2017年05月30日

Cristina『Resgate』

Chico Buarqueの妹によるサンバ愛に溢れた1枚☆Cristina『Resgate』
サンバに自由を
発表年:1992年
ez的ジャンル:サンバ・リバイバル
気分は... :佐藤琢磨、歴史的快挙!

今、日本人として初めて世界三大レースの一つ「インディ500」を制した佐藤琢磨の勇姿を再放送で見ながら興奮気味です。

今回はサンバ愛に溢れたブラジル作品Cristina『Resgate』(1992年)です。

CristinaことCristina Buarqueは1950年サンパウロ生まれの女性シンガー。

Chico Buarqueを兄に、MiuchaJoao Gilbertoの元妻、Bebel Gilbertoの母)を姉に持つ音楽ファミリーの女性シンガーです。

1974年に初ソロ・アルバム『Cristina』をリリース。その後リオのサンバ・アーティストとの交流しながら、サンバ愛を深めていきます。

そんなCristinaのサンバ愛を反映した1枚が本作『Resgate』(1992年)です。

再発CD帯には1988年作品とありますが、国内盤は1992年リリース、本国ブラジルでは1994年リリースだと思います。

本作では名門エスコーラ、ポルテーラのベテラン・サンビスタが集まったグループVelha Guarda da Portelaをゲストに迎えるなどして、Cristinaが隠れたサンバ名曲の数々を歌い上げます。

また、Cristinaと交流が深かったものの、レコーディングの前年に逝去したサンバ・アーティストMauro Duarteの作品を3曲取り上げ、哀悼の意を示しています。

とにかく伝統サンバへの愛情に満ちた1枚です。
ノスタルジックな味わいがセンチメンタル気分を高めてくれるのがいいですね。

サンバに真摯に向き合うCristinaの思いが伝わってくる素敵なサンバ作品です。

全曲紹介しときやす。

「Amor Proibido/Eu Perdi Voce/Adeus, Eu Vou Partir」
Velha Guarda da PortelaのメンバーManaceiaとその兄弟であるAniceto、Mijinha(二人とも既に故人)の楽曲をメドレーで歌います。Manaceia、Cristina、さらにはManaceiaらの古くからの仲間Monarcoがリード・ヴォーカルをとります。
https://www.youtube.com/watch?v=40f6CCNCGR0

「O Mau Lavrador」
Elton Medeiros/Delcio Carvalho作。Orquestra De Cordas Brasileirasの哀愁メロウな演奏をバックに、Cristinaが切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=D-RvQ-fau68

「Pedem Socorro」
Cartola作。偉大なサンビスタCartolaの未発表曲。ノスタルジックな躍動感がいいですね。終盤には姉Ana de Hollandaもヴォーカルに加わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=R3yMJearURc

「Samba Da Ilusao」
Paulo Cesar Pinheiro作。哀愁サンバをCristinaが雰囲気たっぷりに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=8DWthQQ-c9Y

「Carioca Da Gema」
Mauro Duarte/Paulo Cesar Pinheiro作。作者Paulo Cesar Pinheiroも参加しています。リオ出身のPauloがサンパウロ出身のCristinaに、本物のカリオカを教えているといった感じでしょうか。カラっとした心地よさがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vTHiauOWU9Q

「Ficara Comigo」
Nelson Sargento作。別れを歌った哀愁サンバですが、実に雰囲気があります。透明感のあるCristinaのヴォーカルもグッド”

「Quebrei A Jura」
Haroldo Lobo/Milton de Oliveira作。1930年代のヒット曲を楽し気に演奏します。
https://www.youtube.com/watch?v=7r_gyH3OuZQ

「Nunca Mais」
Ivone Lara/Dflcio Carvalho作。Cristinaの哀愁モードの節回しがいいですね。

「Nao Ha Mais Amor」
Aniceto Jose de Andrade作。再びVelha Guarda da Portelaのメンバーが参加しています。ポルテーラの定番曲らしく、息の合った一体感のあるヴォーカルを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=Twf7NahS8lI

「Coracao Marinheiro」
Marcio Proenca/Paulo Cesar Pinheiro作。アコーディオンが導かれ、哀愁のメロディをCristinaがしっとりと歌い上げます。

「Volta Para A Minha Companhia/Violao Amigo/Eu Pensei/Eu Vou Embora」
Mauro Duarte作品のメドレー。Walter Alfaiateもヴォーカルで加わっています。一体感のある演奏&ヴォーカルでMauro Duarteへのリスペクトを示しています。ラストにはWalter AlfaiateによるMauroへの讃辞の言葉も述べられます。
https://www.youtube.com/watch?v=eoX13fNJlbA

「Resgate」
Mauro Duarte/Paulo Cesar Pinheiro作。1987年に生前のMauro DuarteとCristinaによる自主制作シングルとしてレコーディングした音源で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=39Cgp4nC1o4

Cristina Buarqueの他作品もチェックを!

『Prato E Faca』(1976年)
Prato E Faca

Cristina Buarque & Henrique Cazes『Samba Sensual (Cancoes De Noel Rosa)』(1995年)
ノエール・ローザを歌う

Cristina Buarque e Terreiro Grande『Ao Vivo』(2007年)
Cristina Buarque & Terreiro Grande Ao Vivo
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2017年05月23日

Groove U『Tender Love』

90年代男性R&Bグループの佳作☆Groove U『Tender Love』
Tender Love
発表年:1994年
ez的ジャンル:実力派男性R&Bグループ
気分は... :ファンタスティック乾!

今回は90年代男性R&Bグループ作品からGroove U『Tender Love』(1994年)です。

Groove UTerron MitchellDarren MosleyOrick SidneyJoe Halliburtonの4名により、テキサス州ヒューストンで結成された男性R&Bグループ。

商業的には成功を収めることはできませんでしたが、唯一のアルバムである『Tender Love』(1994年)は、某R&Bディスクガイドにも掲載された再評価の高い1枚です。

プロデューサーとしてMikki BleuThe Characters(Charles Farrar/Troy Taylor)Chad ElliottBuff Loveが起用され、それぞれいい仕事ぶりを見せています。アルバムとしての統一感は欠けますが、ざまざまなタイプの曲に対応し、素晴らしいヴォーカルワークを披露するグループの実力によって魅力的なR&B作品に仕上がっています。

Mikki Bleuプロデュースの「Say U Love Me」「Tender Love」、The Charactersプロデュースの「(Seek And You'll Find) The Kinda Right Baby」「Call And I'll Answer」、Buff Loveプロデュースの「Looking For Love (In All The Wrong Places)」あたりが僕のオススメです。

R&Bシーンの中に埋もれてしまったアルバムですが、ぜひチェックしてみてください。

全曲紹介しときやす。

「(Seek And You'll Find) The Kinda Right Baby」
The Charactersプロデュース。シングルにもなったオープニング。ニュー・クラシック・ソウル調のグルーヴ感がいいですね。Tony! Toni! Tone好きの人であれば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=IiPv2GA2Vtc

「Old Becomes New」
The Charactersプロデュース。この曲もシングル・カットされたバラード。哀愁バラードを素敵なヴォーカルワークで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=x4i7lrAarN0

「Can I Make It Up To You」
Chad Elliottプロデュース。NJS調の哀愁ミディアム・グルーヴに仕上がっています。

「Call And I'll Answer」
The Charactersプロデュース。ソングライティングには後の人気男性R&BシンガーCarl Thomasの名もクレジットされています。ヴォーカルワークが栄えるダンサブルなR&Bグルーヴです。

「Tender Love」
Mikki Bleuプロデュース。タイトル曲はアコースティックな質感のあるクワイエット・ストームなビューティフル・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=wVYLf5rqdpc

「Looking For Love (In All The Wrong Places)」
Buff Loveプロデュース。オーセンティックなバラードで勝負!このグループのヴォーカルワークの素晴らしさを存分に実感できます。

「Groove With You」
Mikki Bleuプロデュース。セクシー・モードのダンサブル・チューン。打ち込みモード全開のサウンドは好き/嫌いが分かれるかもしれませんが、なかなかキャッチーな仕上がりだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=YYwt5AikRxE

「Oh-oh Uhh Oh」
Buff Loveプロデュース。曲は悪くないのですが、これは打ち込みサウンドが裏目に出ているような気がします。
https://www.youtube.com/watch?v=67HjrJLzJSE

「Say U Love Me」
Mikki Bleuプロデュース。Mikki Bleuのセンスとグループのヴォーカルワークが見事に噛み合った絶品ミディアム・スロウ。何度もリピートしたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=7WtADTaRtfQ

「Hoochie」
Buff Loveプロデュース。この時代らしい甘く妖しい雰囲気の漂うダンサブル・チューン。ラップ・パートもあります。Kool & The Gang「Kool's Back Again」ネタ。
https://www.youtube.com/watch?v=cM5WyX9cP5M

「Don't Let It Slip Away」
Chad Elliottプロデュース。ラストはNJSなアップ・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=45QR50Qg-Fs

昨日は乾、本田、久保とサッカーの日本人選手が活躍しましたね。
特に、バルサ相手にカンプノウで2得点を決めた乾は素晴らしかったですね。
TVのライブ中継を観ていましたが、(失礼ですが)予想外の大活躍に興奮して眠れませんでした。
そろそろ乾の代表復帰があってもいいのでは?
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2017年05月15日

D.R.S.『Gangsta Lean』

ギャングスタR&Bの名盤!☆D.R.S.『Gangsta Lean』
Gangsta Lean
発表年:1993年
ez的ジャンル:ギャングスタ系男性R&Bグループ
気分は... :願う力・・・

今回は90年代男性R&Bグループ作品より、D.R.S.『Gangsta Lean』(1993年)です。

D.R.S. (Dirty Rotten Scoundrelsの略)は、カリフォルニア州サクラメントで結成された男性R&Bグループ。
メンバーはJail BaitDeuce DeuceEndoThe BluntedPic(ラッパー)という5名。

1993年にシングル「Gangsta Lean」を全米チャート第4位、同R&Bチャート第1位の大ヒットとなり、同曲を含むアルバム『Gangsta Lean』は全米アルバム・チャート第34位、同R&Bチャート第6位となっています。

その後グループはJackersとグループ名を改め、2000年にアルバム『Down 4 Life』をリリースしています。

G-Funkのエッセンスを取り込んだギャングスタR&Bの名盤として名高い1枚ですね。ラップ・パートも織り交ぜられており、ウエッサイHip-Hop好きの人も楽しめる1枚に仕上がっています。

大ヒットしたバラード「Gangsta Lean」が話題になりやすいですが、G-Funk系R&B作品という点でいえば、Zapp「Doo Wa Ditty (Blow That Thing)」をサンプリングした「Bonnie And Clyde」、不穏なピアノの響きが印象的なstrong>「Mama Didn't Raise No Punk」、P-Funk調の「44 Ways」、シンセベースのうねる「Scoundrels Get Lonely」あたりが聴き所なのでは?また、Prince殿下のカヴァー「Do Me Baby」もキャッチーもオススメです。

プロデュースはChris JacksonThe Whole 9Delaney McGtillLavell "JB" BrownSteve Young

ジャケはどう見てもウエッサイHip-Hopですが、中身はファンクネスに溢れた充実のR&B作品です。

全曲紹介しときやす。

「Intro」
アルバムのイントロ。

「Mama Didn't Raise No Punk」
不穏なピアノの響きがギャングスタ系のミディアム・グルーヴ。Kool & the Gang「Jungle Boogie」のフレーズ引用が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=V3xgOS5hp4U

「Strip」
この時期らしいアップ・チューンですが、不気味なダーク・トーンなのがギャングスタ系ですね。Slick Rick「Children's Story」 ネタ。
https://www.youtube.com/watch?v=cfy-il5kQKU

「Scoundrels Get Lonely」
男性コーラス・グループらしいメロウなミディアム・グルーヴ。シンセベースのうねりがキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=EU2O4orfz38

「Gangsta Lean」
前述のようにグループの代名詞的な1曲。全米チャート第4位、同R&Bチャート第1位の大ヒットとなりました。亡くなった仲間について歌った美しくも切ないバラード。タイトルのイメージに反して、オーソドックスな王道バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=YdmlG6HGpXo

「44 Ways」
P-Funk調の黒すぎるファンク・グルーヴが格好良い1曲。Funkadelic「One Nation Under A Groove」調のコーラスが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=wobkp_LPGfM

「Nigga Wit A Badge」
G-Funk好きならば気に入るであろうファンク度高いHip-Hop調の仕上がり。

「Sickness」
Bootsy's Rubber Band「Hollywood Squares」のベースをサンプリングしたミディム・ファンク。。
https://www.youtube.com/watch?v=9BZq0EwSpmc

「Bonnie And Clyde」
Zapp「Doo Wa Ditty (Blow That Thing)」をサンプリングした僕好みのファンク・グルーヴ。キャッチー&ダンサブルな仕上がりはパーティー・モードにフィットするのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=FpLr2OouPKk

「Do Me Baby」
Prince殿下のカヴァー。オリジナルは『Controversy』(1981年)に収録されています。殿下の初期作品を90年代らしいNJSグルーヴで聴かせてくれます。定番ブレイクThe Honey Drippers「Impeach the President」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=p9npOxH1_tg

「Trust Me」
哀愁モードのスロウ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=8EwVEXs9TPg

「Make It Rough」
エロ・モードのスロウ。でも正直イマイチかも・・・
https://www.youtube.com/watch?v=HA6oEeKzt2s

「Gangsta Lean (Gangstapella)」
「Gangsta Lean」のヴォーカルを強調したアカペラ調ヴァージョン。
https://www.youtube.com/watch?v=1u_OP-ZHxZQ

「Outro: Jack Move」
アルバムのアウトロ。

ご興味がある方はJackers『Down 4 Life』(2000年)もチェックを!
こちらも評価が高い1枚です。

Jackers『Down 4 Life』(2000年)
Down 4 Life
posted by ez at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月03日

Body『Easy To Love』

Angela Winbush‎プロデュース!Ronald Isleyも参加!☆Body『Easy To Love』
Easy to Love
発表年:1990年
ez的ジャンル:姉妹系女性R&Bグループ
気分は... :ファミリーネームです!

今回は90年代女性R&Bグループより、Bodyの2ndアルバム『Easy To Love』(1990年)です。

Bodyは、Letitia BodyFrancina BodyPeggy Bodyというデトロイト出身のBody姉妹が結成した女性R&Bグループ。グループ名からセクシー系の女性R&Bグループをイメージする人がいるかもしれませんが、ファミリーネームです(笑)。

グループは『Body』(1987年)、『Easy To Love』(1990年)という2枚のアルバムをリリースしています。

2ndとなる本作『Easy To Love』(1990年)からは「Touch Me Up」がR&Bチャート第12位、「Footsteps In The Dark」がR&Bチャート第15位となっています。

Angela Winbush‎Michael J. PowellTimmy GatlingAttala Zane Giles等がプロデューサーに起用されています。

何といっても当時The Isley Brothers‎を手掛けていたAngela Winbush‎の起用が印象的です。

そのIsleysの女将AngelaがRonald Isleyを担ぎ出して、Isleysの「Footsteps In The Dark」のカヴァーを手掛けています。Isleysファンにはたまりませんね。

その「Footsteps In The Dark」に代表されるようにミディアム〜スロウ系が魅力のアルバムです。特に、「Footsteps In The Dark」から「Love Me, Love Me Not」「Easy To Love」と続く3曲の流れがサイコーです。

後にIsleys‎も取り上げた「In The Morning」Angela Winbush‎の好プロデュースが冴えるミディアム・グルーヴでオススメです。あるいは、1st『Body』に続く参戦のMichael J. Powellプロデュースの哀愁バラード「You're The Reason Why」にはオーセンティックな魅力があります。

実力派女性R&Bグループの魅力を楽しむも良し、Isleysと関連づけながらAngela Winbush‎の手腕を楽しむも良し!僕はどちらかと言えば後者かな・・・

全曲紹介しときやす。

「Body」
Angela Winbush‎プロデュース。グループ名を冠したダンサブルなオープニングでアルバムは幕を開けます。
https://www.youtube.com/watch?v=FCf10yE4fhA

「Touch Me Up」
Raymond Jonesプロデュース。前述のようにシングルとしてR&Bチャート第12位になっています。この曲はグループ名のようにセクシーなダンサブル・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZJa-y7Shciw

「Footsteps In The Dark」
Angela Winbush‎プロデュース。The Isley Brothers‎の名曲カヴァー(オリジナルは『Go For Your Guns』収録)。本作と同じ1990年にKipper Jones‎もカヴァーしていました。僕の場合、リアルタイムではKipper Jones‎ヴァージョンばかり聴いていましたが・・・

前述のように、本ヴァージョンには本家Ronald Isleyも参加したことで話題となり、シングルとしてR&Bチャート第15位となっています。Ronald参加でAngela流の「Footsteps In The Dark」を聴けるなんて、それだけで大満足です。勿論仕上がりもサイコーです。Ernie Isley役でギター・ソロを披露するのはPaul Jackson Jr.。
https://www.youtube.com/watch?v=iBg2W6PDuos

「Love Me, Love Me Not」
Angela Winbush‎プロデュース。「Footsteps In The Dark」からの流れがスムーズな美メロのミディアム・スロウ。90年代女性R&Bグループらしい甘く切ない感じがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=E3KH9YFB-u0

「Easy To Love」
Attala Zane Giles/Sami McKinneyプロデュース。タイトル曲は素敵なラブ・バラード。切ない女心をしっとりと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=uPPOPKAZTN0

「In The Morning」
Angela Winbush‎プロデュース。個人的には「Footsteps In The Dark」と並ぶ本作のハイライトと呼びたいダンサブルなミディアム・グルーヴ。Angelaのプロデュースが冴えています!後にThe Isley Brothers‎がAngelaプロデュースのアルバム『Tracks Of Life』(1992年)において「Morning Love」のタイトルでカヴァーしており、Isleysファンは要チェックです。
Isley Brothers「Morning Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=p7KxCt0er2E

「Love Has To Be」
Keith Eaddy/Letitia Body/Sami McKinneyプロデュース。哀愁メロディを切なく歌い上げるスロウ。

「You're The Reason Why」
Michael J. Powellプロデュース。Michael J. Powellは1st『Body』に続く参戦です。じっくり聴かせる哀愁ミディアムに仕上がっています。実力派なのでオーセンティックな曲が似合います。

「Somethin' Ain't Right」
Alton Wokie Stewart/Timmy Gatlingプロデュース。ハネハネ・モードのNJS。時代の流れとしてアルバムにNJSが必要であり、そのためのTimmy Gatling起用だったのでしょうが、アルバムの中で少し浮いているかもしれません。

「Lie To Me」
Gordon Jonesプロデュース。ラストも前曲の流れを汲んでダンサブルに締め括ってくれます。

『Body』(1987年)
Body
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2017年04月22日

N II U『N II U』

正統派の90年代男性R&Bグループ作品☆N II U『N II U』
N II U
発表年:1994年
ez的ジャンル:正統派男性R&Bグループ
気分は... :ミディアム〜スロウで勝負!

今回は90年代男性R&Bグループ作品からN II U『N II U』(1994年)です。

N II Uはニュージャージーで結成された男性R&Bグループ。グループ名の"Into You"と発音するのが正式みたいです。

メンバーはChuckie HowardChris HerbertDon CarlisCraig Hillの4名。

メンバーのうち、Chris Herbertは人気プロデューサーVincent Herbertの弟です。また、リード・ヴォーカルのChuckie Howardはグループ結成以前に、当ブログで紹介した女性R&BシンガーRhonda Clarkの作品にプロデューサー&バック・コーラスで参加しています。

そんなグループ唯一のアルバムが本作『N II U』(1994年)です。アルバムからは2ndシングル「I Miss You」が全米チャート第22位、同R&Bチャート第14位のヒットとなりました。

アルバムはミディアム〜スロウ中心の内容であり、正統派男性R&Bグループを印象付ける内容となっています。きっとこの時代を象徴する男性R&BグループであったJodeciがお好きであった人ならば気に入るであろう1枚だと思います。

プロデュースはChris Herbertの兄であるVincent Herbert率いる3 Boyz from Newarkの面々が中心です。

代表曲は前述のヒット曲「I Miss You」ですが、個人的には1stシングル「You Don't Have to Cry」や3rdシングル「There Will Never Be」あたりにグループの魅力が詰まっている気がします。

シングル以外であれば、「Anything」「I'm Coming Home」といったスロウにもグッときます。また、「Someone for Me」「Gotta Get Into Me」という数少ないダンサブル・チューンもキャッチーで好きです。

90年代男性R&Bグループ作品がお好きな人はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Intro Interlude」
3 Boyz from Newarkプロデュース。アルバムのイントロ。

「There Will Never Be」
Rheji Burrell/Vincent Herbert/Ben Garrisonプロデュース。ミディアム〜スロウ系で勝負するグループのスタンスを示しているオープニング。アルバムからの3rdシングルにもなっています。Chuckieのリードが魅力的であり、90年代男性R&Bグループがお好きな人は気に入るであろう素敵なミディアム・スロウです。
https://www.youtube.com/watch?v=dI03pCZl55o

「You Don't Have to Cry」
Vincent Herbertプロデュース。グループの記念すべきデビュー・シングル。グループの個性とVincent Herbertの手腕が噛み合った極上スロウ。ヒットした「I Miss You」以上に僕は好きです。リアルタイムで90年代男性R&Bグループを聴いていた頃、求めていたのがこのタイプの美メロのミディアム〜スロウでした。
https://www.youtube.com/watch?v=eCvXXimoKgg

「Someone for Me」
Rhano Burrell/3 Boyz from Newarkプロデュース。極上のミディアム〜スロウの2曲の後の爽快NJSは実に心地好いですね。メロディアス&ライトに跳ねているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=pLEI7PeHyfg

「I'm Coming Home」
Vincent Herbertプロデュース。美しいヴォーカル・ワークが栄えるビューティフル・バラード。本格派グループらしい佇まいとVincent Herbertのサウンド・センスが調和しています。
https://www.youtube.com/watch?v=L99mioFGObU

「Right Now」
Vincent Herbert/Chuckie Howardプロデュース。90年代男性R&Bグループらしい甘く切ない雰囲気にグッとくるミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=Rtoi1g0c7t4

「Uptempo Interlude」
3 Boys from Newarkプロデュース。不穏な雰囲気のインタールード。

「Anything」
Rhano Burrell/Vincent Herbert/Ben Garrisonプロデュース。この曲ではCraig Hillがリードを務めています。Jodeciあたりがお好きな人はグッとくるであろう濃厚バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=FUEDNX0U_9g

「Let Me Come Inside」
Rheji Burrell/3 Boyz from Newarkプロデュース。セクシー・モードで迫ってくるスロウ。
https://www.youtube.com/watch?v=8tWLKRpyrqU

「Gotta Get Into Me」
Rheji Burrell/3 Boyz from Newarkプロデュース。ダンサブルな中にもヴォーカルワークが栄える爽快グルーヴィー。シングル向きのキャッチーさがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=Z-d7ujQzT_I

「I Miss You」
Vincent Herbert/Chuckie Howardプロデュース。アルバムからの2ndシングルとして全米チャート第22位、同R&Bチャート第14位となったグループの代表曲。美しいピアノをバックに、切々と歌い上げる王道バラードです。彼らのゴスペルDNAを感じることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=9BPmlcOQtpg

気づけば、あと1週間でGWですね。
焦る・・・
posted by ez at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする