2019年09月11日

O Roda『Coisas Do Amor』

Ana Costaらによる女性サンビスタ・トリオ☆O Roda『Coisas Do Amor』
Coisas Do Amor
発表年:2003年
ez的ジャンル:女性サンビスタ・トリオ
気分は... :幸せのサンバ!

今回はブラジルものから女性サンビスタ・トリオO Rodaの2ndアルバム『Coisas Do Amor』(2003年)です。

O Rodaは、Ana CostaBianca CalcagniDede Alvesという3名の女性サンビスタによるユニット。

3人のメンバーのうち、Ana Costa『Meu Carnaval』(2006年)でソロ・デビューし、実力派サンバ・シンガーとしての地位を不動のものにしています。

最近もDorinaLu Oliveiraとの共同名義でSocorro Lliraのトリビュート・アルバムをリリースしたばかりです。

Ana Costa/Dorina/Lu Oliveira『Na Lira Da Cancao: Entre Versos De Socorro Llira』(2019年)
Na Lira Da Cacao: Entre Versos De Socorro Llira

また、当ブログでも『Meu Carnaval』(2006年)、『Novos Alvos』(2009年)という2作品を紹介済みです。

そんなAna Costaのソロ・デビュー以前の軌跡を辿ることができるのがO Rodaとしての活動です。

本作『Coisas Do Amor』(2003年)は、『To de olho』(2000年)に続く2ndアルバムとなります。

アルバムにはBeth CarvalhoZeca PagodinhoArlindo CruzFundo de Quintal)といったベテラン・アーティストがフィーチャリングされています。

とにかく生命の躍動に満ちた女性サンビスタたちのヴォーカルと見事なバッキングによるアコースティック・サンバを満喫できます。

特に、「Presente de Deus」「E Sempre Assim」「Anjos E Orixas」「Desfile da Saudade」あたりが僕のおススメです。

こういうサンバを聴いていると、心のモヤモヤが一気に吹き飛び、幸せな気分になれますね。

今はこういう世界にどっぷり浸りたい・・・

全曲紹介しときやす。

「Presente de Deus」
Fred Camacho/Alceu Maia作。Conjunto 3Dのメンバーでもあったベテラン女性シンガーBeth Carvalho(1946-2019年)をフィーチャー。本作の魅力が詰まった小気味よいオープニングであり、生命の鼓動のようなサンバを堪能できます。フィーチャリングされているBeth Carvalhoは今年惜しくも逝去してしまいましたが、彼女への追悼も込めて聴き直しました。

「E Sempre Assim」
Sombrinha/Arlindo Cruz/Marquinho PQD作。素敵なクラリネットの音色と共に始まります。Ana Costaのシンガーとしての魅力を満喫できるサウダージ・モードの1曲に仕上がっています。

「So Sei Amar Se For Assim」
Ana Costa作。軽快なホーン・サウンドが先導する哀愁メロウなサンバ・グルーヴ。ここではBianca Calcagniがリード・ヴォーカルをとります。艶やかな透明感のある歌声がいいですね。

「Anjos E Orixas」
Ana Costa/Leandro Fregonesi/Negao da Abolicao作。絶妙なアレンジとAna Costaの絶品ヴォーカルが調和した素敵なメロウ・サンバ。久々に聴き直して惚れ惚れしました!

「Senhora Liberdade」
Wilson Moreira/Nei Lopes作。涼しげなフルートと共に躍動します。オーセンティックななかにもBianca Calcagniのキュートな魅力が映えます。

「Sentimento Perdido」
Elton Medeiros/Paulinho da Viola作。Zeca Pagodinhoをフィーチャー。ベテランZeca Pagodinhoの味わいのあるヴォーカルもいいですが、それに見劣りしないAna Costaのヴォーカルの成熟ぶりに驚かされます。

「Mais Uma Vez/Nao Adianta/O Samba E o Meu Lugar」
Ana Costa作「Mais Uma Vez」、Ana Costa/Bianca Calcagni作「Nao Adianta」および「O Samba E o Meu Lugar」という3曲のメドレー。メンバー3名がサンビスタとして素直に演奏を楽しんでいる感じがサイコーです。

「Beijo na Boca」
Alcino Correia "Ratinho"/Monarco作。素晴らしいバッキングとBianca Calcagniのヴォーカルが一体化したアンサンブル感にヤラれます。

「Vem Sambar」
Agriao/Fred Camacho作。軽やかなアコースティック・グルーヴ感が魅力の演奏です。

「Desfile da Saudade」
Moacyr Luz/Delcio Carvalho作。僕好みの生命の息吹を感じるサンバ。女性サンビスタらしいしなやかさがあるのもいいですね。Bianca Calcagniのリード・ヴォーカルでコレが一番好きです。

「Samba da Duvida」
Pedro Amorim/Paulo Cesar Pinheiro作。哀愁サンバを雰囲気のある歌い回しで聴かせてくれます。

「Parabéns Pra Voce」
Mauro Diniz/Sereno/Ratinho作。哀愁のメロディをBiancaが憂いを帯びたヴォーカルで歌います。

「Crianca Louca」
Candeia作。ストリングスを配したロマンティックなバッキングを従え、Ana Costaが感動的なヴォーカルを聴かせてくれます。

「Coisas do Amor」
Ze Luiz/Marcos Paiva作。Fundo de QuintalのArlindo Cruzのバンジョーをフィーチャー。ラストは小気味よい演奏で開放的に締め括ってくれます。

『Meu Carnaval』(2006年)
メウ・カルナヴァル

『Novos Alvos』(2009年)
Novos Alvos

『Hoje E O Melhor Lugar』(2012年)
ana costa hoje e o melhor lugar.jpg

『Pelos Caminhos Do Som』(2015年)
Pelos Caminhos Do Som

Ana Costa e Carrapicho Rangel『Do Comeco Ao Infinito』(2018年)
DO COMEÇO AO INFINITO

Ana Costa/Dorina/Lu Oliveira『Na Lira Da Cancao: Entre Versos De Socorro Llira』(2019年)
Na Lira Da Cacao: Entre Versos De Socorro Llira
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2019年08月31日

Inner Session『Chaisng Dreams』

ハワイ産アコースティック・グルーヴ☆Inner Session『Chaisng Dreams』
chasins dreams
発表年:2005年
ez的ジャンル:ハワイアン・アコースティック・グルーヴ
気分は... :Well Be...

もう8月ラストですね。

8月ラストはハワイアン・メロウで締め括りたい気分・・・
そこでセレクトしたのはInner Session『Chaisng Dreams』(2005年)です。

Inner Sessionは、Keao Cockett(vo、g、key)、Nakana Wong(b)、Sean Carroll(ds)が2004年に結成したユニット。

そして、2005年にリリースした1stアルバムが本作『Chaisng Dreams』(2005年)です。多分、彼らの唯一のアルバムではないかと思います。

アルバム全体としては、アコースティック・サウンドをベースにしつつ、グルーヴィーなサウンドを聴かせてくれます。フォーキーで、ジャジーで、メロウで、グルーヴィー、そしてブルージーな魅力に詰まっています。

軽やかなアコースティック・グルーヴ「Just Be Us」、ゆったりと時間が流れるハワイアン・メロウ「Meet Again」、アコースティック・メロウなタイトル曲「Chasing Dreams」、彼らのセンスを感じる「X Marks the Spot」、味のある哀愁メロウ「Round and Round」あたりが僕のおススメです。

Jack JohnsonG. Love あたりが好きな人であれば、気に入る1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Just Be Us」
軽やかなアコースティック・グルーヴ。このユニットの持つグルーヴィーな魅力を反映したオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=kq4O_b19R20

「Meet Again」
ゆったりと時間が流れるハワイアン・メロウらしい1曲。ハワイの空気に優しく包まれていくような感じの1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=C7P7tUqW8Tk

「Find That Love」
ジャジー&フォーキー&ブルージーなバランスが絶妙な1曲。しみじみとした感じがいいですね。

「Chasing Dreams」
タイトル曲はJack Johnson好きの人あれば気に入るはず!さり気なさが魅力のアコースティック・メロウです。
https://www.youtube.com/watch?v=WKpoDQKtIGU

「Down the Road」
緩急つけたリラックスしたグルーヴが休日モードっぽいですね。スカ調のアップテンポがいい感じです。

「Try」
哀愁モードのアコースティック・グルーヴ。女性ヴォーカルも加わり、フォーキー・ソウルっぽい雰囲気もあります。

「Look Away」
プログラミングも取り入れたジャジー・グルーヴ。このグループの音楽性の幅の広さを感じることができます。

「What's An Innner Session?」
インタールード。

「Music」
グルーヴィー感が心地好いサーフ・ロックな1曲に仕上がっています。グルーヴィーなオルガンがいい感じえす。

「Yesterday」
美しいアコースティック・メロウ・バラード。8月31日の気分にピッタリです。

「X Marks the Spot」
派手さはありませんが、彼らのセンスを感じる1曲。これぞモダンなハワイアン・グルーヴといったところでしょうか。

「Round and Round」
味のある哀愁メロウ。今回聴き直してみてコレが一番気に入ったかも?聴くば聴くほど胸に染み入ります。

「Your Love」
ラストはしっとりとしたメロウ・バラードで締め括ってくれます。

慌ただしかった8月も終わり。9月は穏やかに過ごしたいなぁ・・・
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2019年08月26日

Shanice『Every Woman Dreams』

元アイドルもオトナのR&Bシンガーに・・・☆Shanice『Every Woman Dreams』
Every Woman Dreams
発表年:2006年
ez的ジャンル:元アイドル系女性R&Bシンガー
気分は... :あなたの番です・・・

今回はアイドル的人気を誇った女性R&BシンガーShaniceの5thアルバム『Every Woman Dreams』(2006年)です。

Shanice(本名:Shanice Lorraine Wilson)は1973年ピッツバーグ生まれの女性R&Bシンガー。

10代前半からTV出演し、アイドル的な人気を誇り、1987年にデビュー・アルバム『Discovery』をリリースします。

その後Motownへ移籍し、2ndアルバム『Inner Child』(1991年)をリリース。Narada Michael Waldenプロデュースのシングル「I Love Your Smile」がUSチャート第2位、同R&Bチャート第1位の大ヒットとなり、アルバムもゴールド・ディスクを獲得しました。

それ以降、『21... Ways to Grow』(1994年)、『Shanice』(1999年)、『Every Woman Dreams』(2006年)という3枚のアルバムをリリースしています。

さて、本作『Every Woman Dreams』(2006年)ですが、2000年に結婚し、その後2人の子供の出産を経て制作されたアルバムです。

その意味で、結婚・出産前のShaniceとは一味異なるオトナのR&B作品に仕上がっています。

メイン・プロデューサーはShanice自身とPMG(Richard Garcia/Tony Minter)、Jamey JazRahsaan Patterson作品でお馴染み)。
さらにBud'daMike CityJohn Barnesもプロデュースを手掛けています。

Sheila E.をフィーチャーした「Every Woman Dreams」「So Sexy」など当時の流行を取り入れたダンサブル・チューンもありますが、本作の魅力はスロウ〜ミディアム系にあると思います。

シングルにもなったタイトル曲「Every Woman Dreams」、同じくシングルになった「Take Care Of U」Minnie Riperton不朽の名曲カヴァー「Loving You」、Mike Cityプロデュースのアーバン・メロウ「That's Why I Love U」、メロウ・ソウル「Things In The Movies」、アコギ・メロウ・バラード「Crazy 4 U」など素敵な楽曲が並びます。

個人的にはRahsaan Pattersonがソングライティングで参加した「I Can't Imagine」「Chocolate」の2曲が興味深いです。

元アイドルの先入観なしに聴いて欲しい女性R&B作品です。

全曲紹介しときやす。

「Intro」
アルバムのイントロ。

「Get Up」
PMG/Shaniceプロデュース。Sheila E.をフィーチャーしたアラビック調のダンサブル・チューン。Tahir Jahiもラップで参加しています。個人的にはこのタイプの曲はビミョーなのですが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=3K29seoOGz8

「Every Woman Dreams」
PMG/Shaniceプロデュース。シングルにもなったタイトル曲。2006年らしいスタイルで歌姫としての成熟を示してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=UWqWEy9s5Ts

「Things In The Movies」
Bud'da/Shaniceプロデュース。しっとりと歌い上げるメロウ・ソウル・バラード。オーセンティックな作りが逆にいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=UYWoLK624-s

「Keep It To Yourself」
PMG/Shaniceプロデュース。力強いビートにメッセージを乗せたミディアム。この時代の女性R&Bらしい雰囲気ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=9k5zbGxVLtU

「Take Care Of U」
PMG/Shaniceプロデュース。シングルにもなりました。Steve DeMarchiのギターが印象的なメランコリックなメロウ・ミディアム。オトナの色気を感じる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=fWvqW0doX8g

「So Sexy」
PMG/Shaniceプロデュース。クランク調のセクシー・ダンサブル・チューン。僕には少しビミョーですかね。
https://www.youtube.com/watch?v=CyD0ovn6rtI

「That's Why I Love U」
Mike Cityプロデュース。80年代テイストがいい感じのアーバン・メロウ。かなり僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=-uC3iTQ5wyw

「Crazy 4 U」
Jamey Jazプロデュース。アコギに合わせてShaniceが優しく語りかけるメロウ・バラード。いいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Vq6X6seHs0E

「So Free」
Jamey Jazプロデュース。さり気ないですが、力みがない感じが心地好いメロウ・ミディアム。

「Chocolate」
Jamey Jazプロデュース。ヴァイオリン入りのビューティフル・チューン。作者の一人として、Rahsaan Pattersonの名もクレジットされています。
https://www.youtube.com/watch?v=2zFWfbCrSnE

「Loving You」
Minnie Riperton不朽の名曲をカヴァー(Minnie Riperton/Richard Rudolph作)。ここではオリジナルに近い雰囲気で天使の歌声を披露してくれます。Shaniceのシンガーとしての実力を見せつけられる好カヴァーです。John Barnes/Shaniceプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=xaFWzyPBR1o

「Forever Like A Rose」
Jamey Jazプロデュース。美しくも切ないギターをバックに、切々と歌い上げるビューティフル・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=R0pfSwZoczM

「I Can't Imagine」
Jamey Jazプロデュース。この曲も作者の一人として、Rahsaan Pattersonの名がクレジットされています。僕好みの素敵なメロウ・バラード。円熟味を増したShaniceとJamey Jaz/Rahsaan Pattersonの相性は抜群です。
https://www.youtube.com/watch?v=Vvuaulw8PNA

「Joy」
Jamey Jazプロデュース。オーセンティックなバラードを堂々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=qwfTCoW0Xf4

「Outro」
アルバムのアウトロ。

Shaniceの他作品もチェックを!

『Discovery』(1987年)
Discovery

『Inner Child』(1991年)
インナー・チャイルド

『21... Ways to Grow』(1994年)
Shanice - 21...Ways To Grow - Motown - 530 345-2 by Shanice (1994-05-03)

『Shanice』(1999年)
シャニース
posted by ez at 00:58| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月17日

Painted Pictures『Tuxedo Sessions』

デトロイト産ジャズ・ファンク☆Painted Pictures『Tuxedo Sessions』
タクシード・セッションズ
発表年:2005年
ez的ジャンル:デトロイト産ジャズ・ファンク
気分は... :漆黒のジャズ・ファンク・・・

今回はデトロイト産ジャズ・ファンク作品、Painted Pictures『Tuxedo Sessions』(2005年)です。

Painted Picturesは、デトロイトのプロデューサー/DJ/キーボード奏者/シンガーMalik Alstonを中心としたユニット。

メンバーはMalik Alston(key、vo)、Joshua Adams Crilley(ds)、Howard Wazeerud-Din II(tp、vo)、Badriyyah Wazeerud-Din(vo)、Yolanda Day(vo)、Maurice 'Pirahna Head' Herd(g、b)、Ken Comstock(b)という7名。

Malik Alstonはデトロイトの次世代クリエイターによるコンピ『Detroit Beatdown (Volume One)』(2002年)への参加で注目されるようになりました。

『Detroit Beatdown (Volume One)』(2002年)
デトロイト・ビートダウン

そのMalik Alston率いるPainted Pictures唯一のアルバムが本作『Tuxedo Sessions』(2005年)です。

Tuxedoといっても先週最新作『Tuxedo III』を紹介した人気ディスコ/ファンク・ユニットTuxedoとは全く関係ありません。デトロイトにTuxedo Streetという通りがあり、それ由来したアルバム・タイトルのようです。

基本はジャズ・ファンクですが、アフロ・キューバン、ブロークンビーツ、ハウス、ソウル/ゴスペル、クラブジャズ、正統派ジャズなどのエッセンスも取り入れた幅広い音楽性で楽しませてくれます。70年代デトロイトのソウル・フィーリング、90年代デトロイトのテクノ感覚を経由した2000年代デトロイトのジャズ・ファンクといった感じがいいですね。

漆黒グルーヴがお好き方はチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Sweet Melody」
アフロ・キューバン・タッチのラテン・ジャズがオープニング。ヨーロピアン・クラブジャズのアフロ・キューバンとは一味異なる感性を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=FWRftTzcObQ

「Fine (Show Your Toes Edit)」
次曲のイントロ。

「Fine」
デトロイトらしいアンダーグラウンド感の効いた少しダーク・トーンのジャズ・ファンク。ヴァイオリンによるアクセントもグッド!

「Keep It In The Pocket」
ソウル・フィーリングの効いたミディアム・ファンク。70年代デトロイトのフィーリングを2000年代仕様にアップデートした漆黒のグルーヴ感がたまりません。

「Send Me Over」
人力ブロークンビーツ調のダンサブル・チューン。個人的には本作のハイライト。西ロンドン×デトロイトのクロスオーヴァー感を楽しみましょう。

「Livin'」
ソウルフル・ヴォーカルが躍動するジャズ・ファンク・グルーヴ。ダイナミックなジャズ・ファンク・サウンドのなかにもコズミックを感じるのがいいですね。

「Woody」
正統派ジャズの演奏に意表を突かれます。メンバーたちのジャズDNAを満喫できます。

「Something」
ドラム&パーカッションが躍動するアッパーなジャズ・ファンク。ゴスペル・フィーリングのヴォーカル隊も迫力満点です。

「Fine (John Arnold Remix)」
「Fine」のJohn Arnoldによるリミックス。ソウルフル・ヴォーカルを活かしたデトロイト感覚のエレクトリック・ソウルで楽しませてくれます。

「Livin' (Alton Miller Remix)」
「Livin'」のAlton Millerによるリミックス。ハウス・フィーリングのクールなダンサブル・チューンは僕好みのリミックス。

「Where Do We Go」
Roy Davis Jr.がソングライティング&プログラミングで参加。僕好みのクロスオーヴァーなダンサブル・チューンです。さまざまなエッセンスのごった煮的な楽しさがあります。

同じデトロイト系ということで、本作のリミックスを手掛けたJohn Arnoldあたりの作品をチェックするのも楽しいのでは?

John Arnold『Neighborhood Science』(2003年)
Neighborhood Science by John Arnold (2006-03-21)

John Arnold『Style And Pattern』(2005年)
スタイル・アンド・パターン
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2019年08月07日

Rebel Clique『Unique Connection』

Five DeezのFat Jonによるソウル・ユニット☆Rebel Clique『Unique Connection』
Unique Connection by Rebel Clique
発表年:2005年
ez的ジャンル:Five Deez系ソウル・ユニット
気分は... :引き算の美学...

Hip-HopユニットFive Deezの中核メンバーFat Jonによるソウル・ユニットRebel Cliqueの1stアルバム『Unique Connection』(2005年)です。

Fat JonFive Deez作品に参加している女性R&BシンガーAmleset Solomonと結成したユニットRebel Cliqueの紹介は、2ndアルバム『Still Curious』(2007年)に続いて2回目となります。

1stとなる本作『Unique Connection』(2005年)では、Hip-Hopのフォーマットを飛び越えて、Fat Jon流のR&Bを創り上げることを意識しているように感じます。

シングルにもなった「Get Away」、クール&メロウな「Right Now」、メロウ・ギターが印象的な「Calling」、アーバン・メロウな「From Me To You」「Looking Glass」、ビューティフルな「Moving On」あたりが僕のおススメです。

抑えたトーンのクールの音世界は、かき氷のような清涼感があります。

全曲紹介しときやす。

「Get Away」
シングルにもなったオープニング。クールで硬質なビートとAmlesetの艶やかなヴォーカルが織り成す都会的なR&Bグルーヴ。

「More Than U Know」
Amlesetのヴォーカルを存分に堪能できるメロウ・トラック。抑えたトーンのクールの音世界がいいですね。

「Right Now」
僕好みのクール&メロウなR&Bグルーヴ。ここでも抑えたトーンの引き算の美学が貫かれています。

「Calling」
メロウ・ギターが印象的なトラックに乗って、AmlesetのヴォーカルとFat Jonのラップが織り成す至極のジャジー・メロウHip-Hop。
https://www.youtube.com/watch?v=z3iqaCq7Vzo

「Hard To Let Go」
ライナーノーツにも書かれていますが、Snoop DoggJill Scottあたりに通じる雰囲気のジャジーなネオソウルに仕上がっています。

「One Night」
Hip-Hop色を打ち出したグルーヴィー・トラック。こういう感じの方がFat Jonらしいかもしれませんね。

「From Me To You」
このトラックも大好き!本作らしい抑えたトーンのアーバン・メロウなR&Bグルーヴ。Amlesetのヴォーカルにはこういうトラックがフィットすると思います。

「Looking Glass」
アーバン・メロウな中にもFat Jonらしいセンスが散りばめれらたミディアム・グルーヴ。

「Moving On」
美しいピアノとハイハットを強調したトラックをバックに、Amlesetがしっとりと歌い上げるビューティフル・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=Q8yFqCXW2PQ

「Believe In Me」
哀愁メロウ・トラックをバックに、Fat Jonがラップするジャジー・メロウHip-Hop。Amlesetのヴォーカルが華やかさを演出します。

「What You Got」
引き算の美学が貫かれたクールなダンサブル・トラック。

「Mind Game」
軽くトライバルなアクセントをつけたR&Bグルーヴ。少しレイジーなAmlesetのヴォーカルもグッド!

「Out Of Space」
アブストラクトな雰囲気に包まれたミステリアス・トラックで本編の幕は閉じます。

「Get Away Remix」
「Get Away」のリミックス。よりダンサブルでフロア仕様のリミックスです。こちらはFat Jonのラップも挿入されています。
https://www.youtube.com/watch?v=2hXoy2XNO90

『Still Curious』(2007年)
スティル・キュリアス
posted by ez at 00:50| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする