきます。素晴らしい!

「Save the Children」
Renaldo Benson/Al Cleveland/Marvin Gaye作。Marvin Gaye『What's Going On』収録の名曲カヴァー。『Marlena』でもカヴァーしていました。元々ジャズ・フィーリングの曲なのでジャズ・カヴァーとの相性はバッチリです。エレピ・トリオのバッキングとMarlenのヴォーカルが一体となってニューソウルな高揚感を盛り上げてくれます。

「Woman of the Ghetto」
Richard Evans/Bobby Miller/Marlena Shaw作。Marlenaの代表曲であり、レアグルーヴ/フリーソウル・クラシックとしても人気の名曲のライブ・ヴァージョンです。スタジオ・ヴァージョンは『The Spice Of Life』(1969年)に収録されています。ア・カペラで歌い上げるイントロで大いに盛り上げてから、ニューソウル調のバッキングを従え、ゲットーで生きる女性の叫びを見事に表現しきっています。この1曲のみでも本作を聴く価値があると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=DeYJxXBPtRU

オリジナルもサンプリング・ソースとして大人気でしたが、本ライヴ・ヴァージョンも定番の声ネタ・サンプリング・ソースです。当ブログでも紹介したSt. Germain「Rose Rouge」をはじめ、Deep Sensation「Get Together」、Blue Boy「Remember Me (Original 12")」、No I.D.「Pray for the Sinners」、A Skillz and Beatvandals「Beat Don't Stop」、Cuthead「The Sinner」、Daley feat. Jessie J「Remember Me」、Dano & Emelvi「Pasaje」、The Allergies「Remember」、Goldfish feat. Sakhile Moleshe「Three Second Memory」、Featurecast「Chuck Berry」、Aback「Together One Time」、Akshin Alizadeh「Woman of the Ghetto (Remix)」、Cleavage & Lars Vegas「Grace」、Lumoon & Rob!n「Printemps Nouveau (Original Mix)」、Superlover「Restless」、Philou Louzolo「Marlena」、SCM「You Still Remember」、Patrizio Mattei & Danny Omich「Marlena Loop」、Saison「Do You」、Pogo「Smack and Snack」等のサンプリング・ソースになっています。特に2010年以降の作品でのサンプリングが目立ちます。

St. Germain「Rose Rouge」
 https://www.youtube.com/watch?v=yRpKKBmeqV4
Deep Sensation「Get Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=Xid9LkbLI8w
Daley feat. Jessie J「Remember Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=MNo-L4-2P0w
The Allergies「Remember」
 https://www.youtube.com/watch?v=CTC5q4rEF7A
Goldfish feat. Sakhile Moleshe「Three Second Memory」
 https://www.youtube.com/watch?v=6XDwlQZKaK0
Dano & Emelvi「Pasaje」
 https://www.youtube.com/watch?v=OBWEDJov9qE
Philou Louzolo「Marlena」
 https://www.youtube.com/watch?v=htMYAiNoJms

Marlena Shawの他作品もチェックを!

『Out of Different Bags』(1967年)
アウト・オブ・ディファレント・バッグス(紙ジャケット仕様)

『The Spice Of Life』(1969年)
The Spice Of Life

『Marlena』(1972年)
マリーナ

『From the Depths of My Soul』(1973年)
フロム・ザ・デプス・オブ・マイ・ソウル

『Who Is This Bitch, Anyway?』(1974年)
フー・イズ・ジス・ビッチ、エニウェイ

『Just A Matter Of Time』(1976年)
ジャスト・ア・マター・オブ・タイム

『Sweet Beginnings』(1977年)
スウィート・ビギニングス

『Acting Up』(1978年)
Acting Up

『Take a Bite』(1979年)
Take a Bite

『Love Is in Flight』(1988年)
Love Is in Flight
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2017年03月06日

Stairsteps『2nd Resurrection』

フリーソウルでも人気!再評価の高いシカゴ・ソウル作品☆Stairsteps『2nd Resurrection』
2nd Resurrection
発表年:1976年
ez的ジャンル:シカゴ系ファミリー・ソウル・グループ
気分は... :転んでもただでは起きぬ!

今回は70年代シカゴ・ソウル作品からStairsteps『2nd Resurrection』(1976年)です。

The Five Stairsteps(Stairsteps)は、AloheClarenceJamesDennisKennethKeni)、Cubieというシカゴ出身のBurke兄弟によるソウル・ヴォーカル・グループ。

グループ最大のヒットは1970年に全米シングル・チャート第8位となった「O-o-h Child」

アルバムとしては『The Five Stairsteps』(1967年)(The Five Stairsteps名義)、『Our Family Portrait』(1968年)(The 5 Stairsteps & Cubie名義)、『Love's Happening』(1968年)(The 5 Stairsteps & Cubie名義)、『Stairsteps』(1970年)(The 5 Stairsteps名義)、『Stairsteps』(1971年)(Stairsteps名義)、『2nd Resurrection』(1976年)(Stairsteps名義)といったアルバムをリリースしています。

Stairsteps名義でBeatlesGeorge HarrisonのレーベルDark Horseからリリースリリースした本作『2nd Resurrection』(1976年)は、Clarence Burke, Jr.(vo、g、per)、James Burke(vo、g)、Dennis Burke(vo、g)、Keni Burke(vo、g、b)という4名体制でグループが復活したアルバムですが、結果としてグループのラスト・アルバムとなりました。

本作の後、Keni Burkeは1stソロ『Keni Burke』(1977年)をリリースしています。80年代に入り再び集結した兄弟は、ディスコ/ファンク・グループInvisible Man's Bandとして再始動しています。

本作のプロデュースはStairsteps自身とBilly PrestonおよびRobert Margouleff

レコーディングにはBilly Preston(key、syn)、Robert Margouleff(Programming)、Malcolm Cecil(Programming)、Alvin Taylor(ds)、Steve Beckmeier(g)、Ricardo Marrero(per)、Stomach(sax)、Ivory Davis(back vo)等が参加しています。

Billy Preston、Robert Margouleff、Malcolm Cecilの起用からも分かるようにサウンド面ではシンセが効果的に使われています。

フリーソウル人気曲「Time」、ブラジリアン・フレイヴァーのメロウ・ソウル「Pasado」、素敵なメロウ・バラード「In The Beginning」、程良くパーカッシヴな「Lifting 2nd Resurrection」、軽快なブレイクと共に始まる「Throwin' Stones Atcha」、サンプリング・ソースとして人気の「Tell Me Why」など聴きどころ満載の1枚です。

メンバーがポーズをキメているジャケも含めて名盤だと思います。

全曲紹介しときやす。

「From Us To You」
Clarence Burke, Jr./Keni Burke作。軽快なソウル・グルーヴで爽やかにアルバムは幕を開けます。本作らしいシンセ使いも絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=te-I1fj8FhE

「Pasado」
Clarence Burke, Jr./James Burke作。ブラジリアン・フレイヴァーのメロウ・ソウル。個人的には本作のハイライトですね。当ブログではPocketsのカヴァーも紹介済みです。
https://www.youtube.com/watch?v=TEY5VTHcdjc

「Theme Of Angels」
James Burke作。本作らしいシンセ・サウンドを楽しめるコズミックな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=cvOqnDLhRJI

Median feat. Sy Smith「Kiss the Sky」のサンプリング・ソースとなっています。
Median feat. Sy Smith「Kiss the Sky」
 https://www.youtube.com/watch?v=LK8DdhPfyuc

「Lifting 2nd Resurrection」
Clarence Burke, Jr./Dennis Burke作。洗練されたサウンドとヴォーカル・ワークのバランスが良い完成度の高いソウル・チューン。程良くパーカッシヴなのも僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=sNwGP9QGPTc

「Time」
Syreeta Wright/Clarence Burke, Jr.作。フリーソウルのコンピにも収録されていた人気曲。オーセンティックなソウル・バラードを素敵なアレンジで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=BVpqW2wbIhc

「Throwin' Stones Atcha」
Clarence Burke, Jr.作。軽快なブレイクと共に始まるソウルフル・ダンサー。軽快なファンキー・サウンドが心地好いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=g0H3OsZZCsI

「Far East」
Clarence Burke, Jr.作。インタールード的な1分強のインスト・メロウ。

「In The Beginning」
Clarence Burke, Jr.作。スロウ系で一番好きなのがコレ。素敵なヴォーカル・ワークをメロウ・シンセが印象的なメロウ・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=oDPeP-EiBQQ

「Tell Me Why」
Keni Burke作。オトナのミディアム・ソウルといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=dZ-u_0-KiC8

Statik Selektah feat. Slum Village & Granite State「Got Me Goin' (Hip Hop)」、Common「Sex 4 Sugar (Karriem Riggins Remix)」、Frank-N-Dank「Ma Dukes (Madlib Remix)」のサンプリング・ソースになっています。
Statik Selektah feat. Slum Village & Granite State「Got Me Goin' (Hip Hop)」
 https://www.youtube.com/watch?v=4hLfkyDK-Qg
Common「Sex 4 Sugar (Karriem Riggins Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=wqlVid0UWNo
Frank-N-Dank「Ma Dukes (Madlib Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=Cs2X2lIFRJw

「Salaam」
Keni Burke作。ラストはメロウ・フュージョン調のインスト・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=gIPItaXXUFQ

The Five Stairsteps(Stairsteps)の他作品もチェックを!

『Our Family Portrait/Stairsteps』(1968/1970年) ※2in1CD
Our Family Portrait/stairsteps (expanded Twofer Edition)

『Love's Happening』(1968年)
ラヴズ・ハプニング(LOVE'S HAPPENING)(直輸入盤・帯・ライナー付き)

Keni BurkeInvisible Man's Bandの過去記事もご参照ください。

Invisible Man's Band『Really Wanna See You』(1981年)
Really Wanna See You

Keni Burke『You're The Best』(1981年)
ユーアー・ザ・ベスト(紙ジャケット仕様)

Keni Burke『Changes』(1982年)
チェンジズ(紙ジャケット仕様)
posted by ez at 02:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする