2019年05月22日

Cannonball Adderley Quintet『Country Preacher』

人気曲「Walk Tall」収録のライブ☆Cannonball Adderley Quintet『Country Preacher』
カントリー・プリーチャー
録音年:1969年
ez的ジャンル:ジャズ巨人系ソウル・ジャズ/ファンク
気分は... :罪悪感と快感と・・・

昨日の昼の大雨は激しかったですね。
僕の場合、外出先で用事が早く済んだので、大雨の中、昼から知人と寿司屋で酒宴モードに・・・まぁ、これも個人事業主の特権ということで。

今回はジャズ・サックスの巨人Cannonball Adderleyのライブ・アルバム『Country Preacher』(1969年)です。

大物ジャズ・アルトサックス奏者Julian "Cannonball" Adderley(1928-1975年)について、当ブログでこれまで紹介したのは以下の4枚。

 『Cannonball's Bossa Nova』(1962年)
 『Mercy, Mercy, Mercy!』(1966年)
 『Inside Straight』(1973年)
 『Love, Sex, And The Zodiac』(1974年)

Capitolからリリースされた本作は、1969年10月にシカゴで行われた黒人運動指導者Jesse Jackson牧師が主催した集会Operation BreadbasketにCannonball Adderley Quintetが招かれ、演奏した時のライブ録音です。

メンバーはCannonball Adderley(as、ss)、Nat Adderley(cornet、vo)、Joe Zawinul(key)、Walter Booker(b)、Roy McCurdy(ds)という5名。

プロデュースはDavid Axelrod

Hip-Hop世代にもお馴染みのジャズ・ファンク・クラシック「Walk Tall」、ゴスペル調のタイトル曲「Country Preacher」、強力なジャズ・ファンク「Hummin'」、約15分40秒の一大ジャズ絵巻「Afro-Spanish Omlet」など聴き応え十分のライブです。

サンプリング・ソースとなっている楽曲も多いので、Hip-Hopファンも要チェックを!

全曲紹介しときやす。

「Walk Tall」
Joe Zawinul/Esther Marrow/James Rein作。ジャズ・ファンク・クラシックとして人気の高い演奏ですね。個人的にもCannonball Adderleyのレパートリーで一番好きです。Jesse Jacksonによるイントロダクションに続き、演奏がスタートします。キャッチーなホーン・サウンドのジャズ・ファンクで会場も大いに盛り上がります。
https://www.youtube.com/watch?v=JtTz26lVQWE

当ブログでも紹介したA Tribe Called Quest「Footprints」Brand Nubian「Concerto in X Minor」等のサンプリング・ソースとなっています。 ATCQの場合、演奏本編ではなくJesse Jacksonによるイントロダクション・ネタですが・・・
Brand Nubian「Concerto in X Minor」
 https://www.youtube.com/watch?v=nBM2C97Mdhg

「Country Preacher」
Joe Zawinul作。こういったゴスペル・タッチの曲がZawinul作というのが興味深いですね。会場の臨場感が伝わってくるのもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=XwvWKcNE0cI

Pete Rock & C.L. Smooth「Return of the Mecca」、Pharoahe Monch「Push」等のサンプリング・ソースとなっています。
Pete Rock & C.L. Smooth「Return of the Mecca」
 https://www.youtube.com/watch?v=R8k5PPMdKz4
Pharoahe Monch「Push」
 https://www.youtube.com/watch?v=yYtjASjsvzM

「Hummin'」
Nat Adderley作。作者Nat Adderleyのプレイが印象的なジャズ・ファンク。このカルテットの漆黒のファンクネスを存分に楽しめす。
https://www.youtube.com/watch?v=XI9kMSZ28vE

Roy AyersQuincy Jonesがカヴァーしています。
Roy Ayers「Hummin'」
 https://www.youtube.com/watch?v=J3il2aGVUZI
Quincy Jones「Hummin'」
 https://www.youtube.com/watch?v=ml8HXGxpKus
また、De La Soul feat. Common「The Bizness」、3rd Bass「Green Eggs and Swine」、Maestro Fresh Wes「Another Funky Break (From My Pap's Crate)」、Da King & I「This Is How We Do」、J Dilla「DD.005」のサンプリング・ソースとなっています。
De La Soul feat. Common「The Bizness」
 https://www.youtube.com/watch?v=ONtXSlRjcMk
3rd Bass「Green Eggs and Swine」
 https://www.youtube.com/watch?v=cjfomGuSsLI
Maestro Fresh Wes「Another Funky Break (From My Pap's Crate)」
 https://www.youtube.com/watch?v=dBo7IdEMEIY
Da King & I「This Is How We Do」
 https://www.youtube.com/watch?v=h7SD5db0wbE
J Dilla「DD.005」
 https://www.youtube.com/watch?v=zETtUwD9OYI

「Oh Babe」
Nat Adderley/Cannonball Adderley作。Nat Adderleyのヴォーカル入りのブルース。手拍子で会場が一体化していくのがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=DXWOlGU7Fzo

Atmosphere「Guns and Cigarettes」のサンプリング・ソースとなっています。
Atmosphere「Guns and Cigarettes」
 https://www.youtube.com/watch?v=PoD6YRzofZk

「Afro-Spanish Omlet」
Nat Adderley作の「Umbakwen」、Walter Booker作の「Soli Tomba」、Joe Zawinul作の「Oiga」、Cannonball Adderley作の「Marabi」という4曲の組曲。各人のソロをフィーチャーしながら、約15分40秒の緩急織り交ぜた一大ジャズ絵巻を展開します。特に、終盤のCannonball Adderleyの軽快なアルト・ソロが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=_fCvXXjRe-M

The Beatnuts feat. V.I.C.「World's Famous」、Large Professor「Large Pro:Verbs」、O.C.「Kevvy Kev Promo」のサンプリング・ソースとなっています。
The Beatnuts feat. V.I.C.「World's Famous」
 https://www.youtube.com/watch?v=JEOKmqnnCTY
Large Professor「Large Pro:Verbs」
 https://www.youtube.com/watch?v=OOT2liz_p-8
O.C.「Kevvy Kev Promo」
 https://www.youtube.com/watch?v=rOkYshlcGGU

「The Scene」
Joe Zawinul/Nat Adderley作。メンバー紹介を兼ねた軽快な演奏で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZJo9GNQHxVk

Cannonball Adderleyの過去記事もご参照ください。

『Cannonball's Bossa Nova』(1962年)
キャノンボールズ・ボサノバ

『Mercy, Mercy, Mercy!』(1966年)
マーシー・マーシー・マーシー

『Inside Straight』(1973年)
Inside Straight

『Love, Sex, And The Zodiac』(1974年)
ラヴ・セックス・アンド・ザ・ゾディアック
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2019年05月09日

Gary McFarland『Scorpio And Other Signs』

12星座をテーマにした万華鏡のような音世界☆Gary McFarland『Scorpio And Other Signs』
gary mcfarland scorpio and other signs.jpg
発表年:1968年
ez的ジャンル:万華鏡ジャズ/ポップ/ラウンジ
気分は... :僕の星座はどんな音?

名アレンジャー/ヴァイヴ奏者Gary McFarland『Scorpio And Other Signs』(1968年)です。

これまで当ブログで紹介したGary McFarland作品は以下の5枚。

 The Gary McFarland Sextet『Point Of Departure』(1963年)
 『Soft Samba』(1964年)
 『Does the Sun Really Shine on the Moon』(1968年)
 『Today』(1969年)
 Gary McFarland/Peter Smith『Butterscotch Rum』(1971年)

本作『Scorpio And Other Signs』(1968年)は12星座をテーマにした12曲が収録された作品です。

名アレンジャーMcFarlandらしいジャズ、ポップ、ロック、R&B、ラテン/ボサノヴァなど多彩なサウンドを駆使した万華鏡のような音世界を満喫できます。

どの曲もキャッチーですが、ヒップな魅力がある「Take Care ... Beware (Capricorn)」、ヴァイヴの響きがロマンティックな「Days Dipped In Dreams (Pisces)」、女性ヴォーカル入りのモッド・ジャズ「Trying To Find A Way (Aries)」、スキャット入りボッサ「Thanks, But No Thanks (Gemini)」、お茶目なラテン・リズムの「Can't Help Dancing (Libra)」The Baron Von Ohlen Quartetの格好良いカヴァーでも知られるグルーヴィーな「Runaway Heart (Scorpio)」あたりがおススメです。

あなたの星座の楽曲はどんなサウンドなのか、チェックするのも楽しいのでは?

全曲紹介しときやす。

「Take Care ... Beware (Capricorn)」
「やぎ座」。ドリーミーな優雅さとスリリングな緊張感が交錯します。クラブジャズ好きが気に入りそうなヒップな魅力もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=OhpuxCdtRuc

「Whatever - Whenever (Aquarius)」
「みずがめ座」。ゆっくりと時が流れていくような叙情的サウンド。素敵なホーン&ストリングス・アレンジと口笛が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=ejzwLpJ-6iE

「Days Dipped In Dreams (Pisces)」
「うお座」。ヴァイヴの響きが心地好いピュアでロマンティックな1曲。美しくも繊細な音世界がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=UcfDG3Mx7sw

「Trying To Find A Way (Aries)」
「おひつじ座」。女性ヴォーカル入りのモッド・ジャズは実にヒップです。吸い込まれそうな妖しい魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=g_XTRheOYU8

「No Other Way (Taurus)」
「おうし座」。どことなく寂しげな哀愁ジャズ・グルーヴ。アシッドな雰囲気もあります。グルーヴィーなオルガン、涼しげなフルートが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=nDoKfZDb9wM

「Thanks, But No Thanks (Gemini)」
「ふたご座」。スキャット入りのメロウ&ソフトリーなラウンジ・ボッサ。McFarlandお得意のパターンですね。
https://www.youtube.com/watch?v=CAJAW9PoQuI

「Sad Eyes (Cancer)」
「かに座」。タイトルの通り、哀愁のジャジー・サウンドが静かに流れていきます。ミュート・トランペットの寂しげな響きがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=H1WCqY9ZiIk

「Long Live The King (Leo)」
「しし座」。誇り高き獅子のごとく、気高いサウンドが躍動します。メリハリの効いたMcFarlandのアレンジ・センスが冴えます。
https://www.youtube.com/watch?v=gpi40CUDI1o

「Close Your Eyes And Follow Me (Virgo)」
「おとめ座」。眼を閉じて聴けば、そこには楽園があるはず・・・哀愁ギターに美しくも儚いムードが漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=iJQ3vWXbL0w

Square One「Dayz to Come」のサンプリング・ソースとなっています。
Square One「Dayz to Come」
 https://www.youtube.com/watch?v=SC4kHdP-Lcs

「Can't Help Dancing (Libra)」
「てんびん座」。お茶目なラテン・リズムの楽しげなメロウ・ラウンジ。小躍りするようなフルートが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=hS3VFuScA4A

「Runaway Heart (Scorpio)」
「さそり座」。軽やかなヴァイヴの音色が映えるグルーヴィーな仕上がり。ダイナミックかつソフトリーな感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=S_QNuOan-tc

The Baron Von Ohlen Quartetの格好良いカヴァーも要チェック!
The Baron Von Ohlen Quartet feat. Mary Ann Moss「Runaway Heart」
 https://www.youtube.com/watch?v=KPaRmpGIFqI

「I Don't Need The Rain To See The Rainbows (Sagittarius)」
「いて座」。ピアノ&ヴァイヴが印象的なビューティフル・サウンドでロマンティックに締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=0hg8bhOLT-M

Gary McFarlandの過去記事もご参照下さい。

The Gary McFarland Sextet『Point Of Departure』(1963年)
ポイント・オブ・デパーチャー

『Soft Samba』(1964年)
ソフト・サンバ

『Does the Sun Really Shine on the Moon』(1968年)
ダズ・ザ・サン・リアリー・シャイン・オン・ザ・ムーン?(紙ジャケット仕様)

『Today』(1969年)
トゥデイ  (紙ジャケット仕様)

Gary McFarland/Peter Smith『Butterscotch Rum』(1971年)
バタースコッチ・ラム
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2019年04月29日

Stanley Turrentine『Rough 'N Tumble』

Duke Pearsonアレンジ、Blue Mitchell、McCoy Tyner、Grant Green参加☆Stanley Turrentine『Rough 'N Tumble』
ラフ・ン・タンブル
録音年:1966年
ez的ジャンル:ビッグ・コンボ・ソウルフル・ジャズ
気分は... :編集の妙・・・

今回はソウルフル&ブルージーなジャズ・サックス奏者Stanley Turrentine『Rough 'N Tumble』(1966年)です。

Stanley Turrentine(1934-2000年)の紹介は、『Easy Walker』(1967年)、Stanley Turrentine with The Three Sounds名義の『Blue Hour』(1960年)に続き3回目となります。

本作『Rough 'N Tumble』(1966年)は、Duke Pearsonをアレンジャーに迎えたビッグ・コンボ作品です。Oliver Nelsonをアレンジャーに起用した『Joyride』(1965年)のビッグ・バンド路線を受け継いだ作品となっています。

レコーディング・メンバーはStanley Turrentine(ts)以下、Blue Mitchell(tp)、James Spaulding(as)、Pepper Adams(bs)、McCoy Tyner(p)、Grant Green(g)、Bob Cranshaw(b)、Mickey Roker(ds)。

曲構成としては、「What Could I Do Without You」(Ray Charles)、「Shake」(Sam Cooke)、「Feeling Good」(Nina Simone)、「Walk On By」Dionne Warwick)といったソウルや当時のヒット曲のカヴァーが目立ちます。

主役のTurrentine以外にもBlue MitchellMcCoy TynerGrant Greenといったネーム・バリューのあるミュージシャンが揃っていますが、そうしたミュージシャンの個性よりも、Duke Pearsonのアレンジ・センスを生かしたアンサンブルの妙が印象的です。

ビッグ・コンビならではの鮮やかなアンサンブルとTurrentineのソウルフルな持ち味の組み合わせを楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「And Satisfy」
Ronnell Bright作。Turrentineらしいソウルフル&ブルージーな演奏を楽しめます。続くMitchell、Greenのソロもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=H92-3QsT96g

「What Could I Do Without You」
Ray Charlesのカヴァー。Tynerの小粋なピアノが冴えるソウルフル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ohwyE0HBsms

「Feeling Good」
ミュージカル『The Roar of the Greasepaint – The Smell of the Crowd』挿入歌をカヴァー(Anthony Newley/Leslie Bricusse作)。Nina Simoneヴァージョンでもお馴染みの曲。当ブログではShirley ScottDwight Trible With Matthew Halsallのカヴァーを紹介済みです。Pearsonのアレンジの妙を感じる素晴らしいアンサンブルを満喫できます。寛いで酒でも飲みながら聴きたい演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=Xa4UECLqR7E

「Shake」
Sam Cooke作のカヴァー。ファンキー&グルーヴィーなソウル・ジャズに仕上がっています。鮮やかな三管ホーン隊が印象的です。また、こういうグルーヴィーな演奏にはGreenのギターが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=RGbWAAbU0rA

「Walk On By」
Dionne Warwickのヒットでお馴染みのBurt Bacharach/Hal David作品をカヴァー。お馴染みのヒット曲をムーディー&ソウルフルに聴かせてくれます。このあたりもPearsonのアレンジ・センスでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=zybdpkpmiJo

名曲「Walk On By」に関して、当ブログではDionne Warwickヴァージョン以外に、Cal TjaderAverage White BandGloria GaynorThe Four King CousinsThe CarnivalPucho & The Latin Soul BrothersGimmicksChristopher ScottRobin McKelle & The FlytonesEnoch LightGabor SzaboThe Afro Blues Quintet Plus Oneのカヴァーを紹介済みです。ご興味のある方はそれらの記事もご参照下さい。

「Baptismal」
John Hines作。ラストも素敵なアンサンブルが映えます。ブルージーながらも颯爽とした演奏がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=bK-OvDgZchU

Stanley Turrentineの過去記事や60年代半ば〜後半の他作品もチェックを!

Stanley Turrentine with The Three Sounds『Blue Hour』(1960年)
ブルー・アワー

『A Chip Off the Old Block』(1964年)
Chip Off the Old Block

『Hustlin'』(1965年)
Hustlin'

Shirley Scott and Stanley Turrentine『Blue Flames』(1965年)
Blue Flames

『Joyride』(1965年)
ジョイライド

『Let It Go』(1967年)
レット・イット・ゴー

『The Spoiler』(1967年)
ザ・スポイラー

Stanley Turrentine『Easy Walker』(1967年)
イージー・ウォーカー+2

『The Look of Love』(1968年)
ザ・ルック・オブ・ラヴ

Stanley Turrentine Featuring Shirley Scott『Common Touch』(1968年)

stanley turrentine common touch.jpg
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2019年04月12日

Brigitte Bardot『Show』

人気女優のTVショー・サントラ☆Brigitte Bardot『Show』
ブリジット・バルドー・ショー+13(紙ジャケット仕様)
発表年:1968年
ez的ジャンル:イェイェ系フレンチ・ポップ
気分は... :ジャケ買い!

フランスのセックス・シンボルであった人気女優Brigitte Bardot『Show』(1968年)です。

本作は1968年1月に放送されたBrigitte BardotのTVショーのサントラです。

TVショーにはSerge GainsbourgSacha Distelらが共演し、特にSerge Gainsbourgとは本作をきっかけに、共演アルバム『Bonnie And Clyde』(1968年)が企画されました。

中古CDショップでBrigitte Bardotの名とセクシー・ジャケを見て、即購入してしまいました(笑)

中身はデビュー以来、Bardotの楽曲を手掛けているJean-Max Riviere/Gerard Bourgeoisコンビの楽曲が8曲、Serge Gainsbourg作品が2曲、さらにFrancis Lai作のインストが5曲収録されています。

Serge Gainsbourg作の「Harley Davidson」「Contact」、1966年のシングル「Mister Sun」、フレンチ・ポップらしい雰囲気の「Ce N'est Pas Vrai」、軽快なフォーキー「Gang Gang」、溌剌とした「Oh Qu'il Est Vilain」Francis Lai作の「Saint-Tropez」あたりがおススメです。

セクシー・ジャケ好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Harley Davidson」
Serge Gainsbourg作。1967年のシングル。ロック・ビートに乗って、Bardotのセクシー・ヴォーカルが妖しく迫ってきます。サイケなアクセントもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=ai2As4XFZDY

「Marseillaise Generique」
Francis Lai作。フランス国歌を引用した軽快なインスト。
https://www.youtube.com/watch?v=a3GyhCsQEnQ

「Mister Sun」
Eileen/Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。1966年のシングル。Bardotのセクシー・ヴォーカルに悩殺されます!
https://www.youtube.com/watch?v=CzysmjREIqM

「Ay Que Viva La Sangria」
Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。少しスパニッシュ・テイストの楽しげな1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=6vJBY0JMdWg

「Ce N'est Pas Vrai」
Eileen/Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。フランス語の語感を感じるフレンチ・ポップらしい雰囲気の1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=mBG2IWkKYj0

「Gang Gang」
Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。シングル「Mister Sun」のB面曲。軽快なフォーキー調フレンチ・ポップ。
https://www.youtube.com/watch?v=FGhqisFaENc

「Saint-Tropez」
Francis Lai作。ガールズ・ポップ好きの人は気に入るであろうキュートな1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=auTWWLVu_gc

「Port Grimaud」
Francis Lai作。美しいストリングスを配したインスト。

「Oh Qu'il Est Vilain」
Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。1966年EP「Le Soleil」収録曲。溌剌としたBardotのヴォーカルが映えるパーカッシヴなフォーキー・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=weNA0SEFpQw

「Paris」
Francis Lai作。美しくも切ない哀愁モードのインスト。

「Je Reviendrai Toujours Vers Toi」
Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。1966年EP「Le Soleil」収録曲。フランス語の響きが胸に染み入るビューティフル・ソングをしっとりと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=teXVUQuUKUE

「On Demenage」
Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。1966年EP「Le Soleil」収録曲。ヘタウマ・ヴォーカルが映える楽しげな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Z0YgWfLBBTA

「Le Diable Est Anglais」
Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。ロック・サウンドをバックに、レイジーなヴォーカルで挑発します。
https://www.youtube.com/watch?v=vnZiEcrkQ6o

「David B...」
Francis Lai作。バロック調の美しい調べを聴けます。

「Contact」
Serge Gainsbourg作。シングル「Harley Davidson」のB面曲。サイケ&コズミックなサウンドとBardotの悩殺ヴォーカルの組み合わせがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=1SE_K7SSDKg

僕が保有するCDはオリジナル15曲のみ収録ですが、最近の国内盤再発CDにはボーナス・トラック13曲が追加されています。

Brigitte Bardotの他作品もチェックを!

『Brigitte Bardot』(1963年)
ベベは歌う+3(紙ジャケット仕様)

『B.B.』(1963年)
ビバ! バルドー/B・Bのシャンソン・アルバム+3(紙ジャケット仕様)

『Brigitte』(1963年)
Brigitte

Serge Gainsbourg Et Brigitte Bardot『Bonnie And Clyde』(1968年)
Bonnie & Clyde

『Brigitte Bardot』(1986年)
ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
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2019年04月03日

Phil Moore III & The Afro Latin Soultet『Afro Brazil Oba!/Wild!』

USラテン・ジャズ・プロジェクト☆Phil Moore III & The Afro Latin Soultet『Afro Brazil Oba!/Wild!』
アフロ・ブラジル・オバ!+ワイルド!
発表年:1966/67年
ez的ジャンル:USラテン・ジャズ・プロジェクト
気分は... :ワイルドだぜ!

今回はUS鍵盤奏者Phil Moore IIIが率いるラテン・ジャズ・プロジェクトPhil Moore III & The Afro Latin Soultet『Afro Brazil Oba!/Wild!』(1966/67年)です。

本作はPhil Moore III & The Afro Latin Soultet Introducing Leni Groves名義の『Afro Brazil Oba!』(1967年)およびThe Afro Latin Soultet Featuring Phil Moore III名義の『Wild!』(1966年)の2in1CDです。
※ジャケは『Afro Brazil Oba!』をベースにしたもの

女性シンガーLeni Grovesをフィーチャリングした『Afro Brazil Oba!』(1967年)の方がお馴染みかもしれません。

ちなみに、ライナー・ノーツによれば、このLeni Grovesは70年代にセッション・シンガーとして数多くの有名作品に参加したLani Grovesと同一人物らしいです。

『Afro Brazil Oba!』(1967年)のレコーディング・メンバーはPhil Moore III(p、org)以下、Leni Groves(vo)、Joe Pass(g)、Joe Comfort(b)、Clarence Johnston (ds)、Francisco Aguabella(congas、per)、Hadley Caliman(ts、fl)。Gil Fullerがアレンジを手掛けています。

一方のThe Afro Latin Soultet Featuring Phil Moore III名義の『Wild!』(1966年)は、プエルトリコでのライブ・レコーディング作品。

レコーディング・メンバーはPhil Moore III(p)以下、Chauncey Locke(tp)、Jack Fulks(as、fl)、Vance Matlock(b)、Leroy Brooks(ds)、Moises Obligacion(congas)。

Jack FulksMoises ObligacionThe Afro Blues Quintet Plus Oneのメンバーです。

個人的には、ヴォーカルものが多い『Afro Brazil Oba!』(1967年)メインのつもりで購入したのですが、実際に聴いてみると、インストのみの『Wild!』(1966年)の格好良さにシビれました。

『Afro Brazil Oba!』であれば、Leni Grovesのヴォーカルをフィーチャーした「Batucada」「I Want Your Kiss」「What Is Wrong With Grooving」あたりがおススメです。

『Wild!』であれば、「Afro Breed」「Afro Freakout」「Afro Soul」というタイトルにAfroが付く3曲、さらには「Get Ready」「So There You Are」あたりがおススメです。

全曲紹介しときやす。

「I Want Your Kiss」
Adylson Godoy/Gil Fuller作。妖しげなオルガンの音色が響くラテン・ジャズ。Leni Grovesの艶やかなヴォーカルも印象的です。

「The Eighth Day」
Phil Moore III作。インストのボッサ・ジャズ。アシッドなオルガンの音色が独特の雰囲気を醸し出します。

「He's Coming My Way」
C. Barnard作。名手Joe Passのギターと共に始まるロマンティックなバラード。Leni Grovesがしっとりと歌い上げます。

「Midnight Blue」
Phil Moore III作。ミッドナイトな雰囲気のオルガン・ラテン・ジャズ。ムーディーなサックスがミッドナイト気分を盛り上げます。

「Batucada」
Walter Wanderleyでお馴染み、Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作の名曲をカヴァー。オリジナルは『Samba '68』(1968年)に収録されています。小粋なオルガン・ジャズ・サンバをバックに、Leni Grovesのヴォーカルが躍動する好カヴァーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=zIqV6N1sK3Y

当ブログではWalter Wanderleyヴァージョン以外に、Sergio Mendes & Brasil'66Sonido 5のカヴァーも紹介済みです。

「Prece A Chuva」
Adylson Godoy/Gil Fuller作。ムーディーなサウンドをバックに、Leni Grovesがエモーショナルに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=foj7RIrfETg

「Lavender Lady」
Gil Fuller作。Joe Passのロマンティックなギターを楽しむインスト。

「Watching Pretty Raindrops」
C. Barnard作。ロマンティックなボレロをLeni Grovesがしっとりと歌い上げます。

「Recorda Me」
Joe Henderson作品をカヴァー。
オリジナルは『Page One』(1963年)に収録されています。ライトなオルガン・ボッサ・グルーヴが心地好いです。
https://www.youtube.com/watch?v=lGB8w7QcpZo

「What Is Wrong With Grooving」
Hugh Masekela作。『Afro Brazil Oba!』のラストはLeni Grovesのエモーショナルなヴォーカルで締め括ってくれます。ライトなパーカッシヴ感が心地好いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=v5JGHcFLpb4

ここまでが『Afro Brazil Oba!』収録曲です。

「I Couldn't Live Without Your Love」
『Wild!』のオープニングはPetula Clark、1966年のヒット曲をカヴァー(Jackie Trent/Tony Hatch作)。ワイルドに躍動するラテン・グルーヴです。

「Afro Breed」
グルーヴィーなブーガルー。パーティー・モードで盛り上げてくれます。。

「Get Ready」
The Temptationsのカヴァー(Smokey Robinson作)。アッパーなラテン・グルーヴ。ヒップな魅力があります。

「Afro Freakout」
Phil Moore IIIのアタッキングなピアノが躍動するヒップな演奏です。スウィンギン・ロンドン好き人にもフィットするはず!

「Afro Soul」
涼しげなフルートがナビゲートする軽やかでパーカッシヴな演奏です。

「So There You Are」
鮮やかなホーン・アンサンブルが格好良いラテン・ジャズ。モーダルな魅力もあります。

「The Sheik」
ラテン・ジャズ版「Cantaloupe Island」みたいな雰囲気がいいですね。

「Montuno」
ラストはPhil Moore IIIのピアノと共にエレガントに疾走するラテン・ジャズで締め括ってくれます。

年度末の残務が一区切りし、ようやく新年度モードへ!
今年度は変化すべきタイミングかも?
全ては自分次第!心技体を整えるべし・・・
posted by ez at 03:57| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする