2017年04月27日

Silhouette Brown『Silhouette Brown』

DegoとKaidi Tathamが創るNu Soul☆Silhouette Brown『Silhouette Brown』
シルエット・ブラウン
発表年:2004年
ez的ジャンル:西ロンドン系Nu Soul
気分は... :夜明け前のクールダウン・・・

今回は2000年代の西ロンドン系作品からSilhouette Brown『Silhouette Brown』(2004年)です。

Silhouette Brown4HeroDegoBugz In The AtticKaidi Tathamという西ロンドンの音楽シーンを牽引する2人によるユニット。

Silhouette Brown名義で本作『Silhouette Brown』(2004年)、『Two』(2010年)という2枚のアルバムをリリースしています。

DegoKaidi Tathamの2人は、DKD2000Black等の名義でもユニットを組んでいる盟友ですが、Silhouette Brownは西ロンドン流のNu Soulユニットといった位置づけでしょうか。

アルバムではDeborah Jordanをメイン・ヴォーカリストに据え、それ以外にBembe SegueD.T.X.といったヴォーカリストをフィーチャーしています。

少しテンポを落とした曲が多いため、ブロークン・ビーツ全開のイメージで聴くと、少し地味な印象を受けるかもしれません。しかしながら、その落ち着いたクールネスが本作の魅力だと思います。アッパー感は低めですが、西ロンドンらしいビートも楽しめます。

西ロンドンの歌姫Bembe Segueをフィーチャーした「Whose In Change」、美しくも儚い「Looking Back」、メロウなNu Soul「Pain (It's Gonna Come Heavier)」、クールなダンサブル・チューン「Spread That」、本作らしいセンスを実感できる「Check It (Calling You)」あたりが僕のオススメです。

DegoとKaidiの強力タッグが創り出すNu Soulでクールダウンしましょう!

全曲紹介しときやす。

「Whose In Change」
西ロンドンの歌姫Bembe Segueをフィーチャーしたオープニング。ダウンテンポながらもBembe Segueの華のあるヴォーカルが栄えるブロークン・ビーツ経由のソウル・ミュージックって感じがあります。終盤はリズミックな展開で楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wUUBq1Y4Oq8

「Looking Back」
Deborah Jordanのキュート・ヴォーカルが印象的な美しくも儚いダウンテンポ。余韻のNu Soul感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=5So90YNHpCQ

「Pain (It's Gonna Come Heavier)」
メロウネスという点ではアルバム随一かもしれません。抑えたトーンながらもメロウ・エレピ、Deborahのキュート・ヴォーカル、西ロンドンらしいビートのバランスが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=2aT1KFEQP5A

「Time Waits For No One」
エレクトリックを少し強調したグルーヴやSomatikのロッキン・ギターでアクセントをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=282HsqyqcAE

「Spread That」
西ロンドンらしいダンサブル感があります。ダンサブルといっても落ち着いたクールネスが漂うのが本作らしいかもしれませんが。
https://www.youtube.com/watch?v=Lgj8tjl0Mgw

「Check It (Calling You)」
今回聴き直して、コレが一番好きかも?適度にリズミックなのに寛げる雰囲気がいいですね。DegoとKaidiのセンスの良さを感じる仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=3hIG3hQUfg8

「They Can't Tell Us」
アルバムで一番ダンサブルな仕上がり。ブラジリアン・グルーヴあたりと一緒に聴いてもフィットすると思います。

「Looking Back (Reprise)」
「Looking Back」のリプライズ。

「Monday's Coming」
Deborah JordanとD.T.X.をフィーチャー。聴いていると和んでくるハートウォーミングな仕上がり。

「Just A Little More」
本編ラストは夜明けにクールダウン・モードといった雰囲気でしっとりと締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wXWVUbM2Nrg

国内盤には「Monday's Coming (Instrumental)」がボーナス・トラックとして追加収録されています。

『Two』(2010年)
Two
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2017年04月19日

Galactic『Ruckus』

新境地を切り開いた意欲作☆Galactic『Ruckus』
Ruckus
発表年:2003年
ez的ジャンル:ニューオリンズ・ファンク・バンド
気分は... :騒ぎの前に・・・

今回はニューオリンズが誇るファンク・ジャム・バンドGalacticが2003年にリリースした『Ruckus』です。

1994年にニューオリンズで結成されたファンク・ジャム・バンドGalacticの紹介は、『Crazyhorse Mongoose』(1998年)、『The Corner To The Block』(2007年)に続き3回目となります。

5thスタジオとなる本作はHip-Hop系のプロデューサーDan the Automatorを迎えて制作されました。

本作におけるメンバーは、Ben Ellman(sax、harmonica、prog)、Robert Mercurio(b)、Stanton Moore(ds)、Richard Vogel(key)、Jeff Raines(g)、Theryl DeCloue(vo)。

さらにJim Greer(g、key)、Teedy Boutte(vo)、Glenn Hartman(accordion)、Quintron(Drum Buddy)といったミュージシャンがゲスト参加しています。

生音Hip-Hopへグッと近づく次作『The Corner To The Block』(2007年)への布石となった1枚であり、Dan the Automatorの起用に見られるようにHip-Hop、エレクトロニカ、ミクスチャー・ロック的なフィーリングを取り入れえて、新たなアプローチを試みているのが本作の特徴です。

ハード・ドライブ感が格好良い「The Moil」「All Behind You Now」、エレクトロニカなエッセンスを取り入れた「Mercamon」「Doomed」、Hip-Hopバンド的なファンキー・チューン「Never Called You Crazy」、少し退廃的な「Paint」あたりが僕のオススメ。

昔ながらのGalacticが好きな人には消化不良な部分もあるかもしれませんが、Hip-Hop好きの僕にはフィットする1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Bittersweet」
本作らしい硬質ビートが響くオープニング。Hip-Hop的ファンク・サウンドを楽しみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=FsI4_TCeYH8

「Bongo Joe」
♪あ〜本当だ♪日本のアニメ(?)の日本語セリフをサンプリングしています。ハーモニカの音色が哀愁を漂わせます。
https://www.youtube.com/watch?v=XikYFv_gZSc

「The Moil」
オススメその1。僕の一番のお気に入り。ロッキン・モードのハード・ドライブ感が格好良いですね。Dan the Automatorの起用がハマった1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=1402Zqjpwqw

「Paint」
オススメその2。硬質ビートと少し退廃的なサウンドが醸し出す気怠さがいい感じなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=Pc-yXc5zKVs

「Never Called You Crazy」
オススメその3。生音Hip-Hopバンド的なフィーリングを取り込んだファンキー・チューン。Ben Ellmanのハーモニカがいい味出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=bQ95x2rC7bk

「Gypsy Fade」
呪術的なブルージー感が印象的な1曲。ここでもBen Ellmanの哀愁のハーモニカがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=4gU2hYPpWX8

「Mercamon」
オススメその4。「The Moil」、「All Behind You Now」と並ぶ僕のお気に入り。アブストラクトHip-Hopをバンド演奏しているようなフィーリングがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jcVbo-Nf9MU

「Uptown Odyssey」
ある意味、本来のGalacticらしい演奏なのかもしれませんが、本作の中では少し大人しく感じてしまうかも?
https://www.youtube.com/watch?v=cCtqhA0Wp0E

「Kid Kenner」
不穏な空気感の流れるHip-Hopフィーリングの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RiPYHBSAb_g

「The Beast」
Hip-Hop的なのにブルージーです。少し退廃的な雰囲気が僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=kutBDtxStvY

「Tenderness」
Hip-Hopバンドによるアーシー・チューンといった趣です。
https://www.youtube.com/watch?v=sFMTGB7m1QM

「All Behind You Now」
オススメその5。これも僕のお気に入り。本作らしいダイナミックな格好良さがダイレクトに伝わってくるドライブ感満点の1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=tETc_sqstRE

「Doomed」
オススメその6。本編のラストはファンキーなインストで締め括ってくれます。エレクトロニカのエッセンスも加わったミクスチャー感のあるサウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=iVwSGyxgsy0

「Hoss」
国内盤ボーナス・トラック。抜けがよく、小気味いい演奏を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=BwhJJm_GdhM

Galacticの他作品もチェックを!

『Coolin' Off』(1996年)
Coolin Off

『Crazyhorse Mongoose』(1998年)
Crazyhorse Mongoose

『Late for the Future』(2000年)
Late for the Future

『We Love 'Em Tonight: Live at Tipitina's』(2001年)
We Love Em Tonight

『The Corner To The Block』(2007年)
From The Corner To The Block[対訳歌詞・解説・ボーナストラック付き国内盤]

『Ya-Ka-May』(2010年)
Ya-Ka-May (Dig)

『The Other Side Of Midnight: Live In New Orleans』(2011年)
Other Side of Midnight:Live in New O

『Carnivale Electricos』(2012年)
Carnivale Electricos

『Into the Deep』(2015年)
Into the Deep
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2017年04月12日

Two Banks Of Four『Three Street Worlds』

人気曲「Banks Of The Nile」、「One Day」収録☆Two Banks Of Four『Three Street Worlds』
Three Street Worlds
発表年:2003年
ez的ジャンル:UKクラブジャズ
気分は... :流儀を貫く!

今回はUKクラブジャズ作品より、Two Banks Of Four『Three Street Worlds』(2003年)です。

GallianoRob Gallagherと、Young Disciples等を手掛けた敏腕エンジニアのDemusDill Harris)によるクラブジャズ・ユニットTwo Banks Of Four2BO4)の紹介は、1stアルバム『City Watching』(2000年)に続き2回目となります。

『Three Street Worlds』(2003年)は、完成度の高い2BO4作品として評価の高い1枚ですね。勢いが魅力だった1stアルバム『City Watching』に対して、本作『Three Street Worlds』はより深みが増した印象を受けます。

Rob Gallagherの奥方Valerie Etienne、前作にも参加していたPaul Jason Fredericks、西ロンドンの歌姫Bembe Segueがヴォーカリストとしてフィーチャリングされています。

それ以外にSki Oakenfull(p、el-p)、Robbie Taylor(p)、Shawn Lee(g)、Robin Mullarkey(b)、
Andy Hammil(b)、Chris Bowden(sax)、Andy Ross(sax、fl)、Ben Castle(sax、fl)、Chris Storr(tp、flh)、Matt Colman(tb)といったミュージシャンが参加しています。

本作のハイライトは、ジャズ・サックス奏者Carlos Garnettのジャズ・クラシック・カヴァー「Banks Of The Nile」Gilles Peterson『Worldwide Programme 3』にも収録されていたクラブジャズ人気曲「One Day」の2曲。

それ以外の曲も派手さはないものの、2BO4の美学が貫かれたディープで美しいUKクラブジャズ・サウンドを楽しむことができます。

聴き直すほどに完成度の高さを実感できる1枚です。

クラブジャズ好きの人であれば、ぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Two Miles Before Dawn」
Paul Jason Fredericksをフィーチャー。派手さはありませんが、ジワジワと盛り上がってくるオープニング。ダンディズムがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=aRvrfNx2rvw

「Angel's Walk」
Paul Jason Fredericksをフィーチャー。抑えたトーンの落ち着きがいいですね。Chris Storrのフリューゲルホーンの音色が心地好いです。
https://www.youtube.com/watch?v=JeNbXEmY9VA

「One Day」
Gilles Peterson『Worldwide Programme 3』にも収録されていたクラブジャズ人気曲。 Valerie Etienneのヴォーカルをフィーチャーし、Andy Hammilの格好良いベース・ラインとエレガントなホーン・アンサンブルがキマった極上のワルツ・ジャズに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=HbrASYyV0w4

「Banks Of The Nile」
ジャズ・サックス奏者Carlos Garnettのジャズ・ダンサー・クラシックをカヴァー。Dee Dee Bridgewaterのヴォーカルをフィーチャーしたオリジナルはアルバム『Black Love 』(1974年)に収録されています。Ski Oakenfullの小粋なピアノとRobin Mullarkeyのベースに先導され、Valerie Etienneのヴォーカル、Ben CastleとChris Storrの二管が存在感を示します。
https://www.youtube.com/watch?v=9lDEbh5ooA0

Carlos Garnettのオリジナルもチェックを!
Carlos Garnett「Banks Of The Nile」
 https://www.youtube.com/watch?v=OyQk2VYcdpU

「Stiles」
アブストラクトHip-Hop的な小曲。

「Bluse For Brother」
Paul Jason Fredericks/Valerie Etienneをフィーチャー。Shawn LeeのギターとHip-Hop調の乾いたビートが印象的な哀愁フォーキー・ジャズ。

「Unclaimed」
Valerie Etienneをフィーチャー。Valerieの美しいヴォーカルが栄えるビューティフル・バラード。さり気ないですが愛があります。
https://www.youtube.com/watch?v=5IYBE_Tqf2Q

「Endless」
Paul Jason Fredericks/Valerie Etienneをフィーチャー。淡々とした中にもUKクラブジャズならではの美学が貫かれていてクールです。

「Closer」
Valerie Etienneをフィーチャー。ミステリアスな雰囲気の哀愁チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=ShX5ATcIljg

「The Bird Monstar」
アヴァンギャルド感のあるインタルード的な小曲。

「Three Street Worlds」
Valerie Etienneをフィーチャー。ダンサブルなビートでクールに疾走します。

「Rising」
本編のラストは西ロンドンの歌姫Bembe Segueをフィーチャーした約9分の大作です。ダンサブルなクロスオーヴァー・サウンドとBembe Segueの個性的なソウルフル・ヴォーカルが織り成すコズミックな仕上がりです。

「Moving」
国内盤ボーナス・トラック。Valerie Etienneをフィーチャーしたクラブジャズらしいダンサブルな仕上がり。

Two Banks Of Fourの他作品もチェックを!

『City Watching』(2000年)
シティ・ウォッチング

『Junkyard Gods』(2008年)
ジャンクヤード・ゴッズ
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2017年04月05日

The Roots『The Tipping Point』

最強Hip-Hopバンドの貫禄を見せつけた1枚☆The Roots『The Tipping Point』
Roots - The Tipping Point
発表年:2004年
ez的ジャンル:最強Hip-Hopバンド
気分は... :リコンストラクション!

今回は最強Hip-HopバンドThe Roots『The Tipping Point』(2004年)です。

これまで当ブログで紹介したThe Roots作品は以下の11枚。

 『Do You Want More?!!!??!』(1994年)
 『Things Fall Apart』(1999年)
 『Phrenology』(2002年)
 『Game Theory』(2006年)
 『Rising Down』(2008年)
 『How I Got Over』(2010年)
 John Legend & The Roots『Wake Up!』(2010年)
 Betty Wright & The Roots『Betty Wright: The Movie』(2011年)
 『Undun』(2011年)
 Elvis Costello & The Roots『Wise Up Ghost』(2013年)
 『...And Then You Shoot Your Cousin』(2014年)

前々作『Things Fall Apart』(1999年)で大成功を収めたThe Rootsですが、前作『Phrenology』(2002年)は、変化を求めてロックへのアプローチなども見られたため、賛否両論あったかもしれません。

本作『The Tipping Point』(2004年)では、前作での試行錯誤を経て、Hip-Hopバンドとしてスケール・アップしたThe Rootsサウンドを楽しむことができます。アルバムは全米アルバム・チャート第4位、同R&Bアルバム・チャート第2位に輝いています。

本作でバンド・メンバーとしてクレジットされているのは、Ahmir "?uestlove "Thompson(ds)、Tariq "Black Thought" Trotter(vo)、 Kamal Gray(key)、Leonard 'Hub' Hubbard(b)の4名。

さらにセッション・メンバーとして、Kirk "Captain Kirk" Douglas(g)、Omar Edwards(key)、Frank "Frankie Knuckles" Walker(per)といった後に正式メンバーとなる面々の名がクレジットされています。また、Scott Storchがプロデュースしている曲もあります。

ゲストとして、元メンバーのDice Rawをはじめ、Martin LutherWadud AhmadAaron LivingstonDevin The DudeJean Grae & Mack DubLatifが参加しています。

特に、グラミーにノミネートされたオープニング曲「Star/Pointro」から「I Don't Care」「Don't Say Nuthin'」「Guns Are Drawn」「Stay Cool」「The Web」までの前半6トラックにグッときます。

特別なことはしていないけど、音楽の幅を拡げ、バンドにブレない芯のようなものが通った1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Star/Pointro」
Wadud Ahmadをフィーチャー。グラミーのBest Urban/Alternative Performanceにもノミネートされた楽曲です。メッセージ性の強いPVも印象的でしたね。Wadudが歌うSly & The Family Stone「Everybody Is a Star」のフレーズとBlack Thoughtのラップのコントラストが聴く者の胸に刻まれます。。
https://www.youtube.com/watch?v=8Z9HvjbAYtA

「I Don't Care」
Domをフィーチャー。僕の一番のお気に入り。最強Hip-Hopバンドらしいグルーヴを存分に楽しめるのでは?鋭いナイフのようなBlack Thoughtのフロウもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=wWmu4-u80K4

「Don't Say Nuthin'」
Scott Storchがプロデュースしたアルバムからの先行シングル。The Rootsらしいダークなトーンの緊張感がある1曲に仕上がっています。シンセの音色が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=VB5coQcelAk

「Guns Are Drawn」
Aaron Livingstonをフィーチャー。前作でのロック・アプローチからの学習を踏まえた1曲に仕上がっているのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=a8LJDyFmdFo

「Stay Cool」
Martin Lutherをフィーチャー。独特の雰囲気を持つAl Hirt「Harlem Hendoo」ネタを巧く使ったジャジー・トラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=cTT1R2WJ6nU

「The Web」
The Rimshots「Dance Girl」ネタのドラムが格好良い1曲。大好きな「75 Bars (Black's Reconstruction) 」『Rising Down』収録)あたりと一緒に聴きたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=q2dZKf1fnO8

「Boom!」
かつての同僚Dice Rawをフィーチャー。Hugh Masekela「Up-Up and Away」ネタを使ったオールドスクール調の仕上がりです。

「Somebody's Gotta Do It」
Devin The Dude/Jean Grae & Mack Dubをフィーチャー。The Rootsにしては少しユルめのサウンドが印象的です。Jean Graeの女性ラップが入ることでいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=gc2NgotkfWE

「Duck Down!」
Domをフィーチャー。タイトルの通り、アヒルの鳴き声が聞こえてきます(笑)

「Why (What's Goin' On?)」
Latifをフィーチャー。ソウル・フィーリングのある1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=7PIt580K85s

「Why (What's Goin' On?)」の後に、隠れトラックとして、「The Mic」「Din Da Da」の2曲が収録されています。「The Mic」はBarry White「Standing in the Shadows of Love」をサンプリングしています。「Din Da Da」はGeorge Kranz、1983年のエレクトリック・ダンス・チューン「Din Daa Daa (Trommeltanz)」のカヴァーです。

The Rootsの過去記事もご参照下さい。

『Do You Want More?!!!??!』(1994年)
Do You Want More?!!!??!

『Things Fall Apart』(1999年)
シングズ・フォール・アパート

『Phrenology』(2002年)
Phrenology

『Game Theory』(2006年)
Game Theory

『Rising Down』(2008年)
Rising Down

『How I Got Over』(2010年)
How I Got Over

John Legend & The Roots『Wake Up!』(2010年)
Wake Up

Betty Wright & The Roots『Betty Wright: The Movie』(2011年)
Betty Wright: the Movie

『Undun』(2011年)
Undun

Elvis Costello & The Roots『Wise Up Ghost』(2013年)
Wise Up Ghost

『...And Then You Shoot Your Cousin』(2014年)
And Then You Shoot Your..
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2017年03月25日

Joseph Malik『Aquarius Songs』

エディンバラ出身の男性SSW/DJの2ndアルバム☆Joseph Malik『Aquarius Songs』
Aquarius Songs
発表年:2004年
ez的ジャンル:コンポスト系フューチャー・ジャズ
気分は... :クールな美学!

今回はドイツの人気クロスオーヴァー・ジャズ・レーベルCompost Recordsの作品からJoseph Malik『Aquarius Songs』(2004年)です。

Joseph Malikはスコットランド、エディンバラ出身の男性シンガー・ソングライター/DJ。

A.J NutallとのユニットBlacka'nizedでの活動や、当ブログでも紹介したドイツのNu JazzユニットTruby Trioのフィーチャリング・ヴォーカリストとしても有名かもしれません。

自身の名義では『Diverse』(2002年)と『Aquarius Songs』(2004年)という2枚のアルバムをCompost Recordsからリリースしています。2枚共に実質上はUKのマルチ・インストゥルメンタリストDavid Donnellyとのコラボ作です。

2枚目のソロ・アルバムとなる本作『Aquarius Songs』では、1stの『Diverse』以上によりフロアを意識したダンサブル・チューンが目立つ1枚に仕上がっています。

4つ打ちのダンサブル・チューン「Believe & See」、フロア仕様のフューチャー・ジャズ「Dream Dancer」、クールなスパニッシュ・チューン「Diablo」、ブラジリアンな「Silent Fools」、フューチャー・アーバン・メロウ「Mistress Moonlight」、セピアなジャジー・ミディアム「Aquarius Song」あたりがオススメです。

アルバム全体に貫かれたクールな美学が魅力の1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Aquarius Song」
タイトル曲はミステリアスなムードに包まれたジャジー・ミディアム。雰囲気のあるホーン・アンサンブルをはじめ、セピアなジャジー・サウンドが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=nnm5yDmChwM

「Diablo」
スパニッシュ・ギター、バンドネオン、フラメンコ調の手拍子が印象的なクロスオーヴァー・チューン。クールなスパニッシュ感にヤラれます。
https://www.youtube.com/watch?v=U0ID_Kp74-s

「Silent Fools」
シングルにもなりました。アコースティックな質感を生かしたメロウ&ミステリアスなダンサブル・チューン。中盤からブラジリアンなエレメンツも加わって盛り上がりが加速します。
https://www.youtube.com/watch?v=bpUYcbk9Nzw

「Nebula」
カリンバの音色をはじめ、トライバルな疾走感をフューチャリスティックに仕上げています。

「Dream Dancer」
Grand Unifiedプロデュース。クールなアッパー感にグッとくるフロア仕様のフューチャー・ジャズ。ミッドナイトな疾走感が格好良いです!
https://www.youtube.com/watch?v=yBYdZFGhbi0

「Believe & See」
4つ打ちのダンサブル・チューンはDJ人気の高い1曲なのでは?クールに疾走していくフューチャリスティック感がいいですね。

「Mistress Moonlight」
フューチャー・アーバン・メロウとでも呼びたくなるフューチャリスティックなジャジー・メロウ。今の僕の気分にかなりフィットする1曲です。

「Casualties Of War」
Steven Christieプロデュース。これまでの楽曲とは異なり生音重視のソウル・チューンに仕上がっています。

「Race Relations (Live)」
ラストはアコースティックなライブ・サウンドで締め括ってくれます。

未聴の方は『Diverse』(2002年)もチェックを!

『Diverse』(2002年)
Diverse
posted by ez at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする