2019年10月17日

Lisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』


秋の夜長のジャズ・バラード☆Lisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』
A Sigh A Song
発表年:2002年
ez的ジャンル:ドイツ産女性ジャズ・ヴォーカル
気分は... :面影ジャズ

今回はLisa Bassengeを中心としたドイツのジャズ・ユニットLisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』(2002年)です。

Lisa Bassenge TrioLisa Bassenge(vo)、Andreas Schmidt(p)、Paul Kleber(b)によるジャズ・トリオ。

『Going Home』(2001年)、『A Sigh, A Song』(2002年)、Lisa Bassenge Trio『Three』(2004年)という3枚のアルバムをリリースしています。

トリオの中心Lisa Bassengeは1974年ベルリン生まれの女性ジャズ・シンガー。Lisa Bassenge Trio解散後、ソロ名義で作品をリリースし続けています。

本作『A Sigh, A Song』(2002年)はLisa Bassenge Trioとしての2ndアルバム。

上記ジャケは国内盤ですが、ドイツのオリジナル盤ジャケはこんな感じです。

『A Sigh, A Song』 ※オリジナル・ジャケ 
A Sigh, a Song

Lisa Bassengeのコケティッシュ・ヴォーカルが魅力のアルバムです。

ドラムレスのシンプルなバッキングでLisaのヴォーカルを引き立てています。

殆どがカヴァー曲ですが、スタンダードからJoni Mitchell、Tom WaitsといったSSW作品、Edu Lobo、さらにはKylie Minogue、Depeche Modeという意外なセレクトまで幅広い選曲でも楽しませてくれます。

秋の夜長のコケティッシュなジャズ・バラード、なかなかいいですよ。

全曲紹介しときやす。

「Can't Get You Out Of My Head」
Kylie Minogueのカヴァー(Cathy Dennis/Rob Davis作)。Lisaの寂しげなコケティッシュ・ヴォーカルがたまらないオープニング。ピアノ、ベースのみのバッキングならではの面影ジャズといった雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=EwUPzxWlYEQ

「Pra Dizer Adeus」
Edu Lobo/Lani Hall/Torquato Neto作。Edu Lobo『Edu E Bethania』収録の人気曲をカヴァー。当ブログではオリジナルに加え、『Sergio Mendes Presents Lobo』収録の英語ヴァージョンも紹介済みです。ここではポルトガル語の男性ヴォーカルも加わったデュエットで聴かせてくれます。この曲がこんなジャズ・バラードになるとは・・一度聴いただけでは、「Pra Dizer Adeus」のカヴァーとは気づかないかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=r99-_EGuWYc

本曲に関して、当ブログではLuciana SouzaMaria BethaniaSebastiao Tapajos/Maria Nazareth/Arnaldo HenriquesAgustin Pereyra LucenaElis ReginaStacey KentFlora Purimのカヴァーも紹介済みです。

「Blue Suede Shoes」
Carl Perkins作のロカビリー名曲をカヴァー。ドラムレス・ジャズ・ユニットならではのセンスで楽しませてくれます。

「It's Now Or Never」
Aaron Schroeder/Eduardo di Capua/Wally Gold作。Elvis Presleyのヒットで知られる名曲をカヴァー。美しいストリングスも加わり、哀愁たっぷりのジャズ・バラードを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=XyHBao-m_rQ

「Everybody Loves Somebody Sometimes」
Sam Coslow/Irving Taylor/Ken Lane作。Dean Martinの大ヒットで知られる楽曲をカヴァー。お馴染みの名曲ですが、ここではLisaの優しい歌声が映える素敵なロマンティックなバラードを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=pj1SDRi53SQ

「Shake The Disease」
Depeche Mode、1985年のシングル曲をカヴァー(Martin L. Gore作)。これは意外なカヴァー・セレクトですね。オリジナルがシンセ・ポップだとは気づかない、キュート&レイジーなジャズ・バラードに仕上がっています。

「My Guy」
タイトルや作者クレジットをみると、Mary Wellsのヒット・シングル「My Guy」をイメージしますが、実際にはThe Temptationsの大ヒット曲「My Girl」のカヴァー(Smokey Robinson/Ronald White作)。ここでは♪My Boy♪と歌われます。

「Blue」
Joni Mitchellのカヴァー。このトリオにフィットするカヴァー・セレクトですね。ここではヴァイヴも加わり、Lisaのコケティッシュ・ヴォーカルを好サポートします。

「A Sigh, A Song」
Lisa Bassenge/Andreas Schmidt/Paul Kleber/Michael Merkelbach作。タイトル曲はオリジナル。秋らしいセピア色のジャズ・バラードを寂しげに歌います。
https://www.youtube.com/watch?v=3-J9RwybClE

「My Heart Belongs To Daddy」
Cole Porter作品をカヴァー。当ヌログではAnita O'DayThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Bandのカヴァーも紹介済みです。思わせぶりなLisaのヴォーカルが実にキュートです。
https://www.youtube.com/watch?v=FGeVIcGoWiU

「Are You Lonesome Tonight (Intro)」
次曲のイントロ。美しいピアノが本編への期待を高めます。
https://www.youtube.com/watch?v=d_-hKia8VOY

「Are You Lonesome Tonight」
Elvis Presleyのカヴァー(Lou Handman/Roy Turk作)。ストリングス入りのビューティフル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RdQHEEH6fvM

「Ol' 55」
Tom Waits、1973年のシングルをカヴァー。このカヴァー・セレクトも納得ですね。Tom Waitsの歌世界をじみじみと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=edsNLLixqq0

「Golden Earrings」
映画『Golden Earrings』(1947年)の主題歌をカヴァー(Jay Livingston/Ray Evans/Victor Young作)。ジャズ・ヴォーカルらしい歌い回しでスタンダードを聴かせてくれます。

「Interlude」
インタールード。

「Junimond」
ドイツのロック・ミュージシャンRio Reiser、1986年のシングル曲をカヴァー。ラストはLisaのコケティッシュ・ヴォーカルの満喫できる小粋なバラードで締め括ってくれます。さらに本編終了後、隠しトラックが収録されています。

Lisa Bassenge TrioLisa Bassengeの他作品もチェックを!

Lisa Bassenge Trio『Going Home』(2001年)
Going Home

Lisa Bassenge Trio『Three』(2004年)
Three

Lisa Bassenge『A Little Loving』(2006年)
Little Loving

Lisa Bassenge『Won't Be Home Tonight... (Live) 』(2008年)
Won't Be Home Tonight

Lisa Bassenge『Nur fort』(2011年)
Und Fort (180gr)

Lisa Bassenge『Wolke 8』(2013年)
Wolke 8

Lisa Bassenge『Canyon Songs』(2015年)
Canyon Songs

Lisa Bassenge『Borrowed and Blue』(2018年)
Borrowed & Blue
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2019年09月27日

Avant『Ecstasy』

エクスタシーな2ndアルバム☆Avant『Ecstasy』
エクスタシー
発表年:2002年
ez的ジャンル:セクシー系男性R&B
気分は... :エクスタシー!

今回はセクシーな男性R&BシンガーAvantの大ヒットした2ndアルバム『Ecstasy』(2002年)です。

これまで当ブログで紹介したAvant作品は以下の6枚。

 『My Thoughts』(2000年)
 『Private Room』(2003年)
 『Director』(2006年)
 『Avant』(2008年)
 『The Letter』(2010年)
 『Face The Music』(2013年)

2ndアルバムとなる本作『Ecstasy』(2002年)は、人気R&Bシンガーの地位を不動のものにしたヒット・アルバムです。

プロデュースは、本作以降も数作でパートナーを組むこととなるSteve "Stone" Huff

楽曲はすべてAvant本人とSteve "Stone" Huffの共作(「What Do You Want」のみCap1を加えた3人の共作)。

デビュー・アルバム『My Thoughts』(2000年)に続き、Avantのハイトーン・ヴォーカルのセクシーな魅力を満喫できる1枚に仕上がっています。

ヒットしたのは1stシングルとなった「Makin' Good Love」ですが、僕の好みは2ndシングルの「Don't Say No, Just Say Yes」

それ以外にも「Thinkin' About You」「Sorry」Charlie Wilsonをフィーチャーした「One Way Street」といったバラードが僕のお気に入り。Sean Donのラップをフィーチャーしたキャッチーな「Six In Da Morning」もおススメです。

エクスタシーな2ndアルバムをぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Call on Me」
ジワジワと高揚してくるダンサブル・チューンがオープニング。抑えたトーンがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GxVmWkmYZi8

「What Do You Want」
Cap1のラップをフィーチャー。妖しい魅力に満ちたダンサブル・チューン。Avantらしいとは思いませんが、2002年らしい雰囲気ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=gBqtM6CBfM0

「Don't Say No, Just Say Yes」
アルバムからの2ndシングル。USチャート第96位、同R&Bチャート第51位となりました。アコギの音色が印象的な美メロ・バラードを切々と歌い上げます。個人的には「Makin' Good Love」以上に好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=UNbaUbhu7W8

Charles Hamilton「The Desired Answer(Say Yes)」のサンプリング・ソースとなっています。
Charles Hamilton「The Desired Answer(Say Yes)」
 https://www.youtube.com/watch?v=_1-OJLNUUEs

「Makin' Good Love」
アルバムからの1stシングル。USチャート第27位、同R&Bチャート第7位となりました。Avantのセクシーな魅力を満喫できるミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=5gzSITRewmw

Tory Lanez「Came 4 Me」、Rick Ross「Take Advantage」のサンプリング・ソースとなっています。
Tory Lanez「Came 4 Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=ZGvkUT-P48g
Rick Ross「Take Advantage」
 https://www.youtube.com/watch?v=cpdML26V96g

「Sorry」
Avantのハイトーン・ヴォーカルが映える切ないミディアム・スロウ。甘酸っぱい感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=-oum5hCbxI4

「No Limit」
良くも悪くも2002年らしいセクシー・ダンサブル・チューン。少しうさんくさいアクセントが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=6bSwme2B6m0

「Thinkin' About You」
僕の一番のお気に入り。素敵なラブ・バラードをジェントルなハイトーン・ヴォーカルで歌い上げます。聴いていると胸が込み上げてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=xjuCwIXGh_4

「Six In Da Morning」
Sean Donのラップをフィーチャー。同じラップものですが「What Do You Want」よりも断然こっちが好きです。キャッチー&セクシーなのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=plYtImP9IJg

「You Ain't Right」
シリアス・ムードのバラード。悪くはないですが、僕の好みではないかも?
https://www.youtube.com/watch?v=32HSubmtWLw

「One Way Street」
Charlie Wilsonをフィーチャー。ベテランと期待のホープの組み合わせが上手くハマった濃密バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=9vfXvUa6mcg

「Love School」
Avantらしいセクシー・ミディアム。Avantの声質にはこういう曲が似合いますね。
https://www.youtube.com/watch?v=qNRHtSpajVw

「Jack & Jill」
哀愁ミディアムを切々と歌いますが、ジワジワと盛り上がっていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=6Pml5FhYXJ4

「Suicide」
タイトルが物語っていますが、ラストは切なく締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=lZCXM8X7hqA

Avantの他作品もチェックを!

『My Thoughts』(2000年)
My Thoughts

『Private Room』(2003年)
Private Room

『Director』(2006年)
Director

『Avant』(2008年)
Avant

『The Letter』(2010年)
The Letter

『Face The Music』(2013年)
Face the Music

『The VIII』(2015年)
VIII
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2019年09月19日

Domu『Discotech』

ハウス/ディスコにアプローチした1枚☆Domu『Discotech』
domu discotech.jpg
発表年:2004年
ez的ジャンル:ウエスト・ロンドン系ハウス/ディスコ
気分は... :何も考えず、音に!

ウエスト・ロンドンを代表する人気DJ/プロデューサーDomu(Dominic Stanton)『Discotech』(2004年)です。

Domu(Dominic Stanton)はUKベッドフォード出身のDJ/プロデューサー。

4HeroDegoに見出され、DomuUmodUmod等のソロ名義作品や、BakuraRimaSonar CircleYotoko等のユニット名義の作品も多数リリースしています。

しかしながら、2009年11月13日付で全音楽活動を停止してしまいました。

Domu名義では『Up & Down』(2001年)、『Return of the Rogue』(2005年)といったアルバムをリリースしていますが、本作『Discotech』(2004年)は元々4曲入りEPですが、CDでは8曲入りのミニ・アルバム的な構成となっています。

ブロークン・ビーツをはじめ、テクノ、ハウス、ヒップホップ、ブラジリアン、ソウル等幅広い音楽性を持っていた人ですが、本作本作『Discotech』は、ハウス/ディスコ寄りのアプローチが目立つ1枚に仕上がっています。

特に80年代後半〜90年代初めのN.Y.アンダーグラウンド・ハウス的な雰囲気のトラックが多いのがいいですね。

熱心なDomuリスナーの方からすると、本作よりも他に聴くべき作品があるのかもしれませんが、8曲構成というコンパクトさも含めて手軽に楽しめる感じが好きです。

余計なことを考えず、音に浸っていたい気分にフィットする1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Point Of Entry」
エレクトリックな音像がゆっくりと流れていくオープニング。

「The Boss」
70年代ファンク/クロスオーヴァー的なホーン&シンセのエッセンスを取り入れた低速ハウス。

「Ain't No Girl」
80年代後半〜90年代初めのN.Y.アンダーグラウンド・ハウスのような刹那的な感覚がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=tYGUFbazX4E

「Red Sky」
アンダーグラウンドらしい妖しげな空気感がたまらないディスコ・ハウス。気づけば倒錯の世界へ・・・

「Not In Common」
"普通じゃない"アッパー・チューン。アンダーグラウンドなブギー感覚がたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=gzsdvUsaH80

「The Long Way Up」
ドリーミーな疾走感が心地好い1曲。目を閉じて聴いていると万華鏡を覗いているような気分に・・・
https://www.youtube.com/watch?v=MRiEQCd2TtM

「Howexchange」
ビートミュージック的な感覚で聴くと楽しめる1曲。無機質なのに爽快なのがいいですね。

「The Long Way Up (Nu Era Remix)」
「The Long Way Up」のリミックス。クラブミュージックとして聴くのならば、
https://www.youtube.com/watch?v=P6epbs16zXg

Domu名義の他作品や他のソロ名義、ユニット名義の作品もチェックを!

『Up & Down』(2001年)
Up & Down

『Return of the Rogue』(2005年)
Return of the Rogue

Umod『Enter the Umod』(2004年)
Enter the Umod

Sonar Circle『Radius』(1999年)
Radius

Rima『This World』(2003年)
This World

Yotoko『Wet Ink』(2003年)
Wet Ink

Bakura『Reach the Sky』(2005年)
リーチ・ザ・スカイ

『Legends Of The Underground: Original Soundtrack』(2005年)
レジェンズ・オブ・ジ・アンダーグラウンド
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2019年09月11日

O Roda『Coisas Do Amor』

Ana Costaらによる女性サンビスタ・トリオ☆O Roda『Coisas Do Amor』
Coisas Do Amor
発表年:2003年
ez的ジャンル:女性サンビスタ・トリオ
気分は... :幸せのサンバ!

今回はブラジルものから女性サンビスタ・トリオO Rodaの2ndアルバム『Coisas Do Amor』(2003年)です。

O Rodaは、Ana CostaBianca CalcagniDede Alvesという3名の女性サンビスタによるユニット。

3人のメンバーのうち、Ana Costa『Meu Carnaval』(2006年)でソロ・デビューし、実力派サンバ・シンガーとしての地位を不動のものにしています。

最近もDorinaLu Oliveiraとの共同名義でSocorro Lliraのトリビュート・アルバムをリリースしたばかりです。

Ana Costa/Dorina/Lu Oliveira『Na Lira Da Cancao: Entre Versos De Socorro Llira』(2019年)
Na Lira Da Cacao: Entre Versos De Socorro Llira

また、当ブログでも『Meu Carnaval』(2006年)、『Novos Alvos』(2009年)という2作品を紹介済みです。

そんなAna Costaのソロ・デビュー以前の軌跡を辿ることができるのがO Rodaとしての活動です。

本作『Coisas Do Amor』(2003年)は、『To de olho』(2000年)に続く2ndアルバムとなります。

アルバムにはBeth CarvalhoZeca PagodinhoArlindo CruzFundo de Quintal)といったベテラン・アーティストがフィーチャリングされています。

とにかく生命の躍動に満ちた女性サンビスタたちのヴォーカルと見事なバッキングによるアコースティック・サンバを満喫できます。

特に、「Presente de Deus」「E Sempre Assim」「Anjos E Orixas」「Desfile da Saudade」あたりが僕のおススメです。

こういうサンバを聴いていると、心のモヤモヤが一気に吹き飛び、幸せな気分になれますね。

今はこういう世界にどっぷり浸りたい・・・

全曲紹介しときやす。

「Presente de Deus」
Fred Camacho/Alceu Maia作。Conjunto 3Dのメンバーでもあったベテラン女性シンガーBeth Carvalho(1946-2019年)をフィーチャー。本作の魅力が詰まった小気味よいオープニングであり、生命の鼓動のようなサンバを堪能できます。フィーチャリングされているBeth Carvalhoは今年惜しくも逝去してしまいましたが、彼女への追悼も込めて聴き直しました。

「E Sempre Assim」
Sombrinha/Arlindo Cruz/Marquinho PQD作。素敵なクラリネットの音色と共に始まります。Ana Costaのシンガーとしての魅力を満喫できるサウダージ・モードの1曲に仕上がっています。

「So Sei Amar Se For Assim」
Ana Costa作。軽快なホーン・サウンドが先導する哀愁メロウなサンバ・グルーヴ。ここではBianca Calcagniがリード・ヴォーカルをとります。艶やかな透明感のある歌声がいいですね。

「Anjos E Orixas」
Ana Costa/Leandro Fregonesi/Negao da Abolicao作。絶妙なアレンジとAna Costaの絶品ヴォーカルが調和した素敵なメロウ・サンバ。久々に聴き直して惚れ惚れしました!

「Senhora Liberdade」
Wilson Moreira/Nei Lopes作。涼しげなフルートと共に躍動します。オーセンティックななかにもBianca Calcagniのキュートな魅力が映えます。

「Sentimento Perdido」
Elton Medeiros/Paulinho da Viola作。Zeca Pagodinhoをフィーチャー。ベテランZeca Pagodinhoの味わいのあるヴォーカルもいいですが、それに見劣りしないAna Costaのヴォーカルの成熟ぶりに驚かされます。

「Mais Uma Vez/Nao Adianta/O Samba E o Meu Lugar」
Ana Costa作「Mais Uma Vez」、Ana Costa/Bianca Calcagni作「Nao Adianta」および「O Samba E o Meu Lugar」という3曲のメドレー。メンバー3名がサンビスタとして素直に演奏を楽しんでいる感じがサイコーです。

「Beijo na Boca」
Alcino Correia "Ratinho"/Monarco作。素晴らしいバッキングとBianca Calcagniのヴォーカルが一体化したアンサンブル感にヤラれます。

「Vem Sambar」
Agriao/Fred Camacho作。軽やかなアコースティック・グルーヴ感が魅力の演奏です。

「Desfile da Saudade」
Moacyr Luz/Delcio Carvalho作。僕好みの生命の息吹を感じるサンバ。女性サンビスタらしいしなやかさがあるのもいいですね。Bianca Calcagniのリード・ヴォーカルでコレが一番好きです。

「Samba da Duvida」
Pedro Amorim/Paulo Cesar Pinheiro作。哀愁サンバを雰囲気のある歌い回しで聴かせてくれます。

「Parabéns Pra Voce」
Mauro Diniz/Sereno/Ratinho作。哀愁のメロディをBiancaが憂いを帯びたヴォーカルで歌います。

「Crianca Louca」
Candeia作。ストリングスを配したロマンティックなバッキングを従え、Ana Costaが感動的なヴォーカルを聴かせてくれます。

「Coisas do Amor」
Ze Luiz/Marcos Paiva作。Fundo de QuintalのArlindo Cruzのバンジョーをフィーチャー。ラストは小気味よい演奏で開放的に締め括ってくれます。

『Meu Carnaval』(2006年)
メウ・カルナヴァル

『Novos Alvos』(2009年)
Novos Alvos

『Hoje E O Melhor Lugar』(2012年)
ana costa hoje e o melhor lugar.jpg

『Pelos Caminhos Do Som』(2015年)
Pelos Caminhos Do Som

Ana Costa e Carrapicho Rangel『Do Comeco Ao Infinito』(2018年)
DO COMEÇO AO INFINITO

Ana Costa/Dorina/Lu Oliveira『Na Lira Da Cancao: Entre Versos De Socorro Llira』(2019年)
Na Lira Da Cacao: Entre Versos De Socorro Llira
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2019年08月31日

Inner Session『Chaisng Dreams』

ハワイ産アコースティック・グルーヴ☆Inner Session『Chaisng Dreams』
chasins dreams
発表年:2005年
ez的ジャンル:ハワイアン・アコースティック・グルーヴ
気分は... :Well Be...

もう8月ラストですね。

8月ラストはハワイアン・メロウで締め括りたい気分・・・
そこでセレクトしたのはInner Session『Chaisng Dreams』(2005年)です。

Inner Sessionは、Keao Cockett(vo、g、key)、Nakana Wong(b)、Sean Carroll(ds)が2004年に結成したユニット。

そして、2005年にリリースした1stアルバムが本作『Chaisng Dreams』(2005年)です。多分、彼らの唯一のアルバムではないかと思います。

アルバム全体としては、アコースティック・サウンドをベースにしつつ、グルーヴィーなサウンドを聴かせてくれます。フォーキーで、ジャジーで、メロウで、グルーヴィー、そしてブルージーな魅力に詰まっています。

軽やかなアコースティック・グルーヴ「Just Be Us」、ゆったりと時間が流れるハワイアン・メロウ「Meet Again」、アコースティック・メロウなタイトル曲「Chasing Dreams」、彼らのセンスを感じる「X Marks the Spot」、味のある哀愁メロウ「Round and Round」あたりが僕のおススメです。

Jack JohnsonG. Love あたりが好きな人であれば、気に入る1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Just Be Us」
軽やかなアコースティック・グルーヴ。このユニットの持つグルーヴィーな魅力を反映したオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=kq4O_b19R20

「Meet Again」
ゆったりと時間が流れるハワイアン・メロウらしい1曲。ハワイの空気に優しく包まれていくような感じの1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=C7P7tUqW8Tk

「Find That Love」
ジャジー&フォーキー&ブルージーなバランスが絶妙な1曲。しみじみとした感じがいいですね。

「Chasing Dreams」
タイトル曲はJack Johnson好きの人あれば気に入るはず!さり気なさが魅力のアコースティック・メロウです。
https://www.youtube.com/watch?v=WKpoDQKtIGU

「Down the Road」
緩急つけたリラックスしたグルーヴが休日モードっぽいですね。スカ調のアップテンポがいい感じです。

「Try」
哀愁モードのアコースティック・グルーヴ。女性ヴォーカルも加わり、フォーキー・ソウルっぽい雰囲気もあります。

「Look Away」
プログラミングも取り入れたジャジー・グルーヴ。このグループの音楽性の幅の広さを感じることができます。

「What's An Innner Session?」
インタールード。

「Music」
グルーヴィー感が心地好いサーフ・ロックな1曲に仕上がっています。グルーヴィーなオルガンがいい感じえす。

「Yesterday」
美しいアコースティック・メロウ・バラード。8月31日の気分にピッタリです。

「X Marks the Spot」
派手さはありませんが、彼らのセンスを感じる1曲。これぞモダンなハワイアン・グルーヴといったところでしょうか。

「Round and Round」
味のある哀愁メロウ。今回聴き直してみてコレが一番気に入ったかも?聴くば聴くほど胸に染み入ります。

「Your Love」
ラストはしっとりとしたメロウ・バラードで締め括ってくれます。

慌ただしかった8月も終わり。9月は穏やかに過ごしたいなぁ・・・
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