2017年02月20日

Stephanie Mills『Tantalizingly Hot』

Mtume/Lucas、Ashford & Simpsonプロデュース☆Stephanie Mills『Tantalizingly Hot』
Tantilizingly Hot
発表年:1982年
ez的ジャンル:ブロードウェイ仕込み女性R&B
気分は... :魅惑のハイトーン・ヴォーカル・・・

今回は女性R&BシンガーStephanie Millsの6thアルバム『Tantalizingly Hot』(1982年)です。

N.Y.クイーンズ出身でブロードウェイ・ミュージカルでも活躍した女性R&BシンガーStephanie Millsの紹介は、『Sweet Sensation』(1980年)、『What Cha Gonna Do With My Lovin'』(1979年)に続き3回目となります。

6thアルバム『Tantalizingly Hot』(1982年)は、『What Cha Gonna Do With My Lovin'』(1979年)、『Sweet Sensation』(1980年)、『Stephanie』(1981年)に続く、James Mtume/Reggie Lucasとのタッグ第4弾となります。結果的に本作でMtume/Lucasとのタッグは解消されました。

メイン・プロデュースはMtume/Lucasですが、Nickolas Ashford & Valerie Simpsonも2曲をプロデュースしています。さらにStephanie自身も1曲プロデュースしています。また、Dunn Pearsonがホーン&ストリングス・アレンジで参加しています。

James Mtume(per)、Reggie Lucas(g)以外にもTawatha Agee(back vo)、Hubert Eaves III(key)、Howard King(ds)、Basil Fearington(b)、Edward Moore(g)というMtumeメンバーが勢揃いし、レコーディングに参加しています。

それ以外にもValerie Simpson(p、back vo)、 John Simmons (p、back vo)、Yogi Horton(ds)、Raymond Calhoun(ds)、Kenneth Little(ds)、Francisco Centeno(b)、Marcus Miller(b)、Alvin Moody(b)、William "Doc" Powell(g)、Al McKay(g)、Ted "Pearly" Perlman(g)、Bobby Wooten(key、syn)、Dean Gant(key、syn)、Harry Whitaker(key)、Richard Tee(key)、Bernie Worrell(syn)、Peter Cannarozzi(syn)、Ed Walsh(syn)、Joseph Joubert(syn)等のミュージシャンが参加しています。

また、Nickolas AshfordBrenda WhiteFonzi ThorntonNorma Jean WrightUllanda McCulloughMary JohnsonPeggy BlueJosie Armsteadがバック・ヴォーカルを務めています。

アルバムからは「Last Night」「Keep Away Girls」「You Can't Run From My Love」の3曲がシングル・カットされました。特にMtume/Lucasらしいダンス・クラシック「You Can't Run From My Love」、Ashford & Simpson起用の成果が出たメロウ・ミディアム「Keep Away Girls」の2曲が本作のハイライトだと思います。

それ以外であれば、アーバン・メロウな「Your Love is Always New」、ダンサブルなファンク「True Love Don't Come Easy」あたりも個人的にはオススメです。

Mtume/Lucasとのタッグ4枚の中では一番注目度が低いかもしれませんが、Mtume/Lucas好きであれば十分楽しめる1枚だと思います。


全曲紹介しときやす。

「Last Night」
James Mtume & Reggie Lucas作/プロデュース。アルバムからの1stシングルとして全米R&Bチャート第14位となったファンク・グルーヴ。Mtume/Lucasらしいファンク・サウンドを楽しめるオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=eylurhSLJ-8

「Still Lovin' You」
Dean Gant/Imari Amani作。James Mtume & Reggie Lucasプロデュース。しっとりと歌い上げるラブ・バラード。Stephanieの素直なヴォーカルが栄えるビューティフルな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=BBv_EwbuuFU

「Keep Away Girls」
Nickolas Ashford & Valerie Simpson作/プロデュース。Ashford & Simpson起用の意図がよく分かるメロウ・ミディアム。アルバムからの2ndシングルとして全米R&Bチャート第13位となっています。同じ1982年にリリースされたDonald Fagen「I.G.Y.」あたりと曲調が似ているかもしれませんね。Stephanieの伸びやかヴォーカルが栄えます。Francisco Centenoのブリブリのベースもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=5FZElGVMijA

Mista Lawnge「Only in the Summer」、KeKe「Duzo Nie Trzeba」のサンプリング・ソースとなっています。
KeKe「Duzo Nie Trzeba」
 https://www.youtube.com/watch?v=qr2LsPeo_QA

「You Can't Run From My Love」
James Mtume & Reggie Lucas作/プロデュース。アルバムからの3rdシングルにもなりました。今日的にはこのダンサブルなファンク・チューンがハイライトなのでは?Mtume/Lucas好きならば、文句なしに気に入るであろうダンス・クラシックだと思います。僕も一番のお気に入りです。
https://www.youtube.com/watch?v=uf3yNCdPwvQ

Moonraker「Just By」、Ledge「Together」、Sean Biddle「You Can't Run From My Love」のサンプリング・ソースとなっています。

「True Love Don't Come Easy」
Edward Moore/James Balton作。James Mtume & Reggie Lucasプロデュース。「You Can't Run From My Love」、「Last Night」のせいで隠れがちですが、コレもMtume/Lucasらしさを楽しめるダンサブルなファンク・チューンです。Dunn Pearsonのアレンジもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=4vAqPDxwFsM

「'Ole Love」
Joey Mills/V. Eaglyn作。Stephanie Millsプロデュース。オトナのラブ・バラードをムードたっぷりに歌い上げます。哀愁のスパニッシュ・テイストもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=ysqMTz1h2As

Sean Boog「Standing O」のサンプリング・ソースとなっています。
Sean Boog「Standing O」
https://www.youtube.com/watch?v=BwYAQnU0PwQ

「Your Love is Always New」
Jim Andron/Mark Winkler作。James Mtume & Reggie Lucasプロデュース。個人的には「You Can't Run From My Love」に次いで好きなのがこのアーバン・メロウ。Stephanieのキュートな歌声が胸キュン度を高めてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=FPamkvFxQfE

「I Can't Give Back the Love I Feel For You」
Brian Holland/Nickolas Ashford/Valerie Simpson作。Nickolas Ashford & Valerie Simpsonプロデュース。Rita Wrightのカヴァーです。感動的にバラードを歌い上げる前半から一転して、アップテンポの中盤以降へ・・・ミュージカル仕込みのStephanieのヴォーカルの素晴らしさを実感しながら、ドラマチックに幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=BlSULsUl8As

再発CDには「Wailin'」「You Can't Run From My Love (12" Remix)」の2曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。特に後者は嬉しいですね。

Stephanie Millsの他作品もチェックを!

『For the First Time』(1975年)
Stephanie Mills/For The First Time

『What Cha Gonna Do With My Lovin'』(1979年)
ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・ウィズ・ラヴィン

『Sweet Sensation』(1980年)
スウィート・センセーション

『Stephanie』(1981年)
ステファニー

『Merciless』(1983年)
Merciless ~ Expanded Edition + Bonus Tracks [from UK]

『I've Got the Cure』(1984年)
I've Got The Cure ~ Expanded Edition [from UK]

『Stephanie Mills』(1985年)
Stephanie Mills

『If I Were Your Woman』(1987年)
If I Were Your Woman

『Home』(1989年)
Home

『Something Real』(1992年)
Something Real

『Personal Inspirations』(1994年)
Personal Inspiration
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2017年02月11日

Stanley Cowell『New World』

再評価されるべきスピリチュアル・ジャズ☆Stanley Cowell『New World』
ニュー・ワールド
発表年:1981年
ez的ジャンル:スピリチュアル・ジャズ
気分は... :新世界は何処に向かう・・・

今回はスピリチュアルな作品で人気のジャス・ピアニストStanley Cowell『New World』(1981年)です。

1941年オハイオ州トレド生まれのジャス・ピアニストStanley Cowellの紹介は、『Musa・Ancestral Streams』(1974年)、『Regeneration』(1975年)に続き3回目となります。

Stanley Cowellといえば、自身のレーベルStrata-East Recordsからリリースした『Musa・Ancestral Streams』(1974年)、『Regeneration』(1975年)という2枚の印象が鮮烈ですが、1981年にリリースされた本作もCowellらしいスピリチュアル・ジャズを楽しめます。

Galaxy Recordsからの4作目となる『New World』はリリースは1981年ですが、レコーディングされたのは1978年です。それまでGalaxyからは『Waiting for the Moment』(1977年)、『Talkin' 'Bout Love』(1978年)、『Equipoise』(1978年)といったアルバムをリリースしています。

レコーディング・メンバーはStanley Cowell(p、el-p、org、kalimba、back vo)、Cecil McBee(b)、Roy Haynes(ds)、Kenneth Nash(per)、Pat Patrick(fl、clarinet、sax)、Eddie Henderson(tp、flh)、Julian Priester(tb)、Terry Adams(cello)、Nate Rubin(violin)、Judy Lacey(vo)、Linda Mandolph(vo)、Robert Mandolph(vo)。

プロデュースはEd Michel

スタンダードをスピリチュアル・ジャズへ変貌させた「Come Sunday」、ソウルフルな「Ask Him」、カリプソ・フィーリングの「Island Of Haitoo」、名作『Regeneration』収録の人気曲の再演「I'm Trying To Find A Way」、コズミックな「El Space-O」、美しいピアノ・ソロ「Sienna: Welcome To This New World」と6曲6様の演奏で魅了します。

再評価されるべきスピリチュアル・ジャズ作品だと思います。

全曲を紹介しときやす。

「Come Sunday」
Duke Ellington作のスタンダード・カヴァーがオープニング。Cowellの美しいピアノでスタートし、鐘の音と共にコーラスやパーカッションが加わり、スピリチュアルな展開へ・・・秀逸アレンジの都会的スピリチュアル・ジャズといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=LE-Bpk6Jx9c

「Ask Him」
Stanley Cowell/Cecil McBee作。実にソウルフルな演奏です。Cowellのエレピやゴスペル調のコーラスが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=aWvKRQA8dfA

「Island Of Haitoo」
Stanley Cowell/Scott作。タイトルから想像できるようにカリプソ・フィーリングのフュージョン/クロスオーヴァー・サウンドです。カリンバがいいアクセントになっています。

「I'm Trying To Find A Way」
Viki McLaughlin/Stanley Cowell作。名作『Regeneration』のオープニングを飾った人気曲「Trying To Find A Way」の再演。エレガントなチェロやヴァイオリンを交えたスピリチュアル・ジャズな演奏は、『Regeneration』ヴァージョンとは異なる魅力で楽しませてくれます。ブラジリアン・ジャズとセットで聴いてもいいかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=zOXalVwXBr4

「El Space-O」
Stanley Cowell/Cecil McBee/Roy Haynes作。少しダークでコズミックなブラック・ジャズ的な演奏が印象的です。Eddie Hendersonのプレイが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=i_WPyrjIppc

Cella Dwellas「Hold U Down」のサンプリング・ソースとなっています。
Cella Dwellas「Hold U Down」
 https://www.youtube.com/watch?v=cNEcAJwNgwI

「Sienna: Welcome To This New World」
Stanley Cowell作。ラストはCowellの美しいピアノ・ソロで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ONMnvNWq244

Stanley Cowellの他作品もチェックを!

『Blues for the Viet Cong』(1969年)
ブルース・フォー・ザ・ヴェトコン

『Brilliant Circles』(1969年)
ブリリアント・サークルズ

『Illusion Suite』(1973年)
幻想組曲

The Piano Choir『Handscapes』(1974年)
Handscapes

『Musa・Ancestral Streams』(1974年)
Musa Ancestral Streams

『Regeneration』(1975年)
リジェネレーション(紙ジャケット仕様)

『Equipoise』(1979年)
エクイポイズ+3

『New World』(1981年)
ニュー・ワールド

Stanley Cowell/Buster Williams/Frederick Waits『We Three』(1987年)
ウィー・スリー

『Sienna』(1989年)
Sienna

『Back to the Beautiful』(1989年)
Back to the Beautiful

『Close to You Alone』(1990年)
クロース・トゥ・ユー・アローン

『Bright Passion』(1993年)
Bright Passion

『Angel Eyes』(1993年)
Angel Eyes

『Live at Copenhagen Jazz House』(1993年)
Live: At Copenhagen Jazz House

『Setup』(1993年)
Setup

『Departure 2』(1994年)
Departure #2

『Games』(1994年)
Games by Stanley Cowell (2010-01-01) 【並行輸入品】

『Mandara Blossoms』(1995年)
Mandara Blossoms

『Hear Me One』(1997年)
Hear Me One

『Dancers in Love』(1999年)
恋のダンサー

『Prayer For Peace』(2010年)
Prayer For Peace

『It's Time』(2012年)
It's Time

『Welcome To This New World』(2013年)
Welcome To This New World

『Are You Real?』(2014年)
Are You Real?

『Reminiscent, Plus A Xmas Suite』(2015年)
Reminiscent, Plus A Xmas Suite
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2017年02月02日

Peter Brown『Back to the Front』

Madonna「Material Girl」作者の3rdアルバム☆Peter Brown『Back to the Front』
BACK TO THE FRONT
発表年:1983年
ez的ジャンル:コンテンポラリー・ポップ・ダンス
気分は... :マテリアル・ガール!

今回は80年代のコンテンポラリー・ポップ・ダンス作品、Peter Brown『Back to the Front』(1983年)です。

Peter Brownは1953年イリノイ州ブルー・アイランド生まれのシンガー・ソングライター/プロデューサー。

70年代後半にマイアミのT.K. Recordsおよび傘下のDriveから「Do You Wanna Get Funky with Me」(1977年、全米チャート第18位、同R&Bチャート第3位)、「Dance With Me」(1978年、全米チャート第8位、同R&Bチャート第5位)、「Crank It Up (Funk Town)」(1979年、全米R&Bチャート第9位)といったヒットを放っています。特に「Dance With Me」ではマイアミ・ソウルの女王Betty Wrightが参加しています。

アルバムとしては『A Fantasy Love Affair』(1977年)、『Stargazer』(1979年)、『Back to the Front』(1983年)、『Snap』(1984年)という4枚のアルバムをリリースしています。

これらのヒット曲以上にPeter Brownの名を有名にしたのが、Madonnaの大ヒット曲「Material Girl」をRobert Ransと共に書いたことかもしれません。

3rdアルバムとなる本作は70年代ディスコから進化した80年代ならではのコンテンポラリーなポップ・ダンス作品に仕上がっています。「Material Girl」Madonnaに楽曲提供する直前のアルバムであり、大ヒット曲を生み出すに至った彼のポップなダンス感覚を楽しめる1枚になっています。

アルバムにはMichael Boddicker(syn)、David Boruff(sax)、Jerry Hey(tp)等のミュージシャンが参加しています。また、バック・ヴォーカルでThe WatersJulia WatersMaxine WatersVenetta FieldsBecky Lopez-PorterTerry Woodが参加しています。

ディスコ/ダンス・チューン狙いならば、「Baby Gets High」「Overnight Sensation」というシングル2曲や「Danger」あたりがオススメです。

個人的には「Material Girl」を予感させるポップ・センスが発揮された「Heaven In Your Eyes」「The Love Game」「Satisfaction Guaranteed」「Give Me Up」あたりに惹かれました。

80年代前半らしいコンテンポラリーなポップ・ダンス・サウンドを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Give Me Up」
Peter Brown/Robert Vavrik作。AOR的なポップ・ロックでアルバムは幕を開けます。

「Heaven In Your Eyes」
Peter Brown/Robert Vavrik作。僕の一番のお気に入りはコレ。Peter Brownのソングライターとしてのポップ・センスが一番発揮されているのがコレなのでは?

「Overnight Sensation」
Peter Brown/Robert Rans作。シングルにもなった哀愁モードのエレクトリック・ダンス。80年代ならではの哀愁エレクトリック・サウンドが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=m3ola8Qfm_o

「Lover Come Back」
Peter Brown/Robert Rans作。メロディアスなラブ・バラード。Brownの伸びやかで素直なヴォーカルが似合います。

「Satisfaction Guaranteed」
Peter Brown/Robert Vavrik作。ギター・カッティングが印象的なダンス・チューン。ポップ・チャートを意識したダンス・サウンドが本作らしいスタンスなのでは?Jerry Heyらのホーン隊が盛り上げてくれます。

「Baby Gets High」
Peter Brown作。シングル曲として全米R&Bチャート第49位、同ディスコ・チャート第6位となっています。Peter Brownらしいダンス・チューンを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=vrQBkjgO3m4

「Shall We Dance」
Oscar Hammerstein II/Richard Rodgers作のスタンダードをカヴァー。あの同名邦画でお馴染みの曲です。スタンダード然とした仕上がりはアルバムの中で正直浮いています。ご愛嬌ということで。

「Danger」
Peter Brown/Robert Rans作。「Overnight Sensation」と同じ路線の哀愁エレクトリック・ダンス。80年代好きの人はグッとくる哀愁のメロディ・ラインです。

「The Love Game」
Peter Brown/Robert Rans作。本編のラストはダンサブルな爽快ポップで締め括ってくれます。80年代全米Top40のヒット曲がお好きな人は気に入るタイプの曲だと思います。

再発CDには「Baby Gets High (7")」「Baby Gets High (12")」「Overnight Sensation (12")」「Overnight Sensation (Instrumental)」の4曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

Peter Brownの他作品もチェックを!

『A Fantasy Love Affair』(1977年)
ア・ファンタジー・ラヴ・アフェアー+1[国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き](CDSOL-5624)

『Stargazer』(1979年)
Stargazer

『Snap』(1984年)
SNAP
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2017年01月25日

Con Funk Shun『Touch』

人気曲「Too Tight」収録☆Con Funk Shun『Touch』
タッチ
発表年:1980年
ez的ジャンル:カリフォルニア産メロウ・ファンク
気分は... :南ちゃん・・・

今回はカリフォルニア出身の人気ファンク・バンドCon Funk Shunが1980年にリリースした『Touch』です。

これまで当ブログで紹介したCon Funk Shun作品は以下の3枚。

 『Secrets』(1977年)
 『Spirit Of Love』(1980年)
 『7』(1981年)

本作『Touch』は、シングルとして全米R&Bチャート第8位になり、ディスコ/ファンク・クラシックとしても人気の高い「Too Tight」が収録されていることで知られる1枚です。

本作におけるメンバーは、Michael Cooper(vo、g)、Felton Pilate(tb、key、syn、g、vo)、Karl Fuller(tp、flh、per、vo)、Paul Harrell(sax、fl、vo)、Danny Thomas(key、vo)、Cedric Martin(b、vo)、Louis McCall(ds、per、vo)というお馴染みのラインナップです。

また、Sheila Escovedo(Sheila E.)(per)、Pete Escovedo(per)、Scott Roberts(per)、Garry Jackson(b)、Carl Lockett(g)、 Debra L. Henry(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

グループ自身のセルフ・プロデュースです。

このバンドらしいメロウ&キャッチーなディスコ/ファンク・サウンドを随所で楽しめます。Michael Cooper、Felton Pilateといったヴォーカル陣の安定感もいいですね。

前述の「Too Tight」がハイライトですが、それ以外にも「Kidnapped!」「Lady's Wild」「Pride And Glory」「Touch」といったディスコ/ファンク・チューンも十分楽しめるはずです。

楽曲はすべてメンバーらのオリジナルです。

「Too Tight」収録ということで、まず手元に置きたいCon Funk Shun作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Too Tight」
前述のように本作のハイライトとなるディスコ/ファンク・クラシック。シングルとして全米R&Bチャート第8位となりました。Con Funk Shunらしい爽快メロウなスウェイビートは一度聴いたら体を揺らすこと間違いなし!
https://www.youtube.com/watch?v=wNZaanfcAZc

「Lady's Wild」
この曲もシングルになりました。リラックスしたホーン・アンサンブル、カッティング・ギター、カウベルが心地好いディスコ・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=f0Vkx8ohClU

「Give Your Love To Me」
しっとりとしたメロウ・バラード。サンセット・モードにピッタリです。
https://www.youtube.com/watch?v=im0LIo5cGxw

「Pride And Glory」
パーカッション・ブレイクとErnie Isleyばりのギター・サウンドが印象的なディスコ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=RTNYYJK9HrY

「Kidnapped!」
「Too Tight」と並ぶ僕のお気に入り。Con Funk Shunらしいメロウ・ディスコはかなり僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=T5nn4hFN4jA

「Welcome Back To Love」
素敵なストリングスと共にジワジワくるスロウ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=cz_219BWm04

「Touch」
タイトル曲はブリブリのベースが印象的なファンク・チューン。煌びやかなギター&シンセも盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=EGBzCYeA8ys

「Can't Say Goodbye」
切々と歌われるバラード。ヴォーカルがいいので、こういったスロウも安心して聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=6D1zag_cnDM

「Play Widit」
軽やかなホーン・アンサンブルと共にスタートするインスト・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Qzgm-XjO5M0

Con Funk Shunの他作品もチェックを!

『Con Funk Shun/Secrets』(1976/1977年) ※2in1CD
Con Funk Shun / Secrets (2 on 1) [from UK]

『Secrets』(1977年)
シークレッツ

『Loveshine』(1978年)
ラヴ・シャイン

『Candy』(1979年)
キャンディ

『Spirit Of Love』(1980年)
Spirit of Love

『7』(1981年)
7

『Touch/7/To The Max』(1980/1980/1981年) ※3in1CD
Touch / Seven / To The Max

『Fever』(1983年)
Fever

『Electric Lady』(1985年)
Electric Lady
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2017年01月14日

L.A. Boppers『Make Mine Bop!』

Side Effectのバック・バンドも務めたファンク/ソウル・グループ☆L.A. Boppers『Make Mine Bop!』
MAKE MINE BOP
発表年:1982年
ez的ジャンル:Side Effect系ファンク/ソウル・グループ
気分は... :B級ジャケも確信犯!

今回は80年代ファンク/ソウル作品からL.A. Boppers『Make Mine Bop!』(1982年)です。

L.A. BoppersSide Effectのバック・バンドも務めていたグループ。

Side EffectのリーダーAugie Johnsonは、ビバップのエッセンスも取り入れた独創的ファンク/ソウル・サウンドから彼らを "The Be-Bop Band"と称しました。

そのAugie Johnsonのプロデュースで『The Boppers』(1978年)、『L.A. Boppers』(1980年)、『Bob Time』(1981年)、『Make Mine Bop!』(1982年)という4枚のアルバムをリリースしています。

本作『Make Mine Bop!』(1982年)は、結果的にグループのラスト・アルバムとなった作品ですが、最高傑作の呼び声も高い充実した内容の1枚です。

本作におけるメンバーはVance Tenort(vo、g、per)、Stan Martin(tp)、Steve Madaio(tp)、Chuck Brooke(sax)、Bob Grieve(sax)、Ed Reddick(b、vo)、Kenny Styles(g、vo)、Gerry Davis(ds)。

さらに当時Side EffectのヴォーカルであったMiki Howard(vo)やBobby Lyle(key)等もレコーディングに参加しています。

"The Be-Bop Band"としての個性を打ち出しつつ、ファンク/ソウル・アルバムとしてきちんと成立しているのがいいですね。

このグループらしい小粋でポップなジャズ・フィーリングを楽しめる「Where Do The Bop Go?」、ダンス・クラシックとして人気の高い「Perfect Love」、メロウ・ソウル「How Strong Love Can Be」、ファンキー・ベースが牽引する「Heartaches」、爽快ミディアム・グルーヴ「If You Go」あたりがオススメです。

確信犯的なB級ジャケも含めていい感じです。

全曲紹介しときやす。

「Where Do The Bop Go?」
Augie Johnson/E. Mosley/Kenny Styles作。このグループらしい小粋でポップなジャズ・フィーリングを取り入れたジャズ・ファンクでアルバムは幕を開けました。シングル・カットもされました。爽快スキャット・コーラスがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=OwQFIAED4ko

「Perfect Love」
Ed Reddick作。ダンス・クラシックとして人気の1曲。ダンサブルなアーバン・メロウ感が80年代ブラコンらしくていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Cgo28JzVbr4

「If You Go」
Miki Howard/Stan Martin/Vance Tenort作。気の利いたホーン・アンサンブルで始まる爽快ミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=CGLeMYzvXsE

「Wrap You Up」
Darryl Ross作。ダンサブルなメロウ・グルーヴ。ややパンチに欠けますが、80年代らしいファンク・チューンに仕上がっています。Pepe Bradock「18 Carats」でサンプリングされています。
https://www.youtube.com/watch?v=BbZhNVZWeao

「Christy」
Vance Tenort作。ドラム・ブレイクと共に始まるメロウ・ミディアム。Canibus「Get Retarded」のサンプリング・ソースとなっています。

「Heartaches」
Ed Reddick作。ファンキー・ベースが牽引するファンク・グルーヴ。コンガのブレイクもキマっている僕好みの仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=Kip4TX88Ubo

「Well Deserved Rest」
Kenny Styles作。ジャズ・フィーリングを前面に打ち出したコーヒー・ブレイク的な1曲。

「How Strong Love Can Be」
Ed Reddick作。スロウ〜ミディアム系ではコレがハイライトだと思います。このグループのソウルな魅力を存分に楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=1L_NgWWIUJI

「Dog House」
Augie Johnson作。Augie Johnsonのニック・ネーム"Dog House"をタイトルに冠したポップ・ジャズなフィーリングで楽しく締め括ってくれます。

L.A. Boppersの他作品もチェックを!

『L.A. Boppers』(1980年)
L.A.ボッパーズ

『Bob Time』(1981年)
Bob Time
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