2019年07月16日

Kool G Rap『4, 5, 6』

ソロ名義の第一弾にしてHip-Hopクラシック☆Kool G Rap『4, 5, 6』
4, 5, 6
発表年:1995年
ez的ジャンル:N.Y.クイーンズ系Hip-Hop
気分は... :激しい雨...

90年代イーストコーストHip-HopからKool G Rap『4, 5, 6』(1995年)です。

Kool G Rap(本名:Nathaniel Thomas Wilson)は1968年N.Y,クイーンズ出身の男性ラッパー。

Marley Marlらが作ったクイーンズのHip-HopクルーJuice Crewの一員として、DJ Poloと組みKool G Rap & DJ Polo名義で活動を開始します。

Kool G Rap & DJ Poloとして、『Road to the Riches』(1989年)、『Wanted: Dead or Alive』(1990年)、『Live and Let Die』(1992年) という3枚のアルバムをリリースしています。

DJ Poloとのコンビ解消後はソロ名義での活動を開始し、本作『4, 5, 6』(1995年)を皮切りに最新作Kool G Rap & 38 Spesh『Son of G Rap』(2018年)まで8枚のアルバムをリリースしています(共演作含む)。

結局、ソロ第一弾となった本作『4, 5, 6』(1995年)が最も商業的に成功したアルバムなりました(US アルバム・チャート第24位、同R&Bアルバム・チャート第1位)。

アルバムにはNasB-1MF Grimmがフィーチャリングされています。

また、プロデューサーにはDr. ButcherNaughty ShortsT-RayBuckwildが起用されています。

1stシングル「It's a Shame」Nasをフィーチャーした2ndシングル「Fast Life」Bobby Caldwell「What You Won't Do For Love」ネタの「Blowin' Up in the World」といったHip-Hopクラシックが収録されています。

それ以外に不穏な空気に包まれたタイトル・トラック「4,5,6」、メロウ・トラックによる鎮魂歌「For Da Brothaz」、男気のある「Ghetto Knows」、キャッチーなジャズ・ファンク・トラックの「Money on My Brain」あたりもおススメです。

正直、ギャングスタ系Hip-Hop作品は得意ではない僕ですが、そんな僕でも惹かれてしまうサムシングがある1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Intro」
Dr. Butcherプロデュース。アルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=AkzU_CcVCqE

「4,5,6」
Dr. Butcherプロデュース。Weather Report「Mysterious Traveller」をサンプリングした張り詰めた空気の不穏なトラックとハードコアなラップが印象的なタイトル曲。Nas「N.Y. State of Mind」の声ネタも挿入されています。
https://www.youtube.com/watch?v=2x0-TPYWxRY

「It's a Shame」
Naughty Shortsプロデュース。アルバムからの1stシングルにもなったHip-Hopクラシック。Southside Movement「Love Is for Fools」をサンプリングした哀愁トラックをバックに、Kool G Rapが鋭いリリックを畳みかけます。
https://www.youtube.com/watch?v=hzgLBv3z_Bo

「Take 'Em to War」
B-1、MF Grimmをフィーチャー。T-Rayプロデュース。David Axelrod「A Divine Image」をサンプリング。 後半はBumpy Knuckles feat. Kool G Rap「Cook a Niggaz Ass」のリリックが再現されます。
https://www.youtube.com/watch?v=wjE-4UPwLhg

「Executioner Style」
Dr. Butcherプロデュース。Gary Burton「Leroy the Magician」をサンプリング。ハードコアなストリートの空気感が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=0pcMCrKwrmk

「For Da Brothaz」
T-Rayプロデュース。Art Farmer「Soulsides」、Idris Muhammad「Power of Soul」をサンプリングしたメロウ・トラックをバックに、仲間を鎮魂しています。
https://www.youtube.com/watch?v=UaqVc7oo2jU

「Blowin' Up in the World」
Buckwildプロデュース。このトラックもHip-Hopクラシックとして人気が高いのでは?個人的にも一番のお気に入りです。Bobby Caldwell「What You Won't Do For Love」、Milly & Silly「Gettin Down for Xmas」をサンプリングしたメロウ・トラックをバックに、男気のあるラップを披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=n491xFgN8PA

「Fast Life」
Nasをフィーチャー。アルバムからの2ndシングルにもなったHip-Hopクラシック。Buckwildプロデュース。Nas参加という話題も含めてアルバムのハイライトかもしれませんね。Surface「Happy」をサンプリングし、映画『Scarface』におけるAl Pacinoの語りの挿入も印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=zp5EOREHcuY

A Tribe Called Quest「Jam」(1996年)、Raekwon「Still Strugglin'」等のサンプリング・ソースとしても人気です。

「Ghetto Knows」
Naughty Shortsプロデュース。Sons of Champlin「You Can Fly」をサンプリング。 Kool G Rapらしい野太い迫力のあるラップが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=rqtdkJ1ddR8

「It's a Shame (Da Butcher's Mix)」
Dr. Butcherプロデュース。「It's a Shame」のリミックス。コチラはRyo Kawasaki「Bamboo Child」をサンプリングしています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ud5Jd7H_KQU

「Money on My Brain」
B-1、MF Grimmをフィーチャー。Dr. Butcherプロデュース。Herbie Hancock「Chameleon」、Avalanche「Overnight Sensation」をサンプリングしたジャズ・ファンク・トラックがキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=2AsSZLbT-oY

Kool G Rapの他作品もチェックを!

Kool G Rap & DJ Polo『Road to the Riches』(1989年)
ロード・トゥ・ザ・リッチーズ

Kool G Rap & DJ Polo『Wanted: Dead or Alive』(1990年)
ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ

Kool G Rap & DJ Polo『Live and Let Die』(1992年)
リヴ・アンド・レット・ダイ

『Roots of Evil』(1998年)
Giancana Story

『Click of Respect』(2003年)
クリック・オブ・リスペクト

『Return of the Don』(2017年)
RETURN OF THE DON (CD)

Kool G Rap & 38 Spesh『Son of G Rap』(2018年)
Son of G Rap
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2019年07月04日

Outside『Sus?icious』

フューチャー・ジャズ的な4thアルバム☆Outside『Sus?icious』
Suspicious
発表年:1998年
ez的ジャンル:UKアシッド・ジャズ/フューチャー・ジャズ
気分は... :擬同型のつながり・・・

今日はUKフューチャー・ジャズよりOutsideの4thアルバム『Sus?icious』(1998年)です。

マルチ・プレイヤーMatt CooperによるUKのジャズ・ファンク・プロジェクトOutsideの紹介は、デビュー・アルバム『Almost In』(1993年)に続き2回目となります。

アシッド・ジャズなイメージが強いOutsideですが、本作はフューチャー・ジャズ的アプローチが目立つアルバムに仕上がっています。美しくもダークなトーンな楽曲も印象的です。

プロデュースはMatt CooperAndreas Allen

アシッド・ジャズ期から活動し、ドラムンベースにも関わったUK男性シンガーCleveland Watkiss、元GallianoConstantine Weir、女性シンガーKarime Kendraがフィーチャリングされています。

ダンサブルなフューチャー・ジャズ「Don't Know Who I Am」、人力ブロークンビーツ的な「To Fly As Fast As Thought」、優美なピアノが響くコズミックなインスト「Transmigration」、Cleveland Watkissをフィーチャーした「The Blackman & The Jew (Similarities)」「Revelation」当たりが僕のおススメです。

Matt Cooperの美学が貫かれた音世界を楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「To Fly As Fast As Thought」
本作らしいフューチャー・ジャズなオープニング。人力ブロークンビーツ的なドラミングもエキサイティングです。

「The Blackman & The Jew (Similarities)」
Cleveland Watkissをフィーチャー。シンセ・ベースの効いたソウルフル・チューン。少しダークな雰囲気がUKらしくていいですね。

「Transmigration」
浮遊する音空間で優美なピアノが響くインスト。コズミックなジャズ・ワールドを感じる演奏です。

「Incient Itation」
Constantine Weirをフィーチャー。川の流れの効果音はひたすら流れる前半から、中盤以降は美しいピアノのインストに展開していきます。

「Don't Know Who I Am」
クラブジャズ好きの人は気に入るであろう、ピアノと共に疾走するダンサブルなフューチャー・ジャズ。

「Resist」
Karime Kendraの女性ヴォーカルをフィーチャー。美しくも切ない哀愁バラードをKarime Kendraが歌い上げます。

「Overstanding」
Constantine Weirをフィーチャー。美しさと不気味さが同居する1曲。美しいピアノや弦の音色と荒々しいビートの組み合わせが印象的です。

「Revelation」
Cleveland Watkissをフィーチャー。コズミック&フューチャリスティック&ソウルフル&ダークネスな感じがたまりません。

「The Elements」
ラストは美しくもダークなフューチャー・ジャズで締め括ってくれます。

Outsideの他作品もチェックを!

『Almost In』(1993年)
Almost In

『The Rough And The Smooth』(1995年)
The Rough And The Smooth

『Discoveries』(1997年)
Discoveries

『Out of the Dark』(2001年)
Out of the Dark
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2019年06月22日

Trey Lewd『Drop The Line』

George Clintonの息子、唯一のアルバム☆Trey Lewd『Drop The Line』
Drop the Line
発表年:1992年
ez的ジャンル:P-Funk系ファンク
気分は... :二世はつらいよ・・・

今回はP-Funkの総帥George Clintonの息子Trey Lewd『Drop The Line』(1992年)です。

George Clintonと女性R&BシンガーTamala Lewisの間に生まれたTrey Lewd(本名:Tracey Lewis)。

The P-Funk All Starsなど父George Clinton絡みの作品に参加していますが、彼自身のアルバムとしてリリースされたのは本作『Drop The Line』(1992年)のみです。

それ以外にAndre FoxxeとのユニットFlastic Brain Flamとしても楽曲をリリースしています。

近年はあまり彼の名を目にすることがありませんでしたが、Funkadelic『First Ya Gotta Shake The Gate』(2014年)には参加していました。

さて、唯一のアルバムである本作『Drop The Line』(1992年)ですが、冒頭2曲を除き、George Clintonがプロデュースを手掛け、Bootsy CollinsGarry ShiderMichael HamptonといったP-Funkの重鎮が参加しています。

さらにはAmp FiddlerCecil Womack Jr. Curtis Womack Jr.Flastic Brain Flamの仲間であるAndre FoxxeJoe HarrisLloyd WilliamsTrey StoneというL.A.ファンク・バンドDream Machineの元メンバー3名、Ice Cube絡みで知られるDJ、Sir Jinx、L.A.のラッパーDazzie Dee、女性シンガーBiti Strauchn、ラッパーKlassy K等も参加しています。

アルバムの内容ですが、George ClintonプロデュースといってもFunkadelic/Parliament的なP-Funkサウンドが前面に打ち出されているわけではありません。

Hip-Hop、NJS、ヒップハウスなど当時らしいサウンドとP-Funkのエッセンスの融合というのがアルバム全体の印象です。特にTrey本人の志向はHip-Hop寄りだったのではないでしょうか。それでもTreyのヘナヘナ・ヴォーカル自体がP-Funkの雰囲気を醸し出しているのが面白いですが。

親父さんの監視下で、P-FunkとHip-Hop等の当時のトレンドがせめぎ合っている感じが面白い1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「I'll Be Good To You」
オープニングはセルフ・プロデュース。さらにはSir Jinxもプロデュースに加わり、Dazzie Deeのラップが登場するHip-Hop×NJSなオープニング。Treyのヘナヘナ・ヴォーカルが怪しげなサウンドと妙にマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=ktjmItpiRfg

「Hoodlum Who Ride」
この曲もSir Jinxによるプロダクションです。The Mohawks「The Champ」をサンプリングしたダンサブル・トラックはこの時代らしい音ですね。重低音の効いた疾走感がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=XkYX4RpXjgo

「Duck And Cover (Nuclear Butt-Bomb Booty Bang Bang)」
この曲以降はGeorge Clintonプロデュース。Flastic Brain Flamの仲間Andre Foxxeとの共作です。P-FunkというよりもPrince/ミネアポリス・ファンク調の仕上がりですが、時折P-Funkのエッセンスが顔を覗かせるのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=bzzi-FZS-o8

「Yank My Doodle」
Amp Fiddlerとの共作。Hip-Hop色の強いトラックでTreyのヴォーカルもラップ調です。それでも親父さんのコントロール下なのでP-Funkらしさも残っています。
https://www.youtube.com/watch?v=mB5XBWgCG90

「Rooster」
George Clintonがソングライティングでも関与したP-Funkテイストのファンク・チューン。ロッキン・ギターとP-Funkらしいコーラスワークが印象的ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jLnfXJyGppY

「Nothing Comes To A Sleeper But A Dream」
奇を衒ったヴォーカル・エフェクトが印象的ですが、あまり成功しているとは思えません。ただし、ホーン・サウンドを交えた重量ファンク・サウンド自体は悪くありません。
https://www.youtube.com/watch?v=1WszOh8cnfM

「Wipe Of The Week」
ヒップ・ハウス調のダンサブル・チューン。コーラスワークがP-Funk調です。
https://www.youtube.com/watch?v=3zhPpSgdbf8

「Drop The Line」
タイトル曲はHip-Hop調の哀愁ファンク。この曲を聴いているとTreyの志向はP-FunkよりもHip-Hopに向かっていた気がします。
https://www.youtube.com/watch?v=tH-bZwf9r0I

「Man Of All Seasons」
ジャジーなエッセンスを加味したミディアム・ファンク。なかなかいい出来だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=NyaV6--Vilw

「The Next Thing You Know (We'll Be)」
Biti Strauchnとのデュエット。Klassy Kもラップで参加しています。P-Funkらしい哀愁メロウ感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=y5aK5nRzMTo

「Squeeze Toy」
ラストはGarry Shiderもプロデュースに加わっています。ユルい感じのスロウ・ファンクでアルバムは幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=D263AfYjUgE

ここ数日はかなり忙しかったので疲労困憊。
ゆっくり休みたいのですが、週末もやることだらけでそうもいかず(泣)
posted by ez at 13:48| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

1 Of The Girls『1 Of The Girls』

Gerald Levertプロデュースの女性R&Bグループ☆1 Of The Girls『1 Of The Girls』
1 of the girls 1 of the girls.jpg
発表年:1993年
ez的ジャンル:女性R&Bグループ
気分は... :なでしこ、何とか勝ち点3 !

今回は90年代女性R&Bグループ作品から1 Of The Girls『1 Of The Girls』(1993年)です。

1 of the Girlsはオハイオ州クリーブランドで結成された女性R&Bグループ。

メンバーはNina CrequeLaShawn SykesMarvelous MilesRae-Deon Kirklandという4名。

そのグループ唯一のアルバムが本作『1 Of The Girls』(1993年)です。

メイン・プロデュースはGerald LevertEdwin "Tony" Nicholas

それ以外にもLevertMarc GordonRude BoysJoe Little IIIRobert CunninghamといったLevertファミリーの面々がプロデュースを手掛けています。

同じくLevertファミリーの男性R&BデュオMen At LargeのメンバーDave Tolliverも参加しています。

ヴォーカルの素晴らしさで勝負するタイプではないので、若々しい躍動感のあるダンサブル・チューンにグループの魅力が凝縮されています。

シングルにもなった「Do Da What」をはじめ、「Ain't Giving Up Nothing」「No Can Do」「I Don't Want Your Man」といったダンサブル・チューン、メロウなミディアム・グルーヴ「When We Kiss」、メロウ・バラードの「Handle With Care」「Giving The Best Of My Love」が僕のおススメです。

Gerald Levert/Edwin "Tony" Nicholasの手腕が冴える女性R&Bグループ作品です。

全曲紹介しときやす。

「Ain't Giving Up Nothing」
The Honey Drippers「Impeach the President」のドラム・ネタを使ったファンキーなヒップ・ホップ・ソウル。このグループの魅力が伝わってくるキュート&キャッチーなオープニングです。
https://www.youtube.com/watch?v=rLI2sLhn9xg

「Do Da What」
シングルにもなったグループの代表曲。TLC好きの人は気に入るであろうファンクネスの効いたダンサブル・チューン。若々しく弾けだ感じがサイコーです。The JB.'S「You Can Have Watergate, Just Gimme Some Bucks & I'll Be Straigh」、Freedom「Get Up And Dance」 A Tribe Called Quest「What?」、Tom Tom Club「Genius of Love」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=oI-fDmLE7Zs

「Talkin' Loud」
若々しさの中に妖艶さも織り交ぜたダンサブル・チューン。如何にもなラップ・パートもこの時代らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=dk7ywnEN1zk

「No Can Do」
シングル向きのキャッチーさがあるヒップ・ホップ・ソウルは僕好み。Treacherous Three「Yes We Can-Can」、Emotions「Best of My Love」ネタも使われています。
https://www.youtube.com/watch?v=-ByuzQXRfNE

「Handle With Care」
この曲もシングルになりました。しっかりと聴かせるバラード。ジワジワとくる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=OnLHewPEoro

「Sorry Didn't Do It」
曲自体は悪くない哀愁バラードですが、ヴォーカルの弱さを露呈気味かも?
https://www.youtube.com/watch?v=Aq1OTQC6ies

「Gotta Go」
キュートな魅力のミディアム・バラード。ヴォーカルの弱さをサウンド・プロダクションで上手く補っています。
https://www.youtube.com/watch?v=qz19G0nwr24

「When We Kiss」
90年代女性R&Bグループらしい魅力に溢れた妖艶なメロウなミディアム・グルーヴ。Edwin Nicholasのサウンド作りの巧さが冴えます。
https://www.youtube.com/watch?v=32hHQInlIDI

「Giving The Best Of My Love」
オーセンティックな中にキュートな魅力を詰め込んだメロウ・バラード。なかなかいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=3ppslGdzvM4

「Will You Be Mine」
素敵なメロウ・バラードですが、何かが少し足りないのが惜しい!
https://www.youtube.com/watch?v=2CRZM93rjPI

「I Don't Want Your Man」
ラストは若々しく躍動するダンサブル・チューンで締め括ってくれます。Men At LargeのDave Tolliverがラップで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Uo2ii5F-l3o

サッカー女子W杯は、なでしこがスコットランド相手に何とか勝利しましたね。
ミスからの失点で最後までもつれる展開にしてしまったのが、このチームの現状を示している気がしますが・・・

次のイングランド戦で今大会におけるなでしこの実力が試されますね
2011年になでしこが優勝したときも、唯一黒星を喫したのがイングランドだったし、2015年の準決勝ではオウンゴールで何とか勝ったものの、相性はあまり良くない印象です。若いチームなので勝つことで成長を遂げて欲しいですね。
posted by ez at 02:03| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月06日

Donell Jones『My Heart』

人気男性R&Bシンガーのデビュー作☆Donell Jones『My Heart』
My Heart
発表年:1996年
ez的ジャンル:セクシー男性R&Bシンガー・ソングライター
気分は... :心の艶...

今回は人気男性R&BシンガーDonell Jonesのデビュー・アルバム『My Heart』(1996年)です。

1973年シカゴ生まれの男性R&BシンガーDonell Jonesの紹介は、4thアルバム『Journey Of A Gemini』(2006年)、3rdアルバム『Life Goes On』(2002年)に続き3回目となります。

彼が人気男性R&Bシンガーの仲間入りするのは、次作『Where I Wanna Be』(1999年)以降ですが、このデビュー・アルバム『My Heart』(1996年)でも十分にブレイクを予感させます。

Heavy D. & The BoyzDJ Eddie Fにソングライティングの才能を見出され、BabyfaceL.A. Reidが主宰するLaFace Recordsの専属ソングライターとしてキャリアをスタートさせたDonell Jonesですが、本作は優れたソングライターとしての才とR&Bシンガーとしての魅力をバランス良く満喫できる1枚に仕上がっています。

セルフ・プロデュースがメインですが、DJ Eddie FDarin WhittingtonMookieKenny Tonge等もプロデュースに関与しています。

また、Chico DeBargeShelene ThomasTia WhittingtonPatria等がバック・コーラスで参加しています。

全体として、オーバー・プロデュースを避け、Donell Jonesのヴォーカルの良さ、楽曲の良さを際立たせているのが成功していると思います。

シングルにもなったStevie Wonderの名曲をカヴァー「Knocks Me Off My Feet」が目立ちますが、R&Bシンガー・ソングライターとしての魅力を満喫するのであれば、「I Want You To Know」「My Heart」「Yearnin'」「Wish You Were Here」「Natural Thang」「Believe In Me」「Don't Cry」あたりがおススメです。

また、彼を見出したDJ Eddie F絡みの「Waiting On You」「All About You」「You Should Know」「The Only One You Need」といったヒップ・ホップ・ソウル調のダンサブル・チューンもこの時代らしい魅力があります。

あと個人的にはZapp「Computer Love」をサンプリングした「In The Hood (Remix)」も外せません。

久々に聴き直し、Donell Jonesというアーティストの魅力が歌/ソングライティングの両面から存分に満喫できる好盤であることを再認識できました。

全曲紹介しときやす。

「In The Hood (Playas Version)」
Donell Jonesプロデュース。シングル・カットもされたオープニング。メロディを大切に優しく歌い上げるシンガー・ソングライターらしいメロウ・ミディアムです。後述するRemixと聴き比べてみるのも楽しいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=1olpL6-RdAE

「Knocks Me Off My Feet」
Darin Whittingtonプロデュース。『Songs In The Key Of Life』に収録されたStevie Wonderの名曲をカヴァー。シングル・カットされ、USシングル・チャート第49位、同R&Bシングル・チャート第14位となっています。ビューティフル・ソングがズラリと並ぶ本作にフィットしたカヴァー・セレクトですね。R&BシンガーとしてのDonell の魅力を実感できると同時に、彼の原点のようなものを感じるグッド・カヴァーです。
https://www.youtube.com/watch?v=m-_Ej08qNu4

名曲「Knocks Me Off My Feet」について、当ブログではVybeによるカヴァーも紹介済みです。

「No Interruptions」
Donell Jonesプロデュース。セクシーに歌い上げるスロウですが、力みすぎず曲全体の雰囲気を重視しているあたりが彼らしいのかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=tNo3st-RiMI

「Waiting On You」
DJ Eddie F/Mookieプロデュース。Gladys Knight & The Pips「The Way We Were」、Wu-Tang Clan「Can It Be All So Simple」をサンプリングしたダンサブルなヒップ・ホップ・ソウルなミディアム・グルーヴ。Shelene Thomasの華のある女声コーラスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=6Zvl1pfmlnw

「I Want You To Know」
Donell Jonesプロデュース。美しくも切ないバラード。簡にして要を得たサウンドが曲の良さを引き立てています。
https://www.youtube.com/watch?v=svtJNh5AYhM

「My Heart」
Donell Jonesプロデュース。タイトル曲はソングライターとしての才を感じるメロウ&ジェントルなミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=8hg2G8ez_fQ

「Yearnin'」
Donell Jonesプロデュース。この時代の男性R&Bらしいスロウ。楽曲の良さを生かす抑えたトーンのヴォーカル・スタイルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=68bHVmrhB2o

「Wish You Were Here」
Darin Whittingtonプロデュース。Patriaの女性コーラスと共に始まる美メロ・バラード。楽曲の良さを生かすため、オーバー・プロデュースになっていないのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=zd91ylmZgTc

「All About You」
DJ Eddie F/Mark Sparksプロデュース。Kool & The Gang「Summer Madness」をサンプリングしたトラックが印象的なミディアム・グルーヴ。DJ Eddie FらしいトラックとDonellのR&Bワールドがマッチした1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=7M53jWDYQzA

「You Should Know」
DJ Eddie F/Mookieプロデュース。Junior M.A.F.I.A. feat. The Notorious B.I.G.「Player's Anthem」をサンプリング。抑えたトーンのDonellのハイトーン・ヴォーカルがよく似合う僕好みのヒップ・ホップ・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=Fqvbn-XBDZA

「Natural Thang」
Donell Jonesプロデュース。派手さはありませんが、曲良し、歌良しでDonell Jonesというアーティストの魅力を存分に味わえる1曲に仕上がっています。さり気なさがサイコー!
https://www.youtube.com/watch?v=xX_cNxhafmw

「Believe In Me」
Kenny Tongeプロデュース。楽曲の良さとDonell Jonesの素敵なヴォーカルが映えるミディアム。聴いているだけで胸に込み上げてくるものがあるラブソングです。
https://www.youtube.com/watch?v=an7nltHSWFI

「In The Hood (Remix)」
Donell Jones/Mookieプロデュース。オープニングを飾った「In The Hood」のリミックス。お馴染みZapp「Computer Love」をサンプリングしたリミックスです。「Computer Love」大好きな僕にとっては嬉しいリミックスです。
https://www.youtube.com/watch?v=V3woCSkb2Cs

「Don't Cry」
Kenny Tongeプロデュース。メロディアスなミディアム・グルーヴ。本作らしい抑えたトーンが実にいい雰囲気を醸し出します。
https://www.youtube.com/watch?v=p1FFgRw2phI

「The Only One You Need」
DJ Eddie F/Mookieプロデュース。ラストはMobb Deep「Shook Ones Part II」をサンプリングしたダンサブル&キャッチーなミディアム・グルーヴで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=mM3lii2dccM

Donell Jonesの他作品もチェックを!

『Where I Wanna Be』(1999年)
Where I Wanna Be

『Life Goes On』(2002年)
Life Goes on

『Journey Of A Gemini』(2006年)
Journey of a Gemini

『The Lost Files』(2009年)
The Lost Files

『Lyrics』(2011年)
Lyrics

『Forever』(2013年)
Forever
posted by ez at 01:34| Comment(2) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする