2018年11月09日

MoKenStef 『Azz Izz』

L.A.の女性R&Bグループ唯一のアルバム☆MoKenStef 『Azz Izz』
Azz Izz
発表年:1995年
ez的ジャンル:L.A.産女性R&Bグループ
気分は... :あいがけカレー・・・

今回は90年代女性R&Bグループ作品からMoKenStef 『Azz Izz』(1995年)です。

MoKenStefは、Monifa BethuneKenya HadleyStephanie Sinclairの3名が1994年にL.A.で結成した女性R&Bグループ。察しが付くかもしれませんが、グループ名はメンバー3名の名前をくっつけたものです。

1995年にデビュー・アルバム『Azz Izz』をリリース。1stシングルとなった「He's Mine」は全米チャート第7位の大ヒットとなりました。

その後、1996年に映画『Phat Beach』のサントラ収録曲「Jock'n Me」、1999年にはシングル「He Say She Say」をリリースしますが、2000年にグループでの活動にピリオドを打ちました。ただし、2014年にリユニオンしている模様です。

さて、結果的にグループ唯一のアルバムとなってしまった本作『Azz Izz』ですが、SWVあたりがお好きな人であれば気に入るであろう、この時代らしい女性R&Bグループ作品に仕上がっています。その一方で、L.A.作品らしくG-Funkのエッセンスが多く取り込まれているのも本作の特徴です。

前述のグループ唯一のヒット曲「He's Mine」、2ndシングル「Sex In The Rain」Smokey Robinsonのカヴァー「Baby Come Close」といったバラード系がハイライトでしょう。バラード系であれば、個人的には「It Happens」もおススメです。

また、G-Funk調の楽曲であれば、「It Goes On」「Azz Izz」「Just Be Gentle」あたりがおススメです。

SWV的なバラードと、G-Funk調のダンサブル・チューンという組み合わせは、"あいがけカレー"のような満足感があります(笑)

全曲紹介しときやす。

「Sex In The Rain」
Big Hamプロデュース。2ndシングルとなりました。雨音と共に始まるミディアム・バラード。SWVタイプの僕好みのバラードです。Dom Kennedy feat. Carter「The Hotels」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=HEpUOuiaeI4

「Just Be Gentle」
Big Hamプロデュース。この時代らしいヒップ・ホップ・ソウル。L.A.産らしくシンセの音色がG-Funkしています。
https://www.youtube.com/watch?v=HLajrWp4Trk

「Azz Izz」
Vic Cプロデュース。タイトル曲はラップ・パートも織り交ぜたウエッサイなダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=oNSvInCNros

「He's Mine」
Big Hamプロデュース。前述のように、1stシングルであると同時にグループ最大のヒットとなった代表曲。Zapp「Be Alright」、Prince「Do Me, Baby」ネタの素敵なバラード。90年代女性R&Bグループらしい甘く切ない雰囲気がたまりませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=7KnltQb_wdY

Grand Pubaをフィーチャーし、Patrice Rushen「Remind Me」をサンプリングしたリミックスもあります。また、Knxwledge「Myne」、DB Tha General「Hes Mine」のサンプリング・ソースとなっています。
MoKenStef feat. Grand Puba「He's Mine (Remix)」
https://www.youtube.com/watch?v=7MPufkrcdL8
Knxwledge「Myne」
 https://www.youtube.com/watch?v=z6H_p5CQQ5Y

「Don't Go There」
I-Roc/Jammmin' Jamesプロデュース。重低音を効かせたダンサブル・チューン。ここでもシンセの響きはG-Funk調です。
https://www.youtube.com/watch?v=oXiwUEFXa3Y

「Baby Come Close」
Smokey Robinsonのカヴァー。オリジナルはアルバム『Smokey』(1973年)に収録されています。美しいコーラスワークが映える素敵なバラードを聴かせてくれます。Big Hamプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=Dwh1rCWlhLg

A Tribe Called Quest「Electric Relaxation」、Michael Jackson「I Can't Help It」をサンプリングしたリミックスも人気です。
「Baby Come Close/I Can't Help It (Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=ypHcMCH3qmo

「Stop Callin' Me」
Maddball Tony Deeプロデュース。インタールード。

「It Happens」
Big Hamプロデュース。僕好みのメロウネスたっぷりのミディアム・バラード。音のセンスがJam & Lewis的なのも気に入っている要因かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=yl818igAvqY

「Laid Back」
Vic Cプロデュース。再びウエッサイ・モード全開!ラップも交えたG-Funk調の仕上がり。このタイプも難なくこなす器用さもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=G3e8d0nGJxE

「Let Them Know」
I-Roc/Jammmin' Jamesプロデュース。意表を突いたレゲエ/ラガ調の仕上がり。このグループらしいとは思いませんが、アルバム全体のいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=hsrMZT0671s

「It Goes On」
Ben Wallachプロデュース。ラストはAudio Two「Top Billin'」ネタのビートを用いたG-Funk調ヒップ・ホップ・ソウルで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wtVkKd1CmwE

実は数日前に不注意から足の甲を負傷してしまい、今週後半は自宅で安静状態に・・・
まぁ、その分家で仕事に集中できたのですが・・・

スマホの故障に、自分自身の負傷と今週は散々な1週間です。
厄払いした方がいいかもしれませんね。
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2018年11月01日

Carlinhos Brown『Alfagamabetizado』

ブラジルが誇る異才パーカッション奏者のデビュー作☆Carlinhos Brown『Alfagamabetizado』
Alfagamabetizado
発表年:1996年
ez的ジャンル:進化形バイーア・サウンド
気分は... :バイーアの空のもとで・・・

今日はかなり更新が遅くなってしまいました・・・

ブラジルが誇る異才パーカッション奏者Carlinhos Brownのデビュー・アルバム『Alfagamabetizado』(1996年)です。

1962年バイーア生まれのCarlinhos Brownのソロ作の紹介は、『Bahia Do Mundo, Mito E Verdade』(2001年)、『A Gente Ainda Nao Sonhou』(2007年)に続き3回目となります。

異才パーカッション奏者Carlinhos Brownの記念すべきデビュー・アルバムとなる本作『Alfagamabetizado』(1996年)では、進化形ながらもバイーアの空と大地を感じるパーカッシヴなブラジリアン・ミクスチャー・サウンドを随所で楽しめます。動のみならず静のサウンドでも非凡なセンスを示してくれます。

プロデュースはCarlinhos Brown本人とArto Lindsay

アルバムには、後にユニットTribalistasを組む現代MPBの歌姫Marisa Monteやブラジリアン・ロック・バンドTitasのメンバーNando Reis、さらにはDoces Barbaros名義でCaetano VelosoGal CostaGilberto GilMaria Bethaniaがゲスト参加しています。

また、Wally Badarouが演奏面でアルバムに大きく貢献しています。

「Quixabeira」以外はCarlinhos Brownのオリジナルです。

今聴き直しても、独特のパワーに溢れたブラジリアン・ミクスチャー・サウンドだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Angel's Robot List」
アルバムのイントロ。

「Pandeiro-Deiro」
軽快なリズムに溢れたアフロ・ブラジリアンな進化形ミクスチャー・サウンドを楽しむことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=0AuxCsBW95o

「Covered Saints」
哀愁モードの仕上がりです。オーセンティックな雰囲気ながらも異才ならではのエスプリが効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=To7dPAOwpMw

「Cumplicidade De Armario」
バイーア・モードの新世代ミクスチャー・サウンド。アフロ・ブラジリアンとジャジー・フィーリングを巧みに組み合わせています。ラップ調の気だるい女性ヴォーカルもいい感じ。

「Argila」
ビューティフルな名曲。リズミックなミクスチャー・サウンドのみならず、こういった繊細なメロディも難なくこなしてしまうところが流石です。
https://www.youtube.com/watch?v=vOfVNujtopg

「Tour」
リラックスした雰囲気の新世代グルーヴが印象的です。ピースフルな雰囲気がいいですね。

「Bog La Bag」
ストリート・パーカッション的な魅力に溢れたCarlinhosらしい1曲。リズム・シャワー好きの人は気に入るはず!

「O Bode」
前曲の流れを汲むパーカッシヴな仕上がりですが、同時にメロディアスなのがいいですね。個性とキャッチーさを両立させているのが素晴らしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=QEvBAIH5dnU

「Comunidade-Lobos」
チェロが印象的なメロウな小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=CLoIh19gMuM

「Frases Ventias」
バイーアDNAを感じるアコースティック・チューン。独特の味わいがあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-Sqi2qgQwSw

「Quixabeira」
Doces Barbaros(Caetano VelosoGal CostaGilberto GilMaria Bethania)をフィーチャー。超豪華ゲストと共に軽快なパーカッションが躍動します。ポジティブなヴァイヴに溢れています。
https://www.youtube.com/watch?v=3QjsedRXg9Q

「Seo Ze」
Marisa Monteとブラジリアン・ロック・バンドTitasのメンバーNando Reisをフィーチャー。ノスタルジックなラテン・サウンドと新世代ブラジル・サウンドを巧みにミクスチャーさせた独特の雰囲気の1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=QEvBAIH5dnU

「Mares De Ti」
メロディアスとエクスペリメントという相反するものをミクスチャーしている感じがいいですね。

「Zanza」
大きなうねりを持った大地のリズム、サウンドといった趣がいいですね。ジワジワと感動が胸に押し寄せてきます。

「A Namorada」
格好良さでいえばアルバム随一。ダンサブルなブラジリアン・ミクスチャー・ロックに仕上がっています。ファンク・ロック好きの人ならば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=mu1iKLq-J5s

「Vanju Concessa」
ラストも進化形ブラジリアン・ミクスチャー・サウンドで締め括ってくれます。

Carlinhos Brownの他作品もチェックを!

『Omelete Man』(1998年)
Omelete Man

『Bahia Do Mundo, Mito E Verdade』(2001年)
Bahia Do Mundo-Mito E Verdade

『Carlinhos Brown Es Carlito Marron』(2003年)
Carlito Marron

『Candyall Beat』(2004年)
Candyall Beat

『A Gente Ainda Nao Sonhou』(2007年)
Gente Ainda Nao Sonhou (Dig)

『Adobro』(2010年)
ADOBRO

『Diminuto』(2010年)
DIMINUTO

『Mixturada Brasileira』(2012年)
Mixturada Brasileira

『Marabo』(2014年)
Marabo

Timbalada『Timbalada』(1993年)
ストリート・パワーの逆襲

Timbalada『Cada Cabeca E Um Mundoa』(1994年)
Cada Cabeca E Um Mundo

Tribalistas『Tribalistas』(2002年)
Tribalistas

Tribalistas『Tribalistas』(2017年)
Tribalistas
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2018年10月22日

Funky Poets『True To Life』

90年代男性R&Bグループの隠れた逸品☆Funky Poets『True To Life』
True to Life
発表年:1993年
ez的ジャンル:90年代男性R&Bグループ
気分は... :哲学は武器になる?

今回は90年代男性R&Bグループ作品からFunky Poets『True To Life』(1993年)です。

Funky Poetsは、Ray-Ray FrazierPaul FrazierChristian JordanGene Johnson Asheの4人組。

グループ唯一のアルバムが『True To Life』(1993年)です。

メイン・プロデュースはDavid DarlingtonFunky Poets

それ以外に、Masters At WorkおよびNuyorican SoulといったLouie Vegaとのコンビでお馴染みのKenny "Dope" GonzalezThe SystemMic MurphyGreg Smithがプロデュースを手掛けています。

90年代前半らしいダンサブル・チューンの「Born In The Ghetto」「1975」「It Doesn't Have To Be This Way」、絶品バラードの「Lessons Learned」「Can You Feel The Love」、Hip-Hop調トラックがハマっている「Set It Off」「We As A People」あたりが僕のおススメです。

毎度書きますが、どんなに良い作品をリリースしても埋もれてしまうのが、90年代R&Bですが、本作もアルバム1枚で消えてしまったのが勿体と感じさせる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Born In The Ghetto」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。さらにはC.J. Mackintoshもプロダクションに加わっています。シングルにもなったオープニング。ダンサブルなミディアム・グルーヴ。ダンサブルながらもメロディアスなのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=KALx7CsY5-8

「1975」
Kenny "Dope" Gonzalezプロデュース。シングル向けのキャッチーなダンサブル・チューン。テナーとバリトンのツイン・リードがいい感じです。90年代好きの人であれば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=fVLWBGYq8oU

「Lessons Learned」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。個人的には一番のお気に入り。シングルでもなった至極のバラード。ファルセット・ヴォーカルが映えるスウィートな雰囲気がサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=iQ626s2uyss

「It Doesn't Have To Be This Way」
Greg Smith/Funky Poetsプロデュース。NJSなダンサブル・チューン。90年代前半の男性R&Bグループらしい格好良さが詰まっています。
https://www.youtube.com/watch?v=4_liBGKR-UE

「Never Say Never」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。コーラスワークを駆使したスロウ。勢いだけではない実力を伴ったグループであることを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=8rOApUzurK8

「Set It Off」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。それまでから一転して、ファンクネスの効いたHip-Hop調トラックで楽しませてくれます。

「We As A People」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。メロウなHip-Hop調トラックとスウィートなコーラス・ワークが調和したミディアム・グルーヴ。

「Can You Feel The Love」
The Systemの Mic Murphyプロデュース。「Lessons Learned」に劣らないラブ・バラード。胸にグッとくる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=AASiwXQjFog

「When Will We Learn」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。男性ヴォーカル・グループらしいヴォーカル・ワークを楽しめるミディアム・グルーヴ。

「How Can You Leave Me Now」
David Darlington/Paul Frazierプロデュース。疑似ライヴ仕立てのバラード。オーセンティックですが、各メンバーのヴォーカルを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=qTuw6Mer4jc

「I Only Have Eyes For You」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。ラストはThe Flamingos等でお馴染みの名バラードをカヴァー(Harry Warren/Al Dubin作)。ア・カペラに近い感じで聴かせるあたりに、グループのプライドが窺えます。
https://www.youtube.com/watch?v=WtC64ndn4_s

この週末は哲学本を読み漁っていました。
しばらくハマりそうです。
posted by ez at 00:28| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

Somethin' For The People『Somethin' For The People』

プロデュース・チームとしても活躍した男性R&Bグループのデビュー作☆Somethin' For The People『Somethin' For The People』
Somethin for the People
発表年:1993年
ez的ジャンル:ヒップ・ホップ・ソウル系男性R&Bグループ
気分は... :Lean on Me!

今回はプロデュース・チームとしても活躍した男性R&BグループSomethin' For The Peopleのデビュー・アルバム『Somethin' For The People』(1993年)です。

Somethin' For The Peopleは、Curtis "Sauce" WilsonJeff "Fuzzy" YoungRochad "Cat Daddy" Holidayの3名がL.A.で結成したR&Bグループ。

『Somethin' For The People』(1993年)、『This Time It's Personal』(1997年)、『Issues』(2000年)という3枚のアルバムをリリースし、2ndアルバム『This Time It's Personal』(1997年)からは全米チャート第4位、同R&Bチャート第2位のヒット・シングル「My Love Is the Shhh!」が生まれています。

また、プロデュース・チームとしても活躍し、Brandy等の大物アーティストの作品も手掛けています。当ブログで紹介した作品でいえば、以下の5枚に彼らのプロデュース曲が収録されています。

 Four Sure『We Can Swing It』(1993年)
 II D Extreme『II D Extreme』(1993年)
 Vybe『Vybe』(1995年)
 Phajja『Seize The Moment』(1997年)
 Eric Benet『A Day In The Life』(1999年)

さて、デビュー・アルバムとなる本作『Somethin' For The People』ですが、1993年にCapitolからリリースされた後、1995年に Warner Bros.から再リリースされています。再リリース後にシングル・リリースもされているので、実質的には1995年リリースと言った方がいいのかもしれませんが。

1曲を除き、プロデュースはSomethin' For The People自身(共同プロデュース含む)。

この時代らしいヒップ・ホップ・ソウルと声質の良いヴォーカルを活かした雰囲気のあるバラードが印象的な作品です。

個人的なおススメは、故Roger Troutmanのトークボックスをフィーチャーした「You Don't Have To Be Alone」、女性R&BシンガーAdina Howardをフィーチャー。映画『A Thin Line Between Love And Love』(1996年)のサントラにも収録された「Damned If I Do」Tom Tom Club「Genius of Love」をサンプリングした「Take It Easy」、アーバンでクールなダンサブル・チューン「Don't Wanna Break Your Heart」The Time「Gigolos Get Lonely Too」をサンプリングした「Can You Feel Me」あたり。

プロダクション&ヴォーカルの両面で彼らの魅力を実感できる佳作だと思います。

全曲紹介しときやす。

「You Want This Party Started」
再リリース後にシングル・カットされ、R&Bチャート第27位となったオープニング。この時代らしい軽快なヒップ・ホップ・ソウルに仕上がっています。スクラッチやラガ調ヴォーカルがいいアクセントになっています。Bob James「Look-Alike」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=wi7QLM-8bUE

「With You」
この曲も再リリース後にシングル・カットされ、R&Bチャート第34位となっています。Fuzzyがリード・ヴォーカルをとるミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=noNGQLW16bU

「Don't Wanna Break Your Heart」
僕好みのアーバンでクールなダンサブル・チューン。プロデュース・チームとしての彼らの才を実感できます。Mad Lion「Take It Easyby」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=LEL2xAPG5RQ

「Can You Feel Me」
爽快なヴォーカル・ワークも楽しめるキャッチーなミディアム・グルーヴ。この曲も再リリース後にシングル・カットされています。The Time「Gigolos Get Lonely Too」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=fm_WbHxLIN8

「Damned If I Do」
彼らがプロデュースした女性R&BシンガーAdina Howardをフィーチャー。映画『A Thin Line Between Love And Love』(1996年)のサントラにも収録された楽曲です。Adina HowardとFuzzyの妖しげなヴォーカルが映えるセクシー・モードのミディアム・グルーヴに仕上がっています。。
https://www.youtube.com/watch?v=RU-sQTaZ9K4

「Make It Happen」
セクシー・モードのミディアム・バラード。Fuzzyの声質の良いヴォーカルおよびヴォーカル・ワークがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=aEQNphDotjY

「Take It Easy」
この曲のみBrian Alexander Morganプロデュース。Tom Tom Club「Genius of Love」をサンプリングした僕好みのメロディアスなミディアム・グルーヴに仕上がっています。Joyce Wrice「Take It Easy」のサンプリング・ソースにもなっています
https://www.youtube.com/watch?v=ooIDa3idoBs

「You Don't Have To Be Alone」
大物Roger Troutmanのトークボックス&ギターをフィーチャー。Roger印100%のトークボックスと自分たちの音世界をスムーズに融合させたスロウ・チューン。Zapp「Computer Love」好きの人であれば気に入ると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=PPY8IVnZfTA

「Waiting」
アコギをバックに歌い上げるビューティフル・バラード。他の曲にはないオーガニックな味わいがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=JYfUaSnO97s

「There I Go」
George Benson「Moody's Mood」のフレーズと共に始まるミディアム・バラード。センスだけで1曲聴かせてしまう感じがいいですね。途中と終盤にJermaine Jackson「Do What You Do」のフレーズも挿入されています。
https://www.youtube.com/watch?v=qrDFFqubLVs

「She's The Kinda Girl」
Al Green「I'm Glad You're Mine」をサンプリングしたレトロ・ソウルな雰囲気の中で、ヴォーカル・グループらしいコーラス・ワークで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=QR2hIevgSIA

「Still The Man」
The Wes Montgomery Trio‎作「'Round Midnight」 をサンプリングしたジャジー・ムードのミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=b3qdm3dvSus

「Hood Thang」
何気ないヒップ・ホップ・ソウルですが、ヒップ・ホップ・ソウルというフォーマットを自分たちのものにしていることがよく分かる1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=sYYBsWvwrvk

「And I Don't Stop」
歌唱力というより、(歌が下手なわけではないが)雰囲気で聴かせてしまう彼らのセンスが反映されているバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=J033imVgiJ0

「On My Mind」
アコギを配したオーセンティックなビューティフル・バラード。素晴らしいですが、正攻法すぎて少し面白みに欠けるかも?
https://www.youtube.com/watch?v=gGeWKlTokIg

「You Know What Would Be A Trip」
ラストは意表を突いたカントリー・ソウル調で締め括ってくれます。Iron Butterfly「Get Out of My Life, Woman」ネタのドラム・ループが印象的です。

Somethin' For The Peopleの他作品もチェックを!

『This Time It's Personal』(1997年)
This Time It's Personal

『Issues』(2000年)
Issues
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2018年09月24日

Calloway『Let's Get Smooth』

元Midnight StarのCalloway兄弟のユニット☆Calloway『Let's Get Smooth』
Let's Get Smooth
発表年:1992年
ez的ジャンル:兄弟R&Bユニット
気分は... :スムーズに・・・

今回は90年代R&BからCalloway『Let's Get Smooth』(1992年)です。

Callowayは、Midnight StarのメンバーであったReggie CallowayVincent Calloway(Cino Calloway)Calloway兄弟によるR&Bユニット。

『Headlines』(1986年)を最後にMidnight Starを脱退した2人は、Calloway名義で『All The Way』(1989年)、『Let's Get Smooth』(1992年)という2枚のアルバムをSolarからリリースしています。

特に『All The Way』(1989年)からのシングル「I Wanna Be Rich」は、全米シングル・チャート第2位、同R&Bシングル・チャート第5位のヒットとなりました。

また、2人はKlymaxxThe WhispersTeddy PendergrassGladys Knight & the PipsNatalie ColeLevert等を手掛けた人気プロデュース&ソングライティング・チームとしても知られています。

本来ならば、ヒット曲「I Wanna Be Rich」収録の1st『All The Way』(1989年)を取り上げるべきなのかもしれませんが、今の僕の気分にフィットしたのは2ndとなる本作『Let's Get Smooth』(1992年)の方ですが、コチラの方がアーバンな魅力があるからかもしれません。

プロデュースはReggie CallowayCino Calloway

レコーディングにはReggie Calloway(key、prog、fl、back vo)、Cino Calloway(key、prog、tp、flh、back vo)以下、Graham Central Stationでお馴染みのLarry Graham(b)、"Ready" Freddie Washington(b)、Brothers JohnsonGeorge Johnson(g)、Fifth AvenueやTeaseのメンバーであったDerreck O.(ds)、同じく元TeaseのTommy O.(g)、Calloway兄弟がプロデュースしたSharpのメンバーKeith Robertson(key、prog、per、back vo)、Sir Dean Gant(key)、Steve Beckham(key、prog、back vo)、Chuckii Booker(key、prog)、Derek Nakamoto(key、prog)、O'Deen Mays(p、prog)、Angelo Ray(drum prog)、Darrell Smith(p)、David Barry(g)、Gerald Albright(sax)等のミュージシャンが参加しています。

また、バック・コーラスにはGerald Levert、元Sly & The Family StoneRose Stone、女性R&BグループBodyのメンバーLetitia Body、レア・グルーヴ・ファンにはお馴染み、Eighties Ladiesの元メンバーMarva HicksThe Brand New Heaviesの初代ヴォーカリストN'Dea DavenportKeith John等のヴォーカリストが参加しています。

アルバムはこの時代らしいNJSなダンサブル・チューンとクワイエット・ストームなラブ・バラードが半々といった構成です。

ダンサブル・チューンであれば、
Sly & The Family Stoneの大ヒット曲カヴァー「Family Affair」Delfonicsの大ヒット曲カヴァー「La La La Means I Love You」、爽快ミディアム・グルーヴ「One Day At A Time」、アッパーな「Major Love」がおススメ。

バラード系であれば、シングルにもなったタイトル曲「Let's Get Smooth」、Gerald Albrightの素敵なサックス・ソロと共に始まる「I Desire You」、アーバンな魅力がある「Feel Like A Woman」「Set The Table」がおススメ。

Midnight Starのイメージで聴くとギャップがありますが、90年代前半ならではの魅力があるオトナのR&Bアルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Work Hard」
オープニングはNJS。勢いだけではない人気プロデュース・チームらしい手腕のNJSを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=j7-_-l9ezKo

「Family Affair」
Sly & The Family Stoneの大ヒット曲をカヴァー(Sly Stone作)。お馴染みの名曲を軽快なキャッチーなNJSで聴かせてくれます。ギター・ソロはBrothers JohnsonのGeorge Johnson。
https://www.youtube.com/watch?v=NqPkZPJPo9o

「Gimme Somma That」
コレもダンサブルなNJS。ラップパートも含めてHip-Hop的なエッセンスやReggieのフルートなどでアクセントをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=YX2WyTZSM9g

「One Day At A Time」
アーバンかつ爽快なミディアム・グルーヴ。メロディアスな魅力が僕好みの仕上がりです。今回聴き直して一番グッときたかも?
https://www.youtube.com/watch?v=x3wZ32maUnw

「La La La Means I Love You」
Delfonicsの大ヒット曲をカヴァー(Thom Bell/William Hart作)。ダンサブルなミディアム・グルーヴは好みが分かれるかもしれませんが、90年代らしいカヴァーに仕上がっていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=wwSiaIYjm5s

「Major Love」
この時代らしいアッパー・チューンですが、アーバン・テイストなのがこのユニットらしいかもしれませんね。Cinのホーン・ソロも聴けます。
https://www.youtube.com/watch?v=_83HyJ1Wk-c

「The Night The Fire Started」
ラップ調ヴォーカルによるアッパー・チューン。このあたりは時代を感じてしまいますね。

「African Drums (Instrumental)」
タイトルの通り、アフリカン・ドラムによる短いインスト。

「The Way (Is In The House)」
再びラップ調ヴォーカルによるアッパー・チューン。このタイプの曲ではコレが一番完成度高いかも?

「Let's Get Smooth」
シングルにもなったタイトル曲。このアーバンなミディアム・グルーヴを本作のハイライトに推す人も多いのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=VdOnjAO7SDw

「I Desire You」
Gerald Albrightの素敵なサックス・ソロと共に始まるミディアム・スロウ。ジワジワと感動が込み上げてくるラブ・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=E3_d7-zW6eA

「Feel Like A Woman」
アーバンなサウンドをバックに、オトナのラブ・バラードをしっとりと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=4AzdOSQ696o

「The Sound Of One Hand Clapping」
ピアノとCinoのフリューゲルホーンによるジャジーなインスト。

「Set The Table」
アーバン・サウンドがいい雰囲気を醸し出すラブ・バラード。

「Forever Yours」
オーセンティックなラブ・バラードをロマンティックに歌い上げます。

「Interlude (Instrumental)」
ピアノ、ベースによるジャズなインタールード。

「Last Of The Good Guys」
ラストはメロディアスでポジティブな雰囲気のミディアム・グルーヴで締め括ってくれます。

『All The Way』(1989年)
All the Way
posted by ez at 01:06| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする