2018年02月21日

Heston『Storyteller』

その才能を知らしめた良質インディR&B☆Heston『Storyteller』
Storyteller by Heston
発表年:2008年
ez的ジャンル:カリビアン系男性R&B/Soul
気分は... :美味いソース焼きそば!

今回はコアなR&Bファンから支持の高い男性R&B/SoulシンガーHestonのデビュー・アルバム『Storyteller』(2008年)です。

ドミニカ国(ドミニカ共和国ではありません)出身の男性R&B/SoulシンガーHestonことHeston Francisの紹介は、4thアルバム『Transparency』(2016年)に続き、2回目となります。

本作『Storyteller』(2008年)は、彼のデビュー・アルバムにして、その才能を知らしめた良質のインディR&B作品です。

Heston本人に加え、当ブログではお馴染みのアトランタを拠点とするプロデューサー/ベーシストKhari SimmonsSam SimsPhil Davisがプロデュースを手掛けています。

僕が大好きな女性R&BアーティストAngela JohnsonErykah Baduのバック・ヴォーカルやThe Foreign Exchangeファミリーの一員としても知られる女性R&BシンガYahzarahがフィーチャリングされています。

インディならではの魅力が詰まった心地好いR&B作品です。

Khari Simmons好きの僕としては、彼がプロデュースした「Hello Sunday」「Sunny Days」「Radio」「Your Perfume」の4曲がまず気になってしまいます。

それ以外であれば、Marvin Gayeライクなモダン・ソウル「Distant Lover」、Yahzarahをフィーチャーしたアイランド・モードのアコースティック・ソウル「Feel Like Dancing」、ジェントルなメロウ・チューン「Brand New You」Angela Johnsonとのデュエットによる感動バラード「Dreamy Eyes」あたりがおススメです。

インディR&B好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「My Baby」
Sam Simsプロデュース。格好良いベースがグイグイ引っ張るダンサブルな楽曲でアルバムは幕を開けます。ホーン隊も加わり、華のあるオープニングです。
https://www.youtube.com/watch?v=YSsAy6C-Apw

「Distant Lover」
Hestonプロデュース。Hestonの色気のあるヴォーカルを堪能できるグッド・ヴァイヴなモダン・ソウル。タイトルも含めてMarvin Gayeライクな感じもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=3MgPmNbwYIA

「Easy」
Hestonプロデュース。コンテンポラリー感のあるアーバン・ミディアム。派手さはありませんが、オトナR&Bな雰囲気に惹かれます。
https://www.youtube.com/watch?v=QLLMch07vG8

「No Way, No How」
Hestonプロデュース。しっとりと歌い上げるバラード。女性バック・ヴォーカルとの掛け合いが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=TKHJIFFgZHI

「Your Perfume」
Khari Simmonsプロデュース。ドリーミーなメロウ・サウンドとファルセットを駆使したHestonのヴォーカルがフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=dvvc4NS0JbA

「Radio」
Khari Simmonsプロデュース。Khari Simmonsらしいクリアなメロウ・サウンドをバックに、Hestonがしなやかに歌い上げる素敵なミディアム・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=LlrGRySwT4I

「Sumthing In The Water」
Phil Davisプロデュース。Hestonの丁寧なヴォーカルとコンテンポラリー・サウンドが織り成すグッド・ヴァイヴが心地好いミディアム・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=kwFslQkDYLk

「Brand New You」
Hestonプロデュース。ギターの美しい調べとジェントルなHestonのヴォーカルが優しく包み込んでくれる至極のメロウ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=Pb0Uy4pSMa4

「Dreamy Eyes」
Hestonプロデュース。Angela Johnsonをフィーチャー。Khari Simmonsを中心としたクロスオーヴァーなソウル/ジャズ・ユニットJivaのメンバーPaige Lackey Martinもバック・ヴォーカルで参加しています。AngelaとHestonが情感たっぷりのヴォーカルで魅せる感動的なソウル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=0z_1S6O2abA

「Feel Like Dancing」
Hestonプロデュース。Yahzarahをフィーチャー。HestonのカリビアンDNAを反映したアイランド・モードのメロウなアコースティック・ソウル。レゲエのラヴァーズ好きの人であれば気に入る1曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=7uFLlkpeugM

「Like Sunshine」
Hestonプロデュース。しみじみと歌い上げるアコースティック・ソウルはサンセット・モードにフィットしそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=p4zMdGt-bGA

「Good Morning America」
Hestonプロデュース。アコースティックな楽曲が続きます。ここではシンプルなギター弾き語りを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=KkUV0EvUv_8

「Hello Sunday」
Khari Simmonsプロデュース。子供の笑い声と共にスタートする都会的なソウル・チューン。Khari Simmonsらしいコンテンポラリー・サウンドを楽しめるます。
https://www.youtube.com/watch?v=6X593sGe4gU

「Sunny Days」
Khari Simmonsプロデュース。Khari Simmonsの十八番であるIncognitoライクな清涼ジャズ・ファンク・サウンドを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=bbrwkQL35j8

「Songbirds」
Hestonプロデュース。この年亡くなったキング・オブ・ポップMJへの追悼バラードでアルバムを締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Flns7HfLBX4

ご興味がある方はHestonの他作品もチェックを!

『Warm Human Cold World』(2011年)
Warm Human Cold World

『Love Junkie』(2013年)
Love Junkie

『Transparency』(2016年)
トランスペアレンシー
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2018年02月13日

Paulo Muniz『Sine Qua Non』

ジャジー/AORフィーリングが増した爽快メロウ・ボッサ☆Paulo Muniz『Sine Qua Non』
シネ・クァ・ノン
発表年:2007年
ez的ジャンル:ブラジリアン男性シンガー・ソングライター
気分は... :素直に楽しめないモヤモヤ感・・・

オリンピックは短時間に日本人メダリストが3名誕生しましたが、できることならば高木選手と高梨選手にはもっといい色のメダルを獲らせてあげたかったですね。3名とも感動をありがとう!

一方、スノーボード女子スロープスタイルはTVで観ていても日本人選手も含めて選手たちが気の毒で仕方がありませでした。4年間の努力の集大成の場があれほど劣悪な条件とは・・・選手たちのやりきれない気持ちを思うと言葉がありません。

そんな事もあってか、今回のオリンピックは素直に楽しめないモヤモヤ感がありますね。

今回はブラジリアン男性シンガー・ソングライターPaulo Munizの2ndアルバム『Sine Qua Non』(2007年)です。

1976年リオ・デ・ジャネイロ生まれのブラジル人SSW、Paulo Munizの紹介は『Trying To Fool Destiny』(2007年 ※国内盤)、『Your Love』(2012年)に続き3回目となります。

Paulo Munizと言えば、2007年に国内盤がリリースされた『Trying To Fool Destiny』(オリジナルは2006年)で日本のブラジル音楽ファンを魅了した現在進行形のボサノヴァ作品でした。

『Trying To Fool Destiny』は、ソフト&ジェントルな歌声と爽快メロウ・サウンドで当時の僕のヘビロテの1枚でもありました。

その勢いに乗ってリリースされた2nd『Sine Qua Non』(2007年)は、前作のソフト&ジェントルな歌声と爽快メロウ・サウンドを受け継ぎつつ、サウンドのバリエーションを増したジャジー/AORフィーリングが加わった1枚に仕上がっています。

楽曲はすべてPaulo Munizのオリジナルです。

他のPaulo Muniz作品同様に、親しみやすいソフト&メロウな音世界を満喫できる日本人込みのボッサ作品に仕上がっています。

優しい歌声と爽快メロウなボッサ・サウンドを求めている方はチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Last Try」
小粋なボッサ・フィーリングにフルート&ピアノによるジャジー・フィーリングが加わった洗練されたオープニング。スキャット・コーラスもいいですね。晴れた日の朝に聴くと、何か良いことが起きそうな予感しそう!

「Esqueca」
Paulo Munizらしい現在進行形ボサノヴァを堪能できる日本人好みの1曲に仕上がっているのでは?Munizのジェントル・ヴォーカルが実に心地好いですね。

「Sweet Delusion」
少しテンポを落としたスウィート・フィーリングの仕上がり。ストリングスが雰囲気を盛り上げてくれます。

「Um Acidente So」
ジャジー・サックスと共に始まるメロウ・チューン。ブラジル人SSWらしいメロディのジャジー・メロウを楽しめます。

「Even Better, Somehow」
ハーモニカがいいアクセントになっている爽快メロウ・ボッサ。どこまでも爽やかに疾走していく感じがPaulo Munizらしいですね。

「Tantas vezes」
シンプルなギターの弾き語りですが、逆にはMunizのジェントルな魅力が伝わってきます。

「Perdao」
『Trying To Fool Destiny』国内盤ボーナス・トラックとして収録されていた楽曲の正式ヴァージョン。ファンなら納得の洗練された爽快メロウに仕上がっています。涼しげなフルートとスキャット・コーラスもグッド!

「Sine Qua Non」
タイトル曲はエレガントなストリングスを配したロマンティックなボッサ・チューン。素敵なアレンジがいいですね。

「Ate O Final」
小粋なジャズ・サンバ調の仕上がり。60年代ジャズ・サンバの2000年代仕様にアップデートした感じがいいですね。素敵なサックスが盛り上げてくれます。

「Perdi」
ブラジル人SSWらしいメロディを楽しめる爽快メロウ。クラリネットのアクセントがいいですね。

「Any Further」
ラストは落ち着いた雰囲気のオトナのジャジー・メロウで締め括ってくれます。

Paulo Munizの他作品もチェックを!

『Trying To Fool Destiny』(2007年 ※国内盤)
トライング・トゥ・フール・デスティニィ(ジャパニーズ・エディション・デジパック仕様)

『Your Love』(2012年)
paulo muniz your love.jpg
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2018年02月08日

Think Twice『Rock To This Beat』

ソウル・テイストが強まった2ndアルバム☆Think Twice『Rock To This Beat』
ロック・トウ・ディス・ビート
発表年:2008年
ez的ジャンル:カナダ産ジャジーHip-Hop
気分は... :マインド・リセット!

カナダのHip-HopユニットSpecificsのメンバーであるトラック・メイカーThink Twice(Phil Kennedy)の2ndソロ・アルバム『Rock To This Beat』(2008年)です。

Golden Boy(Spencer Miller)DJ GoserとのユニットSpecificsのメンバーThink Twiceの紹介は、1stソロ・アルバム『With A Loop And Some Swing』(2007年)に続き2回目となります。

2ndソロとなる本作『Rock To This Beat』(2008年)は、従来のジャジー・テイストに加え、ソウル・テイストのトラックが目立つ1枚に仕上がっています。

メロウ・ソウルな「All I Do」「Do You Want Me」「They Don’t Know」、70年代ニューソウルな「God Bless The Childe」、ヴィンテージ感のある「So Hard To Say Goodbye」あたりが本作らしいかもしれません。

勿論、「Morning After Blues」「Supernova」等のジャジー・メロウ・トラックも収録されています。

メロウ・ビーツ好きの人は是非チェックを!

全曲紹介しときやす。

「Morning After Blues」
Velvet Trench Vibes & Johnny Griffinをフィーチャー。本作がリリースされた2008年に逝去したジャズ・サックス奏者Johnny Griffinの名がクレジットされていますが、どういった関与なのかが不明です。中身はモントリオール出身のHip-HopユニットVelvet Trench Vibesを迎え、Think Twiceが心地好いメロウ・ヴァイヴを届けてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=r6r4sbDIVFo

「All I Do」
Shubert & Eterniaをフィーチャー。本作らしいメロウなソウル・テイストを楽しめるトラック。僕の嗜好にフィットする開放的なメロウ・ヴァイヴがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=1AAOMwGaFuo

「Tell Me」
Fineprint & Shubertをフィーチャー。ピアノ・ネタとシンセ・ネタの組み合わせがナイスなジャジー・メロウ。
https://www.youtube.com/watch?v=6llAocGiaEg

「So Hard To Say Goodbye」
Manchilde & Fredy Vをフィーチャー。新機軸であるヴィンテージ・ソウル・フィーリングを早回しを交えながら披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=IPsEaaPPloI

「Supernova」
Coatesをフィーチャー。O'donel Levy「We've Only Just Begun」をサンプリングしたジャズ・ギター・ループが印象的なジャジー・メロウ。
https://www.youtube.com/watch?v=WvJcTMnPXec

「Back Then」
Karmaをフィーチャー。美しいピアノ・ループでジャジー・フィーリングを満喫できるトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=tMjUs6evweg

「Do You Want Me」
Shubertをフィーチャー。本作らしいメロウ・ソウル・テイストを存分に楽しめます。ヴォコーダー使いも含めて僕好みのトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=G9tZOuUz1yU

「Aj’s Instrumental」
ジャズ・フィーリング満載のインストで従来からのファンを楽しませてくれます。

「Money In The Rhymebook」
Coatesをフィーチャー。ジャズ・ギター・ループを効果的に使ったトラック。ブラジリアンな隠し味も効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=XZ5s_V1LSlk

「God Bless The Childe」
Manchildeをフィーチャー。70年代ニューソウル・フィーリングを感じるソウル・トラック。当時の僕の嗜好にフィットする1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=Qm6L1OS-ID0

「Hands Clap」
LotusとSpecificsの盟友Golden Boyをフィーチャー。ギター・ループを使ったトラックに、Golden Boyらがリリックを重ねます。

「They Don’t Know」
The 49ers & Kosha Dillsをフィーチャー。始まった途端にナイス・トラックだとわかるキャッチーなメロウ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=6LTyxy-kZ68

「Piano Break」
タイトルの通り、ピアノ・ネタの小曲でアルバムの余韻に浸らせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=bYmnyfJVOGk

「Do You Want Me (Reprise)」
ラストはShubertとTaliをフィーチャーした「Do You Want Me」のリプライズ、というより別ヴァージョンといったところでしょうか。

Specifics/Think Twice関連の他作品もチェックを!

Specifics『Lonely City』(2004年)
ロンリー・シティ

Specifics『II』(2007年)
II

Think Twice『With A Loop And Some Swing』(2007年)
ウィズ・ア・ループ・アンド・サム・スウィング

Think Twice & David Ryshpan『Jazz Carnival』(2009年)
ジャズ・カーニバル
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2018年01月27日

Timo Lassy『The Soul & Jazz Of Timo Lassy』

FCQのサックス奏者の初ソロ☆Timo Lassy『The Soul & Jazz Of Timo Lassy』
Soul & Jazz of Timo Lassy
発表年:2007年
ez的ジャンル:フィンランド産クラブジャズ/Nu Jazz
気分は... :北欧の美意識・・・

ヨーロッパのNu Jazzシーンを牽引したフィンランドの人気ジャズ・バンドThe Five Corners Quintet(FCQ)のメンバーであったサックス奏者Timo Lassyの初ソロ・アルバム『The Soul & Jazz Of Timo Lassy』(2007年)です。

Timo Lassyは1974年フィンランド、ヘルシンキ生まれ。

2003年ヘルシンキで結成されたThe Five Corners Quintet(FCQ)のサックス奏者として、クラブジャズ・シーンから注目を浴びます。FCQ名義で『Chasin' The Jazz Gone By』(2005年)、『Hot Corner』(2008年)、『The Helsinki Sessions - Recorded Live』(2011年)という3枚のアルバムをリリースしています(FCQは2012年に活動休止)。

ソロ名義では、本作『The Soul & Jazz Of Timo Lassy』(2007年)を皮切りに、人気US男性ジャズ・シンガーJose Jamesとの共演作Timo Lassy Featuring Jose James『Round Two』(2009年)、『In With Lassy』(2012年)『Love Bullet』(2015年)といった作品をリリースしています。

本作『The Soul & Jazz Of Timo Lassy』(2007年)は、タイトルからも想像できるようにソウルフル&ファンキーなテイストのダンサブルなクラブジャズ作品に仕上がっています。

プロデュースはFCQの同僚Teppo Makynen(Teddy Rok

レコーディングにはTimo Lassy(ts、bs、fl)、Jukka Eskola(tp)、Antti Lotjonen (b)、Teppo Makynen(ds、per、vibe)というFCQの同僚はじめ、Georgios Kontrafouris(p)、Mikko Mustonen(tb)といったメンバーが参加しています。

僕好みのアフロ/ラテンなダンシング・ジャズが多いのがいいですね。あとはスプリチュアル×モーダルな演奏にもグッときました。

個人的には、FCQ本隊よりもメンバーのソロ作品の方がフィットするみたいです。

全曲紹介しときやす。

「High At Noon」
Timo Lassy作。2006年に1stシングルとしてリリースされていた楽曲。僕好みのアフロ・サンバなダンシング・ジャズ。ライナーノーツにも記載されているようにTimoのブロウはPharoah Sanders調です。
https://www.youtube.com/watch?v=wzdusCNTWek

「Early Move」
Timo Lassy作。ジャズ・ロック的な緩急をつけた演奏です。Teppo Makynenのローリング・ドラムや小粋なGeorgios Kontrafourisのピアノも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=HAH00F7SmT0

「Live At The Timber Yard」
Timo Lassy作。疑似ライヴ調のブーガルー調ジャズ・ロック。思わずハンドクラップしてしまうノリのいい演奏です。Timoのブロウにもラテン乗りのパッションを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=mMLtkReZXcE

「The Call」
Timo Lassy作。ラテン・フレイヴァーのダンシング・ジャズ。Timo、Jukka Eskola、Mikko Mustonenの三管のアンサンブルが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=mduZJyOfX6A

「Universal Four」
Teppo Makynen作。スプリチュアル×モーダルな仕上がり。一歩間違えれば、アンバランスになりそうですが、スプリチュアルとモーダルを両立させている点に脱帽です。
https://www.youtube.com/watch?v=SL3eJLduIGg

「Weldon」
Teppo Makynen作。軽快なラテン・リズムに乗ってTimoがソウルフルなブロウを聴かせてくれるNu Jazzらしい演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=Z0OFOcmOSpE

「Sweet Spot」
Timo Lassy/Teppo Makynen作。ボッサ・フィーリングのヒップで軽快な演奏が心地好いですね。Georgios Kontrafourisの少し気取ったピアノもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=bDFVh_uhj5w

「Love Moan」
Timo Lassy作。"動"の演奏が多いアルバムですが、ここでは"静"のスプリチュアル×モーダルな演奏で惹きつけます。Makynenのヴァイヴが全体を落ち着かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=OzKvZR7P474

「African Rumble」
Timo Lassy/Teppo Makynen作。「High At Noon」とのカップリングによる1stシングル。北欧Nu Jazzらしい洗練にグッとくるアフロ・ジャズに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=vsDnXSbX1Ws

国内盤にはボーナス・トラックとして 「A.L's Spot」(「Sweet Spot」の別テイク)が追加収録されています。

Timo Lassyの他作品もチェックを!

Timo Lassy Featuring Jose James『Round Two』(2009年)
ラウンド・トゥー

『In With Lassy』(2012年)
IN WITH LASSY [輸入盤]

『Love Bullet』(2015年)
Love Bullet
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2018年01月20日

Georgia Anne Muldrow『Olesi: Fragments of an Earth』

Stones Throw初の女性アーティスト作品となったデビュー作☆Georgia Anne Muldrow『Olesi: Fragments of an Earth』
Olesi: Fragments of an Earth
発表年:2006年
ez的ジャンル:Stones Throw系エクスペリメンタルR&B
気分は... :世界観が大事!

独特の音世界でファンを魅了する女性R&BアーティストGeorgia Anne Muldrowのデビュー・アルバム『Olesi: Fragments of an Earth』(2006年)です。

L.A.出身の女性R&Bシンガー/ソングライター/プロデューサーGeorgia Anne Muldrowに関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『Umsindo』(2009年)
 『Kings Ballad』(2010年)
 『Seeds』(2012年)

デビュー・アルバムとなった本作『Olesi: Fragments of an Earth』(2006年)は、気鋭のインディ・レーベルStones Throw、初の女性アーティスト作品となりました。

Georgia Anne Muldrow本人がプロデュースを務め、当時のレーベル・メイトで公私のパートナーとなるDudley Perkinsがエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねます。

R&B、Hip-Hop、ジャズがコズミック感覚でクロスオーヴァーしたサウンドと、何物にも縛られない自由を感じるMuldrowのヴォーカルが印象的な密度の濃い1枚に仕上がっています。

特に本作ではJ DillaSa-Raあたりに通じるHip-Hopフィーリングが印象的です。その意味ではヴォーカリストのみならず、プロデューサーとしての才も実感できます。

それに加え、スピリチュアル/アフロ・スピリチュアルな感覚が薄っすらと彼女のヴォーカルに貫かれているのも、僕が本作に惹かれる理由だと思います。

彼女のアルバムの場合、記事を書くのに曲数の多さがいつもネックになるのですが、本作『Olesi: Fragments of an Earth』も全21曲とボリューミーです(笑)。

Georgia Anne Muldrowという才能を世に知らしめるためには、21曲でも少ないのかもしれませんが・・・

彼女ならではの音世界を楽しみましょう!「

全曲紹介しときやす。

「New Orleans」
アヴァンギャルドなジャズ・フィーリングが支配するオープニング。今ジャズ感覚で聴くのも楽しいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=8n9v3hBoxCA

「Melanin」
J Dilla感覚のビートとMuldrowのピュアなヴォーカルが印象的なネオソウル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=cPyuNuIv5eg

「Wrong Way」
少しレイジーなビート感が印象的です。Muldrowらしいブラック・ミュージックを楽しめる1曲なのでは。
https://www.youtube.com/watch?v=YeSqiCEOc4Y

「Feet」
美しさの中にほんのり漂うフューチャリスティック感がいいですね。もっと長尺で聴きたい!

「Frames」
2分に満たない小曲ですが、格好良いアブストラクトHip-Hopチューンに仕上がっています。

「Lovelight」
同じく2分に満たない小曲ですが、Muldrowが才能あるトータル・ミュージシャンであることを示すコズミックなR&Bサウンドに惹かれます。
https://www.youtube.com/watch?v=X7RvpH1BVSs

「Radio WNK」
つなぎ小曲ですが、トリップ感覚のブラック・ミュージックを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=SQBOTfyFsi0

「Because」
メロウネスが妖しく浮遊するMuldrowならではのネオソウル・ワールドを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=4OFo-IdV0GE

「Speakervision」
J Dilla感覚のビートとMuldrowらしい音世界が見事に融和しています。
https://www.youtube.com/watch?v=LSFMa507iYw

「Wheels」
軽くトライバルなフィーリングのサウンドをバックに、Muldrowのヴォーカルが言霊のように響き渡ります。
https://www.youtube.com/watch?v=a2-7Og9HwhA

「Birds」
中毒性の高いグルーヴにヤラれてしまう1曲。何度もループしているうちにハマっていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=II_vhzfJkGQ

「Amnrh (Interlude)」
インタールドですが、Muldrowらしい音世界を楽しめます。

「West Coast Recycler」
Hip-HopサイドにおけるMuldrowの才を楽しめる1曲。僕好みのサウンドです。
https://www.youtube.com/watch?v=9G6gLlnrEX0

「Boom」
Muldrowのヴォーカルに寄り添うベースが印象的です。

「Patience」
スピリチュアル・ジャズのフィーリングながらもアヴァンギャルドなオーラを放つバラード。The Weeknd「Initiation」のサンプリング・ソースになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=vLeRrcvYdZE

「Blackman」
コズミックなR&Bワールドが印象的な仕上がり。コレも長尺で聴きたい・・・
https://www.youtube.com/watch?v=V5pC0ZNQDXE

「Leroy」
「A Requiem For Leroy」のタイトルで12" もリリースされたコズミック・グルーヴ。Sa-Raあたりと一緒に聴くのもいいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=uXm11AzvvMI

「Nowadayze」
ヴォーカル・ワークの中にアフロ・スピリチュアルなフィーリングを感じるR&Bグルーヴ。

「Skaw De Beast」
ビート感覚とヴォーカルの調和が絶妙な完成度の高い1曲。トータルなミュージシャンとしての才を示してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=pPUqTOaocQc

「Epilogue」
アブストラクトなトラックが格好良い1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=3qFyqFSQ7fY

「Blackman (Reprise)」
「Blackman」のリプライズで余韻に浸りながらエンディングを迎えます。

Georgia Anne Muldrowの過去作品もチェックを!

『The Worthnothings EP』(2004年)
Worthnothings

G&D『The Message Uni Versa』(2007年)
The Message Uni Versa

Pattie Blingh and the Akebulan 5『Sagal』(2007年)
Sagala

『Umsindo』(2009年)
Umsindo

『Early』(2009年)
Early

『Georgia Anne Muldrow Presents Ms One & The Gang』(2009年)
Ms. One

『Kings Ballad』(2010年)
Kings Ballad

Georgia Anne Muldrow & Declaime『Someothaship』(2010年)
Someothaship

Jyoti『Ocotea』(2010年)、
Jyoti-Ocotea Album

『Vweto』(2011年)
Vweto

『Owed to Mama Rickie』(2011年)
Owed to Mama Rickie

『Seeds』(2012年)
Seeds

The Blackhouse『The Blackhouse』(2012年)
Blackhouse

G&D『Lighthouse』(2013年)
Lighthouse

Jyoti『Denderah』(2013年)
Denderah

『A Thoughtiverse Unmarred』(2015年)
A Thoughtiverse Unmarred
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