2017年12月18日

Jeffrey Osborne『Stay With Me Tonight』

ソロ・アーティストとしての地位を確立した2ndソロ☆Jeffrey Osborne『Stay With Me Tonight』
Stay With Me Tonight
発表年:1983年
ez的ジャンル:アーバン・コンテンポラリー系R&B
気分は... :ぶりしゃぶ!

今回は80年代アーバン・コンテンポラリー作品からJeffrey Osborne『Stay With Me Tonight』(1983年)です。

Jeffrey Osborneは1948年ロードアイランド州プロビデンス生まれの男性R&Bシンガー。

人気ファンク・グループL.T.D.のフロントマン(元々はドラマーとしてグループに加入)として、デビュー・アルバム『Love Togetherness & Devotion』(1974年)から『Shine On』(1980年)までリード・ヴォーカリストを務めた後に、グループを脱退し、ソロ活動をスタートさせます。

1982年ソロ転向後は、アーバン・コンテンポラリーの人気アーティストとして、90年初頭までコンスタントにアルバムをリリースし、数々のR&Bヒットを放っています。

本作『Stay With Me Tonight』(1983年)は2ndソロ・アルバムであり、全米アルバム・チャート第25位、同R&Bアルバム・チャート第3位のヒットとなりました。さらにアルバムからは「Don't You Get So Mad」(全米チャート第25位、同R&Bチャート第3位)、「Stay With Me Tonight」(全米チャート第30位、同R&Bチャート第4位)、「We're Going All The Way」(全米チャート第48位、同R&Bチャート第16位)、「Plane Love」(全米R&Bチャート第10位)といったシングル・ヒットも生まれています。

プロデュースは他のソロ初期作と同じくGeorge Duke

レコーディングにはGeorge Duke(p、el-p、syn、syn-b、el-ds)、Steve Ferrone(ds)、David "Hawk" Wolinski(el-ds、syn)、Earl Klugh(g)、Paul Jackson, Jr(g)、Michael Sembello(g)、Brian May(g)、Johnny McGhee(g)、Abraham Laboriel, Sr.(b)、Alphonso Johnson(b)、Harry Davis(b)、Nathan Watts(b)、Louis Johnson(b)、Don Freeman(p、syn)、Raymond Jones(p、syn)、Paulinho Da Costa(per)、Gary Grant(tp)、Jerry Hey(tp)、Larry William(ts)、Lynn Davis(back vo)、Portia Griffin(back vo)、Josie James(back vo)、Marcy Levy(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

1stシングルになったアーバン・ダンサー「Don't You Get So Mad」が一番のお気に入り。ただし、アルバム全体としては「We're Going All The Way」「Greatest Love Affair」「I'll Make Believe」といったアーバン・コンテンポラリーなバラードが充実していると思います。

個人的にはダンサブル系では「Stay With Me Tonight」「Plane Love」といったシングル曲よりも、ファンキーな「When Are You Comin' Back?」、都会的なミディアム・ファンク「Other Side of the Coin」あたりがオススメです。

アーバン・コンテンポラリーな魅力に溢れたJeffrey Osborneを代表する1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Don't You Get So Mad」
Don Freeman/Jeffrey Osborne/Michael Sembello作。アルバムからの1stシングル。全米チャート第25位、同R&Bチャート第3位のヒットとなりました。都会的な疾走感にグッとくるアーバン・ダンサーは僕の一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=VYxpcvXX994

「We're Going All The Way」
Barry Mann/Cynthia Weil作。3rdシングル。全米チャート第48位、同R&Bチャート第16位となりました。オーケストレーションを配したオーセンティック・バラード。この人の場合、こういった正攻法バラードが似合いますね。Wonderous feat. Z-Ro「Keep Grinding」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=136kbhWF_dM

「Stay With Me Tonight」
Raymond Jones作。2ndシングル。全米チャート第30位、同R&Bチャート第4位のヒットとなりました。ハンド・クラップが似合いキャッチーなダンサブル・チューンですが、正直僕の好みではありません。QueenのBrian Mayがギター・ソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wCWYZHYIPyE

「Greatest Love Affair」
Jeffrey Osborne/Sam Dees作。Jeffreyのアーバン・コンテンポラリーな魅力が伝わってくる素敵なラブ・バラード。シングル曲ではありませんが、エヴァーグリーンな魅力があります。Martin Nievera feat. Bert Nieveraがカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=dVtvUvxCwVU

「Plane Love」
David "Hawk" Wolinski作。4thシングル。全米R&Bチャート第10位となりました。良くも悪くもこの時代の音らしいダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=1K5QV91TQEc

「Other Side of the Coin」
Carlos Vega/Don Freeman/Jeffrey Osborne作。ホーン隊を配したアーバンなミディアム・ファンク。アーバン・コンテンポラリー好きの人ならば気に入るはず!

「I'll Make Believe」
Geoffrey Leib/Jeffrey Osborne作。バック・コーラスのPortia Griffinとのデュエット。Earl Klughのアコギも配し感動バラード。聴いていると心がホッコリします。
https://www.youtube.com/watch?v=47CEhbLHvn8

「When Are You Comin' Back?」
Don Freeman/Jeffrey Osborne/John McGhee作。ファンク好きの人であれば、なかなかグッとくるファンキー・グルーヴなのでは?

「Forever Mine」
George Duke/Jeffrey Osborne/a href="http://eastzono.seesaa.net/article/446357043.html">Leon Ware作。Earl Klughのアコギを効果的に使ったオトナのラブ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=Ymjkr1QhxK8

「Two Wrongs Don't Make a Right」
Geoffrey Leib/Jeffrey Osborne作。ラストはポップ・ファンクでキャッチーに締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=42pkUlDzkzs

Jeffrey Osborneの他作品もチェックを!

『Jeffrey Osborne』(1982年)
Jeffrey Osborne

『Don't Stop』(1984年)
Don't Stop

『Emotional』(1986年)
Emotional

『Only Human』(1990年)
Only Human
posted by ez at 01:27| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月09日

Syreeta『Set My Love in Motion』

ファンク/ブギー路線を打ち出した1枚☆Syreeta『Set My Love in Motion』
SET MY LOVE IN MOTION (EXPANDED EDITION)
発表年:1981年
ez的ジャンル:ファンク/ブギー系女性ソウル
気分は... :華やかに・・・

今回はStevie Wonderの元夫人としても知られるSyreeta(Syreeta Wright)が1981年にリリースした『Set My Love in Motion』です。

Syreeta(Syreeta Wright)(1946-2004年)の紹介は『One To One』(1977年)、『Syreeta』(1972年)に続き3回目になります。

本作『Set My Love in Motion』はファンク/ブギー路線を大きく打ち出した作品です。

プロデュースはOllie BrownHal DavisAngelo Bond/William Weatherspoon

レコーディングにはOllie Brown(ds、per)、James Gadson(ds)、(ds)、Eddie "Klunis" Summers(ds)、Keith Elliott(ds)、Nathan Watts(b)、Romeo Williams(b)、Paul Jackson Jr.(g、syn)、David T. Walker(g)、Marlo Henderson(g、e-sitar)、Carlos Rios(g)、Barry Finnerty(g)、Robert Palmer(g)、Clarence McDonald(key)、John Barnes(key)、Sylvester Rivers(key)、Todd Cochran(key、syn)、Michael Boddicker(syn)、 Wayne Stalling (syn、p、clavinet、moog-b)、William Bryant Jr.(syn、p、clavinet、moog-b)、Melvin Webb(per)、Paulinho Da Costa (per)、Gary Coleman (vibe)、Gary Herbig(sax)、Gerald Albright(sax)、Andrea Robinson(back vo)、Jeanette Hawes(back vo)、Jim Gilstrap(back vo)、Lynn Davis(back vo)、Marti McCall(back vo)、Pattie Brooks(back vo)、Suzanne Coston(back vo)といったミュージシャンが参加しています。

さらにJerry Heyがホーン・アレンジ、Gene Pageがストリングス・アレンジを手掛けています。

当時の最新ダンス・サウンドとSyreetaのキュートなヴォーカルが上手く嚙み合った華やかなファンク/ソウル作品に仕上がっています。

ムーグ・シンセ全開の「Quick Slick」「Move It, Do It」、Larry Levanもお気に入りのガラージ「Can't Shake Your Love」、ミネアポリス・ファンクの影響を感じる「Out The Box」あたりのダンス・チューンが聴き所だと思います。

また、「You Set My Love In Motion」「I Must Be In Love」「There's Nothing Like A Woman In Love」「Wish Upon A Star」といったメロウ・バラードもとSyreetaのヴォーカルは栄える仕上がりとなっています。

もっと再評価されてもいい1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Quick Slick」
Hal Davisプロデュース。Hal Davis/Mitchell E. Bottler/Norma Helms作。本作らしい80年代らしいエレクトリック・ブギーがオープニング。シングルにもなりました。キュートなSyreetaのヴォーカルが栄える華やかなダンサブル・チューンです。アーバンなサックスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=dsA6BwMYho4

「Move It, Do It」
Angelo Bond/William Weatherspoonプロデュース。Angelo Bond/Todd Cochran/William Weatherspoon作。ムーグ・シンセ全開の煌びやかなファンク・サウンドをバックに、Syreetaが妖艶なヴォーカルを聴かせてくれます。80年代好きにはたまらないですね。
https://www.youtube.com/watch?v=EW_9AFZOkJc

「You Set My Love In Motion」
Hal Davisプロデュース。David Cohen/Maureen Bailey作。Syreetaのキュートな魅力を満喫できるメロウ・ミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=5lVmI5z4SKU

「There's Nothing Like A Woman In Love」
Ollie Brownプロデュース。Brian Short/Gloria Sklerov作。エレクトリック・シタールと共に始まるソフトリーなメロウ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=hboP3M-ive8

「Can't Shake Your Love」
Hal Davisプロデュース。Hal Davis/Mitchell E. Bottler/Norma Helms作。アカペラで始まるダンス・チューン。Larry Levanが目を付けたのも頷けるガラージ的な仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=V0oS0ZfQW94

「I Must Be In Love」
Ollie Brownプロデュース。Kenneth Hirsch/Mark Mueller作。Syreetaのヴォーカルが栄えるラブリーなメロウ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=y7siocaXB2w

「Wish Upon A Star」
Ollie Brownプロデュース。Syreeta Wright作。オーセンティックなビューティフル・バラード。心がホッコリします。
https://www.youtube.com/watch?v=uy3RYG3aEjU

「Out The Box」
Ollie Brownプロデュース。Ollie E. Brown/Paul M. Jackson Jr./Syreeta Wright作。、Prince/The Timeあたりのミネアポリス・ファンクの影響を感じるファンク・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=wN6WTKW_Yro

「I Know The Way To Your Heart」
Ollie Brownプロデュース。Joe Blocker/L. Marlo Henderson作。セクシーなミディアム・ファンク。妖しげなムードがいいですね。

「I Love You」
Ollie Brownプロデュース。James Stewart/Paul Hines/Syreeta Wright作。ラストはストリングスを配したラブ・バラードでしっとりと締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=De2kAsX0sSo

再発CDには「Can't Shake Your Love (Larry Levan 12" Mix)」「Move It, Do It (Promotional 12" Instrumental)」「Can't Shake Your Love (Previously Unreleased Larry Levan Mix)」という3曲のボーナス・トラックが追加収録されています。特にLarry Levan絡みの2曲は嬉しいですね。

Syreetaの他作品もチェックを!

『Syreeta』(1972年)
シリータ

『Stevie Wonder Presents Syreeta』(1974年)
スティーヴィー・ワンダー・プレゼンツ・シリータ

『One To One』(1977年)
ワン・トゥ・ワン

Syreeta & G.C. Cameron『Rich Love, Poor Love』(1977年)
リッチ・ラヴ プアー・ラヴ

『Syreeta』(1980年)
SYREETA (1980)

Billy Preston & Syreeta『Billy Preston & Syreeta』(1981年)
BILLY PRESTON & SYREETA: EXPANDED EDITION
posted by ez at 03:24| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月30日

The S.O.S. Band『III』

Jam & Lewis作「High Hopes」収録☆The S.O.S. Band『III』
III+5(期間限定特別盤)
発表年:1982年
ez的ジャンル:Tabu系ブラコン/ファンク
気分は... :熟慮せよ・・・

今回は大好きなグループはThe S.O.S. Bandの3rdアルバム『III』(1982年)です。

今でも根強い人気を持つブラコン・グループThe S.O.S. Bandに関して、これまで当ブログで紹介してきた作品は以下の5枚。

 『Too』(1981年)
 『On the Rise』(1983年)
 『Just the Way You Like It』(1984年)
 『Sands of Time』(1986年)
 『One Of Many Nights』(1991年)

やはり、Jam & Lewisがプロデュースし、Mary Davisがリード・ヴォーカルをとっていた『On the Rise』(1983年)、『Just the Way You Like It』(1984年)、『Sands of Time』(1986年)という3枚への思い入れが強いですね。

これら3枚との比較では分が悪い本作『III』(1982年)ですが、本作にはJam & Lewisが初めてS.O.S. Bandに楽曲提供した「High Hopes」が収録されており、次作『On the Rise』以降の輝きを予感させてくれます。

本作におけるメンバーはJason Bryant(key、vo)、Mary Davis(vo)、Billy Ellis(sax)、Willie "Sonny" Killebrew(sax、fl)、Abdul Raoof(tp、vo)、John Simpson(b)、Bruno Speight(g)、Jerome Thomas(ds、per)という6名。やはり、紅一点Mary Davisのヴォーカルに惹かれますね。

Leon Sylvers IIIがエグゼクティブ・プロデューサーでクレジットされ、Leonの弟で元The SylversRicky SylversGene Dozierがプロデュースを手掛けています。

さらに、メンバー以外にLeon Sylvers III(key)、William Shelby(key)、Joey Gallo(key)、Crystal McCarey(back vo)、Gene Dozier(back vo)、Ricky Sylvers(back vo)等といったミュージシャンが参加しています。

ハイライトは前述の「High Hopes」ですが、それ以外に「Can't Get Enough」「Good & Plenty」「You Shake Me Up」「Groovin' (That's What We're Doin')」あたりもオススメです。

楽曲の良し悪しの差や、看板シンガーMary Davisの魅力を十分に活かし切っていない点などの不満も残りますが、それもThe S.O.S. Bandへの期待値が高いからこそで・・・ブラコン/ファンク好きの人であれば十分楽しめる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Can't Get Enough」
オススメその1。Charmaine Sylvers/Glen Barbee作。「High Hopes」と並ぶお気に入り。Mary Davisの艶やかなヴォーカルが躍動するブギー・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=LkNNt1sbUWw

「High Hopes」
オススメその2。Jimmy Jam & Terry Lewis作。前述のように、Jam & Lewisが初めてS.O.S. Bandに楽曲提供した重要作品。Jam & Lewisプロデュースではありませんが、次作以降のJam & Lewisプロデュース作品と一緒に聴いても全く違和感のないJam & Lewisワールドを満喫できます。煌びやかなキーボードの音色がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=89HK0H_-cA8

「Have It Your Way」
John Simpson作。しっとりとしたスロウですが、僕には少し退屈かな・・・
https://www.youtube.com/watch?v=WnsRf3XLChY

「You're Love (It's The One For Me)」
Crystal McCarey/Gene Dozier作。ラテン・フレイヴァーも効かせた軽快なダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=EXvvyl6cmv4

「Good & Plenty」
オススメその3。Bruno Speight/Charmaine Sylvers/Gene Dozier/John Simpson作。軽快なギター・カッティングが牽引するディスコ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=Edb5xuJwuA0

「Looking For You」
Bruno Speight/John Simpson作。Mary Davisがリード・ヴォーカルのディスコ・トラックですが、Mary Davisの魅力を活かし切っていない気も・・・
https://www.youtube.com/watch?v=TUB3llCyTt4

「These Are The Things」
John Simpson/Mary Davis/Travis Biggs作。オーセンティックなバラード。Mary Davisがしっとりと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=IIRbcYqhC1k

「You Shake Me Up」
オススメその4。Gene Dozier/Jason Bryant作。鮮やかなホーン・アンサンブルやヴォコーダー使いが印象的な爽快ファンク・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=1jnOCzF8cJg

「Groovin' (That's What We're Doin')」
オススメその5。Charmaine Sylvers/Gene Dozier作。ラストはほぼインストながらも魅力的なブギー・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=JxDcZi9WBFU

僕の保有するCDにはボーナス・トラックとして、「Just Be Good To Me (Vocal Mix)」「No One's Gonna Love You (Long Version)」「Weekend Girl (Album Edit Version)」という『On the Rise』(1983年)、『Just the Way You Like It』(1984年)に収録されたJam & Lewis作の人気曲のリミックス、別ヴァージョン3曲が追加収録されています。

The S.O.S. Bandの過去記事もご参照下さい。

『Too』(1981年)
Too

『On the Rise』(1983年)
On the Rise

『Just the Way You Like It』(1984年)
ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・ライク・イット+4

『Sands of Time』(1986年)
サンズ・オブ・タイム+4

『One Of Many Nights』(1991年)
One of Many Nights
posted by ez at 04:40| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

Fredi Grace And Rhinstone『Get On Your Mark』

隠れた逸品!80年代ファンク作品☆Fredi Grace And Rhinstone『Get On Your Mark』
GET ON YOUR MARK
発表年:1982年
ez的ジャンル:80年代レア・ファンク
気分は... :無惨アズーリ・・・

今回は80'モダン・ソウル/ファンク作品からFredi Grace And Rhinstone『Get On Your Mark』(1982年)です。

Fredi Grace And Rhinstoneは、Fredi Grace(vo)、Keith Rawls(key、vo)、Rosalind Sweeper(vo)の3名が結成したソウル/ファンク・ユニット。

メンバーのFredi Graceは、アルバム『Diamonds in the Raw』(1989年)でThe S.O.S. Bandのメンバーにもなっていた女性ヴォーカリストです。ちなみにFrediとRosalind Sweeperの2人はThe S.O.S. Band『Too』(1981年)にバック・ヴォーカルで参加しています。

また、Keith Rawlsは80年代後半から90年代初めに活動していた男性R&BデュオJammのメンバーKeechoと同一人物です。

Fredi Grace And Rhinstoneとしては、『Get On Your Mark』(1982年)、『Tight』(1983年)という2枚のアルバムをリリースしています。

どちらのアルバムも、その後再評価が高まり、2枚共に輸入盤でCD化も実現しています。

1stとなる本作『Get On Your Mark』(1982年)のプロデュースはEd Howard

レコーディングにはCameoAnthony Lockett(g)、Yogi Horton (ds)、Ronnie Harville (b)等のミュージシャンが参加しています。さらにはPeabo Brysonがソングライティング&バック・ヴォーカルで参加しています。

シングルにもなった「Help (...Save This Frantic Heart Of Mine)」「Love Thang」といったファンク・チューン、シルキーなモダン・ソウル「Won't Cha Give It To Me」、Peabo Bryson参加のバラード「Tell Me What's On Your Mind」あたりが僕のオススメです。

80年代の隠れた逸品をぜひチェックを!

全曲を紹介しときやす。

「Help (...Save This Frantic Heart Of Mine)」
80年代らしいシンセ・サウンドが彩るファンク・チューンがオープニング。シングルにもなりました。Fredi Graceのヴォーカルも躍動しています。
https://www.youtube.com/watch?v=0oU8TnZYT2U

「Won't Cha Give It To Me」
シルキーなブラコン・サウンドを楽しめるシャッフルしたミディアム・チューン。Fredi Graceのヴォーカルの魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=WLK2zx52GGQ

「Perfect Lover」
シングルにもなったバラード。しっとりと歌い上げるオーセンティックなバラードですが、少し面白味に欠けるかも?
https://www.youtube.com/watch?v=HfSw7yv_8nQ

「Sassy Fool」
軽快なダンサブル・チューン。ラテン・フレイヴァーの効いたダンサブル・サウンドが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=S8SPIPE0LWA

「Tell Me What's On Your Mind」
Peabo Bryson参加曲。ソングライティングも彼です。オーセンティックなバラードですが、「Perfect Lover」よりもコチラの方が断然好きですね。Fredi Graceのヴォーカルが輝きます。Ron Doverによるサックス・ソロもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=RTH3nGNKlc8

「Go, Get On Your Mark」
躍動感のあるダンサブル・チューン。ただし、イントロが残念ですが(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=gHrDuy2lZKk

「Love Thang」
ラストはヴォコーダー入りのロボット・ファンクで締め括ってくれます。シングルにもなりました。昨今のファンク/ブギー・ブームとも符合する1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=buDaETvtJ2g

CDにはボーナス・トラックとして、「Help (...Save This Frantic Heart Of Mine) (Instrumental)」「Help (...Save This Frantic Heart Of Mine) (7")」「Love Thang (Long Version)」「Love Thang (7")」「Tell Me What's On Your Mind (7")」「Won't Cha Give It To Me (7")」「Perfect Lover (7")」「Sassy Fool (7")」の8曲が追加収録されています。

2ndアルバム『Tight』(1983年)もセットでどうぞ!

『Tight』(1983年)
TIGHT / EXPANDED EDITI
posted by ez at 02:34| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

Baby Brother『Baby Brother』

フェイム・スタジオ録音のローカル・ファンク/ディスコ作品☆Baby Brother『Baby Brother』
ベイビー・ブラザー
発表年:1981年
ez的ジャンル:フェイム・スタジオ系80年代ローカル・ファンク/ディスコ
気分は... :侮れません!

今回は80年代ファンク・アルバムからBaby Brother『Baby Brother』(1981年)です。

Baby BrotherArthur Williams(vo)、Ricky Ward(g、vo)、Gary Strothers(g)、Karl Cousin(key、vo)、James McNeal(b、vo)、David Paige(ds、vo)、Ronald Hardy(per、vo)という7人組ファンク・バンド。

オハイオ州を拠点にしていたローカル・ファンク・バンドのようですが、詳細は不明です。

そのBaby Brother唯一のアルバムが本作Baby Brother『Baby Brother』(1981年)です。

レコーディングはアラバマ州マッスルショールズの名門Fame Recording Studiosで行われました。

プロデュースはRick Hall。レコーディングにはメンバー以外に、The Muscle Shoals Horns(horns)、Robert Byrne(g)、Kenny Mims(g)、Owen Hale(ds)、Chalmers Davis(key)、Steve Nathan(key)、Ralph Ezell(per)といったミュージシャンが参加しています。

アルバムはファンク名産地オハイオのバンドらしいファンク魂溢れる1枚に仕上がっています。正直、事前の期待を大きく上回るキャッチーかつ聴き応えのある内容でした。

EW&FKool & The GangFunkadelic/Parliament、>、ChicHeatwaveあたりのエッセンスをうまく取り入れていると思います。

全10曲捨て曲ナシ!ご機嫌なファンク/ディスコのオンパレードで楽しませてくれます。

実に大満足の1枚でした。

全曲紹介しときやす。

「You Make My Warm Spot Hot」
Eddie Struzick作。ライト&ヘヴィのバランスが絶妙なファンキー・グルーヴがオープニング。ゴリゴリしながらもライト&メロウなエッセンスもあるのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=WwxzYeaNewU

「Movin' Music」
メンバーによるオリジナル。キャッチーなディスコ・ファンクで盛り上げてくれます。The Muscle Shoals Hornの開放的なホーン・アンサンブルもグッド!80年代らしいエレクトロ感もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=zOLGh5XLE7k

「How Do You Like Your Love」
Robert Byrne/Tom Brasfield作。Byrne & Barnesで知られるRobert Byrneの作品。マッスルなファンクネスとEW&F的なヴォーカル・ワークの組み合わせがこのバンドらしいかもしれません。

「Saturday Night (And I'm Boogie Bound)」
Rita Grimm/Yvonne Norman作。タイトルからしてご機嫌なディスコ・ブギーですね。Heatwave好きの人ならば気に入るはずです。
https://www.youtube.com/watch?v=3xnN9f9neBU

「Funky Situation」
Wilson Pickettのカヴァー(Curtis Wilkens作)。オリジナルは『A Funky Situation』(1978年)に収録されています。タメの効いたご機嫌なファンキー・グルーヴ。The Muscle Shoals Hornsが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=bV4bwSk0dAY

「(Hang On) I'm Coming For You」
メンバーによるオリジナル。僕の一番のお気に入り。EW&FKool & The GangFunkadelic/Parliament、>、Chicあたりの音のいいとこ取りといった感じのファンク・グルーヴ。この節操の無さがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=CQ_cN2Wk8xM

「Bad Thing」
Robert Byrne/Tom Brasfield作。ベイエリア・ファンクあたりと一緒に聴きたくなるミディアム・ファンク。ここでもThe Muscle Shoals Hornが大活躍です。
https://www.youtube.com/watch?v=zOLGh5XLE7k

「All Night's Alright」
Chaka Khanのカヴァー(Weldon Dean Parks作)。オリジナルは『Naughty』(1980年)に収録されています。ギター・カッティングが心地好いファンキー・メロウは僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=VDhQEenuxrM

「You've Got Me Wanting You」
メンバーによるオリジナル。軽快なギター・カッティングが格好良いライト・ファンク。ChicEW&Fな感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=UHqZUeCLyrg

「You Asked For It (You Got It)」
Joe Shamwell/Tommy Tate作。ラストも夜遊びモードのファンク・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=kD_rGdEwug8

やはりオハイオ州はファンクの名産地ですね。
posted by ez at 02:17| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする