2017年10月19日

Tarrus Riley『Parables』

現代屈指の男性レゲエ・シンガーの代表作☆Tarrus Riley『Parables』
Parables
発表年:2006年
ez的ジャンル:男性レゲエ・シンガー
気分は... :モダンなレゲエ・フィーリング・・・

今回はレゲエ・アルバムTarrus Riley『Parables』(2006年)です。

レゲエ・シンガーJimmy Rileyの息子でもある1979年N.Y.生まれ、ジャマイカ育ちの男性レゲエ・シンガーTarrus Riley(本名:Omar Riley)の紹介は、『Love Situation』(2014年)に続き2回目となります。

モダンでメロウなロックステディ作品『Love Situation』(2014年)は『ezが選ぶ2014年の10枚』にセレクトするほどお気に入りの1枚でした。

そんなTarrus Rileyの代表作といえば、本作『Parables』(2006年)になるのかもしれませんね。本作からは「She's Royal」「Stay With You」「Lion Paw」といったヒットが生まれました。

僕の場合、頻繁にレゲエ作品を聴いているわけではありませんが、そんな僕でもすんなり聴けるレゲエ・アルバムが本作『Parables』です。正統派のルーツ・レゲエ、素敵なラヴァーズ、感動的なビューティフル・ソング、レゲエの枠に縛られない楽曲等がバランス良く配されているので、飽きが来ないのかもしれません。

プロデュースはDean Fraser。父Jimmy Rileyとも親交のあったSly & Robbie(Sly Dunbar/Robbie Shakespeare)もレコーディングに参加しています。

前述の3曲のシングル曲以外に、アーバン・メロウな「Pick Up The Pieces」、Duane Stephensonとの素敵なデュエット「Let Love Live」、Beres Hammond 「Groovy Little Thing」のリメイク・トラック使用の「Something Strong」、Max Romeo「Three Blind Mice」のリメイク・トラック使用の「Parables」、軽くダビーな「Beware」が僕のオススメです。

まぁ、とりあえず「She's Royal」「Stay With You」「Lion Paw」の3曲を聴けば、本作の魅力が分かると思いますが・・・

色々な意味で総合力のあるレゲエ・アルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「System Set (Willie Lynch Syndrome)」
Luciano「Give Praise」(2004年)と同じトラックを使用しています。力強いトラックをバックに、Tarrusのヴォーカルにも強い決意のようなものを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=GLzZc6cCXw4

Luciano「Give Praise」
 https://www.youtube.com/watch?v=Wt0OS5k8r20

「Haunt You」
正統派レゲエですが、Mitchum 'Khan' Chinのファンキー・ギターをはじめ洗練されたバッキングがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=SzxnZcqPDww

「Beware」
オススメその1。Half Pint「Political Fiction」のリメイク・トラックを使用しています。軽くダビーな感じがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=xbJX-j3ALyM

「Micro Chip」
ホーン・セクションも含めて、ソウル・フィーリングのキャッチーさがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=3R-7DphEJnM

「One Two Order」
Sly & Robbie(Sly Dunbar/Robbie Shakespeare)がバックを務めます。Prince Alla「Stone」(1977年)のリメイク・トラックを使用しています。レゲエらしい哀愁サウンドにグッとくる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=WL9J8gMMf3U

「Stay With You」
オススメその2。John Legendのヒット・アルバム『Get Lifted』(2004年)収録のビューティフル・バラードをカヴァー。シングルにもなりました。今聴くと、オリジナルよりも素敵なラヴァーズに仕上がった本ヴァージョンの方が僕にはフィットするかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=6VJFjEDzHgY

「She's Royal」
オススメその3。アルバムからのヒット・シングル。Delroy Wilson「Money Love」(1969年)のリメイク・トラックを使用しています。Sly & Robbieのリズム・セクションを務めます。リラックスしたサウンドとTarrusのヴォーカルが実に心地好いですね。寛ぎモードにフィットする仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=qGuLqe-NMKg

「Something Strong」
オススメその4。Beres Hammond 「Groovy Little Thing」(1985年)のリメイク・トラックを使用しています。 Nikki Burt、Althea Hamiltonの女性コーラスとのヴォーカル・ワークがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=A-EnnXEGPmM

「Lion Paw」
オススメその5。女性コーラス隊を従えたビューティフル・ソング。シングルにもなりました。サンセット・モードにフィットしそうな素敵な1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=MjgEOJBAwKo ※ライブ音源

「Parables」
オススメその6。タイトル曲はMax Romeo「Three Blind Mice」(1975年)のリメイク・トラックを使用しています。レゲエらしいグルーヴを存分に楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=3R-7DphEJnM

「Africa Awaits」
Jah Cure「True Reflection」(2006年)と同じトラックを使用しています。Tarrusの願いが伝わってくる感動的なビューティフル・ソングです。
https://www.youtube.com/watch?v=maI4ITlVAnc

Jah Cure「True Reflection」
 https://www.youtube.com/watch?v=OMouFnbr7iU

「Pick Up The Pieces」
オススメその7。都会的なメロウ・フィーリングにグッとくるアーバン・レゲエ。AOR/アーバンな楽曲とセットで聴いてもフィットしそうです。Dean Fraserのサックスが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=s-OBDEslfg0

「Let Love Live」
オススメその8。Duane Stephensonをフィーチャー。Duane StephensonはDean Fraserプロデュースでデビュー・アルバム『From August Town』(2007年)をリリースした男性レゲエ・シンガーです。同じFraser門下生の2人が愛を歌い上げる素敵な1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=jq95MMQRj5o

「Family」
ジャマイカ出身の女性シンガーDella Manleyをフィーチャー。ファンキー・フィーリングのサウンドをバックに、素敵な男女デュエットを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=hWQIeog-86g

「My Baby (Cyan Sleep)」
Mitchum 'Khan' Chinのアコースティックをギターをバックに、子供のために優しく語り掛ける1曲で本編は幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=aa_htk_QeJA

僕の所有する国内盤CDには「She's Royal(De Royal Vibes Mix)」「Lion Paw Live」の2曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

ご興味がある方はTarrus Rileyの他作品もチェックを!

『Challenges』(2004年)
Challenges

『Contagious』(2009年)
Contagious

『Mecoustic』(2012年)
Mecoustic

『Love Situation』(2014年)
Love Situation
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2017年10月11日

Yesterdays New Quintet『Stevie』

人気Hip-Hopアーティストの別プロジェクトはStevieカヴァー集☆Yesterdays New Quintet『Stevie』
Stevie: Instrumental Tribute to Stevie Wonder
発表年:2004年
ez的ジャンル:Hip-Hop系ジャズ・プロジェクト
気分は... :揺るぎないコア・バリュー!

今回は人気Hip-HopアーティストMadlibのプロジェクトの1つYesterdays New Quintet名義の『Stevie』(2004年)です。

Madlib(本名:Otis Jackson Jr.)に関して、当ブログでは以下の5作品を紹介済みです。

 Madlib『Shades Of Blue』(2003年)
 Jaylib『Champion Sound』(2003年)
 Talib Kweli & Madlib『Liberation』(2007年)
 Jackson Conti『Sunjinho』(2008年)
 Quasimoto『Yessir, Whatever』(2013年)

様々な名義、プロジェクトで活動するMadlibですが、Yesterdays New Quintetはジャズ色の強いプロジェクトであり、人気レーベルStones Throw Recordsから『Angles Without Edges』(2001年)、『Stevie Volume 1』(2002年)という2枚のアルバムをリリースしています。

今回紹介する『Stevie』(2004年)は、2ndアルバム『Stevie Volume 1』のジャケを一新し、収録曲を一部差し替えた新装盤です。
タイトルの通り、Stevie Wonderのインスト・カヴァー集です。個人的にはStevie『Innervisions』(1973年)のジャケを模した当初のジャケの方が断然好きですが・・・

プロデュースはMadlib本人。レコーディング・メンバーとして、Otis Jackson Jr.(ds)、Joe McDuphre(key)、Monk Hughes(b)、Malik Flavors(per)、Ahmad Miller(vibes)の名がクレジットされ、一応カルテット編成になっていますが、実体はMadlib一人ですべて演奏しています。

単なるStevieのインスト・カヴァー集に止まらない、トラックメイカーらしいセンスの詰まったサウンドがいいですね。

異才Hip-HopアーティストがStevieの名曲たちを、どのように調理するのか楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Prelude」
アルバムのイントロ。

「Superstition」
アルバム『Talking Book』(1972年)収録の全米No.1ヒットをカヴァー。オリジナルの雰囲気を受け継ぎつつ、Sergio Mendes & Brasil '77「Promise of a Fisherman (Promessa De Pescador)」のリズムをサンプリングし、トラックメイカーらしい「Superstition」に仕上がっています。このセンスがフィットするか否かで本作の好き/嫌いが分かれるかも?
https://www.youtube.com/watch?v=mrNv9iV29rU

「Visions」
アルバム『Innervisions』(1973年)収録曲のカヴァー。オリジナルのテイストとは異なるボッサ・フィーリングのカヴァーに仕上がっています。アングラ・ジャジーHip-Hopやクラブジャズ好きの人が気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=d5bNWWcMzxg

「Superwoman/Where Were You Last Winter」
アルバム『Music of My Mind』(1972年)収録曲のカヴァー。疑似ライブ風のメロウなジャズ・グルーヴに仕上がっています。元々二部構成の曲ですが、オリジナルと前半と後半が逆になっているのが面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GzfYP4GdsQ4

「Rocket Love Pt. 1」
アルバム『Hotter Than July』(1980年)収録曲のカヴァー。オリジナルは哀愁バラードでしたが、ここではドラミングを強調した哀愁メロウ・グルーヴで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=dh7fq8252vc

「You've Got It Bad Girl」
アルバム『Talking Book』(1972年)収録のYvonne Wright作品をカヴァー。オリジナルの雰囲気に疾走感が加味された魅力的なカヴァーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=CIwMaM8rPeo

「Send One Your Love」
アルバム『Journey Through the Secret Life of Plants』(1979年)収録曲のカヴァー。オリジナルは素敵なビューティフル・バラード。でしたが、ここでは小粋なジャズ・フィーリング全開のサウンドを聴かせてくれます。そんな中にもトラックメイカーならではのエッセンスがきちんと散りばめられています。
https://www.youtube.com/watch?v=neTaYO11t4Y

「Too High」
アルバム『Innervisions』(1973年)収録曲のカヴァー。Al Kooper「The Landlord」のドラム・ブレイク・ネタを織り交ぜつつ、オリジナルの雰囲気をさらに膨らませています。
https://www.youtube.com/watch?v=nqrA2rEav-o

「I Am Singing」
アルバム『Songs In The Key Of Life』(1976年)収録曲のカヴァー。オリジナルの優しくチャーミングな雰囲気を上手く活かしたグッド・カヴァー。途中からは同じく『Songs In The Key Of Life』収録の「As」のカヴァーへ移行します。
https://www.youtube.com/watch?v=3gXxYvGxYNY

「Golden Lady」
アルバム『Innervisions』(1973年)収録曲のカヴァー。Black Oak Arkansas「Hot and Nasty」のリズムのサンプリングを交えたHip-Hop調カヴァーに仕上がっています。。
https://www.youtube.com/watch?v=OFfePxuHPmU

「That Girl」
アルバム『Stevie Wonder's Original Musiquarium I』(1982年)からのシングル曲をカヴァー。異才トラックメイカーらしいアブストラクト感覚のカヴァーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=zQoyjwy5QRA

Yesterdays New Quintetの1st『Angles Without Edges』(2001年)やMadlib関連の過去記事もチェックを!

Yesterdays New Quintet『Angles Without Edges』(2001年)
Angles Without Edges

Madlib『Shades Of Blue』(2003年)
Shades of Blue

Jaylib『Champion Sound』(2003年)
Champion Sound

Talib Kweli & Madlib『Liberation』(2007年)
Liberation

Jackson Conti『Sunjinho』(2008年)
Sujinho

Quasimoto『Yessir, Whatever』(2013年)
Yessir Whatever
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2017年10月04日

Pete Rock『Soul Survivor II』

豪華ゲストを迎えた『Soul Survivor』の続編☆Pete Rock『Soul Survivor II』
SOUL SURVIVOR 2
発表年:2004年
ez的ジャンル:レジェンドHip-Hop
気分は... :この顔に歴史アリ!

今回は人気Hip-HopアーティストPete Rock『Soul Survivor II』(2004年)です。

1970年N.Y.ブロンクス生まれのHip-HopアーティストPete Rockに関しては、人気Hip-HopユニットであったPete Rock & C.L. Smooth『Mecca & The Soul Brother』(1992年)、『The Main Ingredient』(1994年)を紹介済みです。

惜しまれつつPete Rock & C.L. Smoothを解散し、Pete Rockの実弟Grap LuvaらとのユニットINIに力を入れようとしたものの、レコード会社との折り合いがつかず、頓挫してしまいました。その後INIの音源は『Lost and Found: Hip Hop Underground Soul Classics』(2003年)で日の目を見ることになりますが・・・

その後、ソロ名義の第1作『Soul Survivor』(1998年)でようやく新たな一歩を踏み出すことができたPete Rock『Soul Survivor』は豪華ゲストも手伝ってPete Rock健在を印象づけてくれました。

その後もコンスタントに活動していたものの、何となく僕の中ではフェードアウトな存在になっていたPete Rockですが、改めてその存在感を示してくれたのが本作『Soul Survivor II』(2004年)です。

『Soul Survivor』同様に本作にも多彩なアーティストがゲスト参加しています。Pete Rock & C.L. Smoothの盟友C.L. Smoothをはじめ、Talib KweliSlum VillageJ DillaRZAGZALittle BrotherPharoahe MonchDead PrezBlack IceKardinal OffishallPostaboyDenoshSkillzKrumbsnatchaといったアーティストが客演しています。なかなか豪華な顔ぶれですよね。

こうした豪華メンバーに対して、ソウルフルでキャッチーなトラックでPete Rockが応えてくれます。個人的にはPete Rockのトラック・センスが冴える「We Good」C.L. Smoothとの共演「It's A Love Thing」Little Brotherとの共演「Give It To Ya」J Dilla「Niggaz Know」Leela Jamesを迎えた「No Tears」あたりがオススメです。

Pete Rock & C.L. Smoothで止まっている方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Truth Is」
Black Iceをフィーチャー。Cane & Able「Girl You Move Me」の妖しげなイントロをサンプリングしたオープニング。呪術的ファンキー・グルーヴをBlack Iceの力強いポエトリー・リーディングが切り裂きます。
https://www.youtube.com/watch?v=kSq88YokLS0

「We Good」
カナダ人ラッパーKardinal Offishallをフィーチャー。Mandrill「Mango Meat」ネタのギター・ループが印象的なトラック。購入して間もない頃はこのトラックが一番印象的でしたね。Pete Rock自身も本作が一番のお気に入りみたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=FPzfcscacS8

「Just Do It」
N.Y.クイーンズ出身のラッパーPharoahe Monchをフィーチャー。タイトルはPete Rockのモットーを言い表したものらしいです。Pharoahe Monchのフロウを引き立てつつ、Pete Rockらしいビートを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=InsBMyR37lI

「Give It To Ya」
Phonte、Big Pooh、9th Wonderを擁した強力Hip-HopユニットLittle Brotherをフィーチャー。Gladys Knight & the Pips「The Makings of You」、Baby Huey「Running」、The Moments「I Believe in You」をサンプリングしたメロウ&ソウルフルな仕上がりです。後の活動を予感させるPhonteのソウルフル・ヴォーカルも聴けます。
https://www.youtube.com/watch?v=qQeQOdPD0xw

「It's The Postaboy」
新人Postaboyをフィーチャー。エスニック&マジカルなヴァイブのダンサブル・トラックが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=9WoDZSPTN9Q

「It's A Love Thing」
Pete Rock & C.L. Smoothの盟友C.L. Smoothと女性シンガーDenoshをフィーチャー。The Natural Four「Try Love Again」ネタのソウルフルなアーバン・メロウ・トラックにPete Rock & C.L. Smooth好きの人は歓喜するのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=ZYShRJqpb10

「One MC, One DJ」
Skillzをフィーチャー。Flaming Ember「Gotta Get Away」、Bill Doggett「Honky Tonk Popcorn」をサンプリングしたトラックをバックにSkillzのラップが扇動します。
https://www.youtube.com/watch?v=Jz1nxCQDYog

「Beef」
Krumbsnatchaをフィーチャー。哀愁モードのメロウ・トラックが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=njhJCcfQeGs

「No Tears」
ソウル・ディーヴァLeela Jamesをフィーチャー。Coleridge-Taylor Perkinson feat. Leon Ware「The Junkies」ネタのウワモノとThe Rimshots「Coastin' and Crashin' Part 1」のドラム・ネタを合わせた哀愁トラックをバックに、Leela Jamesが堂に入ったダイナマイト・ヴォーカルで聴く者を圧倒します。
https://www.youtube.com/watch?v=93CG7Bxvc40

「Head Rush」
RZA、GZAというWu-Tang Clanの2人をフィーチャー。Mavis Staples「What Happened to the Real Me」をサンプリングした不穏なトラックはRZA、GZAのイメージにピッタリなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=DHIm9h1RznI

「Fly Till I Die」
Talib Kweli/C.L. Smoothをフィーチャー。ハープの響きが美しいドリーミー・トラックでTalib Kweli/C.L. Smoothの共演を盛り上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=pzBKu9nc2Zg

「Warzone」
Stic.ManとM-1によるHip-HopユニットDead Prezをフィーチャー。Dead Prezに相応しい扇動的トラックがStic.ManとM-1のフロウと相まった怒れる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=jpsyI4rAVok

「Da Villa」
J Dillaを擁したHip-HopユニットSlum Villageをフィーチャー。Otis Clay「Holding on to a Dying Love」をサンプリングしたソウルフル・トラックが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GYJiqYOUuPA

「Niggaz Know」
J Dillaをフィーチャー。War「Heartbeat」をリズムをサンプリングしたトラックにグッときます。Pete RockがJ Dilla風のトラックを作っているのが興味深いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=5dUJq2edLzs

「Appreciate」
ラストはC.L. Smoothをフィーチャー。The Jackson 5「2-4-6-8」をサンプリングしたポップなトラックをバックに、C.L. Smoothはスムースなラップを披露してアルバムを締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=zTg62eP9JJk

Pete Rock & C.L. Smoothの過去記事やPete Rockのソロ作品等もチェックを!

Pete Rock & C.L. Smooth『Mecca & The Soul Brother』(1992年)
Mecca & The Soul Brother

Pete Rock & C.L. Smooth『The Main Ingredient』(1994年)
Main Ingredient

『Soul Survivor』(1998年)
Soul Survivor

『Petestrumentals』(2001年)
Petestrumentals

『Lost and Found: Hip Hop Underground Soul Classics』(2003年)
Lost & Found Hip Hop Underground Soul Classics

『The Surviving Elements (From Soul Survivor II Sessions)』(2005年)
Surviving Elements: From Soul Survivor II Sessions

『NY's Finest』(2008年)
Ny's Finest

Pete Rock/Smif-N-Wessun『Monumental』(2011年)
MONUMENTAL

『Petestrumentals 2』(2015年)
Petestrumentals 2

Smoke DZA x Pete Rock『Don't Smoke Rock』(2016年)
DON'T SMOKE ROCK (ドント・スモーク・ロック) (直輸入盤 帯/日本語解説付き国内仕様)
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2017年09月28日

Joao Gilberto『Joao Voz E Violao』

熟成のボサノヴァ・ワールド☆Joao Gilberto『Joao Voz E Violao』
JOAO VOZ E VIOLAO
録音年:2000年
ez的ジャンル:ボサノヴァ・パイオニア
気分は... :セピア色の音楽・・・

今日の僕はセピア色の音楽が聴きたい気分・・・

セレクトしたのはボサノヴァ創成の功労者の一人であるシンガー/ギタリストJoao Gilberto『Joao Voz E Violao』(2000年)です。

Joao Gilbertoの紹介は、『Ela E Carioca(En Mexico)』(1970年)に続き2回目の紹介となります。

僕の場合、Joao Gilbertoのアルバムって何枚か持っている割には、それ程熱心に聴き込んでいるわけではありません。

そんなJoao Gilbertoの作品群の中で、今の僕に一番フィットするのが本作『Joao Voz E Violao』(2000年)かもしれません。いい枯れ具合のJoaoの囁きヴォーカルとシンプルな弾き語りによる飾り気のないサウンドが、スッと心の中に溶け込んでいきます。老練ならではの味わい深さがたまりません。

プロデュースはCaetano Veloso

アルバム・タイトルの通り、Joaoの声とギターのみの老練なボサノヴァ・ワールドを存分に楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Desde que o Samba e Samba」
Caetano Veloso作品のカヴァー。当ブログではSpinetti/Dadi/Ceccarelli/PetreniDaniela Basso/Ernesto Salgueiroのカヴァーを紹介済みです。Joaoの囁きヴォーカルとCaetano作品の相性の良さを感じる素敵なオープニング。体の何処にも無駄な力が入っていない感じがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=_AfRLW7qMWs

「Voce Vai Ver」
Antonio Carlos Jobim作品のカヴァー。Joao Gilbertoらしいボサノヴァを楽しめます。サラッとした感じが逆にいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=aldLqSUEUEo

「Eclipse」
キューバの偉大な音楽家Ernesto Lecuonaの作品。『Ela E Carioca(En Mexico)』(1970年)でも歌っていた楽曲の再演です。年輪を重ねてきたJoaoのヴォーカルの味わい深さがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=8qm7LefX8Vk

「Nao Vou Pra Casa」
Antonio de Almeida/Roberto Roberti作。円熟したメロウネスにグッとくるシンプル・イズ・ベストな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=yDAYO4MQ3qk

「Desafinado」
Antonio Carlos Jobim/Newton Mendonca作のボサノヴァ名曲カヴァー。『Chega De Saudade』(1959年)、『Getz/Gilberto』(1964年)等でも歌っていた楽曲の再演です。お馴染みの楽曲の老練ヴァージョンといったところでしょうか。

本曲に関して、当ブログではこれまでNara LeaoRoberto MenescalGary McFarlandTania MariaOs 3 MoraisO QuartetoGal Costaのヴァージョンも紹介済みです。

「Eu Vim da Bahia」
Gilberto Gil作品のカヴァー。『Joao Gilberto(邦題:三月の水)』(1973年)でも歌っていた楽曲の再演です。実に小気味いい演奏で楽しませてくれます。本曲に関して、当ブログではDaniela Basso/Ernesto Salgueiroのカヴァーも紹介済みです。

「Coracao Vagabundo」
Caetano Veloso作品のカヴァー。当ブログではCaetano Veloso自身の再録ヴァージョンやLeila Pinheiroのカヴァーを紹介済みです。哀愁のメロディをJoaoの囁きヴォーカルが歌い上げると、何とも言えぬ熟成を感じます。

「Da Cor do Pecado」
Bororo作。シンプルながらも小粋なセンスを感じる1曲。Joaoの美学が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=LYSO1GMewqI

「Segredo」
Herivelto Martins/Marino Pinto作。この老練な味わいはJoao Gilbertoにしか出せない味わいかもしれませんね。セピア色が似合うボサノヴァです。

「Chega de Saudade」
Vinicius De Moraes/Antonio Carlos Jobim作のボサノヴァ名曲カヴァー。『Chega De Saudade』(1959年)でも歌っていた楽曲の再演です。40年以上の歳月が流れても、Joao Gilbertoのボサノヴァ・ワールドの鮮度が落ちていないことを証明するかのような1曲でアルバムは幕を閉じます。

本曲に関して、当ブログではこれまでTania MariaDaniela Basso/Ernesto SalgueiroJon HendricksGretchen Parlatoのカヴァーも紹介済みです。

Joao Gilbertoの他作品もチェックを!

『Chega De Saudade』(1959年)
Chega De Saudade (import)

『O Amor, O Sorriso E A Flor』(1961年)
O AMOR O SORRISO E A FLOR

『Joao Gilberto』(1962年)
JOAO GILBERTO

『Ela E Carioca(En Mexico)』(1970年)
Ela E' Carioca

『Joao Gilberto(邦題:三月の水)』(1973年)
三月の水

『Amoroso』(1977年)
AMOROSO (イマージュの部屋)

『Brasil』(1981年)
Brasil

『Joao』(1991年)
Joao  (I Really Samba)
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2017年09月18日

Lightheaded『Pure Thoughts』

Othello、Ohmega Watts、Brailleを擁するHip-Hopユニット☆Lightheaded『Pure Thoughts』
PURE THOUGHTS
発表年:2002年
ez的ジャンル:西海岸アングラ・ジャジーHip-Hop
気分は... :ドルフィンズ初戦は・・・

今回は2000年代アングラ・ジャジーHip-HopからLightheaded『Pure Thoughts』(2002年)です。

Lightheadedは、OthelloOhmega WattsBrailleという3人のMCとカナダ出身のトラック・メイカーMuneshineの4名がポートランドで結成したHip-Hopユニット。

Lightheadedとしては、『Pure Thoughts』(2002年)、『Wrong Way』(2006年)という2枚のアルバムをリリースしています(Muneshineは『Pure Thoughts』を最後に脱退)。

このユニットの場合、3MCのソロ作品も人気がありますね。当ブログでも以下のソロ作品を紹介済みです。

 Othello & The Hipknotics『Classics』(2004年)
 Othello『Elevator Music』(2005年)
 Othello『Alive At The Assembly Line』(2006年)
 Othello Plus The Pocket Change Band『Translation Please』(2012年)
 Ohmega Watts『Watts Happening』(2007年)

本作『Pure Thoughts』(2002年)は、2004年に国内盤CDがリリースされたことで注目された1枚ですが、同じ2004年にOthelloがHip-HopバンドThe Hipknoticsと組んだ生音Hip-HopアルバムOthello & The Hipknotics『Classics』がリリースされ、アングラ・ジャジーHip-Hopファンから熱狂的に支持されました。

本作『Pure Thoughts』には、『Classics』のようなダイナミックな躍動感はありませんが、3MCの個性とMuneshineのトラック・センスが見事に合致した至極のジャジーHip-Hop作品に仕上がっています。

とりあえず「Pure Thoughts」「Completion」あたりを聴けば、本作の魅力を実感できるはずです。

CDにはボーナス・トラック3曲が追加収録されていますが、コチラも充実しています。特に、9th Wonderプロデュースの「Illuminate Part 1」は要チェックです。

2000年代アングラ・ジャジーHip-Hopの魅力を再確認するには絶好の1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Intro」
イントロ。

「Light Headed Anthem」
グループ名を冠した名刺代わりのトラック。3人のMCのマイクリレーで楽しませてくれます。Tower Of Power「Our Love」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=bTMO3fw-A2Q

「P.T. Cruise」
George Benson「The World Is a Ghetto」をサンプリングしたダンサブル・トラックで疾走します。
https://www.youtube.com/watch?v=aGtzma5AoeY

「Pure With Intention」
Muneshineのスクラッチを楽しめる小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=rPpSKRhDN64

「Blink Of An Eye」
オススメその1。Muneshineのトラック・メイカーとしてのセンスが光るメロウ&グルーヴィーな仕上がり。この時期のアングラ・ジャジーHip-Hopらしいセンスの仕上がりです。

「The Top」
オススメその2。ジャジー&メロウなトラックとATCQをはじめとするNative Tonguesをイメージさせる肩の力の抜けたフロウの組み合わせがグッド!

「Street Corners」
Nancy Wilson「In Other Words」をサンプリングし、ムーディーにスタートします。本編はハープのループが少し悲しげに響くトラックが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=Gp-hgcfveAE

「That's How It Is」
Average White Band「How Sweet Can You Get」をサンプリングしたソウルフル・トラックがキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=woxiuKUzU9s

「Selfless」
De La Soul好きの人が気に入りそうな仕上がりです。

「Never Square」
オススメその2。シングル・カットされた曲です。Donald Byrd「You and the Music」をサンプリングした軽快なパーティー・チューン。アンダーグラウンドな開放感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=4DjQW2VPF-c

「Pure Thoughts」
オススメその3。僕の一番のお気に入り。Spyro Gyra「Cascade」ネタのメロウ・エレピのループをバックに、Q-Tipを思わせるOthelloのフロウが軽やかに躍動します。僕がLightheadedやアングラ・ジャジーHip-Hopに求めるのはこういうトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=Mt7XgCRd2_Q

「Poetry In Motion」
https://www.youtube.com/watch?v=Sd2uTELzjhM

「Completion」
オススメその4。The Crusaders「My Lady」のメロウ・エレピをサンプリングしたジャジー・メロウ。ジャジーHip-Hop好きには間違いない仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=UC0jr8VD_AQ

「Outro」
アウトロで本編が終わりますが、その後に隠れトラック「Suprise Cypher」が収録されています。

ここからの3曲はボーナス・トラック。

「Lah Lah Land」
オススメその5。爽快メロウなトラックが僕好み。バカンス・モードの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=hwLCk_ORS5k

「Rock On」
ボートラらしい遊び心のあるトラックで楽しませてくれます。

「Illuminate Part 1」
オススメその6。ボーナス・トラックの目玉は9th Wonderプロデュース。9th Wonderが素晴らしいトラックでLightheadedを後押しします。
https://www.youtube.com/watch?v=u_XnIqGK2vo

ご興味がある方は『Wrong Way』(2006年)もチェックを!

『Wrong Way』(2006年)
Wrong Way by Lightheaded

OthelloOhmega Wattsの過去記事もご参照ください。

Othello & The Hipknotics『Classics』(2004年)
Classic

Othello『Elevator Music』(2005年)
Elevator Music

Othello『Alive At The Assembly Line』(2006年)
Alive At The Assembly Line

Othello Plus The Pocket Change Band『Translation Please』(2012年)
TRANSLATION PLEASE (トランスレイション・プリーズ)

Ohmega Watts『Watts Happening』(2007年)
Watts Happening
posted by ez at 04:10| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする