2019年01月17日

Cozette Morgan『Stay With Me』

『Juicy 2』掲載盤、生音重視の90年代女性R&B☆Cozette Morgan『Stay With Me』
cozette morgan ‎stay with me.jpg
発表年:1995年
ez的ジャンル:オーセンティック女性R&B/ソウル
気分は... :生音重視!

今回は90年代女性R&B/ソウルからCozette Morgan『Stay With Me』(1995年)です。

女性シンガーCozette Morganの詳細なプロフィールは不明。

本作『Stay With Me』(1995年)が唯一のアルバムです。

90年代R&B/Hip-Hopの人気ディスク・ガイド『Juicy 2』に掲載されたことにより、再評価が高まった1枚です。

メイン・プロデューサーはNiko Lyras、それ以外にMic MurphyとのユニットThe Systemのメンバーとして知られるDavid Frank、元Dazz BandのメンバーMichael Calhounもプロデュースは手掛けています。

Michael Calhounはソングライティングでも大きく貢献しており、全11曲中8曲で楽曲提供しています(共作含む)。

本作の特徴は、打ち込み、サンプリング全盛の90年代において、生演奏で全編貫かれている点です。そのため、70〜80年代ソウルのヴァイヴを受け継いだR&B/ソウル作品に仕上がっています。

シングルにもなった「All Out Of Love」「I Forgive You」といったメロウ・ソウルが僕のお気に入り。

それ以外に「Pain」「Love Thang」といったファンキー・グルーヴ、正統派ソウル・バラード「Killer Blues」Aretha Franklinの名曲カヴァー「Think」、The Stylisticsのカヴァー「Break Up To Make Up」あたりもおススメです。

時代に左右されないレディ・ソウルを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Pain」
David Frankプロデュース。生音グルーヴが心地好いファンキー・ミディアムがオープニング。70年代ソウル的な臨場感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=FGe4behbhJo

「I Forgive You」
David Frankプロデュース。Rude BoysのメンバーLarry Marcusの作品。温もりのあるメロウ・ソウル。打ち込み全盛の時代に生音メロウ・ソウルを貫く潔さがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=22r27FZatPA

「Killer Blues」
Niko Lyrasプロデュース。正統派ソウル・バラード。奇をてらわない真摯な感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=suFlJO9hQ9w

「Love Thang」
Niko Lyrasプロデュース。開放的なホーン・アンサンブルが盛り上げてくれるダンサブルなファンキー・チューン。生音ならではの豪快なグルーヴをバックに、Cozetteのヴォーカルも絶好調です。グルーヴィーなハモンド・オルガンもグッド!

「Stay (Just)」
Niko Lyrasプロデュース。哀愁バラードをしっとりと歌い上げます。イントロが上田正樹「悲しい色やね」に聴こえてきてしまいます(笑)

「Think」
Niko Lyrasプロデュース。Aretha Franklin、1968年の大ヒット曲をカヴァー(Aretha Franklin/Ted White作)オリジナルは『Aretha Now』に収録されています。オリジナルの雰囲気を受け継ぐ、ゴスペル・ライクで豪快なファンキー・グルーヴに仕上がっています。ベタですが、Cozetteのヴォーカル・スタイルにピッタリなカヴァーなのでは?

「All Out Of Love」
Michael Calhounプロデュース。シングルにもなったメロウ・ミディアム。80'sブラコン的な魅力があっていいですね。僕の一番のお気に入りです。
https://www.youtube.com/watch?v=_ay0sDm5yIE

「To Love You」
Niko Lyrasプロデュース。切々と歌い上げる哀愁ソウル・バラード。泣きのギターも聴きものです。
https://www.youtube.com/watch?v=rohWAD1l65Q

「Break Up To Make Up」
Niko Lyrasプロデュース。The Stylistics、1973年のヒット曲をカヴァー(Thom Bell/Linda Creed/Kenny Gamble作)。オリジナルはアルバム『Round 2』に収録されています。特別なことはしていませんが、良い曲を素直に歌い上げる感じが好感持てます。
https://www.youtube.com/watch?v=oTCWbsC9bvk

「Don't Turn Your Love Around」
Niko Lyrasプロデュース。70〜80年代ソウル的な雰囲気を持った感動バラード。聴き重ねるほどグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=V5wMK4kmk5o

「Killer Blues (Jam Session) 」
Michael Calhounプロデュース。「Killer Blues」のジャム・セッション・ヴァージョン。

NFLのポストシーズンは、いよいよAFC/NFCチャンピオンシップですね。
両カンファレンスとも第1シード、第2シードが勝ち上がる順当な展開ですが、個人的にはチーフス対ラムズのスーパーボウルが観たいですね!
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2019年01月16日

Bruno E『Alma Sessions』

奥方Patricia Marxだけではない!旦那のリーダー作☆Bruno E『Alma Sessions』
Alma Sessions
発表年:2005年
ez的ジャンル:ブラジリアン・メロウ・グルーヴ
気分は... :空の世界・・・

今回はブラジル人DJ/プロデューサーBruno Eが2005年にリリースした『Alma Sessions』です。

ブラジル人女性シンガーPatricia Marxの旦那様としても知られるBruno Eの紹介は、Patricia Marx & Bruno E.『Patricia Marx & Bruno E.』(2010年)に続き2回目となります。

『Alma Sessions』(2005年)は、O Discurso名義の『O Discurso』(1999年)、『Lovely Arthur』(2003年)に続く3枚目のリーダー作となります。

Bruno E自身がプロデュースを務め、奥方Patricia Marxをはじめ、当ブログでも紹介したナイジェリア出身、UKを拠点に活動するシンガー・ソングライター/マルチ・インストゥルメンタリストXantone Blacq、故Elis Reginaの元夫、Maria Ritaの父であるCesar Camargo Mariano、60年代から活躍する鬼才Tom ZeD'Influenceの元メンバーSarah Anne Webb等をフィーチャーしています。

Bruno Eといえば、クラブ寄りのサウンドをイメージする人もいるかもしれませんが、本作ではジャジー&メロウ・サウンドが強調されています。

Xantone Blacqをフィーチャーした「Alma」「Welcome Home」、奥方Patricia Marxをフィーチャーした「Claras Revolucoes」「... Is Love」「Sons」、Sarah Anne Webbをフィーチャーした「Feel」あたりがおススメです。

プロデューサーBruno Eの手腕が発揮されたブラジリアン・メロウ・グルーヴを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Soul Storm」
Cesar Camargo Marianoのエレピをフィーチャー。スピリチュアル・ムードの中でCesar Camargo Marianoのメロウ・エレピが美しく響きます。
https://www.youtube.com/watch?v=PuVHAXs8TTI

「Alma」
ナイジェリア出身、UKを拠点に活動するシンガー・ソングライター/マルチ・インストゥルメンタリストXantone Blacqをフィーチャー。Xantone Blacqのソウルフル・ヴォーカルを活かしたブラジリアン・メロウ・ソウル。ネオソウル好きの人も気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=o0QR9oCMIjc

「Mister Modernismo」
鬼才Tom Zeをフィーチャー。アシッド・ジャズ調のメロウ・グルーヴに乗ったTom Zeの呟きヴォーカルがラップのようでフィットしています。気の利いたホーン・アンサンブルをいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=p5xOK75HZds

「... Is Love」
奥方Patricia Marxをフィーチャー。哀愁バラードを憂いを帯びたヴォーカルで歌い上げます。何とも切ない雰囲気にグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=AH59IL-WL_w

「Feel」
D'Influenceの元メンバーSarah Anne Webbをフィーチャー。Bruno Eらしいクラブジャズ的なボッサ・グルーヴに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=MVErxab3W_k

「A Tempestade (The Storm)」
哀愁モードのインスト。Bruno Eの鍵盤を楽しみましょう。

「Welcome Home」
Xantone Blacqをフィーチャー。Xantone BlacqとBruno Eの個性が程良く調和したモダンなブラジリアン・メロウ・ソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=DjrnpIqpggY

「Claras Revolucoes」
Patricia Marxをフィーチャー。Patricia Marxの透明感のあるヴォーカルが映える、少しミステリアスなブラジリアン・メロウ・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=HiexI2wZR7U

「Sons」
Patricia Marx、Silveraをフィーチャー。軽くレゲエ・エッセンスも取り込んだメロウ・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=9ICJ4hRP3Go

「Alma (Take 2)」
2曲目「Alma」の別テイク。生演奏によるボッサ・フィーリングを強調したヴァージョンです。
https://www.youtube.com/watch?v=R6Pl_vp_mvQ

「The Birth Of A Star」
ラストは朝陽が昇るようなジャジー・メロウ・インストで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Py9fMVYH7yc

Bruno Eの他作品もチェックを!

O Discurso『O Discurso』(1999年)
O Discurso

『Lovely Arthur』(2003年)
Lovely Arthur

Patricia Marx & Bruno E.『Patricia Marx & Bruno E.』(2010年)
patricia marx & bruno e. .jpg
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2019年01月12日

Trin-i-tee 5:7『T57』

女性ゴスペル・グループ、貫禄の4th☆Trin-i-tee 5:7『T57』
T57
発表年:2007年
ez的ジャンル:女性コンテンポラリー・ゴスペル・グループ
気分は... :フロウネシス・・・

今回は女性ゴスペル・グループTrin-i-tee 5:7の4thアルバム『T57』(2007年)です。

ニューオリンズで結成された女性ゴスペル・グループTrin-i-tee 5:7の紹介は、デビュー・アルバム『Trin-i-tee 5:7』(1998年)、『Spiritual Love』(1999年)に続き3回目となります。

本作『T57』(2007年)におけるメンバーは、Angel TaylorChanelle HayesAdrian Andersonの3名。

上記ジャケは通常盤ですが、僕が保有するのはオリジナル12曲に3曲が追加され、ジャケも異なる2008年リリースのDeluxe Editionです。

Trin-i-tee 5:7『T57 (Deluxe Edition)』
T57 (Dlx)

Beyonceの父、Mathew Knowlesがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、Walter MilsapBeyonceの妹Solange KnowlesBama BoyzDana HammondDJ Staticがプロダクションに関わっています。さらにDeluxe EditionではRodney Jerkinsプロデュース曲もあります。

Mathew Knowles、Solangeの影響からか、Beyonceばりのダンス・チューンもありますが、個人的には女性コンテンポラリー・ゴスペル・グループとしての成熟を感じるミディアム〜スロウ系に魅力を感じます。

2ndシングル「I Will Lift」をはじめ、「Soul Is Anchored」「U Saved Me」といったコンテンポラリー・ゴスペルらしい感動バラードがいいですね。

キュート&メロウな「I Want To Go Back」、ファンキーな「God's Triangle」も僕好み。

Beyonceライクなダンサブル・チューンであれば、「Listen」「Reflection」、さらにはDeluxe Editionのみのトラック「Get Away」をどうぞ!

最新R&Bを意識しつつ、コンテンポラリー・ゴスペル・グループとしての成熟を見せてくれた1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Listen」
アルバムからの1stシングル。Beyonceライクなハンドクラップ入りダンス・チューンがオープニング。決して彼女たちらしいとは思いませんが、当時のR&Bサウンドを意識したパンチの効いた1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=rovhqwrwni8

「I Need You」
コンテンポラリー・ゴスペルにブルース・フィーリングを巧みに融合させたミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=PURW6x33y8k

「I Will Lift」
アルバムからの2ndシングル。僕の一番のお気に入り。コンテンポラリー・ゴスペルらしいビューティフル・バラード。3人の素晴らしいヴォーカルワークに心が洗われます。
https://www.youtube.com/watch?v=F1taM7PGNoA

「Reflection」
コレもBeyonce系のダンス・チューン。少しエキゾチックな雰囲気が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=qpgKoV6TKkg

「Love」
アコースティックな質感のバラード。さり気なさが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=-K81gtGashk

「God's Triangle」
ダイナミックなファンキー・サウンドが印象的なダンサブル・チューン。鮮やかなホーン・アンサンブルと彼女たちのパンチの効いたヴォーカルワークがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jgFRQt5Bxf0

「Soul Is Anchored」
The Pastor Rudy Experienceをフィーチャー。ソウルフルなオルガンの音色が彼女たちの感動的なヴォーカルを引き立てる絶品バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=hFOEjCh2xuk

「I Still Love You」
グループの成熟を感じるミディアム・バラード。堂々とした歌いっぷりを見せつけてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Pwwkd1Z26cw

「I Want To Go Back」
キュートに迫るR&Bテイストのメロウ・ミディアム・グルーヴ。胸キュンな感じがたまりません。個人的にはこのタイプをもっとやってほしかった!
https://www.youtube.com/watch?v=4saK1TXJ264

「U Saved Me」
The Pastor Rudy Experienceをフィーチャー。ゴスペルらしい厳かな雰囲気を満喫できる感動的な1曲。目を閉じて聴いていると神の啓示を受けられるかも?
https://www.youtube.com/watch?v=4hhtRD-U8Xk

「Like U」
ピアノをバックにしたビューティフル・ゴスペル・バラード。さりげないR&Bのアクセントでモダンに仕上げているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=4gKZXiRCyyw

「Beautiful Girl」
ラストは子供の声が聴こえてくる大きな愛に満ちたプリティな1曲で和やかに締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=bD8vYN2DatU

Deluxe Editionには、オリジナル12曲に先駆け、以下の3曲がアルバム冒頭に配されています。特に、Rodney Jerkinsプロデュースの「Get Away」はアルバムからの3rdシングルにもなっています。
「Get Away」
https://www.youtube.com/watch?v=cIzzddZgzZ0
「You're Holy」
https://www.youtube.com/watch?v=Atbfm2jw9_c
「It Wasn't Me」
https://www.youtube.com/watch?v=UDAOd25ZBsw

ご興味のある方は他のアルバムもどうぞ!

『Trin-i-tee 5:7』(1998年)
Trin-I-Tee 5:7

『Spiritual Love』(1999年)
Spiritual Love

『The Kiss』(2002年)
Kiss

『Angel & Chanelle』(2011年)
Angel & Chanelle
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2019年01月05日

Frank McComb『The Truth Vol.2』

未発表作品集とは思えないクオリティ☆Frank McComb『The Truth Vol.2』
TRUTH VOL.2
発表年:2006年
ez的ジャンル:ジェントル系男性ソウル・シンガー
気分は... :不遇にめげず・・・

今回は"21世紀のDonny Hathaway"と称される男性ソウル・シンガーFrank McComb『The Truth Vol.2』(2006年)です。

"21世紀のDonny Hathaway"として日本でも根強い人気を誇るFrank McCombの紹介に関して、これまで当ブログで紹介した作品は以下の3枚。

 『The Truth』(2003年)
 『Straight From The Vault(Special Edition)』(2006年)
 『A New Beginning』(2011年)

『The Truth』(2003年)で日本のR&B/ソウル・ファンを虜にしたFrank McComb

本作『The Truth Vol.2』(2006年)は、その『The Truth』(2003年)の続編となります。

なんて書きましたが、結局、『The Truth』(2003年)や本作『The Truth Vol.2』(2006年)は、お蔵入りになっていた楽曲群を本人の意思に関係なくリリースした未発表作品集です。

そのため、本作『The Truth Vol.2』(2006年)は、同時期にリリースされた『The 1995 Bootleg』(2006年)と内容が重複している部分があるので注意してください。

それでも、素晴らしい内容のアルバムに仕上がっているのがFrank McCombというアーティストの凄さかもしれませんね。

プロデュースはSteve Harvey

レコーディングにはFrank McComb(key、vo)以下、Sekou Bunch(b)、Freddie Washington(b)、元Rufus & Chaka KhanBobby Watson(b)、Steve Harvey(ds、per)、Harvey Mason(ds)、Doc Powell(g)、Tony Maiden(g)、Jimi Macon(g)、Billy Preston(org)、Paulinho Da Costa(per)、Jerry Hey(horns)、Derek Watkins(sax)、Branford Marsalis(sax)、Louis Van Taylor(sax)、Lynn Davis(back vo)等が参加しています。

"21世紀のDonny Hathaway"と称されるMcCombですが、個人的にはStevie Wonder的な部分にも惹かれます。

そのStevie Wonderのカヴァー「Golden Lady」をはじめ、
「Only In My Dreams」「Somebody Like You」「Do You Remember」といったStevieライクな楽曲が僕のお気に入りです。

それ以外に「More Than Friends」「Labelled As Love」といったジェントルな魅力に溢れたバラードもおススメです。

ちなみに国内盤はジャケが異なるのでご注意を!

『The Truth Vol. 2 aka Motown Sessions』(2007年)※国内盤
ザ・トゥルース aka モータウン・セッションズ

「Golden Lady」以外はFrank McCombのオリジナルです(参加メンバーとの共作含む)。

全曲紹介しときやす。

「More Than Friends」
これぞ"21世紀のDonny Hathaway"といった趣のオープニング。メロウなローズの音色と美しいストリングスをバックに、ジェントルなヴォーカルで歌い上げる素敵なミディアム・バラード。Donny HathawayStevie Wonderを足して2で割ったようなMcCombのヴォーカルの魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZmcXdusrxOY

「Only In My Dreams」
70年代のStevie Wonder作品をイメージさせるドリーミーなミディアム・グルーヴ。薄っすらラテンの隠し味がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=r20kDc6q7c4

「Golden Lady」
Stevie Wonderの名曲カヴァー。オリジナルは名盤『Innervisions』(1973年)収録です。当ブログではこれまでJose FelicianoReel Peopleのカヴァーも紹介済みです。オリジナルの雰囲気を受け継ぎつつ、McCombらしいジェントルな魅力に溢れた好カヴァーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=FDvFdG2l2aM

「So Lovely」
コンテンポラリーなミディアム・ソウル。力みのないオトナのコンテンポラリー・ソウルといった感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VEAQTFkFZ5I

「Somebody Like You」
McCombのピアノに加え、ベテランBilly Prestonのハモンドがいい味出しているStevie Wonder調のミディアム・バラード。McCombのソウル愛に溢れた聴く者をハッピーにしてくれる素敵な1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=x9vQ9-SZgQw

「Tomorrow's Not Promised」
ジャジー&メロウな魅力に溢れたアーバン・ソウル。Jerry Hey、Branford Marsalisといったホーン陣の好アシストも光ります。
https://www.youtube.com/watch?v=vKnHmrSECZc

「Do You Remember」
ウーリッツァーの響きが印象的なソウル・グルーヴ。70年代テイストをコンテンポラリーにアップデートさせた感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=lX3J8J5DHkc

「Labelled As Love」
McCombお得意のメロウなローズの音色に乗ったジェントル・バラード。さり気なさが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=whMI2wQflWc

「Intimate Times」
『The Truth』(2003年)にも収録されていた楽曲のヴァージョン違い。このあたりは販売元の無理矢理感がありますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=j0W5_H_zkpQ

「Left Alone」
『Straight From The Vault(Special Edition)』(2006年)にも収録されているバラード。抑えたトーンながらもDonny Hathaway調ヴォーカルを楽しめます。

「Mr. Integrity」
インストのジャジー・グルーヴ。McCombのエレピ・プレイを楽しめます。

「24/365/10」
エレピによる弾き語りの小曲。

「Satan's Jam」
タイトルの通り、スタジオでのジャム・セッション。これも未発表作品集ならではの取って付けた感が・・・

「Love Is On It's Way」
ラストはStevie Wonder調のソウル・グルーヴで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=k-APrbZokpE

Frank McCombの他作品もチェックを!

『Love Stories』(2000年)
Love Stories

『The Truth』(2003年)
Truth

『Straight From The Vault(Special Edition)』(2006年)
ストレイト・フロム・ザ・ヴォルト-スペシャル・エディション

『Live in Atlanta Vol. 1』(2007年)
LIVE In Atlanta Vol.1(DVD付)

『A Tribute to the Masters』(2007年) ※インスト・アルバム
Tribute to the Masters

『Live in Atlanta Vol. 2』(2008年)
Vol. 2-Live in Atlanta

『A New Beginning』(2011年)
A New Beginning

『The Living Room』(2012年)
Living Room

『Live At The Bitter End』(2013年)
Remembering Donny Hathaway

『Soulmate: Another Love Story』(2016年)
Soulmate: Another Love Story
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2018年12月22日

Sounds Of Blackness『Unity』

久々にAnn Nesbyが参加!☆Sounds Of Blackness『Unity』
Unity
発表年:2005年
ez的ジャンル:コンテンポラリー・ゴスペル
気分は... :一歩踏み出す勇気!

12月はゴスペルが聴きたくなりますね。
Gary Hinesを中心としたコンテンポラリー・ゴスペル・グループSound Of Blackness(SOB)『Unity』(2005年)です。

これまで当ブログで紹介したSound Of Blackness(SOB)作品は以下の4枚。

 『The Evolution Of Gospel』(1991年)
 『The Night Before Christmas: A Musical Fantasy』(1992年)
 『Time for Healing』(1997年)
 『Reconciliation』(1999年)

人気プロデューサー・チームJimmy Jam & Terry Lewisが1991年に旗揚げしたPerspective Recordの第一弾アーティストとなったSound Of Blackness(SOB)

そして、Jam & Lewisプロデュースでリリースした1stアルバム『The Evolution Of Gospel』(1991年)は、Jam & Lewis印100%のサウンドでR&Bファンをも虜にしました。

その後もPerspectiveから『The Night Before Christmas: A Musical Fantasy』(1992年)、『Africa To Africa:The Journey Of The Drum』(1994年)、『Time for Healing』(1997年)という3枚のアルバムをリリースしますが、その後Jam & LewisがPerspective RecordsをA&Mへ売却したことに伴い、SOBとPerspectiveの関係は終止符を打ちます。

おそらくPerspectiveからの4枚はチェックしたけど、それ以降のSOB作品はノーチェックという方は多いのでは?

『Unity』(2005年)も、正直Perspective時代のような洗練されたサウンドは影を潜めていますが、その分ゴスペルらしさが増しています。

また、かつての看板リード・ヴォーカルAnn Nesbyが2曲でフィーチャリングされている点にも注目です。

そのAnn Nesby参加の「Unity」「Heaven」、R&Bファンも楽しめる「A Second Chance」、ファンキーな「All God's Children」、優しく包み込まれる「Be Encouraged」、感動のフィナーレ「Life」あたりが僕のお気に入りです。

Perspective時代と同じものを期待するとギャップがあるかもしれませんが、そういった比較をしなければ、楽しめるコンテンポラリー・ゴスペル作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Unity」
Ann Nesbyをフィーチャーしたタイトル曲。いきなり圧倒的なソロで聴く者を圧倒します。適度にダンサブルなサウンドも含めて完成度の高いタイトル曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=vjYtT_3XPNQ

「Heaven」
この曲もAnn Nesbyをフィーチャー。彼女のパワフルなヴォーカルが躍動するコンテンポラリー・ゴスペルらしい1曲に仕上がっています。天国まで届きそうなヴォーカルがいいですね。

「Put The Finger On Me」
David "Sparky" Hughesによる男性テナーがリードを務める哀愁グルーヴ。

「Prelude」
次曲へのプレリュード。

「Trouble」
LaSalle Gabrielのギターをフィーチャー。LaSalle Gabrielの泣きのギターとTerrence "T-Bone" Friersonの哀愁テナーが相俟って、ブルーな雰囲気を醸し出します。

「Try」
『Reconciliation』(1999年)収録曲の再収録。多分、同じヴァージョンだと思います。Spinnersの名曲「It's a Shame」のイントロ・フレーズを使ったキャッチーなR&B調トラックをバックに、Yulanda Lunn Ramboが素晴らしいソプラノ・ヴォーカルで高らかに歌い上げます。個人的にも『Reconciliation』で一番お気に入りの曲でしたが、なぜ再収録されているのかは不明です。
https://www.youtube.com/watch?v=J8PzQf64tAE

「A Second Chance」
Billy Steeleがリード・ヴォーカル。R&Bファンも楽しめるシンセ・サウンドが印象的なコンテンポラリー・ゴスペル。個人的にもアルバムで一番のお気に入りです。聴いていると勇気を貰える気がしてきます。

「They That Wait」
Jamecia Bennettがリード・ヴォーカル。ゴスペル・クワイアらしいコーラスワークを楽しめる1曲。

「Over My Head」
トラディショナルのカヴァー。"天使のラブソング"感のある、これぞゴスペル・クワイア!といった雰囲気の仕上がりです。

「All God's Children」
Cynthia Johnsonがリード・ヴォーカル。ギター、ホーン・サウンドが印象的なファンキー・グルーヴ。Cynthia Johnsonの力強いヴォーカルが演奏全体をグイグイ牽引している感じがいいですね。

「I'm Movin」
Terrence "T-Bone" Friersonがリード・ヴォーカル。ソウルフルなハイトーン・ヴォーカルが印象的です。一歩踏み出す勇気が湧いてきそうです。

「Be Encouraged」
Andrea Tribit、Terrence "T-Bone" Frierson、Carrie Harringtonらがリード・ヴォーカル。柔らかな歌声が聴く者を優しく包み込み、勇気づけてくれます。

「Life」
Amy Peterson、Billy Steele、Andrea Tribitがリード・ヴォーカル。ラストは大きな愛に満ちた感動バラードで締め括ってくれます。

Sound Of Blackness(SOB)の過去記事もご参照下さい。

『The Evolution Of Gospel』(1991年)
エヴォリューション・オブ・ゴスペル

『The Night Before Christmas: A Musical Fantasy』(1992年)
the night before christmas a musical fantasy.jpg

『Time for Healing』(1997年)
タイム・フォー・ヒーリング

『Reconciliation』(1999年)
Reconciliation
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